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天然!尾州桧(木曽桧・きそひのき)節あり幅広無垢一枚物フローリング


以前からちょくちょくとお問い合わせいただいていた樹種があります。
どうしてないの?!普通は一番最初位に掲げてあるのに・・・といわれてきました。
いや、ないわけではないのですよ。載せていなかっただけで・・・普通に販売はしていたのですが、紹介していなかっただけです。

一般的なお店で取り扱いの無垢のフローリングというと、先鋒「杉」次鋒「パイン」中堅「桧」、そして副将「カバウレタンユニ」、大将「ナラウレタンユニ」、といったラインナップでしょう。
リーズナブルで近年イメージのよい杉から入って定番のパイン、そして少し高級な桧ときて、広葉樹で木目の優しいカバと広葉樹フローリングの王様といってもいいナラのウレタン塗装のユニタイプ90幅という形ですね。

だから、弊社のページに桧が掲載されていない、というのは確かに疑問だったようです。
しかし、弊社は普通の材木屋ではありません!!(御存じですね・・・・・・・・)
だから掲載していなかったのです。少し大げさですが・・・
最近も、御社で掲載されている様な無塗装一枚物のカバフローリングが、地元の建材店で入手できない事に驚いた、という御意見をいただいた事からもわかるように、普通のものはあえて掲載していません。(もちろん、普通のウレタン塗装なども扱ってはいますが・・・・)

先程の団体戦(?!)でいくならば、先鋒の杉でさえも「よそでは○?!×%&位ですよ、高いですね・・・」などと大工さんをはじめお施主様からも言われますが、そもそも違うんです!!
全く違うんです。
弊社で扱う高樹齢 古希杉板目浮造りフローリング高樹齢 百年杉柾浮造り無垢フローリングも、同じ杉という樹種でも、樹齢も産地も選別も、そして加工も。
全てが違うから価格も違うんです。
価格だけしか判断材料が無いのなら、わざわざ紹介しません。
価格だけ掲載して、かごにポイッとで終わりでしょう。

それと同じ。
桧も普通の桧と違うんです。だから、普通に載せていなかったのです。
すみません、遅くなりました。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな理由で紹介していなかった樹種「桧・ひのき」の無垢フローリングをやっとこさ御紹介しましょう。

桧・ひのき 学名を chamaecyparis obtuse 英名を hinoki cypress
学名の由来は、chamai(小さい) cyparissos(イトスギ) obtusa(丸みを帯びた、鈍形の)という意味を持つところからきているそうです。

和名の桧・ひのきは、よく知られている「火の木」の転訛というものや、「ヒ=良い」という意味があり「ヒの木=良い木」という意味合いを持って使われたという事も言われています。
関東地方から屋久島にかけてみられる、杉とともに日本を代表するヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。
ヒノキ属は日本のヒノキ以外に世界に6種。
アメリカ大陸の米桧(べいひ、white ceder)、米ヒバ(yellow ceder)、ヌマヒノキ(white cypress)、そして台湾の台湾桧(たいひ)、紅桧(べにひ)と日本のサワラです。
木目が美しく油分に富んだ「ラオスヒノキ」や樹脂の塊の様な針葉樹「オーストラリアヒノキ」などはヒノキ属ではないヒノキ・・・和名命名のややこしさ。


尾州幅広フローリング 4














もし、木材の事を少しでも知っていらっしゃれば一目でわかる節の大きさと赤さ、そして年輪の細かくやわらかい事。
そうです、これこそが桧の中の桧である尾州桧()=天然木曽桧(てんねんきそひのき)幅広無垢一枚物フローリングです。

わざわざ「天然」、と銘打ったのはいうまでもなく人工林もあるからです。
そして、きそひのきとして出ている角材などの多くはその人工林からの丸太を使用している場合が多いです。
ここで、天然は良くて人工はダメ、というような議論は不毛です。
そうではなく、同じ木曽桧(きそひのき)といっても2種類あるということと、一般的にイメージされる(情報として浸透している)のは、圧倒的に天然木曽桧のお話であろうということが大事なところです。

それは、私の実体験に即しています。
かなり昔に弊社倉庫を整理していた時に「木曽桧」と銘打った木材が多くありました。
もちろん、盤物や角材など様々なものがあり、昔々に社寺建築に使っていただいた名残を感じられたりしたわけですが、比較的入荷の新しいモノの中に少し木目の異なるものが入っています。
当時の私の頭の中で、木曽桧といえば超一級品。
年輪は細かく赤身が美しく・・・と想像するわけですが、どうも違う。
白太が中心で年輪幅も広い。普通の大人しい(素性の良い、という意味)桧という印象だけで、どうも一級品というには少し違うような印象を受けました。
実はそれが上記の「きそひのき」であって、木曽で産出されたヒノキ、と理解した方が正しいものでした。

材木屋で働く若手だった私でもそう感じた位ですから、各種文献や記事で紹介されている桧、特に木曽桧の印象を持ったお客様には、やはり同じ感覚を持たれるのではないだろうか、と感じ、表示をしているまでです。
決して「良い悪い」ではなく、判断材料として表示ができること。
それが、結果としての尾州桧幅広無垢一枚物フローリングです。

尾州幅広フローリング 2














さて、「天然」といって、木目の細かさなどを強調してはいますが、実際のところは樹齢400年などという、本当に社寺の御柱になるような丸太はフローリングに加工していくというような勿体ないことはできませんので、それらと同じ環境に育った天然の丸太である、と解釈してくださいね。
それにしても、やはり普通の桧とはわけが違います。

それは、一歩間違えば鼻をつくようなきつい匂いになりがちな桧ですが、木曽桧は比較的香りが柔らかく、それと同時に木肌も他の産地の桧よりも柔らかなため、やはり感触や触れた時の印象が異なる事は大きな違いです。

木曽桧といって思い浮かぶのはやはり社寺建築。中でも持統天皇の時代より1300年間の歴史を持つ20年に一度の遷宮という儀式を執り行う伊勢神宮の御用材は、この木曽桧です。
昔は美濃や伊勢の西山、三河地方に材を求めたそうですが、江戸時代からは現在と同じく木曽地方(尾州・びしゅう)に御用木が定まったといいます。

日本書紀にある様に、「檜を以て瑞宮(みずのみや、宮殿)を為る(つくる)材にすべし」という言葉通りですが、説によると一回の造営で使われる材は実に一万㎥、=大まかに一万本位の原木になるそうですが、その中の最大径のものは1m30cmにもなる樹齢400年の巨木であり、その原木の選定も様々な条件(聞くところでは近くに沢があり、2本立ち並んでいる事などがあり、非常に難しいらしい・・・)をクリアしないといけないということで、材積以上の大変さを知る事が出来ると思います。


そんな貴重な天然木曽桧からつくられる尾州桧幅広無垢一枚物フローリング。

尾州幅広フローリング 3














通常の桧無垢フローリングと並べてみてみるとこんな感じです。

地桧と尾州 1










左、地桧(通常の桧)無垢フローリング、右、尾州桧(木曽桧・きそひのき)幅広無垢一枚物フローリング。(地桧の色が濃いのは、サンプルとして頑張ってくれている勲章として勘弁してください・・・)
それぞれで見てみましょう。

先ずは地桧。

地桧と尾州 2



指一本の木目と端の柾目の数も見えそうです。





一方尾州桧は

地桧と尾州 3



中央にほっそりとした木目と端の方も細い柾目が綺麗ですね。




こういった違いがあるのが、国土に対しての日本の森林と樹種の妙でもあり、日本の木の面白く素晴らしいところですね。


また、如何に天然物とはいえ、天然であるがゆえに少々性根の曲がったヤツや変化球を投げてくるような曲物も含まれる場合もありますが、使用上問題のあるものは避けていますので、広葉樹の様にピシッと揃っているということはないかもしれないですが、それでも、この美しさにはどこか惹かれるものがあると思います。

もちろん、節のない部分も清楚で綺麗ですが、あまりにも綺麗過ぎて印刷の様?!に感じてしまう事もある一方、この尾州桧節あり幅広無垢一枚物フローリングは、他の桧には無い大きな節が特徴ですし、その節こそが天然の木曽桧を物語る目印でもあります。

尾州幅広フローリング 8














手の平に乗る?位の大きさは当たり前です。
また、ある程度集中している事もありますが、赤いアクセントが白い生地に映える「紅白」のアクセントに感じられます。

尾州幅広フローリング 5














もしも、桧のフローリングで迷ったら一度振り返ってみてください。
天然の木曽桧から伐り出された赤い節のフローリングを・・・

優しい桧の香りと視覚的にも温かな足触りが、広葉樹フローリングには無いほっこり感を与えてくれると思います。
とっておきの針葉樹フローリング、尾州桧幅広無垢フローリングです。
次回は同じく尾州桧(木曽桧・きそひのき)幅広無垢一枚物羽目板のご紹介です。

尾州幅広フローリング 9














・貼上がり施工写真はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから。


尾州幅広フローリング 1




貼り上りイメージ









(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)


*尾州桧(天然木曽桧・てんねんきそひのき)節あり幅広無垢一枚物フローリングを採用頂くにあたって

・尾州桧は、他の桧よりは少ないかもしれませんが、それでも桧特有の精油成分を含みます。
天然木曽桧幅接ぎカウンターのところでもお伝えしましたが、施工前後問わず材面に物を密着させたり、カバーをかぶせたり、到着後開封せずに板同士を密着させたままにしておくと、その部分に脂分が滲み付着します。
これは、天然の桧が持つ有効な油分を極力逃がさず乾燥させているからです。
桧の特徴として御理解下さい。
また、密度の低い針葉樹フローリングですので、幅方向での規格寸法からの多少の誤差を含む場合がありますので、仮並べの際に確認いただいてからの施工をお願いいたします。(密着されていなくても出てくるものもあります。)

天然の木の家11


・尾州桧(天然木曽桧・てんねんきそひのき)幅広無垢一枚物フローリングはエンドマッチ加工(長さ方向のつなぎ目の実加工)をしておらず、突きつけ施工となります。そのため、商品の長さは長いものなどを含み、その伸びの部分で乾燥割れのあるものなどもを含みますので、現場にてカットして施工いただきますようにお願いいたします。
(エンドマッチ加工も別途可能です。お尋ねください。)

・桧がもつ「有効」とされる精油成分は、体調や体質によってはアレルギー反応が出る場合がありますので、敏感な方は検討の際にはサンプルを枕元に一晩過ごしてもらう、手で長時間触れる、などのテストが必要な場合があります。

・材の有効利用の為、一部木裏加工も含みます。ご了承ください。


尾州桧(天然木曽桧・てんねんきそひのき)節あり幅広無垢一枚物フローリング
(寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 :15×120×1900又は2900
(エンドマッチ加工が無い為、商品の長さはまちまちで、伸びのあるものも含まれます。)

・形    状 :一枚物

・入    数 :1900mm 15枚入り(3.42崙り)/ケース
               2900mm 9枚入り(3.13崙り)/ケース

・エンドマッチ :無し 突きつけ施工となります。ご注意ください。

・価    格 :一枚物 無塗装 1900 ネイキッドグレード ¥25500(税込¥27540)/3.42
              :一枚物 無塗装 2900 ネイキッドグレード ¥25500(税込¥27540)/3.13

・運    賃 :別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グ レー ド :ネイキッド  節、源平(赤身白太)、パテ補修込み。強度的に問題のない節や欠けを含みます。 

・納    期 :無垢商品のため、余裕をもってご確認ください。 


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 


・お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから                
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


・表情の違い 参考


尾州幅広フローリング 7





実付近の節と節部補修パテ








尾州幅広フローリング 6




針葉樹の節星割れ









埋め木補修も可能です。

天然の木の家9

軽微な死節はそのまま活かしています。

天然の木の家10




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北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング


前回の北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板の記事にて、その木材の身近さを紹介しましたが、今回ももう少しお話するとともに、羽目板の姉妹品(?)である北洋赤松(レッドパイ)無垢一枚物フローリングをご紹介します。

北洋赤松丸太 1










前回もお話したように、北洋赤松はヨーロッパに広く分布しているとともに、ロシアの様に極寒の地にも育つことが特殊だと言えるかもしれません。
ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリングピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物羽目板の原木であるカラマツもそうですが、寒い場所にも適応できたことで、北洋の国々に多くみられるのでしょう。
また、湿った酸性土などは苦手なようですが、そのような極寒の地の他に、荒れた砂地にも育つ適用性があるとも言われていますので、その強さがうかがい知れるところかもしれません。
因みに、スコットランドイスカという鳥は、この北洋赤松の種子だけを食べるそうです。
そのような種が現存しているということは、相当数の林が形成されているということなのでしょう。
それにしても、どうしてその鳥が北洋赤松の種子のみを食べるようになったのか、その理由が気になるところです・・・

さて、建築にも多く利用されている北洋赤松ですが、現在はほとんどは下地用とされていますが、一昔前までは内法材(うちのりざい。敷居や鴨居などを指す言葉)としても利用されていました。

北洋赤松(レッドパイン)内法 2


もうふた昔近く前ですから、変色していますが・・・









高樹齢の原木からとれる内法材は、綺麗な木目と側面(厚みの部分)の柾目のバランスがとても印象的でした。

北洋赤松(レッドパイン)内法 1













本来、樹脂の多い松系の木材は、見えがかり面や内法などに用いるには注意が必要で、好まれないとしているところもありましたが、それは松の油を「必要のないもの」とみなしての決まりであること。
まぁ、普通に考えれば、たくさん松ヤニが出てくると困る場合もあるかもしれませんが、「細胞に樹脂道という組織を持っており、ヤニが出る」のが松です。
また、銘木では知られるように、松の油木は大変高級な木材として昔から床の間や柱、工芸品にも多く利用されてきています。
油のあるフローリングであれば、磨きこめばワックスなど比ではないほどの何とも言えない艶を出しますし、名工による油木の器などは材を通して、その先が見えるのではないかというほどに薄く加工され、薄茶色の油の部分を通して漏れる光が、自然の産物以外にはなし得ない柔らかさを見せてくれます。

国産赤松 油木 4


国産赤松の油木。光を通して輝いている様に見えます。
この部分を薄く加工すると、何とも言えない美しさになります。







とはいえ、情報のないお客様にはご注意頂くところもあるかもしれませんが、その油も含めて松(パイン)類の木材を使っていただくのが、無垢の木材をしっかりと味わうということに通じます。
自分が選んだ木材の事を何も知らないのでは勿体ない!!
どんどん知って、使いこんでいきましょう。

ということで、北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングを見ていただきましょう。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング 4














実際のフローリングや羽目板においては、産地や原木によって異なるため「油木(あぶらぎ)」が含まれているということは稀ですが、「コテコテな松」という雰囲気にならないのが、この北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングの良い所かもしれません。
羽目板のところでも触れていますが、その名の様に「レッド」な部分はとても少ないです。
もちろん、材色だけで「レッド」パインになっているわけではないのですが、名前に左右されやすいイメージには注意が必要になりますが、所により赤身の色合いの強い所もでてきます。
また、この北洋赤松(レッドパイン)の特徴の一つは、節が綺麗なこと。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング 5














杉の羽目板やフローリングにおいて、抜け節の部分にパテ補修をたくさん施されている商品をよく見かけますが、穴だらけの板をたくさん補修して出荷しているのとは違い、大きな抜け節が少なく節が綺麗に残っているのも、無垢の節ありフローリングにおいては重要なポイントです。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚紋フローリング施工













もちろん、高樹齢古希杉浮造りフローリングの様に丁寧に埋め木処理を施すフローリングもありますが、一般的にはコストが高いためパテ補修になりますので、パテの多くない(軽微な物は含みます。)節ありフローリングという場合には、古希杉浮造りフローリングとともに節を楽しめるのではないかと思います。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚フローリング 3
























世界には花療法というものがあるそうです。
その花療法によると、北洋赤松(レッドパイン)は自分を受け入れる気持ちを強め、育てるといわれるそうです。
また、そのツリーエッセンスはバランスのとれた洞察力をつけることを助ける、バイタリティーと持続性のシンボルといわれています。
松類は日本でも門松や松竹梅など、様々なところで縁起の良い木として用いられてきました。

信じるのかどうかは全く別の物として、昔からの風習や言い伝えの中に生きているこれらの言葉を自分の中に取り込んで、物事に向かっていく原動力になるのではと思います。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚フローリング 2

























(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)

・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


・北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングの施工写真はこちらから


*北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングを採用頂くにあたって

北洋赤松(レッドパイン)は松特有の樹脂道をもっています。
中には、永年貯め込んだ樹脂をたくさん持っている物も含まれます。
製品加工段階では十分にチェックされてはいますが、木材の性質上、梱包されている状態にて羽目板同士が密着していますので、樹脂の多い部分が表面に析出してくる場合があります。
全てがそうではありませんが、採用においては、開梱時に羽目板表面に樹脂分が析出している可能性がある事を含みおき頂きますようによろしくお願いいたします。(下写真参照)
また、その樹脂に経年による埃や生活上の汚れなどがついて、外観上黒っぽくなる部分もありますが、それもレッドパインの特徴です。
気になる場合は、薄いホワイト系のオイルでの塗装を施しておくか、サンディング処理などのお手入れをお勧めします。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング 1
















・北洋赤松(レッドパイン)以外の無垢フローリングの記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングフローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

31×134×3850
15×112×3850

・形状

一枚物

・エンドマッチなし

・品番と価格

HA-16N OPC一枚物 無塗装 31×134×3850 ネイキッド
¥21,168(税込)/3枚入り(1.54屐

HA-19N OPC一枚物 無塗装 15×112×3850 ネイキッド
¥13,824(税込)/8枚入り(3.44屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
セレクション:小さな節や軽微な色むらを含むグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング 6





接合部分の軽微な節の欠け







北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 5




若干の節部分の逆目を含みます。








北洋赤松(レッドパイン)無垢フローリング 施工7





木の髄(芯)











北洋赤松(レッドパイン)無垢フローリング 施工8





丸以外の節











北洋赤松(レッドパイン)無垢フローリング 施工9





松油の多い部分











北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板には材によっては木裏加工のものも含まれます。

北洋赤松(レッドパイン)木裏加工




木裏加工羽目板(写真は北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板)








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北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物目透かし羽目板


もしかして、日本人に一番身近な木材のひとつかもしれません。
外国産材ですが、もちろん、日本産材を含めても、住宅や家具などの材料としてかなり多く使われていますので、もしかすると杉や桧よりも日本人がお世話になっている木材の内の3本の指に入るものでしょう。

その名も「レッドパイン」。
今日紹介するのは、その名の通り海外で育った赤松の仲間「北洋赤松(レッドパイン)」です。
学名をPines sylvestris。
英名をscots pine。
ヨーロッパに広く分布していますので、レッドパインと一言にいっても「これが同じもの?!」というくらいに異なる場合がありますし、レッドパインという名称から赤っぽいものだというイメージを持っていると、実際の色合いを見た時に「赤くないじゃないか!」と思われることと思いますので、名前からのイメージは取り去ってくださいね。
確かに赤身部分で赤っぽいものはありますが、必ずしも赤いものではありません。

北洋赤松丸太 2










先の話の続きをする前に、日本ではこのレッドパインとレッドウッドとを混同することが多々あります。
そこにホワイトウッドというものも登場し、本当に「色々」な名前のイメージが独り歩きする場合があります。
ここで、いったん整理。

まず、レッドパインはレッドウッドと称する事も稀にありますが、レッドウッドというのは、基本的にはアメリカ大陸で世界一の樹高を誇る木=世界一背の高い生き物として有名な「セコイヤ=レッドウッド」を指します。
レッドウッドの話まで派生すると果てしなき旅になりそうな予感がしますので割愛しますが、樹種としては全く異なった種類のものです。
対してホワイトウッドはというと、正式には「オウシュウトウヒ」という名前でこれは本当に白い木です。
白いといってもペンキを塗ったような白さというわけではなく、木の白太(辺材)の部分が大きく、赤身と白太というあの色のコントラストの少ないのが大きな特徴で、こちらの場合はその材を見ると「なるほど、ホワイトね・・・」と納得するような材色です。

木の名前は難しいですね。
だからこそ、毎回難しく登場する「学名」という世界共通の名称が必要になってくるわけですので、もし木に興味のある人は学名も覚えてみてくださいね。

さて、皆さんは今日から「レッドウッド」ということはないと思いますので、ここからはレッドパインという名称で進めさせていただきます。
話は冒頭に戻って私たち日本人に身近な木材である事実とは一体何なのか?!

おそらく、木材業界や建築業界の方はピーンとくるのではないかと思うのですが、日本の住宅の見えない部分にたくさん活躍しているのがこのレッドパイン(北洋赤松)です。
天井板を貼る下地や、外装材をとりつける下地、その他様々な下地(したじ)と呼ばれる、表面に取り付ける部材にかくれてしまう部分に多く使われているのがこの樹種です。
それは、決して劣っているから見えない部分に、ということではありません。
どちらかというと優れているから「縁の下の力持ち」的な存在として重宝されているのです。

北洋赤松(レッドパイン)



 ロシア産赤松下地用材。










というのは、下地というものはある程度の釘やビスの保持力をもっていないといけません。
それには柔らかすぎたり、または部分ごとに全く違った硬さなどではとても使いにくいのです。
その点、欧州赤松の中でもロシア近辺にて生育しているものは、以前に御紹介した「ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物羽目板」や「ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング」と同じように樹齢が高く木目の細かい良材がとれます。
それを製材して、先述の下地材にするのです。

まさしく縁の下の力持ち。
間柱(まばしら)や集成柱として活躍する「ホワイトウッド」と梁や桁などの構造部材として活躍する「米松(べいまつ・ダグラスファー)」に並んで、外国産材の雄であることに異論はない所でしょう。
もちろん、ここにベニヤ板の原材料である「ラワン類」が含まれては来るのですが、あちらは例外としておきましょう。
しかし、ラワン類といいロシア産レッドパイン(赤松)といい、どちらも貴重な天然林にて大きく育った原木を使ったものであることや、以前新聞に掲載されていた時もありましたが、どちらも一部での違法伐採が問題になっているのが悲しい共通点です。
違法なもの、といっても現地では違法伐採という「仕事」をしなければ生活できない人もいると聞きます。
森も大切ですが、人々の生活も身に迫るものです。
こういった樹種からも人と木々の共生を考えていかないといけないところなのかもしれません。

脱線してしまいましたが、そんな縁の下の力持ちも表舞台に登るときがあります。
それが北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板です。
後に同じく北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリングもご紹介いたしますが、下地で使われるロシア産レッドパイン(赤松)とはまた一味違った表情を持つのが北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板です。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 3














北洋赤松(レッドパイン)は、育つ産地によっても色合いや性格、木目に大きな差が出ます。
そのため、ロシア産赤松程の目の細かさはないですが、強すぎない木目の伸びと可愛い節目は、十分に魅力的なのではないでしょうか。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 2
























日本産の樹種でも桧や杉、松といった無垢フローリングがありますが、それらの印象とはまた少し違った表情をみせるのがこのレッドパインです。
節の表情といい、桧や杉ほどメリハリの利いたものではありませんが、そこが少し優しい印象に感じさせます。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 ログハウスにて 2



 自然光なので少し暗いですが、壁一面に施工中。








もちろん、赤身(あかみ、芯材)の部分の色合いと白太(しらた、辺材)の色合いも美しいものですが、あまりでしゃばり過ぎない木質感はすっきりとしたお部屋の内装にも馴染んでくれるのではないかと思います。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 ログハウスにて 1














無垢の羽目板の中では格段にお求めやすいのも人気の一つですが、価格以上に本物の木材を楽しめることは間違いありません。


北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 1














(写真は羽目板現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)

・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板塗装仕上げ施工写真はこちらから


*北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板を採用頂くにあたって

北洋赤松(レッドパイン)は松特有の樹脂道をもっています。
中には、永年貯め込んだ樹脂をたくさん持っている物も含まれます。
製品加工段階では十分にチェックされてはいますが、木材の性質上、梱包されている状態にて羽目板同士が密着していますので、樹脂の多い部分が表面に析出してくる場合があります。
全てがそうではありませんが、採用においては、開梱時に羽目板表面に樹脂分が析出している可能性がある事を含みおき頂きますようによろしくお願いいたします。(下写真参照)
また、その樹脂に経年による埃や生活上の汚れなどがついて、外観上黒っぽくなる部分もありますが、それもレッドパインの特徴です。
気になる場合は、薄いホワイト系のオイルでの塗装を施しておくか、サンディング処理などのお手入れをお勧めします。

また、製産国にて人工乾燥されていますが、開梱後時期を問わず日本の環境下に置いたままですと、ねじれや曲がり、寸法伸縮現象が顕著になる場合もありますので、色柄あわせの後は速やかに施工頂きますようお願いいたします。

北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング 1














・北洋赤松(レッドパイン)以外の無垢フローリング・羽目板の記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


北洋赤松(レッドパイン)無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

12×110(働き。実により若干の誤差あり)×3900

・形状

一枚物

・エンドマッチなし

・品番と価格

HA-17HN OPC一枚物 無塗装 12×110×3900 ネイキッド
¥10,800(税込)/8枚入り(3.43屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
セレクション:小さな節や軽微な色むらを含むグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考


北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 7





 実(さね)内部の隠れる部分の欠け








北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 6



 丸面部分に加工歯があたる事による若干の節の欠けが含まれることがあります。








北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 5




 若干の節部分の逆目を含みます。








北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板 4














北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板には材によっては木裏加工のものも含まれます。

北洋赤松(レッドパイン)木裏加工




 木裏加工羽目板










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無垢の木材を大切に使うにあたって・・・


近頃は多くの方に木の特性や特徴を知っていただくことができ、節ありの材や多少の傷のものなども適材適所に使っていただける場面がおおくなってきたことが嬉しく思います。
それは無垢のフローリングに関しても同じで、節や多少の変色などのあるネイキッドグレードを採用いただく機会を頂いています。


クルミネイキッドグレード 4


 胡桃(くるみ・ウォールナット)のネイキッドグレード。

 節や芯などが入っていますが、とても天然の木材らしい表情です。






節や変色などの少ないプルミエグレードや無節グレードも当然素晴らしいものですし、日本人は古来から、節や欠点のない材もある材もその用途や美観に応じて使い分けてきた民族ですから、これこそ木を使う上での本来の礼儀なのかもしれません。

それらのおかげで、一本の丸太からでる「プルミエグレードからネイキッドグレードまで」を余すことなく利用でき、本来捨てるところのないはずの木材を上手に活用することが出来るのです。

とはいえ、なにも無条件に節やその他のキャラクターの個性的なグレードを採用いただくのは早計です。
当然、プルミエグレードとは違い、「床としての強度などに問題がない程度の節や変色他の補修などを含む」為、価格は無垢のフローリングの中では負担の軽いものになりますが、上記のように床としての使用に問題のないものは加工して出荷していますので、中には施工すれば隠れる部分になる「実(さね)」といわれる部分に節や補修がかかっていた場合は、加工中に欠けている場合があったり、木の中心部分で「芯や髄」などと呼ばれる部分を含んでいる場合もあります。

節補修




 節の割れにパテを入れていますが、割れが広がる事も稀にあります。







フローリング実の節1




 フローリングの節補修を裏側から見たところ。








フローリング実の節2



 同じものを違う角度で。写真下側がフローリング表面側です。
 貼りあげて表から見ると、裏の割れは見えません。






もし、これらを欠点として切り捨ててしまえばそれは美観上は「欠点のない」綺麗なフローリングとなるかもしれませんが、一本の丸太からとれる材料の割合は急激に減ってしまい、使えない部分が多く出てしまいます。
それらはコストと言う問題以前に、私たちに恵みを与えてくれる木々を「無駄にしている」ことになります。
地球温暖化の防止などの問題から、木を有効に使うことは当然ですが、それ以前に、少なくとも数十年、多いものなら数百年育ってきた木々の命を使わせてもらうのです。
その育つ上での過程で生じる個性を「欠点」と称して切り捨ててしまっては、本当に勿体ないことこの上ありません。

ネイキッドグレードだけでなく、セレクショングレードやプルミエグレードにおいても、特別な加工の不良や配送時の傷などの部分以外の「天然の木材由来の部分」というものをしっかりと見ていただいた上で採用いただくと、さらに愛着が増し、住む方と紡ぐ時間もとても良きものとなると思います。

可能な限り、それらの部分もご紹介していきたいと思いますので、ご覧いただき採用いただく木々が更に愛着の湧くフローリングとしていただきたく思います。


また、無垢の木材を検討いただいているお客様は、それぞれのフローリング幅誤差や樹種によっては補修部分の広がり、幅方向の反りなどの特徴もあわせて、弊社からのメッセージを必ずご覧頂きご理解いただきますように宜しくお願いいたします。

木を無理矢理私たちの都合に合わせる使い方ではなく、木を理解して使っていけるようにしたいものです。



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ロシアンバーチ(樺・かば)幅広ユニ(たて継ぎ)無垢フローリングを採用いただきました。


ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリングの記事にて、お勧めとしてご紹介していた幅広のユニタイプを使用いただいた御宅が完成しましたので、ちょっとのぞきに行かせていただきました。

バーチ130ユニ N 5















玄関を入ると、これまた弊社オリジナルの天然石の磨き石上り框が重硬でありながらも暖かな輝きを放っています。


バーチ130ユニ N 2















バーチ130ユニ N 1















広々としたリビングに赤身(芯材)と白太(辺材)が混在し、不規則でありながらも自然な風合いを感じることができます。


今回採用頂いたのは13cm幅の幅広ユニタイプ(たて継ぎ)無垢フローリングです。
たて継ぎとは、長さ方向は一本の木材ではなく、数ピースをジョイント(つなぎ合わせて)いる状態の事です。

通常の一般的な無垢フローリングは、このユニタイプですが幅は9cmが主流です。
が、弊社お勧めのロシアンバーチ(樺・かば)無垢フローリングのユニタイプは、幅が13cmとまったく違った商品で、貼りあがりの雰囲気がまるで違います。
単にフローリングの幅をするというと簡単に聞こえるかもしれませんが、幅が広くなると、木材の性質として「反りや伸縮」の問題(というか、基本性質なんですが・・・)がかなり顕著に現れます。

その為、安易に幅を広げることはできないのです。

そこを、丁寧な選別と、独自の乾燥技術によって幅が広くても上記の性質を出にくくしています。
完全に反りや縮みのないものはもはや木材ではなくなっていると思いますので、木であるからには「動き」はありますが、大きく暴れることを抑制しています。だからこそできる幅広フローリングです。

そして、弊社お勧めの理由は幅広だからということだけではなく、写真で採用頂いたのは節や色違い、原木の育ちそのままの変色などのあるネイキッドグレードですが、かえってロシアンバーチ(樺・かば)材の特色である赤身と白太の色合いのコントラストが綺麗に現れますし、なにより真っ白な無節グレードに比べると、価格もとてもお求めやすいものとなっていますので、隠れた人気商品であるのです。

当然、節ありグレードの為こんな部分もあったりします。


バーチ130ユニ N 3















節以外の軽微な変色や筋状の特有の模様だったりするものです。
が、これが本来のロシアンバーチ(樺・かば)のキャラクターであり、決して印刷や工業製品では出ない表情です。

「この木はもしかすると、熊か何かに引っかかれて、爪の傷がついたのかもしれないね!」

なんて、傷の具合や目の表情を見てその木の生い立ちや環境を話すことができる様な一面をもっています。

確かに均質で美しいものも素晴らしい。
和の建築や、素材そのものの厳選された部分という意味では重要で、必要な部分かもしれませんが、カジュアルで欠点も受け入れて楽しめるのであれば、傷や節も立派な無垢の証であり、生命のしるし!活用したいものです。

人間と同じく、欠点も受け入れてこその本当の御付き合いができるのが木材です。
ご理解いただければ、こんなに良いものはなかなかないですよ。
検討の甲斐あり!!というにふさわしいものであると思いますので、予算も含め、もう一度無垢を考えるきっかけになると良いなと思う、弊社お勧め品です。


バーチ130ユニ N 4














そのほか、ロシアンバーチ無垢フローリングについては、下記からどうぞ。

・ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングのO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングのN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリング無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから

弊社へのお問い合わせはこちらから



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

高樹齢 古希杉板目浮造りフローリング

製材所訪問記第三回でご紹介した杉板目の浮造りフローリングをここでご案内いたします。

板目浮造りフローリング拡大1








この板目フローリングに使用される高樹齢杉の良さは製材所訪問記の一回二回で紹介したとおりです。

高樹齢で目が詰んでいて、色艶が絶品に美しい原板から生まれます。


百年杉柾浮造り無節フローリングの記事でもつづっていますが、杉材についてもう一度ふれておきましょう。


皆さんは杉と聞いて何を思い浮かべられますか?
現代病の代表?!、「杉花粉症」をおもうのがはやいでしょうか?!

鼻が詰まり意識朦朧、目がかゆくウサギの目のように真っ赤にはれる、挙句に耳の奥がかゆくなる・・・・こんな症状思い出したくもないですね。

実際私がそうです。

材料としては、柔らかいため傷が付きやすい、また表情が一般的、あるいは桧や広葉樹に比べて安価である、といったことでしょうか。


どれも間違っていないと思います。

でも、そんなイメージの中で、良さが今一つアピールできていないのも杉材だと思います。
脱線しますが、花粉症の話を・・・


日本には、戦後の荒廃した土地に住宅などの復興に建築資材が大量に必要だった。
そこで、成長が早く建築用材になる杉がたくさん植えられた。
ところが、杉が成長するよりも早く日本は高度成長をとげ、完全に復興し豊かになっていった。

そのため、手入れされず伐採されることもなく残った材が、花粉を飛ばしているわけです。

杉も植物であり生き物です。

一説ですが、山に密植され、近辺をアスファルトで舗装された現代においては、子孫を残す手段である花粉を落とす場所がなく、より遠くまで飛ばさないと芽を出せないことを杉は知っているらしいのです。

だから、一生懸命飛ばしているその花粉が人間にとって困りごとになっているとしたら、われわれ人間にも原因があるということにならないでしょうか。


こんな状態をかえるためにも、材料として使えるまで成長した杉は計画的に伐採して、使用しなければなりません。
若木の方が二酸化炭素の吸収量もおおくなりますし、伐っては植える良いサイクルが構築できますから、資源としても安定します。

そうすれば、山も、杉も元気になり、人間も少しは花粉症に悩まされることも少なくなるかもしれません。


話を戻して、杉フローリングです。


ただの杉のフローリングではありません。

浮造り、それも通常の浮造りよりも優しく、丁寧に加工された「高樹齢古希杉板目浮造りフローリング」です。

通常の浮造りとは加工工程が異なるため、ただブラッシングしただけの仕上がりの浮造りではなく、しっかりと硬い組織の冬目が立ち、柔らかい組織の夏目がブラシ跡がほとんど気にならない位にきれいに削られています。

杉板目浮造り木口より拡大







まったく通常の浮造りと一緒に考えられない仕上がりです。

これにより、先に述べた傷つきやすいという固定観念よりも傷が目立ちにくく足触りがよく、なおかつ貼りあがりの表情も陰影があり、艶が出やすい、経年変化の美しい仕上がりを実現しています。

無加工の杉フローリングと比べれば、その表情と艶の違いは一目瞭然。


表面フラット(加工無)フローリング表面


無加工の表面フラットのフローリング





杉板目節あり浮造りフローリング表面


浮造り板目フローリング




同じ原盤とは思えない色艶ですが、比較的汚れの乗りやすい夏目が削れることで、杉本来の脂分が出やすくそれが艶を生み出しているのではないかといわれています。
そして杉材の美しい色艶を大切にするべく、こだわりの天然乾燥を採用していますので、白太は白く、赤身はピンクという美しい色合いをしっかりと残しています。
基本的な目合いは赤身(芯材)中心なので、耐久性も高いうえに美しい赤身の色合いを楽しめるのも大きな特徴です。

また、広葉樹フローリングや桧のフローリングと比べても足に感じる温かさはまるで違いますし、歩行感も適度な柔らかさがあるので足への負担も軽減してくれます。
その大切な足触りの部分においても古希杉は特別で、節ありフローリングにはつきものの「抜け節やかけ節」の補修を全て埋め木にて処理しています。(極軽微なものなどはしていないものもあります。)

古希杉190 3


その為、折角の針葉樹の節板に、パテが不自然だと思われていた方にはピッタリのフローリングではないかと思います。
やさしい天然の木目も、光の反射を和らげ目に優しく、杉の香りはストレスを和らげる効果のあることが証明されています。
調湿効果にも優れていますので、住まいが過乾燥したり湿気が多すぎたりすることを少なくしてくれます。(なくなるわけではありませんが・・・)


安定供給できて、資源の枯渇の心配もなく有効活用できる、杉はそんな素晴らしい材です。
その杉の原木から樹齢が高く、木目の通ったところを使用して、丁寧に浮造り加工を施した逸品。
安らげる我が家の一部分に加えてはいかがでしょうか・・・・

古希杉板目浮造り節ありフローリングは弊社ショールームにて常設展示していますので、是非その足触りを体感にいらしてください。
きっと普通の杉には戻れないと思いますよ!!

*近年、物流方式の変更に伴い地域によっては4m物の配送が難しい場合があります。
その際は、1.9m物のエンドマッチ品をご検討くださいますようによろしくお願いします。


*4m物の中には若干の乾燥木口割れを含むものがあります。(表情の違い写真参照)材を有効に活用するために、切り落としや隠れる部分へのご使用をお願いいたします。

*天然乾燥材の為、場合によっては薄く乾燥中に使用していた桟木(さんぎ)の跡が仕上げ面に残っている場合もあります。

15mm品ショールーム展示

ショールーム内 杉節あり板目浮造りフローリング














30mm品

古希杉190 1


*以下施工写真の中の「旧規格品」は、2017年に木取り仕様の変更をする以前の商品につき、現在の規格とは異なる表情ですが、参考に掲示してありますので、現在の実物とは若干異なりますので、ご注意ください。

・古希杉板目節あり浮造りフローリングの1.9mエンドマッチ施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉板目節あり浮造りフローリングの4m、M様邸施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉板目節あり浮造りフローリングの30mm、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、アトリエFUDOさま1年後経年変化の記事はこちらから


・古希杉板目浮造り節ありフローリング  (寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 :15×140×4000(エンドマッチなし)
:15×140×1900(エンドマッチあり)
:30×190×4000(エンドマッチなし)
:30×190×1900(エンドマッチあり) 

・形    状 :一枚物

・入    数 :15mm(4m物)   6枚入り(3.36屐
:15mm(1.9m物) 6枚入り(1.59屐
   :30mm(4m物)   3枚入り(2.28屐
:30mm(1.9m物) 3枚入り(1.08屐
・エンドマッチ :なし

・価    格 :15mm×140mm   
・4m物    ¥24696(税込¥26672)/3.36
・1.9m物  ¥12928(税込¥13962)/1.59
 :30mm×190mm
・4m物    ¥22680(税込¥24494)/2.28
・1.9m物   ¥11985(税込¥12944)/1.08

・運    賃 :別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グ レー ド :節あり材を使用(埋め木補修、パテ補修ありです。) 

・納    期 :お問い合わせ下さい。   


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。


・お問い合わせ・ショールームご予約はこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から

表情の違い

特有の変色部 1

古希杉190 4


特有の変色部 2

古希杉190 8

補修しない小節

古希杉190 9

赤身の色見の違い

古希杉190 5

浮造り加工はじめの段つき

古希杉190 7

4m物の端部乾燥割れ

古希杉 12



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

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