空を見上げて
トップページ » 紅葉の山に異変?!

紅葉の山に異変?!


木枯らしが吹くこの季節。
暖かい部屋にこもり、だんだんと外出の機会が減ってくるかもしれません。

ですが、こんな肌寒い時期だからこそ楽しめるものがあります。
春の桜、初夏の新緑もいいものですが、この時期といえば紅葉(黄葉)ですね。

いつもは青々としている山の桜や樺、楓類が、紅や黄色、または褐色に色づいていく景色は何ともいえずいいもんです。

そもそも紅葉は、緑の成分「クロロフィル」がある為に緑に見えている葉が、この時期に冬支度である落葉の前準備として始まります。
寒くなってくるとできる赤色の色素「アントシアン」や、緑の色素が消えていくことで見えてくる黄色の色素「カロチノイド」が葉に蓄積し、人の目に美しい紅や黄に見えるというわけです。

植物ですから、越冬の知恵を働かせているわけですが、この何とも美しい現象を臨む事の出来る場所、京都は嵐山の山々に異変が起こっているそうです。

詳しくはこちらの新聞記事によりますが、美しい景観を見せてくれる主役、桜や楓類が衰退してきているというのです。
原因は、間伐が行き届いていなかったり、樹勢の強い常緑樹の影響があるそうです。
地元の方々が植樹などで尽力してくださっているようですが、枯れてしまったり、鹿などの動物の「獣害」(折角芽吹いてきた新芽を食べられてしまったり、皮を剥がれて、枯れてしまったり・・・)にあって、上手く育たないということ。

自然の森を守る、それも衰退し始めてから保護することの難しさを如実に物語っていると思います。
どうしたらいいんでしょうか。
紅葉のみを求めず、自然のままの成り行きにまかせるのか、またはさらに手をいれるべきか・・・難しい問題だと思います。

美しい景観を残しながら、生き物も住み、人間の心を楽しませてくれるこの景観が、残って行ってくれるよう祈るばかりです。



トラックバックURL
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星