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高樹齢! 百年杉柾浮造り(ひゃくねんすぎまさうづくり)無垢フローリング

国産木材の中で、蓄積量が豊富で、桧と共にとても身近な材である杉。

杉フローリング原木丸太


その名の由来は「直ぐい木」。すぐい木、と読みますがまっすぐに伸びることからその名がついたといわれていますが、これは江戸時代後期頃に植物学の先生が唱え始めたそうですので、俗説ということになりますが、それでも、木を見てみるとその名の通りのイメージです。

日本酒の樽や割り箸、住宅用の床柱に使用され、その木肌の美しさ、手触りの良さ、色の良さから古くから日本人の暮らしに深く溶け込んでいる材です。
巨樹や古木が存在したり、銘木と言われる屋久杉や秋田杉、霧島杉などに代表される素晴らしい材を産出する、スギ科の中の日本特有の樹種です。
材にはあたたかみがあり、適度に弾力があるため床に使用した場合には衝撃を吸収し、足に優しいという利点があります。反面、傷はつきやすいのですがそれがまた良い思い出になったりしますよね。


気になる実験結果があります。
マウスの飼育実験で木製の箱と、コンクリートの箱、そしてアルミの箱の3種類の箱を使用したところ、3世代にわたって生存できたのは木製の箱だけだったそうです。
我々が住んでいるのも木造の大きな木の箱だったりしますよね。
そこにフローリングなどとして杉を使用すると、材の発する香りが睡眠を促進し安眠効果をうみだすことが研究で明らかになっています。

これらの効果は杉材に含まれる「セドロール」という成分によるもので、体内時計を整えるホルモンである「メラトニン」や鎮静効果をもたらす「セロトニン」の分泌を促し、気持ちを落ち着かせたり安眠効果をもたらしてくれるそうです。
もちろん、産地や樹齢や生育環境、そして芯材と辺材の違いにも大きく左右されますので、一概に言えない事は言うまでもありません。しかし、人間の肺が吸い込む酸素のうちの20%を脳が消費すると言われています。
体は脳からの信号によって動かされますので、その脳が消費する酸素の状態が如何に重要かということですが、杉は人の生活する大切な空気環境をも整えてくれる効果があることが分かっています。

それをふまえてご紹介するのは、その杉の木のフローリングですが、通常の杉のフローリングとは一味も二味もちがいます。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 1


自信をもってご紹介するのは、この美しい杉の柾目の一枚物フローリングです。

丸太を製材するとき、通常は板目木取りといって、木材の年輪がタケノコのような山形模様が現れる様に製材するのですが、このフローリングは「柾目木取り」といい、材の年輪が縦に平行にそろう様に製材したものです。

これ、言うは易しで、柾目木取りというのは実はとても贅沢な方法で取られているのです。

板目木取りなら丸太の中心も含めて切り取っていくので幅が広く、たくさんの材が取れますが、柾目木取りは丸太の外側から中心に向かっての半径分しか取れないため、幅広材がでにくく1本の丸太から良質材は20%しかとれない、といわれる貴重な木取りのです。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 4

杉は非常に柔らかい樹種で、傷がつきやすい為に床材として無垢フローリングには適さない、と言われてきました。
確かに、先にも書いたように「足触りがあたたかながらも傷がつきやすい」といわれていますが、一枚の杉の板材のなかでも木目に沿って、柔らかな部分と比較的硬い部分に分かれていることは、あまり意識されていませ
杉を構成する細胞組織の形成の差によってできるものですが、それにより木目がはっきりと現れているのですが、日本では古くから、その柔らかな部分を丁寧に削り取り、硬い部分が残る加工を施す「浮造り(うづくり)」という方法を用いられてきました。

和室の天井板や木製戸の鏡板など、美しい杉の木目を引き立たせる方法として浸透している技術。
最初からの加工ではなくても、紫外線や雨などで表面が劣化することで、自然の浮造りの様になっているものも見かけますし、古民家や使い続けられた住宅、店舗などでも経年によって自然に木目の浮き立った浮造り状になっているところを見かけますよね?

木の表情が凄くイキイキとしていて、はっきりと見えるものの柔らかな印象を受けるはずです。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 3


百年杉柾フローリングは、この木目が浮き立っている状態の浮造り加工を施しています。
浮造り加工を施すことによって、杉が本来持つ樹木精油による艶がはっきりとすることで、一層木目が美しく表現されます。
それに、その浮き立った木目の部分に足裏とのわずかな隙間が出来るために、湿度の高い日にフローリングがべとべとする、というような感覚も感じにくくなります。

一般的なフローリングの表面は、平滑に仕上げられているものの実は少しくすんで見えることがあります。
それは表面の仕上げ方法の違いによるものですが、百年杉柾は浮造り加工をすることによる効果で、フローリング表面に艶を感じるわずかな光沢が見えます。
硬い部分として残っている「晩材」と呼ばれる濃い色の木目部分が、杉材の樹脂分で柔らかくひかることで、艶っぽく美しい木目を強調している状態です。

これは、のちに紹介する「高樹齢! 古希杉板目浮造りフローリング」(2017年に仕様変更記事はこちらから)分かりやすいかもしれませんが、とにかく非常に美しい、浮造り加工の副産物なのです!


高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 5


そんな浮造り加工で仕上げられている為「杉は手触りが暖かいが、すぐに傷がついてしまう」や「洋風住宅に杉を使いたいが、ログハウスっぽくなるのがちょっと・・・」、「杉フローリングで他と違ったものが欲しい!」というご要望にお応えできるものと思います。
いや、むしろ一般的な杉フローリングと同じものではないと考えてください。

原木となる杉は、最低樹齢100年以上の物を厳選し、その中でも色と艶の良いもののみを選別しています。
今から100年以上まえというと、明治時代・・・
ちょんまげから現代に、和服が洋服に変わっていく時代に芽生えた杉が原料なのです。

凄く長い時間をかけてゆっくりと育ってきた良質な杉だからこそできる、この柾目材。
普通の杉フローリングとは違って当たり前。
まったく別物なのです。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリングの原板!


中には浮造り加工を施した杉板は見かけますが、百年杉柾の浮造り加工は、しっかりと浮造りがされているものの、一般的に目にする浮造り材にでやすい「ブラシ跡」が非常に目立ちにくい事も大きな特徴です。
浮造りを手っ取り早く施すには、硬いワイヤーブラシでこすっていくと、あっという間にできあがるのですがそれでは、そのブラシでこすり取られた跡が非常に目立つのです。
(浮造り加工の違いは古希杉板目浮造りフローリングの記事にて写真を例示しています。)

しかし、弊社の高樹齢杉!浮造り加工フローリングは非常に丁寧な加工技術で、ブラシ跡を残すことを極力抑えている為に、違和感のない仕上がりになっていることも特筆です。

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 12


浮造りされていない杉材の床と比較して艶がでやすく、数年経過後の色の変化もとても美しく、なにより柔らかい部分に付着しやすい汚れが付きにくいので、使い込んだ時の風合いが飴色の艶を伴って古くなっていきますので、より一層の愛着がわいてくるものと思います。
その艶をサンプルで見てみるとこんなもの・・・


百年杉柾浮造り 時間経過での艶の出方2

これくらいの変化がみられます。
右が製造直後です。
左は約1年経過のサンプル材です。

芯材と辺材の色の差も非常にわかりにくく、なおかつ赤茶っぽく変化しています。
1年後とはいえ、比較サンプルを製作する目的で強制的に日焼けをさせている状態下での変化ですので、通常の使用ではこれほどの差は出にくいものの、数十年後には住まい手の変化とともに浮造りフローリングも年を重ねた経年変化をしていく、ということですね!


そして、もう一点他の杉材フローリングと違うところは、「完全天然乾燥」を実施していることです。

杉柾無節浮造りフローリング原板

芯材まで完全に、短期間で乾燥させるには人工乾燥機(要は窯です。)にいれて、人為的に水分を抜いていくんですが、これでは急速に乾燥するのと、杉の持つ大切な樹脂分(特有の効能のもととなるもの)まで飛ばされてしまうため、杉などの針葉樹の場合は特に材の色艶が失われることが多いのが現状です。

そこを、手間暇をかけてゆっくりと乾燥させていく天然乾燥をすれば、材は強くしなやかで、良い香りを残すことができます。
当然、この商品にはこの天然乾燥材を使用していますので、香り、色艶、材のあたたかさは、本来のものがしっかりと残されています。
そのため、色艶といい木目といい一般的な杉材とはこの点でも全く異なるのです。
高樹齢原木の前では、一般的な杉の原木である40年生や50年生はまだまだ子どもの様なもの・・・
仕上がりの違いは、フローリングとなる原木の時点で決まっていると言えます。

高樹齢! 百年杉柾浮造り一枚物無垢フローリング施工写真拡大1


また、この柾目という不規則でありながらも規則的に見える自然のリズム感は「1/fゆらぎ」といわれるもので、パソコンでひいた一直線の様にあまりにも正確に規則正しいものでは、チカチカとして人間の目はとても疲れてしまうそうです。
それが、これら木材の生み出す自然のリズムは、年輪ごと、成長ごとの微妙な違いを持った規則的でありながら不規則なリズムがあります。
これが、杉の安静効果とともに、視覚的にも優しい百年杉柾フローリングのよいところでしょう。

当然材の表面も木目の揃った美しい仕上がりです。
このこだわりぬいた、他にない贅沢な杉材を使ってみてください。
高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢フローリングは弊社展示スペースに実物を大きく展示しております。是非ご覧になって手触り、足触りを体感してください。
杉への考え方が大きく変わることだと思いますよ。


ショールーム内 杉柾無節浮造り一枚物無垢フローリング

























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*貴重な百年杉柾の原板を活かすため、長さ方向にたて継ぎのあるUNIタイプも追加しました。
つなぎ目を少なくしている為に、柾目の良さと機能性はそのままに、一層身近に感じてもらえる価格設定としています。

百年を超える月日を熟成してきた杉の美しさを、UNIタイプでも実感してみてください。

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 6


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・高樹齢! 百年杉柾浮造り一枚物フローリングはこちらから
*一枚物施工例はこちらから
*UNIタイプ、書斎への施工例はこちらから
*UNIタイプ、寝室への施工例はこちらから

・高樹齢! 古希杉板目浮造りフローリングはこちらから
*2017年仕様変更後の施工例はこちらから

・高樹齢杉 純白浮造り羽目板はこちらから
施工例はこちらから


これから製材される、百年杉柾浮造りフローリングの原木たちの年輪を眺める私。
香りも最高です!!

原木を観察



高樹齢! 百年杉柾浮造り無垢フローリング (寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 

15×110×1900

・形    状

一枚物、UNI(3〜4か所のつなぎ目)

・エンドマッチあり

・品番と価格(表示価格全て税別表記です)

HM-19P OPC一枚物 無塗装 15×110×1900 プルミエ
¥27,000/8枚入り(1.71屐

HM-29P UNI 無塗装 15×110×1900 セレクション
¥19,600/8枚入り(1.71屐

・運    賃

別途、地域によりお問い合わせください。

・グ レ ー  ド 
プルミエ    材の特色を生かしたトップグレード(軽微な葉節や木目の流れ、不揃いを含みます)

・納    期

無垢商品のため、余裕をもってご確認ください。

 

表情の違い


入り皮

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 2


軽微な節

高樹齢百年杉柾浮造りフローリング 7

樹脂成分と灰汁による着色部分

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 7

木目の揺れ

高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 13


高樹齢! 百年杉柾浮造りフローリング 15



・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp






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