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金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)


「桧」。
ひのきです。とても一般的な樹種で、こと日本人にはなじみの深い樹木ですが、ただ桧だけでは、意味が広すぎてどれをさしているのか特定できません。

日本の桧だけでも産地により特色があり、吉野の桧や木曽桧などがあります。
それ以外に外国も含めると、高級建具材として有名なアメリカの米桧(べいひ)、木の浴槽などに使われるラオスからのラオス桧(ヒノキ科だが、ヒノキ属ではなくフォッキニア属)、そして台湾の優良木、台桧(たいひ)と同じく台湾の紅桧(べにひ)が有名なところでしょうか。

それぞれ特有の芳香と、高樹齢なものが多いので年輪幅が細かく美しいのが特徴です。

その中で今回御紹介するのは、今では伐採禁止、輸出禁止の超稀少材である「台湾桧」の金具不使用木製名刺ケース(名刺入れ)です。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)







木材業界では台湾桧といわず、「台桧」(たいひ)と読んでいます。
そういえば昔同業者で、「タイヒの育つタイは良い桧があるんですね。」なんて言っていた人がいたなぁ。
みなさんはお間違いなく、タイではなく台湾の桧です。

その台桧、日本から寺社建築用の桧の優良巨木が調達しづらくなってきたころに調査団が台湾へ出向き、山に生えている台湾桧の巨木の群生を発見してからというもの、専ら寺社建築や和風建築に使用されてきましたが、乱伐と現地の台風による倒木などで個体数が減少し、現在では屋久杉と同じように風倒木などからしか材を得ることのできない、本当に貴重な木材です。

桧の代用としてまだ日本に豊富に流通していたころは、「木曽桧の半値が米桧、その半値が台桧、で、台桧の半値がスプルース」なんて業界では言われていたもんですが、いまではとんでもない、木曽桧以上に入手困難です。
しかも材質としても、超一級の巨木があるくらいですので、標高が高く厳しい環境で育つことからくる年輪がつんでいて細かい木目は、とても美しいものです。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)表情拡大







さて、その名刺ケースですが、少し赤みを含んだきれいな柾目で、特徴的な芳香を放っています。

その芳香ですが、実は以前金具不使用青森ひば木製名刺ケースや、「木曽桧耳付き一枚物板」で御紹介した様に、ヒノキチオールといわれている抽出成分に由来するものです。

ヒノキチオールはヒノキ科特有の成分で、木材の耐久性や保存性を含め人への様々な好影響があることが分かっている貴重な成分。
そのヒノキチオール、本当はこの台湾桧から発見され「タイワンヒノキチオール」と命名されていたものであって、日本の桧には殆ど含まれていません。(微量だそうです。)青森ひばには含まれているこの成分も、もとは台湾桧から発見されたものですから、本家といいますか、本物の?!ヒノキチオールを含んだ抽出成分をもっている材からの名刺ケース(名刺入れ)製作ということになります。

日本のように巨木信仰のある台湾では、今でも山地に残っている台桧や紅桧(こちらは脂分がさらに多く、日本でいうところのサワラに該当する樹種です。)は神木といわれとても手あつく保護しています。

おそらく数千年を過ごしてきたであろう巨木から採取されたうちの、ほんの一部が30年ほど前に弊社にやってきて、住宅の部材としてさらに小さく製材された残りの部分からの材です。

今でも立木として残っている、樹齢2000年級の台湾の神木たちの兄弟であったであろうこの台桧。
いまではこの10数センチの木目しか見ることはできませんが、そこから神代桧神代朴などの神代木と同じようなロマンと夢を感じていただけたら・・・そう思います。

貴重な材、大切にしていただける方はお問い合わせください。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)








金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ) 無塗装

素材:台湾桧柾目

価格:9720円(税込)

*ご検討の前に、名刺ケースの特徴とご注意をご覧ください。


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コメント
1. Posted by kodama   2009年12月17日 17:52
こだまのkodama
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