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弥栄のくすが、いま見ごろ


以前に紹介した、我が町大阪府茨木市のお隣に位置する摂津市(せっつし)に根をはる巨樹、弥栄のくすがとても見ごろです!

というのは、つい最近まで立っていた文化住宅(大阪風に・・)がとりこわされているため、府道からついにその巨躯の全体を眺める事が出来るようになっているからです。


弥栄 1














以前は両脇を文化住宅に囲まれていた為、その全体を十分に拝むことはできなかったのですが、今はとても綺麗に見えるのです。
それも、夕刻の西日を受けてその木肌の一枚一枚を確認できそうな程に感じる午後5時半頃がお気に入りです。

若干赤みがかった陽光を受けるその巨躯と、あおあおと茂った若葉がとても美しいです。

文化住宅のあった場所は、工事用のフェンスにて囲われていますから、もしかすると建築計画があるのかもしれませんから、今の内が本当に見ごろかもしれませんよ・・・・

弥栄 3














弥栄のくすの雄姿をおさめるチャンスです。
巨樹好きで、大阪近辺を廻られる方は是非寄ってみてくださいね。

弥栄 2

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河内の財産、流谷八幡神社の銀杏(いちょう)


いつも注釈が必要になりますが、決して拙記事は巨樹ブログではありません(笑)。
ただ、そこに巨樹があるから・・・それだけで引き寄せられるのです。

あんまり書くと、入れ込み具合が半端でない事がバレてしまいますので、この辺にしておきますが、今回はたまたま行きつく事が出来た見事な木を紹介したいと思います。(それよりもっと商品である木を紹介しないといけないんだけど・・・・)

先日、所用で大阪の南、和歌山にほど近い河内長野市に出かけていました。
出かけるまでは思いだせなかったのですが、河内長野の看板を見てふと、「そうや、木あったんちゃうかな・・」と頭に以前に見た写真がふわふわと浮かんできたもんですから、こりゃ向かわないと損!!
大阪とはいえ、私の街茨木市からはかなり南下し、山の中へと続く道を走らないといけない場所にお目当てはあるので、逃してなるものか!!と奮起して向かう事にしたのです。
実は今回向かった事にはもう一つ理由があったのですが、それは後の写真でわかります。

はっきりいって、ほとんどどこ走ってるのかわからない状態であったくらいに私には不案内な場所である河内長野。
ホントにええ加減な地図だけで到着できるのか、結構不安でしたがわかりやすい場所だった為に、すぐに到着できました。
大阪の北摂方面からだと高速か、国道170号線をどんどん南下し先ずは河内長野市に入ります。
途中、河内長野駅の辺りで国道371号線(高野街道)に乗り換え、更に南下。
美加の台駅を過ぎたあたりで本線から外れ?!て右折し天見川沿いのルートに入ります。そこから少し走ると天見駅近辺にでます。
そうすると、そこには「八幡神社」の看板が立っています。少し細く見える進入路を入りすぐ左折して川を上っていくと、眼前に大きな紅い端が見えます。
そう、そこが目的地の流谷八幡さんでした。

流谷八幡神社 8














流谷八幡神社 14






 とても緩やかに時間が流れるように感じられる風景です。

 心なしか、風が気持ち良く感じられるのも、こういった場所ならではでしょうね。











とはいいつつも、仕事の加減もあり、夕方に到着したので焦りまくって車を停め目的の巨樹に向かいます・・・と思ったら、すぐ目の前にも聳えてた。

流谷八幡神社 19







 駐車スペースのすぐ前に聳える杉の木。

 枝ぶりも立派に参拝者を出迎えているようです。












流谷八幡神社 18








 境内の資料によると、この杉と川を隔てた柿の木にしめ縄が永く保たれるとその年は豊年だと伝えられているそうです。











道路際からのアングルでは普通に素直に伸びた杉ですが、これが生い茂った葉をのけてみると2株の様にみえるので、隣の株と合体しているのか、はたまた分岐したのか、道路から下り、川の方に出ないと見えないため確認はできませんでしたが、やはり道路からの眺めからは想像できないくらいのあの杉独特の「畏怖を覚える」枝と皮の荒々しさが目に飛び込んできますので、木は不思議です。

流谷八幡神社 15







 葉が囲んでいて暗くて巧く写りませんが、道路からは想像もできないのアラクレぶりです。













流谷八幡神社 20
























携帯のカメラをいろいろといじるも、やはり綺麗には撮影できずで残念ながら、こんな時に限ってカメラを携帯していなかった自分に無念な苛立ちを感じつつ、そそくさと夕刻のお参りに向かうのでした。

いきなりの杉に気をとられていましたが、朱の橋の渡り始めに境内の由緒書きが整備されています。

流谷八幡神社 16



 綺麗に保たれています。地元の方々が手入れしてくださっているのでしょう。








時間を気にしながら朱の橋を渡り境内を目指すとまた、私の眼前に被写体が立ちふさがるではありませんか!!

流谷八幡神社 13







 樟でしょう。
写真では伝えにくいですが、結構な大きさです。
巨樹とは言いにくいまでも、立派な幹は直に触れられる幸せがあります。











流谷八幡神社 12




 傾斜している石垣に生えています。

 どうしてこんなところに生えたのか?!当然、種が芽生えたからですが、やはり植物が生きていく環境は厳しいですね。

 人間なら、こんな踏ん張り続けないといけない場所は、きっと選ばないだろうな。








念の為、大きさを確認しておきましょう。

流谷八幡神社10






 因みに、ジャンパーを私だと思って下さい。
 太さわかります?!ふかふかの温かい樹皮でした。














流谷八幡さん、なかなか先には進ませてはくれませぬ(笑)。

さて、第二関門を突破し、いよいよボスのお出ましです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


のはずが、「んん!?」どこやろか?見当たらん。そんな巨樹ならわかるはずやろし、何せこの時期「色」ですぐ見つけられるはずやのになぁ・・・
と思っていると、地域の方が奥から歩いてこられる。
こういうところでは、話しかけないと損!しっかり挨拶し、「ところで○●巨樹はどこでしょう?!」と尋ねると意気消沈なこんな答えが返ってきました。

おっちゃん「あそこやんか、ほれ。あの奥・・・それ。みえてるやろ?」
私「見えん・・・」
おっちゃん「けど、もうあかんでぇ。みな散ってしもうとるわ」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、え、そうなの?!」

はい、散ってました。
周辺の山は紅く色づいていたというのに、見事に散ってました。
そう、私がこの日に訪れておきたかった理由は「黄葉」を拝むためだったのです。

流谷八幡神社 7
























これが、樹齢400年と言われる銀杏です。
大阪府指定天然記念物の文字が見えます。

流谷八幡神社 1














金色の絨毯の様に、私の足元を覆う銀杏の葉。
あぁ、もう少し早ければ・・・・悔やまれるその想いを時間は待ってはくれず、しかしながら、その落ち葉の間から覗く異様なまでの根に目を奪われるまではそうは時間がかかりませんでした。

流谷八幡神社 4














流谷八幡神社 5
























崖、と言えるくらいの斜面に根を張り巨躯を支えるその姿は、もし葉があったなら、相当な景観だったことと容易に想像できる位に素晴らしいものでした。
綺麗に葉を落としたその姿は、次の季節を静かに待つ僧のような威厳を持っていたように感じました。

流谷八幡神社 3
























銀杏はシーラカンスの様に「生きた化石」と言われます。
一度は絶滅したと思われていたものが、再発見されたことと古代に繁栄していた17種の仲間のうち、イチョウ綱イチョウ科イチョウ属という植物上の分類を通して唯一つの、原生する種類であり氷河期をも乗り越えて、ルーツを守り続けてきている樹種だからです。
今では大阪においては特に良く目にする銀杏ですが、実はとても永い時間を生き抜いてきた種であるのです。
大先輩ですね。
その銀杏の見事な巨樹が大阪府河内長野市にあります。
例のごとく、根の保護のためきちんと周りを囲まれていますが、これからも元気に、また、次は黄葉を楽しめる時期に会える事を楽しみに、惜別のあいさつを交わし、河内の地をあとにするのでした・・・・

流谷八幡神社 4














流谷八幡神社の銀杏他所在地

大阪府河内長野市天見2211

参拝用駐車スペース若干あり



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巨樹の林 「阿麻美許曽(あまみこそ)神社」 −神社編−


仕事柄、どうしても車での移動が多くなってしまうのは仕方のないところなんですが、一番の難点!?は「弥栄のくす」の時に書いていますが、「重要なものを見落とすこと、見逃すこと」でしょうか。
私にとっては、大きな欠点です。
徒歩であれば小さなものでも、本当にいろんなものを見つける事が出来ます。
まぁ、それと比べてはいけないのですが、今回の様なものを見落とすと、やはりがっかりするものですが、この時だけはラッキーだったというか、本能的にみえたというか(笑)、車中から発見することができました。

それは何かというと、この写真でわかりますか?私が発見したものが・・・
車中からではないですが、同じようなアングルからの写真がこれです。


堤防からの眺め














緑です。

が、普通の緑とは違うんですねぇ。
見えづらいですが、奥の方の緑は明らかに樟の巨樹だろうと思わせる、あおあおとしたもので、高さからしてもかなりのもの、しかも群生していそう・・・・というイメージでした。

そして、それらしい場所に近づいてみると・・・・現れた!!!!!怪獣・・ではなく想像通りの巨樹!!
それはコレ。


鳥居














コレ、というか、本当はこれら(彼らといった方がよいですね。先輩ですから。)、なんですが・・・・
鳥居の後ろに広がる青葉。
その大きく広がった葉のあおさ。
巨樹の予感がするでしょ。

なんか近頃巨樹ブログの様になってきていますが、偶然ながら見つけたこの感動を、少しでも早くお伝えしたいため、木材記事をお待ちの方には申し訳ないですが、しばし趣味?に付き合っていただきたく思います。


基、ここは大阪府大阪市は東住吉区にある、阿麻美許曽(あまみこそ)神社という神社の境内。
先に「これら」とありますが、何故かというと、普通は「ご神木が一本、ありがたや・・・」というイメージなんですが、散策後にわかった事ですがなんと、この神社周辺には合計5本の(元は6本だった)樟の巨樹が存在するからです。

まさに巨樹の林です。


駐車場前道路より







 遊んでいる子供と、弊社トラックをスケール代わりにご覧ください。

 結構、立派!!

 2本をみると、杉の大杉を思い出しますね。









敷地のスペースから言っても、現在にこんなに巨樹がまとまって存在している場所をしりません。
当然、屋久島の森などは別ですし、街中での話。
それも、まだまだ無知な私の知る限りの事ですが。
まさしく、「おおぉ〜〜!!」と、感動の嵐です。
疲れた業務の帰り際の夕刻でしたから、巨樹達との偶然の邂逅はまさしく会うべくして会ったのだ!!と、今までの疲れを吹き飛ばし勝手に意気上がるにふさわしい物でした。

それでは一本づつ見ていきましょう!!

まず鳥居をくぐるとすぐに2本の樟が見えます。
というより、駐車場からあけっぴろげなので、すぐにわかります。
その2本のうちの一本、向かって右側がこちら。

右側の大樟2















右側の大樟1




 しっかりとした根。










いつもの儀式





 まずはいつもの儀式を執り行ってから・・・








石碑に囲まれて、まっすぐに幹を伸ばしています。
細そうに見えるでしょうが、立派な太さですよ。
背後がバスの車庫なので、その大きさがわかるでしょうか?!

樟は街路樹にも植えられるくらいですので、空気の汚染にはそんなにへこたれる事はない(常緑だからというのも理由の一つですが)のかもしれませんが、できれば、樟に向かって後方駐車出ない方がいいのになぁ・・・と思って見ていました。
車庫にも当然都合があってのことですけれども・・・


そして、鳥居の後方の巨樹。


正面の大樟3






 子供たちが元気に遊んでいます。(後に一悶着起こる事は、この時はわかりませんでした。)
 大きさ比較に出演してもらいましょう。













こちらも根から分岐することなく、まっすぐに伸びています。
まだ若い?からでしょうか。
こちらはすぐ近くまでよる事も可能ですが、土に悪いですし、根を守るためできる限り離れて観察です。


正面の大樟2




 といいながら、少しだけ失礼して・・・








正面の大樟1








 後ろに見えるのが右側の樟。















正面の大樟4








 葉もあおあおと茂って、緑のかさになっています。

 本当に気持ちいいです。













しかしながら本当に2本とも立派です。


さて、2本の撮影を終え本殿にお参り(順序が逆か・・・失礼。)を、と思い、奥に歩みを進めると、なんじゃ!?!(←本当に出た言葉です。)またごっつい(おおきい、太いという意味)のがいてるではないですか。
駐車場右奥の、古い門から入るとすぐのところに鎮座しています。


神社正門?




 写真の右後ろです。










正門後ろの大樟3




 おおぉ!これも立派な。
曇りの天気の上に夕方為光がなくわかりづらいですが横の建て物を押さんと言わんばかりの迫力です。
















正門後ろの大樟1





 ほぼ全景です。

 細く見えていますが、実際は立派な樟ですよ。
















正門後ろの大樟2



 建物のベランダにかかりそうな位に枝をはっています。








すごいなぁ、3本も立派な木があるなんて・・・
と感動しているところだったのですが、実は先に書いたとおり、この先にまだあと3本も出会う事になるのです。
なんと贅沢な一日でしょう!!

満足し空を見上げると・・・・


大空での対峙



 3本それぞれが枝を伸ばし、大きな空で話をしているかの様です。









そろい踏み



 3本を一つの枠に納める事の出来るのも、この神社の凄いところ。









さて、あと3本との出会いはまた明日、続きをお伝えしたいと思います。
神社編はここまで。
明日はホーム編です。
お楽しみに。




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