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見まがう木目と色合い 〜チークプレミア E-111 無垢フローリング〜

そうです!!
コイツは、妖怪不祥事案件でいうところのいわゆる「こんな良い木をみると、ワクワクしてつい買っちゃうことってあるよねぇ〜」を引き起こす妖怪でウィす!!

おそらく私にも「妖怪ウォッチ」があれば、そんな妖怪がきっとそばに見えるに違いありません。
(いや、妖怪ウォッチの放送が終わってしまったことが淋しいこの頃・・・)


さて、結局どこに行っても同じ様な「不祥事案件」が出てしまう私ですが、今回紹介する「チークプレミア無垢フローリング」は、初めて見た時はちょっと驚きました。
見た瞬間に、ワクワクを引き起こす妖怪に取りつかれてしまいました。
それがこちら。

チークプレミア E-111 


この写真を見ただけではわからないと思います。
いや、現在流通する一般的なチークの事を知っている木材関係の方その理由の一つは木目です。

以前、ミャンマーチーク(昔はビルマチークと言ってた。)が流通していた時は、チークは大人しい木目と落ち着いた赤茶色い色合いで、オークとは違う人気があり無垢フローリングの定番中の定番でした。
本当に、こだわった高級住宅にはチークかカリンの無垢フローリングが定石でしたから、当方でも結構な在庫をしていたものです。
しかし、資源量の関係もあり良質なミャンマーチークの輸出が難しくなり、現在ではこれほどしっかりと木目を確認できるチーク材を見ることは少なくなりました。


チークプレミア E-111 


だからこそ、驚いたのです。
もちろん、良質な原木ばかりを伐採すれば不可能ではないでしょうが、現在の森林状況からいえばそんなことできるはずもないので、冒頭の驚きがあるのです。
ミャンマーチークを御存じの方には、若干物足りない、と感じるかもしれませんがこれが安定供給できる森林からのみ生産されている、としたらそれはとても価値があるものだとは思いませんか?
良質材ばかりを求めてむやみに貴重な資源ばかりを伐採していくのではなく、きちんと管理された地域で安定的に確保できる材から厳選する事でうまれるもの。
これは、とっても大きなポイントです。

もちろん自然の産物ですし、同じ様に細かな木目ばかりを揃える、ということだけに主眼を置いているわけではないので、色の差や木目の差は当然あるのですが、環境負荷なく安定供給出来る素材であるということと両立出来ていることが、驚きのポイントでもあったのです。

チークプレミア E-111 


いや、本当のところは多少木目が粗くても、均質でなくてもいいのです。
それに、木目が粗かったり色合いの薄いチークが悪いわけではありません。弊社でも貴重な「一枚物」を産する地域の物には、グレードによって白い部分を多く含んでいたり、木目があらいものも含まれていたりします。

しかし、現在流通している「チーク」と呼ばれる中には、私がチークとして紹介したいものが少なかったのです。
それは、以前に黒檀の材料を加工していた時の記事にも書いたとおり、チークのフローリングは塗装品の流通が殆どだということ。
それは、「チークといえば茶褐色!」という外観イメージが定着しているため、色の薄いものや白太の多いものは着色して出荷する必要があるのが一因です。

その着色の為に塗装されたものに、ウレタン塗装を重ねたものが一般品。
しかし、それでは折角のチークを味わえない!
そうです。もう一つ、「ワクワクさせる妖怪」が出てくる原因はその「色合い」です。

チークプレミア E-111 


ぱっとみると、あぁチークやね、ってな感じですが、無塗装の状態でこれです。
もちろん、色の薄い部分もあったりはしますが、十分チークしてます。
しかしながら、木目にしろ色合いにしろ、何故そんなに強調するのかという理由は以下の写真で比べればわかると思います。

先ずは一般的な着色塗装品チーク。


チークプレミア E-111 

表面(写真上側)は赤茶色に塗られていますが、木口から見ると白色の部分がよくわかります。
それに、不明瞭ではありますが年輪を数えてみると・・・
1.2.3.......
むむ?!
フローリング幅120mmに数年?!
なかなか旺盛に成長した様子です(汗)。



そしてこちらはチークプレミア。

チークプレミア E-111 


おおおっ・・・
自分で撮影しておきながらも、今見てみると大袈裟な位違いますが、年輪の数と色合いの差、見てください。

全部が全部、こんなものばかりではないのですが、これくらいのものが入っているということです。
もちろん、もっと色の薄いものもあり、さきほどの様ではないにしろ年輪の粗いものもあります。
が、木口のこの色を見てもらうと違いは一目瞭然。
(ただし、表情の差がありますので、記事末にある表情の違いを参照してくださいね!!)

自分でもちょっと差があり過ぎな気もしますが、同じ樹種かと思うくらいに違いがあるものなのですね。
なので、できるだけ無塗装でちゃんとチークの顔の見える材をおすすめしたい!という事でのチークプレミアの御紹介になっているのです。

チークプレミア E-111 


左手、着色塗装品
右手、チークプレミア無塗装品


さて、チークについては今までも色々なところで記事にしてきましたが、その耐久性やオークなどとは一味違う木目、そして他の木材には無い色合いの美しさなど、様々な特徴があります。

しかし色合いや木目、といっても重視するのはどれだけ色が濃いかや木目がはっきりしているか?!というだけのものではないんです。
チークを感じられる色合いに、無塗装だからこそ感じられるチークの特有の質感があるからです!

そう、無塗装のチークの質感、それは何といっても「蝋(ろう)のような触感」。


「蝋の様な触感」で萌える私もおかしいのですが、流通する木材でこんな感触をもっているのは、リグナムバイタとチーク位ではないでしょうか。
屋外デッキなどに使われるイペなども、しっとりとした質感はあるものの、それとは違いますし、脂分という意味では松などのコッテリネットリと粘着性のあるイメージとも異なる、本当に特有のものです。

これがあるからこそ仕上がりが美しく、水にも強くそして経年変化の木目も美しくなるのです。
その感触を楽しんでもらえるのが、このチークプレミアE-111の最大の特徴なのです!!!

チークプレミア E-111 


といっても、文章では伝わりません(汗)・・・

しかし、木材をよくご存じの業界の方はこのチークプレミアの写真を見ただけで、「こんなチークのフローリング、今まだ作れるの?!」という声を頂きました。
実際に、私も最初見た時そう思いました。

もちろん、現在でも保管されていたチークやその他の樹種が市場に出てくることはありますが、今回はそのような「古き良き時代の物の掘り出し物」ではありません。
現在、伐採製作出来る原木から作られているのです。

それを無塗装で使える贅沢・・・

弊社では、チークプレミアの他にもネシアンチーク幅広無垢フローリングをラインナップしていますが、ネシアンチークフローリングフローリングには、各表情ごとにしっかりとグレーディングされた「幅広一枚物」と「幅広UNI」を担ってもらっています。

チークプレミアは90mm幅、ネシアンチークは130mmと150mmという幅広が主役。
どちらも安定供給でき、しっかりとグレーディングをされた「スッピンの!」チーク材です。
もちろん、オイル塗装を施せば一層表情と色合いが豊かになること間違いなしです。

チークプレミア E-111 


厳選された材料ですので、一度に多く供給することができません。
予算や用途、雰囲気にあわせてネシアンチークともども、「高級材、ザ・チーク!」を是非味わっていただきたいと思います。



プルミエグレード貼上りイメージ

チークプレミア E-111 



・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から

(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)



チークプレミア E-111 無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×90×1820

・形状

UNI

・エンドマッチあり

・品番と価格

PT-21P UNI 無塗装 15×90×1820 プルミエ
¥17,280(税込)/10枚入り(1.63屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。
特に、チークは稀少な材ですので、在庫は都度確認下さい。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

色合いの差 1

チークプレミア E-111 


色合いの差 2

チークプレミア E-111 


材の有効活用のため、実部分に若干の寸法切れが含まれることがあります。

チークプレミア E-111 

木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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本年度のチークは見逃すな!!


先日はホームページをちょこちょこと更新しているという事をお伝えしましたが、実は皆さんの知らないところでちょこちょこと変っているのが、木材の価格。
一時期、ナラオーク)のフローリングに注文が集中し、弊社だけではなく色々なところで在庫がなくなり、入荷の度にどんどん価格が上昇する、という様な現象が起きていました。
丁度、先日までのカスクオークのお客様のお見積もりと同時期のこと。

カスクオークV プルミエ2


それより以前は原木の入荷の不安定さや入荷しないことによる、クルミフローリングの品不足、なんていうこともあり、弊社にも多くのお問い合わせをいただいたのですが、そちらもひと段落。
オークのUNIはいまだ若干ネイキッドグレードが入荷しづらい(というか人気が集中している)状況ですが、概ね良好。一枚物は在庫豊富な状態です!!

そして何より、もっとも嬉しい(お客様が・・・)のが、今年度の原木から調達した分に限り!お求めやすいグレードが増えている事です!!
その中でも、その存在感は他のものでは変えることのできない樹種「チーク」がセレクショングレードとネイキッドグレードを中心に非常に!!フレンドリーな(笑)価格となっています。

セレクション1



その中身はこんな感じ↓・・・


NT-12S OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 セレクション
¥24,192(税込)/7枚入り(1.65屐法⇒¥22,723!!

NT-12N OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 ネイキッド
¥19,354(税込)/7枚入り(1.65屐法⇒¥15,984!!



NT-13S OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 セレクション
¥26,957(税込)/6枚入り(1.63屐法⇒¥25,315!!

NT-13N OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 ネイキッド
¥21,600(税込)/6枚入り(1.63屐法⇒¥17,798!!


NT-21N UNI 無塗装 15×90×1820 ネイキッド
¥10,368(税込)/10枚入り(1.63屐法⇒¥9,418!!


NT-22S UNI 無塗装 15×130×1820 セレクション
¥14,342(税込)/7枚入り(1.65屐法⇒¥13,133!!


どうですかッ!
普通、拡販のための安売りならば、UNI品を安くしてたくさん売るのが当たり前。
普通のところは初めから、「一枚物」の設定がないからだということもありますが、今回はその一枚物で!しかも幅広の130幅と150幅!!が大幅にリーズナブル!それも、表情豊かなネイキッドグレードでケース当たりでおよ¥4,000ほどお安く・・・・アンビリーバブル。
私が驚きます。こんな設定で良いのかと・・・(汗)間違ってへんやろなぁ…と何度も思うくらいにリーズナブル!!(強調するけど、本当に・・・)
ですので、ホームページの価格表記は変更していません。
おそらく本年度中の原木の分のみになりそう(来年度の入荷事情にもよる)なので、変更はしていませんから、ネシアンチークフローリングを検討のお客様は是非、本年度(12月20日発送分予定)中の御依頼を頂く事をお勧めしますよ!
ご検討の際は、ブログのフレンドリー価格設定みたよ!とおっしゃってください。
なんか、ラジオショッピング見たいですが、それにより本年度価格を適応させていただきます。

今までお待たせしていたり、価格アップで負担をおかけしていた分の恩返し?!ですので、この機会お見逃しなく!!!

ネシアンチーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから

ネイキッド2

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ネシアンチーク幅広無垢一枚物フローリング


前回から続くチークのお話。
今日はフローリングについて・・・

今から20年ほど前、現在ほど多様なスタイルや建築材料が普及していない(と思っていた)頃は、住宅建築においては概ね「この用途にはこれ、ここにはこれ」といったように、ある程度の定番というものがあったように感じます。
もちろん、自分が無知であったこともあると思いますが、現在のようにインターネットを介した情報というものも当然なく、住宅建築は地域性やその「定番」によって行われていたように思います。

そんな中で、私たちの納める無垢のフローリングといえば一般的にはナラでした。
カスクオークフローリングの記事でも書いたように、この流れが現在も変らない事を考えるとやはり、ナラというのはいつの時代も受け入れられる一定の魅力を持っている木材といえます。
また、それとともにナラ以外で少し高級な注文住宅向け、という時に必ず提案していたものの一つが「チーク」でした。

家具に詳しい方や、木材の好きな方だとその名はご存知かと思いますが、以前はそれよりも「高級フローリングの代名詞」としてとりあえず間違いないものの提案としてお話していたものでした。
「間違いの無いもの」というのは、フローリングの寸法精度。
現在でも、完璧に寸法の揃った曲がりも反りも無い無垢のフローリングというのは提案することはできませんが、無垢材の中でも材の伸縮の差が少なく安定しており、尚且つ少し濃い目の茶褐色が落ち着きを感じさせるため、内装仕上げにダーク系の色合いが好まれていた時代には、多く販売させていただいたものです。

ですから、今でも私の頭の中には「チーク=高級フローリング」の計算式が抜けません。
今では、ブラックウォールナットブラックチェリー、そして様々な幅広無垢一枚物フローリングを扱っていますので、単純な価格でいえばチークに匹敵、もしくは現在ではそれを上回る様なフローリングもあり、私の中では少し出番は減っていました。

今日は、そんな懐かしいチーク材の無垢フローリングをご紹介するわけですが、少し昔とは趣が異なります。
こんな感じ・・・・

ネイキッド2



昔からチークを見てきた方には、若干違和感があるかもしれません。
もちろん、私がすすめるフローリングですからこれも無塗装ですので、色合いが薄く感じるかもしれませんが、これもチークなのです。
以前、私もよく扱っていた時期のチークといえば、前回もあった様に濃い茶褐色から金褐色と表現される様な色合いが多く、油をひいたかのような材面の光り方と「ぬめりのある」と表現したくなるような、蝋を触っている様な感触がありました。
おそらく、よくチークをご存知の方もそんな印象ではないでしょうか。

このチークが入荷したての頃、お客様に言われましたよ。
「お宅のはチークですか?!」と。

想像通りのお言葉に、用意していた回答をさせていただいたわけですが、なぜわざわざそんな答えを用意するのかというと、やっぱり「チークのイメージ」というものが大きいから、ということと無塗装だから、という2点の理由からです。

ネシアンチーク セレクショングレード2

このフローリングの写真を見て、濃淡が素敵だな、と思ってもらえると嬉しいです。
偏見なく見ていただける証拠。
でも、木材に詳しくなればなるほど、チークに関するイメージというものが出来上がっているものです。

前回の最後に、とても高級材であるチークは多くの国で植林され、その一大産地がインドネシアであることをお伝えしましたが、安定供給されるチークの多くは一般的に持っておられるチークの色合いのイメージとは異なり、薄茶色から赤茶褐色の芯材と白色の辺材に、黒紫色の縞が混じるという感じで、「安定した濃い茶褐色!」というイメージではありません。
そのために、「お宅のは本当にチークですか?!」といった質問を受けることになるわけですが、私にとっては話始めるきっかけづくりをしてもらうようで、反対にエンジンがかかるわけです。

ネシアンチーク セレクショングレード5

この少し明るい材色が、今までのチークに持っていたイメージと異なるという事で、イメージと違うというご意見を頂くわけです。

そしてもう一つの理由は、これも同じく材の外観で「色調のバラつきと白太を含むこと」がイメージと違うと言われます。
どの木材でもそうですが、同じ樹種であっても育つ場所や環境、気候や土壌によって色や表情に若干の違いがあるもの。
特にチークは、生育環境や土壌によって色調が変る事が知られています。
それは同じ樹種でも二つとして同じものがない、また同じ表情に育たない無垢の木材の個性その物なのですが、いかんせんチーク程のスーパーメジャーな樹種になると、イメージ通りでなければいけないという意識があるようです。

チークを求める人全てが造船をするわけでもないですから、こうでなければいけないというように縛ってしまうのではなく、個性の違いを感じ尚且つ、貴重な材を安定的に使うことができるメリットを感じてもらいたいと思います。

ネシアンチーク ネイキッドグレード5


しかしながら私も冒頭の様に、昔のチークを多少は知っている人間として、今回紹介のチークの最大の特徴を伝えておかなければなりません。
今回のネシアンチーク幅広無垢フローリングの最大の特徴は、「無塗装であること!!」です。

なぁーんだ、それなら他の樹種も無塗装で扱いしているじゃないか、そう聞こえてきそうです。
確かにその通り。
幾度か紹介している様に、多くの樹種で無塗装やオイル塗装(受注塗装)のフローリングを扱っているので、それを知っていただいていればどうということではないのですが、実はチークのフローリングの多くは塗装されています。
その訳は・・・

塗り黒檀

写真の通りです。
いや、写真は黒檀の塗装角材の表面塗装をはがしたところですが、さっきまで黒かった部分が、薄皮をめくると白いではないですかっ!
そう、着色で色合わせをしているのです。
もちろん、名前通り「黒檀=黒いもの」というイメージから他の部分に合わせて黒く塗装されているわけですが、チークも同じなのです。
先に書いている通り、チークを知っている方ほど、その材に持つイメージは「濃い茶褐色」のため、今までの写真の通り、実際のチークの材とのギャップを感じにくくするために、ちょっと色調の薄い部分などに着色塗装してある場合が多いのです。

セレクション3


それも、「着色してあります」なんて表示はされていません。
だから、無意識に着色してある「よりチークっぽいもの」を選ばれている場合があります。
そんなこと、実際に原板を見たり生産しているところで話を聞かないと、製品になってしまえばわからないこと。
もちろん、上の写真の黒檀もその事情を知っていて仕入れてみて「やっぱりな!」の結果なのですが、もしこれが中身まで黒いと思われていたならばがっかりしますよね。
入荷量が限られているので、記事では施工例以外に詳しくお伝えしていませんが、以前に紹介しているミャンマーチーク幅広無垢フローリングも勿論着色無しです。

それゆえに、私は色合いが違うと言われようと、イメージが違うと言われようと無塗装をおすすめしたいのです。
理由がわかっていただけたでしょうか?!
折角選ぶチークです、その樹種の個性を感じてほしいじゃないですか。
もちろん、オイル塗装をすると少し濡れ色になり色も濃い目に落ち着くので、統一された色合いよりも濃淡の出方が綺麗に感じられることと思います。

何か今日のフローリング記事は、長々と講釈を並べてしまいましたね。
しかし、それ位にネシアンチーク無塗装に想いが強いということだと理解してください。

そうだ、今回は全く材質のお話をしていないなぁ、という感じがしますが、材質は今までお話した通り、すこぶる優秀!でいいか。
少し言うと鉋仕上げには、石灰質を含むためにあまり向いていないとされますが、鋸挽きは苦労せず、サンディング仕上げはできます。

造林により、安定して稀少材を使えるありがたさと、造林材だからこそキャラクター豊かになるチークの表情を楽しめるネシアンチーク幅広無垢フローリング。
手をくわえられていないチークフローリングの無垢本来の表情と、途切れの無い贅沢な木目を満喫できる一枚物を幅広で楽しむか、ランダムに並ぶ個性的なバラつきを楽しめるUNIを選ぶか・・・
どちらをとってもネシアンチーク是非お勧めします。

一枚物プルミエグレード貼上りイメージ

プルミエ1

一枚物セレクショングレード貼上りイメージ

セレクション1

一枚物ネイキッドグレード貼上りイメージ

ネイキッド1


・ネシアンチーク以外の無垢フローリングの記事はこちらから

・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


ネシアンチーク幅広無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×90×1820
15×130×1820
15×150×1820 

・形状

一枚物、UNI

・エンドマッチあり

・品番と価格

NT-12P OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 プルミエ
¥30,240(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-12S OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 セレクション
¥24,192(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-12N OPC一枚物 無塗装 15×130×1820 ネイキッド
¥19,354(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-13P OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 プルミエ
¥33,696(税込)/6枚入り(1.63屐

NT-13S OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 セレクション
¥26,957(税込)/6枚入り(1.63屐

NT-13N OPC一枚物 無塗装 15×150×1820 ネイキッド
¥21,600(税込)/6枚入り(1.63屐

NT-21P UNI 無塗装 15×90×1820 プルミエ
¥15,120(税込)/10枚入り(1.63屐

NT-21S UNI 無塗装 15×90×1820 セレクション
¥入荷待ち(税込)/10枚入り(1.63屐

NT-21N UNI 無塗装 15×90×1820 ネイキッド
¥10,368(税込)/10枚入り(1.63屐

NT-22P UNI 無塗装 15×130×1820 プルミエ
¥16,848(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-22S UNI 無塗装 15×130×1820 セレクション
¥14,342(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-22N UNI 無塗装 15×130×1820 ネイキッド
¥11,491(税込)/7枚入り(1.65屐

NT-23P UNI 無塗装 15×150×1820 プルミエ
¥18,576(税込)/6枚入り(1.63屐

NT-23S UNI 無塗装 15×150×1820 セレクション
¥入荷待ち(税込)/6枚入り(1.63屐

NT-23N UNI 無塗装 15×150×1820 ネイキッド
¥入荷待ち(税込)/6枚入り(1.63屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
セレクション:小さな節や軽微な色むらを含むグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

プルミエグレードの孔補修(その他グレードにもあり)

ネシアンチーク プルミエグレード3

プルミエグレード他の黒筋(その他グレードにもあり)

ネシアンチーク プルミエグレード5

プルミエグレードの白太

プルミエ2

セレクショングレードの白太

ネシアンチーク セレクショングレード4

セレクショングレードの節

セレクション2


ネイキッドグレードの青筋、白太

ネシアンチーク ネイキッドグレード3

ネイキッドグレードの色むら

ネシアンチーク ネイキッドグレード4



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ミャンマーチーク幅広無垢フローリングが貼りあがり


日本家屋の一室を、洋間に改装するお部屋にミャンマーチーク幅広無垢フローリングを使っていただきました。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング5

チークについては、詳細記事としてはまだ紹介しきれていないので、近日中に紹介することとして、先にフローリングを見てもらいましょう。
チークと聞くと、世界の銘木として有名で高級船舶そのほか家具にも使用されていたりすることをイメージされるかもしれません。
それほど有名ですが、一口にチークと言っても産地によって大きく2つに分けられます。
一つは、今回使っていただいた「ミャンマーチーク」。
そしてもう一つは「インドネシアチーク」です。
どう違うかというと、木材のこと。全然違います。
杉でも産地によって違いが出ることもそうですし、さらにいうと白檀やローズウッドに関しても産地の違いがあるように、それぞれのキャラクターは同じ木材でありながらも産地の個性を持っています。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング4

その為、「チーク」とひとくくりにせず分類されているわけですが、お施主様には最近知られるようになったことではないかと思います。
どちらが良いとか悪いではなく、産地の違いを楽しむのが木材のいいところなのですが、今回はミャンマーチークですからやっぱり少し濃い目の茶褐色と黒っぽい筋の流れる木目でしょうか。

視覚的な印象は個人の感覚に大きく左右されるところがありますが、インドネシアチークに比べて色調が深く、油分の多さを感じるのが特徴だと思います。
しかしながらその良さを強調するため、もしくは誤解を解消しようとするために、ちょっと工夫(!?)をされている場合があるので、チークフローリングを見る際私はその工夫がされているかどうかを確認します。

その工夫、というのは調色です。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング3

上の写真を見てもわかるように、チークといえども木材としての色調の濃淡は現れます。
材料の入荷が豊富だったころは、私の記憶でも色調のそろった濃茶褐色のチークフローリングが多くありました。
しかし、木材資源の有効活用を考えた場合、チークといわれてイメージするような色調よりも薄い部分を省いていくと大きなロスになりますから、木材として利用できる部分はきちんと活用されるわけですが、そこに例の「工夫」が生まれるわけです。

無垢フローリングすべてに言えることですが、カットサンプルで見たものと現物の木目や色合いが異なることがあるように、チークの場合のそれに当てはまるのが色合いの差を調色により「イメージに近づけている」工夫。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング7

写真のように、色の濃い部分もあれば反対に薄い部分もありますが、この薄い部分に濃い目の着色をして、他の部分と色合いを合わせている場合があります。
チークはこんな色だ、というイメージに近づけるためですが私は色差があっても、その木材自体を楽しみたいタイプですので調色は必要だと思っていません。
その為、今回のこのミャンマーチークフローリングは、調色をされていないものを提案しています。

それが私のこだわっているところで、本来の木材そのものを味わってもらいたい、という気持ちからくるものですが、通常考えると「色がそろっていない方が不自然」と思われる場合もあり、誤解を招くことがありますから説明の際には注意しないといけないのです。
それでも、本物を感じてほしいと思っているという事です。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング2

だから、これが本来のチークの姿そのもの。
もちろん、原木によって色差の少ない、もしくは色のそろっているものもありますが、それが誤解を生む部分になるので、なぜそうなっているのかという事を知って使ってもらえるようにと思っています。
無垢の木材には均一性を求めるのではなく、本来の自然な風合いを楽しむもの。
その風合いを生かすためにこだわっている部分が今回のチーク材のお話です。
あれ?色の差が大きいな、と思われるかもしれませがそういった理由があるという事を知ってもらうために、今日もその素材の特徴をお話する毎日です。

ミャンマーチーク幅広無垢フローリング1



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艶というよりもコッテリ? ミャンマーチーク幅広無垢フローリング 応接間編


前回の松柾縁甲板(フローリング)はどうでした?!
何も塗っていないのに、塗装されたかのようにピカピカでしたよね。表面の平滑性のレベルが高い証拠です。

ちょっと前のテレビで放送していた「和包丁」の回で、よく切れる包丁で切ったお刺身は「角が立っている」と言っていました。
切る時に素材をつぶすことが無く、切断面も平滑に切れているそうです。
人間の味覚はそういったところまで無意識に「美味しい」と感じているのでしょう。
余談ですが、その包丁をうみだしている大阪堺市の包丁鍛冶の職人さんが素晴らしいことをおっしゃっていました。(一部原文ではありませんが。)

「やればやるほど目が肥えてきて、10年前見えなかった上が見えてくるんですわ。生涯勉強ってことです。」

失礼かもしれませんが、その道58年で、まだまだ上が見えるとな。
秀逸な包丁を作るために最適な温度である800度を、炎の中に入れられた鋼をみて、誤差0.1度という信じられない精度でいい当てられたところを見ると、これぞ本当の職人さんだなぁ、と感銘を受けました。
そんな方がまだまだ上がある、というんだから私たちにはまだまだ以上に目指すべきところがあるということです。向上心ですね!

さて、その平滑に仕上げられた松柾縁甲板も、天然の樹脂成分によって艶があり美しいことは言うまでもありませんが、同じお宅の中の洋風の応接間の一室に使っていただいたこれも、艶とレアな事に関しては負けていないかもしれません。

ミャンマーチーク幅広フローリング 1

ミャンマー(ビルマ)チーク幅広無垢フローリングです。

チーク Teak

クマツヅラ科というところに属する、硬く、水に強くそして美しい材。
3拍子揃っていると言っても過言ではないと言えるのは、銘木として世界中で認められているから。
木材は普通、あまり水分との関係が良くありません。
いや、空気が供給される状態の木材は、といった方がいいかもしれませんが、木材の耐久性の記事にもある様に、どうしても腐朽による強度や耐久性の低下の心配が付きまといます。

しかしながら、一般的にこのチーク材は耐水性並びに対虫性(海中で木材に穴をあける虫)が高いため、耐久性の求められる水気の多いところに多様されてきました。
有名な用途が船の甲板。
船内からデッキに出ると広がる青い空と海。
そちらにばかり気が行きがちですが、足元を支えているのがチークです。
もちろん、高級材ですから採用されている船は限られますが、豪華客船に乗船の機会があれば甲板を観察してください。
茶色に少し金色のような輝きが混じっているとチークです。
と言っても、色は変わってしまっているでしょうね。

それ位に昔から信頼されてきた材であるのですが、ただ耐久性だけのことを言えば、今まで紹介したような堅木であるイペバツなどのウッドデッキに使われる木材でもいいような気がしませんか?!
たしか、それらの材も耐久性が高いとお伝えしていましたね。

では、どうしてチークが多様されるのか?!

それは一つに油気。
チークの材に触れたことのある方はわかると思いますが、チークという材はとっても油気の多い木で、木材なのに目隠しをされていると蝋を塗った何かを撫でている様な感覚になる位の手触りです。
もちろん、材により変化はありますが、やはり油気のある材は材面も美しく重厚です。
二つ目の理由は、その材面の美しさ。
先のデッキ材は、材色は鮮やかなれど、どちらかというと木目がはっきりとしていないものが多いのです。
それに比べチークは色合いのグラデーションから油気の部分の金色を思わせるような光沢は、世界から愛されてきた理由ここにあり、という感じです。
そういったことがあってでしょう。堅木では珍しく家具に使われる木材の一つです。

チーク製キャビネット

チーク製のキャビネット。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、艶々としていますし、もう設置から10年ほど経った今の方が深みが出てきたような気がします。

チークの産地であるミャンマーを含む東南アジアでは、その耐久性から屋根板としても使われていたそうです。
えー?!多分、細かく切って小さいものを重ね合わせるような形にしてあるのだと想像するのですが、何とももったいないような・・・私ならそのまま他の用途に使いたくなるだろうと皮算用。
どうして小さくと思うかというと、この用途は屋久杉と同じだからです。

屋久杉は決して堅木ではありませんが、極度に成長が遅く、また自身に油気をため込むため、稀に肥松の様な油の塊になる部分がある位です。
これは屋久杉が千年の命を得るために自衛手段として得たものだと思いますが、屋久杉という名前だけを聞くとあの巨躯と流麗な木目ばかりを想像しがちですが、私は屋久杉の神髄はその油気にあると感じています。
屋久杉を製材した時の独特の香りは、この油のせいでしょう。
いくら似た木目の杉でも、あの香りまでは真似できません。
ハマってしまう、木材の魅力全開です!!

屋久杉杢天板 1

おっと、話がそれましたが屋久杉も重機などで搬出できない時代は、山で巨木を小さな木片に小割して、それを何枚も束ねて担ぎおろしていたそうです。
そうしておろされたものが屋根の板にも多く使われていたそうです。
何とも贅沢な屋根板です。
現在のベニヤ板の屋根からすると信じられませんね。
チークも屋久杉も、やはりその油と耐久性を知っていて、雨を防ぐ屋根板に使われていたんですね。

前置きが長くなりましたが、とにかく世界が認める秀逸材であるチークを使っていただいたのが応接間です。
先日の松柾の和風から一転、応接間は洋室になっているので、調度品ともマッチしていました。

ミャンマーチーク幅広フローリング 2

他の樹種もそうですが、チークにも材色のバラつきはあります。
色の濃いところと薄いところ、黒い筋のあるようなところなど、様々含まれます。
もちろんそこが無垢の本質ですが、現在のチーク材は産地によってはかなり色が浅く、先に挙げたような油分の少ないものもあります。
だから●○チークのような名前になっていても、先に挙げた特徴を持っているかどうかは不確かなものがあります。
それが無垢の木材を定番商品として紹介しづらいところではありますが、それはどちらの材が良いとか悪いとかいうことではなく、自分の必要な材はどんなものであるかを考えて決める必要があります。
そして決定の時にはやはり材木屋サンに相談することをお勧めします。

ミャンマーチーク幅広フローリング 3

このチークも年々稀少になってくる材です。
今回は120幅広のユニタイプでしたが、150幅の一枚物も含め少しづつの入荷はあるものの、多くの入荷を見込めるわけではありません。
ですので、なかなか常時紹介できる訳ではありませんが、しっかりと家づくりのスパンをとっておられるお客様にはご紹介できることと思いますので、チーク材もご相談お待ちしています。
稀少材は数十年後にどんな顔を見せているのか、楽しみになります。


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