国産榧・国産一位・本鉄刀木(ほんタガヤサン)・台湾桧の入荷
先月に「国産榧、国産一位無垢角材」を御紹介した時に、売り切れになっている「金具不使用一位木製名刺ケース」をまた製作したくなってきた、と書いていましたが、やっぱり、製作にかかってしまいました(^_^)
今回はお伝えした通り「国産榧」、「国産一位」、「本鉄刀木(ほんタガヤサン)」、「台湾桧」の4樹種のラインナップ追加になります。
いつも通り、マニアックな組み合わせになって、ニンマリしながら製品が完成するのを心待ちにしているところです。
全てがしっかりとした乾燥材ですが、中でも国産榧、国産一位、台湾桧の3樹種は20年以上前の材ですから、すっかりカンカラカンです。
なかなかこんな材ないですよぉ!!
簡単に紹介しておくと、国産榧は碁盤をとることで知られる木材で、黄色っぽい材面に主張しすぎない木目、そしてかすかに香る特殊な芳香を持っています。硬すぎず、また軟らかすぎないという材です。
今時、国産の榧を探すのは大変ですから、とても稀少な材といえるでしょう。
そして弊社の記事では有名な国産一位。
以前からラインナップしていたんですが、大変好評を頂き在庫切れとなっておりました。
それが再入荷です。
朱色に近い独特な色合いと、桧や杉などの針葉樹の仲間としては硬めの材質と、適度な手触りの存在感はその木目とあいまって、他にはない良い雰囲気を醸し出してくれます。
本鉄刀木(ほんタガヤサン)は、以前から弊社の金具不使用木製名刺ケースの素材としてご紹介している世界三大唐木、「紫檀・黒檀・鉄刀木」のうちの一つで、重厚で堅牢な木材ですが、近年この樹種に似ていることから、アフリカ産の別の樹種「ウェンジ」や「パンガパンガ」を着脱色してタガヤサンとして販売しているところがあるくらい古くから珍重され、また稀少な樹種となっています。
わざわざ、「本」とつけているのは、本物という意味です。
そして、私が個人的に気に入っている台湾桧。
自宅にも数本昔の材を使用していますが、今では伐採輸出入禁止になっている超稀少樹種で、かなりの高樹齢の桧なので本当に木目が細かく、その独特の強い芳香は好みは分かれますが、銘木として主張するところの大きい優良材です。
以上の樹種を、今木取りしている最中です。
早ければ、来月初旬にも御紹介できるかもしれません。
いまからワクワクしています。
今までチェックしていただいていた方、「本紫檀・縞黒檀・・ときて、なんで鉄刀木がないねん!?」とおっしゃる方がおられましたが、これで解決。
早速ご購入いただかないと・・・・
皆さんも楽しみにしていてくださいね!