茨木市のお客様の要望を茨木市の大工さんが、茨木市の材木屋の無垢材で!!
弊社は創業からおよそ70年、実店舗を構え営業を続けています。
古くは現代の様に通信機器も進歩していない中で、店舗周辺の皆さんとのお仕事で業務を続けていました。
しかし、この10年ほどの時代の変化で、今までではありえない様な遠方のお客様に喜んでいただけるような木材の商いをできるようになりました。
そんな中だからこそ、反対に少なくなった店舗周辺でのお仕事。
建築様式の変化やハウスメーカーによる建築の増加で、意外と周辺の大工さんや工務店さんが、本物の木を使ってお仕事をされる機会が減っていました。
ですが今回、地元茨木市のお客様のために、茨木市に在住の若手こだわり大工さんが、茨木市に本拠をおく材木屋の無垢材を使っての仕事をしてもらいました!
むちゃんこカッコいい!!
テレビ台だそうです。
今時は量販店の家具屋さんに行けば、遠目で見るとこれと同じようなフォルムの木目調素材製品があると思います。
しかもお値段もお手頃で・・・
それをわざわざ大工さんが本物の木材で作る!!
ものすごく贅沢な事です。
近年は機械化が進み、このような本物の木材を使って大工さんが手で作るものを目にする機会が非常に少なくなっています。
手で造ろうが機械で加工しようが、材料が同じであれば同じものができる。
そう思うところですが、大工さんの手で造られたものには想いがあります。細部に気持ちがこもり工夫を施し、木材の癖や木目を見て組み上げていくことができます。
手で作るからこそ、作る人の温かさと想いがこもるのだと思います。
このようなフォルムもそう。
何気ないようなところに、木を活かし技術を活かし、本物をしっかりとカッコよく見せてくれています。
カウンターの木口。
年輪がしっかりと見えますよね。
本物の木が持つ、成長の証。
自然がはぐくんだ木材は、温かみのある人の手で、喜んでいただける人のもとへ届けたい。
今回使っていただいた木材は、弊社に20年以上出番を待っていたタモ材とナラ材。
活かしていただける大工さんの手によって、素晴らしい形になり次の何十年もいきていくことでしょう。
どんな無垢材のお仕事もありがたく楽しく嬉しいものですが、今回は使う方も作る方も、そして材料をだすものも茨木市の人間、ということでものすごく近い地域に良いものができた喜びを感じます。
もちろん、近くに限らず様々なところでいろいろな木材を使っていただけるべく、これからも良質な木材を探していきたいと思っています。
今回、とっておきの材を素晴らしい形に生まれ変わらせてくれた「井上建築 井上さん」、ありがとうございました!!
うちも、騒がしい息子たちが巣立っていったら作ってもらおうかしら・・・・・・(笑)
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