空を見上げて
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本物の無垢木材

戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、前回までで一日目の日程を終えた研修会。
今回からは二日目の行程である、建築の部へ移っていきます。

大阪研修 18

無垢の木材をふんだんに使い、創意工夫あふれる建築現場を見学します。
日頃は山や丸太から木材のことを意識することはあっても、実際に木が活用されている建築現場を見学する機会のない学生たちは、様々な部位に使われている木材に目を輝かせ、時には工夫をこらせた仕掛けのある間取りなどに笑顔を見せていました。

また、棟梁が話す木材と建築の話は、初めて耳にすることや含蓄に富んだ話題ばかりで、狭い部屋に全員集合(少し溢れながら…笑)聞き入っていました。
私は木材のことを語ることはできますが、やはりその木材を自分の手で立体的に加工して、人を感動させることができる大工棟梁というのは、いつもすごいと思います。

大阪研修 19

見どころの一つでもある、この無垢フローリングには弊社のアイテムとして愛されている板谷楓幅広無垢一枚物フローリングのセレクショングレードです!
道理できれいなはず(笑)。

木材市場で見る木材と、実際に建築材として活用されている木材は、受ける印象が全く異なり、またその使う部位によって同じ樹種でも「芯材」のみを厳選している部分があること、反対に色目を優しくするために辺材だけを使っている部分があること。

そして、用途によっては板目を使っている部分と柾目を使う部分の使い分けされていることを、その理由とともに解説。

目の前で実際にその通りに施工され、実際に施工に携わった棟梁との話と照合し、しっかりと頭の中にインプットされたと思います。

そういったことも、やはりその場で教えてもらうことと、知らないまま過ごしてしまうのでは、伸びしろに大きな違いが出ます。
もちろん、自身で気が付くことも大切ですが今回の研修は、考えながら答えを知る研修。
情報過多なほどにあふれる情報、みんな受け取ってくれたと思います。

次は棟梁の作業場に移動して、素晴らしい木材たちとカンナ体験です。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

さぁ、いよいよ私のフィールドへやってきました。
木材の製品市場です。

大阪研修 5


前回まで、偉そうに山でレクチャーしてましたが実は私、街の材木屋ですので本当はこっちの木材製品が本業です。
好きが高じて、、、、いや、木材を扱ううえで必要な情報として、森林の事や植物の事、製品になる前の木材のことを知るために山に通っているうちに、偉そうに講義する様になってしまったんですねぇ・・・・
山の事も木材のことも、まだまだ勉強することはたくさんありますから、喋りながらも生徒たちと一緒に勉強もしているのですよ(笑)。

前回にもありましたが、彼らは普段は製品は見る事があまりなく、四角くなった木を意識する機会がありません。
そんななか、木材業界は激しく様相転換しています。建築もそうです。

その波や変化を知らないままでは、山はかわっていきませんからおいていかれてしまいます。
そうなれば、どんどん山がすたれてしまうし、日本の木材の価値が低くなってしまいそう・・・
そんな意識改革を促したく、ぜひココは見てほしかったのです。

訪問時は休業日で市場はお休み。
なので、ゆっくりと倉庫を見学することが出来ますので、じゅんぐり廻って見ていきます。

大阪研修 8


製品であれ、木材市場というと桧や杉の商品が多く並べられていると想像するかもしれませんが、いきなりその出鼻をくじくかの様に見てもらうのはLVLやフリー板と呼ばれるもの。
それらは、積層材や集成材と呼ばれたりするものですが、純粋な一本の木材ではなくあえてベニヤ板の様に薄い板を重ねて接着し、木材特有の伸縮や反りを軽減した商品。
一瞬、「木じゃないものが積んである?!」という感覚だったと思うのですが、これは現在の木材流通の中で主流になりつつある商品の一つ。
つまり、現在の木材利用の環境では、それだけ木材の特性でもあり特徴である伸縮などが、受け入れづらい施工環境であるということが言えるのです。
しかし、残念がってはいられません。
無垢材での利用だけが木材利用ではありません。集成材も積層材も、そしてベニヤ板も木材利用の一つです。
無垢の一本ものではないからと言って、木材ではないと思っているだけでは、本当の意味での木材や森林の未来は見えてこないのかもしれません。

そんなことも知ってもらったうえで、次こそは無垢の木材を見てもらいましょう。

大阪研修 7


建築木材の花形、化粧柱や鴨居や敷居などの無節や上小節のヒノキ材です。
学生たちも、まっすぐで節のない木材を目指すことはとても大切であるという認識があるので、丸太ではない角材になった節なしの材料にとっても興味を持っています。
材木屋にとっては当たり前(だった・・・?!)化粧面の表示方法や、一見節なしにみえても、一皮むくと節が出るようなポイントを実物を見せることで、わかりやすく伝えることができたと思います。

やはり実物をみることは、とても大きな経験になります。

もちろん、山に携わる立場だからこそ疑問に思うような質問も随所で飛び出し、私も「そうか、そういうことが聞きたいんだ!」と思う発見があり、私もいい勉強になりました。

大阪研修 24


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

一通り、山土場での丸太から木材になる部分のお話を終え、更にもう一回考えてもらいます。

さっきは一本の丸太の価値の考え方や、立木から横になった木に対する見方の違いでしたが、今度はもう一度山の立木に戻ります。

大阪研修 9

私の手元が見えていませんが、タブレット端末にて山の写真を見せています。
課題として見るには、とてもよいのですが環境としては良いとは言えない状態になってしまっている山の写真です。

生徒の中には、写真をみるなり「よくないなぁ」という声もあり、尋ねがいのある状況。
良くない、と思う人はその理由を。そんなに悪くないぞ、という人もその理由を考えてもらいます。
それとともに、私が何故その写真を見てもらっているかも伝えます。

前回も書いたように、全ては善悪だけで判断出来るものではないですから、とにかく考えることと知る事がとっても大切です。
しかし、現在の林業を考えると決して良いとは言えない写真の状況を見て、ではどうしたらいいのか、自分ではどうすべきか、そんな状態になるまでに出来る事がなかったか?と考察します。

いつも見ている健全な森林のイメージがどんどん崩れていく?!


さて丸太を見た後は、歩きながら前フリをしておいた木材を見てもらいます。
わざわざ、今日の為に厳選して積んできた木材。
それは、強烈な個性の塊である「アテ」のでた材です。

アテは、立木が斜面の傾斜に対してや何らかの力の影響(土壌が流れるとか・・・)で踏ん張ったりした、いわば異常成長した部分に出来やすいもの。
実は、アテは木材としてはとっても厄介。

曲がりや反りなどの癖がたいそう強く、製材をしてもその曲がりを修正することができないことで、材としての使い道はとても厳しいものです。
普段は授業でしか出てこないアテを、実際に見てもらってその状態を知ってもらいます。

大阪研修 25


普段は見ることの無い木材で、しかもアテの強烈な反り具合を目の当たりにして、みんな興味津々。
アテのある材は、その癖の強烈さゆえに強度が高いと誤解されがちですが、実はそうではないこと。
広葉樹では美しい杢に見える様な「縮み模様」も、針葉樹ではアテの木材によく見られることなどを説明するのですが、もう百聞は一見にしかず。
見て、触って覚えるのが早い!

こんな材は燃やすしかない、と材木屋なら思ってしまうアテの材も彼らにかかれば、とびっきりの教材です。
木材になると、こういった癖がでるということを意識して山と立木の手入れをするという、街で使う側の立場を知った林業ならば、もっと用途が広がるかもしれないし、使えない場面が減ることにもなるかもしれません。
研修の目的の一つはそこにあります。
自分の事だけではなく、その先の人のことまで考える、知る。
それがつながっていくことで、林業や木材、森林や環境が良い方向に変わっていくのではないか。
そう思ってすすめているのです。
その為には、普段山にいる彼らには製品としての木材も知ってもらう必要がある!

ということで、次回はいよいよ私の本業(?!)のフィールドである、木材市場に向かいます。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

今回の研修は、感じてもらうことと考えてもらうこと、それらがメインなのでお施主様や工務店さん向けに、情報を全てお伝えするのとは少し趣向が異なります。
ゆえに、問いかけの答えを出さない様にしながら、少しづつ自分の頭の中の情報とすり合わせていく様な感覚で、山を見てもらっています。

さて、一通り植生や斜面、立木の状態を知ってもらったところで、今度は伐採された原木の状態を見てもらいます。

大阪研修 2


現在は夏真っ盛り!!
伐採には向いているとは言いにくい季節ではありますが、必要なものは伐採して活用しています。
ちょうどそんな伐採木が並んでいるところで、丸太から木材になる時に気にしておくべき点をレクチャー。

ちょうどよいことに、スギとヒノキと双方あります。
ここで質問!

生徒たちがいつも自分たちが足を運んでいる山と比べて、このヒノキをどう感じるか。
何が違うのかをまず考える。
そしてこのヒノキのもつ特徴を説明していきます。

いつもは、立っている木をどのように倒すかや、どのようにして運び出すか、その他「木を横にするまで」のことがメインに考えているものの、そこから先の利用へはなかなか目が行きにくいもの。

そこを考えてみてもらうのです。

大阪研修 1

スギを見る時、立木で真っ直ぐかどうかや、太さはどうかといった情報の他に、こうやって木口から見える情報を感じる訓練をしてもらいます。
つまり、販売するにあたって少しでも「いい原木」と感じてもらうポイントを、施業する立場でもわかってもらいたいという事です。
それは、年輪が密であるとかアテがないとか、そういったこともありますが、スギの場合はやはり色味が良いかどうか、という点が大きなポイントです。

その山の特性や土壌、天候などもあわせて考えた時に、スギに適しているかどうかとともに、色が良いかどうかも大きなポイントになります。
どうしても、ここでも意識は節があるかどうかや、通直かどうかという普段の意識にとらわれがち。
そういった見方も大切ですが、その丸太を購入しようとする人がどのように丸太を見ているか、またそれを含めてどのような山にしていくのがいいのか、という事を考えるきっかけにもなると思います。

大阪研修 10

みんなが意見を出し合い、これはどうだ?あれはいいのか?!など、様々な話をする。
この山はいいとか悪いとか。
個人の見方と全体の考え方。
色々あるけども、決して完全な正解も絶対間違いだ、ということもない。
いろんなアプローチで山を考えて、いろんな立場の人が関わってその山に合った良さや利点を見出すこと。
その端緒を感じてもらうのが、大阪研修山の部なのです。


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 

戸田先生の大阪研修授業、初日の最初は私がいつもお世話になっている、大阪府の林業家さんの山を案内します。

みなさん、大阪府で林業ってあるの?!
今、そう思いませんでした?!
そうです、思っていただいて結構。
その固定観念というか誤解を解くために、わざわざ林業県の学校から大阪研修にきてもらっているのも一つです。

いや、生徒さん達はそこまでの意識は無かったかもしれません。
私たちの様に、実際に業務として木材に従事しだすと、意外に大阪府の山の木材というのは手にする機会が少ないのです。

さぁ、早速現在伐採をされている山を見学させてもらいます。

大阪研修 13

先ずは、この場所に立って感じる事をたずねます。
見たままで良いんです。

自分が山を見てどの様に感じるか。
正解は無いのですから。

いろんな意見が出てきます。
それに私が補足情報を投げかけていきます。
どんな樹種があるのか、若しくは無いのか。
山の状態はどうか?!・・・

生徒の彼らの山を知る私としては、自分たちの山との違いに先ずは気がついて欲しいということもあり、投げかけを続けていきます。

大阪研修 12

少し歩いて、とても状態がわかりやすい場所に移動。
木が生えているより少し上の斜面なので、ちょっと客観的に立木を見る事が出来る場所ですが、生徒たちから聞こえた第一声は「曲がり」でした。

谷の様になりかけている斜面にある桧ですが、確かに曲がっています。
しかし、それをはじめから「曲がり=価値が無い」と捉えてしまうと、そこからはもう思考の広がりが無くなってしまいます。
もちろん、曲がりを見ることも非常に大切。
現在求められる木材には、曲がりが必要、という用件は無いに等しいのですからね。それも正解です。

しかし、現在私が主導で開催しているこの研修企画では、山を活かして自然循環出来るようにすることや、その循環が木材として流通することと、様々な木を活かすこと、活かす人を育てることを目的としているので、「曲がり」だけではすませませんよぉ!

ということで、曲がりはどの様に活用するかということや、そもそも、そこに桧のある理由を説明しました。
え?!桧のある理由?!
そんなの、植林地なんだから、植えたからに決まってるでしょう!!
そう答えたくなりますね。

でも、植えたから、という理由だけではないのです。
それは自伐林家である山主さんに聞く事が出来たからわかったことと、その土地による理由です。

そんな秘話(?!)を交えながら、戸田先生の研修「山の部」は進んでいきます。

大阪研修 11


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戸田先生の伐採授業、2018年度のスタート! 


昨年、試行錯誤しながらやり遂げた「戸田先生とゆかいな仲間たちの伐採授業」。

教室での授業に始まり、(大雪寒波の!)雪山での伐採授業。
その後に丸太の皮むきも済ませ、すでに丸太は大阪に到着しています。

その企画の一連の流れの中で、年度初めの最初の企画でもあり、前年度からの流れの最終段階でもある「大阪研修」を先日挙行しました。
この企画は、山の現状や木材業界のこと、そして素材としての木材のことや森林環境の授業をし、実際に伐採という実習に入り、そしてそのあとに丸太やそのほかの無垢の木材が使われている住宅を見学し、山から街までの一連の流れを学習するという性質のもの。

ということで、その最終段階が今回の大阪研修なのです。


大げさではありますが、いつもは山に出向いている私たちですが、今回は弊社の地元に受け入れる側ですので、実はとっても楽ちん。(移動だけの話ですけど・・・)

今回は宿泊研修ということで企画しましたので、高校生の皆さんにはプチ修学旅行?!的な感覚もありながらもしっかりと学んでもらうこととしました。
そうはいっても、せっかく大阪まで来てもらうんです。
ちょっぴり現場見学をして、あとはお遊び!なんてわけにはいきません。
私の情熱のアテンドで、みっちりと情報を詰め込んで帰ってもらう、満腹ツアーにするべく一人、気を吐く私・・・

まずは、恵まれた山々を見慣れた高校生たちに、ほかの地域の林業とはいかなるものぞ!というのを見てもらうために、私がずっと通っている大阪の山へと入ってもらうのです。

今年の夏は、7月だというのに猛暑に酷暑!!
頭の上からも、足元の地面からもジリジリと焦がされている様に暑いので、車移動中もエアコン全開!
そんなのですから、一歩車から外に出ようものなら「ムッ」という熱波を感じるのが普通ですが、なんと・・・下見のために入って行った山の土場に降りた瞬間、「涼しっ!!」と声が出てしまいました!

なんと、38℃を超える外気温で車内でクーラーをきかせていたにもかかわらず、涼しいと感じたのです。
もちろん、外気温はさほど変わらないのですが、それくらいに山の中は快適に感じる、ということでしょう。

正直、毎度森林浴とか樹木の効果などを語っている私自身が一番驚きました。
汗は出ますが、気持ちいい。
やっぱり、山って不思議です。


さてさて、伝えたいことが爆発しそうな戸田先生のアテンド。
このあとどうなるのやら。
2日にわたる大阪研修、スタートです!!

山で考えること 3


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追加販売! 石山赤松無垢一枚物羽目板

近頃、話題にあげることの多い地松(赤松)ですが、さらに追加のお知らせです。

その幅広さと艶の美しさでとっても人気のある「石山赤松(あかまつ)幅広無垢一枚物フローリング」に、かわいい仲間が加わります。
それは、「石山赤松(あかまつ)一枚物羽目板」です。

石山赤松無垢一枚物羽目板 5


うぉお〜!!
いつもながらに艶がまぶしいです。

わざとらしくやっているわけでもなんでもなく、普通にこんな感じで輝くように見えるんです。
これこそ、地松=日本の松の艶です!!

写真だけでは一見まぶしいように感じますが、ウレタン塗装に反射する「鏡のような日光」とはことなり、木材が持つそのものの艶なので、柔らかさを感じるような気がします。

石山赤松無垢一枚物羽目板 3


どうしても写真では、こうやってみると弊社の定番人気商品の一つである、高樹齢杉純白浮造り羽目板のように見えることも否めませんが、やはり地松の良さは手に取ってこそ!
もちろん、先ほどの艶もあるのですが、その艶を生み出す松特有の脂っ気は、手にもってもらうとすぐにわかります。

少し前に紹介したチークのようでもあり、しかしその蝋のようなものとはまた異なる、あの「松やに」を想起させるようなしっとりねっとり感。
う〜む。
無垢の地松だと感じていただくのに1秒もかからないでしょう(笑)。


また、今回は壁や天井に使ってもらえるようにと、フローリングに比べてサイズ変更。
幅は小気味いい連続感が得られる100mm幅に。
そしてフローリングは突きつけ納めのところ、こちらの羽目板は同じく突き付け以外に、写真のように目地ができる「目透かし仕上げ」を用意しています。

石山赤松無垢一枚物羽目板 7


これによって、木目以外にもリズミカルな流れができるので、壁や天井面をすっきりと見せることができます。

もちろん、フローリングと同じくプルミエグレードなので、わずかな節の跡や若干の脂だまり以外には目立った木目の変化はないので、とっても清廉な印象を受けます。
(細かな表情は記事末尾の表情の違い、を参照)

石山赤松無垢一枚物羽目板 4


以前に紹介している地松乾燥平角材になると、途端に力強く感じるのですが、やはり節がなく「地松特有の割れ」もないので、途端にとっても美しく見えるのは、人間が目から得る情報による感じ方の差が如実に表れている証拠だと思います。


桧や杉、特に松は絶対に和風住宅に使うものだ!
そんな先入観はありませんか?!

もちろん、古くから和風の住宅には欠かせない、もちろんお城や民家にも必須の材料ではありましたが、木材というのは使い方次第。
先の印象のように、見せ方や見え方で一瞬にしてイメージが変わりますから、この石山赤松羽目板も、自分の建築は洋風住宅だから・・・と敬遠せずにどんどんイメージを膨らませてもらいたいものです。

だって、輸入ものの欧州赤松は洋風住宅に使っているんですものね。
まぁ、一緒にはできませんが・・・

石山赤松無垢一枚物羽目板 2


今、日本の赤松は松くい虫と、その影響もある樹種転換政策でどんどん資源量が減少しています。
そして松物語でも語ったように、豊かな森ではその立場を譲る側の樹種である松にとっては、次のその復権の場所はなかなかないことと思います。
そんな状況の中、現在活用できる地松だけはきちんと有効に使っていってあげたい。
忘れかけられた日本の赤松。
梁桁も、フローリングも羽目板もそろいます。

地松普請のおうち、そろそろいかがですか?!・・・


プルミエグレード 貼上がりイメージ

石山赤松無垢一枚物羽目板 1


*弊社では以前に、この地松の姉妹品である石山赤松幅広無垢一枚物フローリングを紹介していますので、こちらも是非、取り入れてみてくださいね。

・石山赤松幅広無垢一枚物フローリングの施工仕上がりはこちらから
・地松乾燥平角材(梁・桁)はこちらから


・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ


石山赤松(アカマツ)無垢一枚物羽目板(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

10×100(有効働き寸法)×1820

・形状

一枚物 目透かし仕上げ

・エンドマッチなし(糸面とり)

・品番と価格

SA-17HP OPC一枚物 無塗装 10×100(有効働き)×1820 プルミエ

¥16,200(税込)/18枚入り(3.27屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

表面に出る、軽微なヤニツボ

石州赤松幅広無垢一枚物フローリング8

松特有の樹脂道 1

石山赤松無垢一枚物羽目板 8


松特有の樹脂道 2

石州赤松幅広無垢一枚物フローリング11

赤身と白太の色違い(フローリングの場合。羽目板にも若干含みます)

石州赤松幅広無垢一枚物フローリング5

刃物仕上げによる、若干の逆目1

石山赤松無垢一枚物羽目板 6

軽微な節

石山赤松無垢一枚物羽目板 9

目地部分のヤニツボ

石山赤松無垢一枚物羽目板 10

ヤニツボが隠れているヤニスジ

石山赤松無垢一枚物羽目板 11

刃物仕上げによる、軽微な逆目2

石山赤松無垢一枚物羽目板 13


*この他、特有の脂分によって削り残しのような仕上がりになる部分が出ることがありますが、樹種特有のものとして活用をお願いいたします。


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地松構造梁・桁材入荷!

過日、少し紹介していた日本の赤松の乾燥平角材(梁・桁材)が入荷しました。

大型トラックに一杯の地松構造梁・桁が到着!

地松(赤松)乾燥構造平角 1

おぉ〜!!
美しい!

住宅の構造材というと米松か杉のどちらかが使われることが多い中、今回は日本で生まれ育った赤松、「地松」での構造材です。
現在ではあまり見られなくなりましたが、私のイメージではやはり梁や桁などの家を支える構造材といえばやはり地松で、力強くもあり柔軟性をも感じさせる曲がりや木目の美しさは、何とも言えない質感があり、大好きです。

地松(赤松)乾燥構造平角 2

もちろん、性質的にもとっても優秀。
粘りがあり、荷重を支える強さもあるため、構造梁・桁材としては申し分ないのです。
前回は粗削りの状態を紹介していましたが、今回は近年では当たり前になった「モルダー加工」という寸法揃えの加工をしてあるので、表面があらかじめ削られているため余計に地松の美しさが際立ちます。
鉋で仕上げたわけでもないのに、写真の様な艶。わかるでしょうか。
波打つように光っているところ。
(写真中央、少し右の上から2つ目です。網目の様にも見えます。)

地松(赤松)乾燥構造平角 3

これがたまりませんね。
同じ日本の木材といえど、杉の構造梁には出せない魅力の一つがこの艶です。
頬ずりしたくなります。
もちろん、米松の人工乾燥材をいくら丁寧に加工しても、この様な艶にはなりません。
隠れる部分には勿体ない!そう思いますね。

しかし、そんな想いを汲んでもらってか?!
今回使っていただくおうちには、化粧梁が多数存在するのです。
ということは、この地松の輝く艶がいつも家の中の見えるところにあるということです!
なんとも羨ましい!

しかも、その化粧梁は贅沢にも「芯去り材」を使っています!
(写真上)

地松(赤松)乾燥構造平角 6

芯去り材とは、木の中心部分を含まない材料の事。
通常、構造材は芯持ち材になります。
丸い丸太の中心を使うことで、丸太の直径を活かした大きな断面の木材が作れるからですね。

しかし、芯持ち材は木材の特性上、割れやすく寸法変化しやすいという点があります。
地松は特に割れが入る樹種です。
芯去り材という、木の芯を使わない製材方法で、できるだけ割れがおきにくく変化の少ない状態で、美しい木目を持てもらうための工夫です。
といっても、大きな丸太でなくてはできないのが芯去り材。
とっても貴重なんですよ。

それに、中にはこんなに厚みの厚いものや・・・(通常は120mm)

地松(赤松)乾燥構造平角 8


こんなに長いものまで・・・
6mと5m材です。めちゃたくさんある・・・・
長尺材が多いということは、とっても立派なおうちということ・・・

地松(赤松)乾燥構造平角 10


地松には、桧の様なピンクの木肌や杉の様な柔らかな香りはありません。
いや、十分に美しい木肌の艶と松特有のすっきりとした香りがあるのですが、やはり桧と杉の認知度に比べると、全く無名選手です。

近年は、丸裸というくらいまで伐り尽くされた山肌に、松だけが残っている、という奇妙な光景も目にします。
まるで墓標です(涙)。

いや、冗談ではなく、そんな状態になった松は近いうちに強風で倒れてしまうのですが、その結果「松は風で倒れてしまう!」という根拠無い話がささやかれるのです。
広大な山にぽつんと残り、風を受けると折れるに決まっています!!

そんな状態にならない様に、弊社で地松を大切に使っていきます。

地松(赤松)乾燥構造平角 7


伐採から行っている梁丸太、今回の乾燥構造梁平角、感触を知ってもらう「刻もう会」そして下記の石山赤松フローリング、黒松フローリングなどを通じて、日本の誇れる樹種である地松を残していきたいのです。


*弊社では以前に、この地松の姉妹品である石山赤松幅広無垢一枚物フローリングを紹介していますので、こちらも是非、取り入れてみてくださいね。

・石山赤松幅広無垢一枚物フローリングの施工仕上がりはこちらから


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嵐を呼ぶ稀少材の予感 アレルセ(チリ杉)

日本人は、昔から木材の用途や種類ごとの性質によっての使い分けにこだわって、上手に付き合ってきまたがそれとともに、単に木材という材料としてだけではなく、木目の美しさや質感もとてもうまく取り入れてきたと思います。

その代表が「杢」で、一般的な木材のイメージであるタケノコ状の木目とは全く異なる、様々な表情の木目を珍重してきたのですが、このアレルセもそうでしょう。
美しい杢がたくさんあります。その木目が存分に味わえる幅広サイズ、それが紹介のアレルセの別の特徴です。

アレルセ(チリ杉)7

なんと幅は広いもので90cmを優に超え、白太を含めると98cm程になるものもあります!
しかも厚みは18mm!!
木材の常識からいえば、よほどの用途(門の鏡板)などでなければこの様な幅広の板材を薄く製材することはないと思います。
皆さんも経験は無いですか?!
テーブル、とまではいかなくてもある程度の幅の木材を探していると、どうしても厚みが厚いものばかりしか見つからない。

お客様のお尋ねで、とてもよくあるパターンです。
そんなに厚みは必要ないけども、幅の広い木材が欲しい。しかし、それは木材にとっては矛盾する条件だったりするのです。
なぜなら、木材は薄ければ薄いほど反りのリスクが高くなる、ということ。

反りが出てしまうと、折角の幅広の板も使い物にならなくなってしまいます。
だから、出来るだけ反りを抑えやすい最低限の厚みに製材する、というのも理由の一つです。
(明確に、薄い板の用途が確立されていれば別ですが、近年では稀なので・・・)
そんな状況を考えてみると、やはりこのアレルセの18mm厚で980mm近い幅の材に、幅方向の反りが殆ど見られないというのは、如何にこの材が素直な性質か!ということの証明?!ではないでしょうか。

アレルセ(チリ杉)8


また桧に近い、という性質からか湿気に耐えるという性質があるために腐りにくいという特徴があります。
ということは、旧家の門板やお寺の建具材など、幅広の一枚物の木材でそれも薄い板として使う用途には、狂いが少なく水気にも強く、更に木目が良い一枚板という申し分の無い性質ではありませんか!
ということで、早速お茶室関連のお仕事に一つ使っていただくことになっていますので、どのような状態になるのか、とっても楽しみ。

さて、このアレルセという材ですが現在手元に残っているものは、建築用材としての輸入を前提として製材されているので、美しい杢が見られますが、実は地が他分野ではこの複雑な木目よりも、すっきりと通った「柾目」が求められる業界があります。
それは楽器。
アレルセの材については、だいぶん後になって知ったことですがこの材もやはり、稀少性と共に音の追及のなかでは、とても性質が良いらしく柾目がとっても珍重されているということです。
楽器の世界の柾目と、建築業界の柾目ではちょっと意識の違いがある、いや別物というくらいに異なる場合がありますが、やはりアレルセで求められているのも整列した細かな柾目のようなので、今回の幅広板では「正柾目」は難しそうです。
別の角材であれば、少しはとれるかも?!・・・

アレルセ(チリ杉)5


しかし、柾目にこんな模様がでるんですから、建築からすればとても魅力的なんですけどね。

アレルセ(チリ杉) 2


そんな超幅広薄板のアレルセ、活かせる人を探しています。
今まで倉庫で眠っていた材ですが、こんなに優良で魅力的なものを、そのまま活用せずにおいておくわけにはいかないと思います。

木材として、きちんと第二の人生を過ごしていけるように、是非あるうちに活用してもらいたいものです。
ただ、遠方には大きすぎることと薄板なので割れる可能性があるので、心配ではありますが・・・

とにかく、非常に珍しい樹種アレルセ(チリ杉)を活かせる方、お待ちしていますよ。


アレルセ(チリ杉)幅広板 薄物

・呼称寸法 2,1m 18×300〜980

・価格は寸法により、送料は地域により運送を確認する必要があります。


アレルセ(チリ杉)9




*)アレルセ(チリ杉)は輸入材の為、運送時のキズや割れ、その他がふくまれることがありますので、無駄の無い利用が出来ますようにお願いいたします。


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嵐を呼ぶ稀少材の予感 アレルセ(チリ杉)

さすがにもう最近は自分の事を若いと思わなくなりましたが、年齢を重ねるごとに若い時にはわからなかったことを多く感じるようになりました。
たとえば人との出会い。

知り合う事、紹介してもらう事、でくわす事・・・いろいろあると思いますが、全てがつながっているんだということと、出会うという事は偶然ではなく必然なんだと感じる事が多くなりました。
それは木材でも同じこと。

瞬間の出会いといえば、前回のとおり神代木もそうです。

ずっと会いたいと思っていても巡り合えない木材にひょっこりと出会えたり、全く縁がなかった木材が実はあの時の人との関係で自分のもとに、なんてこともあり、人生の深みを感じる今日この頃です。

さて、そんな中で嵐の予感さえも感じさせる木材との出会いが訪れます。
その樹種はアレルセ。別名をチリ杉。
やっぱり「荒れるぜ!」的な、もしくは「散り過ぎ」、のようなおやじギャグが吹き荒れそうなこの名前。
いや、本当に木目も荒れているのですよ。いい意味で。

アレルセ(チリ杉) 1


うぉぉ・・・
どうです、驚くくらいに良質な木目。
もう、この木目の時点でノックアウト。
広葉樹の特徴的な杢模様や変則的な模様も大変魅力的ではありますが、この針葉樹独特の年輪がもたらす芸術的な木目と不均一なリズムは、やはり相当高樹齢のものでしか見られない木目です。

それもそのはず。
このアレルセ(チリ杉)、樹齢は1000年を超え2000年をも超えるほどの長寿針葉樹なんですね。
杉で2000年という樹齢を考えると、必然的に思い出されるのは「屋久杉」ですよね。
こちらも数千年の樹齢を誇るものですが、その屋久杉に木目まで似ているのが、このチリ杉(アレルセ。以降はアレルセに統一。)。
そりゃ、樹齢が1000年以上にもなると通常の針葉樹とは異なる木目のものが多くなります。
例えば台湾桧や紅桧、ラオスヒノキなどもそうですね。

ここでヒノキがたくさん出てきましたが、実はこのアレルセ。
主な原産国であるチリの名を冠して「チリ杉」という和名ですが、仲間で近いのは桧なんだそうです。
それは英名の patagonian cypress でもわかるとおり、桧なんですね。
うっとりとしてしまいます。
その反面、もし日本に2000年級の樹齢の桧があればどんなだったかを想像してしまうのは、禁じられた想いなんでしょうかね・・・・


アレルセ(チリ杉) 4


いや、こんな素晴らしい樹種は桧であろうと杉であろうと、いいものはいい!
それに、こんな良質な杢の出る樹種を日本人がほおっておくわけもなく、当然古くは屋久杉の代用材として多く輸入されていたようですし、天井板などにも使われていた?ようなので、もしかすると意外と日本の和室に溶け込んでいたりするのかもしれません。

しかし、その当時とは異なり現在ではアレルセは簡単に輸入できないどころか、保護下におかれる代名詞であるワシントン条約に含まれている(それもかなり厳しい分類で・・・)ということで、「代用材」なんていう扱いのできる木材ではなくなってしまいました。

いつの時代もそうですが、木材では優秀な樹種には必ずじきに代用材が現れ、その代用材が枯渇もしくは値上がりしてくると次の代用材をさがす。
そんなサイクルが繰り返されてきましたが、このアレルセも屋久杉の代用材のはずが、現在では屋久杉よりも稀少?!な木材になってしまったということか。
しかし、ただ稀少というわけではなく、やはり優秀な木材だからこそ少なくなってしまうんですね。


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いよいよ出荷、日本の赤松(地松) 乾燥平角材

いよいよ入荷してきます。
弊社おすすめのコレです。

日本の赤松 乾燥平角材 4


大きな角材。
住宅の構造材、つまり梁や桁という重量を支える部分に使用される骨組み用の木材です。
一般的な分譲住宅では、米松材や集成材が主流であるのに対し、近年は町場の工務店さんは日本の杉を活用されています。
どちらも良い悪いではなく、コストと住まいかたを含めたバランスで決めればいいところですが、今回納入するのは杉ではありません。
日本の木材ですが、桧でもありません。

写真ではわかりづらいと思いますが、実はこれは日本の赤松、いわゆる「地松(じまつ)」です。
旧家からお城に至るまで、日本の多くの建築に地松が活躍してきました。
しかし、曲がりが多い事や乾燥が難しい事もあり、現在ではよほどの事が無い限り、住宅の構造材に地松が登場することは無くなっています。

それなのになぜ今、地松なのか?!
それは、地松が構造材に最適な樹種だからです。
地松は、単純な強度は勿論ながら構造材に求められる「ねばり」を持っていると言われる事から、日本の重い屋根や構造体を支えるに十分な役割を果たしてきたんですね。
それに、この地松構造平角は地松本来の美しさを損なわない様に、非常に丁寧に乾燥と養生をされているので、仕上がりの美しさは他の樹種では味わえないものです。
力強さと美しさ、その両方を見てほしいのです。
(*簡単なようで通常は、その個性を犠牲にしないと安定した品質供給は難しい。)

しかし、現在の様な屋根が軽くて上棟から1ヶ月程で完成してしまう様な建築スピードでは、本来の力強さや木目の良さ、そして艶も見る事ができませんし、曲がり癖のある地松は特に敬遠されてしまいます。

日本の赤松 乾燥平角材 1


しかし、今回入荷する地松構造材を使用するのは、木の良さを十分に感じられるような使い方と見せ方をしてもらう予定ですので、地松の大きな活躍の場になりそうです。
普通では見られない様な、とっても大きなサイズ(日本の民家ではおなじみのどっしりとした、あの感じです)のものや、節の無い輝く様な艶をたたえる芯去り化粧梁など、単なる地松という枠を超えて迫力と美しさの競演になること間違いなし!!

↓ 芯去り構造材

日本の赤松 乾燥平角材 2

↓ 大きな梁成の材の検品です!!

日本の赤松 乾燥平角材 3

この後、よく乾燥してクセが出た地松達を製材機で修正挽きをして、そしてモルダー加工という表面の削り加工(寸法合わせ。最近は美観も兼ねて)を施して、弊社の土場に入荷します。
楽しみです。

また、入荷の様子もお伝えしますね。

近年では非常に珍しい地松構造材ですが、特段高価なわけでもなくまた、品質も曲がり癖の強い赤松をしっかりと乾燥製材していますので、安心して使うことができます。
大切なおうちの構造材、しっかりとした強さと見た目の美しさを兼ねた「地松乾燥平角」を選択肢に入れませんか?
米松や杉とは全く異なった経年の美しさを感じる質感を見る事が出来ると思いますよ。


*弊社では以前に、この地松の姉妹品である石山赤松幅広無垢一枚物フローリングを紹介していますので、こちらも是非、取り入れてみてくださいね。

・石山赤松幅広無垢一枚物フローリングの施工仕上がりはこちらから


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久しぶりに納入、無垢テーブル材 栃純白+地栂共木脚

これにも流行りというものがあるのか、それとも弊社が売れていなかっただけなのか(汗)・・・
久しぶりにテーブル材の出荷がありました。(といっても、続いて3名ほどあったんだけど・・・)
ここのところ、特殊材にばかり集中しておたずねいただいていたのですが、続けてご近所から無垢のテーブルを探しに来ていただきました。

そのうちで、天板のみではなくテーブル製作までさせて頂いたおうちに、過日納品に伺ってきました。

その前に、出来上がりの材がこれです。

栃純白テーブル 3

おぉ、美しい。
中央に割れはあるものの、とっても白くて綺麗な栃の板材です。
栃というと、近年は非常によく知られる材ですが、手ごろな価格の良質材がとても少なくなっていて、たいていは中心部分に芯材である赤茶色の部分を含むものが多くなってきました。

それを考えると、今回のこの栃はとっても優秀。
なにせ、必要ないと思われる裏面にも芯材がなく裏も表も純白真っ白!
いや、もちろん裏ものぞけばわかるんで、私の様な偏屈ものがお客様として訪ねてきた場合には裏を除かれない様にしておかないといけませんが(笑)、これはその心配も無し!

栃純白テーブル 1

それに栃特有の縮み模様もあり、至れり尽くせり。
しかもうまく仕入れる事が出来たので、非常にお求めやすい価格で販売させていただくことが出来て、お施主様ラッキーです。

本当はもっと儲かる・・・基、高価になってもいいのですが、そこは気に入って下さった想いに応える気持ちで納品いたしました。

栃純白テーブル 4


納品前に、足を取り付けて仮組み。

実はこのテーブル、純白だけが売りではないのです。
この脚も売りの一つ。
いや、売りではなくこだわりです。

普通はテーブル天板にさかれる予算が大きいので、脚には大きくこだわることがないのですが、今回は私の方からお任せでさせてもらうという提案で、地栂の芯去り材の、それも共木と呼ばれる一本の木から取り合わせた木材で製作させてもらいました。

日本の栂自体が珍しいのに、一本の丸太のおなじ部分から4本の脚を採りました。
木目もめちゃ綺麗です。

これは意地というか、このテーブルに負けない陰のヒーローを作っておきたかったのです。
そうすれば、お施主様も天板以外のところでさらに自慢できますし、脚を見せつけてさらに、裏側も純白をアピールできるし(笑)。

栃純白テーブル 2

 

ここまでしたので、お施主様にはやはりそのルーツを知ってもらおうと、おせっかいながら少しだけ栃と栂のご説明をさせてもらいました。
家具屋さんではなく、入りにくい雰囲気の(汗・・・)街の材木屋を訪ねてきてくださったのです。

なんとかお気持ちに応えることと、ただの無垢材ではなく想いとストーリーのある天然木のテーブルになるように・・・

搬入で訪れたお宅は想像通りにとってもおしゃれ。

建築家さんにご依頼されたそうで、とってもすっきりなのにオークのフローリングや随所の木材が柔らかい雰囲気を出してくれる場所。

そこに栃のテーブルが仲間入りしました。

栃純白テーブル 5

想像以上だ、と喜んで頂きお子様もとっても嬉しそうにすべすべと触ってくれました。
これからご家族でオイル塗装されるそうです。

一層、栃の杢が光るのはもちろんのこと。

これから数十年、ご家族と末永く過ごしてほしいものです。
やっぱり喜んで頂く木の仕事って、素晴らしい。

そう感じる、久しぶりの無垢一枚板テーブルの納品でした。


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すすめる理由のある木材、大阪府産材のお話 

色々な地域の材や、稀少でとても美しい材などを紹介してきた私が、ここにきて急に何故大阪府産の木材を強調するのか・・・

それは、今までの偏見がとけたこととそこにいる人と環境が原因です。

偏見、については前回の写真の通り。
こんな材料出来るはずがない、いやそもそも林業としてそんな材が出来ていないのだろう、そんな思い込み。
いやはやお恥ずかしや。
皆さんもご存知の通り、現在の日本の山の多くは杉と桧の植林木が大きく育っています。(育ちの悪いところもありますが・・・)
どの地域もその植林木を活用するために、様々な商品やものつくりをされていますが、木材からできるわけですから「商品が違う」だけではなく、その素材となる木材自体も異なって当たり前。

すくすくと育って木目の大きなものもあれば、70年ほどたっていてもこれくらいなのか?!と言うくらいに太さの控えめなものもあります。
それは、産地ごとの育て方の違いや気候風土の違いもあるのですが、やはり植林材ですから人の手による影響はとても大きいもので、どの様な木材を生産しよう、どの様な山にしていこうという考えによって、大きな違いが生まれるのです。

では、私が誤解を解くきっかけとなったものは何だったのか。それはこれです。

大阪府産 ヒノキ6

普通の桧の切り株です。

何が言いたいのかというと、切り株から一目瞭然でわかる情報の一つである、年輪の状態。
それがとても良い。
特別優良木ばかりを生産することが目標ではなかったとしても、普通にこの様な桧が生きているのが大阪の山だったのです。

その秘密は「密植(みっしょく)」という、たくさんの苗木を植えて競争させながら適宜間伐をし、年輪の美しい整った木を育てる方法を守ってきたからです。
だから、山に行っても立木は意外と細いのです。
育つ環境が厳しかったんでしょうね。

あ、もちろん大阪府産材全てがこの様に良いわけではないのです。
やはり山主さんや育ててきた方によっても、土地によっても異なりますから今お伝えしているのは、私がずっと通っている産地のお話。

実は、その産地の山主さんは自分の山を自分で伐採している方。
難しい言葉で「自伐林家(じばつりんか)」さん。
そんな人もなかなか珍しいのですが、その上珍しいのは更に製材までして木材業もされているというから、すごいのです。
更に関心する点は他にもあるのですが、優良な原木が山にあっても伐採して搬出、そして製材するのはすべて全く異なる人が担うのが普通です。

それを全て同じところで出来るというのは、想像以上に大きなメリットなんです。
だって、欲しい立木を山主さんに伐ってもらって、そしてそれを大切に製材してくれる。こんな有難いお話は無いですよ。
もちろん、写真の様な良質な桧です。
(杉もあります。)


そんなだから、山へのツアーなんかも受け入れてもらえますし、ガイドではなく山主さん本人からその土地と山の話を聞けるというのは大きなポイントだと思います。

大阪府産 ヒノキ3

(人間と比べて、大きさがわかりますよね。)

今は丁度、山が清々しい季節。
暑いはずなのに暑さを感じにくい、また爽やかな木々の香りが感じられる「森林セラピー」にはもってこいの時期。
そんな大阪の山に入って、木材となる前の木々を見る事が出来ます。
もちろん、木材にしてもらうこともできる。

なんか、新鮮な魚を漁師さんにさばいてもらう!ってな感じでしょうか(笑)。

木材が良質なだけではないんです。漁師さん(笑)、もとっても素晴らしいんです。
山を、地元を、木を愛して地域を大切にしてこられた山主さん。
私の面倒くさい依頼にも応えてくれる有難い存在でもあります。
やはり最終的には人とのつき合いです。木も山も地元も愛する人が育てた木を使えるなんて、嬉しいではありませんか。


市場に整然と並ぶ木材も良いですが、山に生きている時を知っている木が自分の家の一部分として支えてくれるという感動。
大黒柱やモニュメント柱、もちろん構造部材一式というものも可能です。
こんな素晴らしい材を使わないなんてもったいない。
「すすめる理由のある」大阪府産材。

不定期ですが、森林ツアーも行っています。
特に大阪にお住まいの皆さん。地元の山、行ってみませんか?
もちろん、建築部材ご検討の方大歓迎(笑)。


大阪府産 ヒノキ7

節の無い綺麗なものも、特徴的なふしのあるものも一杯あります。
単なる桧、ではなくおすすめできる桧。
こんな身近にあったのです。

大阪の木材をご希望の方、市場材ではないので納材までの時間は必要ではありますが、大切にされてきた山主さんの大阪府産材、是非体験してみてください。



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すすめる理由のある木材、大阪府産材のお話 

弊社記事をご覧いただいている皆さんのお住まいの都道府県には、山がありますか?!
こんな聞き方をすると、「山ぐらいあるわ!」とお応えがきそうですが、私の居る大阪府も「山はある」んです。
しかし、大阪で木材業をしていても大阪産の木材というものの流通は、皆無に近かったのです。

その理由は何なのか?!
一つに絞ることは非常に難しいのですが、大きな理由の一つは業として成り立つほどの生産ができない(していない)ということと、林業県のように「山から定期定量の出材」が無いから、ということでしょうか。

先に、皆無に近い、といいましたが実は全く無いわけではないのです。
ですが、木材としての流通量としては非常に少ないということです。
それを何故、わざわざここでとりあげるのか?!
それには、御題目の「すすめる理由のある木材」だから、です。


弊社記事をご覧いただいていれば、「桧はどこで生えても同じ」や「杉といえばどれも同じ」とは思っておられないと思います。
だからこそ、木材を生産しているイメージの無い大阪府の山から出る木材は、品質があまり良くないのではないか?!という考えになってはいませんか?!

はい、ゴメンナサイ。それ、私です。

古い材木屋サンの意識が頭にあるので、先日の天竜もそうですが「有名林業地」以外の木材は、そんなに質が良くないもの、という感覚で見てしまっているのです。
しかし、実は違います。
大阪は違います。否、少なくとも私がここ数年通っている大阪の山は違います。

大袈裟な例を出しますと、こんなのもできます。

大阪府産 ヒノキ1

普通、こんなのが欲しい時は今までの私なら、「吉野にあるだろう。」という考えになってしまいます。
大阪府は周辺を優秀な林業地に囲まれています。
吉野を代表とする奈良県、広大な森林蓄積と製材所のバリエーションを持つ兵庫県、そして奥深い山が続く霊山の和歌山県、そして林業学校もあり伝統ある京都府です。
だから、わざわざ大阪の山で探そうと思わないし、大阪の山からできるとも思わない。
それに、たまたまあったとしても質が劣ると考えてしまっています。
罪なものですね・・・

しかし、写真の材は私の通う大阪の山から産出された無節の桧の厚盤です。
もちろん、こんなのばかりではないですが、こんなものもできるなんて思っていもいないですよね。
木材や産地に詳しくなればなるほど。

ココで一つ、こんなことの出来る大阪の山の事。
ちょっとお話しておこうかと思います。

大阪府産 ヒノキ2


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見まがう木目と色合い 〜チークプレミア E-111 無垢フローリング〜

そうです!!
コイツは、妖怪不祥事案件でいうところのいわゆる「こんな良い木をみると、ワクワクしてつい買っちゃうことってあるよねぇ〜」を引き起こす妖怪でウィす!!

おそらく私にも「妖怪ウォッチ」があれば、そんな妖怪がきっとそばに見えるに違いありません。
(いや、妖怪ウォッチの放送が終わってしまったことが淋しいこの頃・・・)


さて、結局どこに行っても同じ様な「不祥事案件」が出てしまう私ですが、今回紹介する「チークプレミア無垢フローリング」は、初めて見た時はちょっと驚きました。
見た瞬間に、ワクワクを引き起こす妖怪に取りつかれてしまいました。
それがこちら。

チークプレミア E-111 


この写真を見ただけではわからないと思います。
いや、現在流通する一般的なチークの事を知っている木材関係の方その理由の一つは木目です。

以前、ミャンマーチーク(昔はビルマチークと言ってた。)が流通していた時は、チークは大人しい木目と落ち着いた赤茶色い色合いで、オークとは違う人気があり無垢フローリングの定番中の定番でした。
本当に、こだわった高級住宅にはチークかカリンの無垢フローリングが定石でしたから、当方でも結構な在庫をしていたものです。
しかし、資源量の関係もあり良質なミャンマーチークの輸出が難しくなり、現在ではこれほどしっかりと木目を確認できるチーク材を見ることは少なくなりました。


チークプレミア E-111 


だからこそ、驚いたのです。
もちろん、良質な原木ばかりを伐採すれば不可能ではないでしょうが、現在の森林状況からいえばそんなことできるはずもないので、冒頭の驚きがあるのです。
ミャンマーチークを御存じの方には、若干物足りない、と感じるかもしれませんがこれが安定供給できる森林からのみ生産されている、としたらそれはとても価値があるものだとは思いませんか?
良質材ばかりを求めてむやみに貴重な資源ばかりを伐採していくのではなく、きちんと管理された地域で安定的に確保できる材から厳選する事でうまれるもの。
これは、とっても大きなポイントです。

もちろん自然の産物ですし、同じ様に細かな木目ばかりを揃える、ということだけに主眼を置いているわけではないので、色の差や木目の差は当然あるのですが、環境負荷なく安定供給出来る素材であるということと両立出来ていることが、驚きのポイントでもあったのです。

チークプレミア E-111 


いや、本当のところは多少木目が粗くても、均質でなくてもいいのです。
それに、木目が粗かったり色合いの薄いチークが悪いわけではありません。弊社でも貴重な「一枚物」を産する地域の物には、グレードによって白い部分を多く含んでいたり、木目があらいものも含まれていたりします。

しかし、現在流通している「チーク」と呼ばれる中には、私がチークとして紹介したいものが少なかったのです。
それは、以前に黒檀の材料を加工していた時の記事にも書いたとおり、チークのフローリングは塗装品の流通が殆どだということ。
それは、「チークといえば茶褐色!」という外観イメージが定着しているため、色の薄いものや白太の多いものは着色して出荷する必要があるのが一因です。

その着色の為に塗装されたものに、ウレタン塗装を重ねたものが一般品。
しかし、それでは折角のチークを味わえない!
そうです。もう一つ、「ワクワクさせる妖怪」が出てくる原因はその「色合い」です。

チークプレミア E-111 


ぱっとみると、あぁチークやね、ってな感じですが、無塗装の状態でこれです。
もちろん、色の薄い部分もあったりはしますが、十分チークしてます。
しかしながら、木目にしろ色合いにしろ、何故そんなに強調するのかという理由は以下の写真で比べればわかると思います。

先ずは一般的な着色塗装品チーク。


チークプレミア E-111 

表面(写真上側)は赤茶色に塗られていますが、木口から見ると白色の部分がよくわかります。
それに、不明瞭ではありますが年輪を数えてみると・・・
1.2.3.......
むむ?!
フローリング幅120mmに数年?!
なかなか旺盛に成長した様子です(汗)。



そしてこちらはチークプレミア。

チークプレミア E-111 


おおおっ・・・
自分で撮影しておきながらも、今見てみると大袈裟な位違いますが、年輪の数と色合いの差、見てください。

全部が全部、こんなものばかりではないのですが、これくらいのものが入っているということです。
もちろん、もっと色の薄いものもあり、さきほどの様ではないにしろ年輪の粗いものもあります。
が、木口のこの色を見てもらうと違いは一目瞭然。
(ただし、表情の差がありますので、記事末にある表情の違いを参照してくださいね!!)

自分でもちょっと差があり過ぎな気もしますが、同じ樹種かと思うくらいに違いがあるものなのですね。
なので、できるだけ無塗装でちゃんとチークの顔の見える材をおすすめしたい!という事でのチークプレミアの御紹介になっているのです。

チークプレミア E-111 


左手、着色塗装品
右手、チークプレミア無塗装品


さて、チークについては今までも色々なところで記事にしてきましたが、その耐久性やオークなどとは一味違う木目、そして他の木材には無い色合いの美しさなど、様々な特徴があります。

しかし色合いや木目、といっても重視するのはどれだけ色が濃いかや木目がはっきりしているか?!というだけのものではないんです。
チークを感じられる色合いに、無塗装だからこそ感じられるチークの特有の質感があるからです!

そう、無塗装のチークの質感、それは何といっても「蝋(ろう)のような触感」。


「蝋の様な触感」で萌える私もおかしいのですが、流通する木材でこんな感触をもっているのは、リグナムバイタとチーク位ではないでしょうか。
屋外デッキなどに使われるイペなども、しっとりとした質感はあるものの、それとは違いますし、脂分という意味では松などのコッテリネットリと粘着性のあるイメージとも異なる、本当に特有のものです。

これがあるからこそ仕上がりが美しく、水にも強くそして経年変化の木目も美しくなるのです。
その感触を楽しんでもらえるのが、このチークプレミアE-111の最大の特徴なのです!!!

チークプレミア E-111 


といっても、文章では伝わりません(汗)・・・

しかし、木材をよくご存じの業界の方はこのチークプレミアの写真を見ただけで、「こんなチークのフローリング、今まだ作れるの?!」という声を頂きました。
実際に、私も最初見た時そう思いました。

もちろん、現在でも保管されていたチークやその他の樹種が市場に出てくることはありますが、今回はそのような「古き良き時代の物の掘り出し物」ではありません。
現在、伐採製作出来る原木から作られているのです。

それを無塗装で使える贅沢・・・

弊社では、チークプレミアの他にもネシアンチーク幅広無垢フローリングをラインナップしていますが、ネシアンチークフローリングフローリングには、各表情ごとにしっかりとグレーディングされた「幅広一枚物」と「幅広UNI」を担ってもらっています。

チークプレミアは90mm幅、ネシアンチークは130mmと150mmという幅広が主役。
どちらも安定供給でき、しっかりとグレーディングをされた「スッピンの!」チーク材です。
もちろん、オイル塗装を施せば一層表情と色合いが豊かになること間違いなしです。

チークプレミア E-111 


厳選された材料ですので、一度に多く供給することができません。
予算や用途、雰囲気にあわせてネシアンチークともども、「高級材、ザ・チーク!」を是非味わっていただきたいと思います。



プルミエグレード貼上りイメージ

チークプレミア E-111 



・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から

(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)



チークプレミア E-111 無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×90×1820

・形状

UNI

・エンドマッチあり

・品番と価格

PT-21P UNI 無塗装 15×90×1820 プルミエ
¥17,280(税込)/10枚入り(1.63屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。
特に、チークは稀少な材ですので、在庫は都度確認下さい。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

色合いの差 1

チークプレミア E-111 


色合いの差 2

チークプレミア E-111 


材の有効活用のため、実部分に若干の寸法切れが含まれることがあります。

チークプレミア E-111 

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