今回は少しマイルド(^^♪ スポルテッドのぶな、入荷です!
毎回毎回、お待たせしてすみません(汗)。
というか、待っていただくことが出来ないので毎度心苦しいことになっている木材。
それがスポルテッド材。
これぞ、天然素材の中での自然の産物ですので、入荷予定を聞かれても答える事が出来ないですし、インターネットの時代ですから検索すると、マイナーな弊社でも写真や記事がヒットするもんですから、有難いお問い合わせをいただく。
しかしながら、いつも「早い者勝ち」状態で、記事にする時点ではお尋ねを頂いたお客様が入荷分全て購入されるというパターンで、次のお尋ねを申し訳なくお断りすることになることの繰り返し・・・
そんなスポルテッド材が、また少量入荷しましたので今回はお尋ねが無いうちに公開!!
でも、今回の入荷材。
スポルテッドで想像されるような、黒色変色やそのほかの変色は控えめ。
ですので、スポルテッドはこういうものだ!!、というイメージとは異なる場合があるのでその点はご注意を!
チークもそうですが、「こうあるべき!」というイメージが大きな材や樹種については、適切な説明が必要。
今回の材も、菌が入っていった部分が全体ではなく木口から一部分だけのものや、皮の近くから深い部分には達していないもの、また全体的ではあるものの黒条ではなく白色系の変色になっているもの等です。
そのため、黒条を期待されている方にはおすすめするものではありません。
その代わり!と言っては何ですが、菌による浸食が軽度なことによって木質部分がしっかりと残っているのです。
通常、黒条がはっきりとしているものや菌の模様がはっきりしているものは、ほぼすべてが「触れると崩れそう」なほどに木質部分を維持できない物がほとんど。
それに比べると、このまま木工に使えるのでは?!と思ってしまうようなしっかり感です。
とはいえ、辺材部分には黒条状の模様があるものももちろんありますから、見せ方としては面白くなるような予感がします。
今回入荷した材は、他の用途のためにかなり多くの原木を製材したうちのいくつかで出たものですので、大きな丸太でもともとは良質なものが多かったのです。
比較的スポルテッド化する比率の高いぶな材ですが、菌が入りにくい芯材部分がしっかりとしている原木が多かったことも、通常は喜ばしいことなんですがスポルテッドを期待すると、芯材部分はなくてもいいと思ってしまう。
なんとも勝手な考え方ですが、通常は「腐れ」として敬遠されてしまうものを、反対にどんどん菌によって変色しろ!と思ってしまうのですからおかしなものです。
今回入荷も、どのような見せ方をして使っていただけるのか。
以前に紹介した、珍しい南洋材のスポルテッドも数枚ですが残っていますので、今回のぶな材と併せて、使ってみたい!!という方はお尋ねを下さいませ。
記事を見たのに既に無くなってる!、という心苦しさを防ぎたいということでの、入荷後のできるだけ早い公開ですが、今回も早い者勝ちにてどうぞ御免下さいませ。
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