空を見上げて

私が苦手な樹種、カバザクラ 〜さらに樺(カバ)を知る〜 

植物は多種多様で、同じ種類でも細分化されているものや、仲間なのに大きく質感の異なるもの、又はややこしい名称がつけられているものなど、多岐にわたって楽しいと思えるようになれば相当なものですが、やはり予備知識がないとなると厄介にも感じられます。

もしかしたら、カバもそうなのかもしれません。
そして、そこが反対に言えば利点で「カバ桜」なる名称が生まれた理由も含まれるのかもしれません。
「カバ桜」の記事で、材質が似ていると言われることや樹皮も似ていることをお伝えしました。
また、カバの名称の由来にも触れましたが、カバと総称される樹木の中にも様々な種類があります。


先ずはカバの筆頭ともいうべき存在の「マカバ」から。
その名称は、発音からも想像できると思いますが推察するに「真樺」=「本当の樺」もしくは「樺の中でも優れている樺」という意味合いだと思われます。
ただの「カバ」ではなく「マカバ」というにはそれなりの根拠があるはずですが、本当の理由は定かではなく邪推の域を超えません。
しかし、広葉樹の本場であり樺の優良材を産する北海道においても「マカンバ」(北海道ではカンバと呼ばれている。これが転訛としては正しい?!)と称されているので、やはり木材流通上では非常に重要な名称だったのでしょう。

マカバ・ミズメ 框材


うちの原木、原板はマカバ(マカンバ)だから非常に優良だ!、という材木屋のイメージ戦略なんでしょうかね。
もちろん、そうやって仕分けされるほどの用途の違いや求められる質があったことを理由に呼び分けれらることが習慣となったのかもしれません。

ちょっと脱線しますが、木材の業界ではマカバをはじめとして他の樹種でも同じ傾向で呼ばれるものがあります。
そういえば、サクラも「マザクラ」と言われますし桑も「マグワ」と称されるものもあり、どちらも得意な用途があったり、材としての評価が高いことから類似の樹種が用いられることと区別するために「マ」の文字を接頭語としていると考えられます。
弊社に古く入荷していた材も、単純な桜表記のほかに「眞櫻」もありましたし、櫻とされていてもウワミズザクラやシュリザクラが混じっていることもありました。
そして桑の場合は代用品として「メグワ」がありますから、それに対しての「マ」なんだろうと推測できます。


そんな推測も他の理由があって、木材業界ではマカバ(マカンバ)やカバという名称が一般的ですが、植物としての名称では「ウダイカンバ」が一般的。


マカバ・マカンバ・ウダイカンバ


そのため、ウダイカンバとしての記述はあってもマカバの名称の記述は見る限り見当たらないのです。
木材業界にいて、何も知らずにマカバ表記とウダイカンバ表記が並列していれば「似てるけど、見分けつかないなぁ・・・」と思われていることでしょう。
見分けられるはずない、同じなんだもの・・・
業界ではマカバと称している樹種は、樹木としてはウダイカンバが一般的。
だから、どんな文献でもウダイカンバを基本として書かれているように思います。

さて、ここで問題。
このウダイカンバの名称。
どうして「ウダイ」なのか・・・


こっちの方は「マカバ」とは異なって、きちんと明快な理由があります。
さぁ、それは何?!

次回までの宿題ですよ。
ググったらあきませんよ。
次回、そのお話からマカバ・ウダイカンバに焦点を当てましょう。


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜さらに樺(カバ)を知る〜 

今日からはカバ桜改め、カバのお話(笑)。

サクラの名前を借りるのではなく、カバ本来の魅力をお伝えしたいと思います!

前回までのカバ桜はご理解いただけたでしょうか。

カバ桜7

独特な桃色(と見える!)〜薄ピンクと言われるような色合いを持つ「カバ桜」は、本家のサクラ(桜)よりもサクラっぽくて、私も何も知らなければこれを木材となった桜だと思うでしょう。
でも、これだけきれいな色合いなんだからわざわざ桜を名乗らなくてもいいと思うのですが、その辺は商売上のイメージ戦略。
私が一番苦手としているところですね(汗)。


どうしても、樹種そのものの個性や特徴的なストーリーをお伝えすることに集中してしまうので、イメージ戦略というものは後回しにしてしまう悪い癖・・・
しかし、今回からは桜の名前を冠せずとも、十分に魅力深い樺(カバ)の世界をお伝えしたいと思います。


樺(カバ)についての大まかなことは、ロシアンバーチ(カバ・樺)無垢一枚物フローリングの記事にて取り上げていますが、今でこそ様々なところで見られるうえ、カバ桜のような名称でも知られるようになりましたが、ほんのふた昔前までは「バーチって何やねん?!」と、殆どのひとが訝し気に感じていたものでした。


ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリング 2


しかし北国での美しい白樺並木や、あの有名な鵜飼いにも関係していると知れば、おそらく一気にカバ材は身近なものと感じる事でしょう。
そうです、カバの生息地としては比較的冷涼な地が多いことと、古くから有名な産地が北海道を中心とした北国であることから、特に大阪ではなじみがなかったのかもしれませんね。
北海道の広葉樹を語る時、避けては通れない(と思っている)樹種であるカバ。
その理由は、カバ材を分かりにくくしている名称とも関係しています。

名称については、もうカバ桜だけで十分だ!と思われるかもしれませんが、北海道で使われてきたカバ材の名称が多岐にわたることは、やはりそれだけ材質や用途を考えられてきた証拠だと思いますし、取引や売買に関して重要なイメージを担っていたのではないかと思うのです。

その証拠に、北海道以外では一般的ではない「メジロ」という名称や、ただのカバではなくわざわざ「マカバ」という名称を用いることなど、意図的に区別していることを端的に表しています。
考え方によると、カバ桜と同じように古くから有用な木材であったカバを細分化した隠語としての名称だったのか、もしくは少しでも優良だというイメージを持たせるための、イメージ戦略と同じだったのか?!

おぉ・・・カバよ。お前もか・・・的な(笑)。


いや、もちろんカバが悪いわけではなくて人間のつごうなんだけど。
そんなことせずとも、私にとってはこの美しいさざ波の様な木目と少し荒っぽい芯材のコントラストだけで十分なのになぁ・・・・

カバ耳付き1


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜カバ桜を知る〜 

混同される理由その2、材の性質。

フローリング屋さんのカバ桜の紹介を見てみると、どこも「硬くて磨り減りにくいのでフローリングにぴったり」と書かれています。
実際、樺の中でマカバやミズメ等の材は敷居材として利用していたこともあるものの、敷居材としての用途で大工さんのなかでも有名なのはやはり「サクラ(桜)」。

サクラ 敷居材1


サクラは磨り減りにくいことから、同じ用途での度重なる使用を目的とした用途(版木など)に用いられた歴史がありますが、ことさら敷居という用途については「滑りが良い」という特性を活かしてきた、と教えられました。
敷居と言えば、ドアや引き戸の下にあるもの。
バリアフリーという言葉が普及する以前は、部屋を仕切る入口の床部分には必ず敷居がありました。段差があったわけですが、バリアフリーという言葉とともに、現在は敷居が見られなくなり、桜が活躍する場であった「引き戸の敷居」の用途もほぼ消滅・・・

和の建築では、障子やふすまがあります。
それら引き戸は、枠となる敷居の上を滑ることで開閉をするのですが、滑りが悪いと開閉がしにくい。
しかし、滑りすぎると敷居が磨り減ってしまう。
その相反するような課題にぴったりだったのが桜。

磨り減りにくくも滑りが良いということで、敷居といえば桜材でした。

現代では、敷居に使えるような桜の材自体の流通量が少ないこともあり、南洋桜(桜ではない赤色の樹種)で代用されることがあります。
しかし、それを見ることも少なくなりました。
僅かにみられるのは、桧の薄い単板をはりつけた集成材の敷居の表面層に仕込まれている「サクラ」として位。
そう、桧の薄板の下に見えている薄赤い部分(巾方向に数mmの厚みが通っている)が「サクラ」と呼ばれている部分。

もちろん、日本のサクラではなく海外の木なのですが・・・

樺材も確かに緻密であるものの、敷居に求められる滑りやすさではやはり桜だと思いますね。


桧貼 集成敷居材


混同される理由その3、ミズメ桜

カバ桜と並んで誤解の多いのがミズメ桜。
またややこしいのが出てきましたが、これも樺材です。
ミズメという樹種の皮や材質が似ている、ということでその名がついているのですが、もちろん正式名称ではなく通称名です。

おそらく建築用木材業界発祥なのではないか、と思うのは上記の敷居等の用途として桜の代わりに使われたから。
昔、疑問に思って「カバじゃなくてミズメなんですか?」と聞いた大工さんのお話では、「そら、敷居はミズメやで!」とおっしゃっていました。
ミズメの方が硬いから、ということ(個人差と個体差あり)だけでその他の理由まで詳しく聞いていませんでしたが、ここでも桜の代用材としての樺材の側面を感じることが出来ます。

硬い、といってもいろんな硬さがあって、マカバの方が硬いという文献もありますし、加工をされている方はそう感じる方もおられるようです。
しかし、以前の道管実験でわかるように、木材は同じ樹種でもその細胞の形成でまったく性質が異なるので、もしかすると、敷居にちょうど良い寸法や長さ、硬さが調達できるものがミズメだったのかもしれませんし、マカバはその名の表記である「真樺」の通り、性質優秀な真の樺なので敷居以外の用途に使われていたために、木材業界に多く流通したものがミズメだったからなのかもしれません。

後述しますが、樺材自体が寒冷な地域に多い中でミズメ材は南方にも分布していたために、広く入手可能だったことも理由の一つかもしれません。

ミズメ乾燥角材1


サクラとカバが木材として混同されるのはこれらの理由からかと思いますが、確かに似た用途として用いられることが多かったようです。
とはいえ、サクラはサクラでカバはカバ。
カバにはサクラに決して劣らない魅力を備えています。

これからはカバ桜ではなく、「カバ」を指定してもらえるように近いうちに「樺(カバ)特集」としてもう少し本当のカバ材を掘り下げていきたいと思います。


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜カバ桜を知る〜 

いつも通り前置きが長いシリーズになってしまいました(汗)。
弊社ショールームに来ていただいて「カバ桜」の名称を聞いたとき、もしくはメールやお電話でのお問い合わせで「カバ桜フローリングを検討しています」というお話しを頂いた時には、前回までのようなお話を長々とするのですから、私も疲れるしお客様も聞きつかれるはず・・・

ということで、カバ桜の正体を今回は突き詰めていきたいと思います。

ここ数年で、無垢フローリングの名称を「カバ桜」とされているなかでも、商品解説の部分で「植物学的にはカバ材(バーチ材)で・・・」と表記されているところが多くなりました。
そういわれても、植物の事に精通していなければサクラとカバの違いなど判らないので、やっぱりイメージ先行になってしまうでしょう。

カバとサクラは見た目や雰囲気が似ている、と言われます。
だからカバ桜なんだと・・・
うむ、これも一つかもしれません。
でも、比べてみて似てるかなぁ・・・・

サクラOPCボード

サクラ OPCボード

カバ(ミズメ)OPCボード

カバ(ミズメ) OPCボード


サクラ材とカバ(ミズメ)材の比較。
はっきり言って、私は全然似ていないと思うんですが・・・
色合いもはっきりと差があります。

だからこそ、「カバ桜のテーブル材」などのご希望時に「戸田さんのところのは本当にサクラですか?!」と言われてきたんですからね。
そうです、一般の方でもサクラ材を見せられると自分たちが思い描く「カバ桜」とは違う!とはっきりと認識されるくらいに違うんですよ。

じゃぁなぜ、カバ桜は生まれたのか・・・
その理由は、私が耳にしたものの中でも微妙に違いながら様々な要因があるようです。


混同される理由その1、樹皮。
桜皮の細工もの工芸品を、一般的には樺細工と呼んでいます。
それは、樺(カバ)や桜の樹皮がはがれやすくその樹皮の呼び名をアイヌ語で「カリンパ」と言い、古くは弓や矢筒の巻かれており、古語で道具に巻く樹皮の意味を表す「カニハ」(かにぱ、迦仁波)になり、カンバ(カバ)に転じたからという説。
「かにぱ、迦仁波」はヤマザクラの樹皮のことで、上記のカンバがそれと混じったことで樺を指すようになったと聞いたことがあります。

樺細工


樺はカバノキ科、サクラはバラ科。
まったく違う樹種ですが、確かに樹皮は似ています。
皮目と言われる横長の目のような模様が特徴。

何も知らなければ、用途も似ていれば混同してしまいそう。
用途が似ているといえば、桜は燻製用のチップに名高いですが、樺も燻煙用材として使われているということも聞きます。
その理由については明らかではないですが、同様の効果を狙っての事なのでしょう。

私がいつもお世話になっている国産ウィスキーに、「サクラカスクフィニッシュ」というものがあります。
つまりは、原酒をオーク(ナラ)の樽ではなく桜の樽にいれて熟成させている、ということ。
オーク樽以外でのウィスキーやワインの熟成に関しては、オークの成分の析出がない為に、やはり特有の熟成効果はないのでは?!と訝しがりながら飲んでみると、これはこれでちょっと甘い香りの中にもスモーキーと言いますか、そんな感じがして「樺燻煙」の可能性というのも否定できないなぁ・・・と思わせてくれるものでした。

樹木の持つ個性っていうのは、活かすことが出来ると素晴らしいものです。

サクラカスクフィニッシュ



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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜カバ桜を知る〜 

私は木が好きなので、木の事は無限大に知りたいですし自分が扱う木の事はなおのこと。
特に、前回もお伝えした「カバなのか、サクラなのか」ということは、追求せずにはいられないのです。(あくまでも自分が知りたい。)
カバ桜として販売されている方の中には、本当にその樹種がその名称であると信じている方もおられます。
サクラという樹種にこだわらず、その材質や外観が気に入って入手されるものは全く構わないのですが、単純な「価格比較」や「桜」という名称だけが強調されて、お尋ねを頂くケースが困りものなのです。
現在は、情報がたくさんありますから一般の消費者も間違えることは少なくなってきたようですが、それでもやはりその名称からは「桜」を思い浮かべるのではないかと思ってしまいます。
現実として、「桜のフローリングを採用したいとおもってカバ桜に決めたものの、どうも違う気がする」という質問を頂くこともありました。


カバ桜5
(写真右:カバフローリング、写真左:カバ桜フローリング)


そんな私がいつもぶつかる問題は前回の文末に挙げたような無垢フローリング。
というよりも、無垢フローリング以外ではカバ桜を見かけることは無いようにも思います。

聞かれるお言葉は、「カバ桜がこんなに安いんだけど・・・」とか、「予算がないからカバ桜でも・・・」と言われるケースです。
前回お伝えの通り、カバとサクラはまったく別の樹種。
弊社ではカバ桜という名称では扱っていませんし、価格の安いカバ桜という名称のフローリングをおすすめすることもありません。

カバ桜フローリング2


その度に、「カバ桜という樹種は無くてですね…」とお話をするのですが、伝わらないか若しくはそれでも価格優先だと言われるか・・・
なので、私にはカバ桜はある種のめんどくさいもの、という印象なのです。
そのカバ桜。めんどくさいのは、カバ桜も1種類ではないこと!(汗)。
私がお客様から尋ねられるパターンで大きく分けると、一つは「カバ材を桜のイメージに合わせてピンク色っぽく塗装」したもの、もしくは「カバ材の赤ピンクっぽい色合い」の物、そして「芯材と辺材の濃淡のあるカバ材をそのままカバ桜という名称にしている」もの。

説明を見て分かるように、どれをとってもカバ材なんだけどもとにかくサクラに結びつくようになってます。
サクラじゃないんだけど、どうしてもサクラとして・・・いや控えめにサクラの仲間のとして販売されることがあります。
そんな事情は、今からもう10年前になるロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢一枚物フローリングの記事でも書いています。
その時からすでにずっと、根に持っていたんですね(笑)。
いや、その時期から「カバ桜」が変わっていないということ。


カバ桜フローリング3


カバはカバでとっても美しい特徴があるし、サクラはサクラであの花のイメージ(ソメイヨシノ)とは異なるものの、建築材料としても古くから大切に使われてきました。
この薄ピンクの花を連想させるような朱色?!っぽいフローリングは、本当はカバ(樺)材だとしても一般の方にとってはやはり「カバ桜」なのかもしれません。

一般の方にとって、サクラのイメージは確かに良いものだと思いますが、そろそろカバとサクラを混同して販売しなくてもいいんじゃないかと思うんです。
確かに、アメリカネズコよりも米杉が分かりやすい、というようなイメージもあるでしょうけども、カバ材がもっと認められてもいいんじゃないかなぁ…


次回からは、カバ桜の正体である「樺・カバ」と、カバ桜という言葉が生まれた背景を考えていきたいと思います。
カバ桜、最初は無垢フローリングの販売目的だけではなく、本当にカバとサクラの似た関係からできた言葉だから、余計に混同されてしまうという、結論の出ないような出るようなお話しですが、まとめていきたいと思います。

カバ桜6


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜カバ桜を知る〜  

さて、いよいよ問題のカバ桜のお話に入っていきます。

皆さんはこの呼び方を聞いて(見て)、何を感じるでしょう。
私はとっても違和感を感じます。
カバなのか、サクラなのかいったいどっちなのか。


カバ桜2


弊社にも入荷しております、カバ桜!!
もちろん、この表記名では販売していませんが、入荷時の名称はこれです。


木材の世界では、特定の樹種に似たものの名称に●○サクラや、●●桧、などと産地や見た目の印象等の冠詞をつけて流通させることがあります。
代表的なものは、私が本当の初期に疑問に思った米松(ベイマツ)に代表される「米ヒバ、米杉、米栂」たち。
米(ベイ)というのは言わずもがな、アメリカ近辺からきているという意味ですが、その後に続く樹種名は日本でも生息する樹木名で、建築には古くから使われ続けているもの。

しかしながら、米松は日本の松とは異なり、米ヒバは日本のひばとは異なり、米杉は日本の杉ではなく、米栂で入荷するものには樅(モミ)もまじり・・・・
インターネットもなく教えてくれる人が周りにいない状態で、数年間悩みましたね(笑)。どういうこっちゃ!と。

要は、用途が似ている、材が似ている、性質が似ている、などという理由でつけられた流通名。
カバ桜もある意味同じ。
本来は、カバ材はカバノキ科の樹木でありサクラはバラ科の樹木ですが一般的には、カバ材とサクラ材の見た目や用途が似ていることから混同されたり、もしくは同じ用途に使われている中でカバ材がサクラ材として流通したり、または「カバ」というよりも「サクラ」のほうが、日本人の心には響くというイメージ戦略で合成された名称であるのだろうというのが私見です。


米杉は決して杉ではないのですが、樹種を正確に直訳した本名である「アメリカネズコ」として販売するよりも、やはり日本人が慣れ親しんできた杉の名前の方がよほどインパクトがあったんでしょうね。
もちろん、輸入され始めの時期の米杉は木目も美しく、銘木杉のような優美な杢があったことでしょうから、米杉の名前がすんなり定着したのかもしれません。

米杉1


私の好きな芳香を放つ樹種である日本のひばも、一時期の米ヒバしか知らない大工さんにとっては「悪臭」の代表格の様に言われ、「ヒバはあかん!くさい!」というのが第一声。
そこから、あれは日本のひばとはちがうんですよ!ということを知ってもらうまでが時間がかかるんですよね〜。
本当に、イメージというのは非常に大切であり厄介なものだと思います。

おっと、米材(べいざい)のお話に入っていくところでした。

カバ桜もそれと同じなのです。
あのお花見で見る、美しい桜の花のイメージがその名称から想像されるうえ、端正なカバ材の赤身(芯材)はほんのりとピンクがかっていて、あのソメイヨシノの花びらのイメージにぴったり。
そりゃ、売れるわなぁ・・・美しいピンク色。

最近は少なくなりましたが、様々な無垢材を在庫している弊社にも稀に、「サクラのフローリングを使っているので、ダイニングテーブルもサクラで作りたくて・・・」とお客様がいらっしゃることがありました。
馬鹿正直な私は、ちゃんとご希望のサクラ材をお見せするのです。
するとお客様は開口一番、「御宅のはサクラとはちがうんじゃないですか?!・・・」と言われます。
そりゃそうだ。本当のサクラ材はピンクでもなければ美しくもない(いや、イメージとは違うという意味)。
不審な目で見られた挙句、おそらく想像されているのはカバ材ですよ、とお伝えするも反対に「この人、こんなにきれいじゃない木材を売ろうと必死になってる」と思われ、決まることはありませんでした。


サクラ天板材


池に落ちたおんぼろの斧。
女神さまが現れても、落とした斧は決して金の斧だと言えないだろう私。
カバも好きだしサクラも好き。
だからこそ、混同したくないし名称のイメージや単なる色合いだけではなく双方の特徴を知ってもらって、喜んで使ってもらいたい。
そう思うからこそ、決してカバ桜とは言いたくないのです。
ましてや、桜のイメージへ誘導しておいて「安く使ってもらえる無垢フローリング!」的な販売方法は、私はする気になれません。


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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜カバ桜を知る〜 

今回の記事はパンドラの箱・・・いや、私にとっては興味深いことでもあり同時に、一般の方が混同するような名称に「もうそろそろ正確に伝えてほしい」と思う内容です。


実は今回とりあげるネタにはデジャヴ的に伏線がありまして、私が普段の実務の中でお客様に不定期でお渡ししている通信があるのですが、その通信の最新号のネタが実は「カバ桜」でした。
まさかのコロナウィルスが蔓延してしまう直前、今年のお花見を楽しみにしていた頃に、桜と言えばいまだに年に数件は耳にする「カバ桜」について、一般的に知られる桜の代表格であるソメイヨシノと比較したお話をしたためていました。

カバ桜を通信のネタにした理由の一つは、「カバ桜(かばざくら)」という樹種の木材はいろいろと調べてみる限り、存在しないと思われることを、建築材を扱う人たちにお伝えしたいから。
それは、私の周りでも「カバ桜=サクラの一種」と思っている方がおられるから。そして、それをお客様に説明されるから。
もう一つは、毎度毎度その「カバ桜」が業務上の価格比較の対象として、無垢フローリングの選定の土俵に上がってくるから。
特段、悪いわけではないのです。カバ桜のフローリング自体は・・・
しかし、カバ桜という樹種ではないのにその名前で、しかも桜材であるかのように販売されて、弊社商品と比較される時に、誤解の種を一つ一つ説明をしていかなければならないことが毎度おこるから困るのです。
それも、お施主様にとっては非常に魅力的な低価格戦略をともなっているから、余計に困る(*_*)

カバ桜フローリング1


木が大好きな私としては、(調べる限り)存在しないはずの樹種名と桜という日本人が大好きな樹木の固有名詞を冠して、桜ではない樹種を販売するのは、なんともしっくりときません。
近頃では、きちんと「桜材ではないものの、、、、」と説明を記入しておいてカバ桜という名称にされているところもありますが・・・
そりゃ、インターネット検索で桜材を調べられた時に「桜」の文字が入っているおかげで検索ヒットし、販売の機会が増えることは営業戦略上非常に大切な事かもしれませんが、私は樺(かば)も桜(さくら)も双方好きですので、特徴的な性質のある双方をドッキングして販売につなげようという考えはありません。


それではそもそも、話題のカバ桜とはいったいどんなものなのか。
カバ(樺)なのか、それとも桜なのか?!
それを少しづつ紐解きながら、お話を進めていきたいと思います。

シリーズ「カバザクラをディスる」・・・・・・・・否(汗)、「カバ桜を知る」。
スタートです。


カバ桜7


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ロシアンバーチ(樺・カバ)幅広無垢つなぎ目V溝フローリングもた〜くさん、入荷!!

このところ、無垢フローリングの記事が続いていますが、もう一回だけ続きます(笑)。

前回までのノルデストウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングに続いて、ロシアンバーチのご紹介です。

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 1


めっちゃキレイ!!!

もう、それだけですね。
ロシアンバーチは芯材部分の赤っぽい色合いと、辺材部分の白っぽい部分の差が大きく、ある意味杉材のように、「赤身と白太」の表情の違いのはっきりとした樹種です。

そのため、同じロシアンバーチでもネイキッドグレードになると、その赤身と白太のランダムな色差を楽しんでもらいたいのですが、今回のプルミエグレードはほとんど純白!!

純真無垢な!、けがれない、そんなイメージを持ってしまうほどに美しい純白系の色合い。

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 2

純白、といっても絵の具のような真っ白ではなく、ベージュに近い白。
表面には天然塗料のクリヤー塗装をしてありますので、もう少し「濡れ色」になっているのですが、赤白のコントラストのない清々しさは、プルミエグレードでしか味わうことはできません。

原木の持つ色合いを仕分ける。
簡単なように感じますが、実はこれは非常に困難なこと。
大きな原木だからといって白い部分が多いわけではありません。ましてや、成長大生な樹木の場合は赤い部分が非常に多い時もあり、白い部分のみの選別というのは思うほど簡単ではないのです。
量が取れませんから。

そのうえ、ごらんの通りプルミエグレードは節やパテが一切ありません。(軽微な葉節などを除く)
一本の原木の中でも貴重な白い部分を選別し、そのうえでさらに節のないものを選別する。
とっても貴重な部分の中のさらに良質な部分だけを取り出した。そんなグレードがロシアンバーチのプルミエグレードなのです。

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 3


色合いについては、施工後の早い段階で日焼けによる変色が始まりますが、これほどに綺麗なのはヨーロピアンメープルロックメープルと並んで三巨頭とでも形容したくなりますね。

前回のノルデストウォールナットは、広葉樹特有の木目と針葉樹のような足触りが特徴でしたが、ロシアンバーチはその反対で、はっきりと主張しすぎない木目と大きな違いのない優しい色合いが特徴といえます。

足触りはノルデストウォールナットよりもしっかりとして、ロックメープルほどではないものの広葉樹のしっかり感を感じます。

それと、もう一つ。
上記のはっきりと主張しすぎない木目、というのが大きなポイント。

無垢材は好きだけど、木材特有の大きくはっきりとした木目が少し苦手、という方もおられます。
そんなとき、このロシアンバーチのプルミエグレードがおすすめ。

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 4


木目はもちろんあるものの、キラキラと輝く杢(もく)があることと、ハッキリとした色合いの木目ではないために杉や桧などの針葉樹のような、タケノコ模様が目立つことがないからです。


無垢フローリングを選ぶとき、稀に男性と女性で好みの分かれることがあります。
ご夫婦で来店されるときや、当初のお電話での問い合わせでのヒアリングの際、男性は比較的個性的であったり木目のしっかりしたもの、色合いの濃いものを選ばれることが多いですが、女性は木目の優しいものやすがすがしい明るめの色調のものが好まれます。
もちろん、性別に関係なく個人差がありますが、今までいただいたご意見の中ではヨーロピアンメープルもロックメープルも、そしてこのロシアンバーチもプルミエグレードに関していえば、圧倒的に女性支持率が高い(汗)。

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 6


私の眼からしても、ちょっと宝石っぽい輝きのように見える(笑)。
宝石は性別に関係なく、その輝きは人を魅了するもの。
木材ではない石材ですが(笑)、その魅力は私も共感するところ。

宝石同様に貴重な一枚物の無垢フローリングをお勧めしたいところですが、今回のつなぎ目V溝フローリングであれば、「130mmの幅広」と「1820mmの施工性の良さ」、それに「乱尺一枚物の貼上がり」を兼ね備えながらも「リーズナブルな価格」を併せ持っていますから、ある意味、一枚物のセレクショングレードよりもおすすめかもしれません。

長さ方向につなぎ目のあるUNIタイプフローリングですが、それを感じさせないつなぎ目V溝処理。
そしてそのつなぎ目の数も、通常のUNIタイプのプルミエグレードよりも少なく設定しているために、長く伸びる木目を感じることができますよ!


そんな宝石のようにきらきらと輝く美しいロシアンバーチのプルミエグレード。
さぁ、貴重なプルミエグレードの純白の輝きをこの機会に!!!


プルミエグレード貼り上がりイメージ

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 1


(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)

ロシアンバーチ関連の記事は以下をご覧ください。

・ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢V溝フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングセレクショングレードS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレード無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング


*ロシアンバーチ無垢フローリングを採用頂くにあたって

ロシアンバーチフローリングは、水分や油分などでケバの立ちやすい樹種です。
それが樹種の特徴ではあるのですが、無塗装でも楓などの樹種とは手触りの風合いが異なりますので、必ずご覧になっていただいてから検討頂くことをお勧めします。

また、施工当初の白っぽい色合いは日光により変化していきます。
色合いの変化については、こちらをご覧ください。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢V溝フローリング 130mm幅(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×130×1820

・形状

UNIつなぎ目V溝加工

・エンドマッチあり

・品番と価格

RB-32VOP UNIつなぎ目V溝 オイルクリヤー塗装 15×130×1820
¥14,500(税別)/7枚入り(1.65屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

表情の特徴

色素沈着部分

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 7

入り皮

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 8

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 9

黒筋状の色素沈着

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエ 10


そのほかのロシアンバーチの個性的な表情の違いについては、ロシアンバーチの記事を参照ください。


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
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日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリング〜


前回の日本の広葉樹フローリング、清涼楢(せいりょうなら)幅広無垢一枚物フローリングはいかがでしたか?!
すぐに入手できそうな楢という樹種の無垢フローリングが実は、結構簡単にできるものではないということ、まして日本の楢を一枚物のフローリングにすることの難しさを知っていただけたかと思います。

それと同じように、今日の清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリングも無垢フローリングとしてはとってもポピュラーな樹種でありながら、日本の樺で、尚且つ幅広一枚物フローリングとできるのは、とても貴重なものです。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 14


以前に、弊社人気のロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングを購入していただいたお客様は「バーチ(かば)の幅広無塗装無垢フローリングはどこでも定番であるものだと思っていましたけど、本当はとても珍しいものだったんですね・・・真剣に探してみて始めて知りました。」とおっしゃっていました。
その理由は、普通の材木屋さんやフローリングを扱う建材屋さんに聞いても、バーチフローリングというと、当然90mm幅のウレタン塗装ユニフローリングが紹介されます。
販売する方はそれが当たり前ですから、無塗装で幅広が希望です、といわれるとそれはありませんという答えになる。
お施主さんからすると、聞けども聞けどもそんな調子ですから次第に「幅広無塗装の無垢フローリングって珍しいの?!」と気がつかれるわけですね。

そう、幅広で無塗装の無垢フローリングというのは、本来非常に珍しいものです。
杉のフローリングは300mm幅などもできますが、そういった針葉樹を除くとやはり基本的には90mm幅になります。
そして広葉樹のフローリングというのは、ほぼ国外から輸入されているものです。つまり日本の広葉樹では90mm幅すら珍しいということです。
その珍しいづくしのフローリングですが、更につなぎ目の無い一枚物がとれるとなると、これはかなり貴重なものだと思いませんか?!
いや、思って下さい。
下の写真の90mm幅と比べると、幅の広さ歴然!!120mm幅はもちろんのこと、数量は少ないながらも貴重な150mm幅もありますからこの写真のような違いを実感してもらうこともできます。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 12


また、この清涼樺幅広無垢一枚物フローリングは、敢えてユニタイプにはしていません。
定乱尺も含めて全てが一枚物です。
尚且つ、1820mm長さの幅広一枚物(もちろん無塗装)があることが最大のポイント。
それも日本の広葉樹です!

ちょっと脱線しますが、広葉樹というのはそんなに珍しいものなのか?!
お花見の時期は少し過ぎましたが、桜も日本各地にたくさんあるし、栗などもある、テーブル板が取れる事で人気急上昇の栃(とち)もある。もちろん、街路樹でも見かけるケヤキはお寺にも使われている。
そんな日本でなぜ広葉樹が珍しいのか?

要は、安定的に供給できないからです。
価格も生産量も、です。
もちろん、定番商品とするにはスギヒノキなどの針葉樹とは加工ロスや乾燥ロスの量が比べ物にならないから、というのも理由の一つ。
それに、細い丸太が多いので、清涼楢と同じく一般的には見栄えを考える仕上げ材には使いづらい場合が多いので、それならばいっそのこと、まとめてチップに・・・・
というような現状も無きにしも非ず。
もちろん、全てではないですが多くの広葉樹がそのような道を辿ります。
まぁ勿体ない。
山から出てくる広葉樹の細い丸太には、楢や樺の他にも色々な樹種がありますが、用途が決まっていないと人眼には全てチップか燃料にしか見えない。
残念でなりません。
日本の山からでる広葉樹の活用と、日本の広葉樹のフローリングを待っている方の為に、清涼楢と清涼樺はあるのです。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 6


こんな節・・・いや、枝別れか幹別れか、もちろん含みます。
200年、300年と経過した大径木から良い部分だけを選別するわけではありませんから、こういう部分も当然あります。
だからこそ、幅広一枚物が可能になっている理由でもあるのですけども。

とはいえ、もちろん乾燥・検品はしっかりとされていますからご安心を。
どうしても乾燥割れや捻じれ、その他が現れやすい広葉樹。最後の製品になるまで、しっかりと見届けています。(もちろん、真面目に日本国内加工。)

検品 1


しかしながら、一見穏やかな木目で地味に思える樺という樹種ですが、実は楢にも負けない様なアピールポイントもあるんですよ。
ほら!

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 2


まるで漣・・・
水面に映る太陽の煌めきの様に(ロマンチックすぎますかね・・)キラキラと見る方向によって光り方を変える照りのある表情。
集中する部分は「栃の木の縮み杢」にも似ています。
楢の虎斑も見事な美しさですが、この広葉樹の照りや縮みという木目はとても優しくも綺麗な表情で、うっとりとしてしまいます。
もちろん、必ずしも含まれるわけではありませんが、幸運にも入手できた方は是非、貼り上げの際に光の入る「ここぞ!!」という場所に使って下さいね!!

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 5

本来なら広葉樹はそんなに背が高くもなく、まして針葉樹の様に通直な幹でもありません。
太くなりそうだと幹別れし、枝をたくさん伸ばし傘の様に広がっていきますが、板材や角材の様な木材にしようと思うと、どうしても通直な幹が必要。
だから、本当のところは生産性を考えると反りや割れの出にくい、なるべく寸法の小さな材料にしておいて、幅や長さ方向に接着して板を形成するFJL(エフジェイエル)という方式にするか、板材の欠点のある部分だけ切り落し、残った部分を長さ方向につないでつくるUNI(ユニ)タイプという方法で製品にする方がいいんです。
だけれども、わざわざ限られた日本の広葉樹原木から乾燥工程での割れや反り等による材料ロスにもくじけずに、一枚物の幅広無垢フローリングが真面目につくられています。
定乱尺のフローリングも含めて、こだわった無垢一枚物フローリングです。

日本の広葉樹無垢フローリング。
日本で育った樺の木で、本当の木の表情を満喫してもらいたいです。


*2019年、日本の広葉樹フローリングシリーズに新しく、清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物フローリング清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物柾目フローリング、そして清涼たも(せいりょうたも)無垢一枚物羽目板(板目・柾目が加わりました!!

注)
清涼樺(かば)フローリングは湿度の比較的低い北国の寒さの中で育っています。また、製材や乾燥工程も同じ環境で行っていますので、施工頂く地域によっては稀に吸湿して寸法の伸縮が大きくなる場合もありますので、施工環境にはよく馴染ませてから施工していただくことをお勧めします。

*清涼樺無垢フローリングを採用頂くにあたって

清涼樺無垢フローリングはグレードに関係なく、赤身(偽芯材)と白太の混合梱包となっています。
そのため、プルミエグレードにもネイキッドグレードにも一枚の中に赤身(偽芯材)と白太の混在したものを含みます。
樺材は、赤身(偽芯材)と白太の収縮寸法の変化の違いが比較的大きな樹種です。
その為、同じ梱包種類のフローリングでも幅寸法変化の大きくなるものもあるかもしれませんが、これも無垢の樺の特徴そのままですので、御理解の上活用頂きますようにお願いします。

また、プルミエグレードにも、下記表情の違い参考例の様な変色や変色部分を含むものがありますが、貴重な日本の広葉樹を一枚物フローリングとして活用する上で必要ですので、御了解ください。



・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他無垢フローリング。羽目板のラインナップはこちらの記事下段から


清涼樺幅広無垢一枚物フローリング プルミエグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 13


清涼樺幅広無垢一枚物フローリング ネイキッドグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 9


清涼楢幅広無垢一枚物フローリング 定尺 ネイキッドグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 4



(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)


日本の広葉樹 清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリング(寸法表記は全てmm単位)

・寸法

15×120×1820
15×150×1820
15×120×455,607,758,910(定乱尺)
15×120×455,607,758,910(定乱尺)
(状況により、長さ303定尺もあり。)

・形状

一枚物無塗装

・エンドマッチ

あり

・品番と価格

SK-15P OPC一枚物 無塗装 15×120×1820 プルミエ
¥22,500(税別)/7枚入り(1.52屐

SK-15N OPC一枚物 無塗装 15×120×1820 ネイキッド
¥18,000(税別)/7枚入り(1.52屐

SK-45P 定乱尺一枚物 無塗装 15×120×455〜910 プルミエ
¥18,000(税別)/(1.52屐

SK-45N 定乱尺一枚物 無塗装 15×120×455〜910 ネイキッド
¥13,500(税別)/(1.52屐

SK-13P OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 プルミエ
¥24,750(税別)/6枚入り(1.63屐

SK-13N OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 ネイキッド
¥20,250(税別)/6枚入り(1.63屐

SK-43P 定乱尺一枚物 無塗装 15×150×455〜910 プルミエ

¥20,250(税別)/(1.63屐

SK-43N 定乱尺一枚物 無塗装 15×150×455〜910 ネイキッド

¥15,750(税別)/(1.63屐


・運賃

別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グレード

プルミエ:材の特色をいかしたトップグレード
ネイキッド:節、源平(赤身白太)、パテ補修込み。強度的に問題のない節や若干の欠けを含みます。 

・納期

無垢商品のため、余裕をもってご確認ください。 


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから                

・表情の違い 参考


節部補修パテ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 7


白色変色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 8

黒筋着色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 1

赤身の白色部分

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 3


黒色変色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 10


斑点上の筋目

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 11



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リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングを子ども部屋につかっていただきました


少し前に紹介したリフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングを子ども部屋に採用頂いたお宅にお邪魔しました。

リフリーバーチ施工 5










リフリーバーチはネイキッドグレードのみの設定(2014年〜はプルミエとセレクションもラインナップしています。)ですので、心材と辺材がはっきりとしているバーチ(かばのき)の髄まで味わえる、とても楽しめる商品です。

リフリーバーチ施工 4











もちろん、ネイキッドグレードだから節もあります。
節の隣の様な、芯部分の黒く変色したようなところも含まれますし、色むらは当然に出てきます。
しかし、それこそが木の髄まで味わうということ。
白い部分もあれば、赤黒い部分もある、病気か虫か、何かわからないけれども筋状に変色している部分もある、というような全く同じものがない事を実感できるのも、「無垢材!」と胸を張れるところでしょうね。

リフリーバーチ施工 3










もちろん、このリフリーバーチの特徴である「低光沢塗装」もしっかりと確認できます。

リフリーバーチ施工 1










とても日当たりのよい撮影当日は、透明ガラスではない窓からでも燦々と太陽光が差し込んでいましたが、全く眩しいと感じることはなく反対にその日差しによってリフリーバーチの繊細な木目がはっきりと際立っていたように感じました。

リフリーバーチ施工 2































当日は撮影のお願いをしていたので、一面綺麗に片づけてくださっていてフローリングの写真としてはとても広々と撮影できたのですが、子どもさんがわやくちゃに(大阪弁?!んー、めちゃくちゃに?)遊ばれているところもあってもよかったかなぁ・・・と思うくらいにいい写真が撮れました。
Dさん、ご協力ありがとうございました。

子どものうちから足や手の感覚と、リフリーバーチだからこそ見えるその木目に接して、木の良さを理解できる大人になってくださいね!

リフリーバーチ施工 6
































リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングはこちらから
リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング居間完成はこちらから

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ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリングの価格改定


昨年は多くの皆さんに支持していただきました、「ロシアンバーチ」。
ユニ(たて継ぎ)フローリングから一枚物、そして幅広V溝フローリングまで幅広い皆さんに認められてきました。

ロシアンバーチ150幅広無垢V溝ネイキッド施工13














そのロシアンバーチ幅広無垢フローリングを価格改定させていただきました。
先にお伝えしていたブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングと同じように、一枚物の価格を改定し、よりお求め安くなっています。

バーチ130N 1














もとより幅広フローリングにおいて、「つなぎ目のない一枚物」というのはとても稀少なものです。
それは、このロシアンバーチを始め、オークやメープルなどの広葉樹は針葉樹である桧やのフローリングに比べ、一枚物では寸法や形状が狂いやすいことや、1820mmという長さで一枚物を切り出せる丸太が少ないことがあげられます。
ですので、普通に一枚物の無垢フローリングというだけでとても貴重なのですが、その一枚物無垢フローリングを、選別とグレーディングを施しながら丁寧に製材して、更に乾燥にこだわって(スケジュールは非公開!)こそ生まれる幅広無垢一枚物フローリング。

バーチ150N 4






 通常のウレタン塗装90mm幅フローリングと比べると、150mm幅広は圧倒的なスケールですね。















板屋楓(ペインテッドメープル)を始め、ヨーロピアンメープル(欧州楓)イースタンアッシュウールアッシュホワイトアッシュカスクオークブラックチェリーブラックウォールナット胡桃(ウォールナット)、そしてロシアンバーチと様々な樹種で幅広無垢一枚物フローリングを紹介しています。

当然、ユニ(たて継ぎ)やV溝フローリングも揃えていますので、選択肢は多くあるのですが、もしできることならば、その樹種をつなぎ目なしで眺める事が出来る「幅広無垢一枚物フローリング」を選んでいただきたいと思います。
先にも書いたようにグレーディングや表情によって分けられていますので、大切な予算を考慮しながら選んでいただく事も可能ですし、通常の安価な無垢フローリングの場合は入荷ごとに違う、実(さね。はめ込み部分の加工)の形状も、当然一定ですしグレードごとに違う、といった事もありませんので、床に見切り(貼りわけの際、双方を区別するための部材)を使う必要がありません。
ですので、場所によって、予算に合わせて貼りわけることが可能です。

そんな使い方が出来るのも、製造が安定しているから。
一枚物を作る難しさは、製造工程から見ていないとわからないので、なかなか伝わりにくいところですが、「たまたまできた、売り切りの一枚物」ではない、正真正銘の管理のできた一枚物フローリングを是非検討してください。
今がチャンスかもしれません…(*価格は変動しますので、都度確認くださいね。)
お問い合わせお待ちしています。

幅広無垢一枚物フローリングのお問い合わせはこちらから

バーチ150S 














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ロシアンバーチ(樺・かば)幅広ユニ(たて継ぎ)無垢フローリングを採用いただきました。


ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリングの記事にて、お勧めとしてご紹介していた幅広のユニタイプを使用いただいた御宅が完成しましたので、ちょっとのぞきに行かせていただきました。

バーチ130ユニ N 5















玄関を入ると、これまた弊社オリジナルの天然石の磨き石上り框が重硬でありながらも暖かな輝きを放っています。


バーチ130ユニ N 2















バーチ130ユニ N 1















広々としたリビングに赤身(芯材)と白太(辺材)が混在し、不規則でありながらも自然な風合いを感じることができます。


今回採用頂いたのは13cm幅の幅広ユニタイプ(たて継ぎ)無垢フローリングです。
たて継ぎとは、長さ方向は一本の木材ではなく、数ピースをジョイント(つなぎ合わせて)いる状態の事です。

通常の一般的な無垢フローリングは、このユニタイプですが幅は9cmが主流です。
が、弊社お勧めのロシアンバーチ(樺・かば)無垢フローリングのユニタイプは、幅が13cmとまったく違った商品で、貼りあがりの雰囲気がまるで違います。
単にフローリングの幅をするというと簡単に聞こえるかもしれませんが、幅が広くなると、木材の性質として「反りや伸縮」の問題(というか、基本性質なんですが・・・)がかなり顕著に現れます。

その為、安易に幅を広げることはできないのです。

そこを、丁寧な選別と、独自の乾燥技術によって幅が広くても上記の性質を出にくくしています。
完全に反りや縮みのないものはもはや木材ではなくなっていると思いますので、木であるからには「動き」はありますが、大きく暴れることを抑制しています。だからこそできる幅広フローリングです。

そして、弊社お勧めの理由は幅広だからということだけではなく、写真で採用頂いたのは節や色違い、原木の育ちそのままの変色などのあるネイキッドグレードですが、かえってロシアンバーチ(樺・かば)材の特色である赤身と白太の色合いのコントラストが綺麗に現れますし、なにより真っ白な無節グレードに比べると、価格もとてもお求めやすいものとなっていますので、隠れた人気商品であるのです。

当然、節ありグレードの為こんな部分もあったりします。


バーチ130ユニ N 3















節以外の軽微な変色や筋状の特有の模様だったりするものです。
が、これが本来のロシアンバーチ(樺・かば)のキャラクターであり、決して印刷や工業製品では出ない表情です。

「この木はもしかすると、熊か何かに引っかかれて、爪の傷がついたのかもしれないね!」

なんて、傷の具合や目の表情を見てその木の生い立ちや環境を話すことができる様な一面をもっています。

確かに均質で美しいものも素晴らしい。
和の建築や、素材そのものの厳選された部分という意味では重要で、必要な部分かもしれませんが、カジュアルで欠点も受け入れて楽しめるのであれば、傷や節も立派な無垢の証であり、生命のしるし!活用したいものです。

人間と同じく、欠点も受け入れてこその本当の御付き合いができるのが木材です。
ご理解いただければ、こんなに良いものはなかなかないですよ。
検討の甲斐あり!!というにふさわしいものであると思いますので、予算も含め、もう一度無垢を考えるきっかけになると良いなと思う、弊社お勧め品です。


バーチ130ユニ N 4














そのほか、ロシアンバーチ無垢フローリングについては、下記からどうぞ。

・ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングのO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリングのN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ(樺・かば)150幅広無垢V溝フローリング無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから

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