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材木屋の独り言

材をつぶす、とは・・・うまくつぶせていっちょまえ

なんか変に無駄にするような言い回しに聞こえますが、大阪近辺だけなのか「材をつぶす」という言い方をします。

潰す、の意味の多くはネガティブで「機能をなくす」とか「ダメにする、役に立たなくする」などがあります。
これを当てはめると、「木材をつぶす」というのは「木材をダメにする」という意味だとすると、全く意味をなさないことになります。
では、どのようなニュアンスで使う言葉かというと、原木から必要な板材を製材していくときにも「この原木をつぶして必要な材がとれるかなぁ・・・」というような状況や、ある板材を製材したり寸法カットをして決まった寸法の材料を作り出すときに「この2枚をつぶしたら、この寸法が5本とれるな」とかいう用法ですね。

材をつぶすというけれど 3


つまりは、ある木材から求められる寸法に仕上げていくときに使う、と言えばいいでしょうかね。
大まかな寸法の材料を、求められる姿に。
これが実は難しい。
弊社では昔の番頭さんから、「うまいことつぶせるようになったら、いっちょまえや!」と言われていました。
上手にロスなく材料をとっていくことが出来れば、材木屋として一人前だ!ということ。


木材は、丸太を四角くする時に多くのロスができます。
そしてそのロスは乾燥をさせることで目減りしたり反ったりで、更にロスができます。
そしてその後に、実際に使用される寸法に加工するとき、つまりは「つぶしていくとき」にもロスができるのです。
だから、「うまくつぶせていっちょまえ!」なんです。

最初のネガティブなイメージは、木材を「つぶしていく」とどんどんロスが多くなっていくので、その材積が減って販売できる材料部分が小さくなっていきます。
だから、無くなっていくイメージがネガティブな部分と重なって、使われるようになったのかなぁ・・・と想像しています。

材をつぶすというけれど 4


とある材を作り出すのに、大きな板材を幾度か製材すると小さな材や薄い材等がたくさん出来ます。
この「つぶした後の材」が販売できればいいのですが、そううまくはいきませんのでロスの部分になる。
これを如何に少なくできるかが商売の大きなポイントだったんです。
10cm幅の木材が必要なときに、13cmの木材を製材するのは簡単です。しかし、残った3cmを何に使うのかを考えていないと仕入れている木材で細く残ってしまった3cmを捨てているのと同じことになります。

材をつぶすというけれど 5



そんな場合に、勿体ないけどもわざと20cm幅程の木材から製材し、できるだけ次回に使えるようにしておく。若しくは、16cm位のものから製材して6cm程を残す。そうすると適度な用途に使う事ができるので、残った部分も売りやすくなるのでロスが少なくなる、といったことを考えて製材の木取りをする材を選ぶ必要があるのです。

材をつぶすというけれど 2


今では、加工所で出来たものをそのまま建築現場に届けることが多くなったこともあり、弊社の土場で「材をつぶす」機会は少なくなりましたが、やはり特殊なものなどで手持ちの材は製材してつぶしていく機会があります。
大分頭をひねっても、大きな材を製材していかないといけない。
そんなときほど、「うまくつぶせていっちょまえ!」を意識します。

出来上がってしまうと分からないけど、木材の製材やそれまでの過程にも頭を使って苦労している、ということを少しわかっていただけるかな。

材をつぶすというけれど 1


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認知されて嬉しいのか、悲しいのか・・・見慣れた写真が見慣れぬサイトに!

皆さんはエゴサーチ?!っていうものをされるのでしょうか?!
私、したことありません。

最近まで知らなかったほど。
だからしたことなかったのですが、今年のゴールデンウィーク前のこと。
自社の検索をした時の事です。



有難いことに、弊社で好評をいただいている超こだわりのつまった「高樹齢杉シリーズフローリング」にお尋ねをたくさんいただき、インターネットでも実店舗の材木屋さんでも、いや無垢材を殆ど販売することのない建材屋さんでも、世の中のあらゆる建築関係者が取り扱っているであろうと思われる杉という樹種で、どうして弊社を見つけて頂けるのか・・・

いろいろとキーワードを探っていたのですが、特段検索に引っかかるような細工をしていない弊社が通常の検索で表示されるわけがなく、なかなか見つからない(汗)。
良くこんなので弊社にお尋ねを頂けるもんだ・・・となかば感心をしてしまったのですが、その中に明らかに弊社と関係がない会社のホームページに、どうも弊社の高樹齢杉商品らしきものの写真を見つけたのです。

見知らぬサイトに自分の写真3


もしかして?!、ではなく、絶対に私の記事の写真!!
間違いないです。
ブログの記事更新は当然ですが、写真の撮影からアップロードまで(もちろん使用写真の選定)もすべて自分でやっているから、間違いなく100%わかるんです。

それが、弊社の高樹齢杉百年杉柾浮造りフローリング古希杉浮造りフローリング

見知らぬサイトに自分の写真2


この現場も、とっても大きなお屋敷で赤身勝ちの高樹齢杉の幅を特注しましたので、忘れるはずが無いんですよね・・・
で、そうやって見ていくと、他の樹種でも弊社の無垢フローリングの写真が・・・・
そりゃ、普通のオークとかバーチとかウォールナットなら、インターネット検索すれば沢山素材が見つかるので、わざわざ弊社の写真を使わなくてもいいんでしょう。
高樹齢杉シリーズ以外にも、石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング国産黒松(雄松・男松)一枚物フローリングが掲載されているではありませんか。

これも一目でわかる。
自分で決めたアングルだもの・・・

見知らぬサイトに自分の写真1


以前から、ホームページや御会社が有名なところは、掲載の写真を無断使用されて困っている、という話を聞いていましたが、広告もだしていない弊社は大丈夫!と気にとめていませんでした。
しかし初めて、自分の写真が見知らぬ人に使われているのをみると、少し気味が悪くなりました。

杉や赤松等をPRしてくれているものの、そのページを見ているとあたかも自社が扱っている商材であるかのように見てとれる。
私の扱っている杉や赤松材を知ってもらい、良い商品だという風に思って頂くのは非常にうれしいものの、それでもやはり何の記載もなく、その会社のもののような見せ方をされてしまうと気持ちのいいものではありません。


記事の内容としては、いろんな御会社や私の様な個人ブログから抜粋した様な樹種説明の記載があるので、一般の方にとっては非常にわかりやすいのに、勿体ない。
私が気づいて訂正を申し込んだのが5月の7日。
いまのところ、音沙汰がありません。
う〜ん。
これからどうするべきか。
今非常に悩んでいます。

知ってもらうのはうれしいものの、なんか気持ち悪い日々。


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静かなゴールデンウィークには・・・

外出できない今年の連休。
私にとってはすごく都合がよくて、普段はできない書類の整理や写真の整理、先に必要になるものの用意などをしています。

もし移動できるのであれば、今すぐにでも出張したい場所はいくらでもあるのですが、そうできない間にしなければならないことが製品仕様の決定と販売方法などの詳細。
弊社は大阪の街の材木屋としては珍しく、山での原木伐採をしたり森林へのツアーをしたり、製材での物作りをしたりなど様々取り組みをつづけていますが、同時進行の企画が多いことと「自分がやりたいことをしてしまうこと」から、きちんとした計画がないまま進んでしまうのが悪い癖・・・

今も少なくとも3つ以上の企画を抱えていて、整理が出来ていません。
それを整理する機会と考えているのが今年のゴールデンウィーク。


賢い営業企画が出来る人は、街や人が求めるものを考えそれを具現化して商品とします。
おそらくそれは、マーケットイン。
対して、市場に出す商品を企画してそれを作り出して販売する。これはプロダクトアウト・・・
で、私は後者であるために、なかなか売りづらいものばかりを手掛けることになるのでは・・・!?と、博識の方には見通されたことがあります。
正直その通り。

もちろん、マーケットインは非常に大切な考え方ですが、プロダクトアウトも潜在的なニーズを掘り起こす製品を作ることが出来る方法としては、決して劣っているわけではないと思います。

しかし私の場合は、市場の潜在的ニーズというよりも自分自身が欲しいと思うものや、あればいいと思うもの、若しくはお勧めする理由のあるこの木材を使ってもらいたい!、というそんな「自分の気持ち」だけが先行している状態で物事を進めてしまうから、良いものである(と思っている)にも関わらず、非常に販売に苦労したりします。
そのおそれが現在の企画にもあるのです。

オリジナルフローリングの原板 1


今回はその悪い癖を封じるべく、この連休の間に価格設定や販売方法、PR方法を考えておかねばなりません。
そのうえ、費用の事は後回しで進めているものばかりで、肝心の商品が出来ても開発費を回収できないという、商売としてあり得ない事態を起こしてしまいかねません。
こうやって告白をすることで、自分への戒めとしているのですが、うまくいくかどうか・・・


今ではクラウドファンディングなどで事前に資金集めをして、商品開発に臨むことが出来ますが、未だにインターネットの世界を信用していない私には、クラウドなど遥か遠い世界・・・
現実的に自社の費用をジャブジャブとつぎ込んで、販売して儲けが出せるのかわからない物を作ろうとしているのです。
アホです。本当に。



でも、自分が良いと思うものでなければいけない。
自分でも使いたいと思えるものでなければ喜んでもらえない。

そう思うからこそ、まずは自分が良いと思うものをつくり出そうと思うのです。
山での伐採授業もそう。
無駄にすることなく、伐採される立ち木を活かすこと。
現在進行中の広葉樹材企画もそう。
山からきちんと出てこないことで流通しない貴重な広葉樹を活かせるように道筋をつけること。

カエデ無垢幅はぎ板1


量を確保しにくい広葉樹は、使いやすい形の材にして届けられるように・・・
まとまって確保できたときに、小さな寸法のものも様々な形で使うことが出来るように、幅方向を接着でつなぎ合わせる「幅はぎ加工」をした板材「OPCボード」をつくること。
利用できること、需要がある事、そしてなにより製品にすることが出来るということを、山側に示すことで活用できる広葉樹が市場流通する可能性を増やすことが出来ると考えています。
広葉樹を使いたい声を届けるためにも、試作を続けて需要を作り出す必要があると考えています。

そして、銘木という価値に届かない原木を、本来求められる用途で現在の世に活かすこと。


クリ角材 試作


現在では目にすることのなくなった、本来の適材適所での使い道をもう一度見直すために、日本のクリ材での土台角流通に取り組んでいます。

また、細くて量がまとまらないことで販売しにくい状態にある原木を、新しい用途として活用すること。

オリジナルフローリングの原板 2


順調であれば、今頃実をつけて日本の広葉樹フローリングシリーズの仲間入りを果たしていたであろう、「キハダ」、「トチ」、「ホオ」、「ブナ」の原板たち・・・・・


これらすべてがチャレンジで、マーケットでの需要があるわけでもなく、消費者の声を聞いているわけでもありません。
ましてや、販売できる価格でできる企画なのかすらも分からない状態で進めている、という馬鹿さ加減。
もちろん世にないということは、儲からないか失敗するか、はたまた成功するのは非常に難しいかだと思います。
でも、それでも、活かしたい原木がそこにある。だから挑戦する。

自分がなんとか活かしたいと思う木がそこにある。
それだけが理由です。
だから、お金ではないことを始めてしまう。販売方法もお客さん像もないままに支払いリスクばかりをかかえながら(リスクでなく、デンジャーか・・・)・・・

そんなアホな奴ですので、少しづつ紹介していきます企画に賛同して頂ける方は、是非その商品を使ってみたい、欲しい!と手を挙げてください。
安売りはできないけれど、それ以上の見えない価値と見えない経費をかけた(涙)、お勧めできる商品をお届けします。

情勢が見えにくい世の中ですが、そんなことを日々考えています。
まとまった時間のある連休に、少しは商売に出来るように(?!)価格設定や販売方法を考えたいと思います。

そんなアホな企画ばかりの毎日ですので、いつも楽しみにしている趣味の読書の時間は、今年はお預けかも知れません・・・・・・・・

読書



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戸田材木店謹製! ジェットストリーム対応!! ノック式木製ボールペン 木輪(kowa) 〜完成発売編〜

前回のブログ記事にて初公開しました、弊社オリジナルの木製ボールペン。
私のきついこだわり(汗)と自己満足を具現化した商品だけに、高級ボールペンのように万人受けするものではないのですが、もしかすると私のように感じている方もおられるかもしれない、ということで本日すべて完成した商品を販売するための詳細をお伝えします。

一本ずつ、弊社で使用している樹種名と元となる木材商品の品番など(台湾樟除く)を刻印しています。


・カスクオーク

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜9

弊社がおすすめする無垢フローリングの人気樹種の一つであるカスクオーク
広葉樹特有のはっきりとした木目と、特徴的に現れる虎斑(とらふ)が印象的な樹種です。
その特徴はボールペンになっても同じで、光の当たり具合によって印象の変わる木目が綺麗です。
重硬な部類の木材の為、握った感触がしっかりとしていて安定感があるイメージです。
また目止め塗装を施してありますが、使用中の手の温度や湿度の状態で仄かにオークの「ほんのり甘い香り」を感じられることがあります。
刻印されているのは、カスクオーク幅広無垢フローリングのつなぎ目V溝仕様の品番。
つまり、このボールペンの原材料となったものです!

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜10


・ブラックウォールナット

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜4

言わずとしれた銘木ですが、今回活用しているのはブラックウォールナットの表情豊かなネイキッドグレードの原板材。そのため、木目が通っていないものや変則的なもの、色目の柔らかなものから木目の素直なものまでバリエーションがあります。
見た目のイメージ程の重さは感じませんが、細かな木目のため指先の使い心地平滑な木材、というイメージですらすらと書くことができます。
非常に落ち着いた色合いの印象はフローリングと同じく、非常にシック!
大人の物書きから書斎のマストアイテムまで!(私は読書にはペンが欠かせません。大事な部分のメモ取りの為です。)
単に豪華なだけではない、しっとりとした落ち着きのある雰囲気が味わえると思いますよ。

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜3


・キハダ( Pecked Amur)

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜5


ご覧の通り、若干黄色みを帯びている木目のはっきりとした樹種。
樹皮に近い黄色い部分は胃腸薬などになり、私も整腸剤として愛用しています。
はっきりとした木目ですが、比較的軽軟で「道管」という木材の組織である「孔」を若干手触りに感じます。
古く一時期には、天皇の衣がこのキハダの染め物であったり、染色された紙は虫食いにあいにくいといわれています。
今回の原材料となった原木は、キツツキによって大きな穴をもったものでした。
製材した時、穴の周辺部分を始め多くの「商品にならない部分」ができてしまいました。
しかし、自然の中でできたもの。キツツキが気にいるような魅力的な樹木を余すところなく使いたい!ということで出来上がったのが、本商品です。

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜6


・台湾樟(たいわんくす・ Taiwanese Camphor Tree)

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜7

まるでラワン材のように、一見全く木目の特徴が無いのが特徴的な樹種ですが、実は大きな特徴を持っています。
それは、クスノキ特有の香り!日本のクスノキとは異なるものの、どこか懐かしいようなちょっと埃っぽい民家の中の様な、独特な芳香をもっているのが台湾樟です。
視覚的な木目のアピールではなく、どこからともなく香るその芳香で木製ペンであることを主張します。
ペン自体の感触は少し柔らかめですが、肌理が細かいためにざらつきがなく抵抗感なく使う事ができます。
幹回り数m〜十数mにもなる巨木に育つクスノキ
木材として乾燥させる途中でどうしても出てしまう、裂けるような割れの部分をやむなく切り離した一部分を、香り豊かなボールペンとして活用しています!
(香りは少しづつ揮発して弱くなります。)

ジェットストリーム芯対応ノック式木製ボールペン〜木輪 kowa〜8


それぞれに特徴のある樹種たち。
同じ原材料が多くありませんので、一度にできる数量は限られますが木材となった木々を有効に活用し、使う人に喜んで頂けるように願っています。


★お問い合わせはこちらから


ジェットストリーム芯対応!!ノック式木製ボールペン 木輪〜kowa〜 

--- 基本コンセプト ---

原材料は、フローリング製作上で発生する傷商品や仕様変更で使われなくなった商品、または原木製材ででる勿体ない端材や乾燥工程で割裂してしまった板材の断片など、銘木でもなければ使われる用途の無くなった材木屋の持つ「勿体ない材」を用いています。
それにより廃棄することなく、使う人が嬉しく原材料も本望な木材活用をして木の輪を広げたい!
そういった想いの詰まったボールペンです!


・使用樹種:カスクオーク、ブラックウォールナット、キハダ、台湾樟(たいわんくす)

・仕上状態:目止めシーラー塗装(カスクオーク、台湾樟の香りは残っています。)

・ペン形状:長さ約135mm(ペン先からノック金具端部まで)×約9mm〜約12mm(木軸先〜最太部/クリップ除く)

・金具色調:ガンメタル色

・交換用芯:三菱鉛筆ジェットストリーム SXR600-07(0.7mmタイプ)を回して交換するタイプです。)
(0.5mmタイプも使用可能です。)

・配送方法:簡易ケース包装(*)にて、郵便にて出荷

・同梱内容:説明書、試供用芯(ジェットストリーム芯ではありません。)

・価   格:¥6,500/本(税別)

・送   料:¥109/本(税別、一部地域を除く)

(*)本品は、日々使い続けて頂きたい、という想いから配送箱は簡易なものとしています。(紙包装あり。)
私の個人的な、「大切に仕舞うのではなくいつも手に取っていただきたい」という想いがその理由です。


*ご注意事項

・本品は基本、金具の性質上分解修理ができない構造となっていますこと、ご留意くださいませ。(初期製作分にて、ペン繰り出し動作を100回/日×60日以上の動作確認試験をしています。また、動作確認後の出荷をしています。)

・手作業での組み立て・削り出しですので、ノック金具の摺動部分に動作跡がついていたり、金具部分に軽微な擦り跡の残るもの、刻印作業時の軽微なこすれ跡などがあります。

・素材の樹種が同じでも、部位によって硬さが異なる為レーザー刻印による刻印の深さの違いやズレなどが生じているものもありますが、素材の特性として御理解を下さいませ。

・樹種によっては、ペン先の木部を強く握った時にパチパチと音のすることがありますが、異常ではありません。

・ペンの機構の特性上、市販のプラスチックボールペンよりも芯を出し入れするノックの感触が重たくなっています。

・クリップ部分の金属は、一度開いてしまうと元の形状には戻りませんので、開きすぎにご注意ください。

・天然木を使用していますので、木目や色合いの違い、使用環境によっては変色や退色、割れが発生しますので、使用環境にはご配慮下さい。
特に、直射日光のあたる場所や冷暖房機器の直射、車中などの高温の場所での保管は避けてください。

・交換用芯のインク色は2020年4月現在、黒のみです。


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戸田材木店謹製! ジェットストリーム対応!! ノック式木製ボールペン 木輪(kowa) 〜出来上がり発表編〜

ずっと欲しくてたまらなかったもの・・・
やっとできました。
人一倍凝り性で、物事にはまるタイプですので一つの事をするにも、なかなかスタートできないタイプの私。

今回出来上がったもの、ボールペン一つとってもそうでした。
その理由とは、書き心地の納得できるインクであることと、自分の筆圧に合ったペン径であること、そしてノック式であること。なおかつ、私の手持ちの木材で作る無垢木材のオリジナルボールペンであること。

ずっと以前から製作したいとおもっていたものの、上記の理由を満たすことが出来ずにずっと立ち止まっていたままでした。
しかしこの度ついに、上記の条件を満たすものを製作することが出来ました!

ジェットストリーム対応! 木製ノック式ボールペン 1


高級で稀少な木材を使用した木製ボールペンは、インターネットであればたくさん見つけることができます。
もちろん、私としても稀少な木材を材料としたものを製作することもできましたし、自分も欲しいと思います。
しかし、私の作りたかったボールペンはプレミアム品ではなくて、日常いつも身の回りにあって毎日使ってもらえるものであること、でした。
なおかつ、それがほぼ最小単位の木材利用であることを含めて、です。

私の職業上、どうしても小さな木材の塊が出来る時があります。
一般に端材と言われるようなものです。
中には、少し前まで商品だったものもあります。
それらの使われなくなった最小単位の木材を使って、使う人の傍に毎日あるものを作りたい!そう思ったからです。
そしてそこに、先にあげた条件を再度当てはめていくと、なかなか要望通りにはできませんでした。
自分も欲しいものとして、私の思っていた条件は、

・自社の理由のある木材を使って作る事
・細身だけども細すぎないペン径であること(木製ペンは、総じて太いかかなり細いと感じていたから。)
・ノック式であること
・ジェットストリーム芯が使える事

です。

ジェットストリーム対応! 木製ノック式ボールペン 2


ここで大きな問題がありました。
上記の3つ目と4つ目を同時に満たすものがなかったのです。
木製ボールペンは、私の知る限りではツイストしてペンを繰り出すタイプやキャップ式のタイプがありますが、前者は径が細すぎたり太かったり、又は電車で本を読んだりする私には両手でペンを出す両者は避けたいところでした。(もちろん、高級感ではこちらの方がよいのかもしれませんが・・・)
そして、ノック式のものもあるものの、持った時に指にかかる部分が木材ではなく金属だったり、木材ではあるものの「ジェットストリーム芯が使えない」ものだったのです。

私、昔からの癖で筆圧と握りが強くて、滑らかに描くことのできるインクでなければ非常に疲れてしまうんです。
そのため一度ジェットストリームのボールペンを使ってからは、事務も家でもずっとそれです。


しかし、探せどもノック式でジェットストリーム芯が使える木製ボールペンがない!
今まで製作できなかった最大の理由がそこでした。
私が今まで使っていた木製ボールペンはどうしてもインクが硬く、自ずと筆圧をかけたくなるうえペン径がなじまない為に、「眺めているのはいいけども使いたくないもの」でした。
飾りですね。
木材も特徴的な木目や色合いの物でしたが、使えなければペンにせず材のまま持っておきたい(なんでやねん!)位。
もちろん、高級な銘木を使って少し太目やツイスト式のものにした方が高級感はあるのですが、コンセプトはそこではなく、「身近で使ってもらうこと」なので、ずっと探し続けていました。

やっと今回、条件をすべて満たす材料とご協力頂ける製作作家さんとのマッチングで、ジェットストリーム芯に対応したノック式のオリジナル木製ボールペン「木輪〜kowa〜」が誕生しました!!


ジェットストリーム対応! 木製ノック式ボールペン 3
(写真はカスクオーク)

たぶん、このペン径のノック式ジェットストリーム対応の木製ボールペンはどこにもないな!うん。
ない。
木軸の先でおよそ9mm、少し太くなるペンの中心部分でおよそ12mm程です。


そして弊社にあった大切な木材達が、書き味最高な木製ボールペンになって甦った瞬間。

樹種は現在4種類。
大人っぽいさりげない木質感のブラックウォールナット、周囲に柔らかな「民家っぽい香り」が立ち込める台湾樟、虎斑が特徴的に光るカスクオーク、漢方にもなる黄色い木目が特徴的なキハダ、です。

それぞれに特徴がある木材なのは当然ですが、ありそうでなかったノック式のジェットストリーム対応の木製ボールペン。
今回はたくさん販売したいという目的ではありません。
材を活かすということと、私が納得できるものを、欲しいと思ってもらえる方やお世話になっている方に使ってもらえる形にしたいということが目的です。
凄くこだわりすぎて、製作費用が掛かりすぎていることもある(涙)ので、「おぉ!ジェットストリームが使える木のボールペン!探しとったんや!!」という私のような方には喜んで販売いたしますので、お声かけ下さい。

販売は、このあと最終段階の「樹種名の刻印」を経て進める予定です。
ただいま少しずつ刻印作業が進んでいます。

最終的な完成までもう少しですが、きちんと出来上がったら再度ご案内しますので、よければお申し込みをお待ちしております!


(写真は台湾樟。鞄の中、香り充満!(^^♪)
ジェットストリーム対応! 木製ノック式ボールペン 4


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「三大チ祭り」終わる ◆ΑΑ

いよいよ「三大チ祭り」のクライマックス、「イチイ祭り」です。

前回までのチリ杉チークもかなり珍しい材でしたが今回のイチイ祭りも相当に珍しいものとなりました。
一位という樹種は、前回までの2種ほど珍しくはありません。
しかし、今回祭りを催すほどの一位というのは、サイズと木目ともに非常に珍しいものだったのです。

一位の用途で有名なのは、飛騨の一位一刀彫。お土産でみることができるので、まだ身近なのではないでしょうか。
その他では、笏に使われるということが広く知られていますが、実物の笏を見る機会というのはそうはありません。
そのため、一般には木材として見られることがないでしょうし、材木屋さんのなかでもご存じない方もおられるかもしれない、この樹種が祭りのメインとなるというのはどういうことか。

それは、一位の持つ名称の縁起の良さや特異な朱色の色合い、そして巨樹まで育った者だけがみせるその何とも言えない木目です。

一位祭り 1


一般的に見かけるであろう一位の木材というものは、おそらく幅300mmまでのものが多いのですが、今回の祭りはそうではありません。
上の写真に代表される、幅680mm!!という幅広の一位だったのです。
しかもそれが6枚なんだから、どれだけすごいことかというのを私自身どうやってお伝えしたらよいのかわからない状態です(汗)。
中には480mmほどのものもあるのですが、それらも「屋久杉かっ!!」と突っ込みたくなるような美しい杢があり、貴重な高樹齢木の美しさを見せてくれています。

そして祭りを盛り上げる驚きは、600mmを超える幅を有した4mの一位カウンター材です!!!

一位祭り 4

杉や桧に慣れ親しんでいる方や、建築木材の規格をご存知の方にとっては「4m」というのは普通に感じることと思います。
が、一位という木が樹木である姿をご存知の方は「600mmという幅で4mの長さの板をとること」がどれだけ難しいことかがわかると思います。
いや、難しいではなく現在では天然記念物か相当の巨樹を伐採しなければ不可能といえるそのサイズ!

購入いただいたお施主様も、「一位でこのサイズはまず無いですよね・・・!!!」と興奮されているほど。
もちろん、私も興奮です。
樹木と木材がすきなものであれば、この材の稀少性はいうまでもなく、またこんな材を建築に取り入れられるお施主様が羨ましくも悔しい・・・基、うれしい状況です。

いや、悔しいというのは若干本音で、今回の「三大チ祭り」は会社の売り上げとしてはうれしい限りなのですが、私個人としては「集めた宝物」が次々と放出される「危機的状況」なわけで、先の様に「こんなものもう入手できない!」というお宝たちが現金へと変わっていくのです。
普通ならば現金に変わるのは非常にうれしいことなのですが、変態材木屋としては自分の手元から離れていくことが非常に淋しくてたまらないのです(涙)。

一位祭り 5

材の用途を吟味されている間も、売れて喜ぶべきか売れずに安心するべきか・・・、商売人にあるまじき2択に悩んでいた私。

結果として、全て一位材で4m材4枚と2m材が5枚、そして同じく一位の4m角材が1本という結果になったので商売としては喜ぶべきものとなりましたが、手放した淋しさは言葉にならず・・・
三大チ祭りを終えたのでした。

稀少材ばかりが続けて販売できるということは、頻繁に起る事ではありません。
しかし、今回の三大チ祭りをできたのも貴重な在庫のおかげと巡りあわせを頂いた、弊社の記事をご覧のお客様とつながりを活かしていただいた施工者様のおかげ。

無名であっても検索でヒットしなくても(汗)、発信することの大切さを実感するとともに、きちんと見て頂いている有難さを感じた今回のチ祭りでした。

一位祭り 3


さて、手放して淋しいチ祭りかとおもいきや、別れれば出逢いあり!
チ祭り始めに出荷したチリ杉が稀少な4mの和室天井板という形に加工された状態で、私の手元にやってきました!!

なんとも美しい杢!
販売した1m×2mの迫力も素晴らしいものでしたが、この杢と非常に珍しい朱色から橙の中間の様な色合いは、他の材では見られない稀少なもの!!
しかも、この材は弊社のお得意さんが元の持ち主という、なんとも奇遇な縁で弊社に来ているのです!

チリ杉 和室天井板


木材がつないでくれる縁。
次のチ祭りである、この天井板を使っていただける家はいつご縁があるのか・・・
楽しみでもあり、手放したくなくもあり?!な複雑な思いとともに、次回の祭りを待つ「チ祭り終わり」なのでした・・・


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「三大チ祭り」終わる  ΑΑ

妙にものものしいタイトルになっていますが、特段悪いことをしたわけでもなくましてや、「血」などあろうはずが無いのですが、昨年から続く一連の流れがまさしくこの「チ祭り」だったのです。


木材の世界にも、多少の樹種ブームはあると思います。
その時代ごとの流行色や好まれる木目の傾向というのはあって(それもメーカーさんとかいろんな人が造ることなのかもしれないけど)、同じ樹種に注文の集中することがあります。

またそれとは別に、偶然にも同じ木材への問い合わせが集中したり、口裏合わせでもないのに来店のお客さまのほとんどが同じ傾向の木材や樹種を希望される場合があります。
ただし、この場合はたまたま何かのきっかけで、探していた樹種にであったというケースであったり、その樹種についてネットサーフィンしていたら偶然にも「こんな零細で、銘木屋でもない街の材木屋の発信記事をみつけた」、という理由でありがたくもお問い合わせを頂くケースがあります。

もちろん、有名な樹種や沢山販売できる樹種、というのはわざわざ私が発信せずとも有名な材木屋さんやネットショップさんで購入できます。
それに、ホームページがあるもののインターネット検索へのSEO対策等にも全く投資していない弊社を見つけて頂けるなんて、普通では考えられません(笑)。
それなのに!弊社までたどり着いてご連絡いただけることは本当にありがたいこと。
感謝感激なのです。


そんなありがたいお客さまのおかげで、昨年から年始にかけては「祭り」を開催することができました。
その名も「三大チ祭り!!」

「チ」というのは、樹種名の頭文字であり「チリ杉・チーク・イチイ(一位)」のこと。
それぞれに非常に特徴を持った樹種ですが、そんな特殊な樹種が一年の間に非常に多く出荷された珍しい状況でした。
チリ杉は、現在では非常に稀少な「美しい木目と高樹齢幅広材」という組み合わせ。
楽器業界では、スプルースと同様に非常に均質に木目の並んだチリ杉の柾目が好まれるようですが、材木屋としては柾目もよいもののやはり、屋久杉と見まがうほどの木目や特異な杢に魅力を感じてしまいます。

こんなに細かい木目はなかなかありません!

チリ杉祭り 3


「チ祭り」では、1m×2mを含む幅広の一枚板を50枚近く販売しました。
天井材になる、ということなのですが想像できますか?
1m〜2mの一枚板の天井ですよ・・・
普通なら、日本建築の堂々たる門の鏡板(戸の中心にはまる板)になるほどに大きなもの。
それが頭上に?!

チリ杉祭り 2


凡人は想像できません。
樹齢数千年にもなり、非常に巨木に育つというチリ杉ですが一般に目にすることは殆どありません。
そんな中在庫していた材に、たまたま弊社にたどり着いていただいたことで巡り合っていただきました。
さらに、その数週間後にはやはり上記の楽器用途であるというお客様から、のおたずねで角材を販売することに・・・
それも非常に美しい杢が出ている角材でしたが、おそらくきれいに通った柾目材に生まれ変わっているんだろうと思います。
まさか、大きくPRなどしていない在庫品から、チリ杉という珍しいご注文が続くなんて・・・と思っていたら今度に訪れた祭りは「チーク」でした。

チーク祭り 1


弊社は、先日お伝えしたように無垢フローリングでもチークを多く扱っていますし、在庫でもチークの板材を少々持っています。
そんなこともあり、無垢フローリングとしてチークを検討したいというお声を頂きました。
しかし、普通のフローリングではないんですよ。
祭りのフローリングですからね。
実は、「幅300mm、厚さ30mm」のチークフローリング!!です。

なんと・・・
300mm幅というのは、弊社が普段扱っている無垢フローリングのレギュラーサイズである150mmの倍にあたるサイズ。
どれだけ幅広かというと、写真の通り。

チーク祭り 3

私が手を置いているのは、普通で考える幅広フローリングの150mmのロックメープルフローリング
この比較で、300mmがどれほどの大きさかわかっていただけるでしょうか!!?

しかも、すこぶる色と木目のよいチーク材です。
私が宝物として持っていた材ですが、いくつかを見て頂いてリビングに貼ることが出来る数量をお買い上げいただきました。
リビングに貼る数量、と言いましたが厚みも普通のフローリングである15mm倍である30mm!
つまりは厚み体積が倍になるということで、それだけで1㎥を優に超える材積に・・・
㎥あたりの価格を考えると・・・・材木屋さんならばすぐに「!!!」と計算できる価格になる驚きのフローリング原板の出荷となりました。

そして、そんな珍しいご要望と併せて弊社から別にご提案したものが、同じくチークのフローリング。
こちらは、すでに「和風家屋にネシアンチークをつかっていただきました!」にて詳しくご紹介していますが、少し報告しておきますと、このチークフローリングは「芯材部分を厳選した150mm幅のフローリングで、なおかつ適切に管理されたチーク林の原木のみを使用して製品化された無塗装のフローリング」なのです。

チークも樹木ですから、辺材の白い部分が含まれます。
その部分をグレーディングによってネイキッドグレードに回し、芯材中心のプルミエグレードを製作。
その原木も、国によって管理された森林からの原木をしようしているので、古くから知られる天然林のチークから比べると、木目や色合いに若干の差があるものの、それでもきっちりと管理された森林から出てくる丸太を使いながらも、芯材部分を厳選してこんなに美しいチークにできるということを見てもらうことが出来ました。

チーク祭り 4


現場ではオイル塗装が施されていましたが、通常のチークフローリングは着色ウレタン塗装がされています。
色ムラやチークらしからぬ白太部分は着色されているわけですね。
しかし、このチークフローリングは芯材のみのプルミエグレード!なので、着色することもなく自然なチークの質感とチーク脂の「ヌメリ」を感じることのできる貴重な材なのです。

更にこの直後、数量は限られていますが上記と同じチーク無垢フローリングで、テーブルを製作したい!ということで150mm幅の一枚物を出荷しました。
一枚物で製作できるというお考えがなく、UNIが当たり前と思われていたところでしたが、一枚物のチークを使っていただくことが出来て非常に喜んでいただきました。
因みに、周囲にはメープルの白い縁を回していただいて!
お客様用に今後も製作したいなぁ、というご満足の声を頂いたことは言うまでもありません。


そして、最後に訪れたチ祭りは、知っていても見る機会の少ない、一位(イチイ)のチ祭りとなったのでした。

一位祭り 2


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冬休みの宿題、できましたよ・・・ 〜出し入れできないビー玉キットの販売〜

世界中が新型コロナウィルスの影響で、生活にも産業にも大きな影響が出ています。
私たちの業界には、今のところ大きな打撃はないとはいえ、正直なところ現在の街の材木屋さんの多くは、木材の販売と合わせてシステムキッチンやトイレ設備、洗面台などの「水回り」と呼ばれる商材を販売している会社が殆どです。

また、それらを活かして材木屋さんが自社で建築を請け負っているところも多くあります。
その為、表面的には木材業界には影響が無いように見えても、非常に深刻な「商品不足」が起こっており、営業に大きな影響が出ることは必至という状況です。

新型コロナウィルスの影響


もちろん、無垢材をお勧めする弊社もそれら水回り商品を販売していますので、日々届く納期遅延や受注停止などの案内メールにうんざりとしています。
商品も困りますが、やはり健康面と大流行にならないように各自気をつける必要があると思います。


さて、そのコロナウィルスの影響で先週から一部地域を除いて学校まで休校になってしまいました!
うちの子供達も喜びながらも暇を持て余し(子供の暇な時間が羨ましい・・・・)、毎日ゲームとインターネット閲覧の日々。
学校に行けないのに友達と遊ぶこともできず、時間を持て余すんですね。
もちろん、勉強なんかしないし・・・・・(汗)
そしてその休校は、そのまま引き続いて春休みに連結し、夏休み期間以上の超大型春休みに突入するという事態になっており、これはこれで異常事態だと思うこのごろです。

実は私の方も、なんとか春休みまでには投稿しておきたい「宿題」があったのですが、コロナウィルスの影響で異例の春休みに突入してしまったことで、今頃の冬休みの宿題の提出(投稿)になってしまいました。 
私の宿題(投稿)はこちら。

出し入れできないビー玉 完成!


以前に紹介しています、「出し入れできないビー玉」です。
世界でもっとも軽い木材とされるバルサという材と、木材の持つ性質を利用してつくる作品です。

弊社にて、木材の特性を学ぶ授業用と共に、子供さんの宿題用にもできるようにとキット販売をしている商品ですが、昨年の営業終了後にキット購入の連絡を頂いたものです。
子供さんの冬休みの自由課題に、というご連絡だったため営業は終了していたものの、急いで出荷の段取り。
年末だったこともあり、製作できる期間に到着するかどうか不安だったのですが、なんとか間に合ったようで出来上がった作品の写真を頂いたのです。


弊社の記事をご覧頂いて、ホームセンターでバルサの角材をお探しになったそうですが、なかったとのこと。
そうなんです。
バルサの角材って、売られてないんですよ。
普通は工作用の薄い板や細い角材にされてしまいますので、大きな塊というものが無いんです。
だからこその在庫販売材木屋で、キット販売する意味があるのです。

少しでも楽しく木に触れる。木の特徴を知ることで、身の回りの意外な物が木材原料であることを知る。
ここから色々な興味へと進んでもらいたい気持ちも大きくあります。

今回の御家族にも、「バルサ角材の軽さに、子供と驚きながら楽しく作ることができました!」 と感想をいただきました。
子供さんの自由課題にお悩みの皆さん。
春休みには宿題は無いのかもしれませんが、次の夏休みに向けての宿題にどうでしょうか?!
まわりの友達とは一味違う自由課題、提出してみませんか?!(笑)

因みに、私がバルサと果たした夏休みの宿題「バルサは救命道具足り得るのか!?(笑)」はこちらへ!



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そんなのありか?! ㎥(リューベー)マジック! 

いや、マジックは楽しいものだし、素晴らしい技術ですから、言葉としては適切ではないですね。

昔はそうやって言われたんですよね、お客様に。

 

 

古い木材業界は、木材が貴重だったことや景気がよかったことなどが理由なのか、私たちのような街で販売する材木屋よりも、市場や山の製材所の影響が色濃くありました。

 

先程までとは反対ですが、乾燥木材が普及するまでは、105mmの角材を梱包で仕入れると中には103mmもあれば110mmもある。

㎥マジック6


大きければいいじゃない??とおもうべからず。

大工さんは、建築物を組み上げるために、寸法をきちんと計算して制作します。

それが、寸法がバラバラな木材だとそれを揃えなければならず、非常に厄介。

もちろん、寸法を揃えたりすることも大工さんの仕事なんですけども、あまりにも違いすぎることが毎回、となると「なんとかならんのかい!」と思うのも心情。

 

そんなお話を製材所や市場につたえると、

「そらぁなぁ、しゃーないでぇ。木ぃやねんし(木なんだから)、梱包で買ぉーてんねんから、入っとるわな。」

という回答。

木材だから誤差はあるし、大量に買う中には、そんなものが入っていて当たり前。

そういうことです。
そんなのありか?!! 

この業界で仕事をしだして2年目くらい。

驚きました。そんな感じだったんですね、昔は。


えっと、ちょっと㎥単価から昔話に脱線しました。
そんなちょっとえぇ加減な業界でしたから、㎥単価に関しても「仕方ない」というのが当たり前だったように思います。
でも、同業者の間ではそれで通じていても、私たち街の材木屋が一般のお客様や大工さんに販売するときは、やはりきちんとした寸法の賞品として出荷する必要があります。
その為に、㎥単価で「見えない無駄な部分」も購入し、その部分を取り除いた商品として販売しているんですね。

本当に愚痴っぽいお話ですが、本当にこれが馬鹿にならないんですよ。
㎥単価の高額になる樹種なんかだと、ちょっとした傷がある場合もすぐに数万円の損失になってしまいますから、「仕方ない」などと軽く考えてはいられません。

マジック 4


業界では通用しているルールも、一般に流通するまでには、その流通に乗せることが出来る規格に合うように調整してくれる場所がある。
それが、私たちのような街の材木屋さんではないかと思います。

そんな感じなので、たくさんの無駄や見えない損失の出る素材を扱う苦労、あるんです。
できるだけ、弊社から無垢材を購入いただいたお客様が、期待通りでよかったよ!と言ってもらえるように。
業界内でのあたりまえを、補正して出荷する。
今回も、入荷した梱包の中の「曲がりや丸みや、厚みが製材不良でガタガタな無垢材」を眺めながら、無駄のないように使える工夫を考えるのでした(^^;


 マジック 10



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そんなのありか?! ㎥(リューベー)マジック!

先日、また在庫を増やしてしまいました。

マジック 11


材木屋にとって、在庫は非常に大切だと思うのですが、増えすぎるのはよくありません()

今回補充したものも、現在進行中の建築にて使用されている樹種なんですが、もともとの在庫が綺麗になくなるくらいの見込みでいたものです。

 

しかし、予定外の長尺ものが幾つかでたことで(広葉樹の長尺、実は難しいんですよ〜)仕入れを余儀なくされたんですねぇ、、、

もちろん、以降も必要なので問題ないのですが、ここにも今回話題としている㎥単価マジックがちりばめられているんですよ!

 

一般的に考えると、木材を必要寸法で購入したとすると、多少の誤差はあるものの、要望する寸法のものを購入できると思いますよね。

しかし材木屋が仕入れをするとき、特に輸入広葉樹製材品などは、寸法が表示された明細があるのですが、実物の木材をみると、その表示寸法に満たないものが多数存在する場合があります。

 

マジック 12


例えば厚さ。

明細では40mm。ほぼ、そろっているものもある中になんと!!35mmがあったりする!!(TдT)

たった5mmと侮るなかれ。

これを貴重な稀少なチークのフローリングの原板だったとしましょうよ。

5mm厚みが異なると、原板の価格が1枚あたりおよそ1800円の差ができてしまいます。

つまりは存在しない1800円分も代金に含まれる!ということです。

驚きませんか?

 

その他には丸みと割れ。

 

表示寸法は200mm幅なのに、部分的に丸みがついていて、その部分は180mmくらいしかない。

材料として活用する場合の多くは、丸みのないものとして使いますから、材木屋のほうでその、丸みをカットして出荷します。

200mm幅の板材が180mm幅での販売になる。

先程の厚みと同じく、20m分が売り上げにならないわけです。

割れも同じ。

木材は木目によってや、乾燥や癖なよって、木口が大きく割れたりします。

その部分は切り落として出荷する場合が多いですが、同じくカットした分の長さが売り上げにならないわけです。


マジック 7


仕入れの時に表示されている寸法通りに販売できない状態で購入するのに、㎥単価での代金支払いは、その「なくなってしまう部分の体積も含んだ価格を支払う」ことになります。

 

極め付きは、沢山仕入れる梱包状態で、木口の厚みを図ると40mm

しかし、持ち帰って開梱すると、所々で厚みが薄い!35mmの部分もある。

となると、使えるように削って仕上げるならば、最も薄い部分に寸法を合わせないといけなくなり、結果的に35mm以下の商品にしかならない、といったあるように見せて無いという、本当にマジックちゃうかと思うようなことになるんです。

マジック 3



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そんなのありか?! ㎥(リューベー)マジック! 

皆さん。

様々な「業界」には、そこで多用される特別な言葉や意味を持った言葉があったりしますよね。

もちろん、木材業界も色々用語があったりします。

今日はその中で、他の業界でも、、、いや、一般でもある意味使ったりしてる言葉ながらも、実は厄介なものを愚痴っぽく()お伝えします。


 

㎥(りっぽうめーとる)。

この単位は普段はそんなに使わないかもしれませんが、意味はご理解頂けると思います。

要するに、1m×1m×1mの立方体ということですよね。 

で、木材業界ではこの㎥が、価格を表す単位として頻繁に使われるんです。

㎥単価、通称「リューベー単価」といいます。

古くは尺貫法での石(こく)単価もありましたが、現在一般的なのはリューベー単価。


マジック14
 

で、この㎥単価が、なかなかな曲者なんですよ!!まるで、マジックです。

以前に松ぼっくりマジックという楽しいものを紹介しましたが、今回は愉しくもなんともないんです。

反対に「なんだかなぁ、、、」と考えちゃうくらい。

 

さて、この㎥単価というものが、通常の木材単価とどうちがうのかというと、以下です。

 

材木屋は、同じような寸法のものを沢山仕入れるときもあれば、寸法がバラバラなものを仕入れるときもあります。

前者の場合は、仕入れる数量に単価を掛ければ全体の価格がわかりますが、寸法がバラバラだと、一つ一つ計算しないといけません。
それが、㎥単価を使うとその木材の体積がわかっていれば、その体積に㎥単価をかけたものが、そのバラバラな寸法の寄せ集めの全体価格となるわけです。

目安のようなものであり、グラム単価や坪単価、みたいな感覚ですよね。


 

しかし!!

そこに大きな落とし穴が!(笑)

 

みなさん。木材のこと、よく考えてみてください。

木材は丸い丸太から作られます。よって、品物によっては丸みが残っている部分があります。 

それが何を意味するかというと、㎥単価で考える場合、四角い立方体として単価計算をするために、丸みの部分、いわゆる四角くない部分を四角いものとして一本単価が計算されてしまうということ。

 

また、木材は乾燥して寸法が小さくなります。

よって、表示されている製品寸法を下回っているものが、普通にあったりします。

するとどうなるかというと、㎥単価で計算する木材の体積と、実際の体積とに差異があり、寸法が目減りした分まで価格に含まれるという、私たちの業界でいうところの「空気を買う」ことになるのです。

 

前者は集成材の登場で、丸みのある木材を使う機会が減り、そんなことは少なくなりましたし後者は、一般建築材においては乾燥材が普及したことで、ほとんどなくなりました。

 

しかしそれは、一般建築材の場合のお話。

今でも苦心するのは、むしろ広葉樹の方なのです、、、

プチ愚痴は次回に続く、、、

 


マジック13



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戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業!! 2019年度の試み

家畜と呼ばれる動物には、牛であれば搾乳目的であったり食肉目的であったりしますし、豚や鶏も食肉目的での飼育が一般にみられます。
その点、犬や馬などは人とともに様々な仕事をこなす、パートナーとしての役割も多く担っているように思います。
自然の産物である木材が、化学合成品の生産しやすく低価格で品質の揃っているものに変わっていったことと同じように、人間よりも優れた部分のある動物に力を借りていた部分が、より早く大量に簡単に誰でも作業のできる重機や機械に代わっていったのは、時代の変化でもあり生活様式の変化なので、仕方のないことです。

私も機械に囲まれた生活をしていますし、電気も使えば毎日車にも乗ります。
そんな生活を否定することができません。

でも、だからといって古くから続いてきたことを否定する必要もありません。
古くから続くことの良さや意味、そしてそれ自体が持っている長所を上手に使えれば、それでいいのだと思うのです。


今回の取り組みも、大量に木材を搬出するわけでもありませんし、授業の一環としての木材利用という側面もあり、また大きな理由の一つにいつも一緒に取り組んでいる学生さんたちが所属する学科以外にも、動物にかかわる学科があり、一つの学校の中の学科を超えての共同授業ということになったという背景があるんです。

戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 4


日ごろ授業で習っている動物との接し方とは異なり、人間との共同作業での労働力という力を発揮する動物を知り、さらに動物に対する考え方の幅が広がったのではないかと思っています。

林業や木材業、森林環境などもそうですが、一つの考えや事柄が正解でそれ以外の方法や考え方が認められない、というわけではありません。
むしろ造林による森林率を掲げて木材の大量利用を奨励するこれからは、森林の多様性を考えた山の変化や付き合い方を考えていかなければならないと思っています。

そして、その中で建築やバイオマスなどといった木材利用だけではない森林や山とのかかわり方を、これからの時代を担う世代には知っておいてもらいたいと考え、一つの方法として試験的に今回の馬搬に挑戦したのでした。

戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 2

挑戦、としたのは意外と簡単そうに見えますが、機械や重機での作業が当たり前の時代に、まずは主役の馬が必要であること、そしてその馬が伐採木材を引っ張ることができること。
さらに、木材を引っ張るために馬に装着する馬具(ばぐ)というものの手配が困難!
日本各地でも、馬搬に取り組んでいらっしゃる方もおられるものの、急に道具のみ借りることや馬ごと連れてくるというようなことはできませんので、簡単なように見えて非常に道のりは険しいのです。

しかしながら、今回は様々な巡りあわせといつもサポートしていただいているN村氏がほうぼうに動いてもらったおかげで、非常に短期間で上記の課題をクリヤーして、成功に導くことができました。
学生さんたちも、普段接する動物が山で活躍している姿をみて、刺激を受けてくれたことと思います。
欧州では、馬搬を用いると優遇される措置があったりすると聞きますが、日本でも馬搬を行うことができる機会には、そのような措置が受けられる制度があってもいいと思います。

戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 5


そして将来的には、この毎年の伐採企画で搬出しているメインの木材を、馬搬によって運び出すことを大工さんやお施主さんも巻き込んで行いたい!そう考えています。
山と人と建築と、そして動物がつながること。
とっても大きなテーマですが、古くからつながっているはずのこと。
それをもう一度、現代にあった形でつなぎなおす作業。
それを小さな会社の一人の人間が進めています。
少しづつ、仲間の助けを借りて行っている企画ですが、先日、公の場での発表の機会も頂きお話をしてきました。
広く様々な立場の方に、取り組みを知っていただき今後のさらなる活動の励みになりました。

細々とではありますが、確実に進めている戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業。
今回の新しい取り組みによって、戸田先生に愉快な仲間がまた一人・・・いや一頭増えました(笑)
これからもよろしくね!!(^_-)-☆


戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 6


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戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業!! 2019年度の試み

前々回まで続いたクスノキ物語が非常に長引いてしまったため、その間に超多忙だった様々な予定や出来事を投稿する機会を逸していましたので、今回から少しづつご紹介していきたいと思います(汗)。

まずは毎年行っている、戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業の2019年度の様子から。


戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 1

恒例になっている伐採事前授業も11月に開催し、12月に伐採授業を開催しました。
今年のテーマは、毎年行っている主伐がメインではなく「支障木伐採」。
つまりは、毎年は用途や目的が決まっている樹をめがけて伐採をするのですが、今年は目当ての樹を最初から決めておくのではなく、間伐や主伐、はたまた木材としての伐採ではなく山の環境を考えた場合の伐採などでもあり得るであろう、「今伐っておくべき樹」をその日に参加メンバー全員で決め、その理由を考えて伐るという内容で行いました。

そのため、事前授業も伐採方法のみをメインとせず、山の環境のことやどのように山を見るか、プロは伐採木の選定をどのように行っているか、などを基準に行いました。
そしてその中でも今年の大きなポイントは、人間以外の動物が参加すること!!

人間以外の動物?!!

そうなんです。
今年の目玉は人間のみがかかわるのではないこと。
私たちが行っている伐採作業は、自然の山の木を人間が建築資材などでの利用のために行っているのですが、その「建築利用」という視点以外で考えたとき、環境に配慮した人間のかかわる山の循環や、もっと生活に深く関わる内容での木材利用、そして自然の中では人間以外の生き物も森や山に深くかかわっています。
だから今年は、完全な木材利用メインではなく山のことやそこに生きる生き物としての人間と動物の関わりということをテーマにして、「馬」と一緒に行ったのです。

戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業 2019年度 7


私自身も当たり前ながら馬は知っているものの、実際この歳になって近くで見ると、非常に理知的で美しくきれいな目をしているなぁ・・・と思います。
テレビなどで見る馬、というのは競走馬やサラブレッドと言われる美しい脚線美を誇る種が多いように思うので、そんなイメージで見てしまうのですが、今回活躍してくれるのはがっちりとした体格と太い脚が印象的な「木曽馬」という種です。

今回自身が企画するまでは、私も今までは深く知ることはなかったのですがこの木曽馬で、伐採した木材などを運搬することを「馬搬(ばはん)」といいます。
現在林業の現場では、たくさんの量を処理するために効率のよい重機などで搬出等をすることが求められていますが、馬搬は正反対。
早くもなければ量も多くは処理できません。
しかし、山に重機を入れていくための大きな作業道が必要ないので、山を削っていく必要もありませんしその道を作る費用も大きくかかりません。
それ以上に、土を踏み固めたり山の植生を痛めることもなく搬出ができる利点があります。


今回のテーマとして、人間による建築木材利用の樹木伐採ではなく森と人と、そして動物が自然の中で古くからかかわってきたことや、自然の恵みを享受するうえで人と動物が共同作業で行ってきたことの一つとして、木材の搬出において動物が受け持ってくれる人の力以上の「労働力」というものを、みんなで感じる機会を作ったのです。


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木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

お正月の仕事で思うのは、比較の必要性と伝え方。

ここ数年の担当のお正月の過ごし方はというとほぼ決まっいて、たまっている書類の整理や原稿の仕上げ、データの保存と撮りためている写真の整理(これが非常に時間がかかる・・・)です。
そして、それらをこなしながらも奥様より「たまってるテレビの録画、いつ見るの?!」とのご意見がお決まり。

数年前の大河ドラマを、昨年のお正月にやっと見終わった(ので、以降は録画していない・・・)というような状態なので、録画する番組は厳選(?!)しているのですが、それでも全く見る時間がないために、どんどんとレコーダーにたまっていくのです。
それらの処理もお正月の大事な任務なのですが、消化していく中にも「これは!!」という場面や「ネタ」が出てきたりすると、この映像は残しておきたい!となってしまうために、いっこうに消去が進まないのが毎年のこと・・・
今年も、この記事を書く直前までは順調に録画を消化していたのですが・・・


同じではない性能比較 2


私の車ではありません。もちろん(汗)。
自動車関連のテレビ映像ですが、車に興味のない方はこれを見ても「すごいのかどうなのか、何を伝えたいのか」ということがピンと来ないかもしれません。
4000ccの排気量にターボを2つも組み合わせた、「凄いエンジン」をもっている車だという説明なのは少し伝わるでしょうか。
車好きなら、どれくらい凄いのかは容易に想像できますし、黄色字表示になっている部分を見ても、そのすごさが伝わってくるのですが、これをさらに一般の視聴者にも分かりやすく伝えられていると感じたのが、後で出てきたこちらの説明。

同じではない性能比較 1


表示されているのは、有名サーキットの周回タイム記録。
上の数字が今回紹介されている車。
そして下が、車名が書かれているとおりスポーツカーの代名詞的な存在である「ポルシェ」です。
つまりは、あの世界的に有名なスポーツカーのポルシェと同等の記録でサーキットを周回することが出来るほどの、超高性能車である、と表現されています。

非常に分かりやすく、且つ凄さの伝わる表現だと思います。
感心してしまいました。
これなら、だれが見ても「え?ポルシェと同等なら相当凄い!」と一目瞭然。
比較としてのお手本のような表現だと思います。


しかし、昔からのポルシェ好きでもあり車好きからすると、この比較は少し納得できません。
比較というのは、同じ条件でくらべるから比較になるもの。
比較されているポルシェは排気量3000cc+ターボで450馬力(メーカー公表値)というエンジン性能。
十分すぎるくらいのスペックではありますが、紹介されているメルセデスを見てみるとこの通り。


同じではない性能比較 4


馬力(最高出力)を見てください。
ポルシェを実に、190馬力上回る力を持っています。
2000ccの高性能スポーツカーのエンジン1台分位の差があります。
排気量でも1000cc違うんですから当たり前です。
しかも、このメルセデスはかなりスポーツ性能に尖らせたモデルです。
たいして比較されているポルシェの方は、シリーズの中でもエントリーモデルに近い仕様。
同じくらいで比較するのであれば、ポルシェにもツインターボ(ターボ2つ装備)でサーキット走行仕上げを施したGT2というモデルがあります。
そちらで比較するべきところ。
単純にポルシェファンとしては納得ができません(笑)。

いや、それだけではなくてやはり先に書いた通り、比較するのであれば同じ仕様で比べないと意味がありません。
片方が際立つような見せ方は、非常に分かりやすい反面誤解を生むこともあります。
車に詳しくない方は、ポルシェに比肩するんだという認識になるはずですし、わざわざそんな比べ方をしなくても、写真の様にあり得ないほどのエンジン性能をもっているんですから、走行性能が高いのは当たり前。
しかも、価格も相応に高いのですから、わざわざポルシェをださなくても・・・と思ってしまいました。

メルセデスの持つ性能は、自身もサーキット走行をしていたこともあり、しかも私が走りこんでいた鈴鹿サーキットを走行する映像をみると、その車の動きや傾き方、そして車載カメラの景色の流れのスピードも通常の車とは大きく異なることが見て取れます。


同じではない性能比較 5


このコーナーをこの姿勢で曲がるか・・・という私の感想(笑)。
いや、そうではなくて、紹介VTRをみていて物事の伝え方や受け取られ方というのは、非常にデリケートであり方法一つ違えば非常に魅力的にもなるし、反対に全く興味がないものにもなる。大きく変わる、ということに気が付きました。
自身の説明にも気を配らなければいけないポイントです。


木材でいうと、シロアリの食害試験などをするときには、食害を受けやすい樹種を比較対象に並べておくことで、食害を受けにくい樹種よりも受けやすい樹種に被害が集まるようにすることもできます。
また、材木屋さんが使いたくなるのがヒノキのネタ。

1000年以上風雨に耐えて現存する建物にも使用されているヒノキ!、と言われがちです。
確かにそうなんですけども、その建物に使われているヒノキと一般的に流通しているヒノキとでは、樹種は同じでも樹齢も材質も全くの別物。
同じヒノキというだけで、同等の性質があるかのように例えてしまいがちです。

スポーツカーという指標としてポルシェがでてくるのと、木材の優等生であるヒノキが比較に出てくるのと同じような感じです。
スギはすぐに腐るからヒノキの方が・・・とも言われますが、ヒノキも辺材はすぐに腐ります。
また、ヒノキの芯材であってもより硬質な木材やチークなどの樹脂分を多く含む木材に比べると、腐朽のスピードは速いものです。

つまり、比べられた結果を見る側にはそれなりの見方を知る必要があり、伝える方は誤解のないように分かりやすく伝えなければいけないという風に思います。

木材や無垢フローリングを上手に販売するには、上手な比較販売が必要だと思いますが、私としては知識がなくても誤解がないように理解してもらえる方法をとりたいと思いますので、説明が分かりにくくなることもあるでしょうが、なにとぞ今年もお付き合いくださいますようにお願いを致します。


まぁ、これだけいろいろと車の事を書いていますけど、ポルシェもメルセデスも、私には全然無縁ですから真剣に語る必要はないんですけどね・・・・・
せいぜい、私が購入して喜べるのは神代木などくらいのものです・・・・(汗)
こんなものには、喉から手が出ても届くはずがありません¥¥¥¥¥¥¥
夢でも手にできない物を見る、お正月の一コマでした。


同じではない性能比較 3



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〜木材から遠い人こそが、木材を使う人〜 お施主様ツアーは木材業者の研鑽の場 

弊社にも一般のお客様が来ていただきますが、お越しいただく皆様は殆ど全て、一般にも販売していただけるのですか?!とお尋ねいただきます。
もちろん、販売させてもらうのですが、「小売りはしていない、大量販売のみ」というイメージを持っておられるのです。

それも分かります。
私の若い時分は、木材市場に引取りに行っても若造は無視が当たり前でしたし、製材所に少量で細かな注文をしようものなら「そんなもん、できるわけないやろ!」という回答か、鼻で笑われて相手にされないかのどちらかでしたから、木の事や流通の事を知らない一般のお客様には、エベレストよりも険しい壁のある業界だったに違いないでしょう。

ツアー8

しかし、お客様(施主様)というのは今すぐではなくても、または少量であってもお客様。
もちろん、専門用語が通じないとか、面倒で儲からないとかいう考えも多く持たれていましたが、最終的に利活用してもらうのはそのお客様(消費者)です。

私たちは流通の中にいます。
専門業なので木材の販売量は多いですが、最終消費するわけではありません。
だから、山も製材も材木屋も、きちんと見なければいけないのは本当は消費者であるお客様だと思うのです。
見学してもらっても、すぐに「この丸太を売ってほしい、これを製材してほしい」とはなりません。
しかし、消費者からつながる利活用はとても大きいものです。

いまこそ、消費者の考えを知りそこに向いて木材業界の考え方ややり方を変えていく時期ではないか。
そう考えて、今回のツアーを主導していました。
お越しいただいた方の中には、近々の増改築を考えておられる方や店舗開業の予定の方もいらっしゃいます。
そういう方にこそ、魅力を知ってもらってこその木材!
しっかりと啓発していきたいです。

一般消費者に受け入れられない物はいずれ廃れる。そんな気がします。
他業種もそうですが、B to B のみから B to C も見据えた時代になっている。
消費者のこと、ちゃんと考えてお客様対応すること。課題です。

だって、よほどの変態材木屋(私の様に・・・)位しかしないような、こんな行動を素直にできるのは好奇心のある子どもだから!!

ツアー2


張り付きで!香りを楽しんでいます(笑)。
めっちゃいい光景!!最高です。
おじさん、うれしいよ。

木の香りの事や性質の事に対する予備知識がないからこそ、純粋に子供も大人も興味を持てる。
一般消費者の持つ力。

車業界ですら、近年は激変している時代です。
木材業界はいつまでも不変ではいけません。

時代と要求されるニーズに対応すること。
その中で、伝統や伝承を忘れずに活かすこと。
山にも製材にも、その変化を理解してもらいながら力を貸してもらうこと。

これからもずっと続く課題です。
写真の僕ちゃんの様に、無邪気に抱きつけるような大人も増やしていきますよ(笑)。

次回以降のツアーにもぜひご期待下さいね!!
(海と空の、青のグラデーション。最高!!)

ツアー7


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