空を見上げて
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材木屋の独り言

冬に出逢いたいのは、黒い毛皮ではなく白い景色

今年は先週には既に、本州の標高の高い山々でも冠雪するなど白い便りが届き始めて、昨年と一昨年の鬱憤を晴らすべくうずうずとしているのですが、その一方で白い景色になる前に注意しなければいけない、黒い知らせも多く届いていることが気になります。


熊出没の記事


そう、熊です。
今年は幾度となく新聞やニュースでも取り上げられ、お店の中にまで入り込んだりする状況で、街中にいても山の近いところでは油断ができません。

今の時期、紅葉が美しいこともありますが、私の場合はその紅葉と合せて巨樹を巡るという欲張りプランをたてたくなるのですが、その時に最も心配なのが熊。
いつも気にしていますし、絶対にあいたくないと思ってはいるものの・・・
今の時期の山は非常に美しいですし、特にカツラの巨樹の紅葉に出逢えた時の感激は、今の時期でタイミングが合わなければありえない貴重な体験。
そのうまみを味わおうと赴くわけですが、カツラの巨樹があるのは決まって山中。

ほんの15分や20分とはいえ、車の音も聞こえず木々の葉がこすれあう音と自分の足音しかない緑の中を進むのは勇気がいるのです。
もちろん、実情はラジオがガンガンなっているのですが・・・


大石脇出のカツラ 15


そのうるさいくらいのラジオを鳴らしていかなければならないのは、もちろん熊に合いたくないからです。
それこそ、足元よりも周囲の風景に「全集中」し黒い物体が動かないかを見ながら進むわけです。
今のところ幸いに出会ったことはないですが、この先も出会わずに巨樹を堪能したいものです。

巨樹は直接熊とは関係ないものの、今里山の柿の木が熊の出没と関係があるということで、伐採の動きが広がっているというのが先の新聞記事でした。

里山や山中の集落に植えられた柿が大きくなりたわわに実っているものの、既にその地に住まう人の姿がない。
そこへ熊がやってきて、農園状態の柿を食らうというのです。
そしてどんどん人間が住む場所に近くなると・・・


各自治体で様々な取り組みがされていますし、熊も生き物。
うまく山と街で共存できればいいのだけれど、、、
一時期は、食料となるどんぐりが不作で飢えた熊が人里に現れると言われて、植林作業をされたりしましたがそれだけが原因でもないことは、数年以上続く街への出没状況と「民家の冷蔵庫を開ける」熊もいることからも、既に学習をして出てきているのかも知れません。

熊は人を怖がる、と信じたいものですが、私の様な臆病者は怖がってくれないかもしれません。

柿の木を伐るのも効果があるのかもしれませんが、もしかするともう少し山と街のいい意味での境目を作る必要があるのかもしれません。
樹木と生物をはぐくむ山々。
もっと身近に考えなければならないのかもしれません。


小さな声でしか言えませんが、もし今の記事の通りなら数か月後にはしょっちゅう柿の木が木材市に流通するのでは?!!と不謹慎な事を考えてしまったことは、もちろん内緒です・・・


熊注意



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 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
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美味しい季節は、業界のこれからを考える季節 

自然のものが人間にとって全て良いものとは限らない。
無垢の木材もいっしょのこと。

無垢材の健康的なイメージやおしゃれな空間のイメージなどが優先して、ソゲが立つかどうかや経年での無垢材の色合いの変化も気にかけられる場合があります。
説明で理解してもらえる時も多くあるものの、どうしても受け入れにくいと思われるケースもあります。
人間もけがをするし、年々歳をとって変わっていきます。
なのに、無垢材の変化は理解が進まない。

無垢材に触れる機会が少ないことも一因ですが、きちんと説明をされていないケースも多くあります。
ナチュラルワインの味わいや混入物と同じように・・・


ナチュラルワイン 3


事前に聞いていれば選択する為の準備ができ、そういったものだという理解が出来ます。
自然のものだけども漆にはかぶれる。
無垢材のクスノキは防虫効果があると言われるけども、人によっては刺激臭となる。
耐久性の高い栗材。でも、ものすごく灰汁がでて舗装を「汚す」。
アロマなどに利用される樹木精油も、過敏な刺激となる人だっている。
森林浴と言われているフィトンチッドだって、植物たちの間では刺激物。

木材には、割れや反りや曲がりやねじれがつきもの。
節は欠けたり抜けたりする。
一つ一つ色目が違えば変色もある。
自然の物だから。

全てを説明しきることはできないけれど、できるだけ「自然のもの」についてをお話しする。
それが、私がショールームや無垢材使用での打合せの場面で心がけていること。

健康的なところ、綺麗なところやかっこいいところ、環境配慮などのエモーショナルな背景だけをお伝えするのではありません。
それ以外の、宣伝文句にならない特徴の方に説明の時間をかける。


ピュアラーチ無垢一枚物フローリング プルミエグレード オイル15


私が紹介する無垢フローリングの記事でも、最後に表情の違いとして様々な特徴の写真を掲載しているのも、そういった理由からです。
説明本文には、どうしても優れた面ばかりをクローズアップさせがち。
もちろん、魅力であるところを伝えたいからですが、写真だけしか、一部分のことしか見られない人にとってはほんの一部の情報になってしまいます。

だから、全体をみて樹種のことがわかる私が、優れたところと同じくらいに気をつけないといけないところも紹介する。
自分がお客さんだと知りたいですしね。
ナチュラルワインも、知っているからこそ濁っていても飲める。
ちょっと頭をひねる香りでも、数日後に変化するかも?!と楽しみに置いておくことができる。
数週間かけて、最後には「あぁ、先週の方がよかったなぁ・・・」と学習もする(笑)。


ワインも木材も本来は自然のもの。
人の手をかける方法も様々ですが、そこから現れるものの特徴を知って楽しみたい。
ワインにソムリエがいるように、木材には木材コーディネーター・木のビブリオとしての私が必要!
そう信じています。

だから、もっと自然の産物である無垢の木材を知ってもらうために、いろいろな木を紹介していきます。
欠点、とされるかもしれないこともたくさん出てきますが、そんなことをわざわざ伝えて販売する人間はなかなかいませんよね。
自分が売りたい商品の欠点を伝えるなんて。

でもそうすると、木材は一生楽しめる。
香りや色目の印象が変わる。
味わいは深くなる。
ナチュラルワインの香りや色目、そして味わいが永く楽しめるように・・・

これが私のナチュラルな想い、です。


ナチュラルワイン 1



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美味しい季節は、業界のこれからを考える季節 

テレビで見ていて、ただあきれるほどに高級なだけだと想像していたワインでも、実はナチュラルな製法でつくられていて、本当の愛好家(?!)はそんなところも好んでいるのかもしれません。

以前、某ワイン専門誌においてナチュラルな作り手(その時代はこんな呼び方ではなかったけど)は、その畑や土地のことを判断するときに「土を食べる」とされていました。
それが良いかどうかは定かではありませんが、それくらいに畑や土の状態が良いということのアピールだとは理解できます。


良い山には・・・


実際のところは、食べられるほどに害がなく健康的な土だというアピールだと思います。
私は食べるところまではしませんが、土にも少なからず興味があります。
それは、様々な要因をワインの元であるブドウに与えるから。
そして、その土の要因は樹木としてのブドウ樹の生育や性質に多大な影響を与えているに違いないから。

さらにいえば、私が携わる木材も同じことで、産地によってのキャラクターの違いや色目の違い、成長度合いの違いなども、土が関係している部分が多くあると思います。
同じ植物、しかも木という共通性はもちろんの事ですが、その木を原材料として人が醸造に関わって生まれるワインと、木そのものを人の手で木材として生まれ変わらせるのは、同じに感じます。

しかし、なんでも自然の物が良いというわけではありません。
もし、あなたが「ナチュラルワインがいいらしい!」と勢いに乗って購入したワインに、こんなものが混入しているとどう思うでしょう。


ナチュラルワイン 2


茶色い粉のようなものが沢山浮遊しています。

以前の記事にあった、高温によりワインを液漏れさせてしまった私の様に、予備知識が無ければ「異物が混入されている!」と思うかもしれません。
液体が澄んでいないことに、嫌悪されるかもしれない。
それに、グラスに注いだ時に期待したような果実の甘味を感じるような香りがせず、頭をひねってしまうような独特の香りにげんなりするかもしれない。
ナチュラルワインには含まれるものであっても、期待する状態と異なると違和感や残念な思いを持つことでしょう。


なんだ!添加物がなく自然な農法で造られた、体に良く美味しいものじゃないのか!!
期待の反面、そういう落胆を味わってしまうかもしれない。
天然のもの、自然という言葉だけでは理解することが難しい場面もある。
それは無垢の木材でも同じこと。


ナチュラルワイン 1


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美味しい季節は、業界のこれからを考える季節 

なんて気持ちのいい季節!
例年であれば、あっという間に通り過ぎてしまうこの季節が、今年は非常に「味わえている」気がするのは私だけでしょうか。

朝晩の冷え込みはありますが、日中は日差しの温かさと適度な気温の低下で、体感的にも快適ですし、紅葉もとってもきれいです。
それは、前々回カツラの記事を見てもらっても分かる通り。

そんな秋に欠かせないのが食欲!
今年は週末に外出する機会が少ない為に、自宅での資料作りなどをしているとどうしても飲食が進んでしまうのが困りもの。
食べることを控えよう、ということで飲むならいいだろう!とおかしな理由で出してくるのはワイン。
時間をかけて少しづつ確かめたいために、平日にがぶがぶと飲むわけにはいかない反動が休日に集中(笑)。
涼しくなってきたために保管もしやすく、購入意欲も旺盛になってしまいます(汗)。


ワイン大人買い


え?こんなに買い込んで、飲みすぎ!!と思われそうですが、そうではありません。
実際は、飲むと言っても一日にグラス2杯ほど。
1本抜栓すれば、飲まない日も含めて10日間以上は楽しめます。
それを同時に3本位抜栓して、日替わりで楽しむのです。

それはそれで、「ワイン、開けたら飲み切らなあかんやん!!」と思ってしまいます。
それがもとで、一日で飲み切られないや、一日でなくなってしまうアルコール飲料としては高級すぎる(いつも第三のビールなのに・・・)というイメージを持っておられる方も多いと思います。

確かに、ワインは抜栓すれば味わいが変わっていくために、基本的に飲み切るか残す場合は内部の空気を抜いておくなど、それなりの気遣いが必要だとされています。
そのあたりも、ワインが堅苦しく分かりにくくとっつきにくいところなのかもしれません。

しかし、一部のものはその「取り扱い」に縛られないどころか、新しい楽しみ方が出来るとでも言いたいものになっています。
それが、オレンジワインやナチュラルワインといわれるものたち。


オレンジ


オレンジワイン?!ミカンのワインか?!と思われるような名称ですがそうではなくて、白ワインよりも色調がオレンジ色っぽい場合が多く、製造に白ブドウの果皮も使うものとでも言ったらよいのでしょうか。
そしてナチュラルワインは、その名が想像する「自然」のイメージにとらわれる場合が多いですが、化学を否定するとか農薬がいけないというものではなくて、ワインの原料となるブドウ本来のおいしさが感じられるように、その土地の土や農法、肥料などに気を使ってゆっくりと作られているもの、でしょうか。

どちらもいろんな定義があって一言では難しいものの、近年注目を集めています。
もちろん、メディアがその流れを作っているところも否めないところではありますが、自分自身としてもオレンジやナチュラルワインはとても好きです。

以前の私は、ボジョレ・ヌーヴォーや記念の年の銘醸地のワインを購入する(生まれ年とか・・・)という楽しみもありましたが、近年はこちらに移行しています。

流行に乗っているから?!それもあるのかも知れません。
以前よりもそれらが入手しやすくなったからもありますし。
でも、実は流行するずっと前から、こだわりを持ってワインづくりをしているところはナチュラルだったし、そういわれなくても美味しく飲みファンになっていたのですから、単なる流行で購入しているわけではないのです。

名前は有名、でも飲んだことがないという方も多いであろう、かの有名なロマネ・コンティだってわざわざそんなことは言いませんが、有機農法などのナチュラルな作り方をしていると報じられています。
意外だとおもいませんか!?
ただ高いだけ、というイメージがちょっと変わりませんか?!


ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ


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細かいところの違いが大きな違い

皆さんは、違いの分かる人間ですか?!


綺麗に仕上がっている無垢フローリング。
実はこの2枚、違う工場のフローリングです。

さて、何が違うのでしょうか。

見た目一緒のオークフローリング それぞれの違い 1


樹種は双方ともオーク。
グレードは双方プルミエグレード。
塗装は両方とも、ウレタンクリヤー塗装。

見た目も殆ど同じです。
でも価格は違う。
一方は、驚きの安さ・・・・


どうしてそんなに違いがあるの?!
その違いはこんなところにありました。


見た目一緒のオークフローリング それぞれの違い 2


フローリングの長手方向の勘合部分の拡大です。
表面にかかっているウレタン塗装の樹脂層が、勘合部分にある面取り(斜めカット部分)に流れていないのがわかるでしょうか?!
表面の少し茶色くなっている部分に対して、素地のオークのグレーがかった色合いのままです。


並べていた2つを木口から比べてみましょう。


見た目一緒のオークフローリング それぞれの違い 4


はい、左が問題の驚きの安さのフローリング。
右が正規(?!)品として弊社が扱っている商品。

見えにくいけれども、右側は面取りの部分が下の方までキラッと光っているのが分かります。
きちんとウレタン塗装がされている証拠。
たいして左は表面で止まってしまっている。


フローリングを施工した時にこの面取りが連続してV溝になるのですが、この状態だとその部分だけ妙に違和感のある艶の無い仕上がりになるため、非常に不自然なのです。
もしかすると、こういった仕様で造られているのかもしれませんが、そんな説明はなし。
もし安さで購入していたら、自分が「おかしい」と思う商品を「安さ」で販売しきらなければならないところでした。


違いが分かりづらい上に、安さという判断基準に惑わされそうになりますが、こういった小さな分かりづらい細かい違いが大きな違いであることに気が付くのは、すでに施工を済ませた後。
できるだけ、自身の基準に合うようなものをご用意するには、少しの違いも気にしておかなければならない。
結構大変なのです。


今日も、工場の販売営業さんからサンプル購入した1ケースを無駄にして(返品できませんから・・・)、細かな違いに気が付いた一日、でした。



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たまには趣味も、で大人買い

些細な喜び、大人買い!
最近は無垢材の仕入れもシビアにしている為に、なかなか大人買いする機会がなくストレスがたまっていた(笑)のですが、今日久しぶりの大人買い商品が届きました。

スーパーカー大人買い 4


大人買い、といっても2冊のバックナンバーですが、私が小学生の時から読んでいた自動車雑誌。
昔に比べて、若干本の厚みが薄くなったような気がしますが紙面の構成は、ほぼ継承されていて懐かしい限り。
決まって、巻末の自動車のテストデータで各車のゼロヨン(0m〜400m地点加速)タイムをチェックし暗記していたり、その後ろに掲載されているP社のエモーショナルな広告をみることを楽しみにしていました。

どちらも既刊で、欲しいなぁと思っていたものの、最近淡々と仕事移動する以外は愛車に乗る機会がなかったため、他の物を優先していたのですが、図書券を頂く場面があり思い付きで注文取り寄せしてしまいました。

どちらも、スーパーカーと言われるような「浮世離れ」した車の記事ですが、子供のころに夢見た気持ちを思い出させてくれるというか、日々の生活の中で「現をぬかす」にはちょうど良い手段です。

小学生の私には難しすぎた、ドライサンプやヨーダンピングなどという専門用語も懐かしく、それらの難解な言葉の羅列でさえも、飛びぬけた性能を煌びやかにする装飾の様にさえ感じていました。
半分以上理解できない日本語が続きながらも、どんどんと引き込まれていくドキドキとする記事の感覚は、自身が現在原稿を書く際に心がけているイメージにつながります。
また、好奇心と所有欲をくすぐるような美しいスポーツカーの写真たちも、無垢フローリングを如何に現実的かつ美しく見せるかということや、巨樹写真においての迫力の再現において、非常に影響を受けている部分です。


スーパーカー大人買い 3


現在は、趣味らしい趣味と言えば腕前は別として、寝る間を惜しんで冬にスキーにいそしむくらい。
好きだった運転も仕事時間に移行し、ゆっくりとワインを楽しむ時間も寝落ちする歳になってしまった状態ですが、久しぶりにドキドキワクワクする感覚を得たような気がしました。

樹木の書籍もワインの書籍も、まだまだ読破できていないものが多く、流行の書籍などに手を出している余裕もないのですが、たまにはこのような情熱的なヴィジュアルを頭に入れるのも、リフレッシュになるもんです。
本は知識の泉。
インターネットを介して様々な情報を得る事が出来ますが、信頼できる情報を得る事が出来て、それをしっかり自分で取捨選択する必要のある書籍だからこそ身につく部分も多くあると思います。

私の夢は、こんなスーパーカーを手に入れること・・・・・・・ではなくて、


スーパーカー大人買い 1


材木屋から見た巨樹巨木の書籍を刊行する事。
どこまで日本中の、いや世界も含めて巨樹を廻ることができるのか。
そして自分が愛着のある木材に囲まれて、木やワインや自動車の本を読んで過ごすこと。
たぶん、今の時間の使い方では死ぬまでに読み切れないほど(笑)の書籍が既にたまっています(汗)。


ワインを片手にスーパーカーの記事を読む。
そんな日はいつか来るのだろうか?!・・・
それを夢見ながら、次は無垢材の大人買いが出来るように、しっかりと今月も売り上げをたてていかねばなりません!
スーパーカーでなくてもいい、スポーツカー位に魅力的で手の届くような魅力的な無垢材の紹介を頑張らねば!!!

スーパーカー大人買い 2



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まったく別物 比較にならない比較 

物の良しあしや価値は、他と比べるから一段と分かりやすくなり、一層その価値を認められるようになるのかもしれません。
しかし、比較になっていない比較も多くあります。

ここに2枚のカットサンプルがあります。

競争にならない不毛な競争3


若干の色の差はあるものの、どちらもあまり木目のはっきりとしない、濃い色〜褐色の無垢フローリング。
これだけでは、よほど詳しい人でないと違いは分かりません。
しかし、これらとその価格だけで比較されてしまうことが、たまに起こります。

無垢材を使いたいけれども予算がない。
好みはチークやブラックウォールナット・・・・
しばしば耳にします。

チークもブラックウォールナットも、特徴的な色合いや木目が美しい高級材。
それに反して予算がない、となるとどうするでしょう。
私はひとまず馬鹿正直に、チークやブラックウォールナットを提案します。

同じチークでも、幅広一枚物ではなく色味は薄くなったとしても辺材などが混じる代わりにリーズナブルなもの、もしくはUNIタイプなどを提案します。
ブラックウォールナットにしても同じ。
だって、本当に希望の材がどんなものであるかを見てもらわないと分からないし、もしかすると実物を見てもらって財布が緩むこともある(?!)かもしれません。


競争にならない不毛な競争5


しかし、実際はそれでは通りません。
予算との兼ね合いを考えながら、提案できる範囲に合致しそうなグレードの上写真のチークを提案したとしましょう。
辺材が有ったりするものの、本物のチークです。
しかし、この見た目ならばもっと安いものがある、ということでチークではない材が提案されることがある。
それは、他社からの場合もあれば工務店さんなどがインターネットなどの特価品を引っ張ってくる時など。


競争にならない不毛な競争6


う〜ん、少し節はあるけれども、似たような木目だし塗装をすればいい色になるかもね!
そういって、当初チークの提案だったものが、いつしか説明もなしに全く他の木材に変わっている。
日常茶飯事に起っていることです。
桜と指定されたところに「カバザクラ」だったり、オークだったものがアッシュになっていたりクリになっていたり・・・

こんなのはもう、比較してそのものの価値を知るというよりも、予算にあうものをあてがっているだけ。

もちろん、私もお客様了承で樹種を変更することはありますが、はじめから似た材を提案することは稀です。
だって、お客様は深い事情や樹種の個性を知らなくても、知らないからこそ良いものをすすめておきたいのです。
ずっと愛着ある家に住んでもらいたいし、愛着ある木材と一緒にいてほしいから。

「実はこれ、チークなのよ!!知ってる!?チーク。世界中で銘木って言われててね、屋外でも腐りにくいのに屋内の化粧用木材としても使われてるくらいに良質な木でね、、、、」

そんな感じで、住まい手に自信をもって自宅の床や内装木材を自慢できるだけのストーリーのあるものをお届けしたい。
安かったけどもいまいちだった、よりも価格相応に良質だったと思ってもらいたい。
だから、比較にならない比較はしません。


競争にならない不毛な競争2



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そして、木材の担い手はいなくなった・・・

私がいつも、ここぞという自社の企画やプレゼンを提出するときに使用している、オリジナル木製ファイル。
私がとっても気に入っている、日本のひばの単板貼でできています。

日本のひば 木製ファイル


この木製ファイル以外に、他の人は持っていない、板目が含まれるブラックチェリー(以前はシナ)の木製名刺や、今年に念願叶えて発売した「ジェットストリーム芯対応のノック式木製ボールペン」など、普通はそこまでこだわらなくてもいいようなものにこだわり、普通とは違う木製の品々を使うことを楽しみとしています。
それが、ノベルティーや自己紹介として自社や自分を知ってもらうツールとしてとっても良く働いてくれるわけですが、今回そのお気に入りのひばのファイルが工場絶版になってしまいました。

理由は、ひばの単板の人気が無いから・・・
確かに、関西地方ではほとんど需要が無く、私が非常に好きな樹種であるものの指名を頂くことは非常に稀。
耐久性が高い上にとても爽やかな芳香を持っている材であるものの、どうしてもヒノキやスギほどの知名度を得られない為か、なくなってしまうことになり大きく落胆・・・


商品ラインナップがなくなってしまうくらいならばまだましなのですが、ここ数年で弊社が信頼してお付き合いしてきた製材所さんや問屋さんが複数社、廃業されてしまっています。
それも年に数件のペースで・・・
もちろん、理由は売り上げの減少。
非常に良い製材品を扱ってくれていたところばかりですし、希少な材をきちんと流通させてくれていたところや、他ではできないような寸法や規格を作ってくれていたところばかりで、業界の萎縮状態にため息が止まりません。
そしてまた今月、永いお付き合いをさせて頂いていた問屋さんが廃業される連絡が。


廃業連絡


まさか、このお会社も・・・
昨年も同じようなお話をした、どんどんなくなっていく優良な会社。
真面目に優良なお会社ほど、在庫を持ちまっとうな価格で販売し、優良な材を扱い続けてくれていた。
しかし、近年の優良木材の使用量の減少とその価値を見いだせないことによる、類似品の使用量の増加によって、本来の役割を守ってくれていたお会社がどんどんとなくなっていく現状は、歯がゆくて仕方ありません。
もちろん、弊社も必要な時に必要な量だけではなく、もっと需要を喚起して販売量を増やさなければならなかったのですが、力及ばず・・・

そして、販売量が減少するということは売り上げも減少するわけで、営業しているからには販売し売り上げをあげねばならず、仕方なく、優良材を通常よりも激しく安い価格で売り切ってしまったり、ずっと在庫で寝かせて置きしっかりと乾燥までできた希少な材を、置いておくよりもマシ、ということで一般木材と同じような価格で売り払ってしまうような状態が現実続いています。

安いことが悪いことではないのです。
企業努力や創意工夫で価格を抑えるのは大切ですが、価値のあるものが本来の価値を持たない流通になってしまうことや、本来の価格から逸脱して販売されることで相場を乱すことが常態化しているのです。


長期在庫は本当の財産


以前にも、「在庫やねんから、おいとってもしゃあないやろ。安ぅ出しぃな!」と、長年の在庫で乾燥しきっている杢のよい製品を安く買おうとされることを書きましたが、乾燥しなければ使うことができない木材を、数年から数十年在庫しておく保管費用や場所代、管理費、そしてその間は売り上げにならない先行投資状態を維持することが、非常に難しいことは容易に想像がつくはずです。

そうしてやってきてくれたお会社から、どんどんとなくなっていっているのです。
弊社も、とっても頑張っておられる未来ある作家さんや、弊社の材を気に入って下さっていて大切に使っていただけるお施主様には、出来る限り安くで提供することはあります。
気持ちよく使ってもらえるように、そして上手に仕入れしていたものを上手に使ってもらえるようにご案内をして。


弊社の在庫も、まだまだ木材が高価だった時代に会長や社長が少しづつ集めてくれた貴重な財産。

出来る限りお安く、と思ったりするのですがやはり、先代までの汗と努力の結晶である在庫を「置いていても仕方ない」と言って、処分してしまうことは決してできません。
貴重な財産を、食いつぶすようなことはできません。

しかし、実際に営業を続けていくには在庫を循環させ利益を生まねばなりません。
きれいごとだけではやっていけない現実もあります。
在庫を持つ大変さは、「今あるものを安く買う」ことに慣れている人には決して理解できません。

どこかのコマーシャルであるような、流通コストをカットして安く仕入れるということや、市場や問屋、そして弊社の様な販売業者を介せずに取引できるシステムは、現在でも少しづつ構築されつつありますし、現実に木材を多く利用する人たちの間では、そのような流れが出来つつあるところも見受けられます。
でも、それを続けていると順番に担い手がいなくなることは、とうの本人たちはご存知でしょうか。
今の木材流通の一つの闇を、ご存知でしょうか。

少しづつ、確実に廃業の連鎖が続いています。
最終消費者からは遠いかもしれませんが、それでも優良なところからなくなっていっています。
大量消費の時代。物の価値が理解されにくい時代。流通が変革している時代。
次代の流れもあるのでしょうけども、確実に少しづつなくなっているものがあります。


お施主さんも予算があるから、それ以上の物は提案できない。
そう言われます。当たり前です。
しかし、だからと言って数十年手塩にかけて育てられた原木の、数十年大事に乾燥させた木材を「予算」という大義だけで先人の苦労をなかったことにしたくはないのです。


長期在庫は本当の財産2 ナラ虎目長尺板


おそらく、優良材をこんなにも安価に浪費できるのも私たちの時代で最後になるでしょう。
今、流れを変えなければ。
山の環境はよくならず、木材の流通などよくなるはずはなく。
そして、気が付けばそこには「居て然るべき」木材の担い手はいなくなった。
来てほしくない時代はもうすぐそこに来ていると感じているのは、私だけなんだろうか。


そんな時代が来ないことを願いつつ、今日も出来る限りの努力をしていこう。
そう考えている時代に逆行する馬鹿な材木屋が思うきれいごと。

肌で感じている危機感を、ただの愚痴ではないことが少しでも多くの人に伝わりますように・・・・・・


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木ぃクンmuku_mokuzai  at 21:16コメント(0) この記事をクリップ! 

無垢材の個性、許せるところと受け入れられないところ・・・

近頃の若者の情報発信や情報取得はインターネット検索から、その他のSNSに移行しているという。
かくいう私も先日、♯(ハッシュタグ、というのか・・・)の真似をして拙記事の表題を試みた。
弊社も会社フェイスブックページなどを通じての情報発信もしていますので、旬な話題や木材についてはそちらを使うことが多くなりました。

対して、こちらのブログは写真ももちろんですが、木材に関してのいろいろな事や話題を掲載することに移行していっています。
今回の話題は、受け入れられない木材の特徴、です。

少し前に南洋材ブナ材スポルテッドを紹介しましたが、一昔前まではそれも「腐れ、ヤケ」といって廃棄処分でした。

兵ぶな(つわものぶな)スポルテッド A-2

しかし、それが自然の描写として受け入れられ、木質部分が脆くなっているものでさえ利用されるようになっているのですから、時代は変わるものです。
しかしながら、今でも変わっていないところもあります。

たとえば、オークナラ)の虎斑。
柾目材に顕著に表れる、ブナ科に多くみられる放射組織という木材の組織の模様。
ゆらゆらとした炎のようでもあり、銀色のオーロラのようでもあり、私は非常に魅力的に感じますし、これが沢山あるものが好き(一面ではなく木目との混在が)なのですが、一部の方には「ミミズがいるようだ」というように感じられる様で、敬遠される場面もあります。

カスクオーク(ナラ)幅広無垢一枚物フローリング


その他にも、やモミに特徴的な黒っぽい入り皮や、ブラックチェリーのガムポケット、カバの照りなどの杢の模様も同じくです。
その樹種特有の特徴なのですが、時に「汚い」とか「見苦しい」などと言われることもあり、がっかりすることもしばしば。
もちろん、私自身が木が好きすぎることもあり「あばたもえくぼ」的な考えが強く出すぎることで、欠点などという言葉が見当たらないから、気にならないのかも知れません。

私が好きな芳香を有する木材であるクスノキ日本のひば等の香りが「臭い(くさい)」と言われる場面は多くありましたし、精油に有用な成分を多く含む桧ですら、表面に析出する樹脂成分が「汚い汚れに見える」と言われてしまうこともあります。


木曽桧無垢一枚物フローリングの樹脂析出


確かに、あまりにも脂のきついものは桧の涼やかさをスポイルしているかもしれませんが、このような特徴のあるものが桧。
それに、こんなに樹脂成分が残っていることに感激してほしい場面も多いのですが、現在でも美観上好ましくないと言われてしまいます。

だから、人工乾燥でも樹脂分を取り除き、均一な品質で表面に樹脂などが析出しないものの生産に傾いてしまうのではないかと思います。
昔は、頭上の梁から松の樹脂が落ちてくる、ということはよくありました。
といっても、化粧で梁材が現しの家で且つ、地松材を使っている場合ですが、伐採されても樹脂を有していることは、そんな経験を通して知っていたものです。
まぁ、それも特殊な経験となってしまっていますが、樹脂や水分を含まない木材は、ただの木質材料。
もはや無垢材ではありません。


無垢材を使うということは、その樹種の個性を使うということ。
私もいろいろな個性をご紹介しますので、その個性を理解頂いて使ってもらいたいと思います。


木材の自然な個性である節や変色部分とともに、それ以外の個性も受け止めてもらいたい。
素材としての見た目だけではない本質も理解してほしい。
そう思う、今日この頃です。


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原材料の違いはこだわりの違い 〜見えないところにこそ、差が生まれる〜

皆さんは一年のうちで決まったこの日に、必ず同じものを食べるということはありますか?!
私のところは、毎年9月4日に「串カツをたべる」と決まっています。
実は最近知ったのですが、うちの末っ子は日本全国でその日は全員が串カツを食べていると思っていたそうな・・・・(汗)
まぁ、それくらい、うちでは恒例だということです。

物の価値と差 4


かれこれ20年はこの行事(笑)をしているので、串カツ自体は美味しいものの、さすがに若いときほどは量が食べられなくなってきました。
もともと胃の調子が優れないので、油ものを多くとることはできないのですが、一時期から急激に食べる本数が減りました。
体が変わっていく時期なんだろうか?!、そう思っていたある年。
家内が「この前、これ見つけてん!」と出してきたのは写真奥にある米油のボトル。


物の価値と差 1


私の家は、伯父が米油関係の仕事をしていたこともあり、小さな時から米油をつかった料理で育ちました。
それが普通だったのですが、伯父も業界を引退してからは知らない間に米油を使わなくなっていたそうで、その油の違いもあって量を食べられなくなっていた様子。

そんなに違うのか?!と思われそうですが、まず違うのは値段!
他の食用油に比してかなり高い!うちも、米油で育っていなければ買わないでしょう・・・
でも、確かにコロッケも串カツも、油を使う料理は断然おいしくて色もいい様に感じます。

個人差はありますが、私はそう感じる。
もしかしたら、ずっとそれで育ったからかもしれません。
でも、良し悪し以外の違いというものがあります。

木材や建築材料でもそうですが、同じ用途になるものでもいろいろと差があり違いがあり、もちろん価格も異なります。
でも、それを知らなければ選択肢がありません。
私は米油の方が油気も少なく美味しいと思うから、それを選ぶ。価格が高くても。
木材の場合も、同じ樹種や同じように見える企画の商品でも、選ぶための判断材料が無ければ違いが分かりません。
とっても大切な材料選びにはたくさんの判断材料を持っていてほしい。


私にできるのは、木材や無垢フローリングに関しての判断材料となるお話をお伝えすること。

食材なら産地にこだわるように、木材も産地による性質の差や違いにこだわる。
そして、製品となって手にするものには加工場の品質基準や同一商品とのこだわりの違いを知る。
同じバーチ無垢フローリング同士のどこが違うのか・・・同じに見えて違うところ・・・

ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレード


油は食材と一緒になって調理されますが、目に見えませんし明らかな違いがすぐに出るわけではありません。
木材の差も、木目や色味、樹種が同一であると乾燥方法や製材方法、そして品質管理でどのように選別されたものなのかというのは、目に見えないところ。

そういったこだわりや違いを伝え、なぜこちらの方が高価なのか。
そして、その価値はあるものなのか。ある場合に、それを選ぶための基準をどのように考えるべきか。
多くの材料と工場を見て、その場の職人さんと話をするからこそ分かる事や違いを、判断材料としてお伝えする。
それが私に出来ることです。

単なる価格表示では伝えられない、カタログ写真でもわからない、そういったお話を伝え続けています。
油一つで食材の味が変化するように、選別や乾燥方法一つで木材や無垢フローリングも大きく変化します。
少しでもその違いを伝えたい!
見えない、わからない部分の差。そのこだわりを伝えていきます。

9月4日の米油を見て、そう思うのです。

因みに、この日は用意から揚げて、その揚げたてを家族にふるまうのが私の仕事!
この日ばかりは、家内もテーブルにつき食事を待つことのできる日。
火加減を見ながら、丁寧に揚げていきます!

ふと見ると、米油に浸かったお菜箸のナラ材がすごくいい色になっていました(笑)。
無垢フローリングしてもそうですが、やはり油との相性もいい森の王様。
しばし見とれてしまいました。

美味しい串カツもまた、来年までお預け・・・
今日から、油の違いと木材の違い、どんどんしゃべりますよ!

物の価値と差 3


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スポルテッド材、久しぶり入荷! 〜ぶな編〜

前回、珍しい南洋材のスポルテッドを紹介しましたが今回は日本のぶなです。

以前に入荷していたのも、ぶなと栃でしたが今回も日本のぶなをご紹介します。
ただ前回と異なる点は、先日の南洋材スポルテッドと同じく「木質部分がしっかりとしていること」です。
つまり、菌糸は入っているのですが、腐朽を進めるところの手前でとまっているので、模様も前回ほど激しくない上に木質部分が残っているので、加工して作品を作ることが容易だと想像できます。

兵ぶな(つわものぶな)スポルテッド B-1


前回の物は手に持ってもその木質部分がボロボロと崩れるところがあったほどですが、今回は木材としての用途に耐えるようなしっかりとした木質感があります。
手に抱えてみても、ずっしりと木の重みを感じることで実感できます。

とはいえ、ネガティブにいえば「腐れ」ている状態ですので正常材ではありません。

今回も、たまたま多くのぶな材を加工する途上で出てきたもの。
まさしく自然の産物。
狙って作ったわけではないので、材によっての表情も様々。


兵ぶな(つわものぶな)スポルテッド B-12


特に、木口部分は比較的菌糸が入りやすいので、黒っぽい模様になるのですが木の中心部分に向かうにつれて、黒っぽい菌糸が少なくなり業界用語で「ヤケ」などと言われるような変色した状態になっているものが多くあります。

全体的に均質に模様がかっているものも見事ではありますが、このようにみる部分によって表情をかえるものも本物の証。
見せ方によって変幻自在な魅力を発揮してくれるように思います。

そういう意味でいえば、近年の建築や家具、小物作家の方は非常に柔軟な考えの方が多いので、住宅から店舗まで幅広く使ってもらえるのではと思っています。


兵ぶな(つわものぶな)スポルテッド C-2


スポルテッド材自体は、一般的な木材流通からすると「出来損ない」。
一部の人には好かれるかもしれませんが、やはり大部分の方には刺激が強すぎます(汗)。
私の様な変わった材木屋では扱いがありますが、普通は流通するものではありませんし、これが出来るということは通常の製材品が出来なかったということなので、本来はへこむところなのです・・・

しかし、中にはこのような自然の造形を好まれる方もおられるため、そのご希望にこたえるべくせっせと集めることになる、変わった材木屋。

兵ぶな(つわものぶな)スポルテッド A-2


黒っぽい筋ばかりが強調されがちなスポルテッドですが、今回のものはそれがメインではありません。
ある意味脱色されたような、淡く薄い色合いになっている部分がところどころに見られます。
それも味わいとして活かしてもらえると嬉しいポイント。

今回も表情が様々で一様ではなく、少量入荷ではありますが変わった樹木がお好きな方々のご期待に応えられればと思いますので、木になる方はお尋ねを下さいませ!
いつもながらに売り切れの際には、何卒ご容赦くださいませ・・・


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スポルテッド材、久しぶり入荷! 〜南洋材編〜

最近とっても心苦しい状況だったのが、ずっとお問い合わせに答えられなかったこと。
それは、スポルテッド材についてです。

今まで何度か取り扱っている記事を見て頂きお尋ねをいただくのですが、入荷の度に瞬く間に売り切れてしまう(大人買い)為、ご要望にお応えすることが出来ない場合が多く、非常に心苦しい思いをしていました。
やっとのことで今回、スポルテッド新入荷!です。

今回の入荷第一弾(次回、第二弾!)は海外材料!
珍しい、南洋広葉樹のスポルテッドです。

南洋スポルト 2


前回までの投稿をご覧になっていただいていると、むむ?!スポルテッドの割には模様が薄いような・・・と思われるかもしれません。
確かにその通りです。
前回はがっつりと菌糸の模様がはいり、木質部分がボロボロになっているくらいの仕上がり(?!)でしたが、今回は木質部分は比較的しっかりとしています。

もちろん、菌糸が入っている為に強度的には落ちていることでしょうけども、手で触れても崩れ落ちそうだった前回までのぶなや栃とは違います。


南洋スポルト 3


うっすらと軽く炭を流したような感じ、とでもいうのでしょうか。
幾何学的と言えばいいのか、不可思議な方向に模様が伸びているところなどが、自然の産物であることを強調しているようです。

人によっては、あまりにも強いスポルテッド模様は好まれないかもしれませんから、ある意味万人に受け入れられるスポルテッドなのかもしれません。


南洋スポルト 4


今回の南洋材スポルテッドの最大の特徴というのは、長さが4mであるということ。
均一に変色しているわけではありませんが、模様のある部分とない部分の木目がつながるような、そんな使い方をしてもらうと、非常に魅力的ではないかと思います。

印刷のシートであれば模様をつなげることもできるかもしれませんが、無垢材での4mスポルテッドというのはなかなかないであろうと思いますから、上手に見せてもらいたいものです。


南洋スポルト 1


南洋スポルト 5


普通じゃない、何かを感じる雰囲気を作る時。
作為的ではない、自然の産物を見せたい時。
魅力的な部分として、でもさりげなく飾りたいとき。

そんな時にしっくりと馴染むスポルテッドになるのかもしれません。

できれば、4mそのままの木目を眺めることが出来るような使い方を望みますが、いろいろな感性でいろいろな使い方を模索してもらいたい、そんなスポルテッドです。

次回紹介のぶなスポルテッドと併せて、新入荷ですのでお早めにどうぞ!!

南洋スポルト 6



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材をつぶす、とは・・・うまくつぶせていっちょまえ

なんか変に無駄にするような言い回しに聞こえますが、大阪近辺だけなのか「材をつぶす」という言い方をします。

潰す、の意味の多くはネガティブで「機能をなくす」とか「ダメにする、役に立たなくする」などがあります。
これを当てはめると、「木材をつぶす」というのは「木材をダメにする」という意味だとすると、全く意味をなさないことになります。
では、どのようなニュアンスで使う言葉かというと、原木から必要な板材を製材していくときにも「この原木をつぶして必要な材がとれるかなぁ・・・」というような状況や、ある板材を製材したり寸法カットをして決まった寸法の材料を作り出すときに「この2枚をつぶしたら、この寸法が5本とれるな」とかいう用法ですね。

材をつぶすというけれど 3


つまりは、ある木材から求められる寸法に仕上げていくときに使う、と言えばいいでしょうかね。
大まかな寸法の材料を、求められる姿に。
これが実は難しい。
弊社では昔の番頭さんから、「うまいことつぶせるようになったら、いっちょまえや!」と言われていました。
上手にロスなく材料をとっていくことが出来れば、材木屋として一人前だ!ということ。


木材は、丸太を四角くする時に多くのロスができます。
そしてそのロスは乾燥をさせることで目減りしたり反ったりで、更にロスができます。
そしてその後に、実際に使用される寸法に加工するとき、つまりは「つぶしていくとき」にもロスができるのです。
だから、「うまくつぶせていっちょまえ!」なんです。

最初のネガティブなイメージは、木材を「つぶしていく」とどんどんロスが多くなっていくので、その材積が減って販売できる材料部分が小さくなっていきます。
だから、無くなっていくイメージがネガティブな部分と重なって、使われるようになったのかなぁ・・・と想像しています。

材をつぶすというけれど 4


とある材を作り出すのに、大きな板材を幾度か製材すると小さな材や薄い材等がたくさん出来ます。
この「つぶした後の材」が販売できればいいのですが、そううまくはいきませんのでロスの部分になる。
これを如何に少なくできるかが商売の大きなポイントだったんです。
10cm幅の木材が必要なときに、13cmの木材を製材するのは簡単です。しかし、残った3cmを何に使うのかを考えていないと仕入れている木材で細く残ってしまった3cmを捨てているのと同じことになります。

材をつぶすというけれど 5



そんな場合に、勿体ないけどもわざと20cm幅程の木材から製材し、できるだけ次回に使えるようにしておく。若しくは、16cm位のものから製材して6cm程を残す。そうすると適度な用途に使う事ができるので、残った部分も売りやすくなるのでロスが少なくなる、といったことを考えて製材の木取りをする材を選ぶ必要があるのです。

材をつぶすというけれど 2


今では、加工所で出来たものをそのまま建築現場に届けることが多くなったこともあり、弊社の土場で「材をつぶす」機会は少なくなりましたが、やはり特殊なものなどで手持ちの材は製材してつぶしていく機会があります。
大分頭をひねっても、大きな材を製材していかないといけない。
そんなときほど、「うまくつぶせていっちょまえ!」を意識します。

出来上がってしまうと分からないけど、木材の製材やそれまでの過程にも頭を使って苦労している、ということを少しわかっていただけるかな。

材をつぶすというけれど 1


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認知されて嬉しいのか、悲しいのか・・・見慣れた写真が見慣れぬサイトに!

皆さんはエゴサーチ?!っていうものをされるのでしょうか?!
私、したことありません。

最近まで知らなかったほど。
だからしたことなかったのですが、今年のゴールデンウィーク前のこと。
自社の検索をした時の事です。



有難いことに、弊社で好評をいただいている超こだわりのつまった「高樹齢杉シリーズフローリング」にお尋ねをたくさんいただき、インターネットでも実店舗の材木屋さんでも、いや無垢材を殆ど販売することのない建材屋さんでも、世の中のあらゆる建築関係者が取り扱っているであろうと思われる杉という樹種で、どうして弊社を見つけて頂けるのか・・・

いろいろとキーワードを探っていたのですが、特段検索に引っかかるような細工をしていない弊社が通常の検索で表示されるわけがなく、なかなか見つからない(汗)。
良くこんなので弊社にお尋ねを頂けるもんだ・・・となかば感心をしてしまったのですが、その中に明らかに弊社と関係がない会社のホームページに、どうも弊社の高樹齢杉商品らしきものの写真を見つけたのです。

見知らぬサイトに自分の写真3


もしかして?!、ではなく、絶対に私の記事の写真!!
間違いないです。
ブログの記事更新は当然ですが、写真の撮影からアップロードまで(もちろん使用写真の選定)もすべて自分でやっているから、間違いなく100%わかるんです。

それが、弊社の高樹齢杉百年杉柾浮造りフローリング古希杉浮造りフローリング

見知らぬサイトに自分の写真2


この現場も、とっても大きなお屋敷で赤身勝ちの高樹齢杉の幅を特注しましたので、忘れるはずが無いんですよね・・・
で、そうやって見ていくと、他の樹種でも弊社の無垢フローリングの写真が・・・・
そりゃ、普通のオークとかバーチとかウォールナットなら、インターネット検索すれば沢山素材が見つかるので、わざわざ弊社の写真を使わなくてもいいんでしょう。
高樹齢杉シリーズ以外にも、石山赤松(せきざんあかまつ)幅広無垢一枚物フローリング国産黒松(雄松・男松)一枚物フローリングが掲載されているではありませんか。

これも一目でわかる。
自分で決めたアングルだもの・・・

見知らぬサイトに自分の写真1


以前から、ホームページや御会社が有名なところは、掲載の写真を無断使用されて困っている、という話を聞いていましたが、広告もだしていない弊社は大丈夫!と気にとめていませんでした。
しかし初めて、自分の写真が見知らぬ人に使われているのをみると、少し気味が悪くなりました。

杉や赤松等をPRしてくれているものの、そのページを見ているとあたかも自社が扱っている商材であるかのように見てとれる。
私の扱っている杉や赤松材を知ってもらい、良い商品だという風に思って頂くのは非常にうれしいものの、それでもやはり何の記載もなく、その会社のもののような見せ方をされてしまうと気持ちのいいものではありません。


記事の内容としては、いろんな御会社や私の様な個人ブログから抜粋した様な樹種説明の記載があるので、一般の方にとっては非常にわかりやすいのに、勿体ない。
私が気づいて訂正を申し込んだのが5月の7日。
いまのところ、音沙汰がありません。
う〜ん。
これからどうするべきか。
今非常に悩んでいます。

知ってもらうのはうれしいものの、なんか気持ち悪い日々。


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静かなゴールデンウィークには・・・

外出できない今年の連休。
私にとってはすごく都合がよくて、普段はできない書類の整理や写真の整理、先に必要になるものの用意などをしています。

もし移動できるのであれば、今すぐにでも出張したい場所はいくらでもあるのですが、そうできない間にしなければならないことが製品仕様の決定と販売方法などの詳細。
弊社は大阪の街の材木屋としては珍しく、山での原木伐採をしたり森林へのツアーをしたり、製材での物作りをしたりなど様々取り組みをつづけていますが、同時進行の企画が多いことと「自分がやりたいことをしてしまうこと」から、きちんとした計画がないまま進んでしまうのが悪い癖・・・

今も少なくとも3つ以上の企画を抱えていて、整理が出来ていません。
それを整理する機会と考えているのが今年のゴールデンウィーク。


賢い営業企画が出来る人は、街や人が求めるものを考えそれを具現化して商品とします。
おそらくそれは、マーケットイン。
対して、市場に出す商品を企画してそれを作り出して販売する。これはプロダクトアウト・・・
で、私は後者であるために、なかなか売りづらいものばかりを手掛けることになるのでは・・・!?と、博識の方には見通されたことがあります。
正直その通り。

もちろん、マーケットインは非常に大切な考え方ですが、プロダクトアウトも潜在的なニーズを掘り起こす製品を作ることが出来る方法としては、決して劣っているわけではないと思います。

しかし私の場合は、市場の潜在的ニーズというよりも自分自身が欲しいと思うものや、あればいいと思うもの、若しくはお勧めする理由のあるこの木材を使ってもらいたい!、というそんな「自分の気持ち」だけが先行している状態で物事を進めてしまうから、良いものである(と思っている)にも関わらず、非常に販売に苦労したりします。
そのおそれが現在の企画にもあるのです。

オリジナルフローリングの原板 1


今回はその悪い癖を封じるべく、この連休の間に価格設定や販売方法、PR方法を考えておかねばなりません。
そのうえ、費用の事は後回しで進めているものばかりで、肝心の商品が出来ても開発費を回収できないという、商売としてあり得ない事態を起こしてしまいかねません。
こうやって告白をすることで、自分への戒めとしているのですが、うまくいくかどうか・・・


今ではクラウドファンディングなどで事前に資金集めをして、商品開発に臨むことが出来ますが、未だにインターネットの世界を信用していない私には、クラウドなど遥か遠い世界・・・
現実的に自社の費用をジャブジャブとつぎ込んで、販売して儲けが出せるのかわからない物を作ろうとしているのです。
アホです。本当に。



でも、自分が良いと思うものでなければいけない。
自分でも使いたいと思えるものでなければ喜んでもらえない。

そう思うからこそ、まずは自分が良いと思うものをつくり出そうと思うのです。
山での伐採授業もそう。
無駄にすることなく、伐採される立ち木を活かすこと。
現在進行中の広葉樹材企画もそう。
山からきちんと出てこないことで流通しない貴重な広葉樹を活かせるように道筋をつけること。

カエデ無垢幅はぎ板1


量を確保しにくい広葉樹は、使いやすい形の材にして届けられるように・・・
まとまって確保できたときに、小さな寸法のものも様々な形で使うことが出来るように、幅方向を接着でつなぎ合わせる「幅はぎ加工」をした板材「OPCボード」をつくること。
利用できること、需要がある事、そしてなにより製品にすることが出来るということを、山側に示すことで活用できる広葉樹が市場流通する可能性を増やすことが出来ると考えています。
広葉樹を使いたい声を届けるためにも、試作を続けて需要を作り出す必要があると考えています。

そして、銘木という価値に届かない原木を、本来求められる用途で現在の世に活かすこと。


クリ角材 試作


現在では目にすることのなくなった、本来の適材適所での使い道をもう一度見直すために、日本のクリ材での土台角流通に取り組んでいます。

また、細くて量がまとまらないことで販売しにくい状態にある原木を、新しい用途として活用すること。

オリジナルフローリングの原板 2


順調であれば、今頃実をつけて日本の広葉樹フローリングシリーズの仲間入りを果たしていたであろう、「キハダ」、「トチ」、「ホオ」、「ブナ」の原板たち・・・・・


これらすべてがチャレンジで、マーケットでの需要があるわけでもなく、消費者の声を聞いているわけでもありません。
ましてや、販売できる価格でできる企画なのかすらも分からない状態で進めている、という馬鹿さ加減。
もちろん世にないということは、儲からないか失敗するか、はたまた成功するのは非常に難しいかだと思います。
でも、それでも、活かしたい原木がそこにある。だから挑戦する。

自分がなんとか活かしたいと思う木がそこにある。
それだけが理由です。
だから、お金ではないことを始めてしまう。販売方法もお客さん像もないままに支払いリスクばかりをかかえながら(リスクでなく、デンジャーか・・・)・・・

そんなアホな奴ですので、少しづつ紹介していきます企画に賛同して頂ける方は、是非その商品を使ってみたい、欲しい!と手を挙げてください。
安売りはできないけれど、それ以上の見えない価値と見えない経費をかけた(涙)、お勧めできる商品をお届けします。

情勢が見えにくい世の中ですが、そんなことを日々考えています。
まとまった時間のある連休に、少しは商売に出来るように(?!)価格設定や販売方法を考えたいと思います。

そんなアホな企画ばかりの毎日ですので、いつも楽しみにしている趣味の読書の時間は、今年はお預けかも知れません・・・・・・・・

読書



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