2025年03月13日
寒波終われば、花粉襲来?!
今年は寒波の大雪だったから、こりゃ四月もスキーか?!困ったなぁ(^^ゞ・・・と思っていたものの、例年4月上旬まで営業しているところも、知る限り3月30日までで終了となっているではないですか・・・
あたたかくなってきたとはいえ、まだまだハイシーズンという気分だったのに、あっという間にシーズンオフが近づいてくる・・・(涙)
そして、シーズンオフが近づいてくるとともにやってくるのが、花粉情報。
テレビも、視聴率がとれるからだろうけれども、しつこい位に「今年の飛散量は・・・」とか連日放送していますね・・・
少しまえですが、新聞記事にもありました。
「花粉襲来」
襲ってくるという表現になったのですね・・・
「撒き散らす」ともされています。
確かに、みなさんには襲われる位の感覚なのかもしれません。
担当は、物心ついたときから製材のオガ粉や、某県産のスギの香り(当時は生木しかなく、刺激臭に感じるものがあった)で、一年中鼻水を垂れていたものだから、花粉症と言い出した時は「春だけなのに、どうしてそんなに騒ぐのか?!」と思っていましたが、国民病と言われるまでになりましたね。

花粉症といいますが、花粉だけが純粋に悪なのではないと言われますね。
少し前のテレビでも放送されていましたが、その他の物質との結びつきで刺激される場合もありますから、とにかくスギをやり玉に挙げるのは、そろそろ控えてほしいところ。
とはいえ、原因の大きな一つですし急激にあたたかい日が増えることで一層花粉を「まきちらす」とされています。
そりゃ、スギやヒノキにしても樹木たちにとっては生きる手段。
沢山の生きる方法を残さないといけないと、頑張っているのかもしれません。
もしかしたら、異常気象や道路舗装で生長できる場所が限られること等を察しているのだろうか。
欧州の森林関係の本を読んでいると、まことしやかに木々の生存戦略が疑似的に記載されていますが、そこまでではないにしろ、多くの花粉を飛ばすには樹木としての根拠があるものだと想像します。
ニュースや新聞記事でも、森林の公益的機能を取り上げるときは、保水だ二酸化炭素の吸収だと言いますが、それはすべて人間側が期待しているだけのこと。
どこか木々に「させている」感が否めませんが、木々は人の事を考えてそうしているのではありません。
建築材料も、昔の様な材料と工法が受け入れられなくなったのは、しなければいけない仕事や工法ではなく、施主や社会が求めるものを、とりあえず形にするというように変わってしまい、そしてそこに人間側の都合や期待が大きくこめられているのだと思います。
木材利用も、今の様な無駄遣い(感じる)をしていると枯渇することになるでしょうし、その時には環境だ二酸化炭素だと言えなくなる様な気がします。
宮崎駿信者、というわけではないですがやはりこういった話題で思い浮かぶのは、風の谷のナウシカや天空の城ラピュタ。

土や水など環境への負荷の代償に、巨大な蟲や腐海の存在。
しかし、最終的には腐海が人の出した汚れを浄化してくれている、というアニメのナウシカのシーンは忘れません。
飛躍しましたが、自然を支配しているような現代人。
上から見たように、海や樹木や森林を語りますがそんなことを続けていると、将来は本当に蟲たちとの共生時代になるかもしれません。
その時までに、蟲笛位は使えるようになっておけねばなりませんね・・・・
小さな花粉から大きな妄想を膨らませる、そんな新聞記事でした。

・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ
*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)
木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。
・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
・無垢材と樹木が大好きな材木屋が配信する、きのむしラジオ | Podcast on Spotify
https://open.spotify.com/show/6HBMrFR3UFHaNLNfgdFE8l?si=ff6525ab5d0f464a
あたたかくなってきたとはいえ、まだまだハイシーズンという気分だったのに、あっという間にシーズンオフが近づいてくる・・・(涙)
そして、シーズンオフが近づいてくるとともにやってくるのが、花粉情報。
テレビも、視聴率がとれるからだろうけれども、しつこい位に「今年の飛散量は・・・」とか連日放送していますね・・・
少しまえですが、新聞記事にもありました。
「花粉襲来」
襲ってくるという表現になったのですね・・・
「撒き散らす」ともされています。
確かに、みなさんには襲われる位の感覚なのかもしれません。
担当は、物心ついたときから製材のオガ粉や、某県産のスギの香り(当時は生木しかなく、刺激臭に感じるものがあった)で、一年中鼻水を垂れていたものだから、花粉症と言い出した時は「春だけなのに、どうしてそんなに騒ぐのか?!」と思っていましたが、国民病と言われるまでになりましたね。

花粉症といいますが、花粉だけが純粋に悪なのではないと言われますね。
少し前のテレビでも放送されていましたが、その他の物質との結びつきで刺激される場合もありますから、とにかくスギをやり玉に挙げるのは、そろそろ控えてほしいところ。
とはいえ、原因の大きな一つですし急激にあたたかい日が増えることで一層花粉を「まきちらす」とされています。
そりゃ、スギやヒノキにしても樹木たちにとっては生きる手段。
沢山の生きる方法を残さないといけないと、頑張っているのかもしれません。
もしかしたら、異常気象や道路舗装で生長できる場所が限られること等を察しているのだろうか。
欧州の森林関係の本を読んでいると、まことしやかに木々の生存戦略が疑似的に記載されていますが、そこまでではないにしろ、多くの花粉を飛ばすには樹木としての根拠があるものだと想像します。
ニュースや新聞記事でも、森林の公益的機能を取り上げるときは、保水だ二酸化炭素の吸収だと言いますが、それはすべて人間側が期待しているだけのこと。
どこか木々に「させている」感が否めませんが、木々は人の事を考えてそうしているのではありません。
建築材料も、昔の様な材料と工法が受け入れられなくなったのは、しなければいけない仕事や工法ではなく、施主や社会が求めるものを、とりあえず形にするというように変わってしまい、そしてそこに人間側の都合や期待が大きくこめられているのだと思います。
木材利用も、今の様な無駄遣い(感じる)をしていると枯渇することになるでしょうし、その時には環境だ二酸化炭素だと言えなくなる様な気がします。
宮崎駿信者、というわけではないですがやはりこういった話題で思い浮かぶのは、風の谷のナウシカや天空の城ラピュタ。

土や水など環境への負荷の代償に、巨大な蟲や腐海の存在。
しかし、最終的には腐海が人の出した汚れを浄化してくれている、というアニメのナウシカのシーンは忘れません。
飛躍しましたが、自然を支配しているような現代人。
上から見たように、海や樹木や森林を語りますがそんなことを続けていると、将来は本当に蟲たちとの共生時代になるかもしれません。
その時までに、蟲笛位は使えるようになっておけねばなりませんね・・・・
小さな花粉から大きな妄想を膨らませる、そんな新聞記事でした。

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*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)
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