空を見上げて
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2017年07月

出先でのこんなことやあんなこと

あぁ、気が付けば7月ももう終わり。
忙しい7月!と思っていたのがいつのことかと思うように過ぎていきましたが、いろんなことやってましたよ。

 

山5

ある程度のところまで作業道があり、ほどほどの大きさに成長したものや、場所によっては間伐されておらず細いものや根曲がりの大きなものが残っているところなどがあるものの、山主さんが有効活用を願っておられるところ。
ここで、勉強会などなどを絡めたものを企画中・・・


そして、ちゃんと商品の具合も確認に行っております。

検品


美しい材です。
これが今からの加工でさらに磨きをかけられて、ピッカピカになるんです。
いい材、出してくれてます。

一般的に山というと、近頃では特に「人工林」という杉や桧を植林された山を想像する場合が多いように思いますが、たまにはこういった山も行きます。

山2

こんなのが、ボッコボコ生えてます。
天然のブナ林。

こんな見事なブナ、まだこんなにかたまって残ってるの?!しかも通直!!
そう驚く私に、アテンドしてくださった知人は「これくらいの標高になるとありますよねぇ〜。」と・・・
むぅぅ〜・・・やはり行ってみなきゃ、わからない。
広葉樹の林をまとめて「雑木林」なんていいますが、決してそんな言葉で片づけたくない宝の山でした。
とはいえ、伐採はできないんだけど・・・・・


それと、こんなところも。

山1

なんとまぁ、美しい森。
下草は適度、その中に広葉樹の幼樹が生え、針葉樹の成木が通直に、見事に成長しています。
しかも、明るい上に劣勢な木が少ない。
入った瞬間、ウソでしょ?!、と言ってしまうくらいにお手本的な森。

自然のままとか、完璧とかいうのではなくこれからのことをたくさん考えられる森。

山4


奥には手が付けられていない場所もあるし、こちらも道はついてるし斜面の勾配は緩いしで、もうなんでも企画できる!!
今からでも人を集めたい気分満開。

いまだにどこで何をするか、まとめきれていませんが、これから少しづつ小出しにしていくつもりです(笑)
乞うご期待!



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宣伝し杉(過ぎ)、責め杉(過ぎ)

過ぎたるは及ばざるがごとし・・・

まさか、この言葉の最初の2文字があの「杉」になろうとは・・・・・


以前、フローリングの記事のところで書いた様な気がしますが、つい最近続けて同じ様な声を頂いたので、改めて「杉たるは・・・」について書いておきましょう。

今、材木屋である私も驚く位に「杉(スギ)」という樹種が好まれています。
日本の樹種の中で、安定供給できて流通量も豊富、価格もフレンドリー、そして見た目も赤白の色合いが良く、更に健康的な要素をふんだんに持っている。
現在の一般的な杉という樹種の印象というのはこの様なものだと想像します。

皆さんとてもいい印象を持っていらっしゃるはず。
それも様々なところで流布される「杉の健康面に与える効能」であったり、一部で話題にされやすい「国産材の方が優れている!」というような、多くの情報が要因だと思います。
確かに良い面も多くあるのですが、ちょっと情報過多というか偏重しすぎていて、反対に疑問を持っている方も見られるようになってきました。


工務店さんとリフォームに望まれるお客様。
「フローリングは絶対に杉の無垢材がいいですよ、足触りも最高!健康にもいいと言われています!!」
ふむ、納得。しかし、その後が問題。
では、入り口や収納の建具類、そして枠材なども杉の無垢材で!と希望すると、「いやぁ、やっぱり無垢材は反るし、あと後の事が大変だからそこは○○(建材メーカー名)でいきましょう!」となるそうな・・・
ん?!無垢材がいいんじゃなかったのか?!反りを反りや無垢材の伸縮の心配をするならば、フローリングも同じ事じゃないんだろうか?!

古希杉浮き造りフローリング 30mm

どうも、杉の無垢フローリングをすすめると、その人気にあやかって仕事が決まると思ってらっしゃる様子。
でも、「フローリングに無垢材をすすめるのに、どうしてそれ以外の部分は無垢材じゃいけないの?!」と反対に疑問を持たれることになってしまいました。
確かに、杉はとっても良い木材だと思いますが、過剰な宣伝に乗せて進めてしまうと逆効果な場合もあると思います。


もう一つのケースは、「フローリング(床)に杉なんてけしからん!!」というお話。
これも、未だに2年に1回は必ずあるお話ですが、メールやたまにはお電話で「杉の床材を扱っているんですね。杉を床材としてすすめるのはおかしいと思いますが!?」というご意見を頂く。
理由は概ね理解しております。
柔らかく、傷つきやすいからということと、逆目がおきると困るから。この2点が大きな理由。

一昔前は床や傷が気になる部分には、表面硬度の高い樹種であるナラ)やチークカリンという樹種が定番でした。
一棟の住宅に和室が1室あった時代には、入り口の上下に「敷居と鴨居」という部材が必要でしたが、杉をふんだんに使う様な和室でも足が摺れる敷居にはヒノキや広葉樹を使っていました。
しかし、いまではそういったことも無く全ての部材を杉でまとめることは珍しくない時代になりました。
お客様の要望や嗜好が変わったんですね。
逆目が起きる、というのも昔の針葉樹フローリングにはありましたが、現在ではほとんど見られません。

ですが、未だに「杉を使うのはおかしい!」と御意見を頂く場合があります。

杉埋め節フローリング塗装中


もちろん、木材に適材適所はありますが住まい手の嗜好やデザインがあるのも事実。
冒頭の様に、驚くほど杉という樹種が期待され過ぎな状況では、やはり求められる場面も自ずと増えてくるのです。
そして、杉が悪いわけではなくて、用途を限定しているのは使う側ですから、杉の有用性が広く知ってもらえるのは有難いものの、もう少し性質や適材適所の使い方も一緒に盛り込んでもらわないと、いき過ぎた宣伝が反対に杉への疑問を生んでいる様にも思います。


過ぎたるは及ばざるがごとし。
いき過ぎずに、適切な説明と適所使用の理由を自身で伝えていく。
その大切さを改めて感じたここ最近です。


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木や森が話題になるときはこんなものなのか・・・

山が関係する自然災害が起こったとき、しばしば語られる「木の根の話」。
そこにおまけ・・・いや、原因としてついてくる「植林木だから」・「杉だから」という言葉。(土壌に言及しているものもある。)

新聞記事2

果たしてそうなのか?!
今回の豪雨被害でも、様々なメディアから同じように「植林地では、根の浅い杉林が崩れて・・・」という様に語られているのを見聞きしましたが、では、どれくらいでどの樹種だと山は崩れないのか?!
実際、根をしっかりと張り、山が崩れるのを防ぐのはどのようなものなのか?!

実際、樹木の根はどのようになっているのか?!
研究者の中には、根っこをごっそりと掘り返している人もいますが、概して言えば、「植物は必ずしも、根を深く、そしてできるだけ張りたいわけではない」はずだということです。
もちろん、樹種によっての個体差なども考慮しなければいけませんが、基本的には植林木だからとか、天然林だから、またはヒノキだから広葉樹だからと、樹種ごとに優劣があるように表現するには少し無理があるように思います。

小学校の授業のように、私なりに優しく考えてみましょう。
樹木の根は、何のためにあるんでしょうか?!
水や養分などを土壌から得るため、ですが深くまで根を進める必要はあるでしょうか?!
深く根が張っている場合はどんな場合でしょうか?!
一つ考えられるのは、地表近くでは十分な水分などが得られない場合。樹木も水が必要です。水が得られるところまでいかないと枯れてしまいます。そのために、頑張って根を伸ばすでしょう。それには、多くの栄養分を使って掘り進まねばなりません。
大変ですよね。
しかし、多くの場合は水分や栄養は地表近くに存在しています。
水は地下水脈だけではなく、雨によってももたらされます。
そして養分も地表近くであっても不足しているわけではないといわれています。

なので、必要以上に深く進む必要はないはずなのです。
確かに、近くに競争相手がいる場合など、いろいろな状況が考えられますが、根は競争相手や障害物を巧みにかわしていくといわれますし、根っこばかりを優先するよりも、地上に出ている葉や幹を優先しなければ、日光も得られず、成長速度が他の樹木に負けてしまっては何も始まりません。

例えば、一つの伐採現場を見てみるとこのようになっています。

根の状態2

樹木のすぐ脇を掘削しています。
枝状の根がちらほら見えますが、深く進んでいるでしょうか?!
根はまっすぐ下に伸びる、と思われている場合は周辺にないだけだ!と思われるかもしれませんが、そうではありません。
これだけ木々が茂っていても、地表の近くしか根がありません。
一つの例ですが、一般的に考えられているように「根がはっている」というような状態ではないと思います。
それでも、しっかりと数十mの樹高の木々が茂っています。

天然の森でこれです。
人工林だから根が張っていないわけではないのです。
もちろん、根はある程度は土壌を保持してくれるでしょう。しかし、自然にそこまでの機能を期待してはいけないように思います。
木々は人の期待する都合で生きているわけではないですし、甚大な自然災害の時には土壌とともに崩れてくることもあります。


整備されていない、とか人工林だから、という一元的なお話しではなく多様な自然との付き合い方や、それを取り巻く人為的な様々な要因を「良い(天然林)悪い(人工林)」などの対比ではなく考えていきたいものです。
これらの問題に対して、いろいろな対応を考えておられる方もいらっしゃるし、実際に懸命に森や林業に向き合っている方もたくさんおられます。
自分なりの見識をもった行動をどのようにしていくべきか、批判だけではなく考えさせられるととともに、今回の豪雨災害と流木によって被害を受けられた方にお見舞いの気持ちでいっぱいです。


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木や森が話題になるときはこんなものなのか・・・

連日ニュースで取り上げられる大雨での被害。
その中で特に話題とされているのが、流木による被害。
ちょっとやりすぎなくらいに感じてしまうのは、個人的な意見を持って見ているからなのかもしれないけれども、やっぱり気になってしまう。

新聞記事1


ニュースもメディア記事も、流木によって被害が拡大したために、今後この流木被害が出ないようにしないといけない。そのためには・・・・というまとめに入る手法が多くみられます。
確かに、流木によって町や川の近辺に被害が出たことは事実であるし、できればそのようなことは防ぎたい。
しかしながら、多くのニュースやメディア記事は「間伐」や「放置された木材」や「日本の森林の状況」、もしくは「人工林の手入れとそれらの根の深さが浅い」などの理由を持ち出して結論に向かっているように聞こえます。
果たしてそうなのか?!

自然災害なので、完全な原因特定は難しいと思うのですが、多くは上記が関係するところもあるものの、どこかそれらが「すべての原因」であるかのような表現に聞こえる場合もあり、違和感を感じます。


報道の中でよく聞かれたのが「間伐をきちんとしていかないと・・・」という件(くだり)。
事実、間伐という行為は大切ですし、行っていくべきものです。
しかし、間伐は決して「悪い木を伐る」わけではないことと、「日光を当てるためだけ」ではないはずです。
そして、整備がされていないから流木が発生する、という結論に聞こえるのですが、それだけではないはずです。
あれだけの豪雨です。記録的な雨量ですからいくら森が保水したとしても、それが天然林であって良い森であっても、土が大量の水で流されたり、地盤毎流れたりすれば流木も発生するでしょう。
人工林だから、とか間伐されていないから、と位置付けるのは早計だと思うのです。
もっと林業を国を挙げて活性化していかないと・・・と他人事のようなコメントも聞かれましたが、現実的に簡単にできればもう対策はされているし、林業と一言で言っても多様な課題や現実が幾重にも重なる中で、答えを出すのは容易ではありません。
都合のいい、「間伐」や「日本の森林率」などの言葉だけで森林整備が大きな原因の一つであると結論づけるのは、疑問に感じるところです。

新聞記事3

そういった言葉を使って、木や森が災害ニュースの話題になるのは少し残念です。
そして、専門的に聞こえるもう一つのキーワードが「植林地では根が浅いから流れてしまう」という言葉です。



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閑話休題 冬のお楽しみから学ぶこと


さて、購入するモデルからサイズまで完全に決めていて、あとは念のための試着の作業に入っていた私に声をかける販売のおにぃちゃん(あえてこう呼ぶ。しかも前回の写真でメーカーさんわかるし・・・・)。

おにぃちゃん「ブーツお探しですか?もうメーカーとか決まってます?!」

私「あぁ、はい。(もう試着しかけてるし、決めてるし、)」

一目でスキー用品のメーカーさんからの委託販売員さんだとわかる「メーカー名入りのポロシャツ」が視界に入る中、自分に時間を使ってもらわなくていいのになぁ、という思いで答える私。
どうせやんわりと好みを聞いておいて、じわじわ自社商品に誘導するんだろうと思い、まぁちょっと聞いてみるか的な感じで「おにぃちゃんの営業トーク」にお付き合いする予定だったのですが・・・
そろそろ自社商品がくるだろうなぁ、というタイミングだと思うのになかなか出してこない。
しかも私は指名買いの商品に違和感を感じていない。
このままでいいのか、おにぃちゃん!!
そう思いながら時間をかけて試着していたところ、私のスキースタイルや嗜好を聞いていたおにぃちゃんから、やっと自社商品のお話が出てきた。

ふふっ・・・一応聞いておくか、という気持ちで説明を聞き足を通す私。
するとどうだ、一番しっくりとくるじゃないか!!!
しかも、今まで我慢するつもりだったポイントで、おにぃちゃんに「それは仕方がないと思っている」と漏らしていた私の痛みの出るポイントが、まったくと言っていいほどに自然にフィットするではないかっ・・・・
なんということだ!
若いころ以来のブランド志向で硬派に行こう!と決めていたところに伏兵登場である。
こうなったらもう、おにぃちゃんのペース。
こんなところが合うと思うんです、ここがこうなってたから痛かったんじゃないですか?!、ほかのメーカーさんに比べての優位性とともに他メーカーの優位性は、なんてことまで話し出す。

気が付けばもう、「これしかない!」になって結局おにぃちゃんのメーカーのブーツを購入。

ブーツ3

はっきり言って、全く眼中になかった。
説明を聞いても、私の欲しているものはこれ!という想いがあった。
しかし、それを変えたのはおにぃちゃんの正しい説明と知識と、少しだけの押し付けない姿勢。
最後まで気に入っているメーカーを履くのも一つの選択ですよ、と私の選択肢も残していたところ。
もちろん、もっとも足に合ったものが見つかったことも大きいものの、それを全く興味がなかったところから導いていったおにぃちゃん、すごいなぁ。

お客さんの意向やスタイル、そして希望と予算と実際の使用環境などを総合していろいろな選択肢を提供してくれる。
これがお客様への本当の気配りなんだと思う。
建築の場では時折、自社に有利なように、もしくは「営業力」という名のもと営業マンがグイグイと進めてくる商品に決まってしまう。
お客様の都合関係なく進むその手法から、選択肢が多く様々な情報を得られるインターネットの急速な普及がもたらされた、とも考えています。

もっと専門的でもっと親切に、そしてお客様の要望に応えられる選択肢を提示することができ、そこに少しの自信を持つ自社商品を混ぜることができれば、お互いにうれしいと思うんだけれど。

結局、そんな感じなもんでいろいろとしてくれたおにぃちゃんのために、急いで買う必要のなかった家内のブーツまでおにぃちゃんのメーカーのもので揃えちゃった(汗)・・・

ブーツ2

てことで、今年は冬に向けての楽しみが膨らみまくった結果、支払額も膨らんでいるので目下、このおにぃちゃんから学んだ営業手法で無垢の木材拡販にとりくもうとしているところ・・・・
早くこの支払の分、稼ぎ出さんとあかんぞぉ・・・・・・・
だれか、私の営業トークききにきてぇ〜。


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閑話休題 冬のお楽しみから学ぶこと

随分と気の早いやっちゃなぁ・・・
そう思ってください。

家内にも、年々早くなるよね・・・と言われます。

決して朝起きる時間とかじゃなくて(いや、それもあるか・・・)、年々早くなっているのは「冬支度」です。
冬支度?!?と思われるでしょう。
まだ梅雨の暑さが続いているときに、何の用意をするの?材木屋が・・・
いや、今回は材木屋はあんまり関係ないんですけども(-_-;)

今年早くなった冬支度はこいつです。

ブーツ1

おっさんの素足が若干見えていますがご勘弁くださいませ(汗)。

毎冬のお楽しみであるスキー。
始めるのが遅かったために、まったく上級者でもなくただ好きでやっているんですが、道具の進化もあり、それとともに息子たちの上達も伴って毎年一人早々にやる気になっている私・・・
なにせ「ものもちのいい(ケチ?!)」私ですから、スキー用品もかなり長期間使用します。(確か、ホームページの自己紹介記事も年代を感じる結構古い写真だったような・・・)
そのため、用品を買い替えるというのは一大イベントでして・・・
今回買い替えることになったのは経年劣化したこととともに、グングン上達してくる息子達に負けないように、落ちてくる体力を用具でカバーしようという魂胆?!の見える「スキーブーツ」です。(因みに節約で旧モデル・・・)

数年前から劣化は気になっていたものの、買いに行くタイミングや予算的な問題もあり(これが大きい・・・)なかなか踏み切れていなかったのですが、このたび新調いたしました。

若いころは、ブランド志向もありスキー経験のある方ならわかる方もいらっしゃるでしょうけども、「若干痛くても高性能ブーツを履く」というような気持ちがあったのですが、さすがにもうそんな元気もなく、直前までは楽に履くことのできるブーツをしようしていたものの、やはり家族での娯楽へと化してしまった近年では、ちょっと昔のヤル気が戻ってきてまして、懲りずに高性能ブーツを物色しながら購入へと足を延ばしたのです。

しかし一点気になっていたのは、自分の足に合うかどうか。
実際今まで履いていたものも、ゆっくりと履けるものの少し滑走スピードを上げると痛みを感じる部分もあり、次に買い替える場合はどうしても足に合うものを・・・と思っていたために、欲しいブーツとの相性が心配だったのです。
実際ほしいのは、有名メーカーの中の高性能ブーツ。
売り場につくなり、指名買いのごとくすぐに手に取り試着してみたのですが、特に違和感はない。
これでいくか・・・・他に目を向けずに妄信的に・・・と思っていたところに、一人の若い販売員さん(後でわかるのだが、当人のお父さんと私は年が近いくらいの・・・)が声をかけてきたのです・・・

今日は指名買いだから、きてくれなくてもいいのに・・・という思いがあったものの、実はこれで事が大きく変わることになるんです。

ブーツ4


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出張が続きます

連絡がすっかりと遅くなってしまいしたが、この7月は研修・講習・勉強会・出張と外出がとても多くなります。

それも週末に出張が毎週、となっているために土曜日や日曜日にショールームをお考えのお客様には以前よりご案内時にお伝えしている通り、ご迷惑をおかけしますが「よりよい商品開発のための検品とその前段階の山を知る」という、とっても大切な出張ですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

平角材1



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見落とされていた稀少材 〜ミツマタ ◆

現在のミツマタのおかれている現状はわかった。
もしかしたら、ミツマタの活路が見えてくるかもしれない、明るい予感が漂っていましたが、では昔はどうだったのか?!


ミツマタが主な用途としての「紙幣」の道を歩み始めるのは、明治に入ってからのことだそう。

紙幣3

新時代の変革期だったこともあったのか、紙幣の作り方の研究が進んで文献によれば明治15年から紙幣の主原料として使われてきたそうです。
そこから時代が流れ、多かった時には昭和17年の2700haから収量5700tというものだったものの、昭和54年には同1507ha/400tにまで減少しています。
もちろん、紙幣の生産が減少することはそうはないはずですから、減少した生産量のうち、不足分の輸入量が増えていったということなのでしょう。

現在生産量が多いのは高知県、岡山県、徳島県、島根県、愛媛県ということですが、それらの全生産量の半分が紙幣用として大蔵省(文献上の記載、現在の財務省か)印刷局へと納入されているらしいです。(専門的に局納というそう・・・)
いやぁ、大蔵省なんて懐かしい。
昔は物入りの時にはよく、「うちの大蔵省にお伺いをたてないと・・・」なぁ〜んていう使い方をしたもんですがねぇ・・・

さて、紙幣としての要素が大きいミツマタですが、和紙の素材としてももちろん使われていて、同じ和紙の原料となるコウゾに比べて繊維が繊細、そして強靭性はやや劣るものの耐伸性や耐折性、弾性、光沢に富むという性質があり、ミツマタ紙として知られているということ。
紙質がかたく、精巧な印刷や特殊なすき入れにも適している、という性質も持っているのが特徴とされています。

和紙2

まだ、私も和紙の細かな違いにまで足を踏み込んではいないので、それぞれの素材の違いによっての性格の違いを感じてみたいものです。
いや、単純な「和紙」としてのくくりよりも素材として私に近いのは、もう一つの和紙の原料となる「ガンピ」とのコラボによる産物です。
ミツマタはガンピよりも栽培が楽だということで、それよりも普及したという背景があるそうですが、そのガンピとコウゾを混ぜて漉いた「鳥の子紙」です。
鳥の子紙がなぜ私に近いかといえば、建築の世界では和室や襖の用語の一つとして登場するからです。

和室を彩る要素の一つとして、襖紙があります。
名建築では、その襖一つとっても素晴らしいものが多いですが、その素晴らしさの表現の素地となるのが鳥の子紙。
現在は「新鳥の子」と言って、大量生産用の和紙原料ではないものが通常の鳥の子として流通しているのは、銘木の世界で「新カヤ」とか「新屋久杉」とかいう言葉があったのと同じで、旧来の貴重なものに置き換えて使用する新材料(安価であることが多い・・・)を指す「新」がついていたりすることと理解していますが、住宅の中での予算配分のほとんどが木材でもなく、もちろん襖でもなく多くの水回り設備や省エネ設備などの機械製品に割り振られているのは、若干さみしいような気がしてなりません。

鳥の子襖紙

時代によって求められるものや事が変わっていくのは仕方ないことかもしれませんが、必要とされるものとのミスマッチだけは避けたい。
今回のミツマタの記事は、ただ時代にそぐわないために使われていないのではなく、活躍の場から離れていただけのこと。
私が力を注いでいる「地松」もそうですが、活躍の場を用意することも私のような木材コーディネーターの仕事です。
モノと人を結びつけること。特に大切な自然素材を求めている人のもとへ・・・

今回のミツマタの方は「都市鉱山」ではなく、本当にお金を生む「金鉱」になるかもしれませんね!

まだまだ活躍してもらわないといけない素材が待っています。
どんどん紹介していきますので、今後も注目してくださいませ〜!!



ミツマタ2


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