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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜さらに樺(カバ)を知る〜 

植物は多種多様で、同じ種類でも細分化されているものや、仲間なのに大きく質感の異なるもの、又はややこしい名称がつけられているものなど、多岐にわたって楽しいと思えるようになれば相当なものですが、やはり予備知識がないとなると厄介にも感じられます。

もしかしたら、カバもそうなのかもしれません。
そして、そこが反対に言えば利点で「カバ桜」なる名称が生まれた理由も含まれるのかもしれません。
「カバ桜」の記事で、材質が似ていると言われることや樹皮も似ていることをお伝えしました。
また、カバの名称の由来にも触れましたが、カバと総称される樹木の中にも様々な種類があります。


先ずはカバの筆頭ともいうべき存在の「マカバ」から。
その名称は、発音からも想像できると思いますが推察するに「真樺」=「本当の樺」もしくは「樺の中でも優れている樺」という意味合いだと思われます。
ただの「カバ」ではなく「マカバ」というにはそれなりの根拠があるはずですが、本当の理由は定かではなく邪推の域を超えません。
しかし、広葉樹の本場であり樺の優良材を産する北海道においても「マカンバ」(北海道ではカンバと呼ばれている。これが転訛としては正しい?!)と称されているので、やはり木材流通上では非常に重要な名称だったのでしょう。

マカバ・ミズメ 框材


うちの原木、原板はマカバ(マカンバ)だから非常に優良だ!、という材木屋のイメージ戦略なんでしょうかね。
もちろん、そうやって仕分けされるほどの用途の違いや求められる質があったことを理由に呼び分けれらることが習慣となったのかもしれません。

ちょっと脱線しますが、木材の業界ではマカバをはじめとして他の樹種でも同じ傾向で呼ばれるものがあります。
そういえば、サクラも「マザクラ」と言われますし桑も「マグワ」と称されるものもあり、どちらも得意な用途があったり、材としての評価が高いことから類似の樹種が用いられることと区別するために「マ」の文字を接頭語としていると考えられます。
弊社に古く入荷していた材も、単純な桜表記のほかに「眞櫻」もありましたし、櫻とされていてもウワミズザクラやシュリザクラが混じっていることもありました。
そして桑の場合は代用品として「メグワ」がありますから、それに対しての「マ」なんだろうと推測できます。


そんな推測も他の理由があって、木材業界ではマカバ(マカンバ)やカバという名称が一般的ですが、植物としての名称では「ウダイカンバ」が一般的。


マカバ・マカンバ・ウダイカンバ


そのため、ウダイカンバとしての記述はあってもマカバの名称の記述は見る限り見当たらないのです。
木材業界にいて、何も知らずにマカバ表記とウダイカンバ表記が並列していれば「似てるけど、見分けつかないなぁ・・・」と思われていることでしょう。
見分けられるはずない、同じなんだもの・・・
業界ではマカバと称している樹種は、樹木としてはウダイカンバが一般的。
だから、どんな文献でもウダイカンバを基本として書かれているように思います。

さて、ここで問題。
このウダイカンバの名称。
どうして「ウダイ」なのか・・・


こっちの方は「マカバ」とは異なって、きちんと明快な理由があります。
さぁ、それは何?!

次回までの宿題ですよ。
ググったらあきませんよ。
次回、そのお話からマカバ・ウダイカンバに焦点を当てましょう。


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜さらに樺(カバ)を知る〜 

今日からはカバ桜改め、カバのお話(笑)。

サクラの名前を借りるのではなく、カバ本来の魅力をお伝えしたいと思います!

前回までのカバ桜はご理解いただけたでしょうか。

カバ桜7

独特な桃色(と見える!)〜薄ピンクと言われるような色合いを持つ「カバ桜」は、本家のサクラ(桜)よりもサクラっぽくて、私も何も知らなければこれを木材となった桜だと思うでしょう。
でも、これだけきれいな色合いなんだからわざわざ桜を名乗らなくてもいいと思うのですが、その辺は商売上のイメージ戦略。
私が一番苦手としているところですね(汗)。


どうしても、樹種そのものの個性や特徴的なストーリーをお伝えすることに集中してしまうので、イメージ戦略というものは後回しにしてしまう悪い癖・・・
しかし、今回からは桜の名前を冠せずとも、十分に魅力深い樺(カバ)の世界をお伝えしたいと思います。


樺(カバ)についての大まかなことは、ロシアンバーチ(カバ・樺)無垢一枚物フローリングの記事にて取り上げていますが、今でこそ様々なところで見られるうえ、カバ桜のような名称でも知られるようになりましたが、ほんのふた昔前までは「バーチって何やねん?!」と、殆どのひとが訝し気に感じていたものでした。


ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリング 2


しかし北国での美しい白樺並木や、あの有名な鵜飼いにも関係していると知れば、おそらく一気にカバ材は身近なものと感じる事でしょう。
そうです、カバの生息地としては比較的冷涼な地が多いことと、古くから有名な産地が北海道を中心とした北国であることから、特に大阪ではなじみがなかったのかもしれませんね。
北海道の広葉樹を語る時、避けては通れない(と思っている)樹種であるカバ。
その理由は、カバ材を分かりにくくしている名称とも関係しています。

名称については、もうカバ桜だけで十分だ!と思われるかもしれませんが、北海道で使われてきたカバ材の名称が多岐にわたることは、やはりそれだけ材質や用途を考えられてきた証拠だと思いますし、取引や売買に関して重要なイメージを担っていたのではないかと思うのです。

その証拠に、北海道以外では一般的ではない「メジロ」という名称や、ただのカバではなくわざわざ「マカバ」という名称を用いることなど、意図的に区別していることを端的に表しています。
考え方によると、カバ桜と同じように古くから有用な木材であったカバを細分化した隠語としての名称だったのか、もしくは少しでも優良だというイメージを持たせるための、イメージ戦略と同じだったのか?!

おぉ・・・カバよ。お前もか・・・的な(笑)。


いや、もちろんカバが悪いわけではなくて人間のつごうなんだけど。
そんなことせずとも、私にとってはこの美しいさざ波の様な木目と少し荒っぽい芯材のコントラストだけで十分なのになぁ・・・・

カバ耳付き1


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大工さんも驚いた!! これが節あり一等材? 〜高樹齢杉 埋め節フローリングのおうち〜

杉材が求められる理由。
2極化しているように思います。

1つは他の樹種に比べてリーズナブルだから。
もう1つは、杉という樹種が持つ効能を重視していたり、美しい表情が好きだから。 
一般的に、材木屋さんが杉を勧めるときは前者が多い(経験上のお話)と感じます。それは、今までの記事で書いてきたとおり。
そして弊社が杉をお勧めするときは、後者の理由です。


今回採用頂いた、杉フローリングもそうでした。
弊社が自身をもってお勧めしている木材の中で、ある種特別な存在かもしれないのが「杉 埋め節フローリング」。
私がこだわっている、日本の広葉樹フローリングシリーズや、過日にお伝えしているロシアンバーチやノルデストウォールナットで紹介した幅広V溝フローリング、そしてもちろんカスクオークやブラックウォールナットなどの広葉樹の一枚物フローリングは樹種やその表情自体が特別なもの。
しかし、ある種どこでも見かける杉材で違いがわかるポイントと言えば、有名産地のものかどうか。

杉材の中でも屋久杉や吉野杉、秋田杉などというのは非常に認知度の高いブランドですが弊社の埋め節フローリングをはじめとする高樹齢杉シリーズは、それらのブランド材ではありません。
では、何が違うのか?!ということは、写真を見てもらいながら説明していきます。

高樹齢杉 埋め節フローリング1

窓越しの日差しをうけて輝いているのは、節ありの杉フローリング。
弊社が特にお勧めする高樹齢杉シリーズの浮造り品ではなく、表面はフラットで特別な加工はされていないもの。

それでも、原板として選別されるまでは高樹齢杉シリーズの古希杉と同じように乾燥工程を経ている商品ですので、遠目に見ても近づいても、とっても美しい表情を見せてくれます。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 10


特に場所を選んでいるわけではないのですが、節ありの杉フローリングにかかわらず、節の部分を定めて撮影しなければ、節が写真に写りこみにくいのがいいところというかなんというか。
もちろん、大工さんも考えて施工をしてくれているからだと思うのです。

そうです、古希杉もこの埋め節フローリングも、普通の杉フローリングの感覚を持って初めて接すると驚かれることが多くあります。
今回の大工さんも、どうもそうだったようです。

採用を決めていただいたのは、とっても熱心で木の効能をご自身でも知りぬいたうえで、施主様にもお勧めできる設計者さん。
弊社ショールームにも遠路お越しいただき、弊社の杉フローリングを体感し、そしてじっくりをお話を聞いていただいて、気が済むまで体感して(笑)納得を頂いての採用でした。
ご自身の考えている、無垢材に対する様々なポイントをクリヤーすることができた杉フローリングが、今回施工の埋め節フローリングなのです。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 4


埋め節フローリングは、その名の通り節ありの杉材を使用している為に、どうしても節がかけたり抜けたりする部分があります。
その為、その部分は丁寧に埋め木処理が施されています。
と言って節の部分を探すんだけども、節ありフローリングなのに節が本当に部分的にしかなくて、自然に写すのに苦労します(汗)。

それが大工さんが驚かれたポイントの一つ。

設計者さんからは、めっちゃきれいなフローリングが届くよ!節ありやけど、と聞いていたそうです。

で、大工さんは大阪人でもない(はず・・・)のに、お笑いのノリで「そんなはずないやろ〜!」と思っていたみたいです(^^♪
しかし、現場に届いて開梱して驚き!!

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 8


そりゃ、節ありだと聞いているのに開けたらコレだもの・・・

ほんまに凄いのが来た!、と思ったらしいです(^◇^)

設計者さんも、「だから言ったやろ!」的な感じだったそうですが、そりゃそうですよ。
だって、一般流通の杉フローリングとは原木も違えば選別も違って、さらにこだわりが違うんだもの。

それに、冒頭で書いたように「安い無垢材」として採用されがちな杉ですが、弊社の高樹齢杉シリーズとこの埋め節フローリングは、超こだわりの杉なので「安さ」ではなく「美しさとこだわり」を気に入っていただき、他にはない杉材を楽しんでもらいたい商品なのですから、驚いてもらいたいのです。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 5

大工さんが驚いたのは、節の少なさ(これはもう少しあってもいいと思うんだけど・・・良すぎる。)と同時に、この芯材。
一般的に言われる「赤身勝ち」の状態。
木材は、芯材と辺材という部分に分かれます。
それぞれで色合いと性質が異なりますが、一般的な杉材は樹齢が若い為に辺材と言われる白い部分が多く、成長盛りなので光合成の為の枝(節)をたくさん出しています。

それに対して高樹齢杉シリーズは、最低樹齢でも70年以上の原木を使用。
さらに、その中で芯材の赤身の部分を主に選別しているので、このようなきれいな赤ピンクの色合いがそろうのです。


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 9


大工さん、驚きは当然です。

そんな原木を使って選別している杉フローリングはそうそうありませんし、さらにその色合いと杉の香りや脂を残すための原木時の「葉枯らし乾燥」と原板にした後の「天然乾燥」を行い、機械乾燥は一切されていないので、この艶と色合いが活かされるのです!!
機械乾燥をしないことは、商品にするためのスパンが長くなって材木屋にとってはデメリット。
しかし、杉のもつ力を最大限に活かすことが出来る為、お施主様にとっては大きなメリット!!


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 6


選んでいただいた設計者の方も、わかっていたもののやっぱり良かった!、と言っていただきとてもうれしく。
今までは敢えて、名称を高樹齢杉シリーズには加えていませんでしたが、原板はほぼ一緒なので、もう高樹齢杉シリーズと言ってもいい!!


これらの原板となる杉は、ず〜っと前から育て手入れをし続けてくれた山から出てきたもの。
だからとってもきれいな木目と形質の良い大木に育ってくれたものです。

そんな杉だから、大切に販売したい。
先人のしてくれたことを、次の世代に何かを残せる形で伝えたい。
大事にしてきてくれた原木を活かしたい!

確かに、コストを重視したい場合もあると思います。
しかし、大切にしてきてくれた山をこれからも良い環境として維持し、これからもこのような良質な木材を算出することが出来るようにするには、良い木材はそれに見合った価格で流通させる必要があります。

今、私たちがこんなに美しい杉を使うことが出来るのは、どんな想いで山に入ってくれた人がいるからなのか・・・
そして、どんな苦労があったのか。
そんなことを思うと、「安い無垢材」として販売することはできないのです。

いえ、それでもきちんと使っていただける手の届く価格設定ですので、ご安心下さい。
「安かろう悪かろう」ではない、という意味です。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 7


高樹齢杉シリーズは、埋め節フローリングの美しさはそのままに、さらに選別をされた上に丁寧な浮造り加工を施した古希杉フローリングと、最低樹齢100年以上の原木のみを厳選し、その中から希少な柾目材のみを使った百年杉柾浮造りフローリングがあります。

それらのエントリーモデルが埋め節フローリングですが、こだわりは同じ。

一般のお施主様には「杉は杉」なのかもしれませんが、私と今回の設計者さんにとっては「杉は杉でも特別な杉」なのです。

お施主様には大きく胸を張ってもらいたい。
もちろん、設計者さんが伝えてくれてはいるものの、もう一度言いたい。

特別な杉のフローリングのおうち、胸を張ってほしい。

先人の大切な宝物である杉とともに、大切に幸せに過ごしていくことが出来ることを。
無垢フローリングではありえない、葉枯らし完全天然乾燥の無垢フローリング。
そのこだわりは、弊社ショールームで体験してください。


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 2



・杉埋め節フローリング〜2019〜はこちらから
・杉埋め節フローリング 安らぎの部屋施工現場はこちらから

・高樹齢 百年杉柾浮造り一枚物フローリングはこちらから
(一枚物施工例はこちらから、UNIタイプ施工例はこちらから)

・高樹齢 古希杉板目浮造りフローリングはこちらから
(2017年仕様変更後の施工例はこちらから)

・高樹齢杉 純白浮造り羽目板はこちらから
施工例はこちらから)


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挽板フローリング S2シリーズ 〜カスクオーク・ブラックウォールナット・ブラックチェリー・ロックメープル・チーク〜

過日に、挽板フローリング S1 シリーズをご紹介しましたが、今回は同じく挽板フローリングの仲間を紹介します。
といいますか、こちらの方が以前よりラインナップにあったものの、すっかり紹介が遅れてしまって今日になります(汗)。


さて今回紹介の挽板フローリングは、過日のものとはどう違うのか!
大きなポイントは、

・表面化粧挽板の厚みが2mmであること(S1シリーズは1mm)
・商品の幅が120mmであること(S1シリーズは127mm)
・樹種が多様であること(S1シリーズは、カスクオークとバーチ)

です。(写真はロックメープル)

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 5


商品の総厚み12mm、長さは909mmでS1シリーズと同じ仕様。
狭い場所への搬入やリノベーションなどではとっても手頃なサイズ。
そして、リノベーションにおいては、既存のフローリングが12mmなので同じ12mmで貼り替えたいという場合にも使えるのではないでしょうか。
(*要、下地合板貼り)

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 7


先にS1シリーズを見てもらっているので、仕上がり具合は想像がつくと思いますが、表面挽板が1mmでもあれだけ綺麗な木目が出ていたんですから、それが2mmではそれ以上?!の仕上がり。
いや、正直に言いましょう。
1mmも2mmも、殆どわかりません。
合板フロアーのように0.2mmほどの単板とは違い、無垢材をそのまま切削している挽き板をしようしているので、もうその貼り上りは無垢フローリングのそれです。

S1シリーズと重複しているのはカスクオークのみですが、その違いを知っている私が贔屓目にみてもわかりませんから、良いのか悪いのかはっきりといって殆ど見た目の違いはありません(汗)。

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード


しかし、S2シリーズにはカスクオークの他にも銘木挽き板が揃っています。
ブラックウォールナットを始めブラックチェリー、ロックメープル、チークという顔ぶれ。
これらの樹種は、弊社無垢フローリングのランナップの中にももちろんありますが、挽板フローリングとおなじような仕上がりの表情を求めるとなると、ちょっと手が届きにくい価格になってしまいます。

長さは909mmであるものの、貼り上りは一枚物フローリングのそれで且つ、幅広の120mm仕上がりなんですから、無垢フローリングの場合だと手に汗握る価格(笑)になってしまいます。


簡単に比較してみましょう。ブラックウォールナットの場合ではこんな感じです。
無垢一枚物フローリングでは、
・WN-12S OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 セレクショングレード
¥38,080/7枚入り(1.65屐

対して挽板フローリング S2 シリーズでは、
・WN-559OS 挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクショングレード
¥11,500/14枚入り(1.52屐

どうですか!!この差は。
単純比較とはいかないまでも、手の届く価格になっているのは一目瞭然。

挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 4


ブラックウォールナットだけではありません。
世界三大銘木といわれ、高級材の代名詞のように宣伝されているチークもそうです。
弊社でのフローリングの扱いの多くはインドネシア。
天然生のチークを過度に使用せずとも済む上、コンスタントに一枚物のチークフローリングができることや、グレード選別ができることが主な理由です。
弊社が古くから在庫をしている板材では、ミャンマーチークなどもありますがフローリングにおいてもやはり、ミャンマーチークの指定をされる場合もあります。
もちろん、その時には稀少なチーク材といえど価格も同時検討されるのですが、無塗装で提供出来る弊社のネシアンチーク一枚物フローリングでは、色味の印象が異なるといった声もあったりします。(それには理由があるんですが・・・・)
そんな時も、挽板フローリングです。

挽板フローリング S2シリーズ チーク セレクショングレード 6


オイル塗装されているうえ、909mm長さの一枚物挽板ですから貼り上りは非常に美しい「チーク色」に・・・
これについては、無垢の1820mm一枚物の価値をお勧めしたくなるところではありますが、お施主様にとっては貼り上りの第一印象も非常に大切。
挽板フローリングのそれは、ネシアンチークのUNIタイプとはまた異なった魅力を持っています。
そこが挽板フローリングの大きな利点ですね。

挽板フローリング S2シリーズ チーク セレクショングレード 7


もちろん、挽板フローリングになってもフローリング自体の仕上がりは、無垢フローリングと変わりません。
多彩な表情がありますし、早速の採用現場で紹介したS1シリーズのバーチの様に、綺麗な杢が出るのです。
この杢の表情は、挽板フローリングだからこそ如実に表れる特徴。
一枚物仕上がりのフローリング面を、一層華やかにしてくれます。


そして、S1シリーズ同様S2シリーズでも床暖房仕上げに対応しています。
(*床材表面温度目安30℃)
無垢フローリングでの床暖房使用の場合は、エインシェントオークなど以外の場合は伸縮を抑えたウレタン塗装品が多くなってしまいます。(弊社のお客様は、伸縮ご理解の上でオイル塗装や無塗装のまま使用されますが・・・)
しかし、挽板フローリングS2シリーズはオイル塗装仕上げで、足裏には木の質感を十分に感じることができ、それと共に床暖房のほんわかとした温かさも感じることができます。
これは、機能性が付加できる挽板フローリングならではだと思います。

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 6


合板フロアーにはない表情と、合板フロアーにも劣らない性質を持つ挽板フローリング。
樹種の選択肢の多いS2シリーズを活用してください。
*基本ラインナップはオイル塗装ですが、樹種によっては低光沢のウレタン塗装を施したシリーズもあります。



挽板フローリング S2シリーズ
カスクオーク セレクショングレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード


カスクオーク ネイキッドグレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 7


チーク セレクショングレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ チーク セレクショングレード 9


ブラックウォールナット セレクショングレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット1

ロックメープル セレクショングレードの貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 3

ブラックチェリー セレクショングレードの貼り上がりイメージ

挽板フローリング S2シリーズ ブラックチェリー 1


!!挽板フローリングの特徴とご注意事項!!

挽板フローリングシリーズは、合板や積層板の表面に数mmの無垢材を貼り合わせた商品ですので、稀に接着材の成分が表面の挽板に変色となって表れる事があります。(特にオークは黄色変色部分が出ることがあります。)
床暖房向けに使用可能ですが、主暖房とする使用方法や床材表面温度が高温になる場合は、フローリングのすき間の発生や床鳴り、反りを生じますので、使用環境には十分配慮下さい。

また、挽板フローリングS2シリーズは120mm幅ですので、2ケースで3.04屬箸覆蠅泙后施工坪数計算の場合は、入り数が若干一坪を切りますのでご注意ください。



挽板フローリング S1 シリーズ バーチセレクショングレード、編込みのおうち施工写真はこちらから



挽板フローリング S2 シリーズ
〜カスクオーク・ブラックウォールナット・ブラックチェリー・ロックメープル・チーク〜

・寸    法(表示は全てmm単位) 
12×120×909

・形    状
表層2mm挽板貼 一枚物

・エンドマッチあり

・品番と価格(表示価格全て税別表記です)
カスクオーク
CO-559OS 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクション
¥9,000/14枚入り(1.52屐

CO-559ON 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 ネイキッド
¥8,000/14枚入り(1.52屐

ブラックウォールナット
WN-559OS 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクション
¥11,500/14枚入り(1.52屐

ブラックチェリー
BP-559OS 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクション
¥10,000/14枚入り(1.52屐

ロックメープル
RM-559OS 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクション
¥9,600/14枚入り(1.52屐

チーク
MT-559OS 表層2mm挽板一枚物 オイル塗装 12×120×909 セレクション
¥14,000/14枚入り(1.52屐

・運    賃
別途、地域によりお問い合わせください。

・グ レ ー  ド 
セレクション 小さい節や軽微な色むら、白太を含みます。(メープルは赤身を含みます)
ネイキッド  色むら、節、源平、パテ補修など無垢材の持つ樹種本来の特徴を全て含みます

・納    期
無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産をするということが出来ませんので、余裕をもってご確認ください。


表情の違い

カスクオークセレショングレードの軽微な節

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード3


カスクオークセレショングレードの軽微なパテ

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード2


カスクオークセレショングレードの白太(辺材)

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード4


カスクオークセレショングレードの変色

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク セレクショングレード6


カスクオークネイキッドグレードの色差と節

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 2


カスクオークネイキッドグレードのパテ処理

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 3


カスクオークネイキッドグレードの変色 1

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 5


カスクオークネイキッドグレードの変色 2

挽板フローリング S2シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 6

チーク セレクショングレードの黒条

挽板フローリング S2シリーズ チーク セレクショングレード 2

チーク セレクショングレードの白太(辺材)

挽板フローリング S2シリーズ チーク セレクショングレード 8





ブラックウォールナット セレクショングレードの白太(辺材)

挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 2


ブラックウォールナット セレクショングレードの小節

挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 3


ロックメープル セレクショングレードの入り皮

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 1


ロックメープル セレクショングレードの黒条

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 2


ロックメープル セレクショングレードの小節

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 12


ロックメープル セレクショングレードの軽微な変色部分 1

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 8


ロックメープル セレクショングレードの軽微な変色部分 2

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 9


ロックメープル セレクショングレードの軽微な逆目 1

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 10


ロックメープル セレクショングレードの軽微な逆目 2

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 11


ブラックチェリー セレクショングレードの黒条

挽板フローリング S2シリーズ ブラックチェリー  4


ブラックチェリー セレクショングレードの白太(辺材)

挽板フローリング S2シリーズ ブラックチェリー  9


ブラックチェリー セレクショングレードの軽微な逆目

挽板フローリング S2シリーズ ブラックチェリー  8


ブラックチェリー セレクショングレードの特有の杢

挽板フローリング S2シリーズ ブラックチェリー 2




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薫りで和らぐ水周り 〜日本の広葉樹フローリング 兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングの仕上がり

昔から稀にあった、日本家屋の水周りでのクスノキ利用。


弊社でも10数年前に、お手洗いと洗面スペースの床に贅沢にクスノキの一枚板を並べたお宅をお手伝いする機会がありました。
その時は、クスノキのフローリングが無かったので、幅広の一枚板、そうテーブルにするような一枚板を贅沢に床面にドカンと並べて使用したのでした。
そういう使い方が出来るということは、相当に広いスペースだということですが、その当時はデジカメに収めるということをしていなかったので、写真が無いのが悔しいところ。

そんな昔ばなしですが、今回は弊社が製作している実のある無垢フローリングとしてお届けできるクスノキを、当時と同じように住宅の水周りに使っていただいたお宅を紹介します!!


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 17


以前に記事にて紹介している、日本の広葉樹フローリングシリーズの「兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング」です。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 7


フローリングに使用される樹種としては、オークブラックウォールナットなど特徴がはっきりとしているものが多いですが、それらに比べると一部分だけを見た時のクスノキは大人し目。
もちろん、中には深い小豆色だったり緑褐色っぽかったりするものもあるんですが、黄白色の部分の落ち着きが非常にのっぺりとしているので、一見迫力なく感じるかもしれません。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 8


しかし、実際は違います。
他の広葉樹フローリングとは異なる、クスノキ特有の「照り」などの特徴が見えて結構きれいなんですよ!

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 20


私がクスノキを好む理由の一つに、その芳香があります。
クスノキに関しては過日のクスノキの一連の記事を見て頂きたいのですが、樟脳という成分をもとにする「スカーっとした」爽やかな香りがやみつきになってしまいます。
そして、この樟脳の香りがお手洗いスペースなどに香ることで、天然の芳香剤として働いてくれることもあります。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 12


クスノキフローリングができたての時は、弊社にはそのクスノキの芳香が充満。

好き嫌いが分かれてしまうほど、ある種強烈な香りではありますが、少しづつ弱まっていきます。
薫りが落ち着いても、雨の日や晴れの日、その時々の状況によりフワッと香る時もあり、現代に多い人工的な芳香剤とは異なって、自然の香りそのものを感じることが出来ます。
因みに、我が家のお手洗いはカウンターがクスノキです。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 9


今回は、お手洗いと洗面所への使用でした。
適材適所といいますか、樹種の特性や昔からの伝統的な用途に使うということは、現在の様に科学的に証明されていない時から、人と樹木の間にある関係性が非常に表れているように思えてなりません。

今の様に便利なものの無い時代、木の持つそれぞれの特性ごとに使い分けていた人たち。
その完成は、現在の人たちには簡単に真似できるものではない様に思います。


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 13


写真にあるクスノキの木目。
ちょっとギラギラしていると思いませんか?!

クスノキはご存知の通り非常に大木になりますが、それとともにいろんな方向に力をためています。
そんな木目がこのギラギラ模様ですが、実はこれ、きれいに加工するのは結構神経を使わなければいけないのです。
逆目といって、木目がけば立つようになりやすかったり加工途中で刃物や研磨機に引っかかるため、実はちょっとした配慮がいるのです。


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 14


しかし、綺麗に仕上がっていると思いませんか?!
ちょっと光っているように見えるのがわかるでしょうか?!

表面はつるつるピカピカ。そんな陳腐な表現が似つかわしくはないほどに美しく仕上げられていますので、部分的には若干景色が映るようなところもある?!位にきれいなんですよ。

これもこの兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングの大きな特徴。

ちょっとした見た目は敵わなくても、実はとっても味わい深い樹種なんですよ。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 16


この贅沢な水周りスペースにいると、クスノキのもつ長命で奇(くす)しき力が家中に充満しているようで、緑に囲まれている様でもあります。
そうです、ここは以前にも紹介している「横架材、総地松(じまつ・日本の赤松)材の家」なんですよ。

赤松自体も神様の降りられる木ですし、縁起の良いとされる樹木。
そして赤松の持つ成分がリラックス効果や気持ちを安らげる効果があることが知られていますので、クスノキのパワーと地松のパワーで家運隆昌・健康長寿、間違いなし!!


そんな特別な日本の木材で建築された本物の木の家。
贅沢で特別な心地の良い施工ご写真となりました。


・日本の広葉樹フローリング 兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから

その他の日本の広葉樹シリーズ、既出のものは以下からご覧ください。
・日本の広葉樹フローリング 清涼楢(せいりょうなら)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・日本の広葉樹フローリング 清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・日本の広葉樹フローリング 清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・日本の広葉樹フローリング 清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物柾目フローリングはこちらから



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*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
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挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレードを早速使っていただきましたよ!!

過日にご紹介した挽板フローリング S1 シリーズの記事はもうご覧になってもらえたでしょうか?!
貼り上がりは、節や変色、照り、虎斑など無垢フローリングそのものの質感でありながらも、非常にリーズナブルな価格で驚きを頂いている商品。

今までも挽板フローリングは様々あり、記事では紹介をしていませんが採用を頂く機会はありました。
しかし、そんな中でも予算が非常に厳しい場面や、無垢フローリングにしたいものの部屋の質感を考えると、UNIタイプのつなぎ目が気になって・・・という声があったことも事実。
一般的な挽板フローリングは、無垢一枚物フローリングと比較すると非常に身近な価格設定ではあるものの、それでもUNIタイプのフローリングからすると手を出しにくいものでもありました。

そのすき間を埋めるべく登場したのが、先日紹介の「S1シリーズ」。

表面の挽板の厚みを従来の2〜3mmからなんと1mmに抑えることで、挽板が持つ無垢材としての質感を損なうことなく、価格を一般的な合板フローリングと同じような非常にリーズナブルな設定にすることのできた、新しい挽板フローリングです。


今回は、さっそくそのS1シリーズを採用してもらったおうちをご紹介したいと思います。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工3


第一印象。
きらっきら!!!めちゃきれい。

そんな単純な語彙力のない感想になってしまうくらいに綺麗です。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工2


バーチは木目があっさりとしていて柔らか。
だから、オークのような重厚感や無垢の木質感という意味では控えめ。
しかしながら、オークにはない自然な色違いやゆらりとした節周辺の表情、そしてどこか温かく感じてしまう柔らかな質感が特徴です。

見ていると、自然とほっこりとしてしまう。
そんな感じです。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工4


オークほどの木目の印象がない、といいましたがそれと引き換えに持つバーチの特権があります。
それは、縮み杢や照り(てり)といわれる特有の木目の表情。

成長の過程でできる特殊な木目ですが、これが派手さのないバーチフローリングの見た目を大きく変化させるのです。
ある角度から見ていると、白っぽくてあっさりとしているにもかかわらず、少し違った角度に移動してみるとなんと、まるで一部分が波打っているような感覚に!!
水面に一石を投じた波紋の様な、静かに打ち寄せる海のさざ波の様な・・・

そんな木目がたまりません!!

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工5


特に、今回採用いただいたセレクショングレードの場合には、芯材と辺材の色の差が少なかったり、基本的に辺材の白っぽい部分を選別して使用している為に、より一層この特徴的な照りの表情が多く出ることになります。

こんなきれいな表情があるのに、バーチはあっさりとしている、なんて言えませんね。

もちろん、そうはいってもしっかりと木目の見える部分もあります。


挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工1


まっすぐとのびやかに木目のつながる部分と、ウネウネと水玉模様のような丸い形を作っている部分。
そこへ、特有の色調の違いと照りの表情が重なっていて、これも見る角度によっての違いが顕著で、周辺を何度も行き来していろんな角度の表情を確かめたくなるポイントです。

今回の写真の殆どは自然光で撮影しました。

私自身が自然光が好きだということもありますが、照りの表情や樹種の持つ素材の色合いが最も顕著に写真に表せる、と思うからです。
もちろん、照明を合わせた時の素晴らしさもあるものの、まだまだ私の写真のウデでは、その素晴らしさを肉眼以上には表現できません。

もう少しウデをあげて、照明とのコラボもお伝えしたいものですが、それはもう少し先に・・・

その他、セレクショングレードにおいての特徴的な表情というもののあります。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工写真9


ところどころに表れる葉節。
これがまた良いアクセントになってくれる。
また、皮を巻き込んだ入り皮という部分や、大きな枝が折れた後の部分、そして白っぽい部分に若干の変色のある部分など、無垢材に表れる特徴をそのままに採用しています。

それも挽板フローリングだからこそできること。

セレクショングレードの中にも、一部分ですが芯材近くのものも含まれていますので、バランスをみてうまく生かしてもらえればと思います。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工14


さて、広々としたワンルームリビングの撮影を終えて広い玄関ホール部分へ。
桧の美しい上がり框ともぴったりと合う。

そうですね。
針葉樹である桧のあのピンクから乳白色に近い色合いと、広葉樹であるバーチのこのセレクショングレードの温かみのある色合いが、非常にいい感じにマッチング!

広葉樹の床には同じ樹種で仕上げなければならない、という固定観念を崩すよい例だと思います。
無垢材の活かし方に法則はない!そう思います。
普段から無垢材を活かし、様々な方法で木の良さを表現することのできる大工さんの仕事なうえに、フローリング以外の部分にも無垢の針葉樹材を活かしている空間だからこそ、今回の「木目の強くない」バーチは共演できたようにも思います。


挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード施工6


そうやって一通りの撮影が終わったとき、玄関ホールの向こうにおしゃれな障子で閉ざされた部屋が・・・
おそらく、和室なんだろうなぁ・・・と思いながらも完成した和室には、畳を汚すことにもなるうえ手垢を付けてしまう恐れもあるために、普段から足を入れることはそうそうないので、見ることなく失礼をしようとしていたとき、大工さんからのお声かけ。

「そこね、和室なんですよ。」と・・・・

そして、おもむろに障子戸を開けて頂くとなんと・・・・・!!



挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工8



うひょ〜!!!!!

圧巻。
驚き。
驚愕!


最後に見てもらおうと思って、戸を閉めてたんですわ・・・って。
もう、意地悪っ(笑)。
完全に、今まで説明して「きれいですね〜」といってきたフローリングの美しさを忘れてしまうような、材料の美と大工さんの手仕事の美しさを完全に表現されているこの編込み天井に脱帽です。


既製品で、同じような仕上げに見えるものもあります。
しかし、これは完全に一から大工さんが編み上げたというではありませんか!!
しかもですよ、一枚一枚の幅と厚みをそろえて、木の表情が出るように表面の加工までされていると・・・・


納品させてもらったフローリングの仕上がりに満足していたものの、ここが最大の見せ場なんだと気づかされ、脱帽。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工7


こんな仕上げをしてもらえるお施主さま。
なんとも贅沢な・・・
お金に換算することのできない価値。
大工さんが手で仕上げることの意味。
手仕事だからできる仕上がりの質感。

このおうちが、とても特別なものであることを、この天井がさりげなく強く訴えかけているようです。
幸せなお施主様ですね。

因みに弊社でも下写真の、貴重な天然生樹齢数百年!の原木から「手作業で割り出した板材」を在庫しています。
そちらと同じような仕上がりを、一から手作業で大工さんがされているのが感嘆です。
製材や機械加工では表せない木の年輪の表情は、浮造りとはまた異なった魅力にあふれていいます。

天然ねずこ板



最後の最後で隠し玉を披露され、圧倒されて終わった撮影。
やっぱり、手仕事のできる大工さんの手がけたおうちというのは特別です。
こんなおうちに納品させていただいたことを幸せだと思いながら、また以降にもこの手仕事とコラボさせてもらえる期待を感じながら、現場を後にしました。



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挽板フローリング S1シリーズ 〜カスクオーク・バーチ〜

人によってフローリングに求めるものは様々。

足ざわりであったり、外観の美しさであったり、色合いであったり木目であったり・・・
色々とあるものの、大きく左右される要因の一つに「貼り上りの印象」があります。

弊社は、おうちにかかる費用のうちでとりあえず家にいる間の殆どの時間を直接触れるであろう床面であるフローリング材だけは、最低限無垢材を採用してもらいたい。そう思っています。
その理由は今まで書いてきたとおりですが、どのおうちも希望を全て兼ね備えたフローリングを選べるわけではありません。
できることならば表面にたて継ぎのジョイント部分が見える UNI 品ではなくて、つなぎ目のない一枚物の OPC タイプにしたい、という希望や標準的な90mm幅ではなくて幅広の130mmや150mmにしたい、というような希望が出て来ると、どうしても後者は稀少なだけにコストの兼ね合いが発生します。
もちろん、一枚物の幅広フローリングを選んで頂けるといいのですが、すべてがそういうわけにもいかず、場所ごとに予算の範囲内でUNIタイプと貼り分けたり、グレードを変えることで予算を押さえたりという工夫をします。


しかし、UNIタイプにするとどうしてもつなぎ目が目立つことや、予算に合わせたグレード選択にすると節やパテの表情と色ムラが多くなってしまうので、少しにぎやかになってしまう事を気にされる場合が多くありました。


そんな悩みに一石を投じるフローリングとして近年注目されているのが、質感良く価格もリーズナブルな挽板フローリング。
ここでいう挽板とは、無垢の一枚板を挽いたものであり、それを合板やランバー材に貼りつけたものをさします。
つまりは、基材は合板などの複合素材であるものの、表面は無垢の一枚板であるもの。それが挽板フローリングです。

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 1


一般的な合板フローリングとして普及しているものの表面材の厚みはおよそ 0.2mm。
それに対して挽板フローリングは3mm〜1mm。
今回紹介するもっともフレンドリーな価格のものでも1mmという厚さがあるために、写真の通りでどう見ても無垢材の一枚物フローリングに見えるのです。

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 3

今回紹介する「挽板フローリング S1シリーズ」は、合板フローリングの表面材の5倍の厚みである1mmという挽板を用いたフローリングですが、流通普及品の合板フローリングとほとんど変わらないほどの価格を実現している点が驚くべきところ。


普通に考えると、見た目が非常にかっこよくきれいなものは、価格も相応に・・・というのが当たり前。
しかし、この挽板フローリングS1シリーズは、製品長さを909mmとし、今までは2mmが限界だった挽板製材を1mmにすることが出来たおかげで、原板のロスが少なく価格を抑えることに成功している点が、非常に魅力的です。

その上、近年人気の天然木の風合いを感じやすいとされる「節や色違い」ですが、合板フローリングではなかなか表現しづらいものの、挽板フローリングでは1mmという挽板の性質を活かしてしっかりと本物の節の表情や色違い、ネイキッドグレードにおいては変色などさえも原木そのものを忠実に切り出すことが出来ているのです。

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 1


そのうえ、製品幅が127mmという幅広サイズ。
ここが非常に大きなポイントで、無垢フローリングの90mm幅ももちろん美しいのですが、やはり自然の木目をしっかりと味わおうと思うと、弊社での幅広サイズである130mmや150mmという商品を採用したくなります。

この挽板フローリングS1シリーズは、無垢フローリングとほぼ変わらない127mmという幅寸法のため、写真の通り、カスクオークの自然の表情をとっても良く表すことが出来ています。


そして樹種は定番のカスクオーク以外にもう一つのラインナップ、バーチをご用意しています。

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード 6


白太中心でとってもさっぱりとした感じ?!のバーチ。
しかし、真っ白一辺倒ではなくて、そこが挽板フローリング。
原木のなかに隠れているバーチの個性を十分に引き出しています。

それは細かにでる節であったり、もしくは白っぽい樹種には避けられない色ムラであったり、はたまた何とも言えない美しさの照りであったり・・・

無垢材でしか味わえない質感と外観を、1mmという挽板で見ることが出来るようになりました!!

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 4


この照りの出方!!
写真ではさほどではない様に感じるかもしれませんが、実物を見ているととってもきれいな波打ち際にいるかのように、ゆらゆらときらめく木目。

見る方向によってその見え方が変わり、木目の表情自体が同じ場所とは思えないくらいに変わるバーチ。

カスクオークほどの木目の印象は強くはないものの、反面この輝くような照りが控えめな木目を強く印象付けるきっかけになっています。


挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 3


もちろん、バーチの方も自然な風合いそのものを楽しめるネイキッドグレードもラインナップしています。
カスクオークでもそうですが、やはり自然そのものの野趣を感じられるネイキッドグレードは、近年非常に人気です。
このバーチでも、セレクショングレードは辺材である白っぽい材を中心にしているのですが、ネイキッドグレードは節や変色を自然のまま取り込んでいるので、合板フローリングでいうところの「源平(げんぺい)」ではない、不規則な色違いを楽しむことが出来るのです。


挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 2


中には、どうしても含まれる原木の傷をパテで補修した部分があったり、菌によって変色している部分も含みます。

しかし、それがまた本物でなくては味わえない、印刷でもないリアリティーを感じさせてくれるのです。
ここまで本物そのものにこだわっている挽板フローリングS1シリーズ。
もちろん、表面はオイル塗装です。

本物の無垢フローリングと同じように、木の風合いを損なわないオイル塗装を施されているので、見た目だけではない足触りや質感も、無垢材そのものなのです!!

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード 7


近頃は印刷技術の進歩で、印刷の表面に微妙な凹凸をつけたり、ざらつきを持たせることでこの無垢材のしっとりさらっとした風合いを持たせるような加工をされている合板フローリングもあります。
それでも、やはり本物の質感にはかないません。

触れた時の手や足から伝わる湿度に対しての質感やお部屋に貼伸ばした時の照りや節の表情は、決して印刷では表現できないもの。

これはぜひ施工してみてもらうしかないほどの良さです。

日頃無垢材しかお勧めしない私でも、予算と住まい方によっての選択肢にお勧めしたいんですから、その出来は推して知るべし。

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード 2


基材に合板を用いることで、無垢材では基本的には避けている「床暖房」への使用が可能(*)になっている点も、無垢材とは大きな違い。
もちろん、合板といえども表面はオイル塗装の無垢挽板です。
高温の床暖房では隙間等の発生は生じるものではあるものの、127mmという幅広の一枚物材で床暖房が使えるということ自体で珍しいものですので、柔らかな昇温でじっくりとこのオイル塗装の質感を味わってもらいたいと思います。
(*床材表面温度が目安30℃)

2


オーク好きならば、この虎斑の表情を見ただけでもワクワクするのではないでしょうか?!

挽板フローリングでは、後日紹介します挽板3mm貼りの150mm幅6尺一枚物商品と、同じく909mm長さの120mm(挽板2mm)幅商品があります。

そちらのラインナップは樹種も多く存在しますが、もうこの1mm品であるS1シリーズで十分ではないかと思えるようなできですので、困りもの(笑)。
弊社は無垢フローリングの幅広一枚物からUNIタイプ、そしてUNIでありながらもつなぎ目が目立たない「つなぎ目V溝タイプ」などをラインナップしているので、選択肢は非常に多くあるものの、予算の都合でフローリングを妥協しなきゃいけない・・・そんな時に、無垢材の最後の砦として挽板フローリングを検討されてはいかがでしょうか。

単層の無垢材ではないけれど、無垢の質感とスピリットを得られる挽板フローリング。
S1シリーズは、無垢材の質感を最も身近に感じられるリーズナブルな高機能フローリングです。


挽板フローリング S1シリーズ
カスクオーク セレクショングレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード

カスクオーク ネイキッドグレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク ネイキッドグレード全景

バーチ セレクショングレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード全景


バーチ ネイキッドグレード 貼り上がりイメージ

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード全景


!!挽板フローリングの特徴とご注意事項!!

挽板フローリングシリーズは、合板や積層板の表面に数mmの無垢材を貼り合わせた商品ですので、稀に接着材の成分が表面の挽板に変色となって表れる事があります。(特にオークは黄色変色部分が出ることがあります。)
床暖房向けに使用可能ですが、主暖房とする使用方法や床材表面温度が高温になる場合は、フローリングのすき間の発生や床鳴り、反りを生じますので、使用環境には十分配慮下さい。



挽板フローリング S1 シリーズ バーチセレクショングレード、編込みのおうち施工写真はこちらから



挽板フローリング S1 シリーズ 〜カスクオーク・バーチ〜

・寸    法 
12×127×909

・形    状
表層1mm挽板貼 一枚物

・エンドマッチあり

・品番と価格(表示価格全て税別表記です)
カスクオーク
CO-579OS 表層1mm挽板一枚物 オイル塗装 12×127×909 セレクション
¥7,750/14枚入り(1.62屐

CO-579ON 表層1mm挽板一枚物 オイル塗装 12×127×909 ネイキッド
¥7,250/14枚入り(1.62屐

バーチ
NB-579OS 表層1mm挽板一枚物 オイル塗装 12×127×909 セレクション
¥7,250/14枚入り(1.62屐

NB-579ON 表層1mm挽板一枚物 オイル塗装 12×127×909 ネイキッド
¥6,650/14枚入り(1.62屐

・運    賃
別途、地域によりお問い合わせください。

・グ レ ー  ド 
セレクション 小さい節や軽微な色むら、オークは白太、バーチは赤身を含みます
ネイキッド  色むら、節、源平、パテ補修など無垢材の持つ樹種本来の特徴を全て含みます

・納    期
無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産をするということが出来ませんので、余裕をもってご確認ください。


表情の違い

セレクショングレードの節跡

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 5

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 5


セレクショングレードの白太

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 6

セレクショングレードの色違い


挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 7


セレクショングレードの変色部分

挽板フローリング S1シリーズ カスクオーク セレクショングレード 8


セレクショングレードの原板の着色部分

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 8

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード 4


ネイキッドグレードの白色変色部分(色抜け)

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 7

ネイキッドグレードの変色部分(傷害変色)

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 9

ネイキッドグレードの変色

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 10

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 6

各グレード共通の軽微な補修

挽板フローリング S1シリーズ バーチ ネイキッドグレード 11


原板を活かすための軽微な傷修繕削り

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード 2

バーチ特有の葉節

挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレード 3



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静かなゴールデンウィークには・・・

外出できない今年の連休。
私にとってはすごく都合がよくて、普段はできない書類の整理や写真の整理、先に必要になるものの用意などをしています。

もし移動できるのであれば、今すぐにでも出張したい場所はいくらでもあるのですが、そうできない間にしなければならないことが製品仕様の決定と販売方法などの詳細。
弊社は大阪の街の材木屋としては珍しく、山での原木伐採をしたり森林へのツアーをしたり、製材での物作りをしたりなど様々取り組みをつづけていますが、同時進行の企画が多いことと「自分がやりたいことをしてしまうこと」から、きちんとした計画がないまま進んでしまうのが悪い癖・・・

今も少なくとも3つ以上の企画を抱えていて、整理が出来ていません。
それを整理する機会と考えているのが今年のゴールデンウィーク。


賢い営業企画が出来る人は、街や人が求めるものを考えそれを具現化して商品とします。
おそらくそれは、マーケットイン。
対して、市場に出す商品を企画してそれを作り出して販売する。これはプロダクトアウト・・・
で、私は後者であるために、なかなか売りづらいものばかりを手掛けることになるのでは・・・!?と、博識の方には見通されたことがあります。
正直その通り。

もちろん、マーケットインは非常に大切な考え方ですが、プロダクトアウトも潜在的なニーズを掘り起こす製品を作ることが出来る方法としては、決して劣っているわけではないと思います。

しかし私の場合は、市場の潜在的ニーズというよりも自分自身が欲しいと思うものや、あればいいと思うもの、若しくはお勧めする理由のあるこの木材を使ってもらいたい!、というそんな「自分の気持ち」だけが先行している状態で物事を進めてしまうから、良いものである(と思っている)にも関わらず、非常に販売に苦労したりします。
そのおそれが現在の企画にもあるのです。

オリジナルフローリングの原板 1


今回はその悪い癖を封じるべく、この連休の間に価格設定や販売方法、PR方法を考えておかねばなりません。
そのうえ、費用の事は後回しで進めているものばかりで、肝心の商品が出来ても開発費を回収できないという、商売としてあり得ない事態を起こしてしまいかねません。
こうやって告白をすることで、自分への戒めとしているのですが、うまくいくかどうか・・・


今ではクラウドファンディングなどで事前に資金集めをして、商品開発に臨むことが出来ますが、未だにインターネットの世界を信用していない私には、クラウドなど遥か遠い世界・・・
現実的に自社の費用をジャブジャブとつぎ込んで、販売して儲けが出せるのかわからない物を作ろうとしているのです。
アホです。本当に。



でも、自分が良いと思うものでなければいけない。
自分でも使いたいと思えるものでなければ喜んでもらえない。

そう思うからこそ、まずは自分が良いと思うものをつくり出そうと思うのです。
山での伐採授業もそう。
無駄にすることなく、伐採される立ち木を活かすこと。
現在進行中の広葉樹材企画もそう。
山からきちんと出てこないことで流通しない貴重な広葉樹を活かせるように道筋をつけること。

カエデ無垢幅はぎ板1


量を確保しにくい広葉樹は、使いやすい形の材にして届けられるように・・・
まとまって確保できたときに、小さな寸法のものも様々な形で使うことが出来るように、幅方向を接着でつなぎ合わせる「幅はぎ加工」をした板材「OPCボード」をつくること。
利用できること、需要がある事、そしてなにより製品にすることが出来るということを、山側に示すことで活用できる広葉樹が市場流通する可能性を増やすことが出来ると考えています。
広葉樹を使いたい声を届けるためにも、試作を続けて需要を作り出す必要があると考えています。

そして、銘木という価値に届かない原木を、本来求められる用途で現在の世に活かすこと。


クリ角材 試作


現在では目にすることのなくなった、本来の適材適所での使い道をもう一度見直すために、日本のクリ材での土台角流通に取り組んでいます。

また、細くて量がまとまらないことで販売しにくい状態にある原木を、新しい用途として活用すること。

オリジナルフローリングの原板 2


順調であれば、今頃実をつけて日本の広葉樹フローリングシリーズの仲間入りを果たしていたであろう、「キハダ」、「トチ」、「ホオ」、「ブナ」の原板たち・・・・・


これらすべてがチャレンジで、マーケットでの需要があるわけでもなく、消費者の声を聞いているわけでもありません。
ましてや、販売できる価格でできる企画なのかすらも分からない状態で進めている、という馬鹿さ加減。
もちろん世にないということは、儲からないか失敗するか、はたまた成功するのは非常に難しいかだと思います。
でも、それでも、活かしたい原木がそこにある。だから挑戦する。

自分がなんとか活かしたいと思う木がそこにある。
それだけが理由です。
だから、お金ではないことを始めてしまう。販売方法もお客さん像もないままに支払いリスクばかりをかかえながら(リスクでなく、デンジャーか・・・)・・・

そんなアホな奴ですので、少しづつ紹介していきます企画に賛同して頂ける方は、是非その商品を使ってみたい、欲しい!と手を挙げてください。
安売りはできないけれど、それ以上の見えない価値と見えない経費をかけた(涙)、お勧めできる商品をお届けします。

情勢が見えにくい世の中ですが、そんなことを日々考えています。
まとまった時間のある連休に、少しは商売に出来るように(?!)価格設定や販売方法を考えたいと思います。

そんなアホな企画ばかりの毎日ですので、いつも楽しみにしている趣味の読書の時間は、今年はお預けかも知れません・・・・・・・・

読書



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高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢フローリングを大切な場所に!!

先日、リニューアルを報告しました「高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢一枚物フローリング」の記事。

その時にも書いていますが、昨年から急に多くのお尋ねを頂くようになりました弊社の杉フローリング製品。
「葉枯らしをした高樹齢原木を使い、天然乾燥を経て丁寧に浮造り加工をされる」という非常に手間と時間をかけて、素性の良い杉のみを製品に仕上げる、弊社の高樹齢杉シリーズ。

その中のフラッグシップグレードの百年杉柾浮造りフローリングにも、注目をしていただいていてお声掛けが増えているうれしい状況です。
柾目がどれだけ稀少なものかは、フローリングの記事で紹介している為に割愛しますが、天然乾燥材に浮造り加工を施した柾目材というものは非常に珍しく、他に類を見ないだけに弊社の様な無名な材木屋(汗)に御注文を頂ける有難さです。


早速ですが、その杉の柾目のフローリングを施工いただきました現場の様子をご紹介したいと思います。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 1


いつもながら、きれいに施工頂いている大工さんに感謝なのですが、それとともに自画自賛な美しさを誇っている、天然乾燥の杉柾目たち!!
ゆっくりと時間をかけて乾燥させ、その後も選別を経て製品化される工程を考えると当然ですし、板目とは違って主張する部分が少ないだけに、その目合の美しさが引き立っているように感じます。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 2


百年杉柾は、芯材と辺材が適度な割合で組み合わさる「源平(げんぺい)」という状態で造られます。
芯材部分の仄かに赤い色調と、辺材部分の白い色合いがとっても印象的で、「赤身勝ち」という芯材部分をメインに木取りした「古希杉浮造りフローリング」や「埋め節フローリング」とは趣が異なっています。
どちらもこだわりの塊で、双方に個性を持たせるために行っている選別手法ですが、これらの木材の部位ごとに製品を作るということも、一本の丸太を余すことなく利用することが出来るからこそ可能になる事。


高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 3


そして、良質な丸太から製材し、さらにそれを選別するからこそ、均質でありながらも天然のバラつきがある表情が見える製品となる。
そういった、自然のバラつきが見えるのが弊社の高樹齢杉シリーズ。
辺材ばかりを使った高樹齢杉! 純白浮造り羽目板も非常に好評ですが、それができるのも選別を徹底しているから。
そして、余すことなく原木を使うための製品づくりをしているから。
当たり前にあるように見える完成の様子ですが、実はとっても貴重な材からできている百年杉柾材。

こんな床で生活できるお施主様がうらやましい!!

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 4


ついでにお伝えしておくと、百年杉柾を含む高樹齢杉シリーズを作るための選別は非常に厳しく、通常の製材であれば避けたいような手間のかかる工程なのです。
丸太の状態から管理し(もちろん、仕入れる丸太の基準も・・・)、製材するときの木取り、そして部位ごとに変わる事すらある木目と色合いのバランスなどの、それぞれの状態を管理し選別することは非常に手間であり、一つ間違うと貴重な原木を無駄にしてしまいかねないこともある。

それをあえて行っているのは、実際に肌で感じないと分からない苦労。
実際に一緒にいる職員さんが、「社長の選別はえぐいで〜・・・」と、暗に聞こえるように(笑)言うんですからね。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 9


そして聞こえた社長も「そりゃ〜よ、・・・・・・」と、選別するからこそ生まれるこれらの製品が如何に素晴らしいかという、自分の子供や孫の自慢をするかのようなお話が始まるわけですよ。
そういう自信をもって作り出される杉が好きなんです。わたし。


木材は全て好きですけども、想いのない木材製品はただの商品になってしまいます。
私が扱っているもの、特に皆さんに紹介する無垢フローリングをはじめとする製品は、想いのあるものばかり。
そして、日本全国ほぼどこでも手に入る杉という樹種だからこそ、異常なほどにこだわりたい想いが、製材と私とで共有できるからこそ扱っている商品。
それが、高樹齢杉シリーズなのです。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 7


それは、製品の色合い然り。
それは、製品の香り然り。
それは、浮造りの精度然り。

生産者と、そして原木となる杉への想いが詰まっているからこそ生まれるフローリング。
それが、弊社が扱う高樹齢杉シリーズフローリングです。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 6


写真では、そのこだわりの杉を活かした浮造り加工の制度が伝わりにくいですが、そこもよし!
浮造りしていることがすぐにわかる、ということは非常に粗いために分かりやすい場合が多いから。
一見分かりづらいもののとても丁寧に、かつしっかりと施された浮造り加工により、杉がもつ本来の樹脂成分の効能が発揮されるとともに、樹脂によるきれいな色合いの変化をもたらしてくれます。

施工当初ははっきりとしている辺材と芯材の色合いの差ですが、次第とわかりづらくなり、その過程を経て少しづつ夕焼けの様な橙を帯びたような色合いに変化していきます!
もちろん私の主観ですけども、全国の産地の杉を見て触って感じて変化を見ている私にとっては、その変化は経験として知る部分であり、高樹齢杉シリーズだからこその美しい経年変化だと思っています。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 8


決して杉という樹種自体に優劣の違いがあるわけではありません。
育った環境や手入れによって大きく変化するのが天然の業。
しかし、それを木材製品にするのは人の手です。

フローリングという状態に仕上がればよい製品と、厳選された原木とこだわりの人の手で造られたものとを比較すると、同じ杉でも相当の違いが生まれる。
その違いを、最大限活かしたものが百年杉柾浮造りフローリング。

今回はUNIタイプですが、一枚物もあるラインナップ。

杉の美しさを最大限に表現しているとさえ思う高樹齢杉シリーズ。

杉がいい、と言われるけれども何がいいのかわからない、という方。
弊社の高樹齢杉シリーズを体験してください。
そして、私が情熱をもって語る高樹齢杉のお話を聞いてください。

そうすれば、杉の良さと日本が誇る樹種である理由を理解して頂けると思います。

杉の素晴らしさを伝える高樹齢杉シリーズの中のフラッグシップ、百年杉柾。
これから一層の需要に応えるべく、天然乾燥を進めていきます。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 5


私の大好きな映画、ハッピーフライトの綾●はるかちゃんの「ただのビーフか、・・・・・」ではないですけど、「ただの杉か、お勧めする理由のある弊社の杉か?!」というほどに自身のある杉製品。
大切な住まいのパートナーに、取り入れてみませんか?!


ただのビーフ・・・
笹野さん、面白い!


ぜひ、こだわりの杉製品がどんなものか。
弊社のショールームにて体感してください。

きっと、杉ってこんなにいいものなのか、と思ってもらえるものかと思います。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 10


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*一枚物施工例はこちらから
*UNIタイプ、書斎への施工例はこちらから

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*2017年仕様変更後の施工例はこちらから

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高樹齢!百年杉柾浮造りフローリングの記事をリニューアルしました!!

赤丸急上昇!!
ふた昔?にはそんな言葉があったような気がします。
最近弊社で赤丸急上昇なのは、杉(スギ)。

もちろん、今までも多くの皆様にご愛顧頂いてはいるのですが、非常に多くの・・・とまではありませんでした。
今まで幾度となく記事にしている通り、弊社で扱っている杉、特に無垢フローリングにおいては「一般的な杉フローリングに比べて価格が高い」という理由で、一部の方向けの販売にとどまっていました。

一部の方、というのは弊社の杉フローリングの違いを感じて納得して頂いた方。

各杉無垢フローリングの名称にもある通り、弊社がお勧めしているのは「高樹齢木」であり、「赤身勝ち」の材。
そしてそのうえ「葉枯らしの天然乾燥材」であること、です。
さらに、そこに「丁寧な浮造り加工」を施していますから、暖かな感触が良い、と言われる杉フローリングにさらに心地よい足触りがあるのです。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 11


この4点が、弊社の杉無垢フローリングの大きな特徴であり、価格が高い理由。
しかし、それでも喜んで採用して下さる方がいらっしゃる。そして今、赤丸急上昇的にそのお客様が増えつつあります。

それだけ多くの皆様が、杉という日本全国にありどの材木屋さんも扱う樹種の中での、弊社の高樹齢杉シリーズの違いに気付いてくれているのかと思います。

と、前置が長くなりましたが、その高樹齢杉シリーズの一番星!である高樹齢!百年杉柾浮造りフローリングの記事をリニューアルしました。
それもそのはずで、最初に記事投稿したのが2008年の12月・・・
もう12年になるという、改めて驚くほどに古くなってしまった記事。
それはそれでいいものの、未熟だった写真や行間、そして品番のないまま掲載していた詳細欄など、手を入れようと思いながらもそのままでしたので、今回のお問い合わせの増加を受けて重い腰を上げました!(笑)


記事を改めて見て頂き、稀少な杉柾浮造りフローリングの世界に嵌まってもらいたいと思います。
原板はたくさんあります!
つい先日製作分!!
めちゃきれい。
これが使っていただける分ですよ!!!

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリングの原板!


高樹齢杉シリーズの中でも、百年杉柾はその名前の通りで、原材料となる原木の樹齢は全て100年以上!
手塩にかけ、大切にされてきた樹々。
それらの価値を最大限に高め、機能性があり美しい木材として皆さんの生活の中に届けられる。
使っていただくことで、手をかけて育ててくれた山の人たちにも、木を見て無駄なく製材してくれる製材所にも加工場にも、流通させてくれる市場にもきちんと代金としての利益が残る。
そして、次の植栽、手入れ、伐採、製材、販売へと移ることが出来る。

山も樹木も製材も木材も、全てつながって永い年月の上で成り立っています。
「伐採期」と言われている木を活用することも大切ですが、大量に伐る事ではなく喜んでもらえる木材となる木を大切に伐る事。
たくさんの木材量を扱う材木屋として、再度、高樹齢杉シリーズを通して山の事・樹木の事・木材業の事を考え、良い木材製品をお届けしたいと思う今日この頃です。

高樹齢杉シリーズ、そして百年杉柾浮造りフローリングをよろしくお願います!!


高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 1



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ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング 在庫数量限りのご案内!

先日ご紹介した、ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングのネイキッドグレードを採用して頂いたカフェの様子はいかがでしたか?
カッコよくも落ち着いていて、古民家という「ハコ」と調和していた姿は施工と素材との良さの競演であったのでは、と勝手に思い描いています。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家18


そのブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングですが、グレーディング基準によりネイキッドグレードに分類されなかったものが、少量できています。
これらは、毎回の製造で必ずしもできるものではないために、少しづつできたものを集めたもののため、数量が非常に限られていますので、レギュラーラインナップには顔を出していないグレードです。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリング Wグレード 1


グレード情報としては、ネイキッドグレードよりも大きな節が多いもの、そして原木の傷や割れ目などのパテ補修の大きなもの、全体的に変色のあるもの、抜け節を補修しているもの、などを含むものです。
普通は、これらはぶっつりと切り取られて、抜け節や変色のない部分のみを選び出し、UNIジョイントされたフローリングに仕上げられます。
その方が、フローリングとしては「欠点」を省くことが出来るわけですが、せっかくの一枚物が出来るところが非常にもったいない。
それに、UNIジョイントするとしても非常に短いピースができてしまうので、少しにぎやかな雰囲気になってしまうことが多いです。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリング Wグレード 4


その点、一枚物のまま仕上げることができれば、幅広材によるブラックウォールナットの表情をそのまま感じることが出来ます。
大きなパテ補修があっても、無垢のブラックウォールナットであることに変わりはありません。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリング Wグレード 3


カジュアルでありながらも安っぽい仕上がりにはしたくない。
そんなとき、高級無垢フローリングの代名詞であるブラックウォールナットの幅広一枚物が使えるということは、これ以上ないポイントとアクセントになります。
普段はなかなか手が届かない価格のブラックウォールナット。
UNIタイプではない一枚物ならばなおさらですが、今回は出来上がり数量が非常に少ないこともあり、特別価格にて使っていただけるようにご用意をしました。

もちろん、実形状や加工仕上げはレギュラー商品と同様ですし、工場も同じ。
品質は変わりません。
いつもお伝えする、「今あるものを加工賃の安い工場で安く作った」ものではない、ということです。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリング Wグレード 2


改修現場や1フロアーをブラックウォールナットで!という使い方をしてもらえると思います。
UNIタイプにはない、一枚物の存在感を手に入れるチャンスです。
皆さんのインスピレーションで、活かせる場所を探してくださいね!!


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング Wグレード貼り上がりイメージ

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリング Wグレード 1


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・ブラックウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから

・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗写真はこちらをご覧下さい。
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗の4年後の姿はこちらから
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古民家と現代手仕事と地域の産物と・・・ 〜ブラックウォールナットでゆったり自然をいただくカフェ〜

今回も、まだまだ私の昨年の宿題の続きです(汗)。
昨年はありがたいことに、いろんなところでいろんな木材を使ってもらう機会がありました。

その中でも、完成した姿を想像できなかったところが一つ。
あ、もちろん素晴らしいものになることはわかりきっていたものの、この素材とあのハコ(建物)の組み合わせにあの人(大工さん)が仕上げるもの・・・ どんな出来上がりになるんだろうか!!
要は期待の塊だったわけですが、やはり!そりゃもういい感じになっていたのでした!

その場所は兵庫県。
実は、私の祖父の里に非常に近く私も小さなときには、祖父とともに「田舎」として訪れていた場所にほど近い場所。
「煌びやかな神戸」とは全く違う、ふるさと的な心地よさを感じる場所に、古い民家を改修し飲食のできる場を作る計画がある、と聞いたのは昨年の初夏。
そこに、活躍の場所をあたえられた樹種がブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング
家具やフローリングとして不動の人気を誇り、世界の銘木としても名高く高級材の代名詞であるブラックウォールナットです。

弊社でもやはり、他を寄せ付けないその存在感から、特別な個人宅や空間を大切にするカフェなどのご依頼を多くいただいていますが、今回の「ハコ」は古民家。
田畑も広がる和やかな場所に、重厚な黒の余韻を残すブラックウォールナットを合わせるとなると、どのような雰囲気になるのか・・・
合わないはずはないのですが、さてどんな料理方法になるのかを楽しみにしていたところ、やはり携わった「シェフ=棟梁」の腕前は三ツ星以上のものでした!!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家2

土間から靴を脱ぎ、明るい日差しが燦々と差し込む店内にお邪魔すると、ブラックウォールナットの「無垢一枚物」フローリングがむかえてくれます。
ブラックウォールナットというと、その名前の通りの色調で木材自体が「黒い」と思われることが多いでしょう。

今までに、古民家+ブラックウォールナットのご希望がなかったわけではありません。
ご紹介はしていませんが、少しづつ使われているものの古民家には板谷楓(ペインテッドメープル)ロックメープルの組み合わせによる、「白と黒のコントラスト」が好評でした。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家3


その意味は、古民家の全体を印象付ける濃い色調とカエデ材の白色系とのメリハリが付けやすいことと、古い材に対しての新しい木材の色や木目での主張が強すぎないことなどだと思われます。
そのため施工が終わるまで、今回の「ハコ」を見たことがなかった私としては、いつもの組み合わせではないブラックウォールナットと古民家の「黒と黒の競演」がどのような雰囲気になるのか、楽しみだったのです。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家4


今回採用いただいたのは、ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングのネイキッドグレード。
1820mmの長さにつなぎ目のない一枚物のブラックウォールナット。
それに材料の幅は120mm幅!
弊社では、普段から一枚物や幅広フローリングを多くラインナップしています。もちろん、ブラックウォールナットも同じことですが、それはなかなか普通にできる事ではありません。

一般的な無垢フローリングの定番はUNI(ユニ)と言われる、長さ方向に数枚を繋いでいるもの。
それに対して、1820mmの長さで木目が途切れることのない一枚物は、素材となる木材の表情を十分に表現されているので、これぞブラックウォールナット!!という空間を最大限に味わうことが出来ます。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家9


そして、一枚のブラックウォールナットの無垢材の中に様々な表情を感じることが出来るのが、ネイキッドグレード。
ネイキッドグレードは、材色不問で節や変色、パテ補修などのあるグレードですがだからこそ、ブラックウォールナットの全てといえるような表情が現れていて、古民家の歴史を感じる雰囲気と自然が作り出した無垢材の表情とが、明るい陽射しの中にも落ち着いた空間を作り出していました。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家20


そしてもう一ついうと、幅広の120mm幅であるということ。
通常の90mm幅とは違い、しっかりと木目を見ることが出来るため、特徴的な色合いではない「木目でわかるブラックウォールナットフローリング」です。

幅広のブラックウォールナットフローリングであることは、その雰囲気だけでなく意外なところに良さがあることも分かりました。
それは、ここがカフェであることが大きな理由。
地域の新鮮なお野菜を中心とした、健康的で彩り鮮やかなお料理をランチとして提供されているのですが、その鮮やかな色どりのお野菜が、ブラックウォールナットのシックなキャンバスを下地として「映えている」と感じてしまうのは、贔屓目が過ぎるのでしょうか。
(お料理の写真がなくてすみません・・・・汗)

人間の視線は意外なほど広範囲。
お料理を注視している様でも、店内の雰囲気を感じている時でも、広い面積のフローリングはその視界の中にあります。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家18


そこで、お料理の色どりを一層鮮やかに感じさせるのもブラックウォールナットの利点となっているのではないかと感じます。
もちろん、非常に興味を持っていた古民家とのマッチングもバッチリ。
もっとカジュアルな店舗であれば、つなぎ目の多いUNIタイプでもいいのかもしれませんが、歴史を感じる古民家の構成材料たちと並んでいられるのは、やはり一枚物のブラックウォールナットがなせる存在感であると思います。
そして!それを当たり前のように実現させているのは、施工に関わった工務店さんと大工さんの力。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家13


店内の詳細やデザイン類のつぶさにいたる所は、実際に皆さんがお店に足を運んでいただいてみてもらいたいところですが、重厚感ある立派な古民家にネイキッドグレードのブラックウォールナットを調和させ、新しくなる水回り空間や間仕切りとなる建具、そして店内で最初に目に入るキャッシャーカウンターなど、今まではなかったものを違和感なく古民家カフェの一部として納めておられるところは、流石!と言うよりありません。

今回の施工を担当されたのは、兵庫県明石市で「木を生かす、木に生きる。」を掲げて木の家や木の造作材を生み出しておられる、明豊建設さん。
大工さんや工務店さんは、ある程度の技術をお持ちであることは基本。
しかし、そのある程度以上の技術と知識と、そこにプラスされる感性を持っておられるかどうかで、建築物の仕上がりは大きく変わると思います。

ここでは、フローリングしか紹介しませんが是非、古民家の建築の素晴らしさとそこに溶け込む仕上がりを随所に見せている「木にこだわって、木を活かす」明豊建設蠅気鵑料杼力・感性を見てもらいたいと思います。
気が付きにくいところに、遊び心のポイントもちらほらと見えます。
一つだけ、こんなところに・・・・
分かりますか?!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家16


地域の財産である古民家で、地域の食材を活かしながら訪れる人のお腹と体を幸せにするカフェは、他のおしゃれカフェとは一味違います。
そして古民家という「ハコ」を違和感なくまとめ上げた明豊建設蠅気鵑癲一般の工務店さんとは手仕事技術も志も一線を画す存在。
そこに使われたブラックウォールナットは、木材としては世界の名木としての知名度で他を寄せ付けないですし、樹木としても他の樹木に優先して成長する存在。
どこか、この三者(?!)がひとところに集まったのは、必然の様な気もしてきます。
もちろん、そこに変態材木屋として有名な(汗、、、)弊社がかかわらせていただけたことも・・・


ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家17


そんな素晴らしいお店は、神戸市西区伊川谷町前開1825にある、RAWZEN FARMS CAFEさん。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家21


喧騒を離れて古民家の雰囲気の中でゆっくりと食を感じる時間は、幸せでしかないですよね。
これからの季節、ちょっと窓を開けての車でのドライブや、暖かさを感じる風を受けて仲間とツーリングの途中で訪れるランチタイムに、落ち着いたひと時が過ごせることと思います。
民家ならではの、ガラス越しの庭の雰囲気も最高です。
建築好きも、雰囲気重視も、地域産材ファンも、そして木のファンも!ぜひ訪れてほしいお店がまた一つ増えました!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家6


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ノルデストウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを、和室の改修に! 価値ある装飾品と価値あるフローリングとは・・・

今までの無垢フローリングの記事でもずっとお伝えしてきましたが、普通は無垢フローリングというのは「90mm幅、UNI(たて継ぎ)、ウレタン塗装」の三拍子が一般的です。

理由はいろいろとあると思いますが、コストとともに、木材としてのバランスが取れているからだろうと思います。
90mm幅であれば木目の視認性も確保しながら、建築での基本サイズの3尺という尺貫法単位に近く10枚が1ケースで1.65屬砲覆蝓一坪(約3.3屐砲糧省になり、施工性も大きくは劣らないですし、UNIタイプにすれば、節や変色などの大きな部分はどんどんカットしてつなげればいいわけです。
また、ウレタン塗装を施せば、無垢材の最も気になる点である「伸縮による隙間や反り」というリスクを低減し、表面の仕上げを兼ねているので、手離れが良い。

反面、90mm幅以上の幅広材を生産するには製材木取りと乾燥技術と工程が大切。
それとともに、UNIタイプではない一枚物を製材するには丸太を見る技術と、こちらでもそれを活かす乾燥技術が肝要。それらがあってこそ、伸縮の幅を極力おさえて木の癖が出にくい状態で出荷することが出来る「幅広無垢、一枚物、無塗装」のフローリングが出来るのですよね。

実は後者は簡単に思えて非常に難しいことなんです。
だから、私はできることであれば予算に合わせて、幅広フローリングをお勧めしますしなにより、それを作ることのできる製材所のフローリングをお勧めしています。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 10

今回採用いただいているノルデストウォールナットも、そのうちの一つですが単純な価格だけでは表現できない工夫やノウハウ、そして幅広材でのトップグレードを製作できる(これもポイント。ふつうはトップグレードを選別できるほどの数量が集まらない!)ということの意味を、使っていただく方やそれ以上にお住まいになるお施主様にも知っていてほしいのです。

特に、綺羅星の様にある無垢フローリング通信販売会社さんのなかから、わざわざ弊社のような小さな材木屋を見つけて頂き、木へのこだわりだけが強い担当者を信用して購入いただいているわけですから、そんな小さくて大きな違いを知っていただきたい。
そう思いながら、お話をさせて頂きます。


もちろん、今回も弊社を信用して頂いて購入を頂いているわけですが、お施主様や設計者にとってみれば「他でも同じようなグレードの商品がこんな価格だけど、こちらとの差ってなんなんだろう・・・」と気にされるのは当然。
特に、畳が1帖分で数千円ほどの差があると、迷われるのは当たり前。


しかし、そこにこそ私の伝えたい事が詰まっていて、それでこそ木にこだわる私の存在意義があるところ。
そうでなけりゃ、インターネットの海にたくさん広がる魅力的な商品群から、お好きなものをチョイスすればいいわけですから・・・

私がお伝えすることは、製造する人たちと直接やり取りし、木を見て木の事を語った商品であること。
それが出来るのが、木のビブリオであり木材コーディネーターである私なのです(^_-)-☆
それを求めてくださる方に、きちんと伝える時間を取りたいので、たくさんの皆さんに一度にはお伝えできないのが悔しいところではありますが、有難いことに(?!)零細な弊社には多くのご相談が集中することはありませんので、ゆっくりとお時間をご一緒することが出来ますので、是非ショールームまで(笑)。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 16


さてもう一つ、こちらのお宅でお伝えしないといけないのは、やはり「良いお宅には良いものがある」ということ。


真壁造りという、構造部材である柱が見えている室内。
和室ならではの造りですし、廻縁や付け鴨居という部材が残っているのも和室だった雰囲気を残していて、私はとっても好きです。
洋間、ではなく日本の建築のなかにあるフローリングの部屋。
そんなイメージ。

そこに入室した時から私の目を惹いていたものが一つありました。

それは、何気なく壁にかかる一つの彫刻作品。
下の写真にみえる、一枚の彫刻。
フローリングの仕上がりを見に来たはずなのに、なぜか床の写真を撮りながらも気になって仕方ない。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 14


その存在はやはり、私の感性と木の好きな想いを刺激するに十分な存在であったことを知ったのは、撮影が一通り終わってお施主様にお話を伺っている時のこと。
どうしても気になって、彫刻の事を尋ねてみました。

古いものだそうですが、裏にはお二人の名前が刻んでありました。

そう、部屋に入った時の感じは「違和感」だったんですね。
その彫刻が視線に入り、無意識に「アイヌの人を題材にした彫刻か?!」と頭のどこかで認識していたのに、どうしてもその素材がケヤキに見えて仕方なかった。
アイヌ作品が生まれる北海道には、基本的にケヤキはありませんが、無意識ながらもその「アイヌの彫刻≠ケヤキ」というキーワードでずっと頭に残っていたようです。

しかし、それが撮影後にまじまじと拝見して納得。
あ、やられた!!栓や!!!

先入観というのは(一応シャレね・・・)というのは怖いもので、経年で色調の変化している木材を、特徴から見てケヤキだと思ったものは実はそうではなく、栓(セン)という木材でした。
あぁ、北海道で彫刻で栓・・・つながった・・・
そんな安堵の瞬間があって、やっとゆっくりと作品を眺めることが出来るようになりました。
ほんと、思い込み厳禁(^^;)

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 18


とっても秀逸な作品。
おもわず、自分の物でもないのに「大切にして下さいね!」なんて言っちゃった。
以前にも、感動した作家さんの故藤戸竹喜さんの作品を掲載させていただいたことがありますが、アイヌの皆さんの作品は非常に生命や人と人、動物や自然とのかかわりを感じるように思えて、心惹かれます。

この作品の出自は分かりませんでしたが、彫刻作品としての素晴らしさとなにより非常に美しく木目の細かな栓の無垢材を活かしているレイアウトに感激。
男性の髯の流れの雰囲気や軽やかに描かれていると思われる雰囲気の男性の髪を作り出す柾目面、そして豊かな女性の髪の流れに上向き加減の体の動きを表現するかのような追い柾目。
また、二人の間を流れる時間や距離がもし、可視化できるのであるならば、このように波紋を呈しているのではなかろうかとすら想像させる、斜め彫りの揺れる木目。

極めつけは女性のあごのラインの流れと頬の丸くふっくらと膨らんだような弧を描く木目。
ため息が出るような、そんな気持ちです。

たくさんの作家さんが見事に無垢材からいろいろな表情を表現されますが、この作品もそのうちの一つだと私の中では大きな納得。

そうやって非常に満足できる作品を見せて頂いて、ありがたい気持ちになっているとお施主様がこんなものもあるよと、いろいろと見せて頂くと次から次へとお宝が・・・・(汗)

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 19

照明の加減で分かりにくいですが、おそらくはチークの彫刻材。
とってもその地域のその時代を表しているものだと思います。
ご主人様が海外出張が多く、昔に買い求めておられたものだそう。

お施主様当人は、それほどの物とはおもってはらっしゃらないようでしたが、出てくるものすべてが非常にお値打ちで、もうそのまま私が持って帰ろうかと思うくらい・・・否、本当に今ではお宝級のもの(本物のアフリカ黒檀の民族彫刻作品とか、インドローズウッドの美しい彫刻作品とか・・・目の毒です・・・・)がわんさか・・・


あきません、木の好きな私にそんなものを見せられては・・・・
途中で嬉涙というか、あまりにも良いものが多すぎて、とにかく大事にしてくださいとしか言葉にならずにため息が出る始末。

ご主人の当時の目利きにも脱帽です。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 20


こんなサイズの黒檀、今いくらくらいするのかなぁ〜・・・
そんなこと考えたらあきません。
でも、もう材としての価値を頭がどんどんはじき出し始めて・・・

もう途中から、何をしに来た何屋さんかわからないような感じになりましたが、やはり良材を選択してくださるところには、それだけの背景があり、お施主様もこれだけの作品に囲まれる生活をされてきた中で無意識に、物の価値というものの判断基準が形成されてこられたのではないかと邪推しました。



耐久性もあり、見た目も良いものが100円ほどで買うことのできる時代。
同じ用途の物にどれだけの価値を見出せるのかは、個人の環境や考え方と生活環境、そして価値観によります。
今回、こんな素晴らしいお宅に採用いただいて非常に光栄ですし、うれしい限り。
それも以前の御縁を辿って下さってのこと。
非常にうれしいことです。

現在でも、こんな私を信用下さって定期的にご注文を下さる方がいてくださり、有難い限り。
何かお返しができるといいのですが・・・

そんなことを考えながら、この有難い御縁を次に生かすべく、今日もたくさんの在庫と毎月訪れる仕入れ支払いの波に悩みながらも、木の事を考える毎日です。

Tさま、お声かけありがとうございました。
たくさんのいいものを見せて頂きこちらが満たされてしまいました(笑)。
無垢材はいろいろとデリケートですが、とっても魅力的です。
先の彫刻の様に、見つめ合えば合うほどひきつけられる素材。

大切に生活をしていっていただけると嬉しい限りです。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 9


最後に、弊社からのアンケートを記載します。
うそちゃいまっせ、本音トークでご覧ください(笑)。
本当にT様、ありがとうございました!


今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)
 

  メール、ショールームともに気持ちよくご対応いただき、ありがとうございました。

(以前のご縁があったので心配は全くしておりませんでしたが)今回もフローリングの乾燥方法の他社との違いや

候補に入れていなかったクルミ材のご推薦など、実際に話を聞いたからこその選定ができました。

 

担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)


 
ショールームでは言うまでもなく、配送していただいた方もとても感じの良い方で、運び入れもしていただけたのでとても助かりました。

 

インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)


 
製品だけでなく、植生や工芸品などにも触れておられ、木材への愛情や知識の深さが伝わってきます。

僕が御社を誰かに勧める場合にも、ブログを見てもらえるので信頼関係を築きやすいと思います。

 

商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)


当初はバーチやカバ桜などを候補に入れておりましたが、結果的にクルミが色あい、体感温度、歩いた時の弾力性などからベストだったと感じています。

今回は築古の和室でしたので、経年変化している柱とのなじみ具合も重視しておりましたが、こちらも満足です。

畳寄せとのクリアランスが少なめなので、将来突き上げしないかは少し心配です。

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。


以前にも、押入れに使う樹種として松はヤニが出るなどアドバイスいただいた事などの、

発注して終わりというだけで無い点や、無理な相談を聞いていただけた点などから、フローリングを採用する場合には相談に乗っていただこうと思っていました。

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。


ユニの製品のV目地の雰囲気が良かったのでプレミアム以外の風合いでもV目地が入っているものが有れば使いたいです。




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・ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝フローリングプルミエグレード 130mm幅オイル塗装はこちらから
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・ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング150mm幅の記事はこちらから
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その他、つなぎ目V溝フローリングは下記のラインナップからご覧ください。

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
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ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング

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・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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ノルデストウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを、和室の改修に!

今回の御縁は7年ぶり・・・
7年前、非常に熱心に取り組んでおられる設計士さんとのご縁を頂きました。
何度も長文メールをやり取りをし、納品をさせていただいたのです。

それから7年後の本年、またご連絡を頂き和室2部屋の改修物件に、弊社の無垢フローリングを検討したいと御来店頂きました。
久しぶりにお会いし、こうやってお声かけを頂いたことに感謝をしながら、無垢フローリングの基本から裏話までを、じっくりお話して「そんなこと、教えてもらわないと分からない!」ということも知ってもらって採用を頂いたのがこちら。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 5

少し以前に紹介しました、ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢一枚物フローリングのラインナップの中の、つなぎ目V溝フローリングオイル塗装のプルミエグレードです。

まだ紹介できていないのですが、昨年から大変多くの方に使っていただいています。
その表情の柔らかさと、無垢の木材本来の自然なバラつきがありながらも節やパテなどが一切ない、美しい木目。それに、フローリングとして施工された時に非常に重要な「足ざわりの良さと温かみ」を感じられる質感が、オーク)やバーチ)といった定番選手に無い、アドバンテージとして喜ばれるのですね。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 3

今回は、二方向に窓があり沢山の陽射しが入る明るいお部屋でしたので、お施主様も「陽射しが入ると冬でも暖かい」とおっしゃっていましたから、足ざわりの温かさはそんなに大きなファクターではないように思われがち。
しかし、少しの時間だけを過ごす場合であれば、陽射しなどの体感温度での温かさで十分かもしれませんが、やはり永くお住まいで生活の重要な場所になる場合は、ずっと足が触れる部分ですから温かさとともに、素材の持つ柔らかさというものが、無意識での快適性につながる。
そう思いますので、広葉樹としては比較的軽軟なノルデストウォールナット(クルミ)はお勧めの一つです。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 1

弊社の扱う無垢フローリングは、基本的にずっと同じ工場の同じラインの中で生まれます。
ですので、その時々で加工賃の安い工場を探して加工するような商品とは全く異なり、品質基準も実形状もずっと同じ。
これ、実はとっても大変で重要なこと。

同じ工場であれば、たとえば同じ樹種の同じ寸法の商品がなくなっても、幅違いやグレード違いで実を合わせることは当たり前にできますし、極端に言えば樹種が違っても実が合う為に貼り続けていくことができます。
普段は気にならないところですので、こだわる必要が無いのかもしれません。
しかし、ずっと同じ品質で続けられるということは、商品にとって大きな安心になりますし、基準が変わらないということも同じ精度で物作りができるという事につながります。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 7


一部の商品になりますがそれが、弊社の一つの「小さくても大きなこだわり」です。

今回施工頂いたのは、130mmの幅広材。
一般的な90mm幅に比べて木目がしっかりと見えることも、木の質感を視覚的に感じられる大きな特徴です。
ノルデストウォールナット(クルミ)は、オークやアッシュほどのはっきりとした木目はないものの、や桧のような針葉樹には無い広葉樹特有の木目ですので、「広葉樹フローリングは硬くて冷たい!」というイメージで杉を選ばれている方にも、検討候補にして頂ける広葉樹フローリングではないかと思います。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 10


130mmの幅広フローリングにリズミカルな印象を与える「つなぎ目V溝加工」も忘れてはいけません。
長さ方向につなぎ目のあるUNIタイプフローリングでありながらも施工後は、そのつなぎ目にV溝が刻まれている為にUNIタイプであることが目立たず、乱尺の一枚物施工の様に見える、ということ。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 13


130mmの幅広一枚物ももちろんお勧めしたいですが、一枚物のネイキッドグレードにオイル塗装をしたものとほぼ変わらない位の価格で、トップグレードであるプルミエグレードのオイル塗装が施工できるのであれば、こちらをお勧めしたい気持ちになるものです。

一枚物か、それともプルミエグレードのつなぎ目V溝か・・・嬉しい悩みになるはずです。
同時にたくさん入荷したロシアンバーチのつなぎ目V溝プルミエグレードとともに、フローリング選びの候補に是非加えておいてくださいね。

記事は、次回にもう少し続きます。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 6


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和風家屋に、ネシアンチーク幅広無垢フローリングを使っていただきました!! 

さぁ、アツく語った前回ネシアンチーク幅広無垢フローリングの施工記事。
今回ももう少し続きをお話しします。

こんなにアツくなってしまうのは、それだけ違いを伝えたい上に伝わっていない現状に力不足を感じているから。
というのは、以前から弊社には「これは本当に○○という樹種のフローリングですか?」とか、「工務店さんにさ●らのフローリングを頼んだら、在庫で対応できるというこれを勧められたのですが、これは指定の樹種でしょうか?!」といったお話をされることが多くありました。
私はいつもの通り木が好きなので、商品を作っている人のところには必ず会いに行きますし、工場も作業手順も内容も見せて頂きます。もちろん、原木やその検品作業と木に対する関心度合いも・・・
ですので、自身が扱っているものに対してはその経緯がわかるのですが、上記の様なお尋ねをいただく場合は「どのような経緯で入荷しているのかわからない」場合や「販売している方と製造している方との繋がりがない」という場合が殆どなので、はっきりとその違いを申し伝えることができません。

前回も触れたように木材の世界には「代用材を使うことや塗装などの手を加える事」は当たり前の習慣なので、似たような名称を使っていても、異なる樹種であったりすることもあり、非常に難解です。

ネシアンチーク幅広無垢フローリング 施工写真 5


代用材であることや塗装を経ている理由を知ったうえで使うのであれば問題ないと思うのですが、知らされることがない為に、上記の様にお客様が混乱してしまうのだと思います。

だから、弊社は今回採用いただいたチーク材についてもしっかりと産地をお伝えしていますし、無塗装である理由やその産地のものを使う理由もお伝えしています。
チーク自体はその有用性から世界中で需要が旺盛な樹種。
特に昔に流通していたミャンマーチーク(ビルマチーク)は、木目が細かく色合いも深くて非常に美しい材であり、そのうえ耐久性も高く寸法安定性にも優れ、木材として要求される事柄をすべて満たす正真正銘の世界の銘木とされてきました。
しかし、多くの利用が集中しすぎると天然資源は枯渇します。
木材業界で、そのたびに出てくるのが代用材です。異なる樹種でも似ている為に「○○チーク」という名前で販売されたり(チークではないことを伝えずに!)、チークの色合いの薄い部分を濃く着色したり(着色していることはもちろんわからない!)して流通することで、建築材料としての「チーク」という名がなくなることがなかったのですが、そのかわり本当にチークなのかわからないものが多く存在するのも事実です。

ネシアンチーク幅広無垢フローリング 施工写真 4


今回採用いただいたチーク材の産地はインドネシア。
早くから国としてチークの植林を始め、現在では国が管理している森林から認証を受けた木材としてチークを供給できるまでになっています。
そして、その認証を受けて供給できるチーク材から産出されるのが、ネシアンチーク幅広無垢フローリングなのです。
私も古いミャンマーチーク(ビルマチーク)の質感は大好きですから、昔の在庫としてミャンマーチーク(ビルマチーク)材をもっている(昨年紹介の超幅広材を含め)のですが、それらは現在では非常に貴重なもの。
乱用するのではなく、しっかりと大切に長い年月使い続けて頂ける用途にのみ、販売をさせて頂いています。

ミャンマーチーク(ビルマチーク)在庫挽き材


でも、もっとチークという素晴らしい木材を身近に感じてほしい!
その素材感をきちんと味わえる形でお届けしたい!
という想いから、継続利用を目的とした木材として供給できる「認証材」という形で、しかも幅広一枚物から通常は「チークとしての価値がない」と考えられる白太中心の物まで、チークまるごとをお届けをしているのです。


ネシアンチーク幅広無垢フローリング 施工写真 1


もちろん、どんなものでも良いというわけではなく、今回採用いただいたプルミエグレードのUNI(たて継ぎ)タイプと、90mm幅で紹介しているチークプレミア E-111フローリングは、産地の中でも限られた地区の中でも良材で木目と赤身の良い部分を厳選して製作されているものです。
特別品、なのです!

そんなこだわりや、グレード以外の商品の違いや製作上のこだわりなど、生産者や山とのかかわりがないと分からないことですが、チークのような貴重な木材に限らず、木材という素材を大切にしてもらうために伝えたいことなのです。
そこが、弊社が普通の材木屋さんと違うところであり、私が想いをもって木材を扱う理由なのです。

そして絶対忘れてはならないのが、商品の質!
質といっても木材の品質ではなく、加工のこだわりの事です。
乾燥などについては前回も少し触れましたが、今回は施工担当して頂いた方から「加工精度のよさ」のお話をいただけたことが非常にうれしかったポイントです。


毎度、手前味噌なお客様の声を掲載させていただいていますが、お客様ではわからない「施工性や商品の完成度」に関しての感想を、私が説明する前に聞くことが出来たことが非常に大きな収穫でした。
その完成度こそ、このネシアンチークをお勧めする理由でもあり、弊社の扱う他の樹種の無垢フローリングの多くに共通する製作上のこだわりであったため、それをこちらが言うまでもなく感じて頂けたことは、製作側の配慮が伝わった瞬間であり、こだわった甲斐があった!と思えるものでした!

木の良さや選別された特徴の違い、そして木材製品としての質を分かっていただける施工者に使っていただくのはとっても嬉しいことですし、そしてまた、そんな施工者によって施工してもらうお施主様はとっても幸せですよねぇ!!

ネシアンチーク幅広無垢フローリング 11


たっぷりとお伝えした、お勧めする理由のあるチークフローリング、ネシアンチーク幅広無垢フローリング。
幅広の一枚物のプルミエグレードからチークのキャラクターを楽しめるネイキッドグレードまで、しっかりと使っていける生産地の認証材で多彩にラインナップしていますので、世界の銘木チークを是非味わってみてほしいと思います!!


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