2024年04月28日
ひばあてあすなろ追記 番外編 やはり異なるあすなろとひば
どうでもいいこと、知りたい時ありませんか？！
多分、担当は嘲笑されているのです。
そんなこと、どうでもいいわと。
普通はどうでもいいかもしれません。
しかし、どうでもよくないと思ってきたから今日の担当があり、そこを気に入ってくれたお客様があるわけです。
今回も、どうでもいいこと投稿します！（笑）。
過日、FBつながりの方の投稿にアスナロを見つけました。
その時点で萌えますよね(^^♪
枝の曲がり、見てくださいよ。
それに幹の根曲がりに、この見事な芯腐れ！
萌えない材木屋がおかしい！！？
許可を得て掲載しているこの写真。
250年生といわれるそうです。
支障木として伐採されたそうですが、うーん・・・
立っていてほしいと思いながらも、近年の巨樹倒壊のニュースを聞くと懸命な判断だったのかもしれませんね。
いや、焦点はそこではなくて、天然生のアスナロだということです。
アスナロ・・・・
なんとも「深い」樹種。
植物学上なのか、木材流通上なのかによって考え方や捉え方は異なりますが、担当は断然植物学上＋木材流通のハイブリッド的視点！！
いや、それもそうですが、250年生の天然アスナロ、すごくないですか？
その時点で萌えなのに、アスナロに焦点をあてるなんて贅沢な・・・
基、どうして担当がここまで燃えるかというと、アスナロの定義があいまいだから。
木材としての定義、ですが業界の人でも理解している人が少なすぎる。
もちろん、理解している人はいるのだろうけれど、植物学上の分類と分布と性質を含めた木材としての分類を知る人には、今まで出会ったことがありません。
先の写真の伐倒に携わった方も、生粋の山人（やまんちゅ・・・敬愛の造語です）ですが、話を聞くと「確かに、青森ひばとはアスナロは違うように感じる」とのこと。
担当も、激しくその違いを認識している一人。
今までに、何度もお伝えしている「ひばあてあすなろ」や、後日製材のアスナロ羽目板の関連の記事ですが、植物学上のDNAでは、アスナロとヒノキアスナロの違いは記述があるものの、木材としてのヒバやアスナロやアテなどの詳細は、どの文献にもつまびらかにされていません。
それよりもむしろ、地域での理解や誤解、そして流布された迷信や言い伝え、木材業界の偏った情報により、正確に伝わっている情報が無さすぎる状況に困り果ててしまいます。
日本海川の京都府から福井県にかけては、「アテビ」と称して出荷される歴史があるものの、錆丸太（菌が入ったことを雅致と感じる丸太）での「アテ」と混同していたり、ひどい場面では陽疾（アテ）という木材の異常生長部分と誤解している業界人もおられて、もう情報錯綜どころではありません。
そういったところで、担当も研究者でなありませんから推測の域をでないものの、自身で製材したり材を加工したりした中で、やはりアスナロとヒノキアスナロの違いは存在し、材としては如実に異なるものがある、と理解しています。
しかし、その中でも産する場所による個性があり、違いが生まれることが整理されていないこともあり、混乱を招いているのだとも感じています。
もちろん、植物の分類は人間都合です。
しかし、これほど多様で美しく、そして個性的な魅力を持つ樹種たちを、個性ごとに理解しないのは失礼であり、知ることなしではもったいない！と思いませんか？！
ついつい、興奮してしまいました（汗）。
単に知りたいだけなのです。
個性を大事にしたい。それだけ。
そして、なにより五感で感じるヒノキアスナロの地域性の違いと、アスナロの地域性の違いを大切にしたい。
そう思ってのこだわりです。
材の用途や硬さによる区別などとは違う、単なる樹木と木材好きの材木屋のたわごと。
それは、嗅覚や触覚、視覚などで感じる明らかな違い。
それをいっしょくたんにすることなど、数百年の樹齢に失礼。
上の写真のアスナロも、樹齢250年以上！
もう、その美しさと香りにうっとりです。
はっきりとした証明が欲しいのではありません。
しかし、もっとこの、個性的な樹種の違いに少しでも興味と関心を持ってもらいたい。
それだけ。
樹木と木材へのこだわりの強すぎる材木屋の、個人的な分類による「ひばあてあすなろ」。
追記に追記を重ねるほど、魅力を理解いただけるのではないかと思っています。
おっと、派生してこんなものもあるんですよ。
ボカってなんだ？！！！
萌える〜！！！
ではなくて、ヒモロ杉！
ヒモロって何？！と思ったあなた！見込みあり（笑）。
杉じゃないの？
若しくは、スギの品種なの？
それとも単なるブランド流通名なの？！
いや〜、興味はつきませんよね。
因みに、これは岡山県の道の駅での写真です。
山陽山陰では、「ヒモロ」もしくは「モロ」表記となるこの樹種。
果たして杉なのか否か・・・
くぅ〜・・・
答えはネット検索で、、、、否、いつかの弊社ブログにて！
・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ
＊2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
＊消費税10％への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。（ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。）
木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。
・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
・無垢材と樹木が大好きな材木屋が配信する、きのむしラジオ | Podcast on Spotify
https://open.spotify.com/show/6HBMrFR3UFHaNLNfgdFE8l?si=ff6525ab5d0f464a
多分、担当は嘲笑されているのです。
そんなこと、どうでもいいわと。
普通はどうでもいいかもしれません。
しかし、どうでもよくないと思ってきたから今日の担当があり、そこを気に入ってくれたお客様があるわけです。
今回も、どうでもいいこと投稿します！（笑）。
過日、FBつながりの方の投稿にアスナロを見つけました。
その時点で萌えますよね(^^♪
枝の曲がり、見てくださいよ。
それに幹の根曲がりに、この見事な芯腐れ！
萌えない材木屋がおかしい！！？
許可を得て掲載しているこの写真。
250年生といわれるそうです。
支障木として伐採されたそうですが、うーん・・・
立っていてほしいと思いながらも、近年の巨樹倒壊のニュースを聞くと懸命な判断だったのかもしれませんね。
いや、焦点はそこではなくて、天然生のアスナロだということです。
アスナロ・・・・
なんとも「深い」樹種。
植物学上なのか、木材流通上なのかによって考え方や捉え方は異なりますが、担当は断然植物学上＋木材流通のハイブリッド的視点！！
いや、それもそうですが、250年生の天然アスナロ、すごくないですか？
その時点で萌えなのに、アスナロに焦点をあてるなんて贅沢な・・・
基、どうして担当がここまで燃えるかというと、アスナロの定義があいまいだから。
木材としての定義、ですが業界の人でも理解している人が少なすぎる。
もちろん、理解している人はいるのだろうけれど、植物学上の分類と分布と性質を含めた木材としての分類を知る人には、今まで出会ったことがありません。
先の写真の伐倒に携わった方も、生粋の山人（やまんちゅ・・・敬愛の造語です）ですが、話を聞くと「確かに、青森ひばとはアスナロは違うように感じる」とのこと。
担当も、激しくその違いを認識している一人。
今までに、何度もお伝えしている「ひばあてあすなろ」や、後日製材のアスナロ羽目板の関連の記事ですが、植物学上のDNAでは、アスナロとヒノキアスナロの違いは記述があるものの、木材としてのヒバやアスナロやアテなどの詳細は、どの文献にもつまびらかにされていません。
それよりもむしろ、地域での理解や誤解、そして流布された迷信や言い伝え、木材業界の偏った情報により、正確に伝わっている情報が無さすぎる状況に困り果ててしまいます。
日本海川の京都府から福井県にかけては、「アテビ」と称して出荷される歴史があるものの、錆丸太（菌が入ったことを雅致と感じる丸太）での「アテ」と混同していたり、ひどい場面では陽疾（アテ）という木材の異常生長部分と誤解している業界人もおられて、もう情報錯綜どころではありません。
そういったところで、担当も研究者でなありませんから推測の域をでないものの、自身で製材したり材を加工したりした中で、やはりアスナロとヒノキアスナロの違いは存在し、材としては如実に異なるものがある、と理解しています。
しかし、その中でも産する場所による個性があり、違いが生まれることが整理されていないこともあり、混乱を招いているのだとも感じています。
もちろん、植物の分類は人間都合です。
しかし、これほど多様で美しく、そして個性的な魅力を持つ樹種たちを、個性ごとに理解しないのは失礼であり、知ることなしではもったいない！と思いませんか？！
ついつい、興奮してしまいました（汗）。
単に知りたいだけなのです。
個性を大事にしたい。それだけ。
そして、なにより五感で感じるヒノキアスナロの地域性の違いと、アスナロの地域性の違いを大切にしたい。
そう思ってのこだわりです。
材の用途や硬さによる区別などとは違う、単なる樹木と木材好きの材木屋のたわごと。
それは、嗅覚や触覚、視覚などで感じる明らかな違い。
それをいっしょくたんにすることなど、数百年の樹齢に失礼。
上の写真のアスナロも、樹齢250年以上！
もう、その美しさと香りにうっとりです。
はっきりとした証明が欲しいのではありません。
しかし、もっとこの、個性的な樹種の違いに少しでも興味と関心を持ってもらいたい。
それだけ。
樹木と木材へのこだわりの強すぎる材木屋の、個人的な分類による「ひばあてあすなろ」。
追記に追記を重ねるほど、魅力を理解いただけるのではないかと思っています。
おっと、派生してこんなものもあるんですよ。
ボカってなんだ？！！！
萌える〜！！！
ではなくて、ヒモロ杉！
ヒモロって何？！と思ったあなた！見込みあり（笑）。
杉じゃないの？
若しくは、スギの品種なの？
それとも単なるブランド流通名なの？！
いや〜、興味はつきませんよね。
因みに、これは岡山県の道の駅での写真です。
山陽山陰では、「ヒモロ」もしくは「モロ」表記となるこの樹種。
果たして杉なのか否か・・・
くぅ〜・・・
答えはネット検索で、、、、否、いつかの弊社ブログにて！
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muku_mokuzai
