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ワシントン条約と種子バンク


最近クロマグロの一件でかなり有名になった条約がありますね。
そうです、ワシントン条約。

そもそも、初めにワシントンに集まったことからこの通称となったわけですが、正式には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」と、長ったらしい名前がついています。
1975年に発効された条約です。

呼んで字の如く、絶滅のおそれのある「種」を守る目的のものであります。
今回はそこへクロマグロを加えるか否かが争われていたわけですが、それについてはいろいろと意見があると思いますので、ここでは触れないでおきます。

無垢木材の記事ですので、当然絶滅の恐れのある「植物=木材」についてになるわけですが、このワシントン条約の中に、複数種の樹木がリストアップされているのをご存知だったでしょうか?!

代表例をあげると、木工家や私のように木の好きなものにとっては容易に手の届かない(規制されているので当然ですが)樹種であり、またそのことで有名な「ブラジリアンローズウッド」。
紫檀を含むローズウッドの中でも、インドローズ以上に別格に入手できないものです。
これは、その条約の中の附属書の気亡泙泙譴討い泙后
条約の附属書には気ら靴泙任△蝓△修竜制内容により分類されています。

その中でも気枠鷯錣妨靴靴制限されている部類で、基本的に学術目的以外での取引は厳禁で、輸出入禁止の状態を指します。
動物ではオランウータンなどもこの中に入っています。

そのためブラジリアンローズは新材は先ず入手不可能で、古材のみのかなり限定された取引となります。
とても貴重な木材です。

他には、主要木材の中で世界で一番重いといわれて有名な「リグナムバイタ」、世界中の名だたる建築の内装に賞用されてきた「マホガニー」が附属書兇傍載されています。
これらの木材は商取引は可能ですが、規制され、輸出国政府の許可が必要であるものですが、近年は入荷自体も少ない状態になってきています。

ワシントン条約だけでなく、「国際自然保護連盟」のレッドリストというものもあり、その中でもある種の木材は規制をされています。
絶滅危惧・危急種にエボニー(黒檀)が、また同じく絶滅危惧種にタガヤサンににた雰囲気の木材である「ウェンジ」が含まれています。

これらの木材は、使われるべきではないか若しくは本当に有効に持続的に利用される用途にのみ使用されるべきだと思います。


そんな条約があるかと思えば一方では規制するのではなく、「種そのものを残しておく」、種子銀行なるものが存在するのです。

イギリスにあるミレニアム種子銀行がそれです。
西暦2000年よりはじまり、既に英国産の被子植物の種はほぼ保管されているといいます。
以後も、世界中の種の保存に向けて動いているそうですが、果たしてその保存された種が、後世で生きていく土地、適応できる土地があるかどうかといえば、まだ心配の残るところです。

どちらにせよ、私たちは自然の恩恵である木材を使わせてもらっているわけです。
そう考えると、もっともっと動植物について考えるべきだと思いますし、恩恵を与えてくれる木材を大切に、有効に利用しないといけないということを改めて実感しています。

食の花形であるクロマグロのように、直接一般の方に影響のあるものではないかもしれませんが、今回のマグロの一件を通じても、住や、その一部を担う木材の資源持続性や有効利用法についてももう少し考えられる時間をとっていけるようにしたいものです。




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コメント
1. Posted by SaxotteBootte   2010年12月23日 12:26
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2. Posted by muku_mokuzai   2010年12月23日 17:44
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すみません、コメント解読できません。
閲覧頂きありがとうございます。

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