2020年10月11日
UNIとFJとOPCとは・・・
業界用語というものは業界ごとにいろいろとあるもの。
拙記事の中でもよく出てくるのがUNI。
小学生が発音するとたぶん「ウニ」となってしまいますが(笑)、正しくは「ユニ」。
出来るだけ併記するようにしていますが、いきなり見せられると普通は読めませんよね。
無垢フローリングのお話しではよく出てくる、というか弊社の様に無垢一枚物フローリングを扱っていないお店では、あえて言われなくても全てUNI(ユニ)タイプなわけですが、実際そのUNIの部分がどのようになっているかを見る機会はないと思います。
ということで、見せちゃいます。

UNIフローリングの完成品がこちら。
フローリング表面には、異なる木目がつながる境界線がうっすらと見える状態で、横からみるとなにかギザギザが見えます。(楓の木目がうっすらで見えにくいですが・・・)
このギザギザがUNIタイプの基本。
UNIタイプというのは、フローリングの長さ方向で数枚の材をつなぎ合わせて1820mmなどの規定の長さにしたもの。
一枚物は一本の木材そのものから1820mmを切りだしますが、UNIタイプはカットされた木材を何枚かジョイントさせたものということ。
UNIというのはUNITEDを表しています。
つなぎ合わされている、という意味ですね。
そして、そのつなぎ目に使われるジョイント方法がFJで、先のギザギザのもとなのです。
実際にはこちら。

ギザギザとした形が2枚のフローリング原板に切り込まれています。
この2枚を合わせてみるとぴったり!
UNIタイプの無垢フローリングになるということです。
このつなぎ方をFJといい、Finger Joint の頭文字をとったものです。
写真をみると、確かに、手の指同士をつなぎ合わせてジョイントさせたようにも思えなくない?!

このつなぎ目がいくつかできるのがUNIタイプのフローリング。
それに対して一枚物のことを OPC と言ったりします。
これは One Piece の事を指していると言われますが、昔は単層フローリングとかソリッドタイプなどともいわれていました。
ソリッドって、かっこいいと思いますがすこし尖ったイメージですよね(笑)。
文章でいえば、繋いでいるか一枚のままかの違いですがUNIとOPCでは、実は製材や乾燥など製作工程にも違いがあるのです。
というか、違いを設けて製作しているところがある、というのが正しくて実際は区別していないところの方が多くあります。
それにもコストなど多様な事情があるのですが、もちろん弊社では区別して製作しています。
それぞれの特徴に合わせて・・・
なかなか見ることのない、UNIとFJ。
わかりましたか?
・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ
*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)
木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。
・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
拙記事の中でもよく出てくるのがUNI。
小学生が発音するとたぶん「ウニ」となってしまいますが(笑)、正しくは「ユニ」。
出来るだけ併記するようにしていますが、いきなり見せられると普通は読めませんよね。
無垢フローリングのお話しではよく出てくる、というか弊社の様に無垢一枚物フローリングを扱っていないお店では、あえて言われなくても全てUNI(ユニ)タイプなわけですが、実際そのUNIの部分がどのようになっているかを見る機会はないと思います。
ということで、見せちゃいます。

UNIフローリングの完成品がこちら。
フローリング表面には、異なる木目がつながる境界線がうっすらと見える状態で、横からみるとなにかギザギザが見えます。(楓の木目がうっすらで見えにくいですが・・・)
このギザギザがUNIタイプの基本。
UNIタイプというのは、フローリングの長さ方向で数枚の材をつなぎ合わせて1820mmなどの規定の長さにしたもの。
一枚物は一本の木材そのものから1820mmを切りだしますが、UNIタイプはカットされた木材を何枚かジョイントさせたものということ。
UNIというのはUNITEDを表しています。
つなぎ合わされている、という意味ですね。
そして、そのつなぎ目に使われるジョイント方法がFJで、先のギザギザのもとなのです。
実際にはこちら。

ギザギザとした形が2枚のフローリング原板に切り込まれています。
この2枚を合わせてみるとぴったり!
UNIタイプの無垢フローリングになるということです。
このつなぎ方をFJといい、Finger Joint の頭文字をとったものです。
写真をみると、確かに、手の指同士をつなぎ合わせてジョイントさせたようにも思えなくない?!

このつなぎ目がいくつかできるのがUNIタイプのフローリング。
それに対して一枚物のことを OPC と言ったりします。
これは One Piece の事を指していると言われますが、昔は単層フローリングとかソリッドタイプなどともいわれていました。
ソリッドって、かっこいいと思いますがすこし尖ったイメージですよね(笑)。
文章でいえば、繋いでいるか一枚のままかの違いですがUNIとOPCでは、実は製材や乾燥など製作工程にも違いがあるのです。
というか、違いを設けて製作しているところがある、というのが正しくて実際は区別していないところの方が多くあります。
それにもコストなど多様な事情があるのですが、もちろん弊社では区別して製作しています。
それぞれの特徴に合わせて・・・
なかなか見ることのない、UNIとFJ。
わかりましたか?
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*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)
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・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
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