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高樹齢 古希杉板目浮造りフローリング

*本記事中の製品は、2017年に選別基準の改訂を行っていますので、表情は本文終盤のイメージ写真の形に変更になっていますので、ご注意ください。


製材所訪問記第三回でご紹介した杉板目の浮造りフローリングをここでご案内いたします。

板目浮造りフローリング拡大1








この板目フローリングに使用される高樹齢杉の良さは製材所訪問記の一回二回で紹介したとおりです。

高樹齢で目が詰んでいて、色艶が絶品に美しい原板から生まれます。


百年杉柾浮造り無節フローリングの記事でもつづっていますが、杉材についてもう一度ふれておきましょう。


皆さんは杉と聞いて何を思い浮かべられますか?
現代病の代表?!、「杉花粉症」をおもうのがはやいでしょうか?!

鼻が詰まり意識朦朧、目がかゆくウサギの目のように真っ赤にはれる、挙句に耳の奥がかゆくなる・・・・こんな症状思い出したくもないですね。

実際私がそうです。

材料としては、柔らかいため傷が付きやすい、また表情が一般的、あるいは桧や広葉樹に比べて安価である、といったことでしょうか。


どれも間違っていないと思います。

でも、そんなイメージの中で、良さが今一つアピールできていないのも杉材だと思います。
脱線しますが、花粉症の話を・・・


日本には、戦後の荒廃した土地に住宅などの復興に建築資材が大量に必要だった。
そこで、成長が早く建築用材になる杉がたくさん植えられた。
ところが、杉が成長するよりも早く日本は高度成長をとげ、完全に復興し豊かになっていった。

そのため、手入れされず伐採されることもなく残った材が、花粉を飛ばしているわけです。

杉も植物であり生き物です。

一説ですが、山に密植され、近辺をアスファルトで舗装された現代においては、子孫を残す手段である花粉を落とす場所がなく、より遠くまで飛ばさないと芽を出せないことを杉は知っているらしいのです。

だから、一生懸命飛ばしているその花粉が人間にとって困りごとになっているとしたら、われわれ人間にも原因があるということにならないでしょうか。


こんな状態をかえるためにも、材料として使えるまで成長した杉は計画的に伐採して、使用しなければなりません。
若木の方が二酸化炭素の吸収量もおおくなりますし、伐っては植える良いサイクルが構築できますから、資源としても安定します。

そうすれば、山も、杉も元気になり、人間も少しは花粉症に悩まされることも少なくなるかもしれません。


話を戻して、杉フローリングです。


ただの杉のフローリングではありません。

浮造り、それも通常の浮造りよりも優しく、丁寧に加工された「高樹齢古希杉板目浮造りフローリング」です。

通常の浮造りとは加工工程が異なるため、ただブラッシングしただけの仕上がりの浮造りではなく、しっかりと硬い組織の冬目が立ち、柔らかい組織の夏目がブラシ跡がほとんど気にならない位にきれいに削られています。

杉板目浮造り木口より拡大







まったく通常の浮造りと一緒に考えられない仕上がりです。

これにより、先に述べた傷つきやすいという固定観念よりも傷が目立ちにくく足触りがよく、なおかつ貼りあがりの表情も陰影があり、艶が出やすい、経年変化の美しい仕上がりを実現しています。

無加工の杉フローリングと比べれば、その表情と艶の違いは一目瞭然。


表面フラット(加工無)フローリング表面


無加工の表面フラットのフローリング





杉板目節あり浮造りフローリング表面


浮造り板目フローリング




同じ原盤とは思えない色艶ですが、比較的汚れの乗りやすい夏目が削れることで、杉本来の脂分が出やすくそれが艶を生み出しているのではないかといわれています。
そして杉材の美しい色艶を大切にするべく、こだわりの天然乾燥を採用していますので、白太は白く、赤身はピンクという美しい色合いをしっかりと残しています。
基本的な目合いは赤身(芯材)中心なので、耐久性も高いうえに美しい赤身の色合いを楽しめるのも大きな特徴です。

また、広葉樹フローリングや桧のフローリングと比べても足に感じる温かさはまるで違いますし、歩行感も適度な柔らかさがあるので足への負担も軽減してくれます。
その大切な足触りの部分においても古希杉は特別で、節ありフローリングにはつきものの「抜け節やかけ節」の補修を全て埋め木にて処理しています。(極軽微なものなどはしていないものもあります。)

古希杉190 3


その為、折角の針葉樹の節板に、パテが不自然だと思われていた方にはピッタリのフローリングではないかと思います。
やさしい天然の木目も、光の反射を和らげ目に優しく、杉の香りはストレスを和らげる効果のあることが証明されています。
調湿効果にも優れていますので、住まいが過乾燥したり湿気が多すぎたりすることを少なくしてくれます。(なくなるわけではありませんが・・・)


安定供給できて、資源の枯渇の心配もなく有効活用できる、杉はそんな素晴らしい材です。
その杉の原木から樹齢が高く、木目の通ったところを使用して、丁寧に浮造り加工を施した逸品。
安らげる我が家の一部分に加えてはいかがでしょうか・・・・

古希杉板目浮造り節ありフローリングは弊社ショールームにて常設展示していますので、是非その足触りを体感にいらしてください。
きっと普通の杉には戻れないと思いますよ!!

*近年、物流方式の変更に伴い地域によっては4m物の配送が難しい場合があります。
その際は、1.9m物のエンドマッチ品をご検討くださいますようによろしくお願いします。


*4m物の中には若干の乾燥木口割れを含むものがあります。(表情の違い写真参照)材を有効に活用するために、切り落としや隠れる部分へのご使用をお願いいたします。

*天然乾燥材の為、場合によっては薄く乾燥中に使用していた桟木(さんぎ)の跡が仕上げ面に残っている場合もあります。

15mm品

高樹齢 古希杉浮造り一枚物フローリング 15mm-1

30mm品

古希杉190 1


*以下施工写真の中の「旧規格品」は、2017年に木取り仕様の変更をする以前の商品につき、現在の規格とは異なる表情ですが、参考に掲示してありますので、現在の実物とは若干異なりますので、ご注意ください。

・古希杉板目節あり浮造りフローリングの1.9mエンドマッチ施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉板目節あり浮造りフローリングの4m、M様邸施工写真はこちらから(旧規格品)
・古希杉板目節あり浮造りフローリングの30mm、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから
・古希杉浮造り(うづくり)無垢フローリング30mm、アトリエFUDOさま1年後経年変化の記事はこちらから


・古希杉板目浮造り節ありフローリング  (寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 :15×140×4000(エンドマッチなし)
:15×140×1900(エンドマッチあり)
:30×190×4000(エンドマッチなし)
:30×190×1900(エンドマッチあり) 

・形    状 :一枚物

・入    数 :15mm(4m物)   6枚入り(3.36屐
:15mm(1.9m物) 6枚入り(1.59屐
   :30mm(4m物)   3枚入り(2.28屐
:30mm(1.9m物) 3枚入り(1.08屐
・エンドマッチ :なし

・価    格 :15mm×140mm   
        ・4m物  ¥24696(税込¥26672)/3.36
        ・1.9m物  ¥12928(税込¥13962)/1.59
        :30mm×190mm
        ・4m物 ¥22680(税込¥24494)/2.28
        ・1.9m物 ¥11985(税込¥12944)/1.08

・運    賃 :別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グ レー ド :節あり材を使用(埋め木補修、パテ補修ありです。) 

・納    期 :お問い合わせ下さい。   


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。


・お問い合わせ・ショールームご予約はこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から

表情の違い

特有の変色部 1

古希杉190 4


特有の変色部 2

古希杉190 8

補修しない小節

古希杉190 9

赤身の色見の違い

古希杉190 5

浮造り加工はじめの段つき

古希杉190 7

4m物の端部乾燥割れ

古希杉 12



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




コメント
1. Posted by 芻琲鉤髓矗 鴃琿   2009年12月18日 12:58
1 � 碌� ��: 髀瑜葹�!
2. Posted by muku_mokuzai   2009年12月18日 19:05
> � 碌� ・: 髀瑜葹�!

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