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今年も開催 正倉院展


今年も紅葉のシーズンの少し前、この時期になりました。
毎年その展示物に興味を掻き立てられる、そう「正倉院展」。
10月29日から催されています。

なかでもやはり気になるのは、紫檀や黒柿を使ったものや香木の数々ですね!!
数年前も香木を一目見ようと、からくもレイトショー(?!)に滑り込んだ思い出があるのですが、今年はなんと、香木の宝物中の宝物「蘭奢待(らんじゃたい)」が出展されていますから、もう行きたくてウズウズしています。

蘭奢待














香木や蘭奢待については後日のコラムに譲るとして、今回皆さんには是非足を運んで欲しいのです。
というのは、新聞に掲載されていたのですが、今年はなんと、蘭奢待の香りを体験できる!!という企画があるのです!!!!!
数年前に、私が香木の香りをきくことができるといいのに・・・・と展示方法に要望を述べましたが、それがいよいよ現実となったようです。

新聞には蘭奢待の大きな写真が掲載されているのと同時に、「蘭奢待 甘い香り?」なんて見出しがついているので、「蘭奢待がかげるのかぁ!!!??」とものすごく興奮して記事を見ていたのですが、よくよくみるとそんなはずはなく、同じ種類の(?!)香木「沈香」の香りを堪能できるコーナーを設置、とあります。
そりゃそうですわ。
なんぼなんでも蘭奢待をくゆらすことはできないですからね。
とはいえ、伽羅(きゃら。香木の最高峰。詳しくは別の機会に。)の香りの染み込んだチップの香りを体験できると言うことです。

一般の方は、「香」や「香木」自体もあまりご存じないでしょうから、沈香の香りをかぐだけでも素晴らしい体験になると思います。
私みたいなマニアはそれをかぐことでさらに、蘭奢待への想いを強くしてしまいます!
以前にかいだ、「伽羅」の香りは何ともいえず・・・・・

おっと、脱線しますので、そのお話はまた次の機会にしましょう。
とにかく、今年はいつもにもまして足を運ぶ価値のある展示になっているようですので、皆さんも是非足を運んで「香りをきいて」きてくださいね。




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