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2020年03月

古民家と現代手仕事と地域の産物と・・・ 〜ブラックウォールナットでゆったり自然をいただくカフェ〜

今回も、まだまだ私の昨年の宿題の続きです(汗)。
昨年はありがたいことに、いろんなところでいろんな木材を使ってもらう機会がありました。

その中でも、完成した姿を想像できなかったところが一つ。
あ、もちろん素晴らしいものになることはわかりきっていたものの、この素材とあのハコ(建物)の組み合わせにあの人(大工さん)が仕上げるもの・・・ どんな出来上がりになるんだろうか!!
要は期待の塊だったわけですが、やはり!そりゃもういい感じになっていたのでした!

その場所は兵庫県。
実は、私の祖父の里に非常に近く私も小さなときには、祖父とともに「田舎」として訪れていた場所にほど近い場所。
「煌びやかな神戸」とは全く違う、ふるさと的な心地よさを感じる場所に、古い民家を改修し飲食のできる場を作る計画がある、と聞いたのは昨年の初夏。
そこに、活躍の場所をあたえられた樹種がブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリング
家具やフローリングとして不動の人気を誇り、世界の銘木としても名高く高級材の代名詞であるブラックウォールナットです。

弊社でもやはり、他を寄せ付けないその存在感から、特別な個人宅や空間を大切にするカフェなどのご依頼を多くいただいていますが、今回の「ハコ」は古民家。
田畑も広がる和やかな場所に、重厚な黒の余韻を残すブラックウォールナットを合わせるとなると、どのような雰囲気になるのか・・・
合わないはずはないのですが、さてどんな料理方法になるのかを楽しみにしていたところ、やはり携わった「シェフ=棟梁」の腕前は三ツ星以上のものでした!!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家2

土間から靴を脱ぎ、明るい日差しが燦々と差し込む店内にお邪魔すると、ブラックウォールナットの「無垢一枚物」フローリングがむかえてくれます。
ブラックウォールナットというと、その名前の通りの色調で木材自体が「黒い」と思われることが多いでしょう。

今までに、古民家+ブラックウォールナットのご希望がなかったわけではありません。
ご紹介はしていませんが、少しづつ使われているものの古民家には板谷楓(ペインテッドメープル)ロックメープルの組み合わせによる、「白と黒のコントラスト」が好評でした。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家3


その意味は、古民家の全体を印象付ける濃い色調とカエデ材の白色系とのメリハリが付けやすいことと、古い材に対しての新しい木材の色や木目での主張が強すぎないことなどだと思われます。
そのため施工が終わるまで、今回の「ハコ」を見たことがなかった私としては、いつもの組み合わせではないブラックウォールナットと古民家の「黒と黒の競演」がどのような雰囲気になるのか、楽しみだったのです。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家4


今回採用いただいたのは、ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングのネイキッドグレード。
1820mmの長さにつなぎ目のない一枚物のブラックウォールナット。
それに材料の幅は120mm幅!
弊社では、普段から一枚物や幅広フローリングを多くラインナップしています。もちろん、ブラックウォールナットも同じことですが、それはなかなか普通にできる事ではありません。

一般的な無垢フローリングの定番はUNI(ユニ)と言われる、長さ方向に数枚を繋いでいるもの。
それに対して、1820mmの長さで木目が途切れることのない一枚物は、素材となる木材の表情を十分に表現されているので、これぞブラックウォールナット!!という空間を最大限に味わうことが出来ます。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家9


そして、一枚のブラックウォールナットの無垢材の中に様々な表情を感じることが出来るのが、ネイキッドグレード。
ネイキッドグレードは、材色不問で節や変色、パテ補修などのあるグレードですがだからこそ、ブラックウォールナットの全てといえるような表情が現れていて、古民家の歴史を感じる雰囲気と自然が作り出した無垢材の表情とが、明るい陽射しの中にも落ち着いた空間を作り出していました。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家20


そしてもう一ついうと、幅広の120mm幅であるということ。
通常の90mm幅とは違い、しっかりと木目を見ることが出来るため、特徴的な色合いではない「木目でわかるブラックウォールナットフローリング」です。

幅広のブラックウォールナットフローリングであることは、その雰囲気だけでなく意外なところに良さがあることも分かりました。
それは、ここがカフェであることが大きな理由。
地域の新鮮なお野菜を中心とした、健康的で彩り鮮やかなお料理をランチとして提供されているのですが、その鮮やかな色どりのお野菜が、ブラックウォールナットのシックなキャンバスを下地として「映えている」と感じてしまうのは、贔屓目が過ぎるのでしょうか。
(お料理の写真がなくてすみません・・・・汗)

人間の視線は意外なほど広範囲。
お料理を注視している様でも、店内の雰囲気を感じている時でも、広い面積のフローリングはその視界の中にあります。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家18


そこで、お料理の色どりを一層鮮やかに感じさせるのもブラックウォールナットの利点となっているのではないかと感じます。
もちろん、非常に興味を持っていた古民家とのマッチングもバッチリ。
もっとカジュアルな店舗であれば、つなぎ目の多いUNIタイプでもいいのかもしれませんが、歴史を感じる古民家の構成材料たちと並んでいられるのは、やはり一枚物のブラックウォールナットがなせる存在感であると思います。
そして!それを当たり前のように実現させているのは、施工に関わった工務店さんと大工さんの力。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家13


店内の詳細やデザイン類のつぶさにいたる所は、実際に皆さんがお店に足を運んでいただいてみてもらいたいところですが、重厚感ある立派な古民家にネイキッドグレードのブラックウォールナットを調和させ、新しくなる水回り空間や間仕切りとなる建具、そして店内で最初に目に入るキャッシャーカウンターなど、今まではなかったものを違和感なく古民家カフェの一部として納めておられるところは、流石!と言うよりありません。

今回の施工を担当されたのは、兵庫県明石市で「木を生かす、木に生きる。」を掲げて木の家や木の造作材を生み出しておられる、明豊建設さん。
大工さんや工務店さんは、ある程度の技術をお持ちであることは基本。
しかし、そのある程度以上の技術と知識と、そこにプラスされる感性を持っておられるかどうかで、建築物の仕上がりは大きく変わると思います。

ここでは、フローリングしか紹介しませんが是非、古民家の建築の素晴らしさとそこに溶け込む仕上がりを随所に見せている「木にこだわって、木を活かす」明豊建設蠅気鵑料杼力・感性を見てもらいたいと思います。
気が付きにくいところに、遊び心のポイントもちらほらと見えます。
一つだけ、こんなところに・・・・
分かりますか?!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家16


地域の財産である古民家で、地域の食材を活かしながら訪れる人のお腹と体を幸せにするカフェは、他のおしゃれカフェとは一味違います。
そして古民家という「ハコ」を違和感なくまとめ上げた明豊建設蠅気鵑癲一般の工務店さんとは手仕事技術も志も一線を画す存在。
そこに使われたブラックウォールナットは、木材としては世界の名木としての知名度で他を寄せ付けないですし、樹木としても他の樹木に優先して成長する存在。
どこか、この三者(?!)がひとところに集まったのは、必然の様な気もしてきます。
もちろん、そこに変態材木屋として有名な(汗、、、)弊社がかかわらせていただけたことも・・・


ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家17


そんな素晴らしいお店は、神戸市西区伊川谷町前開1825にある、RAWZEN FARMS CAFEさん。

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家21


喧騒を離れて古民家の雰囲気の中でゆっくりと食を感じる時間は、幸せでしかないですよね。
これからの季節、ちょっと窓を開けての車でのドライブや、暖かさを感じる風を受けて仲間とツーリングの途中で訪れるランチタイムに、落ち着いたひと時が過ごせることと思います。
民家ならではの、ガラス越しの庭の雰囲気も最高です。
建築好きも、雰囲気重視も、地域産材ファンも、そして木のファンも!ぜひ訪れてほしいお店がまた一つ増えました!

ブラックウォールナット 幅広無垢一枚物フローリングと古民家6


・ブラックウォールナット幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから

・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗写真はこちらをご覧下さい。
・ブラックウォールナット定乱尺フローリング施工店舗の4年後の姿はこちらから
・ブラックウォールナット幅広無垢定乱尺フローリング、オイル塗装の施工写真はこちらから



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木材クイズ! 中学1年生レベル 〜私見編〜

前回の解答はどうだったでしょうか?
今回は私見編をお伝えします。

とにかく天邪鬼的にひねくれた答えをしたくて、一人でもう一人の正解を答える自分と戦っていたのです(笑)。


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問題
いろんな木材とその利用方法について、(      )にあてはまる木材の名称を記入してください。
*私のひねくれ解答が緑字です。

-針葉樹-
・比較的柔らかく軽く、代表的な国産材の一つ。木目が通っている。
→利用方法 住宅の柱 ( ヒノキ )
・樹脂が多い。水分に強く、腐りにくい。
→住宅の梁        (ネズミサシ)                    
・独特の香りがあり、光沢がある。腐りにくいなど、耐久性がある。
→おけ         ( サワラ )

-広葉樹-
・軽い。柔らかいので加工しやすい。水分を通しにくい。
→たんす      (  キリ  )
・硬く割れにくい。曲げ加工しやすい。腐りやすいので、屋外使用しにくい。
→技術室の椅子   ( ベニヤ板 )
・重く硬く、とても強い。加工性がよくない。
→かんな台     ( アカガシ )


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以上です。
ある意味、広葉樹のほうはやはり、樹種ごとの特殊用途がかなり限定されていますから、本物の解答とさほど変化はないのですが、「学校の技術室も教室も、椅子はベニヤ板やったぞ!!」というひねくれや、「重く硬く、とっても強いうえ、かんな台といえばそりゃ希少なアカガシやろ!」と、半ばわかっていながらも書き綴っていました。

しかし問題は針葉樹です。

前回にも少し触れた柱や梁への利用樹種の現実ということもありますが、それとは別にひねくれたもの。

まず、「代表的な国産材」といわれれば、日本では神話の時代からの最高級材であり神聖な木、日本人にとって特別な木はやはりヒノキ!
それも住宅の柱って、「集成材じゃなかったらやっぱりヒノキやん!!」という感じ。

木材クイズ 1


次に、樹脂が多くて水分に強くて、そのうえ腐りにくい針葉樹。

これ、正答はアカマツになっていましたが、アカマツは確かに樹脂が多く古くから地中杭などにも利用されてきましたけれども、それは乾燥材ではなく生木での利用でのお話。
アカマツは非常に強度が高く優秀で美しく、住宅の梁にはもってこいなのですが、乾燥させて利用する場合の腐朽に対しての抵抗性は高くないといわれています。
それを知っていれば、アカマツという解答はなくて構造材・・・そりゃネズミサシでしょ!となる。
現実的には、ほとんど構造材としての流通などないのですが、そこは私見編。

昨年、実はネズミサシを外部の構造部材として提案し利用してもらったことがあるのですが、実は樹脂分が多く耐久性が高い針葉樹であるのです。
通常の利用では、土台用くらいの大きさになりますが樹種の特性を生かした利用ができる、適材適所の木材でもある、ネズミサシ。
そのうちご紹介しますね。

それから、「独特な香りがあり、おけに利用される」となると、定番の「サワラ」でしょう。

ヒノキとの外観の区別が非常につきにくいため、一般にも木材業界でも、ほぼその存在を意識することのないであろう樹種。
サワラについても、非常に掘り下げたいヒノキの影に隠れるヒーロー(そう、ホワイトオークに対するレッドオークのように・・・)なんですけど、最初の問いの解答をヒノキとすると、自ずとサワラなんですよね。

ものすごく真面目に作っていただいている教科書の編集者の方には非常に申し訳ないんですが、天邪鬼材木屋の解答はこうなります(笑)。


「木材の特徴 天邪鬼サイド」か何かで、掲載できませんかね(嘘)。
でも、正解以外のことにも考えを持つこと。
そして、一つではなくたくさんの答えを導こうとすること。
それって、林業や木材利用、環境や様々な分野のことを考えるときに、非常に大切なファクターだと思うんです。
最近、いろんな場に面し様々な経験をさせてもらえるから感じること。

戸田先生の授業では、そういった内容を重視しています。
個性を大切にすること、樹種や個人の可能性を限定しないこと。

木も人間も、様々な可能性の塊です。
たくさんの答えを用意できる、そんな社会、そんな人になってほしい。
天邪鬼ではありますが、いろんなことを考えたひねくれ私見編でした!

木材クイズ 3


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 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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木材クイズ! 中学1年生レベル 〜解答編〜

さて、前回の問題編は考えて頂きましたか?
簡単だった方、こんな違いがあるんだ!と感じた方。若しくは、普通はこうやけどもこんな樹種でもOKやろう!と、問題をひねってみた方(笑)。
楽しんでいただけたでしょうか。
私も楽しみました。


早速解答を見てきましょう!

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問題
いろんな木材とその利用方法について、(      )にあてはまる木材の名称を記入してください。

-針葉樹-
・比較的柔らかく軽く、代表的な国産材の一つ。木目が通っている。
→利用方法 住宅の柱 ( スギ )
・樹脂が多い。水分に強く、腐りにくい。
→住宅の梁       (アカマツ)                    
・独特の香りがあり、光沢がある。腐りにくいなど、耐久性がある。
→おけ         ( ヒノキ )

-広葉樹-
・軽い。柔らかいので加工しやすい。水分を通しにくい。
→たんす      ( キリ 
・硬く割れにくい。曲げ加工しやすい。腐りやすいので、屋外使用しにくい。
→技術室の椅子   ( ブナ )
・重く硬く、とても強い。加工性がよくない。
→かんな台     (シラカシ


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どうです?
正解できたでしょうか?

是非、皆さんの感想と面白い答えなどを教えて頂ければと思います。
個人的には、住宅の柱は桧が多い(関西を中心に)し、現在の住宅の梁にはスギ(国産材で使われているのは)が現実だけどなぁ、なんて・・・

木材クイズ 3


本来は、スギを柱に使って真壁造りで柾目を見せるとか、には解答通りにアカマツを使ってほしい。いや、樹種の本来の特性上アカマツをお勧めしたい。乾燥がしっかりされていて、美しい材があるんだから。

そんな希望を考えていましたが、いかがでした!?

それでは、次回に私のひねくれた回答をご紹介しましょう!


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木材クイズ! 中学1年生レベル 〜問題編〜

大人になると忘れてしまうこと。
純粋な心?!
そうかもしれません(笑)。
私の場合は、忘れたのではなく学習したことすら記憶していないことを、わが子の宿題テキストを見て感じました。
自分の頃も、こんなに教科書の出来が良かったのだろうか、と思ってしまうほど教科書というのはむつかしい事柄を、平易に記載していて写真や図も多くて驚いてしまいました。

そんな教科書の中で注目するのはやはり、木材の性質のページ。
そこには柾目や板目から、早材や晩材という木材関係者でもなかなか口にしない(知っている人も少ない!)用語が登場しているのですが、教科書と対になる学習テキストに樹種の性質と用途から、その樹種名を記入する問題があったので、私もチャレンジしてみました。

木材クイズ 5


その結果は様子は次回以降にお伝えしようと思うのですが、皆さんはどれくらい正解できるでしょうか?
ぜひチャレンジしてください。
問題は以下です。
(実際の学習には、教科書に記載されている内容をみて回答するのですが、ここはあえて教科書の助けなしで考えてください!笑)

----------


問題
いろんな木材とその利用方法について、(      )にあてはまる木材の名称を記入してください。

-針葉樹-
・比較的柔らかく軽く、代表的な国産材の一つ。木目が通っている。
→利用方法 住宅の柱 (     )
・樹脂が多い。水分に強く、腐りにくい。
→住宅の梁       (     )                    
・独特の香りがあり、光沢がある。腐りにくいなど、耐久性がある。
→おけ         (     )

-広葉樹-
・軽い。柔らかいので加工しやすい。水分を通しにくい。
→たんす       (     )
・硬く割れにくい。曲げ加工しやすい。腐りやすいので、屋外使用しにくい。
→技術室の椅子    (     )
・重く硬く、とても強い。加工性がよくない。
→かんな台       (     )


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どうでしょう?
住宅建築を考えている方。家具製作されている方。木に興味のある方。もしくは、まったく木のことを知らない方。
いろいろな答えがあると思いますので、ある程度の知見のある方は直球勝負ではなく、ひねくれた回答も見せていただきたく期待しています!!(笑)
正解は次回!

木材クイズ 2


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ノルデストウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを、和室の改修に! 価値ある装飾品と価値あるフローリングとは・・・

今までの無垢フローリングの記事でもずっとお伝えしてきましたが、普通は無垢フローリングというのは「90mm幅、UNI(たて継ぎ)、ウレタン塗装」の三拍子が一般的です。

理由はいろいろとあると思いますが、コストとともに、木材としてのバランスが取れているからだろうと思います。
90mm幅であれば木目の視認性も確保しながら、建築での基本サイズの3尺という尺貫法単位に近く10枚が1ケースで1.65屬砲覆蝓一坪(約3.3屐砲糧省になり、施工性も大きくは劣らないですし、UNIタイプにすれば、節や変色などの大きな部分はどんどんカットしてつなげればいいわけです。
また、ウレタン塗装を施せば、無垢材の最も気になる点である「伸縮による隙間や反り」というリスクを低減し、表面の仕上げを兼ねているので、手離れが良い。

反面、90mm幅以上の幅広材を生産するには製材木取りと乾燥技術と工程が大切。
それとともに、UNIタイプではない一枚物を製材するには丸太を見る技術と、こちらでもそれを活かす乾燥技術が肝要。それらがあってこそ、伸縮の幅を極力おさえて木の癖が出にくい状態で出荷することが出来る「幅広無垢、一枚物、無塗装」のフローリングが出来るのですよね。

実は後者は簡単に思えて非常に難しいことなんです。
だから、私はできることであれば予算に合わせて、幅広フローリングをお勧めしますしなにより、それを作ることのできる製材所のフローリングをお勧めしています。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 10

今回採用いただいているノルデストウォールナットも、そのうちの一つですが単純な価格だけでは表現できない工夫やノウハウ、そして幅広材でのトップグレードを製作できる(これもポイント。ふつうはトップグレードを選別できるほどの数量が集まらない!)ということの意味を、使っていただく方やそれ以上にお住まいになるお施主様にも知っていてほしいのです。

特に、綺羅星の様にある無垢フローリング通信販売会社さんのなかから、わざわざ弊社のような小さな材木屋を見つけて頂き、木へのこだわりだけが強い担当者を信用して購入いただいているわけですから、そんな小さくて大きな違いを知っていただきたい。
そう思いながら、お話をさせて頂きます。


もちろん、今回も弊社を信用して頂いて購入を頂いているわけですが、お施主様や設計者にとってみれば「他でも同じようなグレードの商品がこんな価格だけど、こちらとの差ってなんなんだろう・・・」と気にされるのは当然。
特に、畳が1帖分で数千円ほどの差があると、迷われるのは当たり前。


しかし、そこにこそ私の伝えたい事が詰まっていて、それでこそ木にこだわる私の存在意義があるところ。
そうでなけりゃ、インターネットの海にたくさん広がる魅力的な商品群から、お好きなものをチョイスすればいいわけですから・・・

私がお伝えすることは、製造する人たちと直接やり取りし、木を見て木の事を語った商品であること。
それが出来るのが、木のビブリオであり木材コーディネーターである私なのです(^_-)-☆
それを求めてくださる方に、きちんと伝える時間を取りたいので、たくさんの皆さんに一度にはお伝えできないのが悔しいところではありますが、有難いことに(?!)零細な弊社には多くのご相談が集中することはありませんので、ゆっくりとお時間をご一緒することが出来ますので、是非ショールームまで(笑)。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 16


さてもう一つ、こちらのお宅でお伝えしないといけないのは、やはり「良いお宅には良いものがある」ということ。


真壁造りという、構造部材である柱が見えている室内。
和室ならではの造りですし、廻縁や付け鴨居という部材が残っているのも和室だった雰囲気を残していて、私はとっても好きです。
洋間、ではなく日本の建築のなかにあるフローリングの部屋。
そんなイメージ。

そこに入室した時から私の目を惹いていたものが一つありました。

それは、何気なく壁にかかる一つの彫刻作品。
下の写真にみえる、一枚の彫刻。
フローリングの仕上がりを見に来たはずなのに、なぜか床の写真を撮りながらも気になって仕方ない。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 14


その存在はやはり、私の感性と木の好きな想いを刺激するに十分な存在であったことを知ったのは、撮影が一通り終わってお施主様にお話を伺っている時のこと。
どうしても気になって、彫刻の事を尋ねてみました。

古いものだそうですが、裏にはお二人の名前が刻んでありました。

そう、部屋に入った時の感じは「違和感」だったんですね。
その彫刻が視線に入り、無意識に「アイヌの人を題材にした彫刻か?!」と頭のどこかで認識していたのに、どうしてもその素材がケヤキに見えて仕方なかった。
アイヌ作品が生まれる北海道には、基本的にケヤキはありませんが、無意識ながらもその「アイヌの彫刻≠ケヤキ」というキーワードでずっと頭に残っていたようです。

しかし、それが撮影後にまじまじと拝見して納得。
あ、やられた!!栓や!!!

先入観というのは(一応シャレね・・・)というのは怖いもので、経年で色調の変化している木材を、特徴から見てケヤキだと思ったものは実はそうではなく、栓(セン)という木材でした。
あぁ、北海道で彫刻で栓・・・つながった・・・
そんな安堵の瞬間があって、やっとゆっくりと作品を眺めることが出来るようになりました。
ほんと、思い込み厳禁(^^;)

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 18


とっても秀逸な作品。
おもわず、自分の物でもないのに「大切にして下さいね!」なんて言っちゃった。
以前にも、感動した作家さんの故藤戸竹喜さんの作品を掲載させていただいたことがありますが、アイヌの皆さんの作品は非常に生命や人と人、動物や自然とのかかわりを感じるように思えて、心惹かれます。

この作品の出自は分かりませんでしたが、彫刻作品としての素晴らしさとなにより非常に美しく木目の細かな栓の無垢材を活かしているレイアウトに感激。
男性の髯の流れの雰囲気や軽やかに描かれていると思われる雰囲気の男性の髪を作り出す柾目面、そして豊かな女性の髪の流れに上向き加減の体の動きを表現するかのような追い柾目。
また、二人の間を流れる時間や距離がもし、可視化できるのであるならば、このように波紋を呈しているのではなかろうかとすら想像させる、斜め彫りの揺れる木目。

極めつけは女性のあごのラインの流れと頬の丸くふっくらと膨らんだような弧を描く木目。
ため息が出るような、そんな気持ちです。

たくさんの作家さんが見事に無垢材からいろいろな表情を表現されますが、この作品もそのうちの一つだと私の中では大きな納得。

そうやって非常に満足できる作品を見せて頂いて、ありがたい気持ちになっているとお施主様がこんなものもあるよと、いろいろと見せて頂くと次から次へとお宝が・・・・(汗)

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 19

照明の加減で分かりにくいですが、おそらくはチークの彫刻材。
とってもその地域のその時代を表しているものだと思います。
ご主人様が海外出張が多く、昔に買い求めておられたものだそう。

お施主様当人は、それほどの物とはおもってはらっしゃらないようでしたが、出てくるものすべてが非常にお値打ちで、もうそのまま私が持って帰ろうかと思うくらい・・・否、本当に今ではお宝級のもの(本物のアフリカ黒檀の民族彫刻作品とか、インドローズウッドの美しい彫刻作品とか・・・目の毒です・・・・)がわんさか・・・


あきません、木の好きな私にそんなものを見せられては・・・・
途中で嬉涙というか、あまりにも良いものが多すぎて、とにかく大事にしてくださいとしか言葉にならずにため息が出る始末。

ご主人の当時の目利きにも脱帽です。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 20


こんなサイズの黒檀、今いくらくらいするのかなぁ〜・・・
そんなこと考えたらあきません。
でも、もう材としての価値を頭がどんどんはじき出し始めて・・・

もう途中から、何をしに来た何屋さんかわからないような感じになりましたが、やはり良材を選択してくださるところには、それだけの背景があり、お施主様もこれだけの作品に囲まれる生活をされてきた中で無意識に、物の価値というものの判断基準が形成されてこられたのではないかと邪推しました。



耐久性もあり、見た目も良いものが100円ほどで買うことのできる時代。
同じ用途の物にどれだけの価値を見出せるのかは、個人の環境や考え方と生活環境、そして価値観によります。
今回、こんな素晴らしいお宅に採用いただいて非常に光栄ですし、うれしい限り。
それも以前の御縁を辿って下さってのこと。
非常にうれしいことです。

現在でも、こんな私を信用下さって定期的にご注文を下さる方がいてくださり、有難い限り。
何かお返しができるといいのですが・・・

そんなことを考えながら、この有難い御縁を次に生かすべく、今日もたくさんの在庫と毎月訪れる仕入れ支払いの波に悩みながらも、木の事を考える毎日です。

Tさま、お声かけありがとうございました。
たくさんのいいものを見せて頂きこちらが満たされてしまいました(笑)。
無垢材はいろいろとデリケートですが、とっても魅力的です。
先の彫刻の様に、見つめ合えば合うほどひきつけられる素材。

大切に生活をしていっていただけると嬉しい限りです。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 9


最後に、弊社からのアンケートを記載します。
うそちゃいまっせ、本音トークでご覧ください(笑)。
本当にT様、ありがとうございました!


今回の弊社の対応について(メール、電話回答の内容や対応はいかがでしたか?!)
 

  メール、ショールームともに気持ちよくご対応いただき、ありがとうございました。

(以前のご縁があったので心配は全くしておりませんでしたが)今回もフローリングの乾燥方法の他社との違いや

候補に入れていなかったクルミ材のご推薦など、実際に話を聞いたからこその選定ができました。

 

担当について(印象はいかがでしたか?適切に対応できましたでしょうか?説明は理解できましたでしょうか?)


 
ショールームでは言うまでもなく、配送していただいた方もとても感じの良い方で、運び入れもしていただけたのでとても助かりました。

 

インターネット記事について(弊社記事で商品御理解いただけましたか?お探しの物が見つかりましたか?記事内容はいかがでしたか?)


 
製品だけでなく、植生や工芸品などにも触れておられ、木材への愛情や知識の深さが伝わってきます。

僕が御社を誰かに勧める場合にも、ブログを見てもらえるので信頼関係を築きやすいと思います。

 

商品について(この材料を選んで頂いた感想と、貼りあがりの感想をお聞かせください。)


当初はバーチやカバ桜などを候補に入れておりましたが、結果的にクルミが色あい、体感温度、歩いた時の弾力性などからベストだったと感じています。

今回は築古の和室でしたので、経年変化している柱とのなじみ具合も重視しておりましたが、こちらも満足です。

畳寄せとのクリアランスが少なめなので、将来突き上げしないかは少し心配です。

 

・弊社を選んで頂いた理由を教えてください。


以前にも、押入れに使う樹種として松はヤニが出るなどアドバイスいただいた事などの、

発注して終わりというだけで無い点や、無理な相談を聞いていただけた点などから、フローリングを採用する場合には相談に乗っていただこうと思っていました。

 

・今後このようになればよいのに、というご希望あれば参考にさせていただきますので、教えてください。


ユニの製品のV目地の雰囲気が良かったのでプレミアム以外の風合いでもV目地が入っているものが有れば使いたいです。




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その他、つなぎ目V溝フローリングは下記のラインナップからご覧ください。

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
ロシアンバーチ(樺・かば)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング

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*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

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ノルデストウォールナット幅広無垢つなぎ目V溝フローリングを、和室の改修に!

今回の御縁は7年ぶり・・・
7年前、非常に熱心に取り組んでおられる設計士さんとのご縁を頂きました。
何度も長文メールをやり取りをし、納品をさせていただいたのです。

それから7年後の本年、またご連絡を頂き和室2部屋の改修物件に、弊社の無垢フローリングを検討したいと御来店頂きました。
久しぶりにお会いし、こうやってお声かけを頂いたことに感謝をしながら、無垢フローリングの基本から裏話までを、じっくりお話して「そんなこと、教えてもらわないと分からない!」ということも知ってもらって採用を頂いたのがこちら。


ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 5

少し以前に紹介しました、ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢一枚物フローリングのラインナップの中の、つなぎ目V溝フローリングオイル塗装のプルミエグレードです。

まだ紹介できていないのですが、昨年から大変多くの方に使っていただいています。
その表情の柔らかさと、無垢の木材本来の自然なバラつきがありながらも節やパテなどが一切ない、美しい木目。それに、フローリングとして施工された時に非常に重要な「足ざわりの良さと温かみ」を感じられる質感が、オーク)やバーチ)といった定番選手に無い、アドバンテージとして喜ばれるのですね。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 3

今回は、二方向に窓があり沢山の陽射しが入る明るいお部屋でしたので、お施主様も「陽射しが入ると冬でも暖かい」とおっしゃっていましたから、足ざわりの温かさはそんなに大きなファクターではないように思われがち。
しかし、少しの時間だけを過ごす場合であれば、陽射しなどの体感温度での温かさで十分かもしれませんが、やはり永くお住まいで生活の重要な場所になる場合は、ずっと足が触れる部分ですから温かさとともに、素材の持つ柔らかさというものが、無意識での快適性につながる。
そう思いますので、広葉樹としては比較的軽軟なノルデストウォールナット(クルミ)はお勧めの一つです。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 1

弊社の扱う無垢フローリングは、基本的にずっと同じ工場の同じラインの中で生まれます。
ですので、その時々で加工賃の安い工場を探して加工するような商品とは全く異なり、品質基準も実形状もずっと同じ。
これ、実はとっても大変で重要なこと。

同じ工場であれば、たとえば同じ樹種の同じ寸法の商品がなくなっても、幅違いやグレード違いで実を合わせることは当たり前にできますし、極端に言えば樹種が違っても実が合う為に貼り続けていくことができます。
普段は気にならないところですので、こだわる必要が無いのかもしれません。
しかし、ずっと同じ品質で続けられるということは、商品にとって大きな安心になりますし、基準が変わらないということも同じ精度で物作りができるという事につながります。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 7


一部の商品になりますがそれが、弊社の一つの「小さくても大きなこだわり」です。

今回施工頂いたのは、130mmの幅広材。
一般的な90mm幅に比べて木目がしっかりと見えることも、木の質感を視覚的に感じられる大きな特徴です。
ノルデストウォールナット(クルミ)は、オークやアッシュほどのはっきりとした木目はないものの、や桧のような針葉樹には無い広葉樹特有の木目ですので、「広葉樹フローリングは硬くて冷たい!」というイメージで杉を選ばれている方にも、検討候補にして頂ける広葉樹フローリングではないかと思います。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 10


130mmの幅広フローリングにリズミカルな印象を与える「つなぎ目V溝加工」も忘れてはいけません。
長さ方向につなぎ目のあるUNIタイプフローリングでありながらも施工後は、そのつなぎ目にV溝が刻まれている為にUNIタイプであることが目立たず、乱尺の一枚物施工の様に見える、ということ。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 13


130mmの幅広一枚物ももちろんお勧めしたいですが、一枚物のネイキッドグレードにオイル塗装をしたものとほぼ変わらない位の価格で、トップグレードであるプルミエグレードのオイル塗装が施工できるのであれば、こちらをお勧めしたい気持ちになるものです。

一枚物か、それともプルミエグレードのつなぎ目V溝か・・・嬉しい悩みになるはずです。
同時にたくさん入荷したロシアンバーチのつなぎ目V溝プルミエグレードとともに、フローリング選びの候補に是非加えておいてくださいね。

記事は、次回にもう少し続きます。

ノルデストウォールナット(クルミ・胡桃)幅広無垢つなぎ目V溝 6


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その他、つなぎ目V溝フローリングは下記のラインナップからご覧ください。

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ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
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人里木霊す天使の咆哮 〜日下野のスギ〜

大阪の木材業界の方には少し知っていただいているかもしれませんが、担当は毎月発行される大阪中心の木材組合誌の紙面において、巨樹巨木のコラム記事を担当させていただいています。
ちょっとだけ、以前に紹介したことがありますが、そちらのほうも先月で連載三十回を超えました。
まだ三十回か・・・と思うくらいですが、もう四年になるほど続けさせていただいている(途中、紙面の都合で掲載されていない号もある)のは、非常にありがたいこと。

仲買たより

そして、ご覧いただいているブログ内の巨樹巨木の記事はなんと、今回で120回目!!
本当にそんなに投稿しているのかと、自分でも驚きますが、若干数回に分けての掲載などもありますので、単純に120本紹介しているわけではないのですが、そこまで巨樹の記事を掲載していることに、自分で少し誇らしく思ったりします。

というのは、単に巨木の写真と所在地などを掲載するページは多くあります(それはそれでいい。巨樹の存在や情報を伝えることが大事だから)が、私がしたいことは、いろいろな角度で、しかも材木屋が見る視点も加えての巨樹の紹介です。
巨樹巨木を前にして、材木屋目線でというのも非常に不謹慎なところではある(以前にも何度か、違法伐採未遂扱いされた経験あり・・・)のですが、枝の出方や周辺環境、木材を扱う上での木としての存在など、普通の方とは異なることを考えていることを、この記事や組合誌にて掲載をさせていただいています。


前置きが長くなりましたが、もう自分が何百本の巨樹に出逢ったのかわからなくなるほどの中で、出逢ったその瞬間に「これは・・・・」と口をつく形容詞を途中で失うような印象を受ける巨樹があります。
相対的に巨樹の数の多い杉の中にも、言葉を失い、その存在を受け入れる時間を大切にしたい!と思うような巨樹は多く存在します。


巨樹はもちろん、良質な木材を多く輩出し見事な山々を擁する長野県。
その中心地である長野市の西の山間に、山の神様を感じる杉の巨木が存在します。
その杉は神社の境内に存在するのですが、普通の神社ではありませんでした。

市内から山道をぬけ、集落が点在する中の山上に位置する大内山神社。
その境内に、日下野のスギという巨樹が存在します。

杉の木立を抜ける参道。

日下野のスギ 12


この石段を上ると境内、と思いながら歩を進めるのですが、登り切ったそこは自然の世界。
いや、神域という言葉よりももっと人に近い。
近いというよりも人の世界ではなく、人が存在する世界ではない、木々の世界とでも言いたくなるような、林立する杉各々が闊歩しているような、「根の階段」を上る道が続くのです。


日下野のスギ 13


杉並木らしく、足元は杉の葉でフカフカとしているのですが、地表はその葉で赤黒く頭上も写真よりもうっそうとしているので、杉だけが生きる世界に人が迷い込んでしまったかのような印象を受けてしまいます。

もちろん、現実的に階段状の歩道が設けられてはいるのですが、この状況で用意された道を歩むのは普通の人たち。
私のような変人は、あえてこの木々の用意した根の階段を上り、足でその地を感じ巨樹への礼拝の瞬間までの禊を行うのです。


登り始めてすぐ、その瞬間は訪れます。
目の前に現れる巨躯。
日下野のスギです。

日下野のスギ 14



第一印象は、立派!!

様々な巨樹に出逢っていると、自分なりにその巨さだけではない視点ができると思うのですが、この日下野のスギは山間部の杉巨樹として、期待以上のお立派な姿を見せてくれるものとして、納得のできる姿でした。

日下野のスギ 15

案内板には「樹形の整った杉の巨木」とありますが、ある意味見事に整っています。
巨樹としての威厳をもち、高く聳え他を寄せ付けない存在感を見せつけています。

目通り幹回りは11.4mとあるように、県内では国の天然記念物である「月瀬の大スギ」に次ぐ巨樹であるらしいです。
確かに、単純な大きさでいうならばそうでしょうが、その存在感は山の神。
パワースポットと称され、その存在感に神様の存在を感じるような「岩倉の乳房杉」に似ているようにも思います。
そちらは近くへ足を向けることはできませんが、こちらはすぐ近くでその存在を感じることができます。


日下野のスギ 2


少し枯れたような、それでいて力強く太い幹を誇示し猛々しく聳える姿は、山の神が宿るであろうと推察するにふさわしい姿。
もし、社殿がなくすぐ近くに道がなく、もちろん民家がないような山中であるとすると、もうその姿は合掌するしかないような、そんな存在であると感じます。

日下野のスギ 9


樹齢は千数百年以上という伝承のようですが、雪深い当地の気候に耐え幾度も枝を失ったのではないかと思しき幹。
苔の緑と赤茶けた杉の皮の色合いが、若さと歴史を共存させているように感じます。

社殿の隣に位置し、しっかりとその根を下ろしているように見えますが、実はこの幹のすぐそばは結構な斜度の傾斜になっています。
すぐ下には、まだまだ若い杉の木立が広がるのですが、眼下に彼ら若木を従え下界を見下ろす大天使の様だ、と神様というよりも若干キリスト教的(?!)な神聖さを感じます。

余談ながら、天使にも階級があるようでいろいろな呼称が使われますが、日下野のスギを例えるのならまさしく「大天使長」。
すこし偶像的になりますが、私の中では大天使長のルシファー(ルシフェル)なのです。

日下野のスギ 3


天使や悪魔といったお話は、いろいろなところに見られますが、一般的には堕天使として語られる場面の多いルシファー(ルシフェル)。
そのルシファーの姿(といっても拝謁したことはない・・・もちろん)と重ねてしまうのは、神聖な姿だけではないのです。
先の乳房杉に神聖さを感じるのは、記事にも書いたように「風穴」の存在が非常に大きいのです。

自分のいる世界が一瞬にして変わる。
そう感じさせるような風穴の力がある上に、近寄ることのできない神聖さが相まってのパワースポット感なのです。

それとは異なり、日下野のスギは「天使の咆哮」としか思えなような形相が、私に「大天使長・堕天使」である姿を想像させるのです。

それは斜面側に身を移すと鮮明になります。


日下野のスギ 4


幹の下部。
真円で高くそびえるはずの杉の一部に、突き出た・・・いや意図があってその内部より出でたような突出部。

天使が叫びをあげ、秘めていた思いを吐き出しているような、そんな「塊」を見ている感覚。

日下野のスギ 5


近くにいると、そんな意識に囚われます。
それが、神を感じるようなその姿から、どこか身近な存在であるような、禁断の果実を口にしてしまった人間の、少しの良心に寄り添って神に叫びをあげる天使の咆哮のように感じてしまうのは、無論私だけでしょう。

しかし、巨樹との出遭いで感じる印象というのは人それぞれですし、そうだからこそ巨樹は人々の心をつかむのだと思います。
クスの巨樹には「トトロ」のような妖精がいるのかもしれません。

しかし、異形の姿を見せるスギには神聖さではなく、どこか人間と同じような迷いをもった姿に見えて仕方がないのです。
近寄りがたくもあり、それでもどこか人の傍にあるような、不思議な感覚。


日下野のスギ 8


樹木や木材としての目線を向けるのは全く意味がないと思うのですが、あえて言えば幾度となく雪の影響などを受け、これほどの姿に成長するまでには過酷な時間を過ごしてきたことと思います。
幾本もの幹が空を刺す姿であり、暴れ狂うように枝を出す様は天使というようりも、やはり悩みぬく堕天使。

もしかすると、日下野のスギは神様ではなく煩悩うごめく人間世界を知る堕天使の姿かもしれません。


まったく話は変わりますが、実はこの場所は長野県のマリッジサポート課(そんなのあるんだ。すごい長野県!)がお勧めするデートコースにも掲載されているんです。
調べていて少し驚きました。
この姿をどのようにカップルが眺めるのか。
静かで少し暗くも感じる杉木立に、カップルの熱が冷めないのか。
やはり巨木をパワースポットとして合掌するのか・・・(頼むから根際に立ったり皮をはいだりしないでね・・・)
 
いや、その前に山道のドライブで彼女が車酔いしないのか?!と心配したり・・・

邪推を重ねる余地は多いものの、私にとっては見事な天使だった杉巨樹の一つ。
数百メートルの距離にあるもう一つの杉の巨樹、「臥雲の三本杉」が非常に人里感を抱かせるのと対極的な存在に、人の世と神の世の狭間を感じたのは、あくまでも私見の域を超えません。

奇しくも、この巨樹が神代に続く「神代杉」と称されていることを除いては・・・・・・


日下野のスギ 18


日下野のスギ所在地

長野県中条日下野(大内山神社境内)

わずかですが駐車可能(ほぼ人は来ないと思われる。)


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冬休みの宿題、できましたよ・・・ 〜出し入れできないビー玉キットの販売〜

世界中が新型コロナウィルスの影響で、生活にも産業にも大きな影響が出ています。
私たちの業界には、今のところ大きな打撃はないとはいえ、正直なところ現在の街の材木屋さんの多くは、木材の販売と合わせてシステムキッチンやトイレ設備、洗面台などの「水回り」と呼ばれる商材を販売している会社が殆どです。

また、それらを活かして材木屋さんが自社で建築を請け負っているところも多くあります。
その為、表面的には木材業界には影響が無いように見えても、非常に深刻な「商品不足」が起こっており、営業に大きな影響が出ることは必至という状況です。

新型コロナウィルスの影響


もちろん、無垢材をお勧めする弊社もそれら水回り商品を販売していますので、日々届く納期遅延や受注停止などの案内メールにうんざりとしています。
商品も困りますが、やはり健康面と大流行にならないように各自気をつける必要があると思います。


さて、そのコロナウィルスの影響で先週から一部地域を除いて学校まで休校になってしまいました!
うちの子供達も喜びながらも暇を持て余し(子供の暇な時間が羨ましい・・・・)、毎日ゲームとインターネット閲覧の日々。
学校に行けないのに友達と遊ぶこともできず、時間を持て余すんですね。
もちろん、勉強なんかしないし・・・・・(汗)
そしてその休校は、そのまま引き続いて春休みに連結し、夏休み期間以上の超大型春休みに突入するという事態になっており、これはこれで異常事態だと思うこのごろです。

実は私の方も、なんとか春休みまでには投稿しておきたい「宿題」があったのですが、コロナウィルスの影響で異例の春休みに突入してしまったことで、今頃の冬休みの宿題の提出(投稿)になってしまいました。 
私の宿題(投稿)はこちら。

出し入れできないビー玉 完成!


以前に紹介しています、「出し入れできないビー玉」です。
世界でもっとも軽い木材とされるバルサという材と、木材の持つ性質を利用してつくる作品です。

弊社にて、木材の特性を学ぶ授業用と共に、子供さんの宿題用にもできるようにとキット販売をしている商品ですが、昨年の営業終了後にキット購入の連絡を頂いたものです。
子供さんの冬休みの自由課題に、というご連絡だったため営業は終了していたものの、急いで出荷の段取り。
年末だったこともあり、製作できる期間に到着するかどうか不安だったのですが、なんとか間に合ったようで出来上がった作品の写真を頂いたのです。


弊社の記事をご覧頂いて、ホームセンターでバルサの角材をお探しになったそうですが、なかったとのこと。
そうなんです。
バルサの角材って、売られてないんですよ。
普通は工作用の薄い板や細い角材にされてしまいますので、大きな塊というものが無いんです。
だからこその在庫販売材木屋で、キット販売する意味があるのです。

少しでも楽しく木に触れる。木の特徴を知ることで、身の回りの意外な物が木材原料であることを知る。
ここから色々な興味へと進んでもらいたい気持ちも大きくあります。

今回の御家族にも、「バルサ角材の軽さに、子供と驚きながら楽しく作ることができました!」 と感想をいただきました。
子供さんの自由課題にお悩みの皆さん。
春休みには宿題は無いのかもしれませんが、次の夏休みに向けての宿題にどうでしょうか?!
まわりの友達とは一味違う自由課題、提出してみませんか?!(笑)

因みに、私がバルサと果たした夏休みの宿題「バルサは救命道具足り得るのか!?(笑)」はこちらへ!



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そんなのありか?! ㎥(リューベー)マジック! 

いや、マジックは楽しいものだし、素晴らしい技術ですから、言葉としては適切ではないですね。

昔はそうやって言われたんですよね、お客様に。

 

 

古い木材業界は、木材が貴重だったことや景気がよかったことなどが理由なのか、私たちのような街で販売する材木屋よりも、市場や山の製材所の影響が色濃くありました。

 

先程までとは反対ですが、乾燥木材が普及するまでは、105mmの角材を梱包で仕入れると中には103mmもあれば110mmもある。

㎥マジック6


大きければいいじゃない??とおもうべからず。

大工さんは、建築物を組み上げるために、寸法をきちんと計算して制作します。

それが、寸法がバラバラな木材だとそれを揃えなければならず、非常に厄介。

もちろん、寸法を揃えたりすることも大工さんの仕事なんですけども、あまりにも違いすぎることが毎回、となると「なんとかならんのかい!」と思うのも心情。

 

そんなお話を製材所や市場につたえると、

「そらぁなぁ、しゃーないでぇ。木ぃやねんし(木なんだから)、梱包で買ぉーてんねんから、入っとるわな。」

という回答。

木材だから誤差はあるし、大量に買う中には、そんなものが入っていて当たり前。

そういうことです。
そんなのありか?!! 

この業界で仕事をしだして2年目くらい。

驚きました。そんな感じだったんですね、昔は。


えっと、ちょっと㎥単価から昔話に脱線しました。
そんなちょっとえぇ加減な業界でしたから、㎥単価に関しても「仕方ない」というのが当たり前だったように思います。
でも、同業者の間ではそれで通じていても、私たち街の材木屋が一般のお客様や大工さんに販売するときは、やはりきちんとした寸法の賞品として出荷する必要があります。
その為に、㎥単価で「見えない無駄な部分」も購入し、その部分を取り除いた商品として販売しているんですね。

本当に愚痴っぽいお話ですが、本当にこれが馬鹿にならないんですよ。
㎥単価の高額になる樹種なんかだと、ちょっとした傷がある場合もすぐに数万円の損失になってしまいますから、「仕方ない」などと軽く考えてはいられません。

マジック 4


業界では通用しているルールも、一般に流通するまでには、その流通に乗せることが出来る規格に合うように調整してくれる場所がある。
それが、私たちのような街の材木屋さんではないかと思います。

そんな感じなので、たくさんの無駄や見えない損失の出る素材を扱う苦労、あるんです。
できるだけ、弊社から無垢材を購入いただいたお客様が、期待通りでよかったよ!と言ってもらえるように。
業界内でのあたりまえを、補正して出荷する。
今回も、入荷した梱包の中の「曲がりや丸みや、厚みが製材不良でガタガタな無垢材」を眺めながら、無駄のないように使える工夫を考えるのでした(^^;


 マジック 10



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