空を見上げて

戸田先生と、愉快な仲間たちの伐採授業 今年の目玉は、馬搬です!

弊社が、先日の森林浴や森林セラピーに取り組むのは、単にそれの効果を期待しているからだけではありません。

今年の企画である、「戸田先生と、愉快な仲間たちの伐採授業」に大きく関連するからなのです。

企画自体は、一般的には木材利用と思われがちな一面があります。
しかし、本当の趣旨は森林遷移と人と森の関りから、継続的に同じ森にかかわり人も森もそして技術も伝え続けていくこと、を旨としています。

その中で、林業や木材生産だけを目的として見られがちな山ですが、それだけではない山の価値やかかわり方を体現することも、私たちの企画の趣旨であることを、今年は大きく打ち出していく予定なのです。

そこにかかわるのが、森林セラピーや木材セラピーであり、そして今年の目玉となるであろう「馬搬(ばはん)」によるホースセラピー。


馬搬試行


馬搬。
(伐った木などを)馬で運ぶこと。
効率が求められる林業においては、現在ほぼ行われることのない搬出方法。
2019年に試験的に取り組んだ馬搬ですが、今年は本格的に伐採木の搬出に取り組んでいきます。

馬搬を行うことには様々なメリットや意味があるのですが、生物と森の関りや人との関係を学ぶとともに、馬に触れることによる癒しやリラックスの効果も体験してもらえると、森林セラピーとの相乗効果が一層大きく表れると期待しています。

材木屋が木を伐ることは、商売として当たり前と考えるでしょう。
しかし、本当のところは木材製品を販売する街の材木屋さんは木を伐ることは一切ありません。
原木を製材する製材所さんも、市場で伐採された丸太を仕入れるのですから。

その街の材木屋である弊社が、立木を伐採する意味とそこに馬を連れてくる意味。

話し出すと長くなりますが、皆さんにはそれを実際に感じてもらえる機会となります。
一般的なイベントではありませんが、今年を皮切りに一般参加もできるようにしていくつもりです。


木曽馬


そしてそこから、街の材木屋の目指すこと。
それから伝えたいことと、続けていかねばならないことを知ってもらう機会としたいのです。

今年は弊社のフィールドで、仲間とともに活躍するのはお馬さんです。
小さな材木屋の小さな企画だからこそ意味がある、馬搬。
儲かるかどうかではなく、取り組むべきこと。

弊社の取り組みから、様々なことを考えるきっかけとなるように、今年は一層力を入れています。
こんな変わった街の材木屋に、清きエールを(笑)!


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木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ!