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とても永持ち木の玩具


物の価値ってどういう尺度できまるんでしょう・・・

当然、物には価格というものがあって取引されるわけですが、その価格も相場や買い気によって左右されますので、はっきりとした基準にはなりませんね。

近年は、食料品でも衣料品でも「安価で高品質」なものが次々と世に出て、価格だけでは一概に昔のように「安かろう悪かろう」というふうに判断できないようになってきました。
良いものが安く、安定的に入手できるのはとてもありがたいことです。

価値観は十人十色、人によりけりですが、価格に関係なく造りこみが良いとか、稀少なものであるとかといったものは、単純にはその物の価値は計れません。

私の手元に、35年以上前に製造された木製の玩具があります。

35年前の積み木







塗装が剥げたり、傷がついたり、ひもが朽ちたりしてしまっていますが、まだまだその物の持つ機能は少しも衰えていません。
それどころか、ピカピカの新品よりも味が出て、塗装の剥げた部分なんかは木の地肌が見えているのですが、塗りつぶしの塗装だからと中途半端な木材でなく、無塗装でも使えるほどの良材を使っていますし、無塗装のものもよく見てみると栃の木の縮み杢がきらきらと光り、とても美しいものです。

35年前の積み木135年前の積み木235年前のブリキのアヒル








今現在でも、木製の玩具や遊具は入手できます。
というか、おそらく以前より入手しやすくなっていると思います。

ですが、その中でも「木製」というだけを売りにしているものがあり、確かに安価ですが材料が今一つのものだったり、加工精度が今一つのものも少なくありません。

それらは一時は遊ぶことができるでしょう。
ですが、耐久性の低そうな玩具は遊んで壊れるとどうなるでしょう。
木製でも、おそらく処分されることになるでしょう。

ここが大切です。

「一時の物」を買うのではなく、永く使えるものを買う。
素材や作りこみそして愛着が持てるものを、です。

物の価値を決めるのは、一つはお金かもしれません。

ですがそれがすべてではありませんよね。

安くてよいものを手に入れる喜びも当然ありますし、経済的でとてもよいと思います。
ですが、もうひとつ。
どうしても安価では入手できないものもあります。
その物の持つ価値が高いものです。

これはすべての人向けではないかもしれませんが、天然素材や凝った造りの物は、それなりの価値がありそれなりの価格があります。
それを納得して購入すれば、当然愛着がわきますし、それにこたえてくれるだけの永い年月を伴にすることができると思います。

価値のあるものを使い、永く大切にできるように・・・

そんな商品をお届けできるように、これからも努力していかないといけません。
この遊具のように、味が出てくるまで・・・



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