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木材がいろんなものに加工される理由


近頃は環境意識の高まりによって、いろんなイベントでの「マイ箸つくり」などが好評な木材製品。


木材がいろんなものに加工されるのは、当然加工性の良さというのがあります。

が、理由はそれだけではありません。

きっちりと、適材適所の使われる理由があるんです。

たとえば、上述の箸。

環境破壊の矢面にたたされている割りばし。

あれも、輸入品であって乱伐されているからいけないわけで、もともとは、杉の産地の副産物として生まれるものが中心だったため、一昔前は杉の柾目が割りばしになっていました。

理由は柾目だと、縦(割る方向)に木目が通っているので、割り易いからです。


食品に接するものでいえば、どこの家庭にもあるであろう「お椀」。

「うちは輪島塗です!」というお宅は別にして、木目の見える生地で仕上がっているものは大概、ケヤキ製です。

輪島塗は「ひば」を使うので、例外としてお椀には昔からケヤキです。

理由は加工性の良いのはもちろんですが、温かいものを入れたときにも保温性、断熱性が高いことと、なにより口当たりがよいからです。

ご自宅のお椀をよく見てください。

よく似た木材を使われている場合も多いですが、ケヤキのはずです。

その他では、大工さんが使う道具のカンナ。

装飾や、その他の理由がある場合を除いて、ほぼ「樫」でできています。

手になじむとともに、適度に引っかかりがあって、滑りにくいからだといわれています。

野球のバットには「アオダモ」。

材質は硬いが、粘りがあり衝撃吸収性がよく、また適度にボールを打つ感覚が手に伝わるため、という理由です。
(本当に強度がある材です。昔よく外国人選手が三振などのあと、バットを割りばしみたいにへし折っていましたが、やってみるとわかりますが、あんな簡単にわれません!!なんちゅうやっちゃとおもいます。)


というような感じで、生活の様々なところに理由をもって木材が存在しています。 
少しおもしろくなってきたでしょうか。


様々な記事でこれからも木のことについて触れていきますが、このようなことからでも少しづつ木材に対する興味・関心を深めていってもらえればなぁ、と願っております。



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