2008年12月03日
木製名刺ケース(名刺入れ)の素材について その7
今日と次回は超希少材!といっても過言ではないでしょう!!
神代木です。
神代木とは「じんだい」という名前から、そのまま「神様の時代の木材」というイメージをふくらませて下さい。少し大げさかもしれませんが、それ位の永い年月を経てきた木材が「神代」なんです。
1000年、1500年前に生きていた木が火山活動や河川の氾濫で、土中や水中に沈み、空気が遮断され、土中や水中の化学物質により変色し、その材は何とも雅な緑茶色〜濃灰黒色を発します。
掘り出された丸太を製材すると、今まで断たれていた空気に触れ、みるみるうちに上述した色合いに変色する様は生命の神秘というのでしょうか。素晴らしいものです。
その悠久の時を超えてこの時代に見い出された神代木の中でも、神代の「杉」というのはやはり日本の代表樹種だけあり比較的多数存在しますが、弊社が提供するのは神代の「朴」です。
もともと朴の木は、まな板に使用されたり彫刻、昔は下駄の歯に使われる、手触りがよく優しく温かみのある材です。
近年、良質な材の朴ですら少なくなってきているのに、そのうえ神代朴です。
色合いは通常の朴よりも木目の艶や光沢はありませんが、しっとりと落ち着いた色合いを持っています。
少し木のことを知っている方が見れば、「朴の木ですか」と聞かれることと思います。そこで、「半分正解ですねぇ・・・」とニヤリとしてください。
その後に「朴は朴でも神代です」とお話しすると、もうお相手はあなたにどんどん惹かれていく事と思います。
この商品は、朴の木の大きな葉のように何事も包み込める様な寛大な方に持っていただきたい銘品です。
※材のうちに黒いシミのようなものが入りますが、これも神代朴の色合いとしてご愛用下さい。
金具不使用神代朴(じんだいほお)木製名刺ケース(名刺入れ) 無塗装
素材:神代朴
価格:9720円(税込)
次回はいよいよ神代桧です。
*ご検討の前に、名刺ケースの特徴とご注意をご覧ください。
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