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臨時試験! 無垢フローリングのお手入れ 番外編

言葉の聞こえ方というのは凄いものですね。
「殺菌」と言われると、自然素材を扱っているものとしては、若干抵抗感を抱いてしまいます。
しかし、それを必要とする場合もある。
となると、実験するしかありません。

ということで、殺菌効果のある「液体」を使ってフローリングを疑似清掃してみます。

用意したものは、フローリング本体と殺菌溶液、そして水とウエス。

今回の殺菌溶液は水に希釈して使いますので、その濃度によって2パターンつくり、それとは別に「拭いた後にすぐ乾拭き」と「拭いてそのまま放置」、そして「オイル塗装そのまま」を用意し、全部で6パターンを比較することにしました。
まずは、どの部分に何をするのかと事後の変化がわかりやすいようにゾーニングをします。

実験7


そして、この各部分を清掃実験するための「洗浄液」を作っていきます。


実験6


500mlのペットボトルを使う場合だと、写真では非常にわかりづらいくらいの量の原液ですから、これだけの量を混ぜただけで殺菌できるという効果は、やはりすごいのだと思います。

下が出来上がった洗浄液。
洗浄液は、水でかなり希釈するので間違えないように一つずつわかるようにしていきますが、注意したいのはペットボトルを使用しているうえに、洗浄液が無色透明なので、誤って誰かが飲んでしまうことがないようにしないといけません。

実験5


さて、これを用いてウエスで無垢フローリングに雑巾がけをしていきます。
洗浄液をしみこませて絞ったウエスで、まずは一か所を拭いていきます。

実験4

若干洗浄液のにおいがします。
原液の説明には、直接皮膚に触れることのないように、ということなので手袋着用。
しかし、直接触れられないものでないと、やはり殺菌はむつかしいのかと考えてしまいますね。

実験3


少し入念に拭いてみて、そのウエスの拭き上げ面を見てみると案の定。(写真ではわかりづらいけど・・・)
そりゃそうだわね。
洗浄と殺菌効果を兼ねているわけだから当たり前ですが、ウエス表面にオイル塗装の成分と思われる黄色っぽい色が付着しています。

洗浄効果で若干オイルが拭き取られてしまった?
それも少しあるでしょうが、この場合はそうではない様です・・・

実験2


塗った後は、洗浄液が残らないように乾拭きをしていきます。
それとともに、乾拭きなしで洗浄液を乾燥させた場合も知るために、そのまま放置したものも作成。

さて、大きな変化は出るのでしょうか。
もちろん、そんなに大きな変化が出ないほうがいいのですが、実験としては変わらないのも面白くなく・・・・

いや、ちょっと複雑ではあるのですが今回は、試験データをとるためのものですから、きちんと結果は出てほしいと思っています。

オイル塗装は、洗浄液にどこまで耐えられるのか?
もしくは、洗浄液に対しての変化はどうなのか?

以降の様子を見て、お客様にお伝えしたいと思いますが、今回の様に自然素材が性質として持っていないもの(ひばやヒノキ他一部を除く)を求められる場面は少なくありません。
もちろん、人工的に性能を付加しなければ対応できないものもありますが、もし、天然素材に少しのスパイスを加える事でお施主様の要望に叶うのであれば、できる限りそれに近づけたい。

今回の実験もそうですが、次回に紹介する低光沢ウレタン塗装フローリングリフリーオーク・リフリーバーチシリーズもそんな想いから生まれたものなのです。


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臨時試験! 無垢フローリングのお手入れ 番外編

無垢の木材=天然素材。
できる限り、自然のまま使ってほしい。

実験9


どうしても、漠然とした「木の良さ」という事を考えると、そんな風に思ってしまいます。
私の様に、異常に木が好きな性格だから余計なのかもしれませんが、基本的に塗装せずに使いたいですし、多少汚れようがキズがつこうが自然の風合いが第一!と思ってしまうのですが、無垢の木材を求める人の万人に、その考えが共通するわけはありません。

昔から、無垢材のキズの修繕方法や汚れについては、必ず「問題」になるところでしたし、フローリングの塗装についても風合いを優先するべきか、それとも美観を保つための塗装をするべきか?ということを今でも質問されます。

塗装については、普段から浸透性の天然成分主剤の塗料を使って下さい、とお伝えしていますが、今回はその浸透性の塗料であるオイル塗装を施しているフローリングを、殺菌作用のある洗剤類で清掃しても良いかどうかというお問い合わせを頂きました。


難しい質問です。
いや、難しくないのですが決めつけることができません。
本当のところは、天然成分オイルで保護されている無垢一枚物フローリングに、殺菌作用のある洗剤を使うとなると「殺菌」の言葉のイメージが耳に着くからなのか、「使ってもいいですよ」とは言いにくくて困る。

えぇ〜、天然素材に殺菌?!ってなるわけです(汗)。


折角天然素材なのに(涙)、、、、と、もう「殺菌」という言葉に異常に反応してしまう。

しかし、今回は少し事情があってその「殺菌」をしたい環境であることと、殺菌効果のある液体を薄めた状態で使用する、ということで、お話をしているうちに私もそれがどの程度の影響があるのかを知りたくなってきました。

言葉尻ではなく、実際にその洗剤の影響がどの程度あるのか。
もうこれは、試してみるしかない!!
ということで、先の曖昧な回答から一転!緊急試験と相成ったわけです。

お客様の物とは同じではないものの、成分が同等の商品を使い「殺菌」がどの程度無垢フローリングの仕上げに影響するのか、ちょっと見てみる事にしました。
俄然やる気になってきた。

実験1



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この艶に勝るもの無し 〜石山赤松幅広無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回の国産黒松無垢一枚物フローリングの貼り上りはいかがでしたか?!

広い面積を貼り伸ばしていただいたので、広く写真に映したいと思うのですが、そうすると木目や艶が映りにくくなるし、近いと折角広く使ってもらっている全体が映らない。
そんなジレンマに襲われながらの撮影だったのですが、そう言う意味で言えば
今回のフローリングは同じ松ではありますが、前回とは幅が大きく異なるので、近寄りたくてもちょっと引き気味でないと、迫力が伝わりきらないというところがある、違った難しさでした。


今回紹介するのは、前回の黒松に対して赤松です。その名も石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング


石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工2


石山赤松フローリングの一番の特徴は、先にも書いたとおりの幅寸法です。
なんと、180mm仕上がり!!
通常の無垢フローリングは90mmですから、その差は倍!!
私のスマートフォンで比較するとこんな感じ。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工7


そして、弊社が通常扱う幅広フローリングも多くは130mmや150mmですから、それをも超える超幅広。
松という樹種の特徴は、その力強さです。
オークやケヤキと言った様な、広葉樹の木目とはまた違って、ずっしりとした重硬感のある力強さなのですが、しかしながら木材の色合いは黄白色から桃色の様な着色芯材色なので、どこかやさしさも感じるのが広葉樹フローリングとの大きな違いですね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工4


もちろん、広葉樹フローリングほどの表面硬度は無いのですがそのかわり、しっとりとした針葉樹特有の柔らかさの片鱗が感じられるのも、ポイントではないでしょうか。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工5


また、フローリングの幅が広いということは、その樹種の木目をはっきりと見る事ができますから、今では貴重な存在となっている赤松そのものの木目を、一枚一枚楽しむことができます。
杉の様にくっきりとしているわけでもなく、桧ほど清廉ではない、ゆったりとした木目とでも言うのでしょうか。
とっても綺麗だと思います。



赤松は、黒松に対して女松と言われたりしますが、優しい木目の部分は女性的な柔らかさだと思いますが、大断面の梁などの部材になると、たちまち逞しい姿になりますので、そこも赤松材の魅力だと思っています。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工3


写真でもお分かりの通り、材の中には一面黄白色の部分もあれば、桃色をおびた様な部分もありますね。
黒松でも同じことですが、松類樹種は芯材(赤身)と辺材(白太)の差が不明瞭なので、材によっては黄白色ばかりの時もありますし、桃色系の赤身が入っているものもあります。
これは松という樹種の特徴の一つでもあるのですが、写真の一部やカットサンプルの一部、否現物で数枚見ても黄白色ばかりの時があるのですから、知っておいてもらわないと、施工も綺麗に納まりません。

そうです。他の樹種でも同じことではありますが、特にこの様に色差や木目の差が大きい樹種の場合は施工前の仮並べによる、貼り上りのバランスチェックは必ず行ってもらいたいものです。

さて、赤松のお楽しみはもちろん幅広だけではありません。
こちらも、丁寧に超仕上げが施されたツルピカの仕上げが誇らしげです!

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工1


ツルピカといっても、塗装が光る様なものではないですよ。
もちろん、無塗装です。
無塗装ですが、松の脂分の艶で光るのですよ!むふふ。

そして、ポイントは超仕上げという加工工程で仕上げられているということ。
地松の持つ、本来の艶と木目の美しさを表現するには、やはり丁寧に仕上げる事が大切です。
以前のラオス松を使ってもらった大工さんは、加工仕上がり済だったにもかかわらず、再度丁寧に鉋をかけておられました。
こうやって仕上げてこそ、時間立って違いが出てくんにねや!!とおっしゃってましたね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工8

私もそう思います。
というのは、貼り上り当初はわかりませんが、生活を始めると埃やちょっとしたゴミ、汚れが少しづつたまっていきます。
それが、表面の仕上げをきっちりされていないと経年の変化に差が出るのです。
もちろん、そんなこと比べないとわからないことですし、私はそれを見てきたから言えることですが、だからこそ、お施主様にはいつまでも地松のツルピカを味わってもらいたく、こだわりの超仕上げでお届けをしているのです!!

ただ、表面に塗装仕上げをする場合はこの限りではないので、ケースバイケース。
といっても、脂分が豊富な地松材を使う方が、塗装をされることは大変稀なんですけどね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工9


そんなこだわりの石山赤松幅広無垢一枚物フローリング。
何気も無い様にお伝えしていますが、やはり黒松と同じく稀少になりつつある樹種です。
それも、節の少ないプルミエグレード(軽微な節跡やヤニたまりを含む)です。
地松という樹種を御存じであれば、節なしで長さが1820mmの一枚物を安定的に確保することの難しさはわかると思いますが、これも杉や桧の様に、枝打ちをされていたり人の手によって無節材を得ることのできる状態に育てられたものではないために、非常に稀少なものなのです。

普通にできるようで、実は普通ではないのがこの石山赤松幅広無垢一枚物フローリングです。
この様に稀少な地松材無垢フローリングですが現在のところは、頑張って安定的にお届けできる状態を確保しています。

古くから日本人の傍にあった地松の艶を味わってみたい、稀少な超幅広針葉樹の国産材フローリングを手に入れたい、他の家には無い無垢フローリングで仕上げたい、と言った要望に近いものであると思います。

フローリングと一緒に、地松の梁材もお届けできますので、日本の赤松のおうちを目指して見るのもいいのかもしれませんね!




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この艶に勝るもの無し 〜国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回はなんだか少し暗いお話になってしまいましたが、今回は稀少な樹種を贅沢に使った、現在の新築住宅では他にはなかなか無いであろう、光り輝く明るい施工写真を見ていただきましょう。

黒松無垢一枚物フローリング施工10


普段、無垢フローリングの施工写真としてお伝えするには、やはりその木材特有の木目であったり、色合いを気にするところが多いのですが、今回に限ってはそれ以上に重要なファクターである「艶」に注目です。

黒松無垢一枚物フローリング施工2


どうしても艶感を目で見たままお伝えしようとすると、木材の色調や木目が見えにくくなるのは、カメラマン(私・・・)のウデの無さなのですが、とにかく今回はこの輝く様な艶をもつ国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリングの魅力を見ていただきたいのです。
前回もお伝えした通りに、すっかり稀少な樹種になってしまった黒松。
昔は直径1mを優に超えるような巨木が出ていたと言います。


そりゃそうですよね。
城郭材として今も残るものは、それ以上のスケールがありますし、数百年以上の樹齢をもつとなれば、自ずと大きさも備えて当然。
しかし、近年はめっきりと減ってしまった資源量を思うとやはり淋しくなります。
おっと、今回は明るくでした。

黒松無垢一枚物フローリング施工8


木材の艶、といっても色々とありますが黒松から出る艶は他の樹種とは一線を画していて、「光る様に綺麗」という形容が似合うと思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工1


こんなに広い面積を無節の一枚物の黒松で仕上げる贅沢。
今後数年、いやどれくらい待てば次にこれくらいの面積を埋めるだけの黒松の一枚物無節材ができるのかわかりません。
それだけ稀少なのです。

そして、以前に紹介したことのあるラオス松柾目縁甲板もそうですが、この黒松無垢フローリングも現在の艶もさることながら、経年変化した時の艶もとても素敵です。
先日ショールームに来ていただいた女性も、「黒松、とっても素敵ですね!!」と、他にある木目や色合いが主張する広葉樹ではなく、黒松の、それもショールームにて飴色に変化しつつあるフローリングを見て、そう言ってもらえたのです。

黒松無垢一枚物フローリング施工6

艶というのは、ただ単にピカッと光る塗装とは異なります。
光るのですが、テカテカという光り方ではない優しい光なのですね。
塗装のテカリは眩しいですが、黒松無垢フローリングの輝きはわざわざ見つめて痛くなるような、そんな光沢を持っています。
これは、樹脂分の多いチークなどとは全く違う点です。

黒松無垢一枚物フローリング施工9


そうですね、チークも木材として優秀すぎるがゆえに優良材が少なくなっている樹種ですが、同じ様に桧の中の天然桧として称される木曽桧もいつまで天然材がお届けできるか不安なほど、とても量が少なくなっていますし、この黒松もそうです。
しかし、黒松はムシの影響を克服し人と共生していくことによって、これからまだ育ってくれる余地があると思いますから、大切に使いながら持続させていきたいと強く思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工5


さて地松フローリングシリーズの次回は、地松としてはこちらの方が有名な赤松を紹介します。
超幅広でお届けする「石山赤松幅広無垢一枚物フローリング」の施工例です。
お楽しみに。



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一年ぶりの再会 古希杉フローリングの経年変化と新しい仲間

約1年数カ月ぶりの再会となりました。

私の「自慢できる」杉の無垢フローリングである、古希杉浮造り(うづくり)フローリングに、先日久しぶりに会いに行く機会がありました。
以前に施工直後の様子をお伝えしていますが、無垢フローリングには必ず訪れる「経年変化」というものを見る機会に恵まれ、今回伺ってきたわけです。

因みに、経年変化くらい納入した後のお客様のところでいくらでも見られるだろう。
そう思われるでしょう。

そうです、そうなんです。
本当はそうなんですが、実際は訪問する機会があっても想像以上に綺麗に使っていただいていて、写真ではその差が殆どわからないほど綺麗に使っておられる優秀なお施主様が多く、弊社が無垢材の注意として出している様々な変化は、殆ど起こっていないのです。
それはとってもいいことなんですが、ちょっとインパクトに欠ける?!ので今回は如何に?!と思いながら伺ったのです。

古希杉フローリング経年変化5

さぁ、どうでしょう。
できる限り、前回と同じアングルで・・・と思いますが、やはり日光や照明の関係で、私のウデでは同じ様な条件では撮影できません。

古希杉フローリング経年変化6


というよりも、やっぱり綺麗です(汗)。
とっても嬉しいことですが、綺麗なので実物を目で見ても一般の人ではわからない位の変化です。
私は自身が関わっているものですから、若干色が濃くなったと感じますが、当の御本人も殆ど変化は感じられていない様子。

古希杉フローリング経年変化4

お話を伺っていると、若干の傷がついたり結構こぼしたりしていますよ、ということでしたが不思議な位にその痕跡が無い。
逆に、そんな痕跡がある方が「しめしめ」で、経年変化の良い例として使わせていただくのですが、もう自画自賛があふれるほどに美しい!!(笑)


お住まいの御本人様がどれくらい御満足いただいているのか?戸田の自己満足ではないのか?!ヤラセ記事では?!と疑問をもたれることでしょう(汗)・・・
はっきり言って、自分でも恥ずかしいのですが本当なんです。

その証拠のお言葉が、「インターネットを見ていて、良いフローリングを使っているなぁ・・・・・、って見てたら自宅でした(笑)」です。
つまり、私がアップロードしていた画像がどこかに掲載されていたのか(これは合法か?!)で、たまたま目にされたとの事。
嘘ではなく、目をひいた画像が実は自宅のフローリング・・・
はい、お施主様まで自画自賛ですから、間違いありません(^−^)

古希杉フローリング経年変化1

因みに、経年変化で重要な要素である「伸縮」についてははっきりとみてとれましたよ。
これに関しては、冬であることと薪ストーブを使用されていることが大きな原因ですが、フローリング間に見事に隙間がありました。
どれくらいかというと、お決まりの「釘が見える程度」です。
もちろん、これも想定内なのですが御存じ無い方には驚かれるかもしれません。

古希杉フローリング経年変化2


杉は軽軟なので、伸縮の大きな木材ですが古希杉フローリングは特に、「天然乾燥」にこだわっている為に、フローリングの水分量を強制的に下げることはしていません。
その為、人工乾燥材の杉フローリングに比べると、若干伸縮の幅が大きい場合があります。
それは、乾燥が不十分だからではなく吸放湿作用が大きい証拠。
きちんと杉が住環境の中で仕事をしてくれているのです。
喜ぶべきこと?!です。それがちょっと乾燥気味になっているだけのこと。

そこも踏まえて使っていただいているので、問題はありませんがこれから杉の無垢フローリングを検討の方には、「こんなことになるの?!」なポイントかもしれません。

そんな感心する美しさの天然乾燥杉無垢フローリングを眺めながら、実は今回はもう一つの「新人さん」の顔色をうかがいに来たため、そちらも拝見することにしたのです。


古希杉フローリング経年変化3


・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングはこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング、15mmエンドマッチ品の施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング15mm、M様邸施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸施工写真はこちらから(今回の1年前です。)

*古希杉フローリングは、2017年に木取りなどの仕様変更を行っていますので、上記施工写真の旧規格品は現行の材の表情と異なるものがありますので、ご検討の際にはサンプルや実物をご覧いただきますようによろしくお願いいたします。


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無塗装は塗装用に非ず


無垢の木材は千差万別。
日頃からお客様にもお伝えしている通り、同じものが二つとなく特徴も必ずしも同じ様に現れることは無いのですが、もう一つ注意しないといけないのは弊社でも多く取り扱う「無塗装」の木材の取扱い。

流通している多くの無垢フローリングは、基本的にウレタン塗装されているものが多いものです。
汚れを防ぐため、見た目がつるっとしていて綺麗、塗装の手間が省ける、それ以上に無垢材の呼吸による伸縮作用を抑える事ができる、ということで塗装をされているわけです。
そして、それに対して塗装をしていないもの、という意味合いでの「無塗装」と表記して出荷しているのですが、場合によっては「塗装するためのもの」というように、少し勘違いして捉えられる場合がありますので、注意が必要です。

無塗装の商品は、決して現場塗装用として設定しているわけではありません。
あくまでも「塗装がされていない状態」という意味です。
もちろん、弊社の商品にも塗装仕上げをされている方は多くいらっしゃいますが、樹種やグレードなどによっては「塗装面が不均一」になったり、「塗装うまくのらない」といったことも出てきます。
その一例として多くあるのが欧州赤松などの、樹脂分の多い樹種に浸透性の木目の見える着色塗装をした場合。

レッドパイン1

同じ木材で、しかも一本の木材の中でも色の濃淡ができるところもあれば、塗装前は同じ様に見えていた色合いも、同じ着色をしているのに濃淡ができたり、はたまたネイキッドグレードの場合には節などの表情の部分で「てかり」がでたり、塗料が上手に浸透しない、ということもあります。

よく考えると、今まで多くは木材への塗装は塗装職人さんがされることが多くありました。
職人さんは、一つずつ木の表情や状態を見て塗る為の下地をこしらえたり、塗料を調節したりしていたものですが、手軽に扱える浸透性塗料(俗にいう、オイル塗装)の普及により、透明仕上げも木目の見える着色仕上げも、大工さんからお施主様までが簡単に行えるようになり、それにともない「下地処理をしない」や「木の特徴に合った塗料を選択しない」、「塗装ムラの可能性を理解できない」という様な事が起こるのだと思います。


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ピュアラーチ、ひく手あまた

人気集中。

稀に起こる現象ですが、なぜか一時期に同じ木材に人気が集中し、在庫が不足することがあります。

現在も同じ状況で、ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)無垢フローリングが不足気味です。
それも、普段は豊富に出荷することのできるネイキッドグレードが、極端に少なくなっています。

ピュアラーチ ネイキッドグレードUNI 2

本年前半から、問い合わせを多くいただいていましたが、年末のこの時期に来てもその人気は衰えずで、未だに在庫の少ない状況です。

ピュアラーチは、くっきりはっきりとした木目と独特な飴色に感じる色合いが印象的で、同じ針葉樹であるスギヒノキとはまた異なった魅力を備えています。
節のほとんどないプルミエグレードやセレクショングレードなどは特に、まっすぐ伸びる細かな木目を見ることが出来るため、整っていながらもダイナミックなスケール感を味わえます。
それもピュアラーチならではの、熟成期に入っている高齢木から作りだされるからこそできる物です。

ピュアラーチ プルミエグレード 一枚物

しかし、現在人気のネイキッドグレードは高齢木ならではの、年月を感じる大きな節や、大胆に突き抜ける白太のくっきりとした白さのランダムな印象が、針葉樹・広葉樹問わずにネイキッドグレードが求められる理由と同じなのかもしれません。

もちろん、同じ様に厳しい品質基準で選別されていますから、プルミエグレードからネイキッドグレードまで、グレードによる表情の差はあっても品質の差はありません。

自然の産物ですから、節の無い板を作る事は出来ませんし、同じ様に節のある板だけを作ることもできません。
今期は節の少ない板が豊富にできたため、原木の品質が良かった証拠なのですが、反対に節のあるネイキッドグレードが少なく、そんな時に限りネイキッドグレードに見積り注文が集中するのです。

どのグレードもまんべんなく使ってもらうことによって、原木のすべてが無駄になることなく活用されます。
こんな時だからこそ、豊富に在庫のあるセレクショングレードやプルミエグレードも検討してみてくださいね。
もちろん、予算との相談ではありますが、ネイキッドグレードにはない、木目と色合いの素晴らしさを感じてもらえるはずです。

ご検討には、もちろん在庫確認もよろしくお願いしますね。
荒れ地の中に、天然で力強く育ったピュアラーチの存在感。各グレードで是非感じて下さいね。
ネイキッドグレードは、来季の丸太分の入荷までしばしご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承下さいませ〜。

ピュアラーチ ネイキッドグレードUNI 1


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高樹齢 古希杉浮造りフローリングをご検討のみなさまへ

いつも弊社の高樹齢古希杉浮造りフローリングを愛用してくださる皆さま、有難うございます。
また、これから古希杉フローリングを採用してみたいとお考えの皆さまも含めまして、御検討についての連絡をいたします。


この度、高樹齢古希杉浮造りフローリングの仕様変更を行います。

今まで、15mm品と30mm品では原木の製材木取り部分や選別の違いで、「色味や節の様子」などの表情に差がありました。
今回は、その差をより少なくなるように選別を変更いたしました。

古希杉仕様変更

(奥が30mm、手前2枚が15mmの新規格品)


これにより、15mm品の木目や色合い、節の加減に従来品との差が生じますので、準備ができ次第ホームページ等のイメージ写真を切り替えていきますので、お間違いのない様にお願いたします。

また、施工例記事については皆さんに見ていただける旧規格品ということで残しておきます。

今回の改定により15mm品は、以前よりも白太部分が少なくなることと、点在していた節も少なくなっています。(もちろん、白太が入る部分もありますし節ありネイキッドグレードですので、一枚一枚で異なり、節が点在するものもありますが・・・)


天然乾燥を重ねた、香り高い古希杉。
これからも杉無垢フローリングは古希杉!と言っていただけるようにと思っていますので、改定後もよろしくお願いいたします!!(^_-)-☆

古希杉浮造りフローリング 30mm 3



・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングはこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング、15mmエンドマッチ品の施工写真はこちらから(旧規格)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング15mm、M様邸施工写真はこちらから(旧規格)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸施工写真はこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸1年後経年変化の記事はこちらから
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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!

5

さて、そろそろ実験開始から1時間経過しようとしています。
若干60分には早いですが、拭いていく準備の時間や写真撮影の準備時間を考慮するとちょうどいいくらい。

はたして、1時間の醤油放置でどのように変わっているのか?!
一番心配なのはオイル塗装ですが、果たして・・・
(一部商品は結果が同じなので割愛。)

6

黒い醤油を、(特に)黒っぽいブラックウォールナットの挽き板貼フローリングに垂らしているので、ものすごく見づらいですが、少しづつ拭いていきますよ。

このフローリングの表面は挽き板にオイル塗装仕上げです。
日本の有名合板メーカー製などではなく、輸入のフローリングですからもしや、性能に心配なところはあるまいか?!

7


いいえ、そんな心配はご無用。
きれいに取れちゃいました。
貴重なブラックウォールナットのサンプルが汚れなくて「一安心」という気持ちと、実験なんだからもう少し、、、こう、驚きがあってもなぁ・・・というぜいたくな気持ちですが、挽き板フローリングのオイル塗装はまったくもって心配ないことがわかりました。

で、次の相手(?)は、往年の名選手である「普及グレード」合板カラーフローリング!
もしかして・・・
と思って拭いていくも、何の面白みもなくきれいに拭き取れちゃった。
そう考えると、普及品とはいえフロアーメーカーさんが作っていた(作っている)フロアーの塗装面は、汚れに対してはきちんとコーティングしてくれているんだ、ということがよくわかりました。
いつも無垢フローリングと比較してばかりでごめんなさい(笑)。

8

で、次は期待のこれです。
表面2mmの挽き板を使用したうえ、その表面をブラッシング加工によって木目の凹凸を作り出し、コーティングとしてツヤのないマットな塗装を施してあるフローリング。

手で触ってみても、木目の感触のざらつきが感じられる状態に近いために、「いくら塗装していても、これはしみ込んでしまうかも・・・」と、若干期待していた(?)ところでしたが・・・

10

いざ、ふき取ってみるとこの通り。

11

めちゃんこきれいやん・・・
はっきり言って、面白くないです(汗)。
いやぁ、やっぱり合板フロアーでも無垢に近いものは、質感が上がった分性能はそこそこか・・・みたいなオチも期待していたものの、想像以上に性能高い。

という流れで、あとはこれがどうなるかと最も注目していたものを見てみましょう。
こちらも合板フロアーでありながらも、表面には1,2mmという厚みの挽き板を使用し、なおかつ仕上げの塗装はオイル塗装!
一番最初に出てきた挽き板フローリングに近いものの、表面の挽き板の厚みが異なることと、フロアーメーカーさんがつくる303mm幅の合板フロアーにおいては、オイル塗装仕上げというのはかなり異色な存在ですから、塗装も心配なのではぁ?!と拭ってみる。

15

すると・・・

16

おぉ、見事!
これもきちんと汚れを防いでいる。
予想を覆し、オイルが醤油の浸透を防いでいました。
いや、理屈は理解しているし、いつもはショールームにおいてもお客様には、オイル塗装でも十分表面のよごれからの保護はできますよ、と実演している立場上、結果は見えているのですが、やはりどこかに「無垢のようにはいかんやろぉ・・・」的な偏見があったのかもしれません。
いや、あってほしかったのか・・・

かくして、実験は「すべて問題なし」という、優秀というべきか面白みがないというべきか微妙な結果となったわけですが、実は一点問題があって、1時間も醤油を放置すると浸透はしなくても、相当醤油くさい、ということです。
こればっかりは、ちょっと気になります。
とはいえ、美観を損なわないのはさすがというところです。

これからは選択肢の広がる時代。

無垢志向のお客様には的外れでも、外観の良さを感じる、床暖房の仕上げ向け、価格上の優位性などの理由での選択肢として今回登場のシリーズが、お客様の俎上に上る機会も多くなるでしょう。

無垢を愛し、無垢の良さを伝えるのもいいですが、それ以外にすべて否定的になるのではなく、いろいろな長所を見つけてお客様のベストを探すこと、それも忘れずにいたいものです。

17

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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!

前回まで、「さわり心地のいい床」をテーマに見てきましたが、昔の私ならば「やっぱり、無垢ですね!」と無垢材贔屓の結論に導いていたところでしょうが、前回までのように合板フロアーや挽き板貼フローリングが、お客様の求める姿に多様に対応するようになれば、どちらかしかない、というような結論には至らないような状況です。

さて、そんなフローリング(フロアー)たちですが、無垢材と見まがうほどのきれいな「顔」をしていることはよくわかりました。
しかし、もしやその代償として合板フロアーの優位性である「表面の耐汚染性」=汚れにくさが劣っている、というようなことなないのだろうか?!
ふとそんなことを考え、今回もやりましたよ。
以前、無垢材のオイル塗装フローリングでも行った、「醤油対決」です。
その名の通り、フローリング(フロアー)の表面に直接醤油をたらしてわざと汚れをつけ、その汚れが時間の経過でどれほど残っているのか?をみるのです。

ということで、今回参加するのは前回までの流れでこのメンバー。

2

右下から、表面3mmの銘木挽き板を貼った幅広フローリング(オイル塗装)。
右上は、10年ほど前までの定番!普及品の合板カラーフロアー(塗装品)。
中央上下は、某有名合板フロアーメーカーさんの表面2mmの銘木挽板を貼ったフロアー(マット塗装)。
左上下は、これも某有名メーカーさんの表面1,2mmの銘木挽板を貼ったフロアー、でありながらもオイル塗装という代わり種。

一昔前までの流行だった、ピカピカの鏡面塗装のような塗装面を持っているものは、いかにも「汚れません!!」感満載でしたが、中央のマット塗装のものは触れた手で木目を感じられるほどに塗装感がないので、木目に醤油が浸透するのでは?!!と楽しみなのですが・・・

1

競技(?)開始は午後3時。
シチュエーションとしては、夕飯時に醤油をこぼしてしまったものの、食事が終わるころまで気が付かずにそのままだった、というようなことを想定しています。
およそ1時間ほどです。

3

美しいサンプルたちを汚すのはさすがに気が引けますが、ここは採用を検討する皆さんのためにやっちゃいます!

で、こんな状態からスタートします。

4


さて、この中で醤油の汚染に負ける選手は出てくるのでしょうか?!
興味は尽きませんが、写真が増えてきますので、次回にサクッと百聞は一見に如かずの結果をお届けしますので、どうなるのかを予想しながらお待ちくださいませぇ〜。

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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!


人の感覚はそれぞれことなるので、必ずしもこれが正解と言い切れるものは無いとは思いますが、それでも無垢が一番だと思うのは贔屓目だからではないと思うのです。

だいぶ昔に書いた無垢の床の五感シリーズにしてもそうですが、無垢の木材は、人間が触れて、見て、感じて心地よいと思う理由がきちんと証明されているのですが、近年でいう「さわり心地」というのは、そういった無垢の風合いや木の持つ性質をさすのではなく、表面の加工を意図していることが大半であるということを知っておかなければいけません。

フローリングというと、通常表面は平滑なものですが例外的に、たとえば弊社のウールアッシュの様に凹凸の加工を施してあったり、普通の杉とは一味もふた味も違う高樹齢古希杉浮造りフローリング高樹齢百年杉柾フローリングの様に「うづくり」という、木材の年輪の硬軟の差を利用して木目を浮き上がらせるように削り出す加工もあります。
今回、「さわり心地がいい」とおっしゃっているのは、どうもこちらの方だとだんだんわかってきました。
しかし、それでも無垢である必要はない、ということでこんなものを用意しました。

ブラシ?!1

わかりますか?!
合板フローリングですが、ちょっと違うのです。
前回みてもらった様に、表面に0.2mmくらいの薄いカツラ剥きをはりつけている一般的な合板フロアーとは違って、表面に2mmの木を貼りつけているフローリングで、尚且つ、表面が件の「さわり心地」を重視して「ブラシ仕上げ」という形になっています。

ブラシ仕上げというのは、木の表面にブラシがけをして浮造り仕上げと同じように、木目を浮き立たせる方法ですが、基本的に木目の硬軟がはっきりしている杉を中心とした針葉樹で用いる方法ですが、一般的にそのような仕上げが「ブラシ」とか「浮造り」と称されていて、今までは浮造りといえば杉が代名詞だったところを、広葉樹でも加工すればカッコいいのではないか?!ということで、スタイリッシュな雰囲気を出す時などに少しづつ、浸透しつつあります。

ブラシ?!2

もちろん、無垢フローリングでも加工はできるのですが、今回はご要望通りに合板の「ブラシ仕上げ」をご用意。
たしかに、環孔材といわれる広葉樹の細胞の「あな」の部分がうっすらと削られて、浮造りの様に木目が浮き出ている様に見えます。

どうしても、私としては木の持つ本来の性質や木目、色合いの変化や素朴な風合いをおすすめしたいところですが、木に対する時代の嗜好が、このような表面加工に向かっている様な気がしますね。

少し前にお伝えした様に、祖父母の家などで使いこまれた針葉樹の床が、自ずと経年の歩行により削られて浮造りの様になっていたものですが、近年は建築当初の仕上がりから、そのような表面の意匠を求められることも多く、要望の多様化と「心地いい」の基準の変化を感じます。

浮造り(うづくり)2

無垢フローリングの特権だと思っていたそのような表面加工も、合板フロアーの表面に挽き板という2mmや3mmの木を貼る事で加工をする事が可能になったのも大きな理由でしょうね。
もちろん、弊社で人気を頂いている古希杉浮造りフローリングは、ただ表面の風合いを出すために加工をしているのではないんですよ!
それだけなら、荒っぽいブラシでこすっていけばすぐに浮造り状態にはなるのですが、丁寧にブラシ目を残りにくく加工しているのは、最低樹齢70年以上の原木の赤身の多い部分を使用していることで、杉本来がもつ香りや色合いの良さのもとである脂分を引き出すためです。

もちろん、それとともに足触りが良いことも特徴ですが、意匠性だけではない理由があるということです。

とはいえ、今回の様に「無垢ではなく」という条件がつくと出番がなくなるわけで、やはり無垢市場主義ではいけないということです。

浮造り(うづくり)1


もちろん、私のこだわりは強く持ち続けますが、お施主様との意思疎通ができなければ何も提案できません。
そう言う意味では、多様化するニーズに「合板ブラシ仕上げ」もありなわけです。
いえいえ、表面仕上げだけではありません。
表面塗装もです。
無垢フローリングの特徴だった「オイル仕上げ」や弊社でも採用している、ウレタン塗装でありながらも光沢をおとした、「低光沢ウレタン塗装 リフリーオークリフリーバーチ」シリーズの様な塗装も、合板フローリングの世界にもひろがってきていて、ますます多様化してきています。
こうなるともう、無垢か合板か?!というくくりではなく「無垢の良さ」か「性能を高めた無垢に近づいた合板」か、になる?!
2極の考え方はもう時代遅れかもしれません。

多種な出口を探りながらも、木の可能性やすそ野を広げるのも役割の一つなのかもしれせん。

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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?! 

現在、「触り心地のいい床」を検討しております。

といっても、無垢フローリングではありません。
無垢材である必要はないのです。触れて心地よければ・・・・

なんか、日本語としてはわかるのですが、ものすごく矛盾して感じるのは私だけでしょうか?!
従来は、足触りがいいとか、心地いい、というのは無垢フローリングの代名詞的な形容詞、否それが「無垢材の良さ」と言われてきたところですが、そろそろそんな時代も終焉に近いのか?!

無垢材をこよなく愛するものとしては、無垢フローリングではなくて触り心地の良い床、というのは一昔前ならめちゃくちゃ難題に思えるのですが、実は近年は心当たりがでてくるもので・・・

例えば、弊社でも販売している低光沢のウレタン塗装(ナラカバ)を施した合板フローリング。

艶消し塗装合板フローリング

もちろん、無垢フローリングとまではいきませんが、塗装ツヤツヤのフロアー材とはことなり、木肌感を感じます。
いや、そのしっとりとみえてしまう塗装仕上げが、視覚的にそう感じるような気になります。

それとは異なって、外観上は無垢フローリングそのままな合板フローリング(正確には積層フローリング)もあり、サンプルを触る限りはもちろん、本物の無垢材なので確かに気持ちいい木の触感。

無垢なのか?1

こうやって見ても分かる様にそりゃ、表面の2mmや3mmは無垢の木なんだから当たり前です。
こうすることによって、無垢材にありがちな伸縮やそりを軽減しながらも、高価になりがちな「幅広一枚物」のフローリングをリーズナブルに手にすることができるので、近年広く普及し始めました。

こちらは表面がオイル塗装なので、先の合板フロアーに比べても本物の質感がはっきりと伝わります。
施工してしまえば、表面のわずか数mmのみが「お化粧」されているとは気が付くはずがありません。

ほらね、無垢の一枚物と並べてみても正面から見ると全くわかりません。
もちろん、さわってもわかりません。

無垢なのか?2


それくらい、「ほぼ」無垢材なんです。
ということは、やはりこれがもっとも「触り心地が良い」んだろうか?!
これならばお客様の要望である「触り心地が良い」を満たしてくれるだろうか?



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「施工しない」無垢フローリング 〜Shikiyuka ヒノキ〜 貼り上り順調です!

DIYで無垢フローリング。

施工の大工さんが見つからない、、、そうじゃありません。
御承知の通り、「施工しない」無垢フローリング Shikiyuka ヒノキの事です。

Shikiyuka ヒノキ1


先日、お買い上げ頂いたお客様からの御感想をいただきましたので、施工しない無垢フローリングを施工した?!写真とともに御紹介しましょう。

shikiyuka ヒノキ施工4

うほっ!めちゃ綺麗に仕上がってる!!

shikiyuka ヒノキ施工5

今回は、節の少ないもので賃貸物件の床に使えるもの、という照準で出会いを頂いたのですが、実際は節が少ないから、というよりもやはり、「Shikiyuka ヒノキ」自身の「ウリ」の一つでもある「脂気を残すこだわりの乾燥」と「ヒノキ脂の香る本物のヒノキの床」に共感していただいたのが大きかったのだと思います。

shikiyuka ヒノキ施工3

今回は色々なところに登場するネコちゃん。
彼女(彼?!)にも満足していただいた様子で、私も嬉しいです(笑)。

お客様からもお声を頂きましたが、やはり人間よりもフローリングとの距離が近いネコちゃんに合わないのではないか?!という心配もあったようですが、なんとか気にいってもらえて一安心。

Shikiyuka ヒノキは並べ方は自由。
様々なパターンを、自分の好みや気分で組み換え敷き替え、または取り外し・・・
そんな楽しみ方ができる床。

shikiyuka ヒノキ施工1

今回はネコちゃんのトイレの心配などもあり、オイル塗装を選ばれたのですが、オイルによって折角のヒノキの香りが隠されてしまうのでは?!という贅沢な悩みもあり、実は手元に無塗装を数枚残されたそうです(笑)。
いぃ!実にいいです、それ。

もう、ご友人などの訪問の際には是非、自慢しちゃってください。
「ウチの床はさぁ、これを使ってるんだけどいい香りするよねぇ・・・・」なんて。

「えぇ?!これを貼ってるの?!え?敷いてるだけ?!」

ってな展開を期待しております。

Shikiyuka ヒノキについては、紹介ページで特徴を十分にお伝えしていますが、今後も増えるであろうリノベーション向けの商品として、また、完全に固定して施工する無垢フローリングに変わる木材製品として、まだまだ多くの皆さんに体験してもらう機会があると思いますので、特別な300mm角のフローリング、是非インプットしておいてくださいね!!!


それでは、恒例のお施主様アンケートです。

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

返信が早く、とても助かりました


・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

オイルや無垢材の知識がほとんどない中で、ネットで調べて不明だった点を質問させて頂きましたが、とてもわかりやすく丁寧に回答していただき嬉しかったです。 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)


今回購入した敷くだけのヒノキの床の商品は、ショップのトップページからは見つけにくかった(アクセスしにくかった)です。

ブログは、商品選びや商品購入後のケアの参考になったので良かったです。

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。) 

敷くだけの無垢材で、木の節が少ない商品を探していました。

特別ヒノキにこだわっていたわけではありませんが、肌触りも滑らかで香りも良いヒノキで良かったです。

 

敷いた後、部屋の雰囲気がナチュラルになって、かつ明るくなりました。

以前は木目調のクッションフロアが敷かれていたんですが冷たい感じで、横になろうという意欲がわきませんでした。けど、ヒノキの無垢材を敷いてから、むしろ床でごろごろしたくなりましたし、掃除も楽しくなりました。 

到着してからはオスモカラーのフロアクリアのつや消しで塗装しました。つやが出ず、ナチュラルな雰囲気が残せて良かったです!

1週間くらいしたら気になっていたオイルの匂いもなくなりました。

少し余った床は、オスモを塗装せず、ベットの下や頭側の隙間に置いて、香りを楽しんでいます。

また、敷いた床も、一部はオスモを塗らないで無塗装で残しておき、普段はその上にラグを敷いて、ごろごろする時はラグをとって、ヒノキの肌触りを楽しんでいます。

 

今、敷いてから一ヶ月ほど経っています。飼い猫の爪で傷ついている床も増えてきましたが、それほど気にはならず、許容範囲です。

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

木の節が少ない商品が欲しかったので

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。

 

特にありません。

タイル床のサイズも大きすぎず敷やすかったように思います。



単なる敷物ではない、本物の「木の床」を感じる Shikiyuka ヒノキ。
探して出会っていただいてありがとうございます。
そこにある、足が触れていることが普通になるその日が来ても、いつまでもその香りに癒されることを願っています。
ありがとうございました。

shikiyuka ヒノキ施工2


・「施工しない」無垢フローリング ~Shikiyuka ヒノキ~ はこちらから
・「施工しない」無垢フローリング ~Shikiyuka ヒノキ~ 地栂テーブルとともに、の施工例はこちらから


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ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物・V溝フローリング施工完了!

うわぁ・・・もうすっかりアツくなってきましたよ(-_-;)
いや、暑くなってきましたよ。

アツい気持ちで伺ったのは街ではジングルベルのころだったと思うのですが、すっかりと暑い季節まで公開をひきのばしてしまったのはいつもの事で・・・・・・・・
気を取り直していきましょう。

今回採用いただいたのは、根強い人気樹種である「ロシアンバーチ」。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 8

もちろん、幅広150mmです!

幅広で何がいいのか、というとやっぱり木目が明瞭に楽しめること。
もちろん、通常の無垢フローリングが90mm幅であるということを考えれば、150mmという幅の存在感は全く別物ですが、その150mmという幅の中にこそ、はっきりとした樹種それぞれの魅力が詰まっていて、色差や節、特徴的な傷跡などがそのまま見て取れるのが大きなところです。

おっと、採用グレードは樹種の特徴をそのまんま表現するネイキッドグレードです。
決まった色合いや節のない部分を選別しているのではなく、その樹種の持つキャラクターをそのまんま表現するグレードがネイキッドグレードです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 3

木の芯材部分が含まれていて、筋状の模様の入っているところや成長の具合を表す大きな節があるところ、時には根っこに近い部分で複雑な杢のある所など、均整ではありませんが、見飽きることのない魅力を感じるのがネイキッドグレード。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 7

つなぎ目のない一枚物フローリングですから、木目が大きく流れているところや、時には様々な理由で黒っぽく変色しているような部分もあります。
和風建築などの場面では、色や木目の整った木材が必要とされますが、無垢フローリングでは強度的に問題がない部分はすべて、その樹種の特徴として活用していますので、「二つとして同じもののない木目」が自然の中での成長を体現しているのです。
近年では、印刷されたシートを貼り付けたフローリングや、単板と呼ばれる薄くカットされた無垢材を表面に貼り付けたフローリングでも、このネイキッドグレードのような木目を表現しているものもありますが、一本の無垢材だからこそ出てくる表情や木目はやはり、まだまだ無垢フローリングの特権です。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 9

実は今回は同じロシアンバーチフローリングの中でも、幅広無垢一枚物と、幅広無垢V溝の2種を貼り伸ばしで施工してもらいました。
同じ150mm幅なので違和感ないのは当然のことですが、それ以上にV溝フローリング自体がUNI(たて継ぎ)タイプでありながらも、1枚のフローリングに対してつなぎ目は2か所まで、と決まっているために一つ一つのピースが長いことから、一枚物と遜色のない貼り上がりになっているのも注目すべきところ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 6

ピースの長さが長いので、幅広の定乱尺フローリングのようにみえますね。
UNIタイプだとはもはや信じられない仕上がり。
もちろん、つなぎ目にV溝加工されていることも大きな要因ですから、通常のUNIタイプとは比較できませんが、短いピースばかりがつながれるのとはわけが違う!というのは一目瞭然。
もちろん、そんな中にもネイキッドグレードに多くみられる縮み杢的な、波のように輝く木目が入ることも、視覚的な楽しみの一つ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 2

同じ幅広150mmで同じネイキッドグレードである一枚物とV溝の違いをあえて言うのであれば、一枚物は節や変色が多く含まれること。
そしてV溝は主に芯材と辺材のバラつきの表情がメインになっていること。
この違いがあります。
そのため、一枚物フローリングで施工者からまれにご意見いただく「悪いもの(変色や大節)が混ざっているから使えない!」という言葉も、V溝では聞いたことがありません。
もちろん、その時の原木によっては一概にいうことができないのは当然ですが、あえて言うならばそういう違いがあるということです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 4

一概に言えない、のは一枚物の中でも、ケースによってはこれくらい表情が違うものがあるからです。
向かって左は濃い色の芯材が多いものの、右側は芯材ではあれども比較的薄い色が多いですね。
同じグレードであっても、同じ商品でもこのような違いがあるのがネイキッドグレード。
この表情の差は「悪い」のではなく「個性」である、と皆さんに受け取ってもらえるように、きちんと施工写真をお伝えしていかなければなりません。
「悪いものは切って捨ててやった」なんて胸を張って言われることのないように・・・・・・(涙、もったいない。)

フローリングの施工記事ですので、フローリングに注目してもらっていますが、当たり前ながら、おうち自体もとってもおしゃれなんですよ!

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 1

贅沢な大開口吹き抜け!
絶好のフローリング景色です。
その場に立っているときや、座って眺めるフローリングとはまた違って、こうやって数十枚のフローリングを遠景で眺めるのは、無垢材の不規則なリズムを視覚的に体感できるので、とっても落ち着きます。
というか、普通に贅沢です。
こんな眺めが家の中にあるなんて・・・・

貴重なジングルベル季節のお休みの日に、仲良くご夫婦で応対してくださった施主様には、羨ましい(こんなおうちも、仲よさそうなお二人にも)気持ちを持ちながらも、素晴らしいお宅に採用いただいた幸せを感じるのでした。

だって、見てくださいよ。
こんな風景になるんですよ。
もう、どこかのショールームじゃないですか。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 5

ラインドレープのバーチカルブラインドから漏れる暖かな冬の日差しが、ロシアンバーチのあたたかみと混ざり合い、なんともいえない安らぎをかもしだしていました。
あぁ、心地よい空間。
素材と空間が上手に調和した住宅、そう感じます。

今回も無垢のフローリングを通じて、素晴らしい住宅とフローリングの表情を見させていただきました。
H様ご夫妻、お忙しい休日にお邪魔いたしました。
贅沢すぎるこの空間、楽しんでお過ごしくださいませ。



各施工写真は下記を参照ください。

・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリング無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)


ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク幅広無垢V溝フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング

・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


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幅広無垢材の救世主?! 〜無垢一枚板  「OPCボード」 総括&ラインナップ一覧〜


2回にわたってお伝えした幅広無垢一枚板、OPCボード。

木目などの木の個性の見えづらい集成材とはことなり、無垢の一枚板の外観はそのままに、通常の無垢材では難しい「910mm×1820mmのサブロクサイズ」を実現したOPCボード。

OPCボード1

一部分の写真やサンプルではわかりづらいですが、1820mm長さの間に木目が途切れないということの重要性はとても大きいものです。
人間は、おいしい料理も実は、口に運ぶ前の段階ですでに「目で食べている」とも言われます。
目で料理そのものを認識し、色遣いの美しさや素材の状態、そして何よりその素材を生かした調理された状態を目で判断し、おいしいか否かの予備情報を作るそうです。
もちろん、口に入れた後の味の意外性というものは完全に味覚と嗅覚に依存しますが、それに匹敵するくらいに目が感じている部分が大きいという事です。

つまり、木目が途切れないという事は人の視覚を通して得られる木材の優位性、つまり落ち着きをもたらす「木目のゆらぎ」などをそのまま得られるという事です。
これが最大のポイント。
そして、頑張って無垢のフローリングをふんだんに使っても、いざ、階段やテーブル、カウンターという少し幅の広い無垢材が必要になってくると、途端に入手に手間がかかってしまいます。
が、OPCボードであれば「サブロク」という木造建築材料で最もポピュラーなサイズのラインナップなので、ほとんどの木造住宅の幅規格寸法にぴったりと納まるので、非常に重宝。

たとえば、テーブルはご想像の通りですが、キッチンなどのカウンター(直接の水かかりは禁物ですが)や、それにともなう棚関係の板材には、必要なサイズにカットして切り出すことができますし、何より重要なのは「廻り階段の踏板」が製作できるということ。

OPCボード6

厚み30mmに仕上げられている上、OPCボードの長さを半分にすれば幅が910mmなのでほぼそのままの寸法で、階段の踊り場や廻り階段の踏板として使うことが出来ます。
実は、住宅部材で意外なところに幅広材が必要なのが階段なんです。
普段、住宅資材メーカーの建材を使っていると当たり前にカタログに掲載されている寸法も、いざ無垢の木材で実現しようとすると、たちまちに手配できない現実に直面する。

そう、とっても困るのです。
で、無垢材のドア枠や無垢フローリングを使っていても、階段には集成材を使わないといけなくなるのです。
そんな時に、さりげなく無垢材を感じられる素材として使えるのがOPCボードなのです!!
(下写真は手作りの無垢桧板の階段踊り場)

階段

もちろん、階段やカウンターなどの水平面への使用だけではなく、そのまま垂直に施工して広い部屋の一部分を無垢板に囲まれた収納スペースにする事や、水平垂直に組み上げて棚板兼用のクロークスペースなども作ることが出来ますよ!!
玄関スペースのとなりに、無垢板に囲まれたシューズクロークがあったりすると、カッコいいですよね?!
あこがれるスペースです。
若しくは、子供さんの小さなうちはOPCボードで衝立の様に空間を間仕切り、勉強スペースとすると成績ぐんぐんアップ間違いなし?!


アイディア次第で様々な使い方のできる幅広無垢材の救世主!OPCボード。
幅広無垢一枚物フローリングとともによろしくお願いします!!

OPCボード15


*素材となる一枚板の幅は、製材の都合上一定ではありません。また、無垢の素材そのものですので、伸縮や反りなどの無垢材の性質は残っていますので、幅広用途での使用には反り止めなどの施工の工夫を施してください。(塗膜のできる一面のみの塗装は厳禁です。必ず反ります。)
*どの材質・グレードも白太込みの源平(赤白込み)材です。また、木裏木表が混在します。

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


無垢一枚板 OPCボード(寸法表記はすべてmm単位)

針葉樹シリーズ 杉・桧・唐松(からまつ)
広葉樹シリーズ 胡桃(くるみ)・栗(くり)・桜(さくら)

・寸法

30×910×1820 

・形状

長さ方向一枚物、幅方向に接着つなぎあわせ、四辺切りっぱなし

・品番と価格

針葉樹シリーズ

杉  OPC-CE 無塗装 セレクション ¥21,276(税込)/枚
杉  OPC-CE 無塗装 ネイキッド  ¥14,256(税込)/枚
桧  OPC-CY 無塗装 ネイキッド  ¥23,544(税込)/枚
唐松 OPC-LA 無塗装 ネイキッド  ¥20,412(税込)/枚

広葉樹シリーズ

胡桃 OPC-NW 無塗装 ネイキッド  ¥42,984(税込)/枚
栗  OPC-CH  無塗装 ネイキッド  ¥34,344(税込)/枚
桜  OPC-PR  無塗装 ネイキッド  ¥34,344(税込)/枚

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

セレクション:小さな節や軽微な色むらを含むグレード(杉のみに設定)
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。(広葉樹シリーズはパテ無しが標準)

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。
(広葉樹は全て受注生産です。)


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

杉の葉節

OPCボード24

杉の源平(赤白。芯材と辺材の色違い。杉以外も色違いあり)

OPCボード22

欠け節補修

OPCボード14

ヒノキの変色

OPCボード13

針葉樹シリーズの節のパテ補修

OPCボード12

唐松の皮を巻き込んだ節

OPCボード11

唐松のヤニ析出

OPCボード10

広葉樹の節

OPCボード5

胡桃特有の毛羽(不良ではありません。必ず含まれます。)

OPCボード4

広葉樹の欠け節(パテ補修無しが標準)

OPCボード3


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