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ミツバチ不足は対岸の火事?!


少し前から、「ミツバチ不足で作物の出来にも影響」という記事を何度も目にしていますが、つい最近の何かの記事で読んだ「輸入に頼りすぎから来る問題だ」といったようなことを目にして、以前から思っていたことですが、今回のミツバチ不足も材木屋にとっての「対岸の火事」とはいっていられないことを改めて感じました。

もとより、輸入することや、海外の材を使用するのを悪とするものではなく、そうやって、国内に目を向けない事が問題です。

善悪の問題ではなく、バランスも含めた物事の先を見た考え方の問題ですよね。


木材でいえば、近年は日本の樹木、特に杉や桧を使わず安価な輸入材を多用する住宅。

輸送するのにたっくさぁーーーんの燃料を燃やして来るわけですが、それでも日本の人件費よりは安いらしく、価格で国産材を圧倒しています。

性能云々は抜きにして、輸入材の一時の価格の安さにとらわれていると、関税のアップや伐採制限での入荷の減少などの影響を受け価格が急騰したり、一気に入手困難になってえらいことになったりします。

確かに、国産材は今まで寸法はえぇ加減、納期もえぇ加減、欠点の修正なんて聞く耳持たずなんていうのがザラでした。

改善をやんわり頼んでも「そんなこというたって、でけへんでぇ。しゃぁないわ。そんなことまでやってるとこあれへんでぇ。」というのが日常でした。

そうやっているうちに、輸入材にどんどんシフトしたわけです。

価格も安いし、見た目も綺麗。

真面目にやっている生産者も当然いらっしゃったわけですが、これが日本の癖なのか、一気に国産材はシェアーを失っていきます。

そして、輸入材に頼っているといつもそう。
入荷がなくなるんです。

今回のミツバチみたいに、何らかの理由で入荷が急激に減る。

そうすると、取り合いで価格も急騰、それでも品不足。

結局、困るわけです。

余りある国産材でまかなっていれば、そんなことはないだろうに、です。


ここでお願い。

貿易も大事ですが、そちらに偏るんではなく、バランスを取りながら、単純な価格だけで物事を判断せずにいくことが大事だと思います。


輸送分の二酸化炭素も減るでしょうし、日本の木材の消費につながり森も若返るでしょうし、雇用も増えるやも知れません。

そしてきっちりと日本の中にお金が残ります。

金は天下の廻り物、きちんとした消費によって廻ったお金が内需を潤す。
そういった社会にすると、もっと日本も元気が出てくるような気がするんですが、いかがでしょうか。

どちらにせよ、一方偏重でなく、先を見据えた行動を取りたいものです。

ミツバチの一件も決して対岸の火事ではないことを肝に銘じて・・・・





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