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ちょっと前進、日本の広葉樹 無垢フローリングシリーズの追加樹種

いつだったか、去年の年始か・・・
色々と取り組みがあるとか言っておきながら、全然進展を紹介できないままでしたが、やっと少し前進?!しました。

試作品が届来ました。

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種1


といっても、まだ一部なんですけどもなかなか出来ていなかったので、これだけでもなんか達成感が・・・・
いかんいかん、まだまだ問題はこれからです。

が、めっちゃいい感じです。
外国産の樹種とはまた違って、いい感じ。
もちろん、贔屓目なんでしょうけども。

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種6


今回届いたのは、栗(クリ)・朴(ホオ)・樟(クスノキ)の3つ。

クリは外国からの輸入品も多くありますし、そちらとははっきり言って価格では全く比べ物にならない高級品なのですが、外国産の殆どはたて継ぎのUNIタイプに対して、こちらはOPC一枚物ですから、価格差以上のお値打ちは間違いないのです。

日本のクリですからね(^−^)

そして、「意外によかった」というのが正直なところのクスノキ。
樹種としてはとても好きな樹種ですし、香りもとっても好きなのですが、色といい木目といい「一般ウケ」するとは言い難い、むしろマニア向けの樹種だと思っていたのですが、(おいおい、ウチはマニアのお店ではなかったのか?!)、こうやって見ていると、どこか懐かしい優しさを感じます。

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種3


写真で見ると、完全に樺(かば・バーチ)に見えますが、クスノキ。
実物は往年の名選手である「ラワン」のような外見で、階段やフローリング、造作材に至るまで使いまくっていた「ラワン時代」を彷彿とさせる様な出来が、どうも懐かしさのもとの様です。

こんなのがお手洗いにでも貼ってあると、香りで落ち着くんだけどなぁ・・・
昔は、テーブルの様なクスノキの一枚板を、まるで畳を敷くかのように洗面所とお手洗いに貼ってもらったお宅もありました。
めちゃ贅沢ですね。
すごい迫力でした。(もはや、プリントかと思うくらい・・・(-_-;))

しかし、一番美しかったのはやはりホオですねぇ・・・!

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種2

目立った木目が見えにくいホオ。
その中でも、柾目の通っている部分にうっすらと出る、この模様。
虎斑、とまでは言いませんが、これもまた、光の当たり具合で見えたり見えなかったりを繰り返す、とっても綺麗な木目。

こういうのがたまりませんね、広葉樹は。

もちろん、まだまだ問題はあって・・・

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種4


こういう処理をどうするかとか・・・

些細なことですが、このような仕上がりの許容度などを確認しておかないと、とにかくなんでもアリ!な商品になってしまいますので、他の問題点と共に確認作業です。
それがなければ、後は価格の問題だけなんだけど・・・

弊社が通常扱う広葉樹フローリングのトップグレードであるプルミエグレードよりも、更に上を行くハイクラスな価格!!(汗)
チークかブラックウォールナット、ブラックチェリーなどの高級輸入広葉樹並みな価格をどの様にしていくか・・・

材が良いだけに、多くの人達に使ってもらいたいので苦心します。

どこぞに「よぉーし!価格安定の軌道に乗るまでワシが使い切ってやる!」という豪傑棟梁居てませんかね・・・
お一人は浮かんではいるんで、以降も他の物と合わせて(まだ、あるんです・・・)すすめていきます。


いや、値段なんてどうでもえぇ!この光沢と珍しさがすぐに欲しい!!
という方、連絡をお待ちしています(笑)。

日本の広葉樹無垢フローリングシリーズ 新種5



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ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物・V溝フローリング施工完了!

うわぁ・・・もうすっかりアツくなってきましたよ(-_-;)
いや、暑くなってきましたよ。

アツい気持ちで伺ったのは街ではジングルベルのころだったと思うのですが、すっかりと暑い季節まで公開をひきのばしてしまったのはいつもの事で・・・・・・・・
気を取り直していきましょう。

今回採用いただいたのは、根強い人気樹種である「ロシアンバーチ」。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 8

もちろん、幅広150mmです!

幅広で何がいいのか、というとやっぱり木目が明瞭に楽しめること。
もちろん、通常の無垢フローリングが90mm幅であるということを考えれば、150mmという幅の存在感は全く別物ですが、その150mmという幅の中にこそ、はっきりとした樹種それぞれの魅力が詰まっていて、色差や節、特徴的な傷跡などがそのまま見て取れるのが大きなところです。

おっと、採用グレードは樹種の特徴をそのまんま表現するネイキッドグレードです。
決まった色合いや節のない部分を選別しているのではなく、その樹種の持つキャラクターをそのまんま表現するグレードがネイキッドグレードです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 3

木の芯材部分が含まれていて、筋状の模様の入っているところや成長の具合を表す大きな節があるところ、時には根っこに近い部分で複雑な杢のある所など、均整ではありませんが、見飽きることのない魅力を感じるのがネイキッドグレード。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 7

つなぎ目のない一枚物フローリングですから、木目が大きく流れているところや、時には様々な理由で黒っぽく変色しているような部分もあります。
和風建築などの場面では、色や木目の整った木材が必要とされますが、無垢フローリングでは強度的に問題がない部分はすべて、その樹種の特徴として活用していますので、「二つとして同じもののない木目」が自然の中での成長を体現しているのです。
近年では、印刷されたシートを貼り付けたフローリングや、単板と呼ばれる薄くカットされた無垢材を表面に貼り付けたフローリングでも、このネイキッドグレードのような木目を表現しているものもありますが、一本の無垢材だからこそ出てくる表情や木目はやはり、まだまだ無垢フローリングの特権です。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 9

実は今回は同じロシアンバーチフローリングの中でも、幅広無垢一枚物と、幅広無垢V溝の2種を貼り伸ばしで施工してもらいました。
同じ150mm幅なので違和感ないのは当然のことですが、それ以上にV溝フローリング自体がUNI(たて継ぎ)タイプでありながらも、1枚のフローリングに対してつなぎ目は2か所まで、と決まっているために一つ一つのピースが長いことから、一枚物と遜色のない貼り上がりになっているのも注目すべきところ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 6

ピースの長さが長いので、幅広の定乱尺フローリングのようにみえますね。
UNIタイプだとはもはや信じられない仕上がり。
もちろん、つなぎ目にV溝加工されていることも大きな要因ですから、通常のUNIタイプとは比較できませんが、短いピースばかりがつながれるのとはわけが違う!というのは一目瞭然。
もちろん、そんな中にもネイキッドグレードに多くみられる縮み杢的な、波のように輝く木目が入ることも、視覚的な楽しみの一つ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 2

同じ幅広150mmで同じネイキッドグレードである一枚物とV溝の違いをあえて言うのであれば、一枚物は節や変色が多く含まれること。
そしてV溝は主に芯材と辺材のバラつきの表情がメインになっていること。
この違いがあります。
そのため、一枚物フローリングで施工者からまれにご意見いただく「悪いもの(変色や大節)が混ざっているから使えない!」という言葉も、V溝では聞いたことがありません。
もちろん、その時の原木によっては一概にいうことができないのは当然ですが、あえて言うならばそういう違いがあるということです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 4

一概に言えない、のは一枚物の中でも、ケースによってはこれくらい表情が違うものがあるからです。
向かって左は濃い色の芯材が多いものの、右側は芯材ではあれども比較的薄い色が多いですね。
同じグレードであっても、同じ商品でもこのような違いがあるのがネイキッドグレード。
この表情の差は「悪い」のではなく「個性」である、と皆さんに受け取ってもらえるように、きちんと施工写真をお伝えしていかなければなりません。
「悪いものは切って捨ててやった」なんて胸を張って言われることのないように・・・・・・(涙、もったいない。)

フローリングの施工記事ですので、フローリングに注目してもらっていますが、当たり前ながら、おうち自体もとってもおしゃれなんですよ!

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 1

贅沢な大開口吹き抜け!
絶好のフローリング景色です。
その場に立っているときや、座って眺めるフローリングとはまた違って、こうやって数十枚のフローリングを遠景で眺めるのは、無垢材の不規則なリズムを視覚的に体感できるので、とっても落ち着きます。
というか、普通に贅沢です。
こんな眺めが家の中にあるなんて・・・・

貴重なジングルベル季節のお休みの日に、仲良くご夫婦で応対してくださった施主様には、羨ましい(こんなおうちも、仲よさそうなお二人にも)気持ちを持ちながらも、素晴らしいお宅に採用いただいた幸せを感じるのでした。

だって、見てくださいよ。
こんな風景になるんですよ。
もう、どこかのショールームじゃないですか。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 5

ラインドレープのバーチカルブラインドから漏れる暖かな冬の日差しが、ロシアンバーチのあたたかみと混ざり合い、なんともいえない安らぎをかもしだしていました。
あぁ、心地よい空間。
素材と空間が上手に調和した住宅、そう感じます。

今回も無垢のフローリングを通じて、素晴らしい住宅とフローリングの表情を見させていただきました。
H様ご夫妻、お忙しい休日にお邪魔いたしました。
贅沢すぎるこの空間、楽しんでお過ごしくださいませ。



各施工写真は下記を参照ください。

・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリング無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)


ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク幅広無垢V溝フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング

・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


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その物には違いありませんが・・・15cmのカットサンプルでわかること

カットサンプルが至急欲しい!!

このパターンの時は、ちょっと身構えてしまいます。
「至急」とある様に、時間の無いことは一目瞭然。
連絡主がお施主様の場合は、まだお話する時間をとれる場合がありますが、工務店さんの場合は「そんな話よりも先ずはサンプル」という要望になるので、どちらにせよ身構えるのです。

ご存知の通り、無垢の木材や無垢フローリングには様々な特徴があったり、伸縮するなどの特性を知ってもらう必要もあり、さらには自然の産物ゆえに在庫が切れている場合があり、すぐにお届け出来ないこともしばしば。
それなのに急ぐ急ぐと・・・

稀に、用事があって近くに来たから、といった理由その他で連絡なしにカットサンプルのみを持ちかえることを希望されることもあります。
基本的には、先の様にお伝えしたいことなどがたくさんありますから、きちんとお話ができる状態、もしくはメールなどで連絡を頂いたうえでお渡ししていますが、お急ぎだからと断るわけではありません。
その代わり、折角おみえになってるんだから、カットサンプルだけではなくショールームにて、実物を見ていっていただこうとお誘いするのですが、それがやはり身構えてしまう。

ショールーム


ショールームへご案内すると、様々な樹種で色々な幅広バリエーションで、中には浮造りやウールアッシュの様に特別な表面加工が施されているものなどもあるので、「普通は」色とりどりでキャラクター豊かなそれらの木材達に感心されるハズなのですが、「至急カットサンプル」のお客様は「あ、これね。はいはい。わかりました。それじゃ、また。」と、10秒ほどで事足りてしまうのです!!

身構えてしまいます。
何考えてんねやろ?!、なんでウチにきはったんやろ?!・・・

真剣に採用を考えておられるなら、木材や無垢フローリングの実物を見れば少なくても質感や表情の差、それよりも自分が考えていたものとの違いなどの想いが言葉になるのですが、あきらかに「カットサンプルだけあればいい」という状況がヒシヒシと伝わってくるんです。
だから身構えてしまう。
そんな場合はいつも決まって、納期はどうか?間に合うか?いつできるか?といった、木材自身のことよりも納入することが大事であるかのようなやり取りが待っている場合が殆どなので、もう頭の中でそれらの質問への回答シミュレーションが自動的に始まってしまうのです。
あれを伝えて、こう答えて、これだけは言っておかないと・・・・的な感じです。

だって、カットサンプルからどれだけの情報が得られますか?!

カットサンプル1


販売している本人の私ですら、樹種こそわかれどグレード間の差が曖昧なカットサンプルなどは、並べて整理する時に気をつけないと間違えてしまうこともあります。
それほどに、無垢の表情をカットサンプルに込めるのは難しい事なのです。
基本的に、カットサンプルにもグレード表記していますが、必ずしもグレードの表情が出ているわけではないのが申し訳ないところです。
無垢フローリングの場合は、そのグレードの実物をまさしくカットしてはいますが、どうしても他のグレードの表情に似た部分も出てきます。
特に、人気のつなぎ目V溝フローリングなどは、1820長さで多くても2個所しかV溝が無いので、カットしても2枚しかサンプルにできないということになる。
えぇっとぉ、つなぎ目V溝フローリングで最もお求めやすいネイキッドグレードでも、一枚およそ1800円位しますから、サンプルが一枚あたり900円!!ということになる。
最低でもそうですから、必ずしもV溝の部分をお送りすることができない場合もありますし、尚且つ、グレードの表情がうまく含まれるかというと、無論難しいのですね。


無垢の木材ですので、カットした全てにその特徴を同じ様に含めろ!という方が無理なのですが、やはり「カットサンプル」として受け取った方は、これと同じものが入荷する!!と思ってしまうのです。

恐るべしカットサンプル・・・


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ロシアンバーチ幅広無垢v溝フローリング 大工さんご自宅へ

他の記事のアップロードに押されていて少し前の話になりますが、私一押しのフローリングであるロシアンバーチ幅広無垢v溝フローリングが、いつもお世話に
なっている大工さんのご自宅のお部屋改修に使っていただきました。

普段は、たくさん時間をかけて無垢のお話から選定していただいた樹種についてのお話をしていくのですが、今回はお施主さんが大工さんだということもありながらも「大丈夫、イメージ違う!とか文句言いませんから(笑)」というお言葉もあり、弊社の記事を見ていただき即決していただいただけに、いつも以上に貼り上がりやイメージがどうなのかということが気になっていたのですが・・・

ロシアンバーチv溝150セレクション1

もちろん、お住まいになりながらの工事なので、ゆっくりと写真撮影というわけにもいかないので、貼り終えてすぐの写真がこちら。
今回使っていただいたのは、貼り上がりの美しい幅広無垢v溝フローリングのセレクショングレードです。

実は、ネイキッドグレードやプルミエグレードの場合だと、そう大きくイメージが変わることはないのですが、セレクショングレードはその時の丸太の性格が最も如実に表れるグレードと言っても過言ではないくらいに、ある意味差があるグレードなので、どんな感じかと思っていましたが、ご満足いただけたようで・・・

グレードの特徴を、言葉で表現するのは大変難しいのですが、ロシアンバーチのセレクショングレードの通常は、ほぼ白太の材であるところに、軽微な変色や黒っぽい筋、若干の赤身、小さな節が入ってきたりするのですが、ほぼその説明にあったような内容になっているように見受けられます。

そして、気に入っていただいたフローリングにお勧めさせていただいたオスモカラーのフロアークリヤーにて表面保護を施してもらいました。

ロシアンバーチv溝150セレクション2

うぉー、めっちゃいい感じ!!
普段は無塗装派な私も、この輝きには心揺らぎますねぇ。
これがセレクショングレードのいいところでしょうね。素直なところばかりではないために、ちょっと個性の強いところがオイル塗装によって輝く「杢」として個性を発揮し、まるで栃(とち)のような、美白的美しさ!!
通常のグレード分けとしては、木材において重要視される赤身(芯材)の部分がプルミエグレードに、そして白太(辺材)の部分がネイキッドグレードになることが多いですが、板谷楓ロックメープル)やロシアンバーチにおいては反対で、白太の部分がプルミエグレードに分類されるのです。

この写真をみると、どうして白太がプルミエグレードに分類されるのかが理解していただけるかと思います。
この光るような白さこそ、ロシアンバーチの底力。
もちろん、表情豊かなネイキッドグレードの赤身と白太のコントラストもいいですが、透き通るような白太の美しさはやはり特筆です。

もちろん、150mmの幅広で貼り上がりが乱尺一枚物フローリングのように見えるつなぎ目v溝であることも、さらに表情の良さに花を添えていると思います。
一枚物でも、通常のUNIでもないつなぎ目v溝フローリング。
お勧めのラインナップです。
次はあなたのお家へ是非!!

ロシアンバーチ150幅V溝 4

・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングO様着色塗装施工写真は
こちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場は
こちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングは
こちらから

ロシアンバーチ以外にも、ブラックウォールナットロックメープルホワイトアッシュカスクオークノルデストウォールナットブラックチェリーの各樹種につなぎ目V溝フローリングをラインナップしていますので、是非各記事の写真も見てくださいね。

弊社へのお問い合わせは
こちらから


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新酒の喜びを木材にも

たまには、話題の時期ギリギリではなく、ちょこっと前位のタイムリーなタイミングで出したいと思っていたところ、やっぱりちょっとすぎちゃったな(汗)。

この時期の話題といえば何を想像するでしょう?!
現在はそうではありませんが、ひと昔ちょっと前のこの時期といえば予約しておいたアレを開ける日、なのであります。
お分かりでしょうか?この時期に予約しておいて「開ける」といえば、もうすっかり日本でもおなじみのワイン「ボジョレ・ヌーボー」です。(正式にはボージョレなんだろうけど、覚えた言葉が一番なじむのでこれで・・・)
世界中で、その地域の新酒が解禁されるのがちょうどこの11月の第三木曜日。

ヌーボー


世界中で一斉に解禁されるわけですが、日本のニュースや新聞もこぞって「お祭り」を毎年恒例の報道をし、そしてどこのスーパーマーケットでも予約販売を大きく打ち出すこのワイン。
果たしてお味の方は?!
毎年日照量が云々とか、熟成していて、とか言っていますが日本でもその日を待つ楽しみ+お祭り、という要素で蘊蓄を語りながら飲む印象がなくなったことも、普及に大きく貢献しているのかもしれないと想像しています。
これも、普及に力を入れた成果だと思います。

毎年やってくる新酒のお祭りですが、ふと木のことを思うと、そんなメモリアルなことがないなぁ・・・と気が付きます。
そこには、農作物はほとんどが1年やそれ未満、ながくても数年で結果が出ますが、木の場合は少なくても数十年経たないと結果が出ません。
殊更、木材の場合は推して知るべし。
安価で提供されている木材たちの多くは、40年・50年以上の時間をかけて育ってきたわけですが、新酒ならぬ「新木」のようなお祭りはありません(たぶん・・・)。

新しい木、といえば他社との差別化や目新しい物を使いたいという意向を持つ設計担当者や工務店さんからは、「なんか面白い木ないの?」とか「新しい木提案してよ」と言われることもありました。
つまりは、あまり使われていなくて木目も特徴的で、しかも安いもの(最後は大阪だけかなぁ・・・)のこと。
そういう意味で言えば、一時代を彩った木材や木質材料というものがあるように思います。

例えば、「ラーチ」。

ラーチ

(写真は、とってもきれいなピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリング

これは、今になっては木造住宅に欠かせないものの一つになりつつありますが、構造部材に使用される合板の材料になる「カラマツ」のこと。
今までは「ラワンベニヤ」という主に熱帯産の節が少なく直径の大きな木材を原材料にしたベニヤ板が主流だったところを、技術と根性(?!)で節がありベニヤに仕上げにくい針葉樹をラーチ「針葉樹構造用合板」という形で普及させました。
初めて見た時のことは忘れません。

「外国に腐るほど生えてるんですわ。せやから、ラワンベニヤみたいに輸入量を気にしたり相場に左右されることなく安定供給できますわ。」

商社の営業さんからそう聞いていました。
腐るほど生えてるって・・・
大阪特有の「たいそうな」言い回しにしては、自信満々にそう言っていましたが、いまでは輸入ではなく自国の材料で、しかもラーチ以外で賄わなければならないほどに、材料となるラーチの入荷は減っています。
しかも、価格の下落を防ぐために出荷量を調整してわざと流通不安をあおって価格を高騰させようとするような生産調整(はっきり言っていいよね。誰でもわかってること。)もあって、思いっきり相場に振り回されている商材の一つです。
最初の安定供給はどこにいったんやら。
とにかく減っていることに変わりはありません。
腐るほど・・・だったのに。

その他、ロシアンバーチフローリングのところでお話しした、世に出始めた時の「バーチ単板」の反響の大きさや、代替材料として、こちらも「大きなものでも数量があっても誰でも調達できる」と思われるほど有名だった「ブビンガ」、それから「ヒノキの半値がベイヒ(米桧)、ベイヒの半値がタイヒ(台湾ヒノキ)、その半値がスプルース」と揶揄されていたものの、今では中国人や台湾の人まで日本にて探し求めている「タイヒ」など、一時期をまるでお祭りのように彩った木材も、多くが輸出禁止や流通が途絶えるなどの結末になります。

木材で新しいものを求めるとなると、やはり安定供給ということは切っても切れません。
しかしながら、先に書いているように木材になるには数十年数百年かかる木材を常時供給できるようにするというのは、さすがに人類でもむつかしいところ。
もちろん、近年では世界でファルカタやアカシア、ラジアータパインなど、そして日本ではセンダンなどのとても成長の早い樹種を人工的に植えることで、安定して木材の供給をすることに成功しているというものもありますが、反対に、増えすぎて困ることやもともとの植生を乱してまで植え替えているという現状もあり、一つを満たすためにほかのことには目をつむる、というような状況があります。

販売戦略としてのお祭りの必要性は高く評価しないといけないかもしれませんが、やはり私は大切に一つ一つ販売していきたい気持ちが強いことを改めて感じます。
大量に提供できる木材をいつでも同じ価格で提供するだけでは、買ってもらう喜びを見出す部分はありません。
木を手にする喜びを感じてもらうために、大きなお祭りという「花火」ではなく、後から感じる「あぁ、選んで良かった」という家族の喜びが見たいのです。

最近でも、床に汚れをつけてしまった娘さんが、叱られるであろうパパの帰りを泣きながら待つほどに(本当らしい・・・)大切にしてもらっている御宅に伺いましたが、それほどに思っていただく価値をお届けしたいのですね。


そんなこんなで流行とは縁遠くなった私は、この時期にはヌーボーに少し金額をプラスして全く違うワインを買っています。

ワイン1


そう考えると、20代でお祭りを味わっていたころとはずいぶん変わったなぁ、、、なんてちょっと寂しくなったりしますが、まぁ、一時の楽しみではなくとっておきの楽しみに変わったということだと考えて、大切に味わう瞬間を待つのです。
そう、そのとっておきこそが「選んで良かった」です。

大切に育てられた木に初めて触れるときのように・・・


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フローリングの代表格 カスクオーク幅広無垢フローリング完成 〜つなぎ目V溝編〜

人間誰でも、ほめてもらうというのは良いものです。
木材も、ほめてもらうというのはやはり喜んでいることでしょう。

木材の販売に関しては、ほめていただくというよりも喜んでいただくと言った方が正しい様に感じますが、今回は本当に「ほめてもらった」のです。
良すぎる、と・・・

昨年、ご夫婦でとても熱心に家づくりに取り組んでいらっしゃるお客様で、弊社の無垢フローリングを納めさせていただいたお宅に久しぶりにお邪魔してきました。
建築中からもとてもお忙しくされていたようですが、現在もバタバタ継続中ということで、伺う機会がなかったのですが、いざ伺ってみるととても綺麗に住んでおられて「なんて片付いているんだ」と自宅と比較してしまうほどの綺麗さで、やはり家づくりもその後も、いくら忙しくても急いたり適当だったりしては良い結果を残せない事を証明されているような気になりました。
(あ、もしかして奥さまの努力か・・・なるほど・・・)

そのこだわりのお宅で採用いただいたのは、カスクオーク無垢幅広フローリング CO-32VOPのオイル塗装品。
広葉樹無垢フローリングにおける樹種の定番中の定番、バーチ(かば)と双璧を成すオーク(なら)の無垢フローリングですが、おすすめするのはただのオーク無垢フローリングではありません。

カスクオークV プルミエ2

貼り上がりを見て、あぁなるほど、と思っていただける方は無垢フローリングに関する拙記事をよくご覧いただいている方に違いありませんね。
そうです。先ず一階部分は、その貼り上りから、幅広一枚物の乱尺フローリングを施工した様に感じるほどの仕上がりで好評の「つなぎ目V溝加工」を採用していただきました。

「たて継ぎ」といって、長さの短い板同士を接合して規格寸法の一枚の木材にする手法で、無垢フローリングでいうところの「UNIタイプ」がこれに当たります。
通常のUNIタイプは(実は2階に施工されているので後ほど紹介しますが)いた同士の接合の部分でつなぎ目のラインができるために、木目が途切れることもありその部分で接着しているUNIタイプフローリングだということが、遠目でもわかるのですが、つなぎ目V溝フローリングは違います。

カスクオークV プルミエ5

同じUNIタイプですが、接合部分にV型の溝をつけているために木目は途切れますが、「板同士をあらかじめ接着接合せずに一枚ずつ施工」する乱尺タイプのような貼上がりに見えるために、より無垢の一枚物フローリングの貼上がりイメージに近い風合いが得られますし、定尺長さ寸法でそろうUNIタイプに比べ乱尺タイプの施工の場合にかかる大工さんの労力が軽減され、施工手間が大きく変わるのもつなぎ目V溝の優れたところ。

カスクオークV プルミエ10

それにもちろん130mmという幅広寸法ですので、オーク特有の立派な木目を十分に楽しむことができます。
それが通常の90mm幅の無垢フローリングと幅広フローリングとの大きな違い。
もちろん、90mmや75mmなどの小幅でリズミカルに続く無垢フローリングの良さも楽しんでもらいたいところですが、原木の質や製材木取り、そして乾燥にもこだわりを持たないと制作できないのが幅広無垢フローリング。
それも、幅広のオークですから木目の割れや乾燥不足による急激な伸縮、反りなどの可能性がとても大きくなるために、簡単そうに見えてオークの幅広フローリングには技術がたくさん詰まっているんですよ。

カスクオークV プルミエ1

ですから、胸を張っていただきたいのが、カスクオーク幅広フローリングです。
それもプルミエグレードですから「良すぎる」といっていただくのは必然?!

カスクオークV プルミエ8

いえいえ、それくらいに感じてもらえるクオリティーだからこそプルミエグレードであり、厳しい基準を設けて原材料の選別をしている意味があるというものです。
よくあるのは、価格の抑えられたグレードは品質も劣る、という声ですがそれは全く違います。
品質やグレード管理などの基準は全く変わりません。
無垢の木材ですから、それぞれの表情や傷の有無、変色していたりあまりにも個性的すぎる(?!)場合があることから、それぞれのキャラクターに合わせてグレード設定をしているので、表面仕上げの品質や寸法精度には影響がないことをお伝えしておきたいところです。

その辺りは、またの機会にお話しする「節や色違いのある材料は質が悪い」という木材に対する偏見からきているのではないかと思うのですが、これはお施主様一人一人にお伝えしていくしか、理解いただくしかないので、ショールームにてグレードに関する説明などが長くなってしまいますがご勘弁を。

カスクオークV プルミエ7

そうでなければ反対に、「良すぎる」のお言葉はいただけなかったかもしれませんね。
あぁ、しかしながらやらせ(笑)ではないことをお伝えしないといけませんので実際をお伝えしておくと、今回はプルミエグレードであることもあり「良い」と感じていただけますが、実際はネイキッドグレードやセレクショングレードにおいても、同じお宅で弊社と他社のフローリングを貼り分けしていただいたところでは、「御社のものよりも他社のほうがきれいだった」と言われることもありました。

そういう場合は大抵は、急ぎのためにショールームに来ていただいていないお客様か、お施主様の選ばれたフローリングのグレードの特徴を施工の大工さんがご存じない場合です。
写真ややり取りにおいて、できる限りのことを伝えているつもりでも実際の木材の表情はさまざま。
よって、感じ方も様々で「きれい」の基準も違うのです。

だからこそ、大切なグレード基準のことをお伝えする時間を設けているのですが、今回は紹介させてもらった私自身もうれしくなる、プルミエグレードの貼上がりの「きれいさ」でした。
特に、クリヤーの浸透性オイルにて仕上げられたカスクオークに、窓辺からレースのカーテンを通して柔らかく差し込む日差しの明るさは、何とも言えない本来の無垢の木材の質感を感じられる至福の瞬間に思います。

カスクオークV プルミエ9


次回に紹介するのは、2階部分に使っていただいた同じくカスクオークですがUNIタイプのセレクショングレードですが、そちらも「1階もこれでよかったなぁ。」と言っていただいているのですが、いやいや、上記のように厳しい基準の中で一握りしかできないプルミエグレードですから、しっかりとお客様にも自慢していただいて(笑)、幅広で美しい木目を楽しんでいただきたいものです。

それでは、次回は2階部分のカスクオークUNIセレクショングレードをご紹介します!

カスクオークV プルミエ6


・カスクオーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングネイキッドグレード、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから

・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

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今後は入手不能?!本ケヤキ・本真桜(さくら)無垢一枚物フローリング


日本の木材として利用できる森林量は年々増え続けていると言われます。
杉や桧などの植林された木材が成長し、伐採適齢期に入っているからどんどん使おう、ということで「国産材」という冠をつけた木材の利用促進がなされています。

もちろん、木材を使ってもらいたいですし整備が必要な森林から出る丸太や木材を有効に活用出来ればという風にも思いますが、増えていると言われる一方で、今後は入手が難しいといわれる木材も存在します。

それは白檀リグナムバイタなどの、特殊で輸入の規制がかけられている様な木材では決してなくて、今でも普通に入手できる木材なのですが、いつも言うように、同じ木材でも人間と同じく、育った環境や土、天候などでその性格や木目や木材の状態というのは千差万別。
そのために、同じ樹種でも木材となった場合にその性格や木目の状態で、木材としての価値が大きく異なることがあるのです。

弊社のホームページの冒頭で、「一言に杉や桧、ナラといっても・・・」とわざわざ書いているのは、そんな理由からですが、今回は、そんな「樹種名の一言で現せない」貴重な木材を無垢フローリングに仕上げた試作段階を視察し、ある分のみ!完売必至!!の稀少な無垢フローリングを、その価値感を共有できる方にお届けするべくいち早くご案内をします。

紹介する樹種は何かといいますと2種あり、ケヤキと桜(さくら)です。
これらを見ているとき、私が何度感嘆の「うわぁー、うわぁー」という声をあげたことか・・・
それを想像しながら、先ずはケヤキからご覧ください。

稀少広葉樹2

これを見て、飛びつきそうになった方。お早目の連絡をおすすめします(笑)。

ケヤキの無垢フローリングは、それだけでもあまり見かけないものです。
弊社でも以前は取り扱いがあったものの、辺材部分である白太が多く、何よりも木目が大きすぎて少し間延びする様な印象があった事もあり、今は取扱していませんでした。
その私が、これは!!と思ったということは、上記2点が感じられないということであり、その2点が問題ないということは、とても良質な原木から生産されているということの証だから、樹種名ではなくその木目と色合いに驚いたのです。

門1


ケヤキは大径木に育つために、大きな木材が必要な社寺などにも多用されますが、どうしても成長の早いものや環境の影響で、木目の幅(針葉樹で言うところの年輪)がとても大きく、赤身の色合いが浅く黄色がかっていたり、辺材部分である白太の割合が多いのです。
もちろん、貴重な木材資源、贅沢は言えませんがやはりケヤキと言えば「銘木!」というイメージ。
そのイメージのある私からすると、木目の大きすぎる木目や白太が多く入るものは、「銘木の代表」というイメージでは紹介しづらい様に感じるのですが、今回見た本ケヤキの無垢フローリングはどうでしょうか!!
この見事な木目!

稀少広葉樹1

というか、柾目ですが遠目で見ると木目が大きくなりやすいケヤキであるのに、その木目が読めない位に細かい部分があったり、大味にならずに繊細さをも感じさせる様な雰囲気に完敗(乾杯)!
それに付随して、若木に感じることの多いケヤキ独特の「鼻につくような生臭い香り」(個人的見解・・・)がなく、更に好印象。
ケヤキという名前だけでは伝わりきらない本ケヤキの無垢フローリングです。

稀少広葉樹4


そしてもう一つは桜。
「さくら」という木材を語るには、それだけで2〜3回の連続コラムになりそうなので、そのはしくれをブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングの時にも書いていますが、桜と樺(かば)の木はとても混同・混用されやすく、まったく別の樹種であるにも関わらず、桜で流通しているものを多く見かけるのが木材の世界。

そんな中、今回の物は違う。
本物の、日本の桜です。
着色してピンク色にしているのでもなく、○○サクラという輸入材でもない、本物の桜の無垢フローリングです。

稀少広葉樹5


現在は、木材の業界でも本物の桜というのは殆ど流通しません。
普通の住宅には用途もないですし、それ以上にまとまって出てくることが無いので、普通に桜が木材になっている姿を見かけることはありません。
住宅用途としては、昔はすり減りにくく適度に滑る特性を活かして敷居に利用されたものでした。
その名残(というか、木材業界では当たり前の・・・)もあって、桜の代用材として「南洋桜」なるモアビ材がたくさん流通し、弊社でも常時50本以上は在庫しているほどに使われたものでした。

そんな経歴?!のある日本の桜。
春にはあれだけ「お花見」をするんだから、木材としても流通しているだろうと思われるかもしれませんが、それは全く違って、良質な桜が木材として出荷されることは本当に稀。
今回のものは、その稀なケース。
ずぅーっと永いこと倉庫に眠っていた桜材を加工した「年代物」なので、昨日今日伐ってきた物とは違い、往年の桜の持ち味を感じる色艶に思わずときめいてしまいます。

稀少広葉樹7

もちろん、ケヤキやナラの様に派手な木目はありませんが落ち着いた淡紅色の色見と優しい木目は、現在人気のブラックチェリーに通じるものを多く感じます。

ケヤキ・桜双方とも、施策第一陣を垣間見ただけですので、すべての印象まではつかみきっていませんが、それでもおそらくこれほどの広葉樹原木から良質な無垢フローリングが製作されることはもう無い!といいきってもいいんじゃないか?と思うくらいに良材の無垢フローリングです。

稀少広葉樹8


天然乾燥のうちに風化してしまった白太の部分などを最大限利用するために、こんなところもありますが、これを使わずして「モッタイナイ精神」は語れないほどの良材ですから、よくぞ白太の風化をしてまでのこってくれていたものだ、とそこまで使いつくす精神がないと、この稀有な国産広葉樹無垢フローリングの味にはありつけない、というわけです。

稀少広葉樹6

単純な色柄でインテリアをコーディネートする時代にこそ、素材本来の存在感や素材の歩んできた時間を感じられるようなものを取り入れてほしいもの。
味わいが出る、というのは時間がかかり、時間をかけられるものにのみ与えられるもの。
その資格にふさわしい無垢フローリング。
見ているだけでワクワクします。
無垢材というより、木そのものに愛着を感じるお施主様に是非使ってもらいたい「今後入手不能?!」と思われる無垢フローリングです。


本ケヤキ、本真桜無垢フローリングに関しては、材料に限りがあるため、お問い合わせの順に販売していきますので、いつもの様に正式な記事での案内はいたしませんので、商品選別後、詳細はお問い合わせを頂いた方にお答えいたします。


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低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチとリフリーオークに新グレード追加


前回のブラックチェリー幅広無垢V溝フローリングに引き続き、無垢フローリングラインナップにグレード追加のお知らせです。

無垢フローリングと言うと、未だに節目の豊かな針葉樹ではスギレッドパイン、広葉樹ならナラオーク)かカババーチ)のツルツルのウレタン塗装が一般的。
もちろん、お施主様の希望や予算の都合、デザイン上のバランスなどの理由で選定されることが多いこれらの樹種ですが、合板フローリングがどんどん進化して無垢フローリングにかなり近い質感を得ながら無垢フローリングには無い性能を持っている(これは改めて記事にしなくてはなりませんが・・・)近頃では、ただ「無垢材のフローリング」というだけでは、お客様にその良さが伝わりにくくなっている様にも感じます。

特にスギやレッドパインでは柔らかいとか、節が目の玉のように見えて気になるとおっしゃるお客様も多く、そのためグレードにもよりますが、針葉樹無垢フローリングよりも比較的節目穏やかな広葉樹フローリングに嗜好が移る時もしばしば。
そこで出てくるのが先のナラ(オーク)とカバ(バーチ)という無垢フローリングの2大広葉樹のウレタン塗装無垢フローリング。
ナラははっきりとした木目とその変化が楽しめて、落ち着きのある色合いが住宅にも良く似合いますし、反対に木目の目立たないカバは、白基調のものはすっきりと、赤身白太混合のものは無垢独特の色合いの変化を楽しむことができることから、飽きなくつかわれています。
また、ウレタン塗装をされていることにより後からの塗装をしなくてもいいことと、なによりも無垢材の伸縮などによる寸法変化を抑えられる事から、建築工事関係者の間では「無垢のフローリングと言うとウレタン塗装」というのが一般的だと思います。

しかしながら、通常のウレタン塗装は確かにピカッと光って貼り上りは綺麗に感じますが、直に触った時の無垢の木材の足触りや柔らかい印象の木目というものが、ウレタンの膜により感じられなく(感じにくく)なってしまうのは仕方ないところ。
伸縮による隙間や反り等がでるくらいならそれぐらい仕方ない・・・・・
そう思ってしまうところですが、リフリーバーチリフリーオークは一味違います。

リフリーオーク ネイキッド 5

(リフリーオークネイキッドグレード)

ウレタン塗装でありながら、ウレタン塗装独特のテカッとまぶしく光るツヤを抑えてより自然に見せ、手触りも木そのもの、、、とまではいきませんがツルツルのウレタンとは全く違います。
それでいて、通常のウレタン塗装と同様に塗装済みフローリングとして扱えるところが凄いと思いませんか?!

リフリーバーチセレクション3


(リフリーバーチセレクショングレード)

無塗装やオイル塗装のフローリングではない、塗装済みフローリングのもう一つの選択肢であるリフリーオークとリフリーバーチ。
今回追加になるのは、リフリーオークネイキッドグレードとリフリーバーチセレクショングレードです。
それぞれ、樹種の表情を活かしたグレード設定ですから無垢フローリングの味を十分に楽しんでいただけると思います。
ウレタン塗装のピカピカではなく、オイル塗装の様なしっとりとした質感が好きだけれども伸縮による影響が心配だからウレタン塗装で・・・と考えておられる方にも見ていただきたいラインナップです。(もちろん、ウレタン塗装をしていても伸縮します。詳しくは弊社からのメッセージをご覧ください。)

それぞれの樹種の特徴と比較は下記記事を参照してくださいね。
新しい選択肢、低光沢ウレタン塗装。
気になる方は弊社までお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

・低光沢ウレタン塗装 リフリーオーク無垢フローリングはこちらから
・低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ無垢フローリングはこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから

リフリーオーク ネイキッド 4


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ブラックチェリー幅広無垢フローリングにつなぎ目V溝が追加になりました!


今まではそうは一般的ではなかった樹種が今や花形となっている、というのは木材業界の樹種変遷では良くあることです。
その理由は、木目の流行であったり入手が困難になった事による樹種転換であったり、もしくはお客様の求める木材の変化であったりと様々ですが、この樹種も近年の人気がウナギ登り(まさしくウナギの価格の様に・・・)なのではないでしょうか・・・

ブラックチェリーです。

ブラックチェリーv溝 プルミエ 2

今までは、日焼けによる変色が相当早い事、赤身と白太の色合いの差が大きいこと、ガムポケットと呼ばれる黒色の筋が大きくでるものがあること、などで均質さが問われる日本の木材業界にはあまり浸透していなかったように思うのですが、諸外国からの家具やフローリングに使われている表情が、今までの均一さを求めてきた感性に「新しいもの」として受け入れられたのかもしれません。

ブラックチェリーv溝 プルミエ 5


もちろん、店舗の様な「節やあえて不均一な木目などをとりいれた洒落た内装」を住宅にもとり込もうという新たなインテリアデザインにも丁度合致したからだということも大きい理由だと感じる機会が多いのですが、どちらにせよキャラクターが豊かな木材として、また高級木材としての認知度が定着したことは疑う余地がありません。

そのブラックチェリー、いままでも幾度か取り上げていますが今回はラインナップの追加のお知らせです。

唯一無二の存在である一枚物と、予算を考えながらチョイスできるユニタイプを紹介していましたが、今回はその両方を欲張れるタイプのご案内。
そう、今までもバーチオークなどの樹種でとても好評の「幅広つなぎ目V溝フローリング」の追加です。

ブラックチェリーv溝 セレクション 3

幅広v溝フローリングについては、今更説明する必要もないかと思います。
そのつなぎ目v溝ラインナップの中にブラックチェリーと並び、フローリングにとどまらず人気が高いブラックウォールナットにもラインナップを揃えていましたが、今回遅れてブラックチェリーにも追加することとなりました。

ブラックチェリーv溝 プルミエ 3


通常のユニタイプとの違いは先ずそのフローリングの幅。
合板フローリングでも150mm幅というのはなかなか見る事ができないのに、無垢の150mm幅の一枚物の板を使っているというのは、大きな違い。
そしてその150mmの幅広無垢板を、ユニタイプのフローリングではあるものの、つなぎ目を最大2カ所(3ピース)まで、としているところが通常のユニタイプでは見られないところです。


ユニタイプのフローリングは、大抵は90mm幅の無垢板の短いピースのつなぎ合わせで1820mmのフローリングをつくるのが基本です。
しかし、それでは短い寸法のものがたくさん並ぶことになり、無垢ではあるもののダイナミックさには少し欠けてしまいます。
しかしながら150mmというワイドな無垢板をできる限り長いままつなぐことで、施工性はアップさせながらも、貼上りの質感は幅広板を丁寧に敷き詰めたという印象を与えてくれるスグレモノ!!

ブラックチェリーにはつなぎ目V溝フローリングがないのか?!
そう思って待っていてくださった方。お待たせしました。
これで、V溝ラインナップにて選択肢がまた一つ増えました。
悩んで頂ける(笑)と思います。
夜なべして弊社記事を読んで下さっている方、悩みの種を増やしてすみません(笑)。いっぱい悩んで、お買い上げいただくことお待ちしておりまぁーす。


プルミエグレード 貼り上りイメージ

ブラックチェリーv溝 プルミエ 1

セレクショングレード 貼り上りイメージ

ブラックチェリーv溝 セレクション 1


(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)

*ブラックチェリーは材面の色合いの変化が著しく現れる樹種です。一日日光にさらしていても目で見てとれるほどの変化がありますので、施工の際の射光による床養生の際の変色などには十分配慮ください。
下写真は弊社ショールームにて使用のカットサンプルを屋内の反射光位しか当たらない場所に4年おいていたものです。

ブラックチェリーv溝 セレクション 4

・ブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングはこちらから

・ブラックチェリー幅広無垢一枚物・UNIフローリングの施工写真はこちらから              

・ブラックチェリーV溝フローリング以外の無垢フローリングの記事はこちらから

・この他無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


ブラックチェリー幅広無垢つなぎ目V溝フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×150×1820

・形状

UNI(たて継ぎ部分にV溝加工)


・エンドマッチあり

・品番と価格

BP-33VP UNIつなぎ目V溝 無塗装 15×150×1820 プルミエ
¥28,512(税込)/6枚入り(1.63屐

BP-33VS UNIつなぎ目V溝 無塗装 15×150×1820 セレクション
¥21,427(税込)/6枚入り(1.63屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
セレクション:小さな節や軽微な色むらを含むグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから 


・表情の違い 参考

セレクショングレードの節

ブラックチェリーv溝 セレクション 2

プルミエグレードの黒筋

ブラックチェリーv溝 プルミエ 4

プルミエグレードのガムポケット

ブラックチェリーv溝 プルミエ 5

その他の表情も様々です。
下記リンクからブラックチェリーの表情の違いを確かめてください。

・ブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ブラックチェリー無垢フローリングユニタイプはこちらから

その他のつなぎ目V溝フローリングは下記からどうぞ。

イースタンアッシュ(タモ)幅広無垢一枚物フローリング
ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング



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木の虫材木屋の、無垢フローリングラインナップ(幅広、一枚物etc・・・)


便利なインターネット検索で弊社にたどり着いて頂いているにも関わらず、意図していたページではなく、直近の記事や関連記事が表示されて、その物の元の記事にたどり着くまでに時間がかかるケースがある、ということで、よく見ていただく無垢フローリングの樹種ごとの記事一覧をこちらにまとめておきますので、活用頂きたいと思います。

板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢一枚物フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング
ブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢一枚物フローリング
ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
イースタンアッシュ(タモ)幅広無垢一枚物フローリング
百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング
高野槙無垢一枚物フローリング
青森ひば無垢一枚物フローリング
古希杉板目節あり浮造り(うづくり)無垢フローリング
国産地栂(じとが・じつが)幅広無垢一枚物フローリング
国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリング
ウールアッシュ(タモ)幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢一枚物フローリング
ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング
ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物羽目板
北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物フローリング
北洋赤松(レッドパイン)無垢一枚物羽目板
ロックメープル(カエデ)幅広無垢一枚物フローリング
・尾州桧(木曽桧・きそひのき)節あり幅広無垢一枚物フローリング
尾州桧(木曽桧・きそひのき)節あり幅広無垢一枚物羽目板
米杉(レッドシダー)無垢一枚物羽目板(定尺材)
杉埋め節幅広無垢一枚物フローリング
低光沢塗装 リフリーバーチ(樺・かば)無垢フローリング
低光沢塗装 リフリーオーク(楢・なら)無垢フローリング
能登あて(ひば・ひのきあすなろ)幅広無垢一枚物フローリング
能登あて(ひば・ひのきあすなろ)幅広無垢一枚物羽目板
オークハーテイド、バーチハーテイド幅広無垢一枚物フローリング
エインシェントオーク(ナラ)幅広無垢一枚物フローリング
日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼楢(せいりょうなら)幅広無垢一枚物フローリング
日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリング
石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング
ネシアンチーク幅広無垢一枚物フローリング
桐(きり)幅広無垢一枚物フローリング
施工しない無垢フローリング 〜Shikiyuka ヒノキ〜


各記事、その木材への想いが詰まっています。また、私が紹介する木材やフローリングへの想いもこちらに出ておりますので、一緒に読んでくださいね。
担当戸田昌志が想うこと、のカテゴリーもお忘れなく・・・
お気に入りの木材であるフローリングを探して見てくださいね。
よろしくお願いいたします。



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猿の毛皮にサクラの木の華が香る・・・


先日から若干テーブルや天板のネタが続きますがご勘弁を・・・

一時にかたまってテーブル材の注文を頂いたものが仕上がってきたことと、今月末に弊社施工で上棟する「戸田材木店の木の家」に使われるテーブル材を見つくろっていたところだからです。
特に今月上棟するおうちは、内部はもちろん無垢のフローリングと羽目板を使い、外壁にも無垢の外壁羽目板を貼り、そこに色々と弊社社長のアイディアスパイスを加えて煮込んだところに、無垢のカウンターがつくという贅沢な仕上がり。
今から仕上がりを早く見たいものですが、一足先に大工さんによる仕上げ加工作業に入っています。

現在ではとんと少なくなりましたが、ふた昔前までは構造材を木造りし終えた大工さんが、上棟までに色々なものを削ったりして「仕上げ作業」をしていたものでした。
作業場の加工機械の音を聞くと、「あぁ、もう梁の刻み(加工)なんかが終わって、そろそろ内法(うちのり。敷居や鴨居など)か・・・」なんて感じで音の違いを聞いていたものですが、昔は毎日聞いていた加工機械のそんな音も今ではめっきり聞く場面が減り、加工場は静かなもんでした。

しかし今回は、いろいろと加工する木材が多い為、上棟までに大工さんが弊社倉庫にこもり加工に入っています。
その加工の中でやっぱり花形はカウンター材。
その大きさやアピール度はやはり大きく、目をひきます。
普通はダイニングに1枚あるくらいの無垢テーブルですが、今回は様々な場所に設置のため、各種4枚登場!

天板材 2

奥さまのお化粧などのスペースにもなるであろう広めの洗面室に「華」を添える「樺・かば」のカウンターを。

天板加工後 3


閉鎖された空間の様になりやすいお手洗いには明るさと経年変化でも落ち着き感が楽しめる「ブラックチェリー」を、そして玄関には、まさしく心地よく迎えてくれるであろうヒノキチオールたっぷり!の香りを広げてくれる「天然青森ひば」を選出。

おぉ!コテコテ!!
これこそ、天然青森ひば!という香りと節の大きさです。

天板加工後 2


そして中には、弊社での熟成期間を経ているものも少なくないので少し見栄えのしないものもありますが、それが見違えるように生まれ変わるのは、ヒーロー漫画などに登場する一見胡散臭そうなキャラの様なもの・・・

天板材 5

そう、この前のペルナンブーコで思い出した「ロベルト」も「冴えないナリの髭のおやじ」が、オーバーヘッドキックを決めちゃうんだから、その見間違い様は推して知るべし?!(ロベルトファンの皆様、ごめんなさい・・・)

それこそが、今回のヒーロー(?!)の「モンキーポッド」です。

写真ではその大きさは伝わりにくいでしょうからおいおいお伝えするとしますが、10年ほど前までは木材としては殆ど表舞台にその名前を聞くことは無く、たまに和室の座卓や大きなテーブル材、円卓などの用途で加工されている物を見る事がありましたが、その当時もあえてその樹種名を掲げている方はいませんでした。(次回参照の決まり文句の「歌」を歌う人はいましたが・・・)
それだけ知名度が低く、目立たなかったということでしょう。

銘木と言って区別される、鑑賞に値する様な稀少な木目や美しい杢のものとは違い、大きな材を供出出来るにもかかわらず個性と知名度の無さ(十分に個性的なのに!!)から、注目されていなかったのです。

今よりも大径木や杢のある銘木の産出量が多かった時代は、紫檀やカリンの様な赤色の木材の代用になるような材や、黒檀の様に見える黒っぽい材など、「代用材」と言われる樹種が多く利用されてきましたが、時代の流れといいますかお客様の好みの木材も変遷するもので、現在では以前ほど紫檀や黒檀の様な木材を求める傾向が弱くなり、どちらかというとテーブルが作れるような大径木で比較的手ごろな価格のものに注目が集まる様になっている様に思います。

それでも大径木から産出する板が高騰していることはトチの記事でもお伝えしましたが、皆が欲しがると高価になるのが市場原理・・・
本当は価格ではなく、先ずその木材を好きになってもらいたいんですけれども・・・

そんな中、仕上がった木肌の模様がまるで猿(モンキー)の毛皮のようでもあり、漆黒の炎のようでもあるモンキーポッドが近年注目されている様です。
輸出が盛んになったからか、幅広材が取れる事に着目したのかは不明ですが、木材市場などでも確かによく見かけるようになったモンキー。
弊社には9年ほど前に入荷したモンキー達が10兄弟います。
今回はその中の一枚を3m通しのカウンターに使うために久しぶりに御日様の元へ出てきてもらいました。

天板材 4

乾燥中も大きく狂いの出る事がなく、割れも入らずに良好な状態で眠っていてくれたお猿さん。今回の無垢一枚板の中でもその大きさで異彩を放っているモンキーです。。

そのモンキーポッドの毛皮の様な木目にブラックチェリーの木の「華(樺)」が香る(青森ひば)の家。
本物以外の何物でもない家になりそう。

純和風の清楚な無垢の家とは異なり、木を楽しむことのできる家になること間違いなし。
旅立っていく天板たちが羨ましく思えるくらい完成が楽しみです!!

天板加工後 1


そして次回は、ヒーローであるモンキーポッドを更にヒーローにするべくじっくりと見ていくことにしましょう。



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日本の広葉樹無垢フローリング 〜清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリング〜


前回の日本の広葉樹フローリング、清涼楢幅広無垢一枚物フローリングはいかがでしたか?!
すぐに入手できそうな楢という樹種の無垢フローリングが実は、結構簡単にできるものではないということ、まして日本の楢を一枚物のフローリングにすることの難しさを知っていただけたかと思います。

それと同じように、今日の清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリングも無垢フローリングとしてはとってもポピュラーな樹種でありながら、日本の樺で、尚且つ幅広一枚物フローリングとできるのは、とても貴重なものです。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 14


以前に、弊社人気のロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングを購入していただいたお客様は「バーチ(かば)の幅広無塗装無垢フローリングはどこでも定番であるものだと思っていましたけど、本当はとても珍しいものだったんですね・・・真剣に探してみて始めて知りました。」とおっしゃっていました。
その理由は、普通の材木屋さんやフローリングを扱う建材屋さんに聞いても、バーチフローリングというと、当然90mm幅のウレタン塗装ユニフローリングが紹介されます。
販売する方はそれが当たり前ですから、無塗装で幅広が希望です、といわれるとそれはありませんという答えになる。
お施主さんからすると、聞けども聞けどもそんな調子ですから次第に「幅広無塗装の無垢フローリングって珍しいの?!」と気がつかれるわけですね。

そう、幅広で無塗装の無垢フローリングというのは、本来非常に珍しいものです。
杉のフローリングは300mm幅などもできますが、そういった針葉樹を除くとやはり基本的には90mm幅になります。
そして広葉樹のフローリングというのは、ほぼ国外から輸入されているものです。つまり日本の広葉樹では90mm幅すら珍しいということです。
その珍しいづくしのフローリングですが、更につなぎ目の無い一枚物がとれるとなると、これはかなり貴重なものだと思いませんか?!
いや、思って下さい。
下の写真の90mm幅と比べると、幅の広さ歴然!!120mm幅はもちろんのこと、数量は少ないながらも貴重な150mm幅もありますからこの写真のような違いを実感してもらうこともできます。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 12


また、この清涼樺幅広無垢一枚物フローリングは、敢えてユニタイプにはしていません。
定乱尺も含めて全てが一枚物です。
尚且つ、1820mm長さの幅広一枚物(もちろん無塗装)があることが最大のポイント。
それも日本の広葉樹です!

ちょっと脱線しますが、広葉樹というのはそんなに珍しいものなのか?!
お花見の時期は少し過ぎましたが、桜も日本各地にたくさんあるし、栗などもある、テーブル板が取れる事で人気急上昇の栃(とち)もある。もちろん、街路樹でも見かけるケヤキはお寺にも使われている。
そんな日本でなぜ広葉樹が珍しいのか?

要は、安定的に供給できないからです。
価格も生産量も、です。
もちろん、定番商品とするにはスギヒノキなどの針葉樹とは加工ロスや乾燥ロスの量が比べ物にならないから、というのも理由の一つ。
それに、細い丸太が多いので、清涼楢と同じく一般的には見栄えを考える仕上げ材には使いづらい場合が多いので、それならばいっそのこと、まとめてチップに・・・・
というような現状も無きにしも非ず。
もちろん、全てではないですが多くの広葉樹がそのような道を辿ります。
まぁ勿体ない。
山から出てくる広葉樹の細い丸太には、楢や樺の他にも色々な樹種がありますが、用途が決まっていないと人眼には全てチップか燃料にしか見えない。
残念でなりません。
日本の山からでる広葉樹の活用と、日本の広葉樹のフローリングを待っている方の為に、清涼楢と清涼樺はあるのです。

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 6


こんな節・・・いや、枝別れか幹別れか、もちろん含みます。
200年、300年と経過した大径木から良い部分だけを選別するわけではありませんから、こういう部分も当然あります。
だからこそ、幅広一枚物が可能になっている理由でもあるのですけども。

とはいえ、もちろん乾燥・検品はしっかりとされていますからご安心を。
どうしても乾燥割れや捻じれ、その他が現れやすい広葉樹。最後の製品になるまで、しっかりと見届けています。(もちろん、真面目に日本国内加工。)

検品 1


しかしながら、一見穏やかな木目で地味に思える樺という樹種ですが、実は楢にも負けない様なアピールポイントもあるんですよ。
ほら!

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 2


まるで漣・・・
水面に映る太陽の煌めきの様に(ロマンチックすぎますかね・・)キラキラと見る方向によって光り方を変える照りのある表情。
集中する部分は「栃の木の縮み杢」にも似ています。
楢の虎斑も見事な美しさですが、この広葉樹の照りや縮みという木目はとても優しくも綺麗な表情で、うっとりとしてしまいます。
もちろん、必ずしも含まれるわけではありませんが、幸運にも入手できた方は是非、貼り上げの際に光の入る「ここぞ!!」という場所に使って下さいね!!

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 5

本来なら広葉樹はそんなに背が高くもなく、まして針葉樹の様に通直な幹でもありません。
太くなりそうだと幹別れし、枝をたくさん伸ばし傘の様に広がっていきますが、板材や角材の様な木材にしようと思うと、どうしても通直な幹が必要。
だから、本当のところは生産性を考えると反りや割れの出にくい、なるべく寸法の小さな材料にしておいて、幅や長さ方向に接着して板を形成するFJL(エフジェイエル)という方式にするか、板材の欠点のある部分だけ切り落し、残った部分を長さ方向につないでつくるUNI(ユニ)タイプという方法で製品にする方がいいんです。
だけれども、わざわざ限られた日本の広葉樹原木から乾燥工程での割れや反り等による材料ロスにもくじけずに、一枚物の幅広無垢フローリングが真面目につくられています。
定乱尺のフローリングも含めて、こだわった無垢一枚物フローリングです。

日本の広葉樹無垢フローリング。
日本で育った樺の木で、本当の木の表情を満喫してもらいたいです。


注)
清涼樺(かば)フローリングは湿度の比較的低い北国の寒さの中で育っています。また、製材や乾燥工程も同じ環境で行っていますので、施工頂く地域によっては稀に吸湿して寸法の伸縮が大きくなる場合もありますので、施工環境にはよく馴染ませてから施工していただくことをお勧めします。

*清涼樺無垢フローリングを採用頂くにあたって

清涼樺無垢フローリングはグレードに関係なく、赤身(偽芯材)と白太の混合梱包となっています。
そのため、プルミエグレードにもネイキッドグレードにも一枚の中に赤身(偽芯材)と白太の混在したものを含みます。
樺材は、赤身(偽芯材)と白太の収縮寸法の変化の違いが比較的大きな樹種です。
その為、同じ梱包種類のフローリングでも幅寸法変化の大きくなるものもあるかもしれませんが、これも無垢の樺の特徴そのままですので、御理解の上活用頂きますようにお願いします。

また、プルミエグレードにも、下記表情の違い参考例の様な変色や変色部分を含むものがありますが、貴重な日本の広葉樹を一枚物フローリングとして活用する上で必要ですので、御了解ください。



・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他無垢フローリング。羽目板のラインナップはこちらの記事下段から


清涼樺幅広無垢一枚物フローリング プルミエグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 13


清涼樺幅広無垢一枚物フローリング ネイキッドグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 9



清涼楢幅広無垢一枚物フローリング 定尺 ネイキッドグレード貼り上りイメージ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 4



(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)


日本の広葉樹 清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリング
(寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 :15×120×1820
              :15×150×1820
              :15×120×910(定尺)
              :15×120×455,607,758(定乱尺)
              (状況により、150幅定尺、150幅定乱尺、長さ303定尺もあり。)

・形    状 :一枚物無塗装

・入    数 :120幅 1.53崙り/ケース
:150幅 1.64崙り/ケース

・エンドマッチ :あり

・価    格 :120×1820 プルミエ 無塗装 ¥16875(税込¥18225)/1.53
              :120×1820 ネイキッド 無塗装 ¥14000(税込¥15120)/1.53
              :150×1820 プルミエ 無塗装 ¥20000(税込¥21600)/1.64
              :150×1820 ネイキッド 無塗装 ¥16875(税込¥18225)/1.64
              :120×910 プルミエ 無塗装 ¥15000(税込¥16200)/1.53
              :120×910 ネイキッド 無塗装 ¥12250(税込¥13230)/1.53
              :120×455,607,758 プルミエ 無塗装 ¥13125(税込¥14175)/1.53
              :120×455,607,758 ネイキッド 無塗装 ¥10500(税込¥11340)/1.53

・運    賃 :別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グ レー ド :プルミエ    材の特色をいかしたトップグレード
              :ネイキッド   節、源平(赤身白太)、パテ補修込み。強度的に問題のない節や若干の欠けを含みます。 

・納    期 :無垢商品のため、余裕をもってご確認ください。 


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 


お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから                


・表情の違い 参考


節部補修パテ

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 7


白色変色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 8

黒筋着色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 1

赤身の白色部分

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 3


黒色変色部

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 10


斑点上の筋目

清涼樺(かば)幅広無垢一枚物フローリング 11



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングをつかっていただきました


ピッカピカで木肌が見えないよりも、本来の木材の持つ光を優しく届けてくれる性質を引き出すことのできる低光沢塗装がなかなか好調です。

それはリフリーバーチ無垢フローリングです。

リフリーバーチ無垢フローリング M様 2

前回は子供部屋に使っていただきましたが、今回は相当広い一部屋も含めたおうち全体に採用頂きました。
冬の日差しが差し込むフローリングの表面は眩しさを感じることなく、また表情豊かなバーチ(樺・カバ)の木目を楽しむことが出来ます。

リフリーバーチ無垢フローリング M様 3

一昔前は、無垢材というと節や欠点と言われる割れなどの少ないものや若干の補修程度のものが多く好まれましたが、近年は合板や印刷のフローリングとの違いが明確にわかる、リフリーバーチやロシアンバーチの様な木の神髄まで見ることのできるような木材が好まれる傾向にあります。

それを如実に語るのが合板のフローリングの色柄の傾向。
一昔前は美しい本物の木目を追及したものが多かったのですが、最近ではリフリーバーチの様な節や変色の跡をわざと表現した合板フローリングが多く登場しています。

印刷節ありフローリング

結構リアルです。
テカテカしていることと、やはり立体感が少し薄い事以外は遠目ではわかりにくい仕上がりです。

これは木の表情を求めるニーズとそれに伴って、単板では表現できない節などの表情を印刷でうまく表現している点にあります。
0.数mmの単板では節は表現できませんし、補修もできませんので単板のフローリングでは表現できなかった部分です。

とはいえ、本物はやはり本物。

こんな節や、

リフリーバーチ無垢フローリング M様 5


こんな変色、

リフリーバーチ無垢フローリング M様 6


こんな筋状の変色、3本も並ぶと普通は不自然ですが、かえって自然。

リフリーバーチ無垢フローリング M様 7


などなどが混じっています。
バーチは芯材の色と辺材の色の違いがとても顕著で、心材部分には黒っぽい筋や変色が入ることが多いので、ネイキッドグレードはそういった部分が中心になってきます。
写真では紹介していないセレクショングレードやプルミエグレードでは見られない部分ですから、上手に活用してもらいたいですね。

リフリーバーチ無垢フローリング M様 8


通常の無垢フローリングウレタン塗装との光の反射具合の違いはリフリーバーチリフリーオークの各記事を見ていただければ、室内ではなく屋外の直射日光での比較をしていますからよくわかることと思いますが、ネイキッドグレードの様に無垢フローリング本来のキャラクターを楽しむものは、やっぱりピカピカよりもこっちを選んでもらいたいものです。
印刷でも艶のあるウレタン塗装でもなく、リフリーバーチとリフリーオークのフローリングを是非ご自身の視覚で確認してみてくださいね。

リフリーバーチ無垢フローリング M様 1



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リフリーバーチ無垢フローリング M様 4


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単板(たんぱん)とは・・・


建築だけに限った話ではありませんが、その分野ごとの「専門用語」というのは多岐にわたり多く存在するものだと思います。

そしてその分野を木材関係に絞っても、私でも知らない用語がまだまだ多く存在するはずです。
しかしながらその中でも、業界の人間には認知されているし言葉も平易だけれど、一般には通じにくいものもあります。
よく木材に使われる漢字で間違われる物に「虎斑」があります。
これ、「こはん」ではなく「とらふ」です。
虎模様の斑(ふ)ですね。

そしてそれと並んで難解なのが「単板」でしょう。

これ、なんて読みます?!
「たんいた」ですよね?!

硝子製品などは「単板(たんいた)ガラス」等と言って、一枚のガラスの事を呼びます(最近の住宅に多く用いられているのは複層ガラス)が、木材の場合は「たんいた」ではありません。

木材製品の場合は「たんぱん」と呼びます。
またの名を「突き板(つきいた)」。

薄い紙状のように削り出された状態の木材です。
薄くする方法も色々とありますから、その手法はまた別の機会にするとして、木の固まり(one piece)から、0.2ミリ(!!・・・まだ薄い場合もある)というペラペラな状態の木材をつくりだすのが「単板」です。

単板 1


この言葉は、「銘木単板(めいぼくたんぱん)」や「オーク単板(たんぱん)」等という表記で、主にベニヤ板や合板フローリング、家具面材の表面の仕上げ面の材質の説明分に多く見られます。
つまりは銘木の薄〜〜〜いものを貼ってますよ、表面の0.2mmはオークですよ、ということです。

単板 2

めちゃ薄いです。
これで0.15mmです。
これはこれですごい技術。
よくこんなにも木材を薄くできるもんです。

因みにこれくらい薄いとこうなります。

単板 5


手に持って光にかざすとコレ見事。
樹種はカバですが、その白く綺麗な木目の裏側に私の手がまるで影絵のように写っています。
ここまで薄いとこんな事になるんですよね。
とっても綺麗でしょ。

単板 4

これなんか、ほんとに自然の造形美。
人間が計算や考えてもこのような配列にはならない、生きている樹木の証であり人の心を楽しませ落ち着かせる視覚的な「木目のゆらぎ」ですね。


それでも、これらを単板として使う場合は、この事によって貼りつけられる側の下地の色や柄を透過して見えてしまうということが嫌がられる場合がありますから、難しいもんです。

もちろん、単板と言ってももう少し厚いものや挽き板と呼ばれるものもありますが、厚くするよりは薄い方が一本の丸太からたくさん取ることができますし、効率もよいので、大抵は薄いものが多いです。
樹種の柄を楽しむ分には良いかもしれませんが、それでもあまり薄いものは木材の特徴である「杢や斑」といったものが感じにくくなりますから、壁の装飾などには良いかもしれませんが、直に良く触れる部分、特に視覚や足触りの触角で感じる床などには単板ではなく一本の木材からできる無垢のフローリングを使いたいものです。

これが無垢のフローリングをお勧めする理由でもあり、木の床の不思議シリーズでもお伝えしている様に、人の感覚に優しい素材である木材の特徴をそのまま感じることのできるのは無垢のフローリングだと思うからです。

単板 3

黒い単板はブラックウォールナットですが、その上に置いてある合板フローリングも、ブラックウォールナットの単板を貼ってあるものです。
もちろん、木目が違いますし塗装をされている合板フローリングとは若干異なりますが、この単板が加工されベニヤ板の上に貼りつけられてできるのが単板貼り合板フローリングです。

合板フローリングの意味はわかっていても、実際にこの薄さの単板を見て、いや触ってみると「えぇー、こんなに表面薄くていいの?!」と思ってしまうことでしょう。
まぁ、表面材としては塗装が保護膜として存在しますからあまり薄さは関係ないですから大丈夫でしょう。

技術としてとても凄いと感じるこの単板。
塗装で覆われる合板フローリングなどの表面化粧材としておくのは実にもったいないです。
もっと直に触れて感じてもらえるモノにしないといけませんね。

私が愛用している名刺もこの単板技術の賜物です。
名刺交換ですぐに「木が好きな人間」というのが伝わる、と好評です。
私の愛用の名刺の由来は以前に書きましたが、0.2mm程の木材で色々な話で盛り上がり、またじっくりとその樹種を感じていただけるのはとても嬉しく思います。
特に私の場合は変わり者だから、反ろうが波打とうが板目(木の目がまっすぐに通っていない目柄)にこだわっていますから、そんな変形した名刺をお渡しすれば、木材のクレームと言われる反りや曲がり等の現象をお話するきっかけにもなります。
もう、私の一ツールになっていますからね。

単板 6


無垢一枚物と比べて語られることの多い単板ですが、薄さの持つこの美しさは塊とはまた異なった魅力。
いろんなモノに更に活用できそうです。
頭をひねっていい知恵ださないと、こんな美しいもの、勿体ない、とついつい盛り上がってしまいましたが、難解な用語「単板」わかっていただけたかな?!

明日からは知っていたかのようにつかいましょう、「たんぱん」・・・ね。



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これがいるなら、あれもいるでしょ


木材の事を語る時、まだまだ若い(つもり・・・)のに「昔はというと・・・」という風に始めたくなるのは悪い癖かもしれませんが、そう書きたくなるくらいに時代の流れは早く感じます。

少し前の柱の記事でもぼやきましたが、ここ一昔ふた昔で木材の用途や樹種は激しく変わりました。
先日の記事では桧の柱の事を書きましたが、代替え材への樹種転換もさることながら、大工さんが自身で削る・形をつくるという加工が本当に少なくなりました。
そしてそれに伴い、材木屋の在庫も激変し板材や加工木取り用の材料は倉庫から姿を消していきました。
一時は色合いのバラつきが無いことや安価な事で、木目柄印刷シートが従来の木部仕上げに取って代わろうとしていたので、木材の在庫の減少とともに木材加工を生業とする方たちもどんどん少なくなっていきました。

なんか、木材の淋しい回顧録の様になってきましたが、それだけの変化があったということ。
そして、それに伴い板材などの販売よりも成型加工出来た木材の販売量が増えてきました。

倉庫で絶え間なく大工さんによる加工機械の音が聞こえていた弊社ですら、「仕上げてきて。」という加工済みでの納品を依頼される事が多くなってきました。
こんなものもその一つ。

加工材 1

リフォームの現場用の玄関の化粧材ですが、ナラ材の表面を削って仕上げ上面の角を面取りしています。
実はこのリフォーム現場は、弊社からフローリングを納めたわけではないのですが、どうもフローリングを発注したお店にはこの様な無垢の部材の扱いがなかったようで、「どうしよう・・・」と連絡をいただいた次第です。
「無垢フローリングを納められたところは建材屋さん、ウチは材木屋サンでっせ!」と返事をさせてもらって製作したのですが、こういった加工ものや副資材も大きなポイント。

加工材 2

ナラ独特の虎斑もくっきりと出ていて綺麗です。
規格品として箱に入っているとなかなか見る事が出来ないですが、こうやって加工の仕事があると樹種一つ一つの特徴を見る事が出来て面白いんです。

それにもうひとつ、ナラの加工材で私が気にいっているのは香り!
香りフェチ間違いなしの私にとって何がいいのかといえば、その独特の香りから想像する「樽の香り」。
樽とは、ワインやブランデーなどの香りです。
オーク(ナラ)樽を焦がして造られた熟成樽は、ワインやブランデーに何とも言えない香りをつけます。
杉で造られる酒の樽が凛としているのに対し、それとは対照的にどこか甘く誘惑されるような味付けを行ってくれるのがオーク(なら)の樽だと思います。
もちろん、お酒の香りも捨てがたい・・・とアルコール談義に脱線しそうですが、ナラを加工すると、どうしても頭の中には名だたる高級酒のラベルが思い浮かぶのです。

ま、そんな事考えてナラ材を使っている人は多分私くらいでしょうけども。

さて、このような部材とともに室内で使われるものは他にもあります。
幅木(はばき)や廻り縁(まわりぶち)とよばれる部材ですが、そのあたりもやっぱり造ることがあります。

加工材 3

細部まで無垢の木材を使いたい場合にもってこい。
小さい部材でありながら、やはり印刷とは大きく違いが出ます。小さいからこそ、かもしれませんが、やっぱり小さくてもナラの虎斑が綺麗です。

加工材 4

因みにこの模様、「とらふ」です。虎の斑点模様=虎斑(とらふ)です。
フリガナがないと少し読みを迷ってしまうかもしれませんが、ナラ材をタモなどと識別する大きな特徴ですね。
といいますか、ブナ科の特徴です。もちろん、同じ科でも樹種によって模様が違うのが面白いところです。
違いについては、過去の記事を参照してください。

フローリングで人気の樹種のナラ(オーク)バーチ(かば)にも対応していますから、ご相談ください。

大工さん、無垢材は建材屋さんではなく副資材も加工できる材木屋さんで買いましょう!
きっと、樹種の特徴や使い方まで教えてくれるはずですよ。




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