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施工後のお宅にお邪魔しました

低光沢ウレタン塗装 リフリーオークの床暖房向け、また一つ施工完了

少し前にも施工写真を紹介したあのフローリングが、また一つ完成しました。

リフリーバーチ床暖房向け 1


無垢フローリングを採用したいけども、汚れやメンテナンスがとっても心配・・・
弊社ショールームにおいても、頻繁にでる心配ごとの多くはこんなお声。
最終的には、オイル塗装や諦め(笑。いや、理解・・・)になるケースもあるのですが、折角本物なんだからどうしても仕上がり当初の美観を維持したい!や、小さな子供がいるので大人は大丈夫でも子供が・・・というお話もあるもの。

そんな時に登場するのが、低光沢ウレタン塗装リフリー(楢・ナラ)オーク低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリー(樺・カバ)バーチです。
今までの紹介記事でもいつもお伝えしていますが、ウレタンの塗装を施しているにもかかわらず「テカリ」を抑え、ほぼオイル塗装と同じくらいの光沢度で仕上げている無垢フローリングです。
今回も使っていただたのはリフリーオークのプルミエグレードです。

リフリーバーチ床暖房向け 4


写真では少しわかりづらいですが、光沢がどれほど自然かはリフリーオークとリフリーバーチのページを見ていただくとわかりますので、そちらを是非。
しかし、印象としては艶が無い分、部屋の中に木材が自然に溶け込んでいる様に感じるのは私だけでしょうか。
床だけが主張していないというか、しっくりと収まっている様に感じます。

リフリーバーチ床暖房向け 3

そして、リフリーオークフローリングにウレタン塗装を施しているもう一つのメリットは、床暖房向けをラインナップしているということ。
もちろん、他の木材もお客様の中にはそのまま床暖房にしようされている方もいらっしゃいますが、私の方から積極的にはおすすめするわけにはいきません。
しかし、リフリーオークやリフリーバーチの床暖房向けであれば、ウレタン塗装によって伸縮が抑えられていますので、最小限の伸縮動作くらいで床暖房での使用にも大きな問題が無いのが特徴です。

リフリーバーチ床暖房向け 2

もちろん、今回も床暖房の個所であるリビングと、床暖房の無い廊下や個室部分があったため、コストを考慮して製品の幅は違うものの同じリフリーオーク材にて仕上げていただきました。 

ここからが90幅の通常品使用です。

リフリーバーチ通常 1


床暖房は、ウレタン塗装を施していたとしても木材の伸縮を完全に止めることはできませんから、通常品よりも少し幅を狭く設定しています。

それにたいして、床暖房なしの90mm幅。

リフリーバーチ通常 4


もう写真では違いはわかりません。
実は選別に若干の違いはありますが、専門的なのでそこも見てもわかりません(汗)。


こちらも同じですが、やはりしっとりと主張しない塗装とオークの主張する木目のバランスが絶妙です。

しかし、私がリフリーオークシリーズでもっとも好きな写真アングルがあります。
それはこちらです。

リフリーバーチ通常 3

カーテン、いい感じですねぇ。
そこから漏れる白い光。
それに照らされるオークの表情がはっきりと確認できる。
リフリーオークの醍醐味です。

無垢の木材だから、必ず汚れませんとか傷がつきません、なんてことは言えませんが少しでも軽減もしくは、予防できる方法を提案したいと思います。
そこでお勧めするのが以前に紹介している低光沢ウレタン塗装リフリー(楢・ナラ)オーク低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリー(樺・カバ)バーチです。

床暖房と塗装に迷われたらこの2種のフローリングを思いだしてくださいね。
きっとお役に立つと思います。

*リフリーオーク・リフリーバーチフローリングは、通常品と床暖房向け品では長さに若干の違いがあります。
また実も若干違うため、貼り伸ばしができませんのでご注意下さい。


・リフリーオークフローリング 床暖房向けと一般品貼り分けのI市での施工例はこちらから

・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーオーク(楢・ナラ)はこちらから
・低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーバーチ(樺・カバ)はこちらから

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・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
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低光沢ウレタン塗装 リフリーオーク 床暖房向け施工完成

前回、追加ラインナップを紹介したうちの低光沢ウレタン塗装無垢フローリング リフリーオーク床暖房向けを早速採用してもらいましたので、いち早く紹介したいと思います。

リフリーオーク床暖房向け1

周辺に建物が無いので、とても明るいリビング。
広々としていますから、大きな窓サッシから部屋の奥まで光が届きます。

普通であれば、眩しい様なその日差しの光もリフリーオークにかかれば、柔らかな木漏れ日の様な優しい日差しに生まれ変わるようです。

リフリーオーク床暖房向け3


無垢フローリングの良さは、もちろん「一つ一つの木、そのものを楽しむことできる」こと。
それは、足触りだったり色合いだったり、あるいは木目だったり。
それは、住み始めた時から楽しみとして眺めることになると思います。
しかし、通常のウレタン塗装フローリングであれば、気持ちのいいポカポカ陽気にフローリングを眺めると、眩しくて折角の木目が光って見えない、ということもあります。

それに対して、リフリーシリーズ無垢フローリングは塗装の光沢を抑えているので、日差しの中にもしっかりと木目や色合いを見る事ができるのは、とっても大きなポイントです。

リフリーオーク床暖房向け9


そして、その抑えられた光沢はオイル塗装の様にも見えるのですが、性質としてはしっかりとウレタン塗装の長所である「防汚性」を備えていますので、リビングやキッチン、若しくは子どもさんの部屋などで「うっかり」とした汚れのもとを、防ぎやすくなっています。

お施主様の、どうしても無垢材と切っては切れない心配事の一つである汚れ。
その心配事の一つを改善してくれるのが、リフリーシリーズフローリングです。

リフリーオーク床暖房向け6

オークのこんな色合いの差も、はっきりとみてとれます。
天然の色差、ランダムに入っています(^−^)


そして、一般的にはピカピカのウレタン塗装フローリングが大きな選択肢となる、無垢フローリングの「床暖房への使用。」
無垢の木材です。
完全に木材の水分を無くしてしまえば、伸縮は殆どなくなりますが木の性質も無くしてしまう。
その為、水分を残しつつウレタン塗装で伸縮を抑えるために、無垢材を使おうと思っても、ピカピカ塗装しか選択肢が無かったわけですね。
(一部、無塗装やオイル塗装でも使用してもらえるものもありますョ。)

しかし、リフリーフローリングシリーズであれば、オイル塗装の様な質感でありながらもしっかりとウレタン塗装の性質を持っているので、床暖房においても極力無垢材の伸縮を抑えるので、床暖房によるフローリングの激しい割れや、大きな隙間などの減少は、大変抑えられているのです。
(もちろん、全く起きないわけではありません。使用環境も大きな要因です。)

リフリーオーク床暖房向け4


今まで、「汚れ」と「床暖房」の2点で無垢フローリングを諦めていた方!
リフリーシリーズフローリングは、その心配点を大きく改善した無垢フローリングです。
無垢材としての性質を受け入れながらも、床暖房と両立を考えている方に、選択肢としていただきたい、そんなフローリングです。

リフリーオーク床暖房向け8


・・リフリーオークフローリング 床暖房向けと一般品貼り分けのT現場の施工例はこちらから
・リフリーバーチ無垢フローリングは
こちらから
・リフリーバーチ無垢フローリング子供部屋施工写真は
こちらから


・低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリーオークはこちらから
・低光沢ウレタン塗装無垢フローリングリフリーバーチはこちらから


リフリーオーク床暖房向け2


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リフリーオーク床暖房向け10




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この艶に勝るもの無し 〜石山赤松幅広無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回の国産黒松無垢一枚物フローリングの貼り上りはいかがでしたか?!

広い面積を貼り伸ばしていただいたので、広く写真に映したいと思うのですが、そうすると木目や艶が映りにくくなるし、近いと折角広く使ってもらっている全体が映らない。
そんなジレンマに襲われながらの撮影だったのですが、そう言う意味で言えば
今回のフローリングは同じ松ではありますが、前回とは幅が大きく異なるので、近寄りたくてもちょっと引き気味でないと、迫力が伝わりきらないというところがある、違った難しさでした。


今回紹介するのは、前回の黒松に対して赤松です。その名も石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング


石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工2


石山赤松フローリングの一番の特徴は、先にも書いたとおりの幅寸法です。
なんと、180mm仕上がり!!
通常の無垢フローリングは90mmですから、その差は倍!!
私のスマートフォンで比較するとこんな感じ。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工7


そして、弊社が通常扱う幅広フローリングも多くは130mmや150mmですから、それをも超える超幅広。
松という樹種の特徴は、その力強さです。
オークやケヤキと言った様な、広葉樹の木目とはまた違って、ずっしりとした重硬感のある力強さなのですが、しかしながら木材の色合いは黄白色から桃色の様な着色芯材色なので、どこかやさしさも感じるのが広葉樹フローリングとの大きな違いですね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工4


もちろん、広葉樹フローリングほどの表面硬度は無いのですがそのかわり、しっとりとした針葉樹特有の柔らかさの片鱗が感じられるのも、ポイントではないでしょうか。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工5


また、フローリングの幅が広いということは、その樹種の木目をはっきりと見る事ができますから、今では貴重な存在となっている赤松そのものの木目を、一枚一枚楽しむことができます。
杉の様にくっきりとしているわけでもなく、桧ほど清廉ではない、ゆったりとした木目とでも言うのでしょうか。
とっても綺麗だと思います。



赤松は、黒松に対して女松と言われたりしますが、優しい木目の部分は女性的な柔らかさだと思いますが、大断面の梁などの部材になると、たちまち逞しい姿になりますので、そこも赤松材の魅力だと思っています。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工3


写真でもお分かりの通り、材の中には一面黄白色の部分もあれば、桃色をおびた様な部分もありますね。
黒松でも同じことですが、松類樹種は芯材(赤身)と辺材(白太)の差が不明瞭なので、材によっては黄白色ばかりの時もありますし、桃色系の赤身が入っているものもあります。
これは松という樹種の特徴の一つでもあるのですが、写真の一部やカットサンプルの一部、否現物で数枚見ても黄白色ばかりの時があるのですから、知っておいてもらわないと、施工も綺麗に納まりません。

そうです。他の樹種でも同じことではありますが、特にこの様に色差や木目の差が大きい樹種の場合は施工前の仮並べによる、貼り上りのバランスチェックは必ず行ってもらいたいものです。

さて、赤松のお楽しみはもちろん幅広だけではありません。
こちらも、丁寧に超仕上げが施されたツルピカの仕上げが誇らしげです!

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工1


ツルピカといっても、塗装が光る様なものではないですよ。
もちろん、無塗装です。
無塗装ですが、松の脂分の艶で光るのですよ!むふふ。

そして、ポイントは超仕上げという加工工程で仕上げられているということ。
地松の持つ、本来の艶と木目の美しさを表現するには、やはり丁寧に仕上げる事が大切です。
以前のラオス松を使ってもらった大工さんは、加工仕上がり済だったにもかかわらず、再度丁寧に鉋をかけておられました。
こうやって仕上げてこそ、時間立って違いが出てくんにねや!!とおっしゃってましたね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工8

私もそう思います。
というのは、貼り上り当初はわかりませんが、生活を始めると埃やちょっとしたゴミ、汚れが少しづつたまっていきます。
それが、表面の仕上げをきっちりされていないと経年の変化に差が出るのです。
もちろん、そんなこと比べないとわからないことですし、私はそれを見てきたから言えることですが、だからこそ、お施主様にはいつまでも地松のツルピカを味わってもらいたく、こだわりの超仕上げでお届けをしているのです!!

ただ、表面に塗装仕上げをする場合はこの限りではないので、ケースバイケース。
といっても、脂分が豊富な地松材を使う方が、塗装をされることは大変稀なんですけどね。

石山赤松幅広無垢一枚物フローリング施工9


そんなこだわりの石山赤松幅広無垢一枚物フローリング。
何気も無い様にお伝えしていますが、やはり黒松と同じく稀少になりつつある樹種です。
それも、節の少ないプルミエグレード(軽微な節跡やヤニたまりを含む)です。
地松という樹種を御存じであれば、節なしで長さが1820mmの一枚物を安定的に確保することの難しさはわかると思いますが、これも杉や桧の様に、枝打ちをされていたり人の手によって無節材を得ることのできる状態に育てられたものではないために、非常に稀少なものなのです。

普通にできるようで、実は普通ではないのがこの石山赤松幅広無垢一枚物フローリングです。
この様に稀少な地松材無垢フローリングですが現在のところは、頑張って安定的にお届けできる状態を確保しています。

古くから日本人の傍にあった地松の艶を味わってみたい、稀少な超幅広針葉樹の国産材フローリングを手に入れたい、他の家には無い無垢フローリングで仕上げたい、と言った要望に近いものであると思います。

フローリングと一緒に、地松の梁材もお届けできますので、日本の赤松のおうちを目指して見るのもいいのかもしれませんね!




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この艶に勝るもの無し 〜国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリング 施工編〜

前回はなんだか少し暗いお話になってしまいましたが、今回は稀少な樹種を贅沢に使った、現在の新築住宅では他にはなかなか無いであろう、光り輝く明るい施工写真を見ていただきましょう。

黒松無垢一枚物フローリング施工10


普段、無垢フローリングの施工写真としてお伝えするには、やはりその木材特有の木目であったり、色合いを気にするところが多いのですが、今回に限ってはそれ以上に重要なファクターである「艶」に注目です。

黒松無垢一枚物フローリング施工2


どうしても艶感を目で見たままお伝えしようとすると、木材の色調や木目が見えにくくなるのは、カメラマン(私・・・)のウデの無さなのですが、とにかく今回はこの輝く様な艶をもつ国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリングの魅力を見ていただきたいのです。
前回もお伝えした通りに、すっかり稀少な樹種になってしまった黒松。
昔は直径1mを優に超えるような巨木が出ていたと言います。


そりゃそうですよね。
城郭材として今も残るものは、それ以上のスケールがありますし、数百年以上の樹齢をもつとなれば、自ずと大きさも備えて当然。
しかし、近年はめっきりと減ってしまった資源量を思うとやはり淋しくなります。
おっと、今回は明るくでした。

黒松無垢一枚物フローリング施工8


木材の艶、といっても色々とありますが黒松から出る艶は他の樹種とは一線を画していて、「光る様に綺麗」という形容が似合うと思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工1


こんなに広い面積を無節の一枚物の黒松で仕上げる贅沢。
今後数年、いやどれくらい待てば次にこれくらいの面積を埋めるだけの黒松の一枚物無節材ができるのかわかりません。
それだけ稀少なのです。

そして、以前に紹介したことのあるラオス松柾目縁甲板もそうですが、この黒松無垢フローリングも現在の艶もさることながら、経年変化した時の艶もとても素敵です。
先日ショールームに来ていただいた女性も、「黒松、とっても素敵ですね!!」と、他にある木目や色合いが主張する広葉樹ではなく、黒松の、それもショールームにて飴色に変化しつつあるフローリングを見て、そう言ってもらえたのです。

黒松無垢一枚物フローリング施工6

艶というのは、ただ単にピカッと光る塗装とは異なります。
光るのですが、テカテカという光り方ではない優しい光なのですね。
塗装のテカリは眩しいですが、黒松無垢フローリングの輝きはわざわざ見つめて痛くなるような、そんな光沢を持っています。
これは、樹脂分の多いチークなどとは全く違う点です。

黒松無垢一枚物フローリング施工9


そうですね、チークも木材として優秀すぎるがゆえに優良材が少なくなっている樹種ですが、同じ様に桧の中の天然桧として称される木曽桧もいつまで天然材がお届けできるか不安なほど、とても量が少なくなっていますし、この黒松もそうです。
しかし、黒松はムシの影響を克服し人と共生していくことによって、これからまだ育ってくれる余地があると思いますから、大切に使いながら持続させていきたいと強く思います。

黒松無垢一枚物フローリング施工5


さて地松フローリングシリーズの次回は、地松としてはこちらの方が有名な赤松を紹介します。
超幅広でお届けする「石山赤松幅広無垢一枚物フローリング」の施工例です。
お楽しみに。



国産黒松(雄松・男松)無垢一枚物フローリングはこちらから

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再会の後には新規の出番 カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングの個性

前回は、1年経過した古希杉フローリングの表情を見てもらいましたが、今回はその古希杉の隣に新しく仲間になったカスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを紹介します。

といいますか、こちらを納入させていただいたこともあって、1年経過後の古希杉はどうなっているのかを見せていただく機会になったわけです。

今回採用いただいたのは、カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングのネイキッドグレード。
オークの中ではとっても人気のあるネイキッドグレード。
力強いオークの表情と、まがうことない本物の野趣を楽しむことができるために、いつでも品薄になってしまうのはタマニキズ?!・・・
では、さっそく見ていきましょう。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工5

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工12

大小様々な節やパテが見えていますが、どれもとっても個性的で一つ一つを眺めていきたくなります。
もちろん、オークの王道であるのびやかではっきりとした木目を愛でるのも良いに決まっていますが、ネイキッドグレードのそれこそ「成長の過程そのもの」という表情は、無垢フローリングを楽しむ中でも味わい深い部類です。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工9

スギやヒノキなどの針葉樹であれば、真っ先に切り落とされるであろう大節の入り皮部分。
これも、針葉樹の選別基準とは異なるからこそみられるところ・・・

そうです、意外と知られてはいないのだと思いますが、針葉樹の場合は古い商習慣から「無節、小節、節あり(一等)」などという「節」の大小や有る無しを基準にした選別になるため、このような大きな節の部分は基準外になることがほとんど。
ですが、広葉樹においてはそのような基準での判断を当てはめることはできません。
節の出方が違いますし、針葉樹と異なり枝下が短い事からただでさえ長い木材にする事が難しい為に、多少の節や傷、変色その他は許容されることが多くなってきています。

もちろん、家具や食器、そのほか見た目や用途によっては向かないものもありますが、建築の中の無垢フローリングにおいては、多くの場面で活用されています。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工1

その為に、弊社の広葉樹フローリングにおいては「節なし」や「節あり」という表現はしていませんし、針葉樹であっても現在は「無節」や「小節」という表現でやり取りをしているのは、古い業界人(もちろん、業界同士で話す時は私も・・・)なのかもしれません。


そういったこともあり、無垢材の定番となりつつあるのがこのネイキッドグレードなのですが、「節あり」でもやぼったくないのはやはり、「150mm幅広サイズ」だからでしょうね。
もう御存じの事と思いますが、通常の無垢フローリングというものの多くは90mm幅です。
90mm幅の中に、さきほどの様な節や色違いが多くあると若干木目が感じにくかったり、個性というよりも樹種の差がわかりにくくなったりしますが、150mmもあれば少々大きい節でも変色でも、きちんと木目や色合いが把握できる範囲内でみてとれるために、樹種本来の味わいを損ねない事が大きなポイントです。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工2

勿論、細かな木材を並べる90mm幅に比べて施工性が良い事は言うまでもありません。

そしてもう一つのポイントは、つなぎ目V溝加工。

貼りあげてしまえば全くわかりませんが、このつなぎ目V溝フローリングはUNIタイプの無垢フローリング。
しかし、その仕上がりは乱尺という「長さが不揃いのものが混在する」パターンのそれの様に感じます。
それは、長さ方向に1〜2個所ジョイントされているにも関わらず、そのジョイント部分にわざと溝を作る事で、フローリング同士をつき合わせた時の溝の様に見せ、UNIタイプのつなぎ目に見られる不自然な木目のつながりを感じさせず、木目がひと段落する区切りをつけている様に感じる事から、リズム感のある仕上がりになるのです。
つまり、決まった長さのフローリングとして施工できる上に、単なるつぎはぎではない「手仕事感」が生まれるわけですね!

実は、今回はお施主様施工だったのですが、そんなこと言われなければわからない様な仕上がりでしたので、その施工性は推して知るべし!!(笑)。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工6

特に、幅広フローリングなのでつなぎ目が多いと本当に細切れになってしまいますので、つなぎ目V溝フローリングに関しては特別に「つなぎ目は2個所まで」と決められているために、このオーク特有の質感を存分に味わうことができるんですね!!

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工3

個人的にも、このカスクオークのネイキッドグレードは好きなグレードではありますが、すぐ隣にある「美しすぎる」端正な古希杉があるもので、相性がどのようになっているのか、興味深いところでしたが全く問題ないですね。
むしろ、森林や木材の多様性を現しているようで、とてもしっくりとくる感じでした。

この2種の無垢フローリングを採用いただいているアトリエFUDOさまは、岐阜県各務原市に拠点を構えてらっしゃいますが、今回の2種のフローリングの調和はまさに、針葉樹も広葉樹も豊富で豊かな森林を形成する岐阜県を連想させるに十分な仕上がりに感じました。

カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工4


カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工8

今回は二度目とはなりますが、恒例のアンケートを記入いただきましたので、手前味噌な内容となっていますが、掲載させていただきますので、他のお客様の参考になれば?!と思いますので、ご覧くださいませ〜。


ーーーーーーー

 

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

 

フローリングの特徴について丁寧に教えていただけました。DIYだったので施工の注意点なども教えていただけたので助かりました。

 

・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

 

とても理解できました。木に対する熱意が伝わってきて、採用する決め手になりました。 

 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)

 

商品の良い点や気を付けてほしい点んどを経験を踏まえて記事にしていただけているので、探すときに楽しめました。 
 

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)

 

V目地加工のUNIだったので、貼りあがりは乱尺のようになって価格以上の価値を感じました。施工性も良くDIYには助かりました。

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

 

以前購入した杉のフローリングが気に入り、商品の質の高さと担当者の方の人柄、熱意が信頼できるので選びました。

 

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。
 

今後もユニークな商品がたくさんでてくると面白いです。

 



ーーーーーーー


 カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工11



今回紹介したカスクオークの、その他の施工例記事は以下からご覧くださいませ!

・カスクオーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢V溝フローリングオイル塗装CO-32VOPの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプオイル塗装CO-21OSの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプ床暖房用プルミエグレードCO-24UPとCO-21UPの貼り伸ばし施工写真はこちらから

*カスクオークの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

イースタンアッシュ(タモ)幅広無垢一枚物フローリング
ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング


・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから


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一年ぶりの再会 古希杉フローリングの経年変化と新しい仲間

約1年数カ月ぶりの再会となりました。

私の「自慢できる」杉の無垢フローリングである、古希杉浮造り(うづくり)フローリングに、先日久しぶりに会いに行く機会がありました。
以前に施工直後の様子をお伝えしていますが、無垢フローリングには必ず訪れる「経年変化」というものを見る機会に恵まれ、今回伺ってきたわけです。

因みに、経年変化くらい納入した後のお客様のところでいくらでも見られるだろう。
そう思われるでしょう。

そうです、そうなんです。
本当はそうなんですが、実際は訪問する機会があっても想像以上に綺麗に使っていただいていて、写真ではその差が殆どわからないほど綺麗に使っておられる優秀なお施主様が多く、弊社が無垢材の注意として出している様々な変化は、殆ど起こっていないのです。
それはとってもいいことなんですが、ちょっとインパクトに欠ける?!ので今回は如何に?!と思いながら伺ったのです。

古希杉フローリング経年変化5

さぁ、どうでしょう。
できる限り、前回と同じアングルで・・・と思いますが、やはり日光や照明の関係で、私のウデでは同じ様な条件では撮影できません。

古希杉フローリング経年変化6


というよりも、やっぱり綺麗です(汗)。
とっても嬉しいことですが、綺麗なので実物を目で見ても一般の人ではわからない位の変化です。
私は自身が関わっているものですから、若干色が濃くなったと感じますが、当の御本人も殆ど変化は感じられていない様子。

古希杉フローリング経年変化4

お話を伺っていると、若干の傷がついたり結構こぼしたりしていますよ、ということでしたが不思議な位にその痕跡が無い。
逆に、そんな痕跡がある方が「しめしめ」で、経年変化の良い例として使わせていただくのですが、もう自画自賛があふれるほどに美しい!!(笑)


お住まいの御本人様がどれくらい御満足いただいているのか?戸田の自己満足ではないのか?!ヤラセ記事では?!と疑問をもたれることでしょう(汗)・・・
はっきり言って、自分でも恥ずかしいのですが本当なんです。

その証拠のお言葉が、「インターネットを見ていて、良いフローリングを使っているなぁ・・・・・、って見てたら自宅でした(笑)」です。
つまり、私がアップロードしていた画像がどこかに掲載されていたのか(これは合法か?!)で、たまたま目にされたとの事。
嘘ではなく、目をひいた画像が実は自宅のフローリング・・・
はい、お施主様まで自画自賛ですから、間違いありません(^−^)

古希杉フローリング経年変化1

因みに、経年変化で重要な要素である「伸縮」についてははっきりとみてとれましたよ。
これに関しては、冬であることと薪ストーブを使用されていることが大きな原因ですが、フローリング間に見事に隙間がありました。
どれくらいかというと、お決まりの「釘が見える程度」です。
もちろん、これも想定内なのですが御存じ無い方には驚かれるかもしれません。

古希杉フローリング経年変化2


杉は軽軟なので、伸縮の大きな木材ですが古希杉フローリングは特に、「天然乾燥」にこだわっている為に、フローリングの水分量を強制的に下げることはしていません。
その為、人工乾燥材の杉フローリングに比べると、若干伸縮の幅が大きい場合があります。
それは、乾燥が不十分だからではなく吸放湿作用が大きい証拠。
きちんと杉が住環境の中で仕事をしてくれているのです。
喜ぶべきこと?!です。それがちょっと乾燥気味になっているだけのこと。

そこも踏まえて使っていただいているので、問題はありませんがこれから杉の無垢フローリングを検討の方には、「こんなことになるの?!」なポイントかもしれません。

そんな感心する美しさの天然乾燥杉無垢フローリングを眺めながら、実は今回はもう一つの「新人さん」の顔色をうかがいに来たため、そちらも拝見することにしたのです。


古希杉フローリング経年変化3


・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリングはこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング、15mmエンドマッチ品の施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング15mm、M様邸施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、T様邸施工写真はこちらから(今回の1年前です。)

*古希杉フローリングは、2017年に木取りなどの仕様変更を行っていますので、上記施工写真の旧規格品は現行の材の表情と異なるものがありますので、ご検討の際にはサンプルや実物をご覧いただきますようによろしくお願いいたします。


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フローリング経年変化 針葉樹 米ヒバの場合

さて、今回はお住まいの後13年が経過するお宅のフローリングリポートをお届けします!!

さて、早速ですが見ていきましょう。
無垢の床、無垢フローリングが経年によりどのように変化するのかを!!
しかも皆さんが「傷がつく」と敬遠しがちな針葉樹ですよ!

先ずは一番最初の状態。
こんなに綺麗?!

床板当初材

米ヒバ(べいひば)の板材に、某メーカーのオイルインワックスのクリヤーを塗布しています。
もともとの板が黄色いところにオイル塗装なもんだから、めちゃ黄色い・・・
木目が不明瞭になって、若干残念。
ですが、それが13年経過するとこうなります。

米ヒバ3

どう思います?この変わりよう。
いい感じになってきたと思いますか?!
キズが深くなり、それ以上に足が頻繁に触れる部分は「浮造り(うづくり)」と呼ばれるような、木のやわらかな部分がオイルとともに削られ、木の硬い繊維の部分つまり、木目の濃い部分のみが残って際立ち、当初とは全く異なった表情になっています。

もちろん、足触りも弊社でおなじみの古希杉のような、足裏に心地いいものになっています。


さて、近年のアンティーク及びヴィンテージ仕上げが人気の今となっては、最初からこの状態であれば「引く手数多」かもしれませんね。
しかし、決して最初からこうではなく、そしてもちろん足の触れる機会の少ない部分は、当初の面影を色濃く残していますので、人の行き来の無い部分との差は出来てしまいます。
それで当たり前なのです。

フローリングを選ぶ際、当初の色合いや木目の見え方で選びがちです。
もちろん、同一樹種が同じ様に経年変化するわけではないので、そういった嗜好に基づく選定もよいと思います。
が、やっぱり合板や印刷ではない無垢の木材。
キズもつけば色も変わる。上の写真のような「味わい」がでる。
何より、住んでいるとこの変化を楽しめるようになる。

キズが心配なのもわかります。
自分が選んだフローリングがどのように変化していくのかが気になるのも理解できます。
よく尋ねられる質問ですし、私も同じ様に思っていました。
しかし、先の事を考えるよりもこれからどのように付き合っていけば、より自分に合ったフローリングとの過ごし方が出来るか、を是非考えてください。
子供さんが落書きしても、重いおもちゃをぶちまけても、アルコールをこぼしちゃってシミになっても・・・
いや、このような状況になっても素早く対処し、2年も3年も「本当にお住まいだったのですか?!」というくらいにキズや汚れがなく、色調の変化しか見られない所もあります。
あなたが欲しいのはずっと変わらない見た目だけですか?!それとも、変わり続ける自然の風合いですか?!
心配される針葉樹フローリング選びの、一つのヒントになればうれしいものです。

米ヒバ1


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OPCボードの壁、完成!

様々な使い方が期待される弊社ラインナップのOPCボード

針葉樹シリーズと広葉樹シリーズとをご紹介していますが、今回は無垢の木材指向の住宅の定番となる、杉をふんだんに使った住宅の一部に使っていただきました。

杉OPCボード1

OPCボードの良さは、3×6という大判サイズでありながらも、集成材のようなつぎはぎ感がなく、本来の木目の伸びが楽しめること。
それはもちろん、無垢の板材を幅方向に丁寧につないでいるからこそで、このような垂直面に使用しても、木目が自然に感じられるのが特徴です。

杉OPCボード3

今回は、造作材のような美しく見せる仕上げ材、というよりも壁の一部分に無垢材の土台として用いられており、実はここに別の「部材」を取り付けて完成となるわけですが、今はまだその部材はとりついていません。

杉OPCボード2

むむぅ〜?!
よく見ると、同じ感覚で丸いものが見えるぞ?!
そうです、この丸い部分が穴になっていてここにその仕上げの部材がつくわけです。
その部材を取り付けるための土台の役目で、しかもそのほかの部分も杉の無垢材で仕上げられているおうちとしては、やはりここにも杉を使いたい。
しかし、羽目板のような薄い素材では土台としての強度がない。
そこで採用されたのがOPCボードの針葉樹シリーズ。
30mmというしっかりとした厚みを持っていて、なおかつ無垢材の風合いをくずさないところがポイントとなりました。

他の部分が無垢材ばかりだと、やはり細部にまでこだわりたいですものね。
今回のようなケースや幅広の無垢材が使いたい場合、無垢の木目はそのままに厚みのある部材がほしいとき、そんな時にOPCボードを活用してください。
針葉樹シリーズに加え、板材などをなかなか入手することが難しい広葉樹シリーズがありますから、そのまま足材を取り付けてテーブルにするなんてこともできますよ。
店舗のテーブルに、木目を活かしながらも一枚板のような無垢の雰囲気とコストを両立させたい、という要望にもこたえることができます。

住宅では、OPCボードが1枚あれば折り返しの回り階段の踏み板として、幅広材がほしいところにも活躍の場があります。
いろんなアイディアによって、無垢材の活躍の場を広げるOPCボード。

是非、活用してみてくださいね!!

杉OPCボード4


・OPCボード針葉樹シリーズはこちらから
・OPCボード広葉樹シリーズはこちらから


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「施工しない」無垢フローリング 〜Shikiyuka ヒノキ〜 貼り上り順調です!

DIYで無垢フローリング。

施工の大工さんが見つからない、、、そうじゃありません。
御承知の通り、「施工しない」無垢フローリング Shikiyuka ヒノキの事です。

Shikiyuka ヒノキ1


先日、お買い上げ頂いたお客様からの御感想をいただきましたので、施工しない無垢フローリングを施工した?!写真とともに御紹介しましょう。

shikiyuka ヒノキ施工4

うほっ!めちゃ綺麗に仕上がってる!!

shikiyuka ヒノキ施工5

今回は、節の少ないもので賃貸物件の床に使えるもの、という照準で出会いを頂いたのですが、実際は節が少ないから、というよりもやはり、「Shikiyuka ヒノキ」自身の「ウリ」の一つでもある「脂気を残すこだわりの乾燥」と「ヒノキ脂の香る本物のヒノキの床」に共感していただいたのが大きかったのだと思います。

shikiyuka ヒノキ施工3

今回は色々なところに登場するネコちゃん。
彼女(彼?!)にも満足していただいた様子で、私も嬉しいです(笑)。

お客様からもお声を頂きましたが、やはり人間よりもフローリングとの距離が近いネコちゃんに合わないのではないか?!という心配もあったようですが、なんとか気にいってもらえて一安心。

Shikiyuka ヒノキは並べ方は自由。
様々なパターンを、自分の好みや気分で組み換え敷き替え、または取り外し・・・
そんな楽しみ方ができる床。

shikiyuka ヒノキ施工1

今回はネコちゃんのトイレの心配などもあり、オイル塗装を選ばれたのですが、オイルによって折角のヒノキの香りが隠されてしまうのでは?!という贅沢な悩みもあり、実は手元に無塗装を数枚残されたそうです(笑)。
いぃ!実にいいです、それ。

もう、ご友人などの訪問の際には是非、自慢しちゃってください。
「ウチの床はさぁ、これを使ってるんだけどいい香りするよねぇ・・・・」なんて。

「えぇ?!これを貼ってるの?!え?敷いてるだけ?!」

ってな展開を期待しております。

Shikiyuka ヒノキについては、紹介ページで特徴を十分にお伝えしていますが、今後も増えるであろうリノベーション向けの商品として、また、完全に固定して施工する無垢フローリングに変わる木材製品として、まだまだ多くの皆さんに体験してもらう機会があると思いますので、特別な300mm角のフローリング、是非インプットしておいてくださいね!!!


それでは、恒例のお施主様アンケートです。

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

返信が早く、とても助かりました


・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

オイルや無垢材の知識がほとんどない中で、ネットで調べて不明だった点を質問させて頂きましたが、とてもわかりやすく丁寧に回答していただき嬉しかったです。 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)


今回購入した敷くだけのヒノキの床の商品は、ショップのトップページからは見つけにくかった(アクセスしにくかった)です。

ブログは、商品選びや商品購入後のケアの参考になったので良かったです。

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。) 

敷くだけの無垢材で、木の節が少ない商品を探していました。

特別ヒノキにこだわっていたわけではありませんが、肌触りも滑らかで香りも良いヒノキで良かったです。

 

敷いた後、部屋の雰囲気がナチュラルになって、かつ明るくなりました。

以前は木目調のクッションフロアが敷かれていたんですが冷たい感じで、横になろうという意欲がわきませんでした。けど、ヒノキの無垢材を敷いてから、むしろ床でごろごろしたくなりましたし、掃除も楽しくなりました。 

到着してからはオスモカラーのフロアクリアのつや消しで塗装しました。つやが出ず、ナチュラルな雰囲気が残せて良かったです!

1週間くらいしたら気になっていたオイルの匂いもなくなりました。

少し余った床は、オスモを塗装せず、ベットの下や頭側の隙間に置いて、香りを楽しんでいます。

また、敷いた床も、一部はオスモを塗らないで無塗装で残しておき、普段はその上にラグを敷いて、ごろごろする時はラグをとって、ヒノキの肌触りを楽しんでいます。

 

今、敷いてから一ヶ月ほど経っています。飼い猫の爪で傷ついている床も増えてきましたが、それほど気にはならず、許容範囲です。

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

木の節が少ない商品が欲しかったので

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。

 

特にありません。

タイル床のサイズも大きすぎず敷やすかったように思います。



単なる敷物ではない、本物の「木の床」を感じる Shikiyuka ヒノキ。
探して出会っていただいてありがとうございます。
そこにある、足が触れていることが普通になるその日が来ても、いつまでもその香りに癒されることを願っています。
ありがとうございました。

shikiyuka ヒノキ施工2


・「施工しない」無垢フローリング ~Shikiyuka ヒノキ~ はこちらから
・「施工しない」無垢フローリング ~Shikiyuka ヒノキ~ 地栂テーブルとともに、の施工例はこちらから


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ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物・V溝フローリング施工完了!

うわぁ・・・もうすっかりアツくなってきましたよ(-_-;)
いや、暑くなってきましたよ。

アツい気持ちで伺ったのは街ではジングルベルのころだったと思うのですが、すっかりと暑い季節まで公開をひきのばしてしまったのはいつもの事で・・・・・・・・
気を取り直していきましょう。

今回採用いただいたのは、根強い人気樹種である「ロシアンバーチ」。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 8

もちろん、幅広150mmです!

幅広で何がいいのか、というとやっぱり木目が明瞭に楽しめること。
もちろん、通常の無垢フローリングが90mm幅であるということを考えれば、150mmという幅の存在感は全く別物ですが、その150mmという幅の中にこそ、はっきりとした樹種それぞれの魅力が詰まっていて、色差や節、特徴的な傷跡などがそのまま見て取れるのが大きなところです。

おっと、採用グレードは樹種の特徴をそのまんま表現するネイキッドグレードです。
決まった色合いや節のない部分を選別しているのではなく、その樹種の持つキャラクターをそのまんま表現するグレードがネイキッドグレードです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 3

木の芯材部分が含まれていて、筋状の模様の入っているところや成長の具合を表す大きな節があるところ、時には根っこに近い部分で複雑な杢のある所など、均整ではありませんが、見飽きることのない魅力を感じるのがネイキッドグレード。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 7

つなぎ目のない一枚物フローリングですから、木目が大きく流れているところや、時には様々な理由で黒っぽく変色しているような部分もあります。
和風建築などの場面では、色や木目の整った木材が必要とされますが、無垢フローリングでは強度的に問題がない部分はすべて、その樹種の特徴として活用していますので、「二つとして同じもののない木目」が自然の中での成長を体現しているのです。
近年では、印刷されたシートを貼り付けたフローリングや、単板と呼ばれる薄くカットされた無垢材を表面に貼り付けたフローリングでも、このネイキッドグレードのような木目を表現しているものもありますが、一本の無垢材だからこそ出てくる表情や木目はやはり、まだまだ無垢フローリングの特権です。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 9

実は今回は同じロシアンバーチフローリングの中でも、幅広無垢一枚物と、幅広無垢V溝の2種を貼り伸ばしで施工してもらいました。
同じ150mm幅なので違和感ないのは当然のことですが、それ以上にV溝フローリング自体がUNI(たて継ぎ)タイプでありながらも、1枚のフローリングに対してつなぎ目は2か所まで、と決まっているために一つ一つのピースが長いことから、一枚物と遜色のない貼り上がりになっているのも注目すべきところ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 6

ピースの長さが長いので、幅広の定乱尺フローリングのようにみえますね。
UNIタイプだとはもはや信じられない仕上がり。
もちろん、つなぎ目にV溝加工されていることも大きな要因ですから、通常のUNIタイプとは比較できませんが、短いピースばかりがつながれるのとはわけが違う!というのは一目瞭然。
もちろん、そんな中にもネイキッドグレードに多くみられる縮み杢的な、波のように輝く木目が入ることも、視覚的な楽しみの一つ。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 2

同じ幅広150mmで同じネイキッドグレードである一枚物とV溝の違いをあえて言うのであれば、一枚物は節や変色が多く含まれること。
そしてV溝は主に芯材と辺材のバラつきの表情がメインになっていること。
この違いがあります。
そのため、一枚物フローリングで施工者からまれにご意見いただく「悪いもの(変色や大節)が混ざっているから使えない!」という言葉も、V溝では聞いたことがありません。
もちろん、その時の原木によっては一概にいうことができないのは当然ですが、あえて言うならばそういう違いがあるということです。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 4

一概に言えない、のは一枚物の中でも、ケースによってはこれくらい表情が違うものがあるからです。
向かって左は濃い色の芯材が多いものの、右側は芯材ではあれども比較的薄い色が多いですね。
同じグレードであっても、同じ商品でもこのような違いがあるのがネイキッドグレード。
この表情の差は「悪い」のではなく「個性」である、と皆さんに受け取ってもらえるように、きちんと施工写真をお伝えしていかなければなりません。
「悪いものは切って捨ててやった」なんて胸を張って言われることのないように・・・・・・(涙、もったいない。)

フローリングの施工記事ですので、フローリングに注目してもらっていますが、当たり前ながら、おうち自体もとってもおしゃれなんですよ!

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 1

贅沢な大開口吹き抜け!
絶好のフローリング景色です。
その場に立っているときや、座って眺めるフローリングとはまた違って、こうやって数十枚のフローリングを遠景で眺めるのは、無垢材の不規則なリズムを視覚的に体感できるので、とっても落ち着きます。
というか、普通に贅沢です。
こんな眺めが家の中にあるなんて・・・・

貴重なジングルベル季節のお休みの日に、仲良くご夫婦で応対してくださった施主様には、羨ましい(こんなおうちも、仲よさそうなお二人にも)気持ちを持ちながらも、素晴らしいお宅に採用いただいた幸せを感じるのでした。

だって、見てくださいよ。
こんな風景になるんですよ。
もう、どこかのショールームじゃないですか。

ロシアンバーチ幅広無垢一枚物・V溝150N 5

ラインドレープのバーチカルブラインドから漏れる暖かな冬の日差しが、ロシアンバーチのあたたかみと混ざり合い、なんともいえない安らぎをかもしだしていました。
あぁ、心地よい空間。
素材と空間が上手に調和した住宅、そう感じます。

今回も無垢のフローリングを通じて、素晴らしい住宅とフローリングの表情を見させていただきました。
H様ご夫妻、お忙しい休日にお邪魔いたしました。
贅沢すぎるこの空間、楽しんでお過ごしくださいませ。



各施工写真は下記を参照ください。

・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリング無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)


ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク幅広無垢V溝フローリング
ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング

・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


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施工しない無垢材の床 〜Shikiyuka ヒノキ〜の施工例(?!)と地栂のテーブルDIY

販売当初から、想像通りに女性ウケが非常に好評な施工しない無垢フローリング Shikiyuka ヒノキ
弊社は意外にも(?)女性のお客様からのお声掛けも多くいただく中で、やはりこの商品の一番最初のお買い上げは女性でした。

しかも、施工しない無垢材の床+施工はしないが脚を取り付ける必要のある無垢のテーブル材を作るという双方DIYな場面に使っていただきました。

Shikiyuka ヒノキと地栂 6


因みに、テーブル材も弊社にて購入いただいた稀少樹種「地栂(じつが)材」を使用しています!!
地栂(じつが・じとが)幅広無垢一枚物フローリングや、廻り階段まで無垢一枚板で仕上げた地栂階段のある国産栂普請の家、また旧家の塀で存在感を発揮する地栂天井板などの施工例でおなじみのアレです。
今回はワケアリだったために、その材を弊社スタッフが特別に寸法調整を施し、なんと表面仕上げまでしてお渡しするというサービス付きでお渡ししました。
そしてそこに、オイルインワックスを塗装していい感じの「濡れ色」になったことで、柾目の細かな組織や縮み模様が際立ち、とってもいい感じ。
無垢の一枚物のテーブルの存在感がありながらも厚みがないことと、鉄製の別誂えのシンプルな脚のおかげで部屋への圧迫感がなく、とってもすっきりと綺麗におさまっています!

Shikiyuka ヒノキと地栂 4


さて、今回採用していただいた Shikiyuka ヒノキ はおよそ一坪分。
つまりは畳二枚分。
大きな新築一軒家ではなく、女性の一人住まいのお部屋。
白とベージュ基調で綺麗にまとめられてはいますが、ちょっとひんやりとした印象も否めない室内空間ですが、そこにたった畳二枚分の Shikiyuka ヒノキ が敷き詰められただけで、とってもあたたかな印象を受けるのはやはり、無垢の木材の秘めたるパワー!!
視覚にとってもいい感じ。

Shikiyuka ヒノキと地栂 5

いや、視覚だけではありませんよ。
商品詳細記事でもおつたえしたとおり、 Shikiyuka ヒノキ はそこらの乾燥バリバリのヒノキではありません。
若干の寸法誤差や伸縮を気にして、ヒノキ本来の良さをなくすような仕上げではなく、ヒノキのもつ精油成分をたっぷりと残しているために、「これぞヒノキ!!!」という香りを全身で感じる事が出来ます。
それこそが、巧妙に出来上がる印刷シートや合板では決して味わえない無垢針葉樹の醍醐味!!

こんなところに腰かけて仕事できると気持ちいいだろうなぁ、、、、
こんな天板での上に並べられる食事もきっとおいしいはず。

Shikiyuka ヒノキと地栂 3

もちろん、このお部屋は一時住まいですから、いつもの無垢フローリングのようにずっと大切に、というわけではなくお引越しの際にはそのままめくって一緒に引っ越し!ということも可能なのも大きな特徴。
今回の様に、賃貸住宅にいながらもやはり無垢の木材の質感を感じたい!という場面には本当にもってこい。
しかも、施工を必要としないので女性一人でも簡単に、届いたその日に無垢フローリングのあるお部屋にリフォームすることが出来ます。
もちろん、クリーンながらもちょっと殺風景になりがちなオフィスにもぴったりですよ。

Shikiyuka ヒノキと地栂 7

節ありのヒノキの板を使用していますが、乾燥によって抜けたり欠けたりする節の部分は全て埋め木処理されていますから安心。
それに、節ありグレードではあるものの中にはきれいな節無しのピースも入っているので、ランダムで自然な表情ですがそれでいてヒノキの清廉さも感じられるのが、またお勧めのポイント。

さぁ、それでは最後に購入いただいたお客様自身の女性目線で撮影いただいた、「グラビア写真」を掲載してさらなるファン発掘をしたいと思います。

Shikiyuka ヒノキと地栂 1

どぉだぁ〜!!!

写真の撮り方と光の加減などなどで、こんなに印象が変わるものなのね。
めっちゃえぇ感じ。
そこのお嬢さん、もう明日には注文したくなったでしょ?!いや、なんなら今すぐ問合せメールを!!(笑)

この盛り上がりが、私の独りよがりではないことを証明する、いつものお客様アンケートを添付して、記事の締めくくりといたしましょう。

 

・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!) 

 

急なお願いにも関わらず、早急・丁寧に対応いただけました。

 

 ・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

 

大変満足です。

 

商品説明としてくださった戸田さん、商品の加工(サンダーがけ、あてぎの制作ぴったり!感動です!!)をしてくだったスタッフの方、お二人ともとても感じが良かったです。

こんなに時間をとってもらっていいものか・・・と言うほど時間を割いて、丁寧に説明・加工をしていただきました。 

 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)

今回、テーブルの天板を購入しましたが、HPではフローリング材以外はあまり記載がなかったように思います。
ですので、天板などにも使用できる材があることも一筆記載されても良いのかなと感じました。 

 

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)

 

予算を少しオーバーしましたが、オーバーした以上の満足が得られました。

一生大事に使います、という気持ちでいっぱいです。

 

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

戸田昌志さんと面識があり、今回の相談に対しても真摯に対応してくださると考えたので。 

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。 

 

今回、戸田さんと面識があるものの材木屋さんで木材を購入することには少し勇気がいりました。理由としては、どのような材があるのかがわからないことと、値段がまったく想像できないことの2点でした。

 

上記は、購入希望のものがフローリング材ではなかったためHPから情報を得られなかったというところも大きいかと思いますが、この点が少しでも解決出来れば、より気軽に材木屋さんで木材を購入しようという気持ちになれるのではないかと思いました。

 

戸田材木店さんは、「木材のことは木材のプロに聴くのが一番だなぁ」が実感できるお店だと思うので、より多くの方に足を運んでいただきたいと思います。


ありがとうございました。
いろいろと改善して、またより一層喜んでいただけるようにしていきます!!

Shikiyuka ヒノキと地栂 2


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能登ひばの風呂枠のあるおうち

先日の能登半島周遊巨樹巡り(否、仕事!!)で思い出した。
能登あての上小無節の枠材を、適材適所!お風呂の枠とお風呂の入り口ドアに使ってもらったものを見てもらうのを忘れてました。
あれはもう数ヶ月前・・・・・・・


普通の工務店さんであれば、浴室や外壁などの無垢の木材にとって過酷な条件になると頃には、木材を使いたがらないものですが、こちらはいつも積極的に活用されています。
しかしながら、ただやみくもに使うのではなく、きちんとしたポリシーがありその上で、湿気の多い場所には湿潤環境に耐える能登あてを使用し、適材適所な使い方をされているところです。
もちろん「適材適所」、なんて言って「そうしておけば大丈夫」みたいに聞こえますが、決してそう言う意味ではなく、樹種や特性を何にも考えずに使用するよりはよほど優れてはいますが、メンテナンスや手をかける事で維持していける環境を作ることも、無垢材を適切に使ううえでとても大事なことです。

と話をするよりも見てもらうのが一番。
施工写真ですからね。見てもらいましょう。

能登あて枠

本当はココで、「どうですかぁ!!いいでしょう、能登あての風合い!」と伐り出したいところなのですが、生憎思いっきり逆光&カメラの性能を活かしきれない&アングルが限られることで、いつもながらにその魅力を伝えきれない内容ですみません(汗)。

能登あて枠3

能登あては、品種にもよりますが木目などはヒノキに似るものの、赤身が特徴的な黄色みを帯びているものが多いのが特徴です。
ですが、なかなか写真では現しきれずですね。

要は、この様な事ができるという一例です。
いや、お客様ときちんと意思疎通をすれば、樹脂性の枠材でなくても、アルミのドアにしなくても、適材を使いメンテナンスをすることで浴室まで木のある生活ができるということですね。
因みに、浴室内は今回はスギ板でした。

能登あて枠4

今回は面的使用量としてはそこまでの面積が無いので微量ですが、それでもやはり能登あての特徴的な香りが漂います。
香りの強い針葉樹の良さは、独特の香りが楽しめること。
香りの元は精油成分=耐朽性の源ですから、用途に適していながらとても良い香りが楽しめるというわけ。
木がふんだんに使ってある建て物に入った時「うわぁー、木のにおいがする!」ってなりますよね?!あれです、あれ。
森林浴効果、ってな感じです。
これも樹脂やアルミなどではもちろん出来ないこと。
毎日のお施主様の楽しみにもなるでしょう。

能登あて枠2

また、金属ではないということは「冷たくない」ということ。

部屋の温度をあげても、どうしても金属部分は冷たい場合が多いですが、木はとても断熱性が高いので、触れた手のぬくもりを逃がしませんから、冬でも冷やっとあしないはず。
これも、無垢の木材を使うメリット!
手で感じる感覚というのは、結構大切なものですからね!


近畿、こと大阪ではまだまだ能登あての知名度は低いままです。
私の力不足もありますが、白太の多いカラカラに乾いた寸法精度の揃ったヒノキの方が大工さんの仕事がし易いので、自ずと能登あての様なちょっと暴れん坊でクセのある材は受け入れられにくいようです。
それでも、こうやって化粧枠材やドア用材として使える供給ができる!、ということを知ってもらい、もっともっと特殊用途に使っていってもらいたいものです。

浴室まで木に囲まれたおうち、羨ましいですね。
因みに、ここはマンションです^_^
マンションでもこんなことができる。それも一例です。

・能登あてについて詳しくはこちらから
・能登あて幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・能登あて幅広無垢一枚物羽目板はこちらから


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見えないカッコよさと、自分だけの楽しみ 〜高樹齢百年杉柾フローリングとピュアラーチオイル塗装フローリングのおうち 其の弐〜

前回百年杉柾浮造りフローリングはいかがでした?!

広葉樹無垢フローリングにも、一般的な杉や桧のフローリングとも全く異なる「柾目」特有の美しさを十分に見ていただけたのではないだろうかと思います。

さて、今回は同じお宅の書斎に近接する広々としたフリースペースに採用頂いたピュアラーチ無垢フローリングのオイル塗装UNIタイプを紹介しましょう。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード7

この独特な木目、わかるでしょうか?!
色合いは、実際肉眼で見るものとの差が大きくなりやすいのがピュアラーチの表現の難しいところなのですが、桧の静謐な感じとも、杉の活き活きとした感じとも異なる、キャラクター豊かな節のある表情だと思いませんか?!

それは、やはりピュアラーチの持つ樹脂分が多く関係しているのだと思います。
辺材部分、芯材部分ともに色差はあるものの、木目が樹脂分で浮き立っている様に見えることや、あめ色に見える事でまるで杉の浮造りフローリングの様な表情に近づくからではないかと思います。
そう、弊社の高樹齢古希杉浮造りフローリングの様に、「目鼻立ちのくっきりとした」表情です。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード10

勿論、節ありのネイキッドグレードですので、小さい節から大きな節、そして欠け節のパテ補修まで様々な節を含みますが、やはり通常の針葉樹フローリングとは表情が違うように思いませんか?!

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード1

それもそのはず、いつもお話するように現在針葉樹無垢フローリングで多く作られているものは、いわゆる「生産量が豊富な植林木」であり、国もどんどん消費するように進めているものが中心なので、先に出した古希杉フローリング尾州桧フローリングのような、高樹齢の原木から作られるものとは木目が全く異なります。
そうです、同じです。
ピュアラーチは、ただのラーチではないのです。
古希杉や尾州桧と同じように、高樹齢の原木から産出されるために、木目の細かなものが多くそれによって、普通の針葉樹とは異なるイメージを与えるのです。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード12

もちろん、グレード選別で殆ど節のないプルミエグレードや細かな節が若干入
セレクショングレードそしてこの今回採用頂いたこのネイキッドグレードと、グレード分けされているので、節を含む原木全ての表情を含むために、こんな部分もありますが、それも含めて全てがピュアラーチ!!

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード5

百年を優に超える樹齢を数えるピュアラーチの原木ですが、その原木が生まれた当初の、そう赤ちゃんがグングンと成長する時の力強い節の出方を示す、「幼少期」の様な部分ですね。
この時期があるからこそ、金褐色とも言われる艶と高樹齢針葉樹特有の優美な木目を併せ持つピュアラーチができるのです。
なんや、芯やないか!なんて言っちゃだめですよ。ありがた〜い部分なのですぞよ。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード2

私の写真の腕前は半人前以下なのは、いつもの巨樹写真でもご覧の通り(汗)・・・
今回も、何とかうまく撮影しようとは思うものの、上手に肉眼で見ているピュアラーチの美しい色合いを100%表現出来ているとは言いづらいのが残念なところ。
若干赤茶色っぽく見えますが、実物はもっと綺麗に・・・
といいたくなるほどの貼り上りなのは御理解くださいね。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード6

実際のところ、オイル塗装を施してある事で無塗装よりも一層しっとりとした感じが強くなり、ツヤがある様に見えるので、少し色濃く見えているということも理由の一つですが、しっとり落ち着いた感じが白い建具材や壁紙とも違和感無く調和しています。
壁や建具のすっきりとしたイメージと、フローリングの節や色違いによる不規則な表情がバランスよく建て物の空間作りに役立っていると感じます。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード12


そしてもう一つ、ピュアラーチや前回の百年杉柾フローリングは針葉樹です。
針葉樹はフローリングには「やわらかい」として、フローリング選びはどうしても硬めの広葉樹に目が向きがちなお客様も多いのですが、針葉樹の良さは柔らかいからこそ得られる足触りです。
硬い、と言われる広葉樹もキズは必ず付きます。付き方が異なるだけです。
だったら、足触りにも気持ちを向けてみてもいいのではないでしょうか?!
合板フローリングの様に、一見しただけで違いがわかる様なとびぬけた「性能」として表示することはできませんが、特に子どもさんであれば有無を言わせずに寝ころんでくれるはず?!
それが木の床の大きな特徴なのですから。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード11

こちらのお宅は実は、建築士さんがデザインや設計に関わっていらっしゃったらしく、内部の他の部分が紹介できないのが残念な位にかっこよく、すみたくなるおうちでした。
ピュアラーチのネイキッドグレードがあると、どこかナチュラルテイストな雰囲気かと思いきや、吹き抜けでとても明るく、広々としたスペースがありオシャレな空間配置も伴って、洗練された建築に驚きました。
しかし、何より驚いたのはその間取り。
住宅初心者ではないにもかかわらず、騙されてしまいました、私。
先にもいった通り、とても広々としたフリースペースや開放的な吹き抜けのあるリビングと、そこに通じる一体的なエントランスと屋外デッキという風に、どこをとっても閉鎖的イメージがないのに、実はきっちりと家族のスペースや水回りは分離されて、「隠されていた」のです。

私も思っていました。
収納や物を置く場所はどうされるんだろう?個室は無くてもいいにしても・・・と。
それがどうでしょう。さすがに建築士さんの妙を感じました。
実は私が見学していたスペースの奥に、きちんと視線から外れるように広々としたウォークインの収納スペースがあり、そこを通じて水回りと更に寝室にアプローチする仕組みになっていたのです!
これは、本当は写真で見てもらいたい位ですが、弊社の施工事例ではないのであしからず・・・・
オシャレな家は住みにくい。
そんな勝手な想像をはるかに覆す出来に、思わず参ってしまいました。
外観のカッコよさと内部の仕掛けのカッコよさ。
そしてその中にある「引きこもり(笑)スペース」。素晴らしい、羨ましい構成でした。
お腹一杯の見学、満足でした。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード8

お施主様曰く「家は3回建てなければ満足いくものは建てられない、といわれるのですが私も妻も、今まで見てきたどの家よりも自分たちの家を気にいっています」とのこと。
素晴らしいコメントです。
私は自宅を未だにいじりたいですが・・・・むぅぅ〜・・・

また、そのお気に入りの邸宅に、弊社からの材料を採用していただけたこと嬉しく思います。
これからも経年変化を家族とともに楽しんで、仲良く暮らしていってくださいませ。

さて、最後にいつものアンケートを掲載して終了したいと思います。


・今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)

 メールの返答やサンプル送付が早く、また質問にも丁寧に回答いただき安心しました。自分の選択した木材をより使ってみたくなりました。

 

 

・担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)

 

優しそうな印象を受け、実際に話してみて穏やかなイメージのままの人柄だと感じました。初対面でしたが、色々な話が出来て嬉しかったです。

 

 

・インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)

 

写真だけでも素晴らしさは伝わってきました。実物はもっと素晴らしかったです。

 

 

・商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)

 

足触りと木のぬくもりを求めて選択しましたので、想像通りの木材で自分の家に選んで良かったと思います。貼り上がりに関しても、見た目からして満足の行く仕上がりでした。

 

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。

 

柾目のうづくり、そして柔らかな木材を探しており、その要望にマッチする木材(百年杉)と出会えたからです。

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。

 

木材と家財(テーブルやソファなど)の組み合わせ写真が多くあれば、新築を考える際の参考になりやすいかもしれません。


K様、この度は有難うございました。
また、経年変化の具合を拝見に伺える日を楽しみにしております。

ピュアラーチ(TENKARA)オイル塗装ネイキッドグレード3


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見えないカッコよさと、自分だけの楽しみ 〜高樹齢百年杉柾フローリングとピュアラーチオイル塗装フローリングのおうち 其の壱〜

記事にするのに、少し時間が経ってしまった…と悔いるのも慣れてきた・・・わけではありません。
その辺は大人の事情で・・・・・

言い訳は早々に切り上げて肝心な本題!
昨年に納入させてもらったお宅の完成写真を撮影にいってきた報告をしておきましょう!
このたび採用いただいたのは2種類!
いっぺんに見るのはもったいないので、ひとつずついきましょう。まずは一番最初にお話をいただいたこちら。

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 1

弊社にて、お施主様にとっても喜んでいただいている普通じゃない杉フローリングである、高樹齢杉柾浮造りフローリングです。
樹齢100年以上(多くは120年位)の杉の大径木からのみ生み出される珠玉の杉フローリングです!!

しかも、ただ大径木ならいいわけではありません。
木目が適度に細かく、そして色合いが美しいものだけが、この伸びやかな杉柾フローリングになることができるのです。

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 4

以前にも、波のうねりを演出するようなシーリング(天井)材として、この杉柾を活用いただきましたが、木の表情が個性的な板目では表現できない、さわやかな美しさがあります。

この美しさは、大きな原木だからできるという、単純なものではありません。
大きな原木のうちで、木の素性がよく木目の通ったものを、天然乾燥という時間のかかる丁寧な方法で乾燥させることによって、製材当初から色合いがよく、さらに施工後の年月によって杉のもつ脂分によって少しづつ、より深い色合いへと変化していく楽しみがあります。
杉で大きければいい、というものではないのです。

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 6

しかもしかも、ただの杉柾ではありません。
木目が細かすぎてわかりにくいと思いますが、フローリングの表面には細かな凹凸があります。
そう、浮造り(うづくり)です。
杉の素材は、成長の時期によってやわらかい部分と硬い部分が交互に存在し、年輪をかたどっています。
その年輪の柔らかな部分を優しく研いでいき、足に独特な触感を与える凹凸を作っているのです。
しかし、ただ凹凸を作るだけではありません。
浮造りは天然乾燥の杉の木目をより際立たせるだけではなく、杉の持つ脂分を表面に引き出してくれるので、じっくりと天然乾燥させた百年杉柾のポテンシャルを余すことなく感じることができるのです!

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 3

今回採用いただいたのはつなぎ目のあるUNIタイプですが、もちろん長さの長い長尺材も産出しやすい針葉樹ですから、一枚物もラインナップしています。
一枚物は途切れのない木目が特徴で、つなぎ目の目立つ広葉樹板目フローリングの場合はご予算が許す限りは一枚物をおすすめしていますが、杉柾の場合は木目の細かいこともあり、つなぎ目があることによる不規則性がまた、心地の良いリズムである「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」を強調してくれているようにも感じます。

今回施工していただいたお部屋は、いわばご主人の隠れ家(笑)。
ここは俺の城!ばりに、羨ましい書斎スペースになるのです。
いやぁ、私も子供のころは夢だったなぁ、書斎。
大きくなくてもいいんです。
少々の好きな本と、好みの音楽とステレオ。そしてくつろげる空間。
私は実現することができませんでしたが、ここにはそれがあるのです。
いやぁ、うらやましい。

柾目のフローリングで、弊社の杉柾浮造りフローリングにたどり着いていただいてよかったです。
本当に特別な空間になったことと思います。
モッタイナイながらも、人に見られることは無いカッコいい空間。
奥様とも仲良くしながら、存分に「引きこもって」くださいませ(笑)。

引き続き次回は、黄金の輝き「ピュアラーチオイル塗装フローリング」の登場です。
お楽しみに。

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 5


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木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

屋外使用の木材の劣化から取り換えまで 〜米松から日本のひばへ〜

弊社記事でも、今年一年をそのまま表すような投稿になってしまうんだなぁ、と変なところで今年一年を振り返る機会を得ています。

いつもは、何やかんやといいながらも今年一年の(見えている部分の・・・)片づけをして新年の用意をするものですが、連続記事の最終投稿を、この大みそかにしなければいけないところに、一年の総決算の結果が現れてしまいました・・・

さて、その屋外デッキシリーズ最終回ですが、米松デッキからの交換作業に入りますよ。
腐朽の進んだ米松材の代わりとして提案するのは、お得意の「日本のひば」のデッキ材です。

ひばのデッキ1

こうやって見ると、ほとんどその特徴的な色がわからないために、桧だと思われてしまう事でしょう。
作業場に充満する特有のひばの香りをお届け出来ないのが残念なところではありますが、桧と見分けがつきにくいところにも材木屋のこだわりがありまして、分かりにくくとも、その特徴的な耐久性に期待するとともに赤身勝ち材を使用することにより、辺材と言われる木材の栄養素がたくさん詰まっている腐朽しやすい部分を少なくすることで、より永く使い続けられるようにという配慮をしています。
この辺は、桧であってもできることで、「桧だからなんでもいい」のではなく、多少費用と時間はかかっても桧の赤身勝ち材を使うことによって、期待する本来の桧の耐朽性を得る事が出来るはずです。

そして、今回はそれとともに耐朽性を高めるために「手刻み加工」を施しています!!

ひばのデッキ2

え?!なんで手刻み加工が耐朽性に関係するんだ?と思うでしょう。
そうです、大きな意味はなさそう。
普通に電動のこぎりとビスを使って「カットする→ビスでつなぎ合わせて固定」で十分デッキは出来ます。
特に、ハードウッドと言われるようなデッキ材、つまりはバツやイペなどに代表されるような屋外使用にたえる硬い木材の場合は、ビス留めによる固定で施工される場合も多いですが、そこは加工性に勝る針葉樹の利点。
ハードウッドにはない木質としての柔軟な加工性を活かして、木材に極力湿気をためない工夫をするために、わざわざ手刻みで加工をしているのです(いや、私の自己満足かもしれない・・・)。
何気ない加工の様に見えますが、水がたまりにくくするような接合にするべく加工をされているのですよ。

もちろん、今回は化粧柱があるために、このような加工が必要なこともありますが、そこは大工仕事。
そこまでは想定外、というところにまでこだわり始めるところが刻みのできる大工さんでして・・・

ひばのデッキ10

こういった部分は、私も大好きなところ。
この足つぼ刺激棒のような物体(笑)。
別にツボをグリングリンするわけではないのですよ。のちに出てくる重要な部材なのです。
こんなものを使う加工をする自体が、こだわる大工さん。
曰くは、こうやってしてきた建物(たてもん)が昔からずっとのこっとんじゃ。これが一番腐らんわい!
ごもっとも。
もう、科学的な根拠や実証実験などどうでもいい、気概で耐朽性を上げる!!!うん、それでいきましょう(笑)!!!

そんなこともありながら、米松デッキ材から日本のひばのデッキ材へと更新作業が進んでいきました。

ひばのデッキ13

さぁどうだ!!

前回の記事と比べてみてください。
稀に、お客様から木材の経年変化した様子を知りたい!というお声をいただきます。
そうですね、いつも木材は経年変化があり生きているので云々・・・と言っているからには、どのような形になるかという事をお伝えしなければならないのですが、その瞬間に「それでは!!」と出すことが出来ないので、なかなかお答えすることが出来ないのですが、今回は交換前後の様子が一目瞭然!!
劣化状態からの新品状態をしっかりと確認して下さい。
それとともに、塗装してしまって既にひばかどうかすら確認が困難になってしまっていますが(涙)、日本のひばの赤身勝ちデッキ材の表情もしかとご覧くださいまし!

ひばのデッキ11

うーん、やはり節のある木材というのはいいですね。
木質感満載!
材木屋でもそう思ってしまうのですから、やはりお客様であればなおのこと「木製デッキ」の視覚的完成度としては、この節の表情も重要なポイントでしょう。

ひばのデッキ12

もちろん、赤身勝ちですから芯材に近い部分に多い「大きな節」や「横に流れている節」、そんなものが多いですし中には「皮を巻き込んでいるもの」や欠けているものなどなどありますので、高級木材と言われるものと比べた美しさのようなものはありませんが、まぎれもない天然素材の魅力が詰まっています。

そしてここにきて登場!
先ほどのツボ刺激棒!否、肝心な接合部材。

ひばのデッキ14

これが先ほどの部材の使用後。
そう、こうやって差し込んで使うのです。
もともと、この部分は金物接合でした。
それでもいいのですが、雨のよくかかるぶぶんではやはり金物周辺は腐朽が進んでいましたので、今回はこのような形になったのです。
別にお客さんがもとめているわけではなく、これが一番腐らんわい!、の一言がこの仕上がりです。
もう、こだわり以外のなにものでもありません。
こんなことまでしてるデッキ、あんまりないでしょうなぁ・・・

ひばのデッキ15

ということで、今回の米松デッキ材の劣化による一連の取替工事は終了。
いや、肝心の「屋根」を新品と交換復旧して完了。
20年ぶりに新しくよみがえった木製デッキが、次は日本のひばの力をかりて、20年経ってもまだまだ取替しなくてもいい!というくらいの状態を保っていてくれていることを期待して完了としたいと思います。


はぁぁ、これで2016年の記事も終了。
お伝えしきれなかったのは、新年にお伝えいたしますので、くる年もなにとぞよろしくお願いたします。

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