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無垢フローリング

リフリーオーク(楢・ナラ)・リフリーバーチ(樺・カバ)(低光沢塗装無垢フローリング)に床暖房向けを追加

無垢フローリングを検討し始めると、最初かその次位に迷うことになる「塗装」。
通常の材木屋であれば、塗装品しか扱いがないですから、お客様への提案も自ずと塗装品になるのですが、弊社の様に無塗装やオイル塗装、そしてウレタン塗装や着色仕上げも扱っている場合は、結構毎回迷われる方が多いのです。

もちろん、最初からオイル塗装や無塗装で天然無垢の質感を楽しみたい!という方は問題ないのですが、それでも、その無垢フローリングの美しさを長持ちさせたい!、もしくは子供がいるので汚されるのが心配、という心配はなくなることはありません。

無垢の木材だから、必ず汚れませんとか傷がつきません、なんてことは言えませんが少しでも軽減もしくは、予防できる方法を提案したいと思います。
そこでお勧めするのが以前に紹介している低光沢ウレタン塗装リフリー(楢・ナラ)オーク低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリー(樺・カバ)バーチです。

リフリーオーク床暖房向け14


ウレタン塗装独特の「眩しい光の反射」を抑える低光沢塗装仕上げ。
もちろん、それにより木目も綺麗に見えるのも大きな特徴。

リフリーオーク床暖房向け13


そして、塗装されていることの一番のメリットはやはり「防汚性」。
一番最初に書いた「汚れ」に関する心配事が、大きく軽減されます。
塗膜、もしくはオイル成分が汚れを木材表面から遠ざけて付着を防ぎます。

無塗装であればすぐにシミになってしまうような、醤油でも問題なく拭き取ることが可能なのは、以前実験の通り。

リフリーオーク床暖房向け12


その防汚性と無垢材の風合いを損なわない外観から支持されている、低光沢塗装のリフリーオークとリフリーバーチに今回、待望の床暖房向け商品を追加しました。

これにより、無垢材を使ううえでの懸念とされていた「汚れ」と「床暖房への対応」という悩みを両立しながら解決することが出来ます。
もちろん、風合いもできうる限り無垢材そのままに近づけていますので、一見するとオイル塗装なのかな?と思ってしまう仕上がりです。

特に、小さなお子さんのおられる場合や、家事での汚れが心配になる奥様やご主人で、無塗装やオイル塗装では心配だけど普通のウレタン塗装では、せっかくの無垢材の雰囲気が感じられない・・・とお悩みのあなた!
一度、弊社ショールームにてリフリーシリーズの質感を感じてもらいたいものです。
詳しくは、下記の各リフリーシリーズフローリング紹介を見てくださいね。


次回は早速、床暖房向けを使っていただいたお宅の施工完成の様子をお伝えしたいと思います。

・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーオーク(楢・ナラ)はこちらから
・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーバーチ(樺・カバ)はこちらから

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・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
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リフリーオーク床暖房向け15


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臨時試験! 無垢フローリングのお手入れ 番外編

言葉の聞こえ方というのは凄いものですね。
「殺菌」と言われると、自然素材を扱っているものとしては、若干抵抗感を抱いてしまいます。
しかし、それを必要とする場合もある。
となると、実験するしかありません。

ということで、殺菌効果のある「液体」を使ってフローリングを疑似清掃してみます。

用意したものは、フローリング本体と殺菌溶液、そして水とウエス。

今回の殺菌溶液は水に希釈して使いますので、その濃度によって2パターンつくり、それとは別に「拭いた後にすぐ乾拭き」と「拭いてそのまま放置」、そして「オイル塗装そのまま」を用意し、全部で6パターンを比較することにしました。
まずは、どの部分に何をするのかと事後の変化がわかりやすいようにゾーニングをします。

実験7


そして、この各部分を清掃実験するための「洗浄液」を作っていきます。


実験6


500mlのペットボトルを使う場合だと、写真では非常にわかりづらいくらいの量の原液ですから、これだけの量を混ぜただけで殺菌できるという効果は、やはりすごいのだと思います。

下が出来上がった洗浄液。
洗浄液は、水でかなり希釈するので間違えないように一つずつわかるようにしていきますが、注意したいのはペットボトルを使用しているうえに、洗浄液が無色透明なので、誤って誰かが飲んでしまうことがないようにしないといけません。

実験5


さて、これを用いてウエスで無垢フローリングに雑巾がけをしていきます。
洗浄液をしみこませて絞ったウエスで、まずは一か所を拭いていきます。

実験4

若干洗浄液のにおいがします。
原液の説明には、直接皮膚に触れることのないように、ということなので手袋着用。
しかし、直接触れられないものでないと、やはり殺菌はむつかしいのかと考えてしまいますね。

実験3


少し入念に拭いてみて、そのウエスの拭き上げ面を見てみると案の定。(写真ではわかりづらいけど・・・)
そりゃそうだわね。
洗浄と殺菌効果を兼ねているわけだから当たり前ですが、ウエス表面にオイル塗装の成分と思われる黄色っぽい色が付着しています。

洗浄効果で若干オイルが拭き取られてしまった?
それも少しあるでしょうが、この場合はそうではない様です・・・

実験2


塗った後は、洗浄液が残らないように乾拭きをしていきます。
それとともに、乾拭きなしで洗浄液を乾燥させた場合も知るために、そのまま放置したものも作成。

さて、大きな変化は出るのでしょうか。
もちろん、そんなに大きな変化が出ないほうがいいのですが、実験としては変わらないのも面白くなく・・・・

いや、ちょっと複雑ではあるのですが今回は、試験データをとるためのものですから、きちんと結果は出てほしいと思っています。

オイル塗装は、洗浄液にどこまで耐えられるのか?
もしくは、洗浄液に対しての変化はどうなのか?

以降の様子を見て、お客様にお伝えしたいと思いますが、今回の様に自然素材が性質として持っていないもの(ひばやヒノキ他一部を除く)を求められる場面は少なくありません。
もちろん、人工的に性能を付加しなければ対応できないものもありますが、もし、天然素材に少しのスパイスを加える事でお施主様の要望に叶うのであれば、できる限りそれに近づけたい。

今回の実験もそうですが、次回に紹介する低光沢ウレタン塗装フローリングリフリーオーク・リフリーバーチシリーズもそんな想いから生まれたものなのです。


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臨時試験! 無垢フローリングのお手入れ 番外編

無垢の木材=天然素材。
できる限り、自然のまま使ってほしい。

実験9


どうしても、漠然とした「木の良さ」という事を考えると、そんな風に思ってしまいます。
私の様に、異常に木が好きな性格だから余計なのかもしれませんが、基本的に塗装せずに使いたいですし、多少汚れようがキズがつこうが自然の風合いが第一!と思ってしまうのですが、無垢の木材を求める人の万人に、その考えが共通するわけはありません。

昔から、無垢材のキズの修繕方法や汚れについては、必ず「問題」になるところでしたし、フローリングの塗装についても風合いを優先するべきか、それとも美観を保つための塗装をするべきか?ということを今でも質問されます。

塗装については、普段から浸透性の天然成分主剤の塗料を使って下さい、とお伝えしていますが、今回はその浸透性の塗料であるオイル塗装を施しているフローリングを、殺菌作用のある洗剤類で清掃しても良いかどうかというお問い合わせを頂きました。


難しい質問です。
いや、難しくないのですが決めつけることができません。
本当のところは、天然成分オイルで保護されている無垢一枚物フローリングに、殺菌作用のある洗剤を使うとなると「殺菌」の言葉のイメージが耳に着くからなのか、「使ってもいいですよ」とは言いにくくて困る。

えぇ〜、天然素材に殺菌?!ってなるわけです(汗)。


折角天然素材なのに(涙)、、、、と、もう「殺菌」という言葉に異常に反応してしまう。

しかし、今回は少し事情があってその「殺菌」をしたい環境であることと、殺菌効果のある液体を薄めた状態で使用する、ということで、お話をしているうちに私もそれがどの程度の影響があるのかを知りたくなってきました。

言葉尻ではなく、実際にその洗剤の影響がどの程度あるのか。
もうこれは、試してみるしかない!!
ということで、先の曖昧な回答から一転!緊急試験と相成ったわけです。

お客様の物とは同じではないものの、成分が同等の商品を使い「殺菌」がどの程度無垢フローリングの仕上げに影響するのか、ちょっと見てみる事にしました。
俄然やる気になってきた。

実験1



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この艶に勝るもの無し 〜石山赤松幅広無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回の国産黒松無垢一枚物フローリングの貼り上りはいかがでしたか?!

広い面積を貼り伸ばしていただいたので、広く写真に映したいと思うのですが、そうすると木目や艶が映りにくくなるし、近いと折角広く使ってもらっている全体が映らない。
そんなジレンマに襲われながらの撮影だったのですが、そう言う意味で言えば
今回のフローリングは同じ松ではありますが、前回とは幅が大きく異なるので、近寄りたくてもちょっと引き気味でないと、迫力が伝わりきらないというところがある、違った難しさでした。


今回紹介するのは、前回の黒松に対して赤松です。その名も石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング


石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工2


石山赤松フローリングの一番の特徴は、先にも書いたとおりの幅寸法です。
なんと、180mm仕上がり!!
通常の無垢フローリングは90mmですから、その差は倍!!
私のスマートフォンで比較するとこんな感じ。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工7


そして、弊社が通常扱う幅広フローリングも多くは130mmや150mmですから、それをも超える超幅広。
松という樹種の特徴は、その力強さです。
オークやケヤキと言った様な、広葉樹の木目とはまた違って、ずっしりとした重硬感のある力強さなのですが、しかしながら木材の色合いは黄白色から桃色の様な着色芯材色なので、どこかやさしさも感じるのが広葉樹フローリングとの大きな違いですね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工4


もちろん、広葉樹フローリングほどの表面硬度は無いのですがそのかわり、しっとりとした針葉樹特有の柔らかさの片鱗が感じられるのも、ポイントではないでしょうか。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工5


また、フローリングの幅が広いということは、その樹種の木目をはっきりと見る事ができますから、今では貴重な存在となっている赤松そのものの木目を、一枚一枚楽しむことができます。
杉の様にくっきりとしているわけでもなく、桧ほど清廉ではない、ゆったりとした木目とでも言うのでしょうか。
とっても綺麗だと思います。



赤松は、黒松に対して女松と言われたりしますが、優しい木目の部分は女性的な柔らかさだと思いますが、大断面の梁などの部材になると、たちまち逞しい姿になりますので、そこも赤松材の魅力だと思っています。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工3


写真でもお分かりの通り、材の中には一面黄白色の部分もあれば、桃色をおびた様な部分もありますね。
黒松でも同じことですが、松類樹種は芯材(赤身)と辺材(白太)の差が不明瞭なので、材によっては黄白色ばかりの時もありますし、桃色系の赤身が入っているものもあります。
これは松という樹種の特徴の一つでもあるのですが、写真の一部やカットサンプルの一部、否現物で数枚見ても黄白色ばかりの時があるのですから、知っておいてもらわないと、施工も綺麗に納まりません。

そうです。他の樹種でも同じことではありますが、特にこの様に色差や木目の差が大きい樹種の場合は施工前の仮並べによる、貼り上りのバランスチェックは必ず行ってもらいたいものです。

さて、赤松のお楽しみはもちろん幅広だけではありません。
こちらも、丁寧に超仕上げが施されたツルピカの仕上げが誇らしげです!

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工1


ツルピカといっても、塗装が光る様なものではないですよ。
もちろん、無塗装です。
無塗装ですが、松の脂分の艶で光るのですよ!むふふ。

そして、ポイントは超仕上げという加工工程で仕上げられているということ。
地松の持つ、本来の艶と木目の美しさを表現するには、やはり丁寧に仕上げる事が大切です。
以前のラオス松を使ってもらった大工さんは、加工仕上がり済だったにもかかわらず、再度丁寧に鉋をかけておられました。
こうやって仕上げてこそ、時間立って違いが出てくんにねや!!とおっしゃってましたね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工8

私もそう思います。
というのは、貼り上り当初はわかりませんが、生活を始めると埃やちょっとしたゴミ、汚れが少しづつたまっていきます。
それが、表面の仕上げをきっちりされていないと経年の変化に差が出るのです。
もちろん、そんなこと比べないとわからないことですし、私はそれを見てきたから言えることですが、だからこそ、お施主様にはいつまでも地松のツルピカを味わってもらいたく、こだわりの超仕上げでお届けをしているのです!!

ただ、表面に塗装仕上げをする場合はこの限りではないので、ケースバイケース。
といっても、脂分が豊富な地松材を使う方が、塗装をされることは大変稀なんですけどね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工9


そんなこだわりの石山赤松幅広無垢一枚物フローリング。
何気も無い様にお伝えしていますが、やはり黒松と同じく稀少になりつつある樹種です。
それも、節の少ないプルミエグレード(軽微な節跡やヤニたまりを含む)です。
地松という樹種を御存じであれば、節なしで長さが1820mmの一枚物を安定的に確保することの難しさはわかると思いますが、これも杉や桧の様に、枝打ちをされていたり人の手によって無節材を得ることのできる状態に育てられたものではないために、非常に稀少なものなのです。

普通にできるようで、実は普通ではないのがこの石山赤松幅広無垢一枚物フローリングです。
この様に稀少な地松材無垢フローリングですが現在のところは、頑張って安定的にお届けできる状態を確保しています。

古くから日本人の傍にあった地松の艶を味わってみたい、稀少な超幅広針葉樹の国産材フローリングを手に入れたい、他の家には無い無垢フローリングで仕上げたい、と言った要望に近いものであると思います。

フローリングと一緒に、地松の梁材もお届けできますので、日本の赤松のおうちを目指して見るのもいいのかもしれませんね!




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この艶に勝るもの無し 〜国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回はなんだか少し暗いお話になってしまいましたが、今回は稀少な樹種を贅沢に使った、現在の新築住宅では他にはなかなか無いであろう、光り輝く明るい施工写真を見ていただきましょう。

黒松無垢一枚物フローリング施工10


普段、無垢フローリングの施工写真としてお伝えするには、やはりその木材特有の木目であったり、色合いを気にするところが多いのですが、今回に限ってはそれ以上に重要なファクターである「艶」に注目です。

黒松無垢一枚物フローリング施工2


どうしても艶感を目で見たままお伝えしようとすると、木材の色調や木目が見えにくくなるのは、カメラマン(私・・・)のウデの無さなのですが、とにかく今回はこの輝く様な艶をもつ国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリングの魅力を見ていただきたいのです。
前回もお伝えした通りに、すっかり稀少な樹種になってしまった黒松。
昔は直径1mを優に超えるような巨木が出ていたと言います。


そりゃそうですよね。
城郭材として今も残るものは、それ以上のスケールがありますし、数百年以上の樹齢をもつとなれば、自ずと大きさも備えて当然。
しかし、近年はめっきりと減ってしまった資源量を思うとやはり淋しくなります。
おっと、今回は明るくでした。

黒松無垢一枚物フローリング施工8


木材の艶、といっても色々とありますが黒松から出る艶は他の樹種とは一線を画していて、「光る様に綺麗」という形容が似合うと思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工1


こんなに広い面積を無節の一枚物の黒松で仕上げる贅沢。
今後数年、いやどれくらい待てば次にこれくらいの面積を埋めるだけの黒松の一枚物無節材ができるのかわかりません。
それだけ稀少なのです。

そして、以前に紹介したことのあるラオス松柾目縁甲板もそうですが、この黒松無垢フローリングも現在の艶もさることながら、経年変化した時の艶もとても素敵です。
先日ショールームに来ていただいた女性も、「黒松、とっても素敵ですね!!」と、他にある木目や色合いが主張する広葉樹ではなく、黒松の、それもショールームにて飴色に変化しつつあるフローリングを見て、そう言ってもらえたのです。

黒松無垢一枚物フローリング施工6

艶というのは、ただ単にピカッと光る塗装とは異なります。
光るのですが、テカテカという光り方ではない優しい光なのですね。
塗装のテカリは眩しいですが、黒松無垢フローリングの輝きはわざわざ見つめて痛くなるような、そんな光沢を持っています。
これは、樹脂分の多いチークなどとは全く違う点です。

黒松無垢一枚物フローリング施工9


そうですね、チークも木材として優秀すぎるがゆえに優良材が少なくなっている樹種ですが、同じ様に桧の中の天然桧として称される木曽桧もいつまで天然材がお届けできるか不安なほど、とても量が少なくなっていますし、この黒松もそうです。
しかし、黒松はムシの影響を克服し人と共生していくことによって、これからまだ育ってくれる余地があると思いますから、大切に使いながら持続させていきたいと強く思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工5


さて地松フローリングシリーズの次回は、地松としてはこちらの方が有名な赤松を紹介します。
超幅広でお届けする「石山赤松幅広無垢一枚物フローリング」の施工例です。
お楽しみに。



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再会の後には新規の出番 カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングの個性

前回は、1年経過した古希杉フローリングの表情を見てもらいましたが、今回はその古希杉の隣に新しく仲間になったカスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを紹介します。

といいますか、こちらを納入させていただいたこともあって、1年経過後の古希杉はどうなっているのかを見せていただく機会になったわけです。

今回採用いただいたのは、カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングのネイキッドグレード。
オークの中ではとっても人気のあるネイキッドグレード。
力強いオークの表情と、まがうことない本物の野趣を楽しむことができるために、いつでも品薄になってしまうのはタマニキズ?!・・・
では、さっそく見ていきましょう。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工5

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工12

大小様々な節やパテが見えていますが、どれもとっても個性的で一つ一つを眺めていきたくなります。
もちろん、オークの王道であるのびやかではっきりとした木目を愛でるのも良いに決まっていますが、ネイキッドグレードのそれこそ「成長の過程そのもの」という表情は、無垢フローリングを楽しむ中でも味わい深い部類です。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工9

スギやヒノキなどの針葉樹であれば、真っ先に切り落とされるであろう大節の入り皮部分。
これも、針葉樹の選別基準とは異なるからこそみられるところ・・・

そうです、意外と知られてはいないのだと思いますが、針葉樹の場合は古い商習慣から「無節、小節、節あり(一等)」などという「節」の大小や有る無しを基準にした選別になるため、このような大きな節の部分は基準外になることがほとんど。
ですが、広葉樹においてはそのような基準での判断を当てはめることはできません。
節の出方が違いますし、針葉樹と異なり枝下が短い事からただでさえ長い木材にする事が難しい為に、多少の節や傷、変色その他は許容されることが多くなってきています。

もちろん、家具や食器、そのほか見た目や用途によっては向かないものもありますが、建築の中の無垢フローリングにおいては、多くの場面で活用されています。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工1

その為に、弊社の広葉樹フローリングにおいては「節なし」や「節あり」という表現はしていませんし、針葉樹であっても現在は「無節」や「小節」という表現でやり取りをしているのは、古い業界人(もちろん、業界同士で話す時は私も・・・)なのかもしれません。


そういったこともあり、無垢材の定番となりつつあるのがこのネイキッドグレードなのですが、「節あり」でもやぼったくないのはやはり、「150mm幅広サイズ」だからでしょうね。
もう御存じの事と思いますが、通常の無垢フローリングというものの多くは90mm幅です。
90mm幅の中に、さきほどの様な節や色違いが多くあると若干木目が感じにくかったり、個性というよりも樹種の差がわかりにくくなったりしますが、150mmもあれば少々大きい節でも変色でも、きちんと木目や色合いが把握できる範囲内でみてとれるために、樹種本来の味わいを損ねない事が大きなポイントです。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工2

勿論、細かな木材を並べる90mm幅に比べて施工性が良い事は言うまでもありません。

そしてもう一つのポイントは、つなぎ目V溝加工。

貼りあげてしまえば全くわかりませんが、このつなぎ目V溝フローリングはUNIタイプの無垢フローリング。
しかし、その仕上がりは乱尺という「長さが不揃いのものが混在する」パターンのそれの様に感じます。
それは、長さ方向に1〜2個所ジョイントされているにも関わらず、そのジョイント部分にわざと溝を作る事で、フローリング同士をつき合わせた時の溝の様に見せ、UNIタイプのつなぎ目に見られる不自然な木目のつながりを感じさせず、木目がひと段落する区切りをつけている様に感じる事から、リズム感のある仕上がりになるのです。
つまり、決まった長さのフローリングとして施工できる上に、単なるつぎはぎではない「手仕事感」が生まれるわけですね!

実は、今回はお施主様施工だったのですが、そんなこと言われなければわからない様な仕上がりでしたので、その施工性は推して知るべし!!(笑)。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工6

特に、幅広フローリングなのでつなぎ目が多いと本当に細切れになってしまいますので、つなぎ目V溝フローリングに関しては特別に「つなぎ目は2個所まで」と決められているために、このオーク特有の質感を存分に味わうことができるんですね!!

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工3

個人的にも、このカスクオークのネイキッドグレードは好きなグレードではありますが、すぐ隣にある「美しすぎる」端正な古希杉があるもので、相性がどのようになっているのか、興味深いところでしたが全く問題ないですね。
むしろ、森林や木材の多様性を現しているようで、とてもしっくりとくる感じでした。

この2種の無垢フローリングを採用いただいているアトリエFUDOさまは、岐阜県各務原市に拠点を構えてらっしゃいますが、今回の2種のフローリングの調和はまさに、針葉樹も広葉樹も豊富で豊かな森林を形成する岐阜県を連想させるに十分な仕上がりに感じました。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工4


カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工8

今回は二度目とはなりますが、恒例のアンケートを記入いただきましたので、手前味噌な内容となっていますが、掲載させていただきますので、他のお客様の参考になれば?!と思いますので、ご覧くださいませ〜。


ーーーーーーー

 

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

 

フローリングの特徴について丁寧に教えていただけました。DIYだったので施工の注意点なども教えていただけたので助かりました。

 

・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

 

とても理解できました。木に対する熱意が伝わってきて、採用する決め手になりました。 

 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)

 

商品の良い点や気を付けてほしい点んどを経験を踏まえて記事にしていただけているので、探すときに楽しめました。 
 

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)

 

V目地加工のUNIだったので、貼りあがりは乱尺のようになって価格以上の価値を感じました。施工性も良くDIYには助かりました。

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

 

以前購入した杉のフローリングが気に入り、商品の質の高さと担当者の方の人柄、熱意が信頼できるので選びました。

 

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。
 

今後もユニークな商品がたくさんでてくると面白いです。

 



ーーーーーーー


 カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工11



今回紹介したカスクオークの、その他の施工例記事は以下からご覧くださいませ!

・カスクオーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢V溝フローリングオイル塗装CO-32VOPの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプオイル塗装CO-21OSの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプ床暖房用プルミエグレードCO-24UPとCO-21UPの貼り伸ばし施工写真はこちらから

*カスクオークの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

イースタンアッシュ(タモ)幅広無垢一枚物フローリング
ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング


・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから


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一年ぶりの再会 古希杉フローリングの経年変化と新しい仲間

約1年数カ月ぶりの再会となりました。

私の「自慢できる」杉の無垢フローリングである、古希杉浮造り(うづくり)フローリングに、先日久しぶりに会いに行く機会がありました。
以前に施工直後の様子をお伝えしていますが、無垢フローリングには必ず訪れる「経年変化」というものを見る機会に恵まれ、今回伺ってきたわけです。

因みに、経年変化くらい納入した後のお客様のところでいくらでも見られるだろう。
そう思われるでしょう。

そうです、そうなんです。
本当はそうなんですが、実際は訪問する機会があっても想像以上に綺麗に使っていただいていて、写真ではその差が殆どわからないほど綺麗に使っておられる優秀なお施主様が多く、弊社が無垢材の注意として出している様々な変化は、殆ど起こっていないのです。
それはとってもいいことなんですが、ちょっとインパクトに欠ける?!ので今回は如何に?!と思いながら伺ったのです。

古希杉フローリング経年変化5

さぁ、どうでしょう。
できる限り、前回と同じアングルで・・・と思いますが、やはり日光や照明の関係で、私のウデでは同じ様な条件では撮影できません。

古希杉フローリング経年変化6


というよりも、やっぱり綺麗です(汗)。
とっても嬉しいことですが、綺麗なので実物を目で見ても一般の人ではわからない位の変化です。
私は自身が関わっているものですから、若干色が濃くなったと感じますが、当の御本人も殆ど変化は感じられていない様子。

古希杉フローリング経年変化4

お話を伺っていると、若干の傷がついたり結構こぼしたりしていますよ、ということでしたが不思議な位にその痕跡が無い。
逆に、そんな痕跡がある方が「しめしめ」で、経年変化の良い例として使わせていただくのですが、もう自画自賛があふれるほどに美しい!!(笑)


お住まいの御本人様がどれくらい御満足いただいているのか?戸田の自己満足ではないのか?!ヤラセ記事では?!と疑問をもたれることでしょう(汗)・・・
はっきり言って、自分でも恥ずかしいのですが本当なんです。

その証拠のお言葉が、「インターネットを見ていて、良いフローリングを使っているなぁ・・・・・、って見てたら自宅でした(笑)」です。
つまり、私がアップロードしていた画像がどこかに掲載されていたのか(これは合法か?!)で、たまたま目にされたとの事。
嘘ではなく、目をひいた画像が実は自宅のフローリング・・・
はい、お施主様まで自画自賛ですから、間違いありません(^−^)

古希杉フローリング経年変化1

因みに、経年変化で重要な要素である「伸縮」についてははっきりとみてとれましたよ。
これに関しては、冬であることと薪ストーブを使用されていることが大きな原因ですが、フローリング間に見事に隙間がありました。
どれくらいかというと、お決まりの「釘が見える程度」です。
もちろん、これも想定内なのですが御存じ無い方には驚かれるかもしれません。

古希杉フローリング経年変化2


杉は軽軟なので、伸縮の大きな木材ですが古希杉フローリングは特に、「天然乾燥」にこだわっている為に、フローリングの水分量を強制的に下げることはしていません。
その為、人工乾燥材の杉フローリングに比べると、若干伸縮の幅が大きい場合があります。
それは、乾燥が不十分だからではなく吸放湿作用が大きい証拠。
きちんと杉が住環境の中で仕事をしてくれているのです。
喜ぶべきこと?!です。それがちょっと乾燥気味になっているだけのこと。

そこも踏まえて使っていただいているので、問題はありませんがこれから杉の無垢フローリングを検討の方には、「こんなことになるの?!」なポイントかもしれません。

そんな感心する美しさの天然乾燥杉無垢フローリングを眺めながら、実は今回はもう一つの「新人さん」の顔色をうかがいに来たため、そちらも拝見することにしたのです。


古希杉フローリング経年変化3


・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングはこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング、15mmエンドマッチ品の施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング15mm、M様邸施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸施工写真はこちらから(今回の1年前です。)

*古希杉フローリングは、2017年に木取りなどの仕様変更を行っていますので、上記施工写真の旧規格品は現行の材の表情と異なるものがありますので、ご検討の際にはサンプルや実物をご覧いただきますようによろしくお願いいたします。


・弊社へのお問い合わせはこちらから


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無塗装は塗装用に非ず


無垢の木材は千差万別。
日頃からお客様にもお伝えしている通り、同じものが二つとなく特徴も必ずしも同じ様に現れることは無いのですが、もう一つ注意しないといけないのは弊社でも多く取り扱う「無塗装」の木材の取扱い。

流通している多くの無垢フローリングは、基本的にウレタン塗装されているものが多いものです。
汚れを防ぐため、見た目がつるっとしていて綺麗、塗装の手間が省ける、それ以上に無垢材の呼吸による伸縮作用を抑える事ができる、ということで塗装をされているわけです。
そして、それに対して塗装をしていないもの、という意味合いでの「無塗装」と表記して出荷しているのですが、場合によっては「塗装するためのもの」というように、少し勘違いして捉えられる場合がありますので、注意が必要です。

無塗装の商品は、決して現場塗装用として設定しているわけではありません。
あくまでも「塗装がされていない状態」という意味です。
もちろん、弊社の商品にも塗装仕上げをされている方は多くいらっしゃいますが、樹種やグレードなどによっては「塗装面が不均一」になったり、「塗装うまくのらない」といったことも出てきます。
その一例として多くあるのが欧州赤松などの、樹脂分の多い樹種に浸透性の木目の見える着色塗装をした場合。

レッドパイン1

同じ木材で、しかも一本の木材の中でも色の濃淡ができるところもあれば、塗装前は同じ様に見えていた色合いも、同じ着色をしているのに濃淡ができたり、はたまたネイキッドグレードの場合には節などの表情の部分で「てかり」がでたり、塗料が上手に浸透しない、ということもあります。

よく考えると、今まで多くは木材への塗装は塗装職人さんがされることが多くありました。
職人さんは、一つずつ木の表情や状態を見て塗る為の下地をこしらえたり、塗料を調節したりしていたものですが、手軽に扱える浸透性塗料(俗にいう、オイル塗装)の普及により、透明仕上げも木目の見える着色仕上げも、大工さんからお施主様までが簡単に行えるようになり、それにともない「下地処理をしない」や「木の特徴に合った塗料を選択しない」、「塗装ムラの可能性を理解できない」という様な事が起こるのだと思います。


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ピュアラーチ、ひく手あまた

人気集中。

稀に起こる現象ですが、なぜか一時期に同じ木材に人気が集中し、在庫が不足することがあります。

現在も同じ状況で、ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)無垢フローリングが不足気味です。
それも、普段は豊富に出荷することのできるネイキッドグレードが、極端に少なくなっています。

ピュアラーチ ネイキッドグレードUNI 2

本年前半から、問い合わせを多くいただいていましたが、年末のこの時期に来てもその人気は衰えずで、未だに在庫の少ない状況です。

ピュアラーチは、くっきりはっきりとした木目と独特な飴色に感じる色合いが印象的で、同じ針葉樹であるスギヒノキとはまた異なった魅力を備えています。
節のほとんどないプルミエグレードやセレクショングレードなどは特に、まっすぐ伸びる細かな木目を見ることが出来るため、整っていながらもダイナミックなスケール感を味わえます。
それもピュアラーチならではの、熟成期に入っている高齢木から作りだされるからこそできる物です。

ピュアラーチ プルミエグレード 一枚物

しかし、現在人気のネイキッドグレードは高齢木ならではの、年月を感じる大きな節や、大胆に突き抜ける白太のくっきりとした白さのランダムな印象が、針葉樹・広葉樹問わずにネイキッドグレードが求められる理由と同じなのかもしれません。

もちろん、同じ様に厳しい品質基準で選別されていますから、プルミエグレードからネイキッドグレードまで、グレードによる表情の差はあっても品質の差はありません。

自然の産物ですから、節の無い板を作る事は出来ませんし、同じ様に節のある板だけを作ることもできません。
今期は節の少ない板が豊富にできたため、原木の品質が良かった証拠なのですが、反対に節のあるネイキッドグレードが少なく、そんな時に限りネイキッドグレードに見積り注文が集中するのです。

どのグレードもまんべんなく使ってもらうことによって、原木のすべてが無駄になることなく活用されます。
こんな時だからこそ、豊富に在庫のあるセレクショングレードやプルミエグレードも検討してみてくださいね。
もちろん、予算との相談ではありますが、ネイキッドグレードにはない、木目と色合いの素晴らしさを感じてもらえるはずです。

ご検討には、もちろん在庫確認もよろしくお願いしますね。
荒れ地の中に、天然で力強く育ったピュアラーチの存在感。各グレードで是非感じて下さいね。
ネイキッドグレードは、来季の丸太分の入荷までしばしご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承下さいませ〜。

ピュアラーチ ネイキッドグレードUNI 1


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高樹齢 古希杉浮造りフローリングをご検討のみなさまへ

いつも弊社の高樹齢古希杉浮造りフローリングを愛用してくださる皆さま、有難うございます。
また、これから古希杉フローリングを採用してみたいとお考えの皆さまも含めまして、御検討についての連絡をいたします。


この度、高樹齢古希杉浮造りフローリングの仕様変更を行います。

今まで、15mm品と30mm品では原木の製材木取り部分や選別の違いで、「色味や節の様子」などの表情に差がありました。
今回は、その差をより少なくなるように選別を変更いたしました。

古希杉仕様変更

(奥が30mm、手前2枚が15mmの新規格品)


これにより、15mm品の木目や色合い、節の加減に従来品との差が生じますので、準備ができ次第ホームページ等のイメージ写真を切り替えていきますので、お間違いのない様にお願いたします。

また、施工例記事については皆さんに見ていただける旧規格品ということで残しておきます。

今回の改定により15mm品は、以前よりも白太部分が少なくなることと、点在していた節も少なくなっています。(もちろん、白太が入る部分もありますし節ありネイキッドグレードですので、一枚一枚で異なり、節が点在するものもありますが・・・)


天然乾燥を重ねた、香り高い古希杉。
これからも杉無垢フローリングは古希杉!と言っていただけるようにと思っていますので、改定後もよろしくお願いいたします!!(^_-)-☆

古希杉浮造りフローリング 30mm 3



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・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸1年後経年変化の記事はこちらから
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杉アンティークウォール 〜おしゃれなショップに・・・ミルキーゼブラ〜

前回のカッコいい杉板、ヴィンテージエベヌはいかがでしたか?!

杉という樹種は特に、近年のイメージ戦略(!?)によって「あたたかい、健康的」という印象から、建築に用いられる頻度は高まっています。
しかし、前回とともにお伝えするアンティークシリーズは、特に材木屋としてアピールしたくなる杉の長所をあえて表に出すことなく、思い切って外観での勝負を挑むことが出来る仕上がりになっています。

今日お届けするのはミルキーゼブラ。

ミルキーゼブラ11

何とも言えない、白と黒の対比。
これが日本の針葉樹の代表、杉であるということを忘れさせる、仕上がりを魅せるアンティークパネルです。

杉は無塗装でそのまま使っても、とても美しい木目と色合いがあり、永く好かれる存在ですが、その端正すぎるところが適当な粗さを求める声にこたえにくいところでした。
とはいえ、数年前に話題となった「中古足場板のリユース」によるアンティーク仕上げは、杉の美しさではなく使い古されたリアルな風合いが好まれ、新品ではなく中古品が品切れ、というおかしな事態が起こったのですが、確かに古びたテイストが似合う店舗などにはちょうどいい材料だったことは確か。

そんなテイストを楽しみたい、見せたいというお声があるために味わいのある仕上げを再現する塗装などの材料も多くありますが、このアンティークシリーズは、使いこむことによっておこる針葉樹の「浮造り加工」をしたような木目の状態や、節の補修を取り入れ、なおかつそれに丁寧に塗装と拭き取り作業を組み込むことで、白と黒の間に微妙な木目の立体感を持たせてインパクトを与えています。

ミルキーゼブラ1

素材となる杉材は、綺麗なものを厳選!というものではありません。
アンティークシリーズの特徴は、丁寧な仕上げと、いつもは欠点と評されている虫による食害の跡や割れなど、経年変化で起こりうる現象に見られるものも取り込んでいるために、材の有効活用と見た目のインパクトの両立をしているのです。

そして、日本人にはそれほどなじみがないものの、ヨーロッパなど海外ではパイン(マツ類)を木目の見える白色の半透明着色仕上げにし、インテリアに取り込んでいますが、それ以上に、ホワイトペイントされたミルキーゼブラは茶褐色に浮き立つ木目が一層ホワイトを引き立てて、コントラストの印象を強くしています。

ミルキーゼブラ4

無垢の木材ではなく、木目が印刷されたシート材でも人気があるように、素材そのものの良さ以上に注目されるアクセントとなる表情。
私にとっては木材そのものの名称が浮かんでしまう「ホワイトオーク」や「ホワイトアッシュ」も、今ではホワイトペイントされたオークやアッシュの事を指す場合が多くなっています。

フローリングにおいても、カフェやアンティークショップのテイストをそのまま自宅に取り込みたい!、という要望もあり、ホワイトペイントやアンティーク調の仕上がりを好まれますが、実際無垢の木材でそれを目指すと問題になるのがアンティーク材であるが故の節や傷の処理。
引っ掛かりなどになってしまいます。
が、印刷であればその心配も無用なので、そのデザインはフローリングに多く採用されるようになり、そこからドアや壁のパネルなどにも派生していますが、やはりどこか物足りない・・・
そこはやはり、無垢材にある立体感であり素材感。

ミルキーゼブラ2

手に触れて感じるのはもちろんですが、浮き立つ木目が演出する立体感は、視覚的な楽しみとおしゃれ感にあふれています。

そう、前回のヴィンテージエベヌはどちらかというと「剛」のイメージで、強く落ち着きがありしっかりとした、空間を引き締めてくれるような素材。
それに対してミルキーゼブラは、明るく華やかで彩のある「柔」のイメージ。
洗練され洒落たインテリアショップや、アンティーク感のある美容院などで、華美ではなくしっとりとした内装の雰囲気づくりにピッタリ!

ミルキーゼブラ3

 

普段は単調になりがちな壁面の仕上げが、躍動感あるものに仕上がりますよ。
彩のある商品を際立たせたいディスプレイスペースの背面に、またはお客様を迎えるエントランススペースの背壁に・・・

特徴的でありながらも主張しすぎないデザイン。

杉アンティークウォール ミルキーゼブラは、それらのデザイン性で特別な空間の色どりを作りだします。
色々な空間に活用場所を見出してもらいたい、ちょっと特別な仕上げの杉羽目板です。


*)ミルキーゼブラはアンティーク加工商品のため、表面の段差や傷、節の陥没、昆虫の穿孔痕や端部の軽微な干割れ、材の曲がりなどがある材をミックスしています。これらを風合いとして活用いただける場所への採用をお願い致します。
また、加工段階での炭の付着残りが木端面を中心に見られます。洋服その他、汚れがついて困る部分に触れる場合は事前に拭き取っておいていただくか、仕様方法を工夫していただくようにお願い致します。


ミルキーゼブラ貼りあがりイメージ

ミルキーゼブラ11


・ミルキーゼブラ以外の無垢フローリング・羽目板の記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


杉アンティークウォール ミルキーゼブラ無垢羽目板(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

10×135×1950

・形状

一枚物

・エンドマッチなし(本実加工あり)

・品番と価格

MZ-17N OPC一枚物 着色塗装アンティーク仕上げ 10×135×1950 ネイキッド
¥25,920(税込)/12枚入り(3.16屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。
*)アンティーク加工品ですので表面は平滑ではありません。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

穿穴虫の跡

ミルキーゼブラ10

節補修 拡大

ミルキーゼブラ9

薄板本実の為、運送中による実割れが入るかもしれません

ミルキーゼブラ8

軽微な端部乾燥割れ

ミルキーゼブラ5


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杉アンティークウォール 〜アンティークな店舗に・・・ヴィンテージエベヌ〜

少し前に、時折「フローリングに杉を使うなんてありえない!」というお叱りを受けることがある、と言いましたが、その理由は材が柔らかすぎるとかキズが付きやすいとか、根本的に向いていないとか様々な理由を聞きますが、現在求められているのはそれらを克服したもの、というよりもそれらがあったとしても「これがいい!」と思わせる、特徴的な杉材。

それが今回から2回で紹介する杉アンティークウォール「ヴィンテージエベヌ」と「ミルキーゼブラ」の羽目板です。

ヴィンテージエベヌ12

この2つの木材をみて、最初に杉という材質の事を考える人は少ないでしょう。
とても特徴的な白と黒の色合い。
若干粗さが残る風合い。
私がいうのもなんですが、カッコいい木材だと思います。

今日ばかりは、木材に関してのうんちくではなく、視覚的にインパクトのあるこの表情を存分に見てもらいたいと思います。

ヴィンテージエベヌ7

木材を見た時に、無意識に「いいなぁ」と思うのは木が持つ表情の豊かさや人の目に優しい色合い、そして自然がはぐくんだ木目のリズムなどですが、時に木材は人に使われることによって、本来の表情以外に経年変化による味わい深い表情をみせるもの。

その経年変化による、何とも言えない「味のある」表情を手に入れるには相応の時間を、その木材とともに過ごしていく必要があります。
もちろん、その変化が楽しみでもあり無垢材の醍醐味というところですが、特にデザインを際立たせたい場合や、店舗などの新装の状態から風合いのある空間に仕上げたい場合は、「味をうむ時間」を掛けるわけにはいきません。
しかし、うまくアンティーク加工と塗装を施すことで、味わいのある時間の経過を思わせる表情を生み出すことが出来ます。
それはもちろん「錯覚」のようなものですが、その中にいかに「カッコいい」と見せられる要素があるかどうかがポイント。

ヴィンテージエベヌ8

もともと表情豊かな杉の節の部分や、普段は木目が今一つと思われがちな芯の部分、もしくは欠点材として処理されてしまうような大きな節の部分など、木の持つ本来の自由な成長の部分を活かし、その上に使い古されたペンキが落ちていくような様を表現し、経年変化で得られるような風合いを狙っています。

ヴィンテージエベヌ10

塗装の加工ともう一つ、特徴的なのは浮造り(うづくり)仕上げの様に、木目が浮き立っていること。
これがあることで、モノトーンの塗装が一層引き立つとともに、単調になりがちな塗装の中に綺麗な木目を感じる事が出来る仕上げになっています。
木材の経年変化では、紫外線や雨、歩行による摩耗など様々な要因で木の表面組織が削られていき、あたかも浮造りされたような状態になっていく事がありますが、まさしくそのような状態を再現しています。

実はこれらは全て手作業によるものです。
不自然にならない様に注意を払って作業されていますから、フローリングなどで求められるような美しい補修作業ではなく、粗さが不自然にならない様に、補修があっても古さに似合う状態を考えられています。
それは、表面の塗装の粗しや傷のような状態を作り出すアンティーク加工すべてが手作業だから出来る事です。

ヴィンテージエベヌ9


住宅の中の少し遊び心のあるスペース、またはアンティークな装いのカフェなどの店舗、そして来客の目をひくポイントとなる壁などに使ってみてはいかがですか?

アンティークの代表的樹種であるオークのワイルドな木目とは異なり、日本人が落ち着きを感じる針葉樹独特の木目が、訪れる人の目をひきつけてくれることと思いますよ。

ヴィンテージエベヌ11


次回はヴィンテージエベヌとはまた異なる、黒と白の調和「ミルキーゼブラ」を紹介します。


*)ヴィンテージエベヌはアンティーク加工商品のため、表面の段差や傷、昆虫の穿孔痕、端部の軽微な干割れ、節の陥没や材の曲がりなどがある材をミックスしています。これらを風合いとして活用いただける場所への採用をお願い致します。
また、加工段階での炭の付着残りが木端面を中心に見られます。洋服その他、汚れがついて困る部分に触れる場合は事前に拭き取っておいていただくか、仕様方法を工夫していただくようにお願い致します。


ヴィンテージエベヌ貼りあがりイメージ

ヴィンテージエベヌ6


・ヴィンテージエベヌ以外の無垢フローリング・羽目板の記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


杉アンティークウォール ヴィンテージエベヌ無垢羽目板(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

10×135×1950

・形状

一枚物

・相シャクリ加工、エンドマッチなし(本実ではありません)

・品番と価格

VE-17N OPC一枚物 着色塗装アンティーク仕上げ 10×135×1950 ネイキッド
¥28,512(税込)/12枚入り(3.16屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。
*)アンティーク加工品ですので表面は平滑ではありません。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

木端部分の炭のこりが付着する場合があります。

ヴィンテージエベヌ1

曲がり材による勘合部分の隙間

ヴィンテージエベヌ2

節補修部分 1

ヴィンテージエベヌ3

節補修部分 2

ヴィンテージエベヌ4


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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!

5

さて、そろそろ実験開始から1時間経過しようとしています。
若干60分には早いですが、拭いていく準備の時間や写真撮影の準備時間を考慮するとちょうどいいくらい。

はたして、1時間の醤油放置でどのように変わっているのか?!
一番心配なのはオイル塗装ですが、果たして・・・
(一部商品は結果が同じなので割愛。)

6

黒い醤油を、(特に)黒っぽいブラックウォールナットの挽き板貼フローリングに垂らしているので、ものすごく見づらいですが、少しづつ拭いていきますよ。

このフローリングの表面は挽き板にオイル塗装仕上げです。
日本の有名合板メーカー製などではなく、輸入のフローリングですからもしや、性能に心配なところはあるまいか?!

7


いいえ、そんな心配はご無用。
きれいに取れちゃいました。
貴重なブラックウォールナットのサンプルが汚れなくて「一安心」という気持ちと、実験なんだからもう少し、、、こう、驚きがあってもなぁ・・・というぜいたくな気持ちですが、挽き板フローリングのオイル塗装はまったくもって心配ないことがわかりました。

で、次の相手(?)は、往年の名選手である「普及グレード」合板カラーフローリング!
もしかして・・・
と思って拭いていくも、何の面白みもなくきれいに拭き取れちゃった。
そう考えると、普及品とはいえフロアーメーカーさんが作っていた(作っている)フロアーの塗装面は、汚れに対してはきちんとコーティングしてくれているんだ、ということがよくわかりました。
いつも無垢フローリングと比較してばかりでごめんなさい(笑)。

8

で、次は期待のこれです。
表面2mmの挽き板を使用したうえ、その表面をブラッシング加工によって木目の凹凸を作り出し、コーティングとしてツヤのないマットな塗装を施してあるフローリング。

手で触ってみても、木目の感触のざらつきが感じられる状態に近いために、「いくら塗装していても、これはしみ込んでしまうかも・・・」と、若干期待していた(?)ところでしたが・・・

10

いざ、ふき取ってみるとこの通り。

11

めちゃんこきれいやん・・・
はっきり言って、面白くないです(汗)。
いやぁ、やっぱり合板フロアーでも無垢に近いものは、質感が上がった分性能はそこそこか・・・みたいなオチも期待していたものの、想像以上に性能高い。

という流れで、あとはこれがどうなるかと最も注目していたものを見てみましょう。
こちらも合板フロアーでありながらも、表面には1,2mmという厚みの挽き板を使用し、なおかつ仕上げの塗装はオイル塗装!
一番最初に出てきた挽き板フローリングに近いものの、表面の挽き板の厚みが異なることと、フロアーメーカーさんがつくる303mm幅の合板フロアーにおいては、オイル塗装仕上げというのはかなり異色な存在ですから、塗装も心配なのではぁ?!と拭ってみる。

15

すると・・・

16

おぉ、見事!
これもきちんと汚れを防いでいる。
予想を覆し、オイルが醤油の浸透を防いでいました。
いや、理屈は理解しているし、いつもはショールームにおいてもお客様には、オイル塗装でも十分表面のよごれからの保護はできますよ、と実演している立場上、結果は見えているのですが、やはりどこかに「無垢のようにはいかんやろぉ・・・」的な偏見があったのかもしれません。
いや、あってほしかったのか・・・

かくして、実験は「すべて問題なし」という、優秀というべきか面白みがないというべきか微妙な結果となったわけですが、実は一点問題があって、1時間も醤油を放置すると浸透はしなくても、相当醤油くさい、ということです。
こればっかりは、ちょっと気になります。
とはいえ、美観を損なわないのはさすがというところです。

これからは選択肢の広がる時代。

無垢志向のお客様には的外れでも、外観の良さを感じる、床暖房の仕上げ向け、価格上の優位性などの理由での選択肢として今回登場のシリーズが、お客様の俎上に上る機会も多くなるでしょう。

無垢を愛し、無垢の良さを伝えるのもいいですが、それ以外にすべて否定的になるのではなく、いろいろな長所を見つけてお客様のベストを探すこと、それも忘れずにいたいものです。

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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!

前回まで、「さわり心地のいい床」をテーマに見てきましたが、昔の私ならば「やっぱり、無垢ですね!」と無垢材贔屓の結論に導いていたところでしょうが、前回までのように合板フロアーや挽き板貼フローリングが、お客様の求める姿に多様に対応するようになれば、どちらかしかない、というような結論には至らないような状況です。

さて、そんなフローリング(フロアー)たちですが、無垢材と見まがうほどのきれいな「顔」をしていることはよくわかりました。
しかし、もしやその代償として合板フロアーの優位性である「表面の耐汚染性」=汚れにくさが劣っている、というようなことなないのだろうか?!
ふとそんなことを考え、今回もやりましたよ。
以前、無垢材のオイル塗装フローリングでも行った、「醤油対決」です。
その名の通り、フローリング(フロアー)の表面に直接醤油をたらしてわざと汚れをつけ、その汚れが時間の経過でどれほど残っているのか?をみるのです。

ということで、今回参加するのは前回までの流れでこのメンバー。

2

右下から、表面3mmの銘木挽き板を貼った幅広フローリング(オイル塗装)。
右上は、10年ほど前までの定番!普及品の合板カラーフロアー(塗装品)。
中央上下は、某有名合板フロアーメーカーさんの表面2mmの銘木挽板を貼ったフロアー(マット塗装)。
左上下は、これも某有名メーカーさんの表面1,2mmの銘木挽板を貼ったフロアー、でありながらもオイル塗装という代わり種。

一昔前までの流行だった、ピカピカの鏡面塗装のような塗装面を持っているものは、いかにも「汚れません!!」感満載でしたが、中央のマット塗装のものは触れた手で木目を感じられるほどに塗装感がないので、木目に醤油が浸透するのでは?!!と楽しみなのですが・・・

1

競技(?)開始は午後3時。
シチュエーションとしては、夕飯時に醤油をこぼしてしまったものの、食事が終わるころまで気が付かずにそのままだった、というようなことを想定しています。
およそ1時間ほどです。

3

美しいサンプルたちを汚すのはさすがに気が引けますが、ここは採用を検討する皆さんのためにやっちゃいます!

で、こんな状態からスタートします。

4


さて、この中で醤油の汚染に負ける選手は出てくるのでしょうか?!
興味は尽きませんが、写真が増えてきますので、次回にサクッと百聞は一見に如かずの結果をお届けしますので、どうなるのかを予想しながらお待ちくださいませぇ〜。

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さわり心地のいい床、ってどんなだろう?!


人の感覚はそれぞれことなるので、必ずしもこれが正解と言い切れるものは無いとは思いますが、それでも無垢が一番だと思うのは贔屓目だからではないと思うのです。

だいぶ昔に書いた無垢の床の五感シリーズにしてもそうですが、無垢の木材は、人間が触れて、見て、感じて心地よいと思う理由がきちんと証明されているのですが、近年でいう「さわり心地」というのは、そういった無垢の風合いや木の持つ性質をさすのではなく、表面の加工を意図していることが大半であるということを知っておかなければいけません。

フローリングというと、通常表面は平滑なものですが例外的に、たとえば弊社のウールアッシュの様に凹凸の加工を施してあったり、普通の杉とは一味もふた味も違う高樹齢古希杉浮造りフローリング高樹齢百年杉柾フローリングの様に「うづくり」という、木材の年輪の硬軟の差を利用して木目を浮き上がらせるように削り出す加工もあります。
今回、「さわり心地がいい」とおっしゃっているのは、どうもこちらの方だとだんだんわかってきました。
しかし、それでも無垢である必要はない、ということでこんなものを用意しました。

ブラシ?!1

わかりますか?!
合板フローリングですが、ちょっと違うのです。
前回みてもらった様に、表面に0.2mmくらいの薄いカツラ剥きをはりつけている一般的な合板フロアーとは違って、表面に2mmの木を貼りつけているフローリングで、尚且つ、表面が件の「さわり心地」を重視して「ブラシ仕上げ」という形になっています。

ブラシ仕上げというのは、木の表面にブラシがけをして浮造り仕上げと同じように、木目を浮き立たせる方法ですが、基本的に木目の硬軟がはっきりしている杉を中心とした針葉樹で用いる方法ですが、一般的にそのような仕上げが「ブラシ」とか「浮造り」と称されていて、今までは浮造りといえば杉が代名詞だったところを、広葉樹でも加工すればカッコいいのではないか?!ということで、スタイリッシュな雰囲気を出す時などに少しづつ、浸透しつつあります。

ブラシ?!2

もちろん、無垢フローリングでも加工はできるのですが、今回はご要望通りに合板の「ブラシ仕上げ」をご用意。
たしかに、環孔材といわれる広葉樹の細胞の「あな」の部分がうっすらと削られて、浮造りの様に木目が浮き出ている様に見えます。

どうしても、私としては木の持つ本来の性質や木目、色合いの変化や素朴な風合いをおすすめしたいところですが、木に対する時代の嗜好が、このような表面加工に向かっている様な気がしますね。

少し前にお伝えした様に、祖父母の家などで使いこまれた針葉樹の床が、自ずと経年の歩行により削られて浮造りの様になっていたものですが、近年は建築当初の仕上がりから、そのような表面の意匠を求められることも多く、要望の多様化と「心地いい」の基準の変化を感じます。

浮造り(うづくり)2

無垢フローリングの特権だと思っていたそのような表面加工も、合板フロアーの表面に挽き板という2mmや3mmの木を貼る事で加工をする事が可能になったのも大きな理由でしょうね。
もちろん、弊社で人気を頂いている古希杉浮造りフローリングは、ただ表面の風合いを出すために加工をしているのではないんですよ!
それだけなら、荒っぽいブラシでこすっていけばすぐに浮造り状態にはなるのですが、丁寧にブラシ目を残りにくく加工しているのは、最低樹齢70年以上の原木の赤身の多い部分を使用していることで、杉本来がもつ香りや色合いの良さのもとである脂分を引き出すためです。

もちろん、それとともに足触りが良いことも特徴ですが、意匠性だけではない理由があるということです。

とはいえ、今回の様に「無垢ではなく」という条件がつくと出番がなくなるわけで、やはり無垢市場主義ではいけないということです。

浮造り(うづくり)1


もちろん、私のこだわりは強く持ち続けますが、お施主様との意思疎通ができなければ何も提案できません。
そう言う意味では、多様化するニーズに「合板ブラシ仕上げ」もありなわけです。
いえいえ、表面仕上げだけではありません。
表面塗装もです。
無垢フローリングの特徴だった「オイル仕上げ」や弊社でも採用している、ウレタン塗装でありながらも光沢をおとした、「低光沢ウレタン塗装 リフリーオークリフリーバーチ」シリーズの様な塗装も、合板フローリングの世界にもひろがってきていて、ますます多様化してきています。
こうなるともう、無垢か合板か?!というくくりではなく「無垢の良さ」か「性能を高めた無垢に近づいた合板」か、になる?!
2極の考え方はもう時代遅れかもしれません。

多種な出口を探りながらも、木の可能性やすそ野を広げるのも役割の一つなのかもしれせん。

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