空を見上げて
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2019年12月

黄金色のフローリングの民家には、黄金に比するお宝あり! 

見た目は石になっていても、やはり木というキーワードがあるからには興味をそそられる存在である珪化木。

誇らしげに自慢したくなるのは私の様な人間だけかと思っていましたが、どうもお施主様もその魅力(価値)
がお分かりの様で、ご自慢の珪化木にそっと手を伸ばしてらっしゃいます。

黄金に比するお宝 3

アクセサリーなどとしても利用される琥珀もそうですが、珪化木もじつはとても魅力的な存在です。

私が何度も訪れている島根県にある施設「小豆原埋没林公園」。
およそ4000年前の火山活動によって、森が丸ごと埋まったことによって「立った木のまま」神代木が残っている、非常に貴重な姿を見学できる施設。
出雲大社が空中神殿として存在していた時代を彷彿とさせるような、驚くべき太古の巨木が残されているのです。

今年だけでも3度訪れているのですが、いつ行ってもそのスケール感や迫力は見ごたえがあります。
県内の方でも行ったことのない方も多いうえ、他府県では私の様なマニアックな人間以外には殆ど知られていない(言い過ぎか・・・)とすら思われる施設ですが、ぜひ皆さん一度訪れてみてください。

以前にはその売店で、その埋没林公園の整備の際に出た埋没材を多く販売していたのですが、現在は小さなアクセサリーとして販売されているのみ。
しかし、現在は埋没材の代わりに珪化木が販売されています。

もちろん、そこで産出されるものではありませんが、どれくらい前のものかというと、想像もできない時代の物なのです。

珪化木 1


に、2億年前って・・・・

神代木をも超える恐竜時代に繁栄していたであろう樹木たちのひとかけらなのです!
人間は日進月歩進化し、不可能なものがなくなるのではないかというような進歩を遂げています。
人智を超える、といわれることも将来的にはなくなってしまうのではないかと思うほどに、自然を征服するだけではなく自らの生命への扉をも開けようとしています。

そう考えると、将来を思うことにもロマンを感じるところですが、未だその時にいくことはできない2億年前の世界にも、やはりロマンを感じます。

時の流れが作り出すもの。
それは、まだ人の手では作り出せない物でもあり、だからこそ魅力的でもある。

今回のお施主様も、そんなところに心を動かされているのかもしれません。
もちろん、私もその一人です。
そのうち、珪化木テーマパーク、なんてのになるのかもしれませんね(笑)
アメリカは国定公園があるくらいですから、ありえるのかも?!


さて、2019年ももうすぐ終わり、2020年を迎えます。
ものすごい勢いで時間が流れていますが、流されるのではなく流れをつかんで泳ぎ続けられるように、来年も木の道を歩んでいきたいと思います。

ロマンをもって。

本年も一年ありがとうございました。
新しい出逢いに期待して、来る年もなにとぞご愛顧をよろしくお願い致します。



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黄金色のフローリングの民家には、黄金に比するお宝あり! 

写真で見る限りは、どう見ても立派な庭石。

ちょっと形がいびつというか岩山にある原石そのままのような感じがあるくらいで、広い庭に良く似合う巨石に見えます。
わざわざ言われなくてはわからない、また言われてもよほどのマニアにしか凄さの伝わらないもの、それが珪化木です。

黄金に比するお宝 4


前回の写真の珪化木を、所有者(今回のお施主様)と比較しますとこのサイズ。
地表に出ているところだけでもこのサイズ。
もともとはもっと長かった?とかおっしゃっていたような気がしますが、すくなくとも2m以上の長さがありますし断面幅でみても70cm位はあるでしょうか。
いやこれ、80cmあるそうです!!
一本木ででてきたらしく、株のほうはもっと太かったとか・・・


とても大きな「化石」です。

以前に、弊社の記事の中で「羽根西の珪化木」や、わが茨木市の市役所ロビーに注目されることなく片隅に鎮座しているものを紹介しましたが、それとおなじ珪化木だそうです。

おそらく、この塊を製材(?!)してみると、石となった木材の木目が見えるはず!!です。

ちなみに、珪化木のほかに木化石というものもあって、どちらかというとイメージでは木化石といったほうがしっくりとくるものの、正確にはその組成に違いがあり区別されています。
その詳細は以前を記事を参照してください。

あまり知られてはいませんが、日本国内でも各地で珪化木は採掘(?)されており、触れることができる場所もあります。
もちろん、天然記念物としてのこっているものもあり、先の波根西のほかにも存在しています。

実際に触れる、といってももちろん木としての温かさや柔らかさはなく、石そのものなのですが、長い年月がおりなすその特有の色や形状は、宝石と同じような感覚を感じます。

珪化木のように、化石になる一歩手前の状態状態といえるのが神代木
弊社でも取り扱いがありますが、数百年数千年の時を経てもなお、木質を維持し現代の木材とは色目や風合いや味わいの異なる状態になっているもの。
しかも香りも残っているために、木という存在をそのまま感じることのできるタイムカプセルのようです。

木という素材のまま残っているか、石とかしているか、その違い。
石になってもやはり私の興味は尽きないことにも変わりはありません。

黄金に比するお宝 1


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黄金色のフローリングの民家には、黄金に比するお宝あり! 


前回にお見せしたピュアラーチ、施工直後からもとってもいい色合いですが、これから生活とともにどんどん色合いが深まり、黄金色の木目が浮き立つような仕上がりになっていくことと思います。

ピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリング セレクショングレード 1


写真をご覧になってもわかるように、今回施工いただいたところはいい感じの民家です。
都会のような、敷地面積=建物+駐車場というような環境とは異なり、良い建築とゆったりとしたスペースのある環境ですので、見るべき場所は家のなかだけではないんです。
というよりも、私にとってはむしろ、家の外の方が見るべき場所である、といっても過言ではない状態なのでした。

その理由はこれです。

黄金に比するお宝 2

え?!
木に関しては、並々ならぬこだわりがあるとは思っていたけど、今度は石にまで!!?
巨木巡りをしている記事は見かけるけど、巨石?!にも興味がうつったのか?!

そう思われるかもしれません(汗)。

いや、そうではなくてこの石、実は木なのです。

またわけのわからないことを言っている、と思うかもしれません。
もしくは、すぐに「あぁ、あれか・・・」と思われる方もわずかにはいらっしゃるでしょう。

木が大好きな私が気になる石。
それは、珪化木や木化石といわれるものです。
つまりは木が化石になったもの、です。
木であり、石である。いや、石だけどもともとは木である、というんだろうか。

恐竜の化石、というと古代の恐竜の姿がそのまま残っている状態で、今にも骨が動き出しそうなほどに美しい状態で、「石になった骨」が出土します。

恐竜


恐竜のように「見事に樹木」ではありませんが、写真の石は珪化木だそうです。

次回に続く・・・

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ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリングにて、改修をしてもらいました!

先日、民家の改修工事にピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリングのセレクショングレードを使っていただきました。

ピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリング セレクショングレード 2

使っていただいたのは、写真左の建具をみてもわかるように立派な古建築のおうち。
今時、こんな建具ないですよね〜。
細工といいガラスといい、めちゃいい感じです。

そのいい感じに色が変わった木製建具のある空間が、明るい黄金色の木目をもつピュアラーチに変わりました。
通常、和風住宅や古い建築を改修する場合は、どうしても和風だからとや桧などの針葉樹がメインになり、それ以外となるとロックメープルのような白っぽい木を使いたくなります。
しかし、今回は針葉樹ではありますが白や赤などの和風の色ではないと思われがちなピュアラーチ。

それでも、とてもきれいに納まっていると思いませんか!!

一般的なイメージで、和風の家には明るい色合いの杉・桧が最適と思われがちですが、ピュアラーチのはっきりと浮き立つような木目や、明るくもありしっとりとした落ち着いたイエローの色合いは、以外にも和洋を問わずに合うものです。


ピュアラーチ幅広無垢一枚物フローリング セレクショングレード 1


今回、この現場を施工いただいた大工さんは、以前から弊社の記事をご覧になっていただいていて、お問い合わせをいただき、ご来店下さいました。
もちろん、以前までのピュアラーチの記事もご覧になっていただいていたようで、大きな面積にプルミエグレードを採用いただいた保育施設の記事もチェックして頂いていて、イメージを非常に早くつかんでいただいていましたので、お施主様へのご説明もスムーズだったようです。

うれしい限りです。

弊社としては、自身が自信を持ってお勧めする古希杉浮造り埋め節フローリング百年杉柾浮造りフローリングなども非常にお勧めではあるのですが、このピュアラーチでしか出すことのできない独特なひかり具合や、黄金の輝きのような美しい木目は、おすすめをしておきたいところなのです。

いつの日か、周囲の建具の様に建築に調和して、温かく美しい飴色の変化していくことと思います。
今からその贅沢な時間の変化を共有してくださいませ!
採用ありがとうございました。


さて、時間の変化というとこのお宅のお施主様が、かなりの年月の変化によって生まれたお宝を所有されているとの情報を、施工の大工さんよりいただき、この度写真を送っていただきました。
これが、ウソっ!!!と思うようなもので、、、、

その正体を次回、ご紹介したいと思います。
個人所有とは考えられない代物です・・・・・


・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング、135mm幅セレクショングレード施工写真はこちらから
・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)無垢UNIフローリング、90mm幅ネイキッドグレードオイル塗装、施工写真はこちらから
・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング、90mm幅プルミエグレードオイル塗装の保育園施工写真はこちらから
・ピュアラーチ(TENKARA・カラマツ)幅広無垢一枚物フローリング、90mm幅セレクショングレードオイル塗装個人宅施工写真はこちらから


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年末年始の御案内

冬になると、雪の予報が気になって心がざわつくのですが、今年は12月の半ばを過ぎても一向にざわつきません。
大阪での日中の気温が13度ほどになるという、信じられないほどの「暑さ」となった冬です。
そんな冬であっても、暦はすでに12月も終盤に差し掛かっていますので、お正月休業の御案内をせねばならない時期になりました。


一年を振り返ると、今年は昨年以上に方々に奔走した一年になりましたが、来年も一層と走り続けていきますので、不在の折はどうかご容赦くださいませ(汗)。

弊社の年内の通常営業は12月28日(土)まで。
年始の仕事始めは、1月7日(火)よりとなります。


今年に積み重ねた御縁や木材を、来年には大きく活用できるようにラストスパートしています(今週末も出張です!!)ので、来年もよろしくご愛顧をお願い致します!!



とぶ!
(本文とは関係ありません・・・)


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〜木材から遠い人こそが、木材を使う人〜 お施主様ツアーは木材業者の研鑽の場 

弊社にも一般のお客様が来ていただきますが、お越しいただく皆様は殆ど全て、一般にも販売していただけるのですか?!とお尋ねいただきます。
もちろん、販売させてもらうのですが、「小売りはしていない、大量販売のみ」というイメージを持っておられるのです。

それも分かります。
私の若い時分は、木材市場に引取りに行っても若造は無視が当たり前でしたし、製材所に少量で細かな注文をしようものなら「そんなもん、できるわけないやろ!」という回答か、鼻で笑われて相手にされないかのどちらかでしたから、木の事や流通の事を知らない一般のお客様には、エベレストよりも険しい壁のある業界だったに違いないでしょう。

ツアー8

しかし、お客様(施主様)というのは今すぐではなくても、または少量であってもお客様。
もちろん、専門用語が通じないとか、面倒で儲からないとかいう考えも多く持たれていましたが、最終的に利活用してもらうのはそのお客様(消費者)です。

私たちは流通の中にいます。
専門業なので木材の販売量は多いですが、最終消費するわけではありません。
だから、山も製材も材木屋も、きちんと見なければいけないのは本当は消費者であるお客様だと思うのです。
見学してもらっても、すぐに「この丸太を売ってほしい、これを製材してほしい」とはなりません。
しかし、消費者からつながる利活用はとても大きいものです。

いまこそ、消費者の考えを知りそこに向いて木材業界の考え方ややり方を変えていく時期ではないか。
そう考えて、今回のツアーを主導していました。
お越しいただいた方の中には、近々の増改築を考えておられる方や店舗開業の予定の方もいらっしゃいます。
そういう方にこそ、魅力を知ってもらってこその木材!
しっかりと啓発していきたいです。

一般消費者に受け入れられない物はいずれ廃れる。そんな気がします。
他業種もそうですが、B to B のみから B to C も見据えた時代になっている。
消費者のこと、ちゃんと考えてお客様対応すること。課題です。

だって、よほどの変態材木屋(私の様に・・・)位しかしないような、こんな行動を素直にできるのは好奇心のある子どもだから!!

ツアー2


張り付きで!香りを楽しんでいます(笑)。
めっちゃいい光景!!最高です。
おじさん、うれしいよ。

木の香りの事や性質の事に対する予備知識がないからこそ、純粋に子供も大人も興味を持てる。
一般消費者の持つ力。

車業界ですら、近年は激変している時代です。
木材業界はいつまでも不変ではいけません。

時代と要求されるニーズに対応すること。
その中で、伝統や伝承を忘れずに活かすこと。
山にも製材にも、その変化を理解してもらいながら力を貸してもらうこと。

これからもずっと続く課題です。
写真の僕ちゃんの様に、無邪気に抱きつけるような大人も増やしていきますよ(笑)。

次回以降のツアーにもぜひご期待下さいね!!
(海と空の、青のグラデーション。最高!!)

ツアー7


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〜木材から遠い人こそが、木材を使う人〜 お施主様ツアーは木材業者の研鑽の場 

弊社を含めての「製材所や材木屋」というのは、おそらく木材消費者となるお客様には「とても入りづらい場所」になっているのではないかと思います。
長い商習慣の中で、専門用語や専門知識に長けた者同士がやり取りするお店。
大きな木材を大量に販売するところ。そんなイメージです。

実際、私が業界に入りたての頃の二十数年前は、お客さまよりもむしろ販売側の方が「強い」時代でした。
もちろん、少ない需要には応えてくれませんでしたし、今までにないような要望を出しても全く聞いてはもらえませんでした。
少なくとも、若造の私の言うことは。
業界内にいてもそうだから、お施主様の声など届こうはずがありません。

そんな時代の経験者だからこそ、製材所や弊社のような材木屋も親しみやすい存在になるべきだと思います。
もちろん、大きな木材から小さな一本を切り出す、ということには相応のコストと時間がかかるので、出来ないことも出てはきますが、利用者から声がかからないのは非常に悲しいこと。
そして、その木材を利用したい人は、建築などの業者だけが量を使うわけではなく、本来はその流通の先にお施主様がいるはず。
その方たちが、喜んで住宅や店舗に使っていただけるからこそ、業者さんも材料の循環がある。
お施主様は一度の利用のみでリピーターにはなりにくい、そう考える業界ではありますがやはり、熱心に木材利用を考えてくれる方であれば、建築業者であっても施主様であっても、わけ隔てあってよいわけありません。

なので、今回は非常に基本的な樹種の差や特徴、香りや触感、外観などをメインに体験型のツアーを企画したのです。

ツアー4


今年に弊社が行った「材木屋と行く森林ツアー」の直後に、共通の知人を介して出逢いをいただいた工務店さんと、その工務店さんをしたっておられるお施主様や工事業者さんとともに、普段は見ることのない製材や木材を見て廻ったのです。

今回は、皆さんが木の事が特に好きだ!というわけでもなく、また普段から木の建築に興味があるというわけではありません。
しかし、その工務店さんがとってもすすめる木がある、ということで二十名ほどの参加者が集まる、非常にうれしいツアーとなりました。
私の商いは、普段はBtoB。
上記の様に、専門用語で専門業者や同業者とやり取りする、という場面の多い業種です。
そのため、平易な言葉で説明することや自分の扱っている商品に対しての説明が不慣れな場合が、今までの常でした。

しかし、情報はどこでも入手でき、商品さえも誰でも購入できる時代だからこそ、しっかりと自分の扱うものの事を知り、説明して喜んで使ってもらうことが非常に大切になってきている、と感じます。
今回の主役である工務店さんも、私がプライベートツアーを企画してお連れした結果、非常に気に入って下さって早々に、自分が良いと思うものや人をぜひ知ってもらって、ご自宅などに活かしてもらいたい、ということで企画のお話をいただいた経緯です。

もちろん、業者間の取引も非常に大切。
しかし、これからはそれだけではなく、きちんと使いたい人のニーズや声をきいて、使いたいし傍に置きたい、と思える木材製品を世に出していかないといけません。

ツアー6


今回、皆様に事前の知識や情報がなかったにもかかわらず、熱心に木を見てもらうことが出来ました。
非常に貴重な、「○○お手植えの・・・」なんていうものも見ることができて、ひとり盛り上がったりしましたが、やはり引率や主催者が盛り上がることもツアーにとっては非常に大切な事。

引率が楽しくないツアーなんて、絶対面白くないですもんね。
そういう意味では、完全に毎回楽しんでます、私(汗)・・・

 
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〜木材から遠い人こそが、木材を使う人〜 お施主様ツアーは木材業者の研鑽の場  

いよいよ今年も12月!!
少し冷え込む日もありますが、やはり異常に暖かい。
新聞記事にも、11月で気温20度を超えた日が多くあったとか書いていましたね。信じられません。
このままでは、今シーズンも「雪遊び」が出来なくなってしまうのでは!?と今からあせっているわけです・・・

それとは異なり、寒さが近づいてくると本格化するのが木材生産の世界。
現在は、年がら年中木材が生産されますが、本来はこの冬から春になる手前位の時期に伐採しそこから同時に製材を始めていくわけです。
野菜や他の食べ物の「旬」と同じく、「伐り旬」などと呼ばれます。

その旬のシーズンなので、どうしても会社にいる時間が少なくなってしまうのが非常に難儀で、仕事はたまるし営業活動は出来ないし、忙しくしているようにみえて走り回っているだけなので、まったく売り上げは上がらないし・・・
そのうえ、本記事の更新も滞りがちになるし・・・・・

という状況のいいわけですが、営業活動が出来ずに商品売り上げのない日々でも、未来への活動とお客様の満足の為(なんかビール会社みたい・・・汗)に、ちゃんとやることやってます、という報告をしておきましょう。


ツアー1


うわぁ・・・挽きたてでもほしい!!

材木屋でも思ってしまう幅広の天板材。しかもこれは長さの長いものなので非常に珍しいもの。
お施主様も、「いいよねぇ〜」の反応。

そうです。先日、私が懇意にさせてもらっている製材所さんにご協力いただき、今回はお施主様や関係業種の方を製材所へお連れするツアーを企画いたしました!!
とはいえ、今回の主催は私ではなく、そのお施主様から信頼を受けている工務店様です。
なので、私は影であり「黒子」!!

ところどころの要所説明はするものの、いつものような引率ではなかったのですが、その分普段木材に触れる機会の少ないお施主様などに、どのように木材を、とくに特別にこだわっている木材の事を伝えればいいか、ということを考える機会になりました。
現在の木材業界は、この「普段、木材の事を知る機会のない層」への説明が圧倒的に少ないと思います。

無い、のではなく少ない、のです。
特に、木材関係業者は満足していても、その後の木材消費や環境への想いから行動へのプロセスにつながりにくいようなイベントになってしまうこともあります。
なので今回は、「受け入れられなくても、私が情熱をもって接している製材所さんの材を全力で感じてもらう!」ことをコンセプトに持ってのご案内。

ツアー3

参加の皆様の中には、様々なご縁のつながりでお越しの方ばかりで、全ての方が建築プランをお持ちなわけではありません。
しかし、全力で取り組んでいる姿勢を見てもらうことで、何かにつながるはず。
もちろん、参加の方の中には「古民家を改修しての店舗計画」や「おしゃれなカフェの2店舗目」であったりと、直近での建築プランのある方もいらっしゃって、気持ちよく木材の事を知ってもらうことと並行して、きちんと製品をアピールしなければならず、なかなか大変(汗)。

有難いことに、お子様連れのお施主様もご参加くださり、かわいい盛りのお子様の手を携えての製材所巡りという、案内人冥利に尽きる(?!)体験もさせて頂き、普段ご案内している、材料を吟味する鋭い視線の皆様(笑)とは少し違うツアーとなりました。


昔むかしはおそらく、大工さんが材木屋にお施主様と訪れて、木材選びや家族が木に触れる機会を作ったりしたのではないかな、と思ったりしながら普段は接することのないお施主様対応を、無理言ってお願いをした製材所さんには、とっても感謝しています。

 
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天は二物も三物もあたえるのか?! チーク超幅広!無垢フローリングの原板出荷

もはや、チークは木材中の大谷翔平というべきか、大谷選手を野球界のチークというべきか、どちらもすごい!という変わり物材木屋の比較検討ですが、何も大谷選手だけがチークと近しいわけでもないのです。

大谷さん4


今回、超幅広のチークをフローリングに加工しようという超こだわりのお施主様の様な、ごく限られた世界の方にとっては、やはりチークは特別であり乍も身近においておきたい木材の様です。
耳にはさんだ話によると、某IT企業のCEOの自宅がチーク普請だというお話や、某有名俳優の屋外デッキ材が良質なチークの長尺材、だそうです。
屋外のデッキがチークって・・・

あぁ、そういえば最近お見積りをさせた頂いたお宅も、熱帯広葉樹の高級品と日本のクリ材でお見積りをしたものの、これよりも高価になってもかまわないので、見た目も耐朽性も高いものはないですか?!とおっしゃってたっけ・・・
普通はヒノキですら、赤身のデッキを採用して頂く場面が少ないというのに、反対にチークを使おうという層もある。
いろんな人が居るもんだ・・・・・

そんなだからもちろん、「世界有数の方たち」の中には、チークを使わないという選択肢は無いのかもしれません。
ある意味、「世界で数台しかない高級車」といっても、モデルチェンジや年度が進むにつれまた、新しいモデルが販売されるので、いくら高級といっても天然の産物であるチークの方が、「彼ら」にとっては魅力的なのかもしれませんね。

夢の車

どちらにせよ、二物をもつものすら少ないのに三物(こんな言い方するのか?!)をもつ「オオタニサン」と「チーク」。
凄いなぁ、私には一物すらないというのに・・・
いや、私にも「木の道だけは譲れない!!」という思いだけは負けないはずだけど。

そうだ、私には木を思う気持ちがあるはず!
お客様にもいつも、この樹種はこんな柔らかさでこんな表情があって、と木の気持ちになってお伝えしている。
そういえば、チークの床はN澤まさみさんも「チークの足音って・・・・・・なんか、いい音・・・。」って言ってる。

コマーシャル2


こうやってみると、細くてきれいな指だなぁ・・・・とあたりまえながらに感心(笑)。
じゃなくて、チーク製の床の上に頭を付けて、その指先を足になぞらえて歩く感触を「踏みしめて」いる。

ものすごく上手に作られてる、さすがの出来栄え。
いや、N澤さんにわかるならばきっと、私にはそれ以上にチークの足音分かるはず!!

ということで、登場人物はボロ負けですがフローリングはこちらは超幅広の300mm幅ということで負けていませんので、一応、張り合ってみました(汗)。


チーク超幅広無垢一枚物フローリング 原板 2


おおお、、、
なかなかいけてませんね(涙)・・・人物は・・・


しかし、先方はチーク材が数枚並んでいますが、当方は完全に300mm幅一枚しか映っていません。
どうだ!!
って、何がしたかったのか・・・・


とにかく、やってみて分かったことはチークの足音、ではなく無塗装のチークのヌメリ感と香りがとっても心地いい、ってこと。
これはウレタン塗装や表面化粧の合板フローリングではわからないことです。
もちろん、足触りも最高になるはずですが、それ以上に着色など一切ない無垢のチークの幅広板を使える贅沢。
数年後には私も本当に踏みしめさせていただくことになりそう(お宅訪問で)なので、本当のチークの足音はその折にお伝えすることにします。


才能の一物もないものの、珍しい木材の一物は稀に持っている大阪の材木屋のチーク日記、でした。

 
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