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地松(じまつ・赤松)の無垢梁桁材のおうち、上棟!!

先日、私の肝いりお勧め材である、地松(じまつ・赤松)乾燥平角材を全体に使って頂いたおうちが上棟を迎えられました。

総地松(赤松)の家 1


単なる無垢材、というものではなく昔から日本家屋を支えてきた樹種である地松の横架材を使っているのです。
現在使われている乾燥材と比べても樹脂分が豊富な上に、元来の強度特性がすぐれていますから、仕上がりの美しさと家としての強度を併せ持つ、まさに質実剛健!!

いやぁ、そう言うとなんか屈強な男っぽく感じてしまいますが、地松の表情は意外とチャーミングな一面も多いのですよ。
しかも、今回使用の赤松は、別名を雌松(めまつ)と言われてきましたから、樹脂分が光る艶っぽい美しさを思うと「才色兼備」の方が合っているのかも・・・

総地松(赤松)の家 2

これほど贅沢に日本の赤松を構造材に使って建築する例というのは、全国的にもかなり希なケースではないでしょうか。
通常の国産構造材となると、いまやスギが一般的。
しかし、やはり家を支え荷重を受け流す役目には、赤松が一番。
土台には桧やひば、栗などの耐朽性のあるものが使われるのと同じように、やはり横架材には赤松が適材適所なのです。

もちろん、それを実行するにはいろいろとクリアしないといけない課題があるのですが、そこを木材コーディネーターである私の力で(?!)突破し、このような立派なおうちが上棟されました。
規模や工法の大小はあれど、このような地松の平角乾燥材でのおうちづくりは、全く不可能ではありません。
むしろ、是非使っていもらいたい材料になっています。
地松はねじれる、割れる、乾かない、などの先入観に埋もれずに一度この地松乾燥平角材を使ってみて頂きたいものです。

ここはずっと前からお話を頂いていただけに、家という形になった地松達を見ると、待ちわびた「我が娘」が誕生した様な気持ちです。
松は吉祥の象徴。
お施主様は縁起の良い地松材に囲まれて、きっと今まで以上に幸せな生活を過ごされることでしょう!!
おめでとうございます。


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木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ!