空を見上げて
トップページ » 2021年02月
2021年02月

認識の違いで大違い! これがささくれだったのか!!

たまに聞かれることがあります。


「無垢フローリングだと、ささくれが出ますよね?!」


出るかもしれませんね・・・・



すみません、それが気になるなら無垢フローリングにしない方がいいと思います。
そうとしか言えません。
無理におすすめする必要もないし、無垢材に起こり得ることを塗装などで押さえつけることで抑制していたり、販売を優先する為に「そんなことになりません」ということはできません。

ショールームに来ていただいても、このお言葉を頂いて合板フロアーやそのほかの選択肢をおすすめしたことが数回あります。


認識違いで困る事 1


でも、少し前に知ったことがあります。
一般的に言われている「ささくれ」と私が認識しているそれとは違いがあったということ。


お施主様に、商品選定の前にこれらを見ておいてほしい、と頼まれて見たネット記事。
無垢フローリングを販売されているサイトで、ささくれについての解説をされている記事でした。
無垢フローリングに現れるささくれというのはこういうものです、と。

うむ、無垢材の持つ性質を知ってもらうことはとっても大切ですし、私も樹種や商品ごとの性質とその樹種特有の「欠点」と称される部分を出来るだけ多く写真や文言でお伝えするようにしているつもりです。


しかし!、その記事の中にあった「ささくれ」画像は、私が想像しているそれとはまったく異なっていたのです(*_*)


認識違いで困る事 2


あぁ、今までのお施主様はこれのことをおっしゃっていたのか・・・
勉強不足でした。

そりゃ心配されると思います。
木材には必ず起こりますから。

でもこれ、私のなかではささくれではありませんでした。
これは、乾燥割れや木口割れ。
しかし、無垢フローリングの商品に含まれていることは非常に少ない(針葉樹フローリングのエンドマッチ無し品などは除く)ですし、あってもきちんと製品になる前に補修が入っているはずのもの。

エンドマッチという加工の無いものは、長さがそろっていなかったりするために切り無駄の部分としてカットできる場合に含まれていたりします。


認識違いで困る事 7


しかし、材木屋さんでは、これをささくれとは言わないと思うんだけど、フローリング屋さんではささくれというんだろうか。
私の勉強不足なのか・・・


これからは、ささくれについてのお話しをするかもしれません(汗)。
認識の違いがない様に。
新しい発見(!?)しました。
次回に続く。


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

今回は少しマイルド(^^♪ スポルテッドのぶな、入荷です!

毎回毎回、お待たせしてすみません(汗)。

というか、待っていただくことが出来ないので毎度心苦しいことになっている木材。
それがスポルテッド材。
これぞ、天然素材の中での自然の産物ですので、入荷予定を聞かれても答える事が出来ないですし、インターネットの時代ですから検索すると、マイナーな弊社でも写真や記事がヒットするもんですから、有難いお問い合わせをいただく。

しかしながら、いつも「早い者勝ち」状態で、記事にする時点ではお尋ねを頂いたお客様が入荷分全て購入されるというパターンで、次のお尋ねを申し訳なくお断りすることになることの繰り返し・・・

そんなスポルテッド材が、また少量入荷しましたので今回はお尋ねが無いうちに公開!!


スポルテッドぶな 7


でも、今回の入荷材。
スポルテッドで想像されるような、黒色変色やそのほかの変色は控えめ。
ですので、スポルテッドはこういうものだ!!、というイメージとは異なる場合があるのでその点はご注意を!
チークもそうですが、「こうあるべき!」というイメージが大きな材や樹種については、適切な説明が必要。
今回の材も、菌が入っていった部分が全体ではなく木口から一部分だけのものや、皮の近くから深い部分には達していないもの、また全体的ではあるものの黒条ではなく白色系の変色になっているもの等です。


スポルテッドぶな 1


そのため、黒条を期待されている方にはおすすめするものではありません。
その代わり!と言っては何ですが、菌による浸食が軽度なことによって木質部分がしっかりと残っているのです。
通常、黒条がはっきりとしているものや菌の模様がはっきりしているものは、ほぼすべてが「触れると崩れそう」なほどに木質部分を維持できない物がほとんど。

それに比べると、このまま木工に使えるのでは?!と思ってしまうようなしっかり感です。


スポルテッドぶな 4


とはいえ、辺材部分には黒条状の模様があるものももちろんありますから、見せ方としては面白くなるような予感がします。
今回入荷した材は、他の用途のためにかなり多くの原木を製材したうちのいくつかで出たものですので、大きな丸太でもともとは良質なものが多かったのです。

比較的スポルテッド化する比率の高いぶな材ですが、菌が入りにくい芯材部分がしっかりとしている原木が多かったことも、通常は喜ばしいことなんですがスポルテッドを期待すると、芯材部分はなくてもいいと思ってしまう。


スポルテッドぶな 8


なんとも勝手な考え方ですが、通常は「腐れ」として敬遠されてしまうものを、反対にどんどん菌によって変色しろ!と思ってしまうのですからおかしなものです。
今回入荷も、どのような見せ方をして使っていただけるのか。


スポルテッドぶな 9


以前に紹介した、珍しい南洋材のスポルテッドも数枚ですが残っていますので、今回のぶな材と併せて、使ってみたい!!という方はお尋ねを下さいませ。
記事を見たのに既に無くなってる!、という心苦しさを防ぎたいということでの、入荷後のできるだけ早い公開ですが、今回も早い者勝ちにてどうぞ御免下さいませ。

スポルテッドぶな 6


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

日本の栗(クリ)の底力! もうすぐ発揮できます!!

先日の認定木材コーディネーターのプレゼン発表の時も少し触れたのですが、数年前から私が力を入れている日本の広葉樹利用。
昨年末に納品をお伝えした家具材も、そしてひそかに好評を得ているフローリングも、そしてその性質に価値を見出してくれる人だけが喜んで使ってもらっているデッキ材も、全て日本の広葉樹を原材料にしています。

兵樟(つわものくすのき)幅広無垢一枚物フローリング 16


日頃木材に触れる機会が無い人は、わざわざ日本の広葉樹なんていわなくても、日本の山にはたくさんの木々があるじゃないか!!と思われるかもしれませんが、日本はとても豊かな森林資源を有しています。
しかしながら、豊か過ぎて?!様々な樹種が混生しているために、木材として利用できるような「同じ樹種がまとまった量を、安定した品質で」供給しにくい事実は知られていません。

山では、杉や桧だけではなく多くの広葉樹も伐採搬出されています。
しかし、街で触れる木材のなかで、広葉樹を使われているものの多くは国外の木材です。
特に、建築の世界では顕著です。
建築は、同じ品質の物を大量に必要とする場合が多い為、日本の広葉樹ではなかなか希望される用途に供することができない場合が多いからです。

私も多くの外国産木材を扱っています。
素晴らしいものが非常に多いのです。
でも、日本にも用途に足りる木材とすることのできる場合もある。
だから、私は量は少ないながらも日本の広葉樹利用を進めています。


そんな中、現在秘められた性質を探るべく試験を繰り返していた広葉樹の性質が、少しづつ明らかになってきました。
耐湿性・耐朽性が高いことから、土台や屋外用途、そして水周りなど湿気の多い場所に古くから使われてきた広葉樹、栗(クリ)。


日本のクリ(栗)節有デッキ材 3


文献では様々な評価がある中で、本当のところはどうなのか!
つたえられるほどの性質は発揮されるのか。
そして、一部では「低い」という評価と「高い」という評価が双方存在する性質についても、本当のところを実験にて照明するべく取り組んでいます。

その性質が、少しづつ明らかになってきました!
まだ全貌を明らかにできないのが残念ですが、木材にも性能が求められる時代。
そんな時代に、ちゃんと証明できる実力がある木材を提案する為に、現在実験進行中です!

さらなる日本の広葉樹利用を進めるために!
もうすぐその素材で提供する商品を紹介できます。
春の足音が近づく頃、公開予定です!!
乞うご期待!!(^^♪


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp


木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

言い出したくて我慢できないこと・・・ライトアップの巨樹 〜菩提寺のイチョウ ライトアップ再訪!!〜

コロナウィルスの影響がやまない中、緊急事態宣言にて行動などの自粛が呼びかけられ続けています。
人と接することができないというのは、本当につらいものです。
普段の仕事や出張でも一人で行動することあ多い私ですから、休日の外出時間や外食などの折には楽しく会話し、人の話も聞きたいのですが、どこでもそのようにふるまえるのは、もう少し先になりそう。

でも、そんな時だからこそ緑映える自然の中で、適度な距離を保てる場所にいられると非常に心安らぎます。
私にとっての場所はやはり巨樹の所在地。
現在は移動自粛の為に訪れることは少ないものの、広い自然の中で巨樹に対峙するくらいは問題がないはずですから、こんな時ほど巨樹へ訪れたくなります。

そんな巨樹の魅力を感じるのは私だけではないことを実感したのはここ。


菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 12


朝焼けとはまた違う色合いに白んできた夕暮れ時。
大イチョウのライトアップの火が灯り始めました。
ここは過日に紹介した菩提寺のイチョウのある場所。
黄葉時期のわずかな期間にライトアップが行われることは、前回の訪問時にも知ってはいたものの、なかなかピンポイントでその時期に訪れることが叶わない為に、いつ行けるのかと思っていたところでした。

とそこへ、わずかなことで遠方へ外出しなければならない用事が出来、もうこの際にどうせ日帰りで夜になるのだから、仕事の後に寄ってみよう!と思い寄ってみると運よく開催中!!

仕事続きの毎日で紅葉シーズンを楽しめていなかっただけに、イチョウはもとより豊かな山の緑に赤や茶や黄色の色合いが眩しくて、ワクワクが止まりません。
しかも夜に向かうその薄暗さと、通路や木々を照らすライトの明かりが11月下旬の寒さを感じさせない温かさを演出してくれています。

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 1


子供の時、新しいおもちゃや欲しかったものが手に入ると、とにかく自慢したくて仕方ありませんでした。
喜びが我慢できないというか、人に知ってもらいたいという承認欲求というのか?!
そんな感覚が、このイチョウのライトアップに訪れた際に感じた感覚です。

その理由は、夜の巨樹もいい!!からです。

既に太陽の姿は見えなくなっているものの、まだその残光に焼かれた余韻が空に残っている時刻。
ライトを浴びる大イチョウの姿が黄色に包まれていました。


菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 2


あぁ、もう少し早ければ黄色いシルクをまとったような姿に出逢えたのか・・・と思うように地面に散る黄葉の葉。
しかし、短いライトアップ期間を考えるとそうでもなく、また散った葉が下からも黄色味を演出している為に、黄色い絨毯が敷き詰められているようにも感じます。

いや、久しぶりに見てもこの「象の鼻」は健在ですね。

以前に訪問しているだけに、どのアングルで撮影しようか・・・と考え込まずともよく、じっくりとその姿を眺めて歩く事が出来ました。

少しづつ暗くなっていく周囲。
カメラのシャッターをきっていくものの、映る写真は意外と明るい。
少しはライトアップによる赤黄色い色味が出るころなんだけども・・・

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 4


そう思いながら、移ろいゆく時間にカメラを構え続けていました。
じっくりとその美しさを鑑賞したい気持ちと、どうして目で見ている美しさがカメラで描写できないのか?!という気持ちとが交錯し、落ち着かない私。

それに引き換え、周囲におられる人たちはイチョウを眺めながらも、悠々とシャッターをきっている。
そうです、ライトアップが催されているので私だけではなく、驚くほどの人が来ているのです。
混んでいる、ということではなく前回は静かで広大な敷地の中で私一人。
それに対して今回は、駐車場にはひっきりなしに車が入っては出ていくし、点々と三脚を固定し撮影している人がいる。

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 9


十数分で帰路につく人たちがいるのは、地元の住民の方。
中には、「やっぱり前の方がよかったなぁ・・・」という声もあり、毎年来られていることを想像させます。
風によって聞こえてくる中には、「昨日よりもちょっと進んだな!」とか言っておられる方もいて、数日のイベントにどれだけの人がおとずれているのか、また地元で愛されているのだということがよくわかりました。


菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 6


前の方がよかった、というのは台風で折損した部分の話の様で、以前はさらに迫力と貫禄があったということのようです。
2回目の訪問である(基本、数回訪れることはない)私にとっては今の姿でも十分に驚きなのですけどもね。

もともとがその巨大で特殊な様相を呈しているイチョウですが、その姿が美しさを伴い夜の帳に黄色い炎として浮かび上がるのはもうすぐでした。


菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 8


草原に菜の花が咲いているような地面に対して、まばゆい光を放つ黄葉。
日光による黄色ではなく、その黄葉の葉が内側から発光してまばゆい光を放っているような感覚。
あぁ、貴重な時間ここに居られてよかった。
そう思いながら、一瞬一瞬が過ぎていきます。

冬を迎えるその空気が、一層黄色みを強調しているようにも感じます。


菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 19

背景が完全に黒になり、橙の光に照らされて本来の葉緑素の緑色を感じるのか、黄色みが薄れると感じる一面もあるものの、周囲のスギ林から隔離され唯一の存在となったようにすら感じさせるイチョウ。
昼までは背景の明るさで見えづらい細かな凹凸が目立つようになります。

木枯らしが吹くたびに、黄色い吹雪が舞いライトアップの明かりによる幻想的な空間を、一層盛り上げてくれます。

そんな中、ふと空を見ると小さくお月さんが見える。
明るいライトでわかりづらかったものが、凝視するうちに輝いて見える。

月、そんなところに居たんだ。

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 14

気が付いた時には、既に右側の枝葉に隠れる寸前。
慌ててイチョウを入れながらシャッターをきりました。
そうしたら、人工的なライトの明かりではなく、まるで月明かりに照らされている様で、そしてイチョウの存在だけが浮かび上がるような印象を受け、とっても美しかったのです。

これだけの迫力を持つ巨樹のライトアップに訪れたのはおそらく初めてでしたが、昼間とは全く異なる空気感と美しさに感激しました。
日中の明るさももちろんいいのですが、巨樹以外は見えずひたすら浮かび上がる巨樹に見とれる。

そんな時間を日没から3時間!堪能しました。
日中の撮影でも2時間いたんだから、そりゃそうだ!と自分では納得なんですが、周囲の人たちはすぐに入れ替わっていく。

子連れからカップル、または祖父母と孫など様々な人たちがおとずれます。
こんな幻想的な場所の近くに住めるっていいなぁ、豊かだなぁ・・・そんな気持ちになります。

そばで見るイチョウも素晴らしいのですが、通路にはカエデも燃えています。

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 10

黄色、赤、緑が黒の中で彩色を競い合っている。
とても鮮やかな競演です。

本当に、この時期に訪れる事が出来て良かったと思いました。
設営し公開して下さっている方々に感謝の念が堪えません。
いつまでも、皆がこの美しい情景を眺める事が出来るよう願っています。

最後に、普段はその姿を詳しく伝えるために接写写真が多くなりがちな巨樹の写真とは反対に、ライトアップだからこそ美しい一枚で報告を終わりたいと思います。


菩提寺のイチョウライトアップ、ありがとうございます!!

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 7



追伸:普通なら、夜にこの場所は恐怖以外の何物でもない山中。この賑やかさでは前回お伝えしたクマも姿を見せないことと思いますが、会場入口から少し外れた登山道入り口には、「これでもか!!、怖いぞ!!」とビビらせる気満々の注意喚起看板が立っています。

皆さんも前回の記事同様、油断することなく訪れることをお伝えしておきます。
この顔、見てくださいよ・・・・・・・

菩提寺のイチョウ 黄葉バージョン 11


菩提寺のイチョウ ライトアップ

黄葉の時期に不定期で開催されている模様。
岡山県勝田郡奈義町高円1532

広い駐車場有


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp


木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレードです!

前々回、ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングと同じくブラックウォールナットのつなぎ目V溝フローリング施工をいただいた記事を紹介しました。
数量限定品であるワイルドグレードから一部のセレクショングレードまで、様々なグレードと同時につなぎ目V溝品まで使っていただき、結果ほかの樹種を使うことなく一面をブラックウォールナットの空間としてもらうことができました。

普段ならば広い面積をすべてブラックウォールナットとすることはむつかしいものの、上手に弊社のお買い得在庫商品を活用いただいたことで、とってもシックな空間を作り上げていただきました。


それとともに実はもうひとつ、弊社のお買い得品を活用してもらいました。

ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 1


ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢フローリングです。
今回採用いただいたのは、そのワイルドグレードのUNI商品です。

心材や辺材(白太)、大きな節や変色、一部では大きなパテなどが混在するグレードです。
その樹種のすべての表情が込められている、といってもいいくらいに表情豊かなグレードです。
もちろんこれも、前回お伝えしたような巷のCDグレードとは異なり、きちんと傷や節の補修を施された商品です。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 2


ノルデストウォールナットは普段は優しい足触りと、強く主張しない柔和な木目が特徴の樹種ですが、ワイルドグレードでは非常に個性的ではっきりとしたその木目を見て取ることができます。

実はこれも、私の提案のうちの一つ。
予算が潤沢で、無垢フローリングに対して水のように予算を使えるような人はほんの一握り。
情熱を持っておられても、一般的な住宅の床面積に多いおよそ30坪という面積をすべて、ご希望のフローリングにできるケースは多くはありません。

今回も、広いお宅に対してのご希望がブラックウォールナットでしたので、客人も多く家族が日常生活の多くの時間を過ごす1階部分は、すべてブラックウォールナット仕上げにすることとし、その分寝室などの部分には無垢材であることはキープしつつ、よりお手頃なものをということでのご提案です。
お手頃、といってもブラックウォールナットに近縁である同じクルミであることと、子供さんにとっても柔らかな足触りを感じてほしいという思いも込めてのことです。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 4


そのうえで、予算の負担を軽減できるようにとの思いでのワイルドグレード。
ノルデストウォールナットの特徴である黒い色素の沈着部分や入り皮部分が、まぎれもない無垢フローリングである証明ですし、瓜ほどある(?!)大きな節もご愛敬。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 6


節の表情や黒条などは、非常に好みのわかれるところなので事前にイメージを了解してもらう必要がありますし、この表情ばかりが集まるわけではないので、ブラックウォールナット同様にこのワイルドグレードは、原材料が集まった時にだけに作られる商品ですので、レギュラー商品ではありません。

そこが弊社での特価品扱いの理由です。

売り切りの安売り品ではないもの。
理由のある良質な特価品の提案で、上手に予算の振り分けをしていただいたと思います。


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 3


まったく色味の異なる写真になっていますが、これも無垢フローリングの表情。
オイル塗装をされているために、日射がかげると一気に深い色合いとなり、電球色である光源の影響もあり、しっとりとした表情を見せています。

硬い殻をもつ胡桃。
とっつきにくいイメージかもしれませんが、その殻の中身(木材)はとても優しく柔らかく温かみのあるものです。
足腰への負担を軽減しつつ、硬い殻の力で家を守ってくれる存在になってくれれば・・・いいですよね!


ノルデストウォールナット幅広無垢フローリング 5


一部分に、旧家の立派な丸太梁を化粧で見せることで残されている室内。
半世紀近い歴史によって深めたその梁の色合いと、フローリングの見せるしっとりとした色合いが白い壁とのコントラストではっきりとし、いい感じの仕上がり。
節などの表情が賑やかではあるものの、垂直面の白さと高い天井のおかげですっきりと抜けるような印象が、無垢材独特の質感を程よく感じる空間になったのではと思います。

今回のように、予算や雰囲気、そしてその樹種の持つ個性やストーリーによっての無垢材の提案をする私。
木材コーディネーターとして、これからも様々な樹種と特徴をお伝えしていきますので、次回以降の施工報告もお楽しみに!!


・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング150mm幅の記事はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレード130mm幅オイル塗装はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレード オイル塗装はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢UNIフローリング ワイルドグレード オイル塗装、旧家改修施工はこちらから
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢130mm幅つなぎ目V溝フローリングオイル塗装 プルミエグレード S市の施工写真はこちらから。
・ノルデストウォールナット(胡桃・クルミ)幅広無垢130mm幅つなぎ目V溝フローリングオイル塗装 プルミエグレード I市の和室改修施工写真はこちらから
・ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング150mm幅の施工写真はこちらから


*ノルデストウォールナットの表面は何度も丁寧な仕上げ工程を経ていますが、材の性質上、若干のケバ立ちのような状態が残っています。
これに塗装を施したり、無塗装で水分が付着するとケバの立ちが大きくなる事がありますが、材の特徴ですのでご理解ください。

ノルデストウォールナット拡大 2



 表面拡大です。無塗装の状態でも若干見えているのがわかるでしょうか。









・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

ブラックウォールナットついでに一つ、言わせてもらいます! 弊社の特価品は訳あり品ではありません。

前回、特価品として弊社のブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングを使っていただいたお家を紹介しました。
低予算で本物の一枚物のブラックウォールナット無垢フローリングを使っていただけたことを、非常に喜んでいただきましたが、ただ価格が安いだけではありません。

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち12


しっかりとものづくりがされているものの、表情の特徴を説明しなければいけないことや数量が限られているため、不足分が発生しても補充できないことなどの条件があるために、特価品としているものです。

そんな条件以外は、レギュラー商品と同じ品質基準ですので「特価品=安いけれども欠点など何でもあり」というまぜこぜ品ではないということは、前回もお伝えしました。
巷で特価品という扱いで販売されることの多い「CDグレード」と呼ばれる、室内用途には厳しいと思われる加工不良や補修のないところなどを含む「特価品」ではないのです。


建築業界では昔から、「訳あり品」を特価品として販売することが慣例だったように思います。
売ってしまえばあとは知らない。
まとめて買ってくれたら安くします!、商品を買ってきて開けてみれば「節だらけ」や「傷だらけ」もしくは「曲がりばかり」というものもしょっちゅう。
梱包の外側は、非常に美しい無節材なのに中身は・・・
その「知らずに買ったほうが悪い」という売り方にうんざりしていました。

だから、私の商品掲載記事には必ず商品の特徴とともに表情の違いやグレードによる見え方の違いを掲載しています。
変色についてや曲がりの強烈な樹種にはその旨を、オークやタモなどの商品についてはキクイムシの可能性まで。
マイナスイメージなんだから、わざわざ表記する必要はないのですが上記の経験があるために、できるだけのことをお伝えしたいと思わせるのです。


挽板フローリング S3シリーズ ロックメープル N 3


弊社の提案に対して、似た樹種や似た名称の樹種(どちらも弊社提案とは異なる樹種)で価格的優位性をアピールされる場合や、「特別な樹種が今だからこの価格!」というお得感とプレミアム感を異常に訴求する方法でアピールされる場合。

今までに何度もありました。

昨年も、弊社がお客様に提案していた日本の広葉樹に対して、「世界的に希少な樹種であるマ○ガ○ーが今だけこの価格でできます!」というPRがありました。しかも弊社よりも非常にお安く・・・
お客様にしてみれば、弊社の提案よりも金額が安い上に希少な木材を使った製品ということで、非常に魅力的に映ったようです。

しかし、本来であればその希少な樹種は、安売りでさばくことができるようなものではありませんし、今だけという根拠も不明です。
そのあたりの理由を弊社から説明をして、その競合案件は弊社で受注したのですが、特価品として販売されるものの理由を説明しない特価品の多さを改めて実感しました。

弊社が無垢フローリングとしている幅広一枚物のチークは、天然林由来のものではありません。
木に詳しい人にとっては、そんなものチークではない!と言われることもしばしば。
しかし、管理が行き届き品質も安定し、なにより幅広の一枚物の無塗装のチークとして提供できるということを優先し、その工場で製品化をしています。
天然林産であっても、小さなピースしかできなかったり色目が浅い部分に着色塗装をしたことがわからないように出荷されたりしているものよりも、よほど良いと思ってのこと。
いまだにほとんどの人が、チークのフローリングは調色塗装されていることを知りません。

それって、さっきの「梱包の外側だけがきれい」なのと同じだと思うんですよね。
売れればいい、と。

競争にならない不毛な競争3


だから、私は「こんなのはチークじゃない」と言われても、無塗装で管理されている山から出てくるチークを使います。
今では少しずつですが、そんな私のお話を理解してもらえるご縁をいただいています。
来月も、数ある販売店の中で弊社のブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングを採用してもらえる現場が始まります。


木のことを伝えることで一層喜んでもらえるように。
お値打ち品=特価品である商品をお届けします。


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとつなぎ目V溝フローリングのおうち!

弊社では多くの樹種のフローリングを扱っていますが、意外と出荷量が少ないのがブラックウォールナット
理由は、施主様と直接お話しできる場合で、施主様がブラックウォールナットのみを希望しておられるケース以外は受注しにくいから。
簡単に言うと、似たような色合いのフローリングに変更されるか、一枚物の希望のところを特価品のUNI品に変更されるか、もしくは合板フローリングになってしまうか・・・

それらは私のPR不足であることは否めないのですが、それとともに現在は人気樹種であるブラックウォールナットといっても多岐にわたる選択肢があるために、何が良くてどうしてこの価格なのかという情報が錯綜していることが大きな要因かと思います。

一昔前の様に、アジアンウォールナットとかアフリカンウォールナットなんていう名称はあまり聞かなくなりましたが、未だにどういう理由なのかわからない「特価品」なるものが存在することは確かです。
そうなると、「同じブラックウォールナット。ただでさえ高価なのに、これだけの価格差があるなら特価品のあるうちにそちらに・・・」となってしまう場合もあるみたいで。
販売するものとして、その価格差の中身を知っている立場としては、それ以上に敢えてお伝えすることがないのですが、価格差の理由をお伝えする機会が無いそのような場合はご縁が無かったと思うしかありません(涙)。


しかし今回は違います。
弊社が理由をお伝えできる特価品であるブラックウォールナットを使ってもらったからです。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち11


はい、みんな大好き一枚物!!しかも幅広!
節、パテがあるものの、オイル塗装を施されてみごとな深い色合いを見せています。
もちろん、現在建築士さんに人気の挽板フローリングではなく、無垢の一枚物であることは一目瞭然。

挽板フローリングも優秀ですが、ここまでの表情はありませんしね。
無垢の表情、全開!!


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち9


我慢できないので先に言っておきますよ。
ここに今回の全てが現れていると言っても過言ではありません。
白太(辺材)、節、そして変色。
パテこそないものの、通常であれば見られることのない様な変色部分。

ここは今でいうところの「スポルテッド」な部分。
現在でこそ、日本でも一部でその価値を認められている自然の表情ですが、一般的には「ヤケ、腐れ」といって処理されるため、この部分は伐り捨てられるところで一枚物にはならず、UNI材料にまわされるもの。

それを状態を確認し、フローリングとして使える部分であるとして一枚物に仕上げた工場に感謝!!

もちろん、世界三大銘木とも称される一般的な美しいブラックウォールナットの美しい木目を楽しみたい人にとっては、今一つ美しくないかもしれません。
しかし、無垢の丸太一本にはこのような部分が含まれる場合がある。
これも原木の歴史のうちの一つ。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち8


普通に考えると、非常に強い癖を内包する根に近い部分や強烈な曲がりを描いていた部分など、排除されてしまうものが一枚物として存在している。
その貴重な表情が見られるのが、今回採用してもらったワイルドグレード。

そう、冒頭の特価である理由はそこなんですよね。
レギュラー品でのグレード選別に入ることのできなかった者たち。しかし、商品として使っていただくことはできるものの、レギュラー規格ではない者たち。
彼らをまとめたものが今回の商品です。
巷で見られるような、理由の分からない特価品ではなく「レギュラー規格から外れてしまった規格品」というところです。

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち5


厳格なグレード選別の末に残されたものたちだけが集まっているだけに、表情はとっても多岐にわたるのですが、それ以上に「数量がまとまらない」為に数年に一度しか販売できません。
そのために、特価扱いで出会いを得た人にのみ使ってもらうことのできるグレード。
それがワイルドグレード。

裏話をすると、普通はこれらのグレードは補修作業などをせずに安価に流通させるケースがほとんど。
そして、それらを「ブラックウォールナットでこの価格?!節があってもいいよ!!」と購入されるものの、節の引っ掛かりやパテ処理の無さなどに後悔されるケースを耳にします。
しかし、弊社のワイルドグレードは基本的に室内用ですので、深い傷や節もパテが入っていますし欠損部分もありません。

同じような商品でも、中身は全く違うということ。

その差は歴然です。
でも、弊社ではわざわざその差をアピールすることはありません。

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち6


それは、価格だけで判断してほしくないから。
きちんとそのグレード、樹種、製作の想いを知っておいてほしいから。
もちろん、その価格の理由も。

今回は、弊社からのご提案。
古いお付き合いの建築士さんのご自宅につき、ショールームにて奥様ご同伴の上表情とグレードの特性、そして価格についてもご説明をし採用に至った経緯です。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち4


一般的な経緯で行けば一枚物としての姿を見ることのない原板たち。
それが、選別担当によって一枚物として活かされる。
パテが大きかったり傷を治していたりしますが、それが成長の証!!
もう愛おしさしかありません。←マニア的目線か親目線か・・・

しかし、これもきちんと表情や特価である理由をお伝えできるからこそ使っていただけるもの。
口頭での説明や、とにかく商品として売り切ろうという意思のみで価格ばかりを優先してお伝えしているとすれば、ブラックウォールナットの端正な表情を期待した施主様の気持ちには答えることはできないでしょう。

しっかりと事前に実物を見てもらって説明できるからこそ、ショールームで私が説明するからこそ使ってもらえるグレード、ワイルドグレード。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち10


もっとも原板を活用したグレードと言っても過言ではないでしょう。
数年分の在庫は今回で全て使い切っていただきました。

実はそのワイルドグレードのみでは数量は不足。
それが分かっていたうえで提案できたのは、弊社在庫数量に合わせての計画が出来たから。
事前に数量や間取り、計画をヒアリングしながらショールームでお話しできたからこそ、不足数量を別のグレードなどで補うことができ、今回は部位ごとでの使い分けによってのブラックウォールナットの空間を実現してもらう事が出来たのです。

その一部が垣間見られるのがここ。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち2


玄関です。
玄関部分、実はネイキッドグレードです。本当を言えば若干セレクショングレードも入っています。
計画では、玄関からリビング、そしてキッチンや洗面スペースなども全て同じグレード商品であるはずなのですが、同じグレード商品では数量が足らないため、ブラックウォールナットに変わりはないのですが、グレードと幅寸法などを混在させて使ってもらうことで、数量を確保してもらったのです。

なので、玄関入ってすぐはなかなか上品な印象!

そしてもう一つは一枚物の数量不足部分を補うために使用した、つなぎ目V溝フローリング
弊社在庫で、数坪分のみ残っていたものを上手に使ってもらったのがこちら。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち1


白太や軽微な節などが混在するセレクショングレード。
おなじみの、たて継のあるUNIタイプながらもそのつなぎ目を感じさせないV溝加工を施している、つなぎ目V溝シリーズ。
ロシアンバーチ限定オイル塗装品ノルデストウォールナット限定オイル塗装品でも紹介しているそれです。

広いリビングはもちろんの事、洗面スペースやキッチンなど、限られたスペースにおいてもUNIタイプの場合は表情が不自然に途切れてしまいますが、溝が一つあることでリズミカルになり不自然なつなぎ合わせではなく自然な一枚一枚の組み合わせの表情を作り出します。


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち3


写真でわかるように、リビングから続くキッチンスペースはつなぎ目V溝品ですが、同じ基準で加工されたフローリング同士ですので、幅やグレードが違えど実は共通。
そのため、リビングのワイルドグレード幅広一枚物からキッチンや洗面スペースの150mm幅広V溝フローリングへ見切り材なく貼り伸ばしすることが可能だからできることです。

実はこれも、弊社特価品の特徴。
というか、当たり前のこと。
一部商品を除き、実形状は一定です。
そのため、グレードや寸法が異なっても続けて使う事が出来る。
これを維持する為にかかる経費はいかほどかは、伝えきれません。

一般流通特価品ではこうはいきません。

ずっと同じ品質で同じものを作り続けるからこそできること。
だから、特価品というもののレベルが違うのです!(はっきり言っちゃった・・・)


ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち13


単なるまぜこぜ特価品ではなく、きちんと管理されたものが理由があって特別販売できるもの。
その違いが判ると、本当の意味でお値打ちに無垢材を使えるようになります。

予算に合わせて使っていただく事が出来た今回のブラックウォールナット無垢フローリング。
もちろん、いつでもできることではありませんし、今回は旧知であり近隣での建築であったことも大きな要因ですが、弊社が特価でご案内するスタンスの条件に違いはありません。

今後も、出自の分からない物を特価販売するのではなく、これはお値打ち!!!というものだけを特価扱いとして、理由をお伝えしながら紹介していきたいと思います。

こだわりの調度品と間取りの中で、お気に入りのブラックウォールナットに囲まれて過ごす時間。
とっても充実した生活だと思います。

体の健康は心の健康から。
目にするもの触れるものにこだわること。
その中でうける喜びに浸りながらの毎日を、また今後も報告してもらいたく思いながら、忙しい引っ越し間近のひと時の撮影を受けて頂いたのでした(^^♪

*キッチン、高そう・・・|д゚)

ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングとV溝のおうち12


・ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングの紹介記事はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングの紹介記事はこちらから
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗写真はこちらをご覧下さい。
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗の4年後の姿はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢定乱尺フローリング、オイル塗装の施工写真はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング、古民家カフェの施工写真はこちらから


ブラックウォールナット以外にも、幅広無垢V溝フローリングを揃えています。是非、下記もご覧ください。

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング


*ブラックウォールナット材の注意点

・無塗装品でも、木目や材の特徴を活かすため、最小限の色調整を施している場合があります。
・プルミエグレードでも軽微な節影や、特有の黒っぽい筋を含むものがあります。
・白太と赤身のばらつきのある樹種です。無垢の趣ととらえてください。
・ブラックウォールナットの白太も、キクイムシ類の食害をうけることがありますので、グレードご検討の際には、ご注意をくださいませ。
・無垢の木材として、日射の影響で退色変化が必ず起こります。特に西日のきついところや、一日の日照時間が長い場所などには早い時期に現れることがありますので、製品初期の色合いより変化しますことを了承ください。
これも、木材の特徴の一つです。

ブラックウォールナット日焼け比較 1ブラックウォールナット日焼け比較 2








(両写真とも、右側が新材、左側が日焼け材です。どちらの材も日々表情が変わります。)



・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

材木屋である木材コーディネーターとして

つい先日、私が所属する(一昨年まで修了生の会の会長を務めていた)木材コーディネート基礎講座の、オンライン講座で、修了生の活動例として発表をさせてもらいました。
昨年は出張講座や山でのイベントなども一切できなかったため、オンラインとはいえ久しぶりの発表だったため若干緊張しました。

いつもは、山の事や材木の事や樹木の事など、一般的な考え方を交えてのお話をすることが多いのですが、今回は自身の活動発表ということで「まるごと自分のこと」だけのお話の為、アピール下手の私にとっては若干やりにくい部分もありました。
しかし、今回の発表は木材コーディネート講座修了生を意味する「准木材コーディネーター」から、実際にその経験と知識を活かしてコーディネートを実施していることを証する「認定木材コーディネーター」への、成果発表会でもありました。


今までは・・・


今までも様々な取り組みをしてきましが、今回発表したのは年中行事として実施している「戸田先生と愉快な仲間たちの伐採授業!」でおなじみの赤松の伐採企画のこと。
近年利用される機会の殆どない赤松。
マツクイムシの話題だけで注目される赤松。
スギやヒノキは利用しようといわれるけれど、マツには注目は集まらない。
人知れず、今も「松退治」が行われようとしている。

スギも好きだしヒノキも好き。
でも、マツも好き。
日本の城郭や重要文化財建築、そして農家から一般建築までを支えてきた日本の松。
いや、日本の山々が豊かになった礎の一つとなってきたはずの樹種である松。


そんな赤松を大切に活かすことを主眼に活動し続けた企画を、発表させてもらいました。
限られた時間だったので、考えていることや企画の全体像、そして本当に伝えなければならないことのほんの一部しかお届けできませんでしたが、私が材木屋だからできる事と木材コーディネーターだから考えることの一つの形を見てもらえたことと思います。

発表の中でも言いましたが、山は伐採して終わりじゃない。
そして、木材として利用するだけが山の存在価値じゃない。
材木屋は木材として山を消費するけれど、だからこそ考え見えてくることもあるし感じることもある。

今後も出来るだけ多くの人に会い、山を歩きたくさんの事を感じ取って、正解のないと言われる森林林業と木材産業の中に、自分なりの正解を探していきたいと思っています。


認定木材コーディネーターとなったからと言って私には何の変りもありませんが、いろんな方たちにとってその存在があるからと信頼してもらえることや、おこがましくも、私にも出来る!と思って奮い立ってくれるような後進の若手にとっての存在になれるように、また新たにスタートしたいと思います。

認定木材コーディネーター 戸田昌志を今後もどうぞ応援してくださいね!!


伐採企画


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp


木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ! 

自然、天然、体が求めているもの・・・ 

人の感じ方はそれぞれだし、好みもそれぞれ。
味わいにも千差万別あるものの、はっきりと美味しい。
ワインによく言われる「当たり年」とか優良な区画の畑とか、そういった蘊蓄ではなくてこれが自然の作物からできていることのおいしさを感じるように思う。

芸能人もお金持ちもみんな大好きな超高級ワインの中だって、実はナチュラルな造りだったりそれに近いことをしている場合がある。
もちろん、高価で稀少性があるということが人間の感覚的な有難い美味しさを演出するところも否めないものの、飲んだ人の中でどこか、そのナチュラルな美味しさを感じる部分があるんじゃないかと思います。
だからこそ、ずっと人気がある。


DRC 1


私は、一般的に人が「クサい!」と嫌う米ヒバ(べいひば)の香りも好きですし、コーンスープは好きだけどトウモロコシそのものは甘すぎて食べられないというおかしな感覚の持ち主なので、個人的な感想であり、舌の感覚も鼻の感覚も人とは全く異なるのだと思います。

そう前置きをしておかないと怒られそうですが、前回お伝えしたナチュラルワインの「クサい」と感じる感覚を、実は初めてあの超高級ワインを飲んだ時にも感じてしまったのです。
なんということでしょう!
超高確率の競争倍率を勝ち抜き、限られた数の有料テイスティングのグラスをゲットした時のお話です。
期待した世界一のワインの香りがこれなのか・・・!?これがあの?!
と思ったのですが、飲みなれていると思しき皆さんが既に飲み終わろうという頃、まだ1口しか飲んでいなかった私のグラスに変化が!!

なんと、先ほどまでクサかったあの香りのその奥に、何かわからない良い香りが!!
そこで少しわかったような気がしました。
多分、一般的に抱くワインの味わいじゃなくて、本当に貴重なブドウを自然な方法でそのものの素材を活かすことをすればこうなるんだ、と。
もちろん、その後は飲んだことないんだけど・・・

DRC 2


自然そのものからできるもの、無垢なものの天然の魅力。
どこか木の素材にも似ているところがあると思います。
クサかったりしてちょっと受け入れ態勢が必要なのも、きちんと無垢の木材に向き合うために知っておくべきことと同じ。

無垢材の木目を眺めているとどこかなごむ。
視覚的に揺らぎが心地よい。

バーチの杢

そんなのも、その木目のどの部分が心地よいとかではなくて、感覚的に心地よいもの。
ナチュラルワインも、感覚的に心地よく美味しいのと同じようなもの。
そう感じます。
もちろん、金属的な美しさや石の素材感、そしてコンクリートの質実剛健な感じなど、それぞれの素材が持つ質感はあるものの、それでもやはり体が求めているものは自然で天然、ナチュラルなものなのかな。
そう思ったりします。


赤ワインなのにどこか、梅の様な味がする。
梅を舐めているとその中からしその葉が出てきて、それらを一緒に咀嚼した香り。
飲み込むとホワッとキノコの様な、ちょっと菌のような味。
少しすると、ちょっと湿気た和室みたいな雰囲気に・・・
そんなとんでもない自己流表現が出てきてしまう不思議なワイン。
ナチュラルワインにはそんなところもあります。


おかげで、お正月の仕事づけも楽しく乗り切れましたとさ。
結局、たくさん呑んだことの正当化をしてまた明日も呑むのでしたとさ(汗)。
自然素材、万歳!


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp


木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:30コメント(0) この記事をクリップ!