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無垢材は手入れが大変でしょう!?


よくいわれます。今日も言われました。

「無垢材って、メンテナンスが大変だし、手入れできないですよねぇ。お金のある人はできるでしょうけど。」


んん?!!ちょっとまてよ・・・・

いつも思います。この言葉の意味が私には理解できません。

そもそも、何が大変で、なぜ手入れできなくて、なんでお金に余裕がないとできないんでしょうか。


まず、比較するものとは何でしょうか。

工業製品の木目調の建材やフローリング、又家具類ですね。

これらは一般的に価格も手ごろでいつでも安定して入手でき、品質が均一で買ったその時から美しいという点があります。

ですが反面、価格の通りに価値もそこそこなものが多く、いつでもどこでも入手できるため、全く個性もなく工場出荷時が最大限に美しく、今後最も大事だとされる長寿命住宅に使用され場合に、10年、20年後でも経年美を出せるかというと不可能です。

つまり、いつでも手に入るのは一時の満足しか生みにくいと思うのです。


古来より、「悪銭身につかず」という言葉があります。

「EASY COME, EASY GO」です。

言葉のニュアンスは違うかもしれませんが、たやすく手に入るものはまた失いやすくもある・・・という意味ですが、まさに工業製品はこれにあたると思います。


いつでも安価で入手可能であるがゆえに、その価値が失われるのも早く、長続きしません。

メンテナンスが楽といって、大切なお宅の床材に合板フローリングを勧めたがる方がたくさんいらっしゃいますが、本当に住まわれる方の将来をおもえば、一時の美しさで住宅を売ってしまうようなことはせず、先々まで手をかけてでも育んでいける、無垢材のフローリングをお勧めするのが本当だと思います。


それに、メンテナンスが楽というのはただの売り文句であって、手を加えられないだけである場合が殆どです。


それに比べ本物の無垢材は、一時の出費は大きいかもしれませんが、住み続けていっても経年変化こそしますが、よほどでない限り激しく劣化はしませんし、その経年変化に愛着が生まれたり、美しさを増したりします。


当然、無垢材と付き合っていくにはその特徴をよく理解する必要があるので、万人に勧めるわけではありませんが、賢明な方ならわかるはずです。

製造する時にたくさんの化石燃料を燃やし、また廃棄サイクルも早いため、廃棄の時にまた償却でエネルギーを使わなくてはならない工業製品より、二酸化炭素を吸収固定しながら成長し、化石燃料を使用せずに土にも還すことが出来る無垢材のほうが、環境的にも優れていることを・・・・


住宅内のドアなどもそうです。


外国の古い家具やドアもそうですし、日本の古い家具なども無垢の木材のものはとても価値が高く、「アンティーク」としてその価値を高めています。

そして、それを求める方がたくさんいらっしゃいます。価値があるからです。


ですが、今の住宅のような紙のシートに印刷された柄のドアでは経年でシートがはがれてきても、決して価値があるとは思えないはずです。

それは何の違いでしょう・・・


本物と、そうでないものの違いです。

本物を使用していない住宅に価値を見出すのは難しいはずです。

紙のシートの住宅でも生活は当然出来ますが、ただそれだけが住宅ではないからこそ意味があるのであって、だからこそ価値が出るものになるように思うのですが・・・


冒頭の無知な質問のように、皆さんも目の前の住宅を物として販売する手法に惑わされず、しっかりと自分の生活スタイルや住宅の価値についての判断をつけてから、購入されることをお勧めします。

当然、本物の住宅の方を・・・ですよ。


その時の一助となれるような材木店を目指しています。

価値ある住宅へ・・・











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