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施工後のお宅にお邪魔しました

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング オイル塗装と、支えあう真壁のおうち

つい先日、#無垢フローリング後悔、#無垢フローリングのデメリットなどと投稿したところながら、既に2回目の無垢フローリングについての投稿になります(笑)。
仕事だからではなく、隙間があろうが傷が付こうが好きなんだから仕方ない。
あばたもえくぼ的な私ですからね・・・

でも、前回までに書いたように無垢材や木材を購入する場合、その情報は非常にあふれている様で正確な情報として知る事が出来るものは意外と少ない場合もあります。
それは説明が不十分な場合もあるでしょうし、思い違いもある。それ以上に、価格の優位性や販売手法の巧みさによって、自分にとって「良いものだ」と過信してしまう場合もある。

それらの情報の取捨選択は、建築に慣れている方でも難しい場合があります。
特に、小さなサンプルで選んだ場合や十分な説明がされなかった場合。
前者にしても後者にしても、どちらもお届けする側が十分に説明をする必要がある部分なのですが、そうすることなく販売されているケースをたくさん目に耳にします。

そんな中で、特に難しいのが広葉樹の表情。
スギヒノキはある程度想像ができるようですが、広葉樹になったとたんにそのイメージがつきにくくなる。
当然のことです。無垢材そのもので目にする機会が少ないですし、目にしたものがすべてだと限らないからです。

いや、スギにしたって弊社の古希杉埋め節フローリングのように、「節ありのはずなのに節がない!」や「赤白あるはずなのに、ほとんどが赤身!」と、いい意味で創造できなかった表情をみせるときがあるので、広葉樹に限ったことではありませんけども。

前置きがいつも通り長くなりましたが、こうやって少しでも多くの事前情報をお届けしなければ「ご満足いただけないのでは…」と不安なので、私はよいところばかりではなく印象の悪くなるかもしれないところも、可能なかぎりお伝えするように努めているつもりです。
が・・・このフローリングについてはそんな心配はほぼ無用!!

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 8


どうだ!!
と大きな声で言いたいほど、自慢のフローリングです。
色違いほぼなし!(自然な色さあり)、節なし!、幅広!、天然オイル塗装!という、アピールポイントしかないからです!!
しいて言えば美しすぎて、節や色違いのあるものを見慣れている方には反対に無表情に感じるかもしれないことが、注意点ではないかとさえ思えてきます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 2


違う部分を映した写真ですが、一瞬同じアングルに見えてしまう。
それくらいにばらつきがありません。
いや、正確に言うと一枚一枚まったく異なる無垢材の表情をきれいに見せてくれるといえます。
無垢の表情というと、専ら節や芯材と辺材の色違いや変色、ワイルドな木目のことをイメージされがちですが、本来はこのような端正な美しさが建築や環境、生活と調和して、そして調和するように見せる大工さんの仕事があってこその無垢材の表情だったのではないかと思います。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 1

このアングルも、写真左は金色がかった麦わら色に見えますが、右側は純白というような白のイメージが強くなります。
角度を変えるとその色目が逆転するほどに違いが見えます。

これこそが無垢材の表情であり、はっきりとした木目を持たないロシアンバーチの真骨頂である縮み杢の美しさなのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 7


木目の表情がなければ、離れたところだと木の質感が伝わらないのではないか?!と危惧される場合があります。
そう考えると、やはりオークは無難だよね!とどうしてもオークフローリングに人気が集まりがちですが、私はオークももちろん好きですが他の建築部材や色調を邪魔しない、このあっさりとした美しさのバーチがとっても好きです。
凝視するのではなく、視界のどこかにゆらゆらと優しい光の反射を感じさせる杢がある。
まるで薪ストーブの揺れる炎を見ているように・・・

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 5


本当のところをいうと、木目が無いわけではないんですよ。
当然ですけど。
接写すると案外はっきりとしていますよね。
実は、これが芯材と辺材が混ざるグレードだとこんな表情にはなりにくいのです。
ロシアンバーチフローリングは、プルミエ・セレクション・ネイキッドという3グレードで展開しています。
今回はトップグレードのプルミエグレード。
グレード基準として、辺材の白い部分のみを使用し節や変色のないもの、というものなのでこんなに均質で美しい表情なのです。

以前施工のセレクショングレードは、辺材に若干の芯材や軽微な節を含むものですし、ネイキッドグレードになると芯材と辺材の色差や節、変色などもすべて含むグレードとなるので、表情には大きな違いが出ます。

そうです、同じ樹種であるロシアンバーチだとしても、選ぶグレードによって表情もことなり印象も全く異なるということです。
そのうえ、同じバーチという樹種だとしても制作される会社によってもグレード基準がことなるので、余計に選びにくくもなるのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 4


節なしと聞いていた小さなカットサンプルは辺材の白い部分のみだったのに、実際の商品を見てみると節はないものの芯材部分を多く含み、赤白はっきりとしたものだったというパターンもあります。

自社の取り扱い商品であれば、そのような差はわかるものですがカットサンプルや写真の情報で判断しなければならないお施主様がそれに気づくには注意が必要だと思います。

それに比して、このプルミエグレードはすべてが辺材の白色部分。
そこにゆらゆらの木目があり、130mmという幅広材のおかげではっきりとした木目が見えづらいといわれるバーチにも、無垢の木であることをはっきりと印象付けられるのだと思います。

これを見ると、日本刀の美しい波紋や鍛流線を思い浮かべてしまいます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 9


さて、今回のバーチフローリングはUNI(たて継ぎ)品ですが、そのつなぎ目が見えないことと思います。
もちろん、実際はつなぎ目がないのではなく目立たないのですが、その秘密はつなぎ目に施されたV溝。
本来はつなぎ目にラインが入って途切れてしまう木目の部分が、V目地になっている為に、ジョイントされたつなぎ目を目立たなくしているということ。
そう、弊社で一枚物と双璧を成す(笑)人気のつなぎ目V溝フローリングシリーズです。

詳しくは以前の記事を参照いただきたいのですが、このことによってフローリングの表情にとても不規則なリズムが生まれてくるのです。

UNIタイプのフローリングと一枚物のフローリングを比較したとき、どうしても気になるのが長さをつなぐUNI(たて継)のジョイント部分。
その部分で木目が途切れ、フローリングの嵌め合わせ部分の溝とは異なるうっすらとしたラインが入るために、無垢材ではあるものの少し不自然に感じる場合もあります。

しかし、つなぎ目V溝フローリングであればそのUNIジョイントされている部分に、フローリングの嵌め合わせ部分と同じようなV溝ができるために、フローリング表面にみえるジョイントのラインが気にならないことが、非常に貼り上がりの美しさを醸し出すのです!


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 11


その上、フローリング1枚のサイズである1820mm長さの中でつないでいるピースはおおむね3枚まで。
繋がれているピース一つ一つの長さが長い為に、木目がはっきりとしないロシアンバーチにおいても、控えめな木目をしっかりと見る事が出来るので、一枚物に負けない無垢材の質感をたっぷりと味わえるというわけです。

しかも幅広130mm幅ということで、一般的な無垢フローリングのサイズである90mm品とは全く異なる貼り上がり!!
もちろん、基本的にはUNIタイプですので気になる価格も、一枚物に比べてめちゃくちゃリーズナブル!!
というか、プルミエグレードを検討されているお施主様には、UNIタイプとの差額が無さ過ぎて通常のUNIタイプをおすすめする場面が殆どないくらいです。

実は今回は、カットサンプルと写真のみで採用いただいた御宅。
私の説明ももちろんプラスしていますが、信用を頂いて施工をしていただいたこと、非常にうれしく思います。
無垢材が沢山あるのはとても魅力的に感じますが、あまりにも主張しすぎるのも建築全体のバランスがとりにくくなると感じます。

その点、非常に美しくバランスされている建築に、本当に何気なくさらっと同化しているような印象を受けたロシアンバーチプルミエグレード。
バーチという樹種の特徴である辺材の美しさを最大限生かしたプルミエグレードが、おうちの雰囲気を「明るく照らす」存在になっているのは、バーチに古くから伝わる伝承そのもの!

お住いのお施主様も施工を頂いた工務店さんも、以降より一層明るく過ごされることと思う、ロシアンバーチの施工でした。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 3


・ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレードオイル塗装限定入荷はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードO様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードN様着色塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングセレクショングレードS様クリヤー塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレード無塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢ユニフローリングネイキッドグレードの施工現場はこちらから
・ロシアンバーチ130幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードオイル塗装施工写真はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢一枚物フローリングネイキッドグレードとV溝フローリングネイキッドグレードH様無塗装施工写真はこちらから


ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング


*ロシアンバーチ無垢フローリングを採用頂くにあたって

ロシアンバーチフローリングは、水分や油分などでケバの立ちやすい樹種です。
それが樹種の特徴ではあるのですが、無塗装でも楓などの樹種とは手触りの風合いが異なりますので、必ずご覧になっていただいてから検討頂くことをお勧めします。

また、施工当初の白っぽい色合いは日光により変化していきます。
色合いの変化については、こちらをご覧ください。


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

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板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)無垢UNIフローリングと、フリースタイルなおうち

弊社が古くから定番商品としておすすめしている樹種、ロシアンバーチ(カバ・樺)板屋楓(ペインテッドメープル)
どちらの樹種も、明るい色合いに特有の杢がでるプルミエグレードから、特徴的な濃淡が現れるネイキッドグレードまで、幅広く使ってもらってきました。
もちろん、世間では一般的なオークもたくさん扱ってはいましたが、天邪鬼的というか、無垢フローリングと言えばオーク!ではなくて、他の樹種の魅力もお伝えしたい!という思いが強かったんだろうと思います。

さて、色の淡い木材に感じる一般的な印象はどんなでしょう。
柔らかい?軽い?傷つきやすい?!
おそらく、そんなイメージではないかと思います。

茶色が強かったり黒っぽいものの方が、硬く、重く、そして傷がつきにくいと思われるでしょう。
しかし、一概にそうとは言えません。
特に板屋楓(ペインテッドメープル)においては。

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢フローリング 施工1


クリームかかった白色系のとても軽やかな色合いが特徴的な板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)。
セレクショングレードですので、自然な色違いがまんべんなく含まれています。
みたところ、非常に軽快で明るいイメージを受けますが実は、とてもしっかりとした硬さを持った樹種なのです。

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工8


硬いと一言にいってもいろいろな硬さがあるのですが、板屋楓の場合は「衝撃性」と「摩耗性」に対する硬さが際立っています。
こんなに白っぽい見た目ですが、それに反して意外なほどに硬質。
ボーリング場のレーンやピン、そしてバットなどの素材となると言えばどれほどの堅牢性かを少しは想像できると思います。

一時期、「マイ箸づくり」が流行していたころに、依頼を受けて何度か材料を提供したことがありました。
私も説明と指導に逝ったわけですが、その中で困ったのがこの板屋楓。
なんせ、削れない!!
お箸の素材は数種類の中から選んでもらうわけですが、もう子供さんがこの美しい白さに惹かれて(特に女の子)板屋楓を選んでしまうと、ほぼつきっきりの補助。

とにかく、あきれるくらいに削れないのです。
いつ不機嫌になってしまうかというくらいに製作が進まない、それほど削ることの困難な樹種が板屋楓です。


板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工7


だからこそ、昔から堅牢性と磨り減りにくさを重視していた床の用途にも使われ続けてきたのでしょう。
意外にも適材適所なのですよ。

もちろん、硬いだけがフローリングに向いているわけではないのは言うまでもないですが、この「軽そうなのにしっかりとしている」ことが重要で、硬質な木材は深い色になりがちなので、フローリングにした場合にはどうしてもシックな空間になりがち。

しかし、板屋楓ならば明るい空間としながらも、しっかりとしたふみ心地を感じる無垢フローリング仕上がりとなるのです。


板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工4


こちらの御宅は和室もあり、本格的な和の素材と雰囲気をもっているものの、そのほかの部分はとってもモダンな洋風で、洗練された建築士さんの雰囲気を感じる建物。
特に、シンプルな壁仕上げに存在感を感じさせない針葉樹の枠材や造作材。
つまり「木が主張しすぎない」空間になっているのです。

掲載はありませんが、玄関スペースはこれでもか!!というほどにゴリゴリの無垢材スペースなのですが、それも旧家の解体材の再利用であったりするところが、施工を担当された「素材を問わず、伝統から創造的な仕上げまで」を可能にする、フリースタイル工務店さんの洒落たところ。
細かいところまで掲載したいのを我慢しますが、そのゴリゴリ玄関から居間や洋室が適度に「木を感じない」のです。

大工さんのセンスと腕前は言うまでもないのですが、それに一役かっているのが板屋楓である、と言い切りたいと思います!

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工3


開口窓部分も大きく非常に明るい陽光に照らされて、無垢材本来の色違いが非常にきれいです。
オークの様なはっきりとした木目ではなく、ブラックウォールナットの様な特殊な色合いでもない。

しかし、なんとも言えないゆらゆらとした木目というか、セレクショングレード特有の自然なバラつきが妙にほっこりと落ち着くのです。

たまには、目を奪われる美しい木目もあったりして。


板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工2


ところどころに散見する縮み杢。
そんな表情も含め、ヒノキやスギのような針葉樹材にもしっくりと溶け込む、珍しい広葉樹ではないかと思います。

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工11


天然無垢材なので、グレードごとの表情を全て説明することはできません。
選別基準ははっきりとしているものの、説明には不足する部分も出てきます。
特に、UNIタイプとなると1820mmの長さでの色違いや木目の違いが非常に目立つものもある中で、違和感なく自然に見えてしまうのも不思議なところ。

UNIタイプのつなぎ目が目立つことを気にして合板フローリングにされている方、もしくは挽板フローリングにされる方は多いです。
しかし、板屋楓のセレクショングレードに関しては、素材のバラつきがかえって嫌みの無い無垢材らしさを醸し出していて、非常におすすめ!!

こんな杢、たまりませんよね!
ずっと眺めていたいです(笑)。

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工10


もちろん、そんな端正で整ったグレードなので、いつも在庫が僅少なのはどうかお許しを。
立派なおうちだったので、通常の2棟分くらいの量を納品させてもらいましたが、建築にすごく溶け込んでいる点が非常に良かったと思う反面、ハイライト的なポイントの訴えかけが少ないのが苦労するところ。

建築に溶け込みすぎているというか、いいことなんですけど見せ場とするところに困るのも事実。
嬉しい悲鳴ということなのですが、これだけ端正だから他の部分の木材も活きるとおもいますし、メリハリがでていて美しく感じるのではないかと思ってしまいました。


板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工9


いやぁ、サッシの際なんかの納まりも綺麗だし、見えないもののおそらくすごい精度で仕事をされているんだろうなぁと、撮影しながらも感心しきり。
いつもさりげなく当然の様に美しくも凝った仕事をされるフリースタイル大工さん。

細かなところに遊び心を入れていたり、かと思えば正攻法ですごい材料ですごい仕事をされていたりと、見せてもらっても「はぁ〜!、なるほどぉ・・・・・」という言葉しかない(汗)。

フローリングの質感も、見事に「消していて」建築全体を美しくまとめられています。
そんな脇役的な板屋楓でしたが、そういった役目をこなせるのも一つの長所。

いつもきれいに納めて頂いて材木屋としては幸せです。
きっと、お施主様も仕上がりにはご満足のはず・・・

一層、これからも良いものをお届けしようと燃える(萌える?!)現場での撮影になった訪問でした。

板屋楓(ペインテッドメープル)無垢UNIフローリング 施工6


・板屋楓(いたやかえで・ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・板屋楓(ペインテッドメープル)無垢一枚物フローリング90幅プルミエグレード施工写真はこちらから
・板屋楓(ペインテッドメープル)幅広無垢一枚物フローリング130幅プルミエグレード施工写真はこちらから
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*板屋楓は、一部寸法とグレードで欠品が続いています。在庫も少なくなっていますので、一部入荷の予定がたっていない商品もありますのでご注意ください。


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ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレードです!

前々回、ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングと同じくブラックウォールナットのつなぎ目V溝フローリング施工をいただいた記事を紹介しました。
数量限定品であるワイルドグレードから一部のセレクショングレードまで、様々なグレードと同時につなぎ目V溝品まで使っていただき、結果ほかの樹種を使うことなく一面をブラックウォールナットの空間としてもらうことができました。

普段ならば広い面積をすべてブラックウォールナットとすることはむつかしいものの、上手に弊社のお買い得在庫商品を活用いただいたことで、とってもシックな空間を作り上げていただきました。


それとともに実はもうひとつ、弊社のお買い得品を活用してもらいました。

ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 1


ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢フローリングです。
今回採用いただいたのは、そのワイルドグレードのUNI商品です。

心材や辺材(白太)、大きな節や変色、一部では大きなパテなどが混在するグレードです。
その樹種のすべての表情が込められている、といってもいいくらいに表情豊かなグレードです。
もちろんこれも、前回お伝えしたような巷のCDグレードとは異なり、きちんと傷や節の補修を施された商品です。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 2


ノルデストウォールナットは普段は優しい足触りと、強く主張しない柔和な木目が特徴の樹種ですが、ワイルドグレードでは非常に個性的ではっきりとしたその木目を見て取ることができます。

実はこれも、私の提案のうちの一つ。
予算が潤沢で、無垢フローリングに対して水のように予算を使えるような人はほんの一握り。
情熱を持っておられても、一般的な住宅の床面積に多いおよそ30坪という面積をすべて、ご希望のフローリングにできるケースは多くはありません。

今回も、広いお宅に対してのご希望がブラックウォールナットでしたので、客人も多く家族が日常生活の多くの時間を過ごす1階部分は、すべてブラックウォールナット仕上げにすることとし、その分寝室などの部分には無垢材であることはキープしつつ、よりお手頃なものをということでのご提案です。
お手頃、といってもブラックウォールナットに近縁である同じクルミであることと、子供さんにとっても柔らかな足触りを感じてほしいという思いも込めてのことです。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 4


そのうえで、予算の負担を軽減できるようにとの思いでのワイルドグレード。
ノルデストウォールナットの特徴である黒い色素の沈着部分や入り皮部分が、まぎれもない無垢フローリングである証明ですし、瓜ほどある(?!)大きな節もご愛敬。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 6


節の表情や黒条などは、非常に好みのわかれるところなので事前にイメージを了解してもらう必要がありますし、この表情ばかりが集まるわけではないので、ブラックウォールナット同様にこのワイルドグレードは、原材料が集まった時にだけに作られる商品ですので、レギュラー商品ではありません。

そこが弊社での特価品扱いの理由です。

売り切りの安売り品ではないもの。
理由のある良質な特価品の提案で、上手に予算の振り分けをしていただいたと思います。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 3


まったく色味の異なる写真になっていますが、これも無垢フローリングの表情。
オイル塗装をされているために、日射がかげると一気に深い色合いとなり、電球色である光源の影響もあり、しっとりとした表情を見せています。

硬い殻をもつ胡桃。
とっつきにくいイメージかもしれませんが、その殻の中身(木材)はとても優しく柔らかく温かみのあるものです。
足腰への負担を軽減しつつ、硬い殻の力で家を守ってくれる存在になってくれれば・・・いいですよね!


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 5


一部分に、旧家の立派な丸太梁を化粧で見せることで残されている室内。
半世紀近い歴史によって深めたその梁の色合いと、フローリングの見せるしっとりとした色合いが白い壁とのコントラストではっきりとし、いい感じの仕上がり。
節などの表情が賑やかではあるものの、垂直面の白さと高い天井のおかげですっきりと抜けるような印象が、無垢材独特の質感を程よく感じる空間になったのではと思います。

今回のように、予算や雰囲気、そしてその樹種の持つ個性やストーリーによっての無垢材の提案をする私。
木材コーディネーターとして、これからも様々な樹種と特徴をお伝えしていきますので、次回以降の施工報告もお楽しみに!!


・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング150mm幅の記事はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレード130mm幅オイル塗装はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレード オイル塗装はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレード オイル塗装、旧家改修施工はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢130mm幅つなぎ目V溝フローリングオイル塗装 プルミエグレード S市の施工写真はこちらから。
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢130mm幅つなぎ目V溝フローリングオイル塗装 プルミエグレード I市の和室改修施工写真はこちらから
・ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング150mm幅の施工写真はこちらから


*ノルデストウォールナットの表面は何度も丁寧な仕上げ工程を経ていますが、材の性質上、若干のケバ立ちのような状態が残っています。
これに塗装を施したり、無塗装で水分が付着するとケバの立ちが大きくなる事がありますが、材の特徴ですのでご理解ください。

ノルデストウォールナット拡大 2



 表面拡大です。無塗装の状態でも若干見えているのがわかるでしょうか。









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・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
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*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとつなぎ目V溝フローリングのおうち!

弊社では多くの樹種のフローリングを扱っていますが、意外と出荷量が少ないのがブラックウォールナット
理由は、施主様と直接お話しできる場合で、施主様がブラックウォールナットのみを希望しておられるケース以外は受注しにくいから。
簡単に言うと、似たような色合いのフローリングに変更されるか、一枚物の希望のところを特価品のUNI品に変更されるか、もしくは合板フローリングになってしまうか・・・

それらは私のPR不足であることは否めないのですが、それとともに現在は人気樹種であるブラックウォールナットといっても多岐にわたる選択肢があるために、何が良くてどうしてこの価格なのかという情報が錯綜していることが大きな要因かと思います。

一昔前の様に、アジアンウォールナットとかアフリカンウォールナットなんていう名称はあまり聞かなくなりましたが、未だにどういう理由なのかわからない「特価品」なるものが存在することは確かです。
そうなると、「同じブラックウォールナット。ただでさえ高価なのに、これだけの価格差があるなら特価品のあるうちにそちらに・・・」となってしまう場合もあるみたいで。
販売するものとして、その価格差の中身を知っている立場としては、それ以上に敢えてお伝えすることがないのですが、価格差の理由をお伝えする機会が無いそのような場合はご縁が無かったと思うしかありません(涙)。


しかし今回は違います。
弊社が理由をお伝えできる特価品であるブラックウォールナットを使ってもらったからです。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち11


はい、みんな大好き一枚物!!しかも幅広!
節、パテがあるものの、オイル塗装を施されてみごとな深い色合いを見せています。
もちろん、現在建築士さんに人気の挽板フローリングではなく、無垢の一枚物であることは一目瞭然。

挽板フローリングも優秀ですが、ここまでの表情はありませんしね。
無垢の表情、全開!!


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち9


我慢できないので先に言っておきますよ。
ここに今回の全てが現れていると言っても過言ではありません。
白太(辺材)、節、そして変色。
パテこそないものの、通常であれば見られることのない様な変色部分。

ここは今でいうところの「スポルテッド」な部分。
現在でこそ、日本でも一部でその価値を認められている自然の表情ですが、一般的には「ヤケ、腐れ」といって処理されるため、この部分は伐り捨てられるところで一枚物にはならず、UNI材料にまわされるもの。

それを状態を確認し、フローリングとして使える部分であるとして一枚物に仕上げた工場に感謝!!

もちろん、世界三大銘木とも称される一般的な美しいブラックウォールナットの美しい木目を楽しみたい人にとっては、今一つ美しくないかもしれません。
しかし、無垢の丸太一本にはこのような部分が含まれる場合がある。
これも原木の歴史のうちの一つ。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち8


普通に考えると、非常に強い癖を内包する根に近い部分や強烈な曲がりを描いていた部分など、排除されてしまうものが一枚物として存在している。
その貴重な表情が見られるのが、今回採用してもらったワイルドグレード。

そう、冒頭の特価である理由はそこなんですよね。
レギュラー品でのグレード選別に入ることのできなかった者たち。しかし、商品として使っていただくことはできるものの、レギュラー規格ではない者たち。
彼らをまとめたものが今回の商品です。
巷で見られるような、理由の分からない特価品ではなく「レギュラー規格から外れてしまった規格品」というところです。

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち5


厳格なグレード選別の末に残されたものたちだけが集まっているだけに、表情はとっても多岐にわたるのですが、それ以上に「数量がまとまらない」為に数年に一度しか販売できません。
そのために、特価扱いで出会いを得た人にのみ使ってもらうことのできるグレード。
それがワイルドグレード。

裏話をすると、普通はこれらのグレードは補修作業などをせずに安価に流通させるケースがほとんど。
そして、それらを「ブラックウォールナットでこの価格?!節があってもいいよ!!」と購入されるものの、節の引っ掛かりやパテ処理の無さなどに後悔されるケースを耳にします。
しかし、弊社のワイルドグレードは基本的に室内用ですので、深い傷や節もパテが入っていますし欠損部分もありません。

同じような商品でも、中身は全く違うということ。

その差は歴然です。
でも、弊社ではわざわざその差をアピールすることはありません。

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち6


それは、価格だけで判断してほしくないから。
きちんとそのグレード、樹種、製作の想いを知っておいてほしいから。
もちろん、その価格の理由も。

今回は、弊社からのご提案。
古いお付き合いの建築士さんのご自宅につき、ショールームにて奥様ご同伴の上表情とグレードの特性、そして価格についてもご説明をし採用に至った経緯です。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち4


一般的な経緯で行けば一枚物としての姿を見ることのない原板たち。
それが、選別担当によって一枚物として活かされる。
パテが大きかったり傷を治していたりしますが、それが成長の証!!
もう愛おしさしかありません。←マニア的目線か親目線か・・・

しかし、これもきちんと表情や特価である理由をお伝えできるからこそ使っていただけるもの。
口頭での説明や、とにかく商品として売り切ろうという意思のみで価格ばかりを優先してお伝えしているとすれば、ブラックウォールナットの端正な表情を期待した施主様の気持ちには答えることはできないでしょう。

しっかりと事前に実物を見てもらって説明できるからこそ、ショールームで私が説明するからこそ使ってもらえるグレード、ワイルドグレード。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち10


もっとも原板を活用したグレードと言っても過言ではないでしょう。
数年分の在庫は今回で全て使い切っていただきました。

実はそのワイルドグレードのみでは数量は不足。
それが分かっていたうえで提案できたのは、弊社在庫数量に合わせての計画が出来たから。
事前に数量や間取り、計画をヒアリングしながらショールームでお話しできたからこそ、不足数量を別のグレードなどで補うことができ、今回は部位ごとでの使い分けによってのブラックウォールナットの空間を実現してもらう事が出来たのです。

その一部が垣間見られるのがここ。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち2


玄関です。
玄関部分、実はネイキッドグレードです。本当を言えば若干セレクショングレードも入っています。
計画では、玄関からリビング、そしてキッチンや洗面スペースなども全て同じグレード商品であるはずなのですが、同じグレード商品では数量が足らないため、ブラックウォールナットに変わりはないのですが、グレードと幅寸法などを混在させて使ってもらうことで、数量を確保してもらったのです。

なので、玄関入ってすぐはなかなか上品な印象!

そしてもう一つは一枚物の数量不足部分を補うために使用した、つなぎ目V溝フローリング
弊社在庫で、数坪分のみ残っていたものを上手に使ってもらったのがこちら。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち1


白太や軽微な節などが混在するセレクショングレード。
おなじみの、たて継のあるUNIタイプながらもそのつなぎ目を感じさせないV溝加工を施している、つなぎ目V溝シリーズ。
ロシアンバーチ限定オイル塗装品ノルデストウォールナット限定オイル塗装品でも紹介しているそれです。

広いリビングはもちろんの事、洗面スペースやキッチンなど、限られたスペースにおいてもUNIタイプの場合は表情が不自然に途切れてしまいますが、溝が一つあることでリズミカルになり不自然なつなぎ合わせではなく自然な一枚一枚の組み合わせの表情を作り出します。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち3


写真でわかるように、リビングから続くキッチンスペースはつなぎ目V溝品ですが、同じ基準で加工されたフローリング同士ですので、幅やグレードが違えど実は共通。
そのため、リビングのワイルドグレード幅広一枚物からキッチンや洗面スペースの150mm幅広V溝フローリングへ見切り材なく貼り伸ばしすることが可能だからできることです。

実はこれも、弊社特価品の特徴。
というか、当たり前のこと。
一部商品を除き、実形状は一定です。
そのため、グレードや寸法が異なっても続けて使う事が出来る。
これを維持する為にかかる経費はいかほどかは、伝えきれません。

一般流通特価品ではこうはいきません。

ずっと同じ品質で同じものを作り続けるからこそできること。
だから、特価品というもののレベルが違うのです!(はっきり言っちゃった・・・)


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち13


単なるまぜこぜ特価品ではなく、きちんと管理されたものが理由があって特別販売できるもの。
その違いが判ると、本当の意味でお値打ちに無垢材を使えるようになります。

予算に合わせて使っていただく事が出来た今回のブラックウォールナット無垢フローリング。
もちろん、いつでもできることではありませんし、今回は旧知であり近隣での建築であったことも大きな要因ですが、弊社が特価でご案内するスタンスの条件に違いはありません。

今後も、出自の分からない物を特価販売するのではなく、これはお値打ち!!!というものだけを特価扱いとして、理由をお伝えしながら紹介していきたいと思います。

こだわりの調度品と間取りの中で、お気に入りのブラックウォールナットに囲まれて過ごす時間。
とっても充実した生活だと思います。

体の健康は心の健康から。
目にするもの触れるものにこだわること。
その中でうける喜びに浸りながらの毎日を、また今後も報告してもらいたく思いながら、忙しい引っ越し間近のひと時の撮影を受けて頂いたのでした(^^♪

*キッチン、高そう・・・|д゚)

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち12


・ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングの紹介記事はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングの紹介記事はこちらから
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗写真はこちらをご覧下さい。
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗の4年後の姿はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢定乱尺フローリング、オイル塗装の施工写真はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング、古民家カフェの施工写真はこちらから


ブラックウォールナット以外にも、幅広無垢V溝フローリングを揃えています。是非、下記もご覧ください。

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング


*ブラックウォールナット材の注意点

・無塗装品でも、木目や材の特徴を活かすため、最小限の色調整を施している場合があります。
・プルミエグレードでも軽微な節影や、特有の黒っぽい筋を含むものがあります。
・白太と赤身のばらつきのある樹種です。無垢の趣ととらえてください。
・ブラックウォールナットの白太も、キクイムシ類の食害をうけることがありますので、グレードご検討の際には、ご注意をくださいませ。
・無垢の木材として、日射の影響で退色変化が必ず起こります。特に西日のきついところや、一日の日照時間が長い場所などには早い時期に現れることがありますので、製品初期の色合いより変化しますことを了承ください。
これも、木材の特徴の一つです。

ブラックウォールナット日焼け比較 1ブラックウォールナット日焼け比較 2








(両写真とも、右側が新材、左側が日焼け材です。どちらの材も日々表情が変わります。)



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・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
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日本の広葉樹のオリジナル家具、納入しました!

弊社は建築材料用の木材を多く扱っている会社ですが、それ以外の木材もたくさん取り扱っています。
材木屋さんなんだから当然!
そう思われるかもしれません。

しかし、材木屋さんというのは扱うものが多岐にわたっていると同時にその反対もあり、数種類しか扱わないお店も多くあり、非常に分かりにくいのです。
だからこそ、わざわざ多くの木材を扱っている、ということを書き出さないといけないのですが、単に樹種が多いだけでもありません。
様々なこだわりのある木々を扱っていますので、たまには建築とは違ったこともしていたりします。

その中の一つを納品しました。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 2

ベンチ状の長椅子です。

無垢の、一枚物の、日本の広葉樹の長椅子。
座面など、材幅が必要な部分には数枚の板を接ぎ合せていますが、長さ方向には一切つなぎ目はなく、一般的な集成材のようなブロック状の細かな木片がつながっているものとは表情が全く異なり、無垢の一枚板の雰囲気!!


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 6


一枚物の無垢材の醍醐味、そして広葉樹の楽しみの一つでもあるうっとりするようなこの「杢」も、長さ方向につなぎ目がない為に伸びやかに続いています。
ゆらゆらとした水面の様でもあり、光が強く当たると燃え上がる炎のようでもあり・・・

ずっと眺めていたくなるほどに、それぞれが個性的な表情をみせ合板+印刷シートでは絶対に味わえない質感を、視覚的に感じさせてくれます。

いや、本来は無垢材だけが全てではありません。
求められるものが違えば、合板の方が良い場合もある。
でも、木の質感を活かした内装やおとずれる人に安らぎと安心感を持ってもらう場合はやはり、無垢の木以外には考えられません。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 5


思わず手を伸ばして触れたくなる木目。
香りがするのかと鼻を近づけたくなる質感。
触れても決して冷たくはない肌触り。
床をこする音や若干のきしみ音さえも、耳に自然のハーモニーの様に聞こえる。

無垢の木ならではのもの。

今回の納品の舞台は礼拝堂。
信者さんが集まるその場所に、木の温かみのある家具として納品をしました。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 4


ただ見た目が良ければいいわけではなく、腰かけた方が自然とその風合いに和むように。
意識することはないけれど、違和感を感じずその十字架の教えに集中できるように。
そして、表面がめくれたり剥がれたりすることなく、ともすれば礼拝堂本体の寿命よりも長く使っていただけるものとして、無垢の木を提案しました。

進んでいく中で、予算とのせめぎあいもあり幾度も訂正変更があり、納期の都合なども含めて多くの難関がありましたが、製作に協力してくれた職人さんの力添えもあり、何とか期限内に納入する事が出来ました。
予算とのおり合わせで、接合は当初の予定よりも簡易な方法をとっている部分もあるものの、狂いなくぴっしりと納品する事が出来、搬入後は完成品を眺めて改めて一安心。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 7


およそ60台の製作の為に1年以上の時間をかけて進めてきた集大成。
納品設置を完了した後に、一人2階からこの景色を眺めた時、なんとも言えないやりきった感と喜び、そして安堵の想いがありました。

日本の広葉樹を、一時期に沢山利用するには非常に多くの労力と先行投資と管理が必要。
思っている以上のロスが出たり目算通りに進まないことが多くある。
それを乗り越えて、期日にきっちりと納品できた喜びは、プレッシャーを感じていた時間が長かっただけにひとしおでした。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 3


今日にはもう、数回以上は礼拝が進んでいるはず。
おとずれた方が、この長椅子が当たり前のように並び腰かけることが当然であるように、ここからの景色を見ていると、礼拝堂の一部になったような気もしながらも、もっと外側から親心の様にみているようにも思ってしまいます。


20㎥を超える原板の一枚ずつを検品。
そして合格品をさらに検品し、商品となったものを再度検品。
これ以外にも多くの検品作業を経ていますので,特別な想いがたくさん詰まっています。

全て手作業で、人が関わった仕事。
朝から始めた搬入設置が終わるころ、ステンドグラスには傾きかけた光が差し美しく輝いていました。
そこに映る聖人が、私の一年の苦労を癒してくれているような、そんな優しい光をこの先も忘れることはないでしょう。


日本の広葉樹家具 ぶな材長椅子 8


まだまだ誰しもが十分に使えるというところには至っていない日本の広葉樹ですが、きちんと計画し活用を進めていける一つの「出口」として一定量の納品を達成できたことは、大きな成果だと思っています。

今後、森林環境譲与税などの使途としても注目を集めるであろう、机やいす、テーブルや備品の木質化。
単なる木質建材ではなく、本物の無垢の木材を使った木質化を日本の広葉樹で少しでもスムーズに進め、且つ喜んでいただけるように、また来年も頑張っていきたいと思っています。


私の中での今年一番の大仕事。
これにて終了。


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有りそうで無いものは、必要とされるもの 〜芯去り! 選別焼杉板〜

今、非常に需要の大きなもの。
それは意外にも、ずっとずっと前からあったもの。

弊社でもつい5年ほど前までは在庫をしていた商品である、焼杉板(やきすぎいた)。
杉板の表面を焼くことで炭化させ、屋外での腐朽や虫害、紫外線劣化などを遅らせることのできる日本古来の外壁材。
しかし、5年前までにはすでに需要は薄くついには、弊社でも在庫をしなくなってしまいました。
そんな焼杉板ですが、一昨年から急激に受注が増えています。

それには2つの要因があります。
一つは、数十年前に施工された焼杉板が、交換の時期に来ているところがあるから。
もう一つは、弊社の周辺で被害が著しかった「大阪北部地震」と「台風21号」のダブル被害があったから。

後者は歓迎されざるものではありますが、この二つによって焼杉板の受注が増えているのです。
今回は、前者の理由で採用してもらったお宅に施工後の様子を見せてもらいに行ってきました。

芯去り! 焼杉板2


遠目で見ると、周辺のおうちにも施工されているものと同じ状態に見える。
もちろん、それが自然なのですが実は、この焼杉板は周辺の御宅の物とは異なります。
それは、「芯去り選別材」であること。

樹木には芯があります。
木材にする場合も、その芯を利用するかどうかで「芯持ち」と「芯去り」があります。
梁や柱などの構造材と言われるものに代表される、断面の大きなものは殆ど芯持ちです。
板材は、節の無いものや幅の広いものの場合は芯去りで製材するものですが、足場板のように「汚れることが前提」の場合や、焼杉板のように「焼くことで表面の化粧性を重視しない」場合は、材を無駄にすることのない様に芯持ち材になる場合が一般的。


芯持ち足場板


しかし、芯持ちになると割れが大きくなることや反りが大きくなることが多いうえに、節という枝の跡が穴になって抜けてしまう「抜け節」が多く出る可能性が高くなります。
そのために、その抜けた部分に樹脂のパテを入れますが、それがのちに大きなポイントになってくるのです。

表面を焼かれて黒くなっている状態では、樹脂のパテの部分も他の節の部分も同じように黒く見えています。
しかし、焼杉板は塗装されていないものだと、早いもので数カ月で黒い炭の部分が雨などで流されていきます。
黒い炭が落ちてしまうのです。
その時に、周囲の自然な節と異なり黒っぽく残って目立つのが樹脂のパテ。

もちろん、その存在をご存知であれば問題ないのですが、たいていの場合はお施主様は普通に自然な節が付いているものと思われています。
しかし、時間が経つにつれてくっきりと周囲との違いが目立つようになってくる樹脂のパテを見た時、不自然さを感じられるというお話を多く聞くのです。


パテ


そんなこと、教えてもらっておかねばわからないこと。
木材業界では、焼杉板に樹脂のパテがあるのは普通のこと。
大きなメーカーさんだと、カタログにもきちんと記載されています。
しかし、施工する工務店さんも材木屋さんも、焼杉板という商品名だけしか気にされていない・・・あ、あと価格ですね。
同じ焼杉板という名称であれば、安いものを選ぶ。
今日の自然な選択理由ですが、同じ名称の商品を安さだけで選ぶことによって、お施主様にパテという情報が伝わらない。
製品が悪いのではない。焼杉板は、そういう商品ですから。

でももし、経年によってこの不自然な状態になるのであれば、こんな形にならない物を探していたかもしれない。
いや、絶対にそうするはず。そんな声をたくさん聞いてきました。

特に、周囲が焼杉板を施工されたおうちばかりの旧家が集まる地域では。
値段の問題ではない。経年変化で不自然なものは使わないでほしい!
そんな依頼が工務店さんに届き、弊社に相談が来るのです。


芯去り! 焼杉板5


弊社が以前からお勧めしているのは、そのパテを極力少なく(材を無駄にしない様に、ごく小さなパテは若干含む)するとともに、割れや反りなどを減らすために製材工場による手作業を経た「芯去り選別品」を作っています。
原板の状態で、芯去り材を選別する作業をしているのです。
そのおかげで、節もきれいで木目の流れも伸びやかな焼杉板が出来る。

もちろん、選別にて除外される部分が出る上にその選別の手間がかかるので、「たかが焼杉板」にそこまでのコストをかけたくない、という方にはおすすめできるものではありません。
しかし、お施主様は求めている。
だって、数カ月や数年後にははっきりとその違いが見えるから。
見えるのは自分だけではなく、隣人や地域の人たちだから。


芯去り! 焼杉板1


だからこそ、手間や費用を惜しむものではなく、納得できる良いものが欲しい。
そんな気持ちに少しでも近づきたいと思い、出来る限りおすすめするのが芯去り選別の焼杉板です。
焼杉板という商品の相場を考えると「高い」と言われます。
しかし、私にとってはそれでいいんです。
敢えて言いますが、価格だけで木材製品を判断する工務店さんや大工さんには目の前の数字しか見えていません。
お施主さんは見えていません。
だからこそ、私はまずお施主さんが喜んでくれそうな製品をおすすめします。

芯去り! 焼杉板4



特に、違いが分かりにくい樹種、杉については!
高樹齢杉シリーズで好評をいただいている百年杉柾古希杉純白羽目板などの浮造りシリーズを筆頭に2017年にリニューアルされた埋め節フローリング赤身デッキ材もそうですが、他の材木屋さんとは全く異なる杉を紹介しています。
それは、同じ杉でも性質や色目や質感が大きく違うから。
そして、その違いは信じられないほどの価格差ではなく、経年変化やその原木となる樹木が育ってきた時間を考えれば、十分に価値のあるものだから。

そして、その差がお施主様がずっと過ごすおうちの一部分として、美しく変化しきっと愛着を持って過ごしてもらえると信じているから。


御社の杉材は高いですね!
そういわれること数え切れず。
しかし、本当に良質な杉材を求めるお施主様からはそんな価格だけの声をもらうことはありませんでした。

それと同じように、杉とずっと一緒に過ごすお施主様の為に、私がおすすめする焼杉板はこれなのです。

芯去り! 焼杉板3


単なる価格だけではない、ずっと続く価値。
経年変化で違いが出るもの。
木材は一瞬だけ良ければいいものではありません。
この価値はずっと使うからこそ分かるもの。
黒ければ良いものではない、焼杉板。


有りそうで無いもの。
単なる杉ではなく、意味と価値のある杉を届けること。
無垢フローリングにおいても外壁材においてもデッキ材においても同じ。


必要とされるものを、より良い杉でお届けする。
弊社にしかできないことを少しづつ。
求められる人に届けることを続けています。
今回は、納屋での施工だったこともありお施主様は敢えてその違いを知らないけれど、当然の様に続くその風合いが、周囲のおうちと調和し、もしかすると通りがかりの誰かが、この御宅は相当こだわっているな・・・と思ってくれるかも知れません。


・芯去り! 選別焼杉板の別注210mm幅の施工写真はこちらから


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透き通る白さ! 低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレードとちょこっと、日本のひばのおうち 

際立つ、美しい白さ!!

洗濯洗剤のコマーシャルではありませんよ(汗)。

私が無垢フローリングでおすすめする樹種、カバ(樺)の中でも辺材部分である白太だけを選別して作っている、プルミエグレードのこと。
カバは心材の桃色のような可憐な色合いも美しいのですが、純真無垢と形容したくなるような柔らかさすら感じさせるような、辺材部分の魅力は計り知れないものがあります。
今までも、幅広のセレクショングレードや同じく幅広のプルミエグレードのオイル塗装をご紹介していますが、どちらも「透き通るような白さ!」という、またもや洗濯洗剤のような形容になってしまうような、清潔な美しさを持っています。

今回は、そんなオイル塗装とは異なるウレタン塗装ですが同じくプルミエグレードを、光沢や艶をおとしたウレタン塗装としたリフリーバーチを使っていただいたお宅の様子をご紹介します。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 


第一印象は、本当にきれい。
オークのようなはっきりとした木目はなく、ブラックチェリーのような人を瞬時に引き付けるような印象的な色合いがあるわけではありません。

しかし、目にした瞬間に心躍る、というか。男の私がいうのも何ですが、派手さはないのにキュンとくるというのか。そんな印象。

単純な白さでいえば、メープルの中にはもっと白みの強いものもあります。
しかし、それらは木目は強くはないものの意外と強さを感じるというか、はっきりとした冴えた印象を受けるのです。

それに比べてカバのプルミエグレードの白さはどこか暖かくも感じる。
どうしてでしょう。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 7


太陽光の入射角度によっても刻一刻と色目を変える。
まるで、早朝の巨樹めぐりのようです。
時には白みよりもベージュに近いような色にも見えることが、温かさを感じさせるのでしょうか。

いや、きっとそれだけではありません。
カバの魅力的なところの一つである、縮杢。
それがあることで、決して強くないはずの木目に動きがみられ、それが揺らぎの印象となって視覚を通して人の心に働きかけているのでは?!

根拠はないものの、そう思ってしまいます。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 2


もちろん、樺(カバ)を知るシリーズでもお話ししたように、カバには「明るく照らす」という木語がありますから、それがどこか影響しているのかもしれないと思うのは、そんな情報をもつ私だけでしょうかね。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 11


色みに主張のないと思われがちな辺材部分ですが、個性的な色が混在しているために木目がはっきりしていなくても、貼上りは適度にランダムでリズミカル。
そんな表情を普通に紹介していますが、実は一般的な光沢のあるウレタン塗装ではこうはいきません。
太陽の光を反射するために、明るくなればなるほど木目は見えなくなります。

しかし、リフリーバーチに塗装されている低光沢ウレタン塗装は、暖かに差し込む日差しを直接反射することなく、はっきりと素地の木材の色や木目を見させてくれます。

だからこそ、稀に含まれるこんな木目もどんな角度からでも眺めることができちゃいます。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 12


水中を漂う気泡の様、とでもいいますか。
ゆらゆらと丸い模様が浮かび上がっています。
高樹齢木材に現れやすい木目ですが、カバではなかなかお目にかかることはありません。
お施主様、めちゃラッキー!

こんな木目がどんな角度からでも見える幸せ、想像しただけでワクワクします。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 1


ショールームにいらっしゃるお客様でまれに、同じような白さをもつメープルとの違いを「カチカチとしっかり」と形容される場合があります。
おおむね、私の感想がそれなのです。
メープルは非常に硬質なうえ、摩耗にすこぶる強いのでカチカチなイメージです。
製材機に通しても、しっかりと保持できていないと材が跳ねるような感覚を覚えます。

しかし、カバは製材機の感覚も硬いもののどこかしっとりとしているというか、フローリングの踏み応えも強さだけではないしっかり感を持っているように感じます。
その形容が、先の「カチカチとしっかり」なのではないかと思っています。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 3


そうです、樹種のことばかりではなく間取りやインテリアもおしゃれなのですよ。
すっきりとした内装にも決して自分だけ主張することなく、どんなときにも調和がとれそうな、そんな雰囲気。


オークの勇壮さやブラックウォールナットの孤高の存在感など、無垢フローリングにはいつの時代にも選ばれる樹種があります。
それらほどの強いインパクトがないために、おすすめするまでは選択肢に入る場面が少ないカバ。
まだまだ知名度は低いと思われるものの、プルミエグレードの清楚な美しさからネイキッドグレードの天然の原木そのままといわんばかりの表情まで、バラエティー豊かなのがカバ。


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 8


もっともっと、本来の魅力をしってもらうことと同時に、この美しいプルミエグレードの存在もPRしていきたいものです。

ちなみに、目につきにくいというか、同化するように自然に収まっている玄関の上り框。
実はこれも無垢材。
もちろん、弊社品!

しかも、こだわりの純白のメジロカンバ材!!!

低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ プルミエグレード 9


もう、惚れ惚れするほど美しいです。

私は息子ばかりを見ているのですが、娘がいればこんな感じでわが娘の美しさをたたえる親バカになるんだろうなぁ、と白無垢な玄関框をしみじみと眺める私。
この框を作るために大きな盤を製材したのですが、意外とロスが大きかったのは内緒なのですが、そんなこともあって余計に嬉しさ倍増。


白無垢な娘たちの晴れ姿を堪能したお父さん(私)。
喜び充満させながら帰路に・・・


おっと、実はこちらでは外壁の一部にも木材が使われています。

日本のひば 目隠し板


目隠しルーバーに、日本のひば材の板をしつらえてもらっています。
外部に面しているため耐腐朽性もありながらもビス止めできる軽量性、それから木の意匠性をもっているものということでのご提案。

まだ、かすかに特有の芳香もありとてもすがすがしい風が感じられました。
お住まいになってからも、湿度や温度環境でほのかに香ることでしょう。


いつものことながら、天気の変化で色合いの変わるフローリングに何度もシャッターを向けながら、その仕上がりに一人ニコニコとしながらの撮影はいつもながらに楽しく、やはりまだまだ知られていないカバの魅力を伝えていきたい!
そう思った訪問でした!


・低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングはこちらから
・リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング子供部屋施工写真はこちらから
・リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング居間施工写真はこちらから
・樺(かば)については、こちらのシリーズをご覧ください


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挽板フローリング S3シリーズ カスクオークでちょこっとリフォーム!

さぁ、先日紹介しました挽板フローリングのS3シリーズ。
早速プチリフォームに採用頂いています。

その前に、ロックメープルのおうちは施工記事を紹介していますが、今回はプチリフォームでカスクオークのセレクショングレードを採用いただきました。

挽板フローリング カスクオーク セレクショングレード施工 2


あぁ、見事なオーク。
今回採用いただいたのは挽板フローリング S3シリーズのカスクオークセレクショングレードですが、一般的な合板フローリングにはない伸びやかな木目と、木材本来の白太(辺材)や節のあとなどが、いやおうなしに無垢材の質感を訴えかけてきます!

挽板フローリング カスクオーク セレクショングレード施工 1


蛍光灯の明かりで少し白っぽく映っていますが、カスクオークのはっきりとした木目がしっかりと表現されています。
写真には写っていませんが、手前の部屋は無垢のナラのフローリング。
もちろん、それも弊社からの商品です。
以前に工事してもらって使っていただいたのですが、今回も採用いただき本当に有難い限り!

残念ながら、前回使っていただいたフローリングは販売終了になってしまったので、今回ご提案したのが挽板フローリングS3シリーズのカスクオーク。

挽板フローリング カスクオーク セレクショングレード施工 6


オークという樹種の共通性を持たせたいとの意向もあり、採用いただきました。
写真では少しわかりづらいものの、微妙な色違いや木目の流れ、そして材木屋ならばわかる「ここ、もう少しで節がでるんやろうなぁ!」みたいな、木目の揺れなど、本当に無垢材一枚物と遜色ない仕上がりを見る事が出来るのが、1820mmで一枚物の貼り上がりが実現できる、挽板フローリングS3シリーズならではのところです!!

挽板フローリング カスクオーク セレクショングレード施工 4


UNIフローリングとは違い、縦に伸びる途切れのないオークの木目の美しさ。
ちょうど縦長に配置される部屋だったこともあり、長手方向にのびやかに続く仕上がりを見る事が出来たのですが、この貼り上がりを手にしやすいことも挽板フローリングの大きな特徴。

無垢一枚物フローリングが素晴らしいことは言うまでもありません。
しかし、惜しいことに予算の都合もあり誰でもその貴重な貼り上がりを自宅に採用できるわけではありません。
そういった点で、挽板フローリングは貼り上がりの質感において想像以上の満足感をもたらすと言っても過言ではありません。

本来は無垢一枚物推しの私も悔しいほどに、不均一な無垢材の貼り上がりそのものの表情を見せてくれます。

新しいフローリングの選択肢の一つである挽板フローリング。
無垢材に近い存在として、材料候補の一つに加えられるに十分な仕上がりを見せてくれています。

挽板フローリング カスクオーク セレクショングレード施工 7



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日本の栗(クリ)を、身近な木製デッキ材へ!

弊社が今、力を注いでいるのは日本の広葉樹活用!

日本の広葉樹、とわざわざ付け加えているのは、杉や桧に代表される針葉樹の利用は良くも悪くもどんどんと進んでいますが、広葉樹は未だに需要と供給のバランスが整っていません。
それには、すぐに解決しづらい様々な理由があるのですが、いきなり大きなことはできなくても弊社の様な小さな会社だからできる活用法を考えよう、ということで取り組みを進めています。

そのうちの一つが、節や傷、そして曲がりや虫穴があるような「化粧材」にはなりにくい材の活用。
広葉樹材の多くは、節が無いものを利用するのが一般的です。
価格が高価なこともあり杉や桧のように、見えない部分に使われることがないことや、節がでるものは本当に大きな節になってしまったり枝分かれ部分になったりすることが一つの理由。
しかし、広葉樹材にも節が出たり虫に食われていたりという部分が必ずあります。

そういったものこそ活かしたい!
美しい広葉樹は、ほおっておいても流通しますし銘木として販売できます。
でも、だからこそ流通しにくいものを流通させ、その樹種のファンを作る。そういった取り組みを進めていっています。

その取り組みの一つがこれ。

日本のクリ(栗)節有デッキ材 4


う〜ん!雨に濡れて艶っぽい魅力が出てます!!

雨に濡れて、ということで使ってもらったのは屋外デッキ用材としてのクリ(栗)。
日本で生まれた日本のクリ材です。
無垢フローリングで流通しているものは、ほぼ中国などのアジア産の物。
弊社では日本のクリ材の無垢フローリングも製作しています(紹介していませんが・・・)が、今回はウッドデッキです。


日本のクリ(栗)節有デッキ材 2


表面は、植物系オイル塗装で白くお化粧をされています。
素の状態では、もっと灰褐色っぽい印象ですが白粉(おしろい)のような状態ですね。

施工されて数週間後にお邪魔しましたが、オイルも馴染みながら着色塗装の下から本来のクリの木目がジワジワと滲み出るように現れてきて、針葉樹には絶対に見られない広葉樹特有の変化を見せています。
そうそう、滲み出るといえば灰汁。
クリ材は灰汁の出る樹種です。

熱帯産の高耐久木材と言われるような、イペウリン等の木材もそうですが樹脂や灰汁、樹液成分を多く含むために、雨の後などはデッキ材から濃い色の樹液の様なものが流れ出ることがあります。

綺麗なコンクリート面の上に、ダラダラと流れ出す樹液を「汚れ」として問題視される場合が多いのですが、樹木というのはそういうものです。
そういった成分で自己を守っているんですから、出て当たり前。


日本のクリ(栗)節有デッキ材 1


なのでこのクリ材も、雨を受けた後は灰汁が滲みます。
それが、表面の木目が少し茶色がかっている部分です。
この灰汁の析出や、クリ材に多く見られる虫穴などが敬遠されることも、クリ材が活用されない理由の一つ。
しかし、このデッキのオーナーさんは「断然クリでしょ!!」と、ご理解を頂き(木のおもちゃ作家さんだから当たり前か!)、さらにイメージとして高価だと思っていたクリ材が断然リーズナブルに使えるとあって、大変喜んでいただきました。

こんな木目、でないもんね。熱帯産樹種でも、高樹齢の針葉樹でも。


日本のクリ(栗)節有デッキ材 3


これからさらに紫外線や雨を受け、大きくその表情を変えていくことと思いますが、劣化が進み使用不可能になるまでは数十年と考えます。
一時期の費用を抑えることで、10年もせずに取り替えなければならないような樹種を使うより、住まう人とともに長い月日を一緒に過ごせる日本有数の高耐久木材、クリ材で屋外にもっと木材を!日本の広葉樹を!


一般的には、節などの欠点と言われるもののない木材を販売することに重点をおかれている為に、どうしても高価になってしまう日本の広葉樹。
しかし、デッキ材などの屋外使用や欠点と言われる部分が気にならないところに用途を作ることで、考えているよりも非常にリーズナブルに日本の広葉樹を取り入れる事が出来ます。

もちろん、それは弊社がいつも日本の広葉樹に目を配り集材に協力してくれる方がいるおかげですので、いつでもどこでもできるわけではありません。
弊社では、今のところある程度の量であれば出荷できる体制を整えていますので、木目が見えることで木の質感をより感じやすく、さらに腐りにくい特性をもつ日本のクリ材を、取り入れてみませんか?!


デッキ材と言えば熱帯産の堅木材、という時代はそろそろ終わり!
これからは、日本の広葉樹!クリのデッキ材の出番ですよ!!



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挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナットを広々リビングへ!!

仕事してますシリーズ、少し空いて第2弾(笑)。

わたし、いつも出張で不在とかおかしな木材とかを追いかけたりして、こいつ仕事してんのか?!と思われて当然なのですが、皆さんの見えないところでせっせと仕事しています(汗)。
冗談ではなく、確かな木材や木材製品をお届けする為にいろいろと駆け回るのも大切な事ですが、肝心のお客様がないことには、商売として成り立ちません。

いや、そうだからこそいつまでたっても走り回っている、と言っても過言ではありません。
決してコマーシャルにはお金をかけず、未だにホームページすら検索対策をまったく講じていない企業など、アホです。
マーケティング的にやる気がないとしか思えません。
私が社外取締役ならば、即刻業務改善!!です。


でも、中には真面目にやっているから声をかけて頂ける、もしくは存在を思い出していただけるときがあります。
今回はそうだったのかどうかわかりませんが、きちんと仕事をしている「成果」を公開しておきます(汗)。


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 5


今回使っていただいたのは、先日のロックメープルに引き続き挽板フローリング S2シリーズブラックウォールナット
明るく白いロックメープルと正反対の、シックな深い色合い。
表面のオイル塗装が、より一層その質感を高めているに違いありません。
ウレタンなどの塗装も綺麗な塗膜が光っていてきれいなのですが、どうしても光るほどに木目が見えづらい様になるために、ちょっともったいなく感じます。
オイル塗装は、少しの艶がしっとりとした質感を出すとともに独特の木質感を高めてくれています。


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 2


無垢材は貼り伸ばした表情ももちろん素敵なのですが、やはり材そのものの表情がはっきりみえる接写もたまらなくいいものですね。
無垢材、といいましたが表面の2mmのお話ですが、その2mmのクオリティーというのは侮りがたいものです。
この写真からも分かるように、ブラックウォールナットそのものの表情がはっきりと映えています。
もちろん、本物なのですが15mm厚の無垢フローリングとは違うもの。
いつもはそう頭ではおもっているものの、この貼り上がりの質感を見てしまうと無垢材との違いをどのように説明しようかと、迷ってしまうほどです・・・


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 1


15mmのレギュラー品無垢フローリングと同じような実嵌合部分のV溝加工。
909mmという長手方向と120mmという巾方向ごとに入る溝ですが、一般的な合板フロアーではこの溝の中にベニヤ板が見えてしまうので、はっきりとは見えないもののどこか違和感を覚えてしまいます。

それがないことも、非常にまとまって見えるポイントだと思います。

また、グレードはセレクショングレードなので適度な白太や軽微な節などを含んでいて、一層樹種の特徴を感じられるのもいいところです。


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 4


近年は、節や色差などが殆どないプルミエグレードよりもセレクショングレード、もしくはネイキッドグレードの方が人気が高く、表情の荒れた部分があるほうが好まれるために、ネイキッドグレードでも節や変色の入り具合が妙に気になってしまうほど。
そう考えてみても、この自然なバラつきはカッコいいですよ。
前回、カフェレストランに合わせて頂いた無垢材のブラックウォールナットのネイキッドグレードの様に、節やパテが混在するものももちろんとても魅力的なのですが、大きな変化がないものの、穏やかな自然のバラつきがある挽板フローリングのセレクショングレードもまたやはり魅力的ですね。

そしてもう一つ、魅力的なのは杢!!


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 7


すべすべとしたくなるほど、はっきりと縮み杢があります。
こんな箇所がいくつか点在。
もちろん、その時の原木の具合にもよるものの、今回はそこかしこにみられるのが杢。
この杢も、見る角度によって光り方が違うのですが、その光り方の深みも表面2mmの挽板のなせる技!
2mmといえども、木の持つ細胞組織が光を乱反射し目に映ることで見える美しい模様。

0.2mmほどの世界では表現することの困難なものが点在する、というのも魅力の一つです。
もちろん、それなのに、非常にフレンドリーでリーズナブルな価格でブラックウォールナットを手に出来るのも、挽板フローリングならではのこと。

無垢材では手にすることの難しいけれども、本物の質感を取り入れたいという場合、挽板フローリングS2シリーズは良い味方になってくれますよ!!

貼り上がりも、909mmの長さを感じさせないほどに自然です。
落ち着いたインテリアを一層引き締めるような貼り上がり。
使っていただいたのはリフォームでしたが、非常に美しい建築の一部分にこの挽板フローリングS2シリーズ ブラックウォールナットが馴染んでくれていてホッとしました。

これからも、お住まいのお施主様とともに良い時間を刻んで経年変化していってくれることを願っています。


挽板フローリング S2シリーズ ブラックウォールナット 6



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邸宅にて羽を伸ばす、白粉(おしろい)のメープル 〜挽板フローリング ロックメープルの貼り上がり〜

先日の巨樹巡りの記事以上に出せていなかったもの、それは無垢フローリング施工写真。
実は意外と?!大事なもので、弊社の商品をお伝えする機会ですので本来は積極的にお伝えすべきなのですが、熱中した樹種紹介記事が長引いたおかげですっかりとその機会を逃していました・・・

今回施工して頂いたのは、挽板フローリング。
合板やランバー材を基材にし、表面に2mmや3mm(時には1mm)といった挽板と呼ばれる、製材により作り出された薄い板材を貼ったもの。
無垢材を使う場合の伸縮による隙間や膨れを心配される設計士さん物件や、工務店さんでも床暖房仕上げの場合のほか、一枚物の無垢材を貼り上げたように見えることが人気の秘密。

挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 4


乳白のような部分と若干褐色がかった白系部分の色差が、ランダムな自然素材の印象を感じます。
通常、無垢フローリングで同じような仕上がりを求める場合、一枚物のプルミエグレードやセレクショングレードを使ってもらうことになりますが、仕上がりが良い分それなりに良いお値段になることもあり・・・

予算の事情を鑑みても、仕上がりとの両立が出来るという意味では、現在無垢フローリングをしのぐ勢いの人気と言えるかもしれません。

その上、無垢フローリングの場合の多くは UNI (ユニ)という長さ方向につなぎ目があるタイプが殆ど。
もちろん、弊社が力を入れてお勧めしている各種一枚物フローリングがあるものの、いつもそうとはいきませんから、つなぎ目の無い一枚物仕上がりは非常に魅力的。

挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 5


特に今回は広々としたリビングと、敷地面積に由来するゆったりとした間取りもあって、一枚物の伸びやかな木目が非常に印象的に目に飛び込んできます。
設計士さんだからこその、空間の使い方というか見せ方というか、、、
純木造住宅なのに木が主張していないところがさすがというか、若干ムヅガユイというかもっと無垢材の質感が欲しいと思ってしまうのは、私の悪い癖なんでしょう。
そう思ってしまうくらいにさりげない使い方なんですけども、だからこそ木目の主張が強くないメープルの挽板フローリングが活きてくるのかもしれません。


挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 3


近くで見ると、以外にもはっきりと見えるロックメープルの木目。
いつも思うのですが、まるでホイップクリームの底に沈むコーヒーをかき混ぜたラテアート的な、ゆらぎが感じられるような木目がすごく好きな樹種です。

そんな特徴がはっきりでるのは、挽板フローリングならでは。
合板フローリングでももちろん木目は見えるのですが、その奥行きというか、挽板を使っているという先入観をともなった視線が一層魅力的に見せているのかもしれませんが、合板とは異なる1820mm×150mmの一枚物という存在感が見る人を感嘆させるのだと思います。

挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 7


今回は通常のオイルクリヤーではなく、ホワイトオイル仕上げでしたので少し乳白色がはっきりとしているのと、クリヤーオイルよりも少し優しく見えるのは親心?!でしょうか。

どちらにせよ、メープルは剛ではなく柔。
そんなイメージを持ってしまいます。

今回の施工で頑張ったのは、実はフローリングではなくて各所にひそかに使われている、無垢の造作材。
特に、フローリングと重なる部分はメープルの無垢材を使用していて、上がり框や各種見切り材を無垢材で製作したのですが、その何気なくある部材でもっとも注力したのがこの敷居!


挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 2


間仕切りの引戸が入っているのですが、3枚引き込み戸というものでほぼ4mのメープル材の一枚物を使用しているのです!!
広葉樹の4m材、それも節なしがどれだけ貴重か、分かる人にはわかる!
ここだけの話、製材した後に「挽曲がり」という状態になり、その材をあきらめてもう一回別の材で作り直すという事態になったんですが、上手に納まってくれて本当に涙が出そう・・・
乾燥材の広葉樹で気を付けねばならないことの一つなのですが、製材しないわけにはいかないし、難しい問題。
数万円が消えてしまった瞬間は、脳裏に刻まれています(涙)。


挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 6


さて、ここまではこの住宅の1階部分。
ここからは2階を紹介します。
というのも、実は1階部分は15mm厚の150mm幅の1820mmというS3シリーズを使っていただいていました。
そして2階はというと、12mm厚の120mm幅の909mm長さのS2シリーズを使っていただいているのです。


挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 4


そう説明しても、これくらいの写真では全く違いが判らないと思います。
もちろんのことながら、グレードは1階部分と同じですから写真で見る表情は基本的に同じなのです。
本当は、もう少し離れて撮影をしたいのですがどうしても、メープルのこのゆらゆらと儚いような木目をカメラに収めたくなり、ついつい接写が多くなってしまうのです!


挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 1


それでもやはり全体写真をとらえておきたいし、普及品の合板フロアーとの大事な違いとして、この120mm幅の一枚物フローリングであることを物語る幅方向と長さ方向の継手部分を見てもらいたいのです。
一枚物フローリングだからこそできる、このズラシ貼り施工。
長さの半分ずつ継手をずらして貼っていくわけですが、リズミカルに続くこの継手部分がとっても心地よい質感を刻んでくれます。

と言いながらもやっぱり接写しちゃいます(笑)。

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 5


このアングル、とっても好きです。
お施主様のおうちですが、このアングルの時だけはフローリングにべったりと座り込み、一流カメラマンよろしくピントとアングルのずれを合せるのです!!

微妙に見えるロックメープルの木目とモノトーンの壁。
自己満足です(^_-)-☆

そんな接写が多くなってしまうのですが、少しは全体像も。

挽板フローリング S2シリーズ ロックメープル 3


こうしてみると、意外と長さが909mmであるということを感じさせないと思います。
継手はできるものの、もともとが無垢材の適度な色の差があるためにバラつきとなって、自然なランダムさを生んでいるところが違和感を感じさせないのかもしれません。

はっきり言って、一般のお客さんでは言われなければ1階の床と2階の床の差は気が付かないのではと思ってしまったりします。
実はここの住宅は、フローリング以外にも多くの木材を納めているのですが、中にはなかなか苦戦したもののあり、その部分も取り上げたいところですが、今回はフローリングのお話しのみにしておきましょう。

白く美しいロックメープル挽板フローリングを上手に活かす空間と色使い。
さすがは建築士さんが手掛けただけありました。
これから、どのような変化をしていくのか楽しみですが、日が傾くにつれて表情を変えてくる目の前の空間に、ずっと見ていたくなるような気持ちになってしまいました。


挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル 1


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大工さんも驚いた!! これが節あり一等材? 〜高樹齢杉 埋め節フローリングのおうち〜

杉材が求められる理由。
2極化しているように思います。

1つは他の樹種に比べてリーズナブルだから。
もう1つは、杉という樹種が持つ効能を重視していたり、美しい表情が好きだから。 
一般的に、材木屋さんが杉を勧めるときは前者が多い(経験上のお話)と感じます。それは、今までの記事で書いてきたとおり。
そして弊社が杉をお勧めするときは、後者の理由です。


今回採用頂いた、杉フローリングもそうでした。
弊社が自身をもってお勧めしている木材の中で、ある種特別な存在かもしれないのが「杉 埋め節フローリング」。
私がこだわっている、日本の広葉樹フローリングシリーズや、過日にお伝えしているロシアンバーチやノルデストウォールナットで紹介した幅広V溝フローリング、そしてもちろんカスクオークやブラックウォールナットなどの広葉樹の一枚物フローリングは樹種やその表情自体が特別なもの。
しかし、ある種どこでも見かける杉材で違いがわかるポイントと言えば、有名産地のものかどうか。

杉材の中でも屋久杉や吉野杉、秋田杉などというのは非常に認知度の高いブランドですが弊社の埋め節フローリングをはじめとする高樹齢杉シリーズは、それらのブランド材ではありません。
では、何が違うのか?!ということは、写真を見てもらいながら説明していきます。

高樹齢杉 埋め節フローリング1

窓越しの日差しをうけて輝いているのは、節ありの杉フローリング。
弊社が特にお勧めする高樹齢杉シリーズの浮造り品ではなく、表面はフラットで特別な加工はされていないもの。

それでも、原板として選別されるまでは高樹齢杉シリーズの古希杉と同じように乾燥工程を経ている商品ですので、遠目に見ても近づいても、とっても美しい表情を見せてくれます。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 10


特に場所を選んでいるわけではないのですが、節ありの杉フローリングにかかわらず、節の部分を定めて撮影しなければ、節が写真に写りこみにくいのがいいところというかなんというか。
もちろん、大工さんも考えて施工をしてくれているからだと思うのです。

そうです、古希杉もこの埋め節フローリングも、普通の杉フローリングの感覚を持って初めて接すると驚かれることが多くあります。
今回の大工さんも、どうもそうだったようです。

採用を決めていただいたのは、とっても熱心で木の効能をご自身でも知りぬいたうえで、施主様にもお勧めできる設計者さん。
弊社ショールームにも遠路お越しいただき、弊社の杉フローリングを体感し、そしてじっくりをお話を聞いていただいて、気が済むまで体感して(笑)納得を頂いての採用でした。
ご自身の考えている、無垢材に対する様々なポイントをクリヤーすることができた杉フローリングが、今回施工の埋め節フローリングなのです。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 4


埋め節フローリングは、その名の通り節ありの杉材を使用している為に、どうしても節がかけたり抜けたりする部分があります。
その為、その部分は丁寧に埋め木処理が施されています。
と言って節の部分を探すんだけども、節ありフローリングなのに節が本当に部分的にしかなくて、自然に写すのに苦労します(汗)。

それが大工さんが驚かれたポイントの一つ。

設計者さんからは、めっちゃきれいなフローリングが届くよ!節ありやけど、と聞いていたそうです。

で、大工さんは大阪人でもない(はず・・・)のに、お笑いのノリで「そんなはずないやろ〜!」と思っていたみたいです(^^♪
しかし、現場に届いて開梱して驚き!!

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 8


そりゃ、節ありだと聞いているのに開けたらコレだもの・・・

ほんまに凄いのが来た!、と思ったらしいです(^◇^)

設計者さんも、「だから言ったやろ!」的な感じだったそうですが、そりゃそうですよ。
だって、一般流通の杉フローリングとは原木も違えば選別も違って、さらにこだわりが違うんだもの。

それに、冒頭で書いたように「安い無垢材」として採用されがちな杉ですが、弊社の高樹齢杉シリーズとこの埋め節フローリングは、超こだわりの杉なので「安さ」ではなく「美しさとこだわり」を気に入っていただき、他にはない杉材を楽しんでもらいたい商品なのですから、驚いてもらいたいのです。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 5

大工さんが驚いたのは、節の少なさ(これはもう少しあってもいいと思うんだけど・・・良すぎる。)と同時に、この芯材。
一般的に言われる「赤身勝ち」の状態。
木材は、芯材と辺材という部分に分かれます。
それぞれで色合いと性質が異なりますが、一般的な杉材は樹齢が若い為に辺材と言われる白い部分が多く、成長盛りなので光合成の為の枝(節)をたくさん出しています。

それに対して高樹齢杉シリーズは、最低樹齢でも70年以上の原木を使用。
さらに、その中で芯材の赤身の部分を主に選別しているので、このようなきれいな赤ピンクの色合いがそろうのです。


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 9


大工さん、驚きは当然です。

そんな原木を使って選別している杉フローリングはそうそうありませんし、さらにその色合いと杉の香りや脂を残すための原木時の「葉枯らし乾燥」と原板にした後の「天然乾燥」を行い、機械乾燥は一切されていないので、この艶と色合いが活かされるのです!!
機械乾燥をしないことは、商品にするためのスパンが長くなって材木屋にとってはデメリット。
しかし、杉のもつ力を最大限に活かすことが出来る為、お施主様にとっては大きなメリット!!


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 6


選んでいただいた設計者の方も、わかっていたもののやっぱり良かった!、と言っていただきとてもうれしく。
今までは敢えて、名称を高樹齢杉シリーズには加えていませんでしたが、原板はほぼ一緒なので、もう高樹齢杉シリーズと言ってもいい!!


これらの原板となる杉は、ず〜っと前から育て手入れをし続けてくれた山から出てきたもの。
だからとってもきれいな木目と形質の良い大木に育ってくれたものです。

そんな杉だから、大切に販売したい。
先人のしてくれたことを、次の世代に何かを残せる形で伝えたい。
大事にしてきてくれた原木を活かしたい!

確かに、コストを重視したい場合もあると思います。
しかし、大切にしてきてくれた山をこれからも良い環境として維持し、これからもこのような良質な木材を算出することが出来るようにするには、良い木材はそれに見合った価格で流通させる必要があります。

今、私たちがこんなに美しい杉を使うことが出来るのは、どんな想いで山に入ってくれた人がいるからなのか・・・
そして、どんな苦労があったのか。
そんなことを思うと、「安い無垢材」として販売することはできないのです。

いえ、それでもきちんと使っていただける手の届く価格設定ですので、ご安心下さい。
「安かろう悪かろう」ではない、という意味です。

高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 7


高樹齢杉シリーズは、埋め節フローリングの美しさはそのままに、さらに選別をされた上に丁寧な浮造り加工を施した古希杉フローリングと、最低樹齢100年以上の原木のみを厳選し、その中から希少な柾目材のみを使った百年杉柾浮造りフローリングがあります。

それらのエントリーモデルが埋め節フローリングですが、こだわりは同じ。

一般のお施主様には「杉は杉」なのかもしれませんが、私と今回の設計者さんにとっては「杉は杉でも特別な杉」なのです。

お施主様には大きく胸を張ってもらいたい。
もちろん、設計者さんが伝えてくれてはいるものの、もう一度言いたい。

特別な杉のフローリングのおうち、胸を張ってほしい。

先人の大切な宝物である杉とともに、大切に幸せに過ごしていくことが出来ることを。
無垢フローリングではありえない、葉枯らし完全天然乾燥の無垢フローリング。
そのこだわりは、弊社ショールームで体験してください。


高樹齢杉 埋め節フローリング施工 K邸 2



・杉埋め節フローリング〜2019〜はこちらから
・杉埋め節フローリング 安らぎの部屋施工現場はこちらから

・高樹齢 百年杉柾浮造り一枚物フローリングはこちらから
(一枚物施工例はこちらから、UNIタイプ施工例はこちらから)

・高樹齢 古希杉板目浮造りフローリングはこちらから
(2017年仕様変更後の施工例はこちらから)

・高樹齢杉 純白浮造り羽目板はこちらから
施工例はこちらから)


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薫りで和らぐ水周り 〜日本の広葉樹フローリング 兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングの仕上がり

昔から稀にあった、日本家屋の水周りでのクスノキ利用。


弊社でも10数年前に、お手洗いと洗面スペースの床に贅沢にクスノキの一枚板を並べたお宅をお手伝いする機会がありました。
その時は、クスノキのフローリングが無かったので、幅広の一枚板、そうテーブルにするような一枚板を贅沢に床面にドカンと並べて使用したのでした。
そういう使い方が出来るということは、相当に広いスペースだということですが、その当時はデジカメに収めるということをしていなかったので、写真が無いのが悔しいところ。

そんな昔ばなしですが、今回は弊社が製作している実のある無垢フローリングとしてお届けできるクスノキを、当時と同じように住宅の水周りに使っていただいたお宅を紹介します!!


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 17


以前に記事にて紹介している、日本の広葉樹フローリングシリーズの「兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング」です。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 7


フローリングに使用される樹種としては、オークブラックウォールナットなど特徴がはっきりとしているものが多いですが、それらに比べると一部分だけを見た時のクスノキは大人し目。
もちろん、中には深い小豆色だったり緑褐色っぽかったりするものもあるんですが、黄白色の部分の落ち着きが非常にのっぺりとしているので、一見迫力なく感じるかもしれません。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 8


しかし、実際は違います。
他の広葉樹フローリングとは異なる、クスノキ特有の「照り」などの特徴が見えて結構きれいなんですよ!

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 20


私がクスノキを好む理由の一つに、その芳香があります。
クスノキに関しては過日のクスノキの一連の記事を見て頂きたいのですが、樟脳という成分をもとにする「スカーっとした」爽やかな香りがやみつきになってしまいます。
そして、この樟脳の香りがお手洗いスペースなどに香ることで、天然の芳香剤として働いてくれることもあります。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 12


クスノキフローリングができたての時は、弊社にはそのクスノキの芳香が充満。

好き嫌いが分かれてしまうほど、ある種強烈な香りではありますが、少しづつ弱まっていきます。
薫りが落ち着いても、雨の日や晴れの日、その時々の状況によりフワッと香る時もあり、現代に多い人工的な芳香剤とは異なって、自然の香りそのものを感じることが出来ます。
因みに、我が家のお手洗いはカウンターがクスノキです。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 9


今回は、お手洗いと洗面所への使用でした。
適材適所といいますか、樹種の特性や昔からの伝統的な用途に使うということは、現在の様に科学的に証明されていない時から、人と樹木の間にある関係性が非常に表れているように思えてなりません。

今の様に便利なものの無い時代、木の持つそれぞれの特性ごとに使い分けていた人たち。
その完成は、現在の人たちには簡単に真似できるものではない様に思います。


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 13


写真にあるクスノキの木目。
ちょっとギラギラしていると思いませんか?!

クスノキはご存知の通り非常に大木になりますが、それとともにいろんな方向に力をためています。
そんな木目がこのギラギラ模様ですが、実はこれ、きれいに加工するのは結構神経を使わなければいけないのです。
逆目といって、木目がけば立つようになりやすかったり加工途中で刃物や研磨機に引っかかるため、実はちょっとした配慮がいるのです。


兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 14


しかし、綺麗に仕上がっていると思いませんか?!
ちょっと光っているように見えるのがわかるでしょうか?!

表面はつるつるピカピカ。そんな陳腐な表現が似つかわしくはないほどに美しく仕上げられていますので、部分的には若干景色が映るようなところもある?!位にきれいなんですよ。

これもこの兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングの大きな特徴。

ちょっとした見た目は敵わなくても、実はとっても味わい深い樹種なんですよ。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 16


この贅沢な水周りスペースにいると、クスノキのもつ長命で奇(くす)しき力が家中に充満しているようで、緑に囲まれている様でもあります。
そうです、ここは以前にも紹介している「横架材、総地松(じまつ・日本の赤松)材の家」なんですよ。

赤松自体も神様の降りられる木ですし、縁起の良いとされる樹木。
そして赤松の持つ成分がリラックス効果や気持ちを安らげる効果があることが知られていますので、クスノキのパワーと地松のパワーで家運隆昌・健康長寿、間違いなし!!


そんな特別な日本の木材で建築された本物の木の家。
贅沢で特別な心地の良い施工ご写真となりました。


・日本の広葉樹フローリング 兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから

その他の日本の広葉樹シリーズ、既出のものは以下からご覧ください。
・日本の広葉樹フローリング 清涼楢(せいりょうなら)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・日本の広葉樹フローリング 清涼樺(せいりょうかば)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・日本の広葉樹フローリング 清涼たも(せいりょうたも)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
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・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
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挽板フローリング S1シリーズ バーチ セレクショングレードを早速使っていただきましたよ!!

過日にご紹介した挽板フローリング S1 シリーズの記事はもうご覧になってもらえたでしょうか?!
貼り上がりは、節や変色、照り、虎斑など無垢フローリングそのものの質感でありながらも、非常にリーズナブルな価格で驚きを頂いている商品。

今までも挽板フローリングは様々あり、記事では紹介をしていませんが採用を頂く機会はありました。
しかし、そんな中でも予算が非常に厳しい場面や、無垢フローリングにしたいものの部屋の質感を考えると、UNIタイプのつなぎ目が気になって・・・という声があったことも事実。
一般的な挽板フローリングは、無垢一枚物フローリングと比較すると非常に身近な価格設定ではあるものの、それでもUNIタイプのフローリングからすると手を出しにくいものでもありました。

そのすき間を埋めるべく登場したのが、先日紹介の「S1シリーズ」。

表面の挽板の厚みを従来の2〜3mmからなんと1mmに抑えることで、挽板が持つ無垢材としての質感を損なうことなく、価格を一般的な合板フローリングと同じような非常にリーズナブルな設定にすることのできた、新しい挽板フローリングです。


今回は、さっそくそのS1シリーズを採用してもらったおうちをご紹介したいと思います。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工3


第一印象。
きらっきら!!!めちゃきれい。

そんな単純な語彙力のない感想になってしまうくらいに綺麗です。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工2


バーチは木目があっさりとしていて柔らか。
だから、オークのような重厚感や無垢の木質感という意味では控えめ。
しかしながら、オークにはない自然な色違いやゆらりとした節周辺の表情、そしてどこか温かく感じてしまう柔らかな質感が特徴です。

見ていると、自然とほっこりとしてしまう。
そんな感じです。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工4


オークほどの木目の印象がない、といいましたがそれと引き換えに持つバーチの特権があります。
それは、縮み杢や照り(てり)といわれる特有の木目の表情。

成長の過程でできる特殊な木目ですが、これが派手さのないバーチフローリングの見た目を大きく変化させるのです。
ある角度から見ていると、白っぽくてあっさりとしているにもかかわらず、少し違った角度に移動してみるとなんと、まるで一部分が波打っているような感覚に!!
水面に一石を投じた波紋の様な、静かに打ち寄せる海のさざ波の様な・・・

そんな木目がたまりません!!

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工5


特に、今回採用いただいたセレクショングレードの場合には、芯材と辺材の色の差が少なかったり、基本的に辺材の白っぽい部分を選別して使用している為に、より一層この特徴的な照りの表情が多く出ることになります。

こんなきれいな表情があるのに、バーチはあっさりとしている、なんて言えませんね。

もちろん、そうはいってもしっかりと木目の見える部分もあります。


挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工1


まっすぐとのびやかに木目のつながる部分と、ウネウネと水玉模様のような丸い形を作っている部分。
そこへ、特有の色調の違いと照りの表情が重なっていて、これも見る角度によっての違いが顕著で、周辺を何度も行き来していろんな角度の表情を確かめたくなるポイントです。

今回の写真の殆どは自然光で撮影しました。

私自身が自然光が好きだということもありますが、照りの表情や樹種の持つ素材の色合いが最も顕著に写真に表せる、と思うからです。
もちろん、照明を合わせた時の素晴らしさもあるものの、まだまだ私の写真のウデでは、その素晴らしさを肉眼以上には表現できません。

もう少しウデをあげて、照明とのコラボもお伝えしたいものですが、それはもう少し先に・・・

その他、セレクショングレードにおいての特徴的な表情というもののあります。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工写真9


ところどころに表れる葉節。
これがまた良いアクセントになってくれる。
また、皮を巻き込んだ入り皮という部分や、大きな枝が折れた後の部分、そして白っぽい部分に若干の変色のある部分など、無垢材に表れる特徴をそのままに採用しています。

それも挽板フローリングだからこそできること。

セレクショングレードの中にも、一部分ですが芯材近くのものも含まれていますので、バランスをみてうまく生かしてもらえればと思います。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工14


さて、広々としたワンルームリビングの撮影を終えて広い玄関ホール部分へ。
桧の美しい上がり框ともぴったりと合う。

そうですね。
針葉樹である桧のあのピンクから乳白色に近い色合いと、広葉樹であるバーチのこのセレクショングレードの温かみのある色合いが、非常にいい感じにマッチング!

広葉樹の床には同じ樹種で仕上げなければならない、という固定観念を崩すよい例だと思います。
無垢材の活かし方に法則はない!そう思います。
普段から無垢材を活かし、様々な方法で木の良さを表現することのできる大工さんの仕事なうえに、フローリング以外の部分にも無垢の針葉樹材を活かしている空間だからこそ、今回の「木目の強くない」バーチは共演できたようにも思います。


挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード施工6


そうやって一通りの撮影が終わったとき、玄関ホールの向こうにおしゃれな障子で閉ざされた部屋が・・・
おそらく、和室なんだろうなぁ・・・と思いながらも完成した和室には、畳を汚すことにもなるうえ手垢を付けてしまう恐れもあるために、普段から足を入れることはそうそうないので、見ることなく失礼をしようとしていたとき、大工さんからのお声かけ。

「そこね、和室なんですよ。」と・・・・

そして、おもむろに障子戸を開けて頂くとなんと・・・・・!!



挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工8



うひょ〜!!!!!

圧巻。
驚き。
驚愕!


最後に見てもらおうと思って、戸を閉めてたんですわ・・・って。
もう、意地悪っ(笑)。
完全に、今まで説明して「きれいですね〜」といってきたフローリングの美しさを忘れてしまうような、材料の美と大工さんの手仕事の美しさを完全に表現されているこの編込み天井に脱帽です。


既製品で、同じような仕上げに見えるものもあります。
しかし、これは完全に一から大工さんが編み上げたというではありませんか!!
しかもですよ、一枚一枚の幅と厚みをそろえて、木の表情が出るように表面の加工までされていると・・・・


納品させてもらったフローリングの仕上がりに満足していたものの、ここが最大の見せ場なんだと気づかされ、脱帽。

挽板フローリング S1シリーズ バーチセレクショングレード 施工7


こんな仕上げをしてもらえるお施主さま。
なんとも贅沢な・・・
お金に換算することのできない価値。
大工さんが手で仕上げることの意味。
手仕事だからできる仕上がりの質感。

このおうちが、とても特別なものであることを、この天井がさりげなく強く訴えかけているようです。
幸せなお施主様ですね。

因みに弊社でも下写真の、貴重な天然生樹齢数百年!の原木から「手作業で割り出した板材」を在庫しています。
そちらと同じような仕上がりを、一から手作業で大工さんがされているのが感嘆です。
製材や機械加工では表せない木の年輪の表情は、浮造りとはまた異なった魅力にあふれていいます。

天然ねずこ板



最後の最後で隠し玉を披露され、圧倒されて終わった撮影。
やっぱり、手仕事のできる大工さんの手がけたおうちというのは特別です。
こんなおうちに納品させていただいたことを幸せだと思いながら、また以降にもこの手仕事とコラボさせてもらえる期待を感じながら、現場を後にしました。


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高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢フローリングを大切な場所に!!

先日、リニューアルを報告しました「高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢一枚物フローリング」の記事。

その時にも書いていますが、昨年から急に多くのお尋ねを頂くようになりました弊社の杉フローリング製品。
「葉枯らしをした高樹齢原木を使い、天然乾燥を経て丁寧に浮造り加工をされる」という非常に手間と時間をかけて、素性の良い杉のみを製品に仕上げる、弊社の高樹齢杉シリーズ。

その中のフラッグシップグレードの百年杉柾浮造りフローリングにも、注目をしていただいていてお声掛けが増えているうれしい状況です。
柾目がどれだけ稀少なものかは、フローリングの記事で紹介している為に割愛しますが、天然乾燥材に浮造り加工を施した柾目材というものは非常に珍しく、他に類を見ないだけに弊社の様な無名な材木屋(汗)に御注文を頂ける有難さです。


早速ですが、その杉の柾目のフローリングを施工いただきました現場の様子をご紹介したいと思います。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 1


いつもながら、きれいに施工頂いている大工さんに感謝なのですが、それとともに自画自賛な美しさを誇っている、天然乾燥の杉柾目たち!!
ゆっくりと時間をかけて乾燥させ、その後も選別を経て製品化される工程を考えると当然ですし、板目とは違って主張する部分が少ないだけに、その目合の美しさが引き立っているように感じます。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 2


百年杉柾は、芯材と辺材が適度な割合で組み合わさる「源平(げんぺい)」という状態で造られます。
芯材部分の仄かに赤い色調と、辺材部分の白い色合いがとっても印象的で、「赤身勝ち」という芯材部分をメインに木取りした「古希杉浮造りフローリング」や「埋め節フローリング」とは趣が異なっています。
どちらもこだわりの塊で、双方に個性を持たせるために行っている選別手法ですが、これらの木材の部位ごとに製品を作るということも、一本の丸太を余すことなく利用することが出来るからこそ可能になる事。


高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 3


そして、良質な丸太から製材し、さらにそれを選別するからこそ、均質でありながらも天然のバラつきがある表情が見える製品となる。
そういった、自然のバラつきが見えるのが弊社の高樹齢杉シリーズ。
辺材ばかりを使った高樹齢杉! 純白浮造り羽目板も非常に好評ですが、それができるのも選別を徹底しているから。
そして、余すことなく原木を使うための製品づくりをしているから。
当たり前にあるように見える完成の様子ですが、実はとっても貴重な材からできている百年杉柾材。

こんな床で生活できるお施主様がうらやましい!!

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 4


ついでにお伝えしておくと、百年杉柾を含む高樹齢杉シリーズを作るための選別は非常に厳しく、通常の製材であれば避けたいような手間のかかる工程なのです。
丸太の状態から管理し(もちろん、仕入れる丸太の基準も・・・)、製材するときの木取り、そして部位ごとに変わる事すらある木目と色合いのバランスなどの、それぞれの状態を管理し選別することは非常に手間であり、一つ間違うと貴重な原木を無駄にしてしまいかねないこともある。

それをあえて行っているのは、実際に肌で感じないと分からない苦労。
実際に一緒にいる職員さんが、「社長の選別はえぐいで〜・・・」と、暗に聞こえるように(笑)言うんですからね。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 9


そして聞こえた社長も「そりゃ〜よ、・・・・・・」と、選別するからこそ生まれるこれらの製品が如何に素晴らしいかという、自分の子供や孫の自慢をするかのようなお話が始まるわけですよ。
そういう自信をもって作り出される杉が好きなんです。わたし。


木材は全て好きですけども、想いのない木材製品はただの商品になってしまいます。
私が扱っているもの、特に皆さんに紹介する無垢フローリングをはじめとする製品は、想いのあるものばかり。
そして、日本全国ほぼどこでも手に入る杉という樹種だからこそ、異常なほどにこだわりたい想いが、製材と私とで共有できるからこそ扱っている商品。
それが、高樹齢杉シリーズなのです。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 7


それは、製品の色合い然り。
それは、製品の香り然り。
それは、浮造りの精度然り。

生産者と、そして原木となる杉への想いが詰まっているからこそ生まれるフローリング。
それが、弊社が扱う高樹齢杉シリーズフローリングです。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 6


写真では、そのこだわりの杉を活かした浮造り加工の制度が伝わりにくいですが、そこもよし!
浮造りしていることがすぐにわかる、ということは非常に粗いために分かりやすい場合が多いから。
一見分かりづらいもののとても丁寧に、かつしっかりと施された浮造り加工により、杉がもつ本来の樹脂成分の効能が発揮されるとともに、樹脂によるきれいな色合いの変化をもたらしてくれます。

施工当初ははっきりとしている辺材と芯材の色合いの差ですが、次第とわかりづらくなり、その過程を経て少しづつ夕焼けの様な橙を帯びたような色合いに変化していきます!
もちろん私の主観ですけども、全国の産地の杉を見て触って感じて変化を見ている私にとっては、その変化は経験として知る部分であり、高樹齢杉シリーズだからこその美しい経年変化だと思っています。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 8


決して杉という樹種自体に優劣の違いがあるわけではありません。
育った環境や手入れによって大きく変化するのが天然の業。
しかし、それを木材製品にするのは人の手です。

フローリングという状態に仕上がればよい製品と、厳選された原木とこだわりの人の手で造られたものとを比較すると、同じ杉でも相当の違いが生まれる。
その違いを、最大限活かしたものが百年杉柾浮造りフローリング。

今回はUNIタイプですが、一枚物もあるラインナップ。

杉の美しさを最大限に表現しているとさえ思う高樹齢杉シリーズ。

杉がいい、と言われるけれども何がいいのかわからない、という方。
弊社の高樹齢杉シリーズを体験してください。
そして、私が情熱をもって語る高樹齢杉のお話を聞いてください。

そうすれば、杉の良さと日本が誇る樹種である理由を理解して頂けると思います。

杉の素晴らしさを伝える高樹齢杉シリーズの中のフラッグシップ、百年杉柾。
これから一層の需要に応えるべく、天然乾燥を進めていきます。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 5


私の大好きな映画、ハッピーフライトの綾●はるかちゃんの「ただのビーフか、・・・・・」ではないですけど、「ただの杉か、お勧めする理由のある弊社の杉か?!」というほどに自身のある杉製品。
大切な住まいのパートナーに、取り入れてみませんか?!


ただのビーフ・・・
笹野さん、面白い!


ぜひ、こだわりの杉製品がどんなものか。
弊社のショールームにて体感してください。

きっと、杉ってこんなにいいものなのか、と思ってもらえるものかと思います。

高樹齢! 百年杉柾浮造り(うづくり)無垢フローリング 個室施工 10


・高樹齢! 百年杉柾浮造り一枚物フローリングはこちらから
*一枚物施工例はこちらから
*UNIタイプ、書斎への施工例はこちらから

・高樹齢! 古希杉板目浮造りフローリングはこちらから
*2017年仕様変更後の施工例はこちらから

・高樹齢杉 純白浮造り羽目板はこちらから
施工例はこちらから

 
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・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
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