空を見上げて
トップページ » 2016年08月
2016年08月

出張が増えますのでご迷惑をおかけします。

いよいよ暑さも終盤にさしかかり(まだ続く?!)イベントなどが多くなってくる季節に突入します。
業務の方も、「涼しくなってから着工」するところもあり、色々な予定が多重に重なり忙しくなりそうです。

さて、直近では9月に入ってそうそうですが、9/2〜5までの間が出張になりますので、ショールームのご予約・お問い合わせをお考えのお客様はお気を付けください。
不在中にいただいたご連絡とご質問には順次回答させて頂きますが、長期不在につき普段よりも時間をいただくことになりますので、お急ぎのところ申し訳ありませんが、ご了解くださいませ。

また、9月から11月上旬まではショールームも混み合いますので、ご予定はお早めに連絡をいただくことをよろしくお願い致します。

休暇出張

 

木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

「グリングリンカブトムシ」から導き出したこと 樹木精油の力とモミの木

まさか、天然素材の無垢カウンターで、しかも涼しいところにおいてあげたにも関わらず、それがいけなかったとは気づくのが遅かったです。
天然素材は全てのものに対して常に安心安全、なのではなく、それらの持つ力は何らかの意味があることを、昔の人はもっとしっていたんだろうなぁ、と思います。

トイレ

その辺は、やはり化学物質頼みで、天然成分の本当の力まで見ることをしなくなったことも一つの原因かな。
完全にそれが原因!とまではもちろん言い切れないのですが、実際、生き残りの数匹を玄関土間に避難させたところ、直後からブンブンと羽を広げて飛び回りました。
そうなんです。それまでは「今年は全然とばへんね・・」と言っていたのですが、飛ぶ力もなかったのかな。
それくらい急に変わるのです。

さて、前回にクスノキとは違う樹種が、昆虫に対して大きな影響を与える、と言いましたが想像もつかないような、いや、木材の事を知っている人(特に木材としての木を・・)にとってはなおさら考えられない特性を持っているその樹種は「モミ・樅」です。

モミ2


いずれしっかりと特集を組んでいかないといけない(笑)とは思っているのですが、結論を言うと、なかなか華々しく書き綴るネタに出会う機会が少ないことで、先送りになり続けているのが「モミ」です。
そのため、詳しいお話はその機会に譲るとして(言い訳っ・・・)、今回は昆虫との関係について触れましょう。

モミは御存じの方もいらっしゃるでしょうが、白くて乾燥すればほぼ無味無臭となる木材で、芯材まで白いことから白色を重視する用途や、香りが移っては困るような用途に使用されます。
とはいえ、現在ではほとんどそのような用途はより安価で大量にいつでも供給できる素材に転換されている場合が多いので、なかなか見る機会もないかもしれませんが、それ以外ではクリスマスツリーを想像されるでしょうか・・・

モミ1


そんな控えめな印象の強いモミが、実は昆虫に対しては大きな影響力を持っているのです。
その成分の名は juvabione ジュバビオンです。

こういう時に、もっと理科を勉強しておけばよかった・・・と後悔するのですが、樹木の成分や組成などは本当に小学校から続く理科を理解しているかどうかによって、呑み込みの早さや理解度が変わってくると感じる場面が多いのですが、特にハチの巣みたいなのがならぶ化学成分となるとなおのこと。
炭素いくつに水素がいくつの・・・とかいわれても、理解はできるものの、そのすごさがわからない悔しさ。

肝心のジュバビオンですが、どのような性質を持って昆虫に影響をあたえるかというと、もともと脱皮し変態する昆虫は、幼虫から成虫になる過程でホルモンが関係しているそうです。
そのホルモンとは「幼若ホルモン」というもので、成虫になるのを抑えるホルモンだそうで、このホルモンが勝っているうちは、成虫にならないようですが、このホルモンがなくなると脱皮ホルモンが働き成虫になるそうです。

そして、その幼若ホルモンと同じ働きをする成分が植物にも含まれる。
それこそがモミが持つ「ジュバビオン」なのです。
ホシカメムシという虫を調べていた研究者が、バルサムモミが原料になっているペーパータオルの上で飼育していると、成虫にならずに死んでしまうことに気が付き、発見に至ったそうです。

そう、成虫にならずに・・・

うちの場合は成虫になったものもありましたし、モミとは異なりましたが、やはり同じように昆虫に対しての阻害成分が含まれていたことに変わりないことから、レアなケースかもしれませんが、木材から影響を受けた例と考えられることでしょう。

グリングリンカブトムシはもしかしたら、すごくしんどかったのかもしれないなぁ、一生懸命サインを送っていたのかもしれないなぁ・・・
そう思うと妙に悲しくなってくる処暑を過ぎたこの頃です。

グリングリンカブトムシの一件から、話すことができなくても、自分で移動することができなくても、やっぱり樹木というのはすごいと改めて思います。
住宅資材の一部として、環境の一部として、もしくは紙や燃料などと姿を変えて身近にある木々。
その秘められた力は、本当ははるかに人智を超えるものなのかもしれない、いや、そう思いたくなるものこそ樹木なんだな。
自然のことを知る大切さ、樹木に一つ教わった気がします。

今年生まれたこの子たちは、きちんと涼しい土間で飼っていくことにします。(その前に土、替えなきゃ・・・・・・)

カブトムシ2


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

グリングリンには訳がある・・・樹木精油の神秘

トイレのたびに、というのは別に我が家がカブトムシを通過してトイレに行くわけではなく、トイレのカウンターの上が、我が家のカブトムシたちの生活の場所だからです。

どうしてトイレなの?!という疑問が出ることと思いますが、なにぶん環境に優しい家族ですのでエアコンというものを使用していない都合、室内の温度は皆さんがご想像しがたいような状態になることもあるために、通常は玄関の土間などで生活していたカブトムシたちを、「さすがに暑いやろう・・・」と気を利かせた家内が、少しでも涼しい北側のトイレのカウンターに移動させたから、というわけです。

そしてそのトイレのカウンターの上で飼育するようになって今年で確か3年目。
前回に気が付いた異変が前年にも同じような状態だったと、記憶がよみがえり、2年も続けて異常な形になったのはもしかしてこの環境に問題があるのでは?!と思い、よく調べてみるともしかして!?と思う記述に行き当たりました。


その記述とは、昆虫に対する摂食阻害活性が報告されている、ということ。
Cinnamomum camphora 精油のCalopepla leayanaに対する摂食阻害活性が調べられ、昆虫に対する異常行動を起こさせる揮発成分が含まれていることが分かっている、といいます。

そうです、Cinnamomum camphora とはクスノキのこと。
そして、我が家のトイレのカウンターは無垢のクスノキ一枚板。
その日の気候により、ほのかに樟脳の香りを感じさせるのですが、家内が気を利かせて移動したこのクスノキのカウンターの上が、まさかカブトムシにとって危険な環境下だったとは!!

トイレ

そういえば、昨年も今年も、成虫から産出される卵の数も半端なく多く、その瞬間からもおかしいと思ってはみるものの、やはり偶然というほかなかったわけですが、その卵自体も幼虫にならないものがあったり、そして蛹の状態でグリングリンと動き回るものもあり、うちのカブトムシは異常?!と感じる機会が多くなったのです。

カブトムシ3

だって、この状態でグリングリンと頭を振るのです。
もう、異常・・・いや、データを取っているわけでも専門家でもないので異常と言い切ることはできませんが、光景が異常なのですよ。
変態中に動いてもいいのか、君たち・・・と。

クスノキ精油が異常行動を起こさせる原因となっている可能性は、文献上からもおそらく信憑性があると感じています。
そりゃそうだわね、防虫目的で樟脳を生産してきたんだし、樹木精油がおおむね良い効果をもたらすのは、人間に対してであって、自然界で生きていく上の防御反応の役割も果たしている精油成分なんだから、障害阻害成分であってもおかしくはないわけだ。

知っているはずなのに気が付かなかった・・・

しかし、それで思い出した。
昆虫に対して大きな影響を及ぼすといわれるもう一つの樹種があったのです。
それは、その外見や通常知られる性質からは想像もできない樹種。
しかし、驚くべき性質を持っている樹種なのです。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

グリングリンカブトムシが教えてくれること

みなさんの地域は夏休みはいつまでですか?!

私の地域の学校は8/25から2学期が始まります。
昔は9月からだったのですが、なんか変な感じです。
私の時代では、23,24日と地蔵盆がありそのあとに「うわぁ〜、もうおわってしまう・・・」と夏休み最後のサザエさんのエンディングとともに「往く夏」を惜しんだものです。
うちで喜んでいるのは、子供を送り出せる家内一人・・・

夏休みが終わるといよいよ夏も終盤のような気がします。
うちで夏を感じるものの一つにカブトムシがいますが、そろそろこちらも夏の終わりのようです。
毎年、数匹の成虫がガリガリと虫かごに足をこすらせたり、バタバタと羽を羽ばたかせたりしている我が家。
今年は5匹が成虫となったのですが、うちのカブトムシたちは通常いわれるよりも早く成虫になったためか、すでに今日には生き残りがいなくなってしまいました。
それこそ夏の終わり?を思わせるのですが、そう言っている間に次の世代がもう誕生していたのです。

カブトムシ1

ふつう、こんなペースなのか、愛好家でも詳しくもないのではっきりとした生態までは言及できませんが、成虫である親がいなくなる時にはすでにこんなに幼虫が育つものだろうか・・・

今年、しっかり成虫になったのは5匹のみだったのですが、実は幼虫の段階では8匹いたのです。
そして成虫になったものも、なぜかオスの角が短かったりメスが以上に小さかったり、という状態だったのですが、それ以上に驚いたのは「さなぎの状態で死んでしまったもの、完全に変態できずに死んでしまったもの、もしくは変態したものの中途半端で直に死んでしまったもの」が出ました。

さらに、それらと成虫になったもののほとんどが、さなぎになるときも土の上に出て、尚且つグリングリンとのたうち回ったり、ヘビメタでも聴いているかの様に頭?!を振り乱していたのです。

明らかに異常でした。
ある意味、気持ち悪いくらいの動きでした。
すでに変態しかけている状態で、外見はほとんどカブトムシなのに、その乳白から赤茶色になる手前の状態がグリングリンうごめいているのです。
おい、そんなに動くんじゃないよ!!
うちの家族は、トイレに行くたびに幼虫たちに声をかけていたのですが・・・・・

カブトムシ3


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

夏休みは木に集中!

そこの子供たちぃ〜!!

夏休みに木に触れているかぁ〜?!

(たぶん、私の読者ほとんど大人・・・・)

そういう私は夏休みの工作が、漢字ドリルの次に苦手でしたっ・・・(汗)

しかし、時代が変われば変わるもの。

次男が額に汗しながら木片を加工中!!

夏の工作1

さぁーて、何をやってるんでしょうか?

因みに、工作や自由研究の宿題は済んでいるそうです。
が、ちょっと熱中してきてこちらを宿題に提出するかもしれないと、意気込んでおります。

夏の工作2

サクサク彫れる楽しさと、これからできるものを想像する楽しさでワクワクするのは、子供のいろいろな部分を育てていくはず。
やっぱり、楽しくワクワクしなくちゃね。

夏休みは木でワクワク。

この結果はのちの記事にて紹介しますよ。
いつもながらにすぐにできる戸田家の木に触れる夏休みです。



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

純粋(ピュア)こそすべて・・・

日々木材と接していると思うこともあります。

弊社は、高級な一枚板や超弩級の逸品モノばかりを扱う銘木屋(めいぼくや)さんではありませんので、住宅資材全般、ベニヤ板も販売している事から「ニーズに合わせてもっともっと木材に特化し、こだわった特殊な木材の扱いを増やしたい・・・」なんていう気になることもあります。

在庫


特に、無垢材の受注のお話が少ない時期なんかがそうです。

倉庫で次か次かと出番を待っている乾燥材達や、無垢フローリングの框(かまち)と呼ばれる部材用に屹立している者たち、はたまた銘木屋さん並みの一枚ウン十万円するような一枚板(そうそうないけど・・・)までが、倉庫に入るたびに私を見つめるようでゾワゾワするのです!


一度は考えるのです。
良しと思ったこの道は、たった一つしかないのではないか?!
この道を進むには、これ以外のものはあってはならないのだ!
特に根が真面目な(?!)私ですから、これが良い!と思うと純粋に追い求めたくなるところがあるために、実は自分の周りにある他のものに気がつかなかったりする時があるのです。

例えば普段は、無垢のフローリングでも基本的に無塗装かオイル塗装をおすすめしています。
それは、生活する上でもっとも多くの時間を、自身の脚が触れている部分であり、できる限り木その物の肌触りから様々なものを感じてもらいたいからです。

しかし、実際はそうでない時も必要なのです。
先日の様に床暖房設備に使用する場合や、お客様が塗装品を好まれる場合など。
無垢のフローリングだけではありません。
時には、集成材の様に幅も長さもつないでいるフローリングや抗菌、耐傷性の高い合板フローリングにお話がうつる場合も同じです。

そんなの、無垢一枚物の無塗装以外はフローリングとは言えない!なんてことをいっていると、如何に純粋であろうともお客様の求めるものをお届することはできないのです。
フローリングも木材も、扱っている人間の押し売りになってしまえば、良い商品でも喜んでもらうことはできません。

そのとおり・・・


ですが、そういった場合も様々な提案ができるのが翻って私の長所でもあるのです。
普段から合板も扱い、輸入木材も一般建築材も趣味の木材も、そして建築現場にも通じているからこそ、色々な状況を加味した木材の提案ができる。
それが現在私のいる意味なのだと思っています。
そこをたよって声をかけてくれる工務店さんや若い監督さんもいるのです。

もし、現在の建築において主流木材である「ホワイトウッド」の取り扱いがなく、一途にスギやヒノキの国産材のみ!とピュアな想いを持ち続けていれば、メディアで話題になった「ホワイトウッドは腐る」の記事の真実が見えずに、お客様にも本当のところをお話することはできなかったでしょう。
しかし、ホワイトウッドも扱いもちろんスギやヒノキも扱うからこそわかる事がある。
そんなのは逸品物をあつかう銘木屋さんではわかりえないこと。


いろいろと言ってみても、やっぱり最後は材木屋らしく木を売って喜んでもらって、そして自分も会社も喜びたい。
そこに尽きるけども・・・

「人の為」と書いて「偽(にせもの、いつわり)」と読む。

高校自分の現代文の先生がおっしゃっていた事です。
その時は、あまり良い意味合いで用いられていなかったのですが、今となれば「人の為を考えて、よくすれば自分も良くなる!それは偽りではなく最終的には自分の喜びの為」と考え、木材でお客様も山も自分も「よくなる」様に努めよう、と考えています。

べニアや新建材を売っていても不純じゃないんだ、純粋(ピュア)に全てを扱える強みだと信じ、今日もせっせと頑張るのでした。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

いつの間にか来た、山の日

去年だったかな、一昨年か?!「山の日」なるものができるようだということを聞いたのは。
海の日もあって山の日もある。
うむ、それでもいいじゃないか。そう思ってましたけど・・・
実際に決まって見ると、微妙に困るのです。私のところ。
つい先日にお伝えした通り、弊社の通常業務のお盆休暇は例年8月13日〜16日となっているために、新設された山の日である11日が入るとまさしく飛び石連休状態で、しかも昔から12日は休暇前の社内清掃ということで決まっていますので、いつもは11日で配送や出荷の業務を終了していたのが、今年から休日となってしまい、配送出荷業務が12日にずれ込んでくる可能性が大(というか、それしかない・・・)のです。

仕方ないと言ってしまえばそれだけなのですが、近年の忙しさもあり通常業務中にはできない整理や片づけをする時間が、これで更に無くなっていくために更に倉庫はジャングルと化すこと間違いなし・・・・・・とほほ。


さて、そんな内輪の事情は差し置いて余暇商戦モード全開なのは、関連グッズや商品を扱う小売関係のお店。

山の日2


もちろん出るだろうと予想していた大型店舗でのキャンプ用品の販促や、山登り用品から登山靴など、冬の間だとスキーグッズが並んでいるであろう(個人的な感想・・・)ところにも、様々な用品がここぞとばかりに並んでいる。

商売ですから、これ以上にない好機なのですが私自身は一時のブームに乗って、急ぎ必要の無いものを買いこむというのはできないタイプなので全く関心が無く素通り。
しかし、素通りできない問題も多く発生しているようで・・・

以前からあるのかもしれませんが、ネットで知り合った本名すら知らない者同士が一緒に山に登り、事故が起きたり行方不明になることや、しっかりとした装備をせずに安易に山に入って行き、こちらも事故や救助の対象になる、といったことも増えてきていると記事にあります。
元からあった問題が顕在化したということも勿論あるのかもしれないですが、だからこそこの機会に見直しておくべきことだとも感じます。

山の日1


休日ができることによる商売繁盛は良い事ですが、繁盛するのと同時に危険性の告知やマナーのアピール、ルールや装備の確認などをしていかないと、折角の山の日が残念な日になりかねない?!
そこまで深刻ではないにしろ、そういった一面もあることは確か。

因みに、「山に親しむ機会をえて、山の恩恵に感謝する」という意図も含まれているそう。
むぅ〜、、、こう聞くと今まで以上に休日の意味をはっきりとさせたくなってくる。

私が今、素直に上記の意図を理解するならば「森林とそこからの産物」という意味合いを強く感じるのは当たり前ですが、一般の方にとってはそれは、レジャーで山に入り楽しい時間を過ごすこと、なんだろうか・・・
確かに、それも山の恩恵かもしれないけども、想定されている恩恵はもうちょっと壮大なものではなかろうか?!
日本の森林率は世界で第何位だとか、木はできるだけ使った方がいいとかで消費者には昔よりはずっと山が近くなったように思うのですが、いざ山の恩恵に感謝となると、レジャーになってしまうのか・・・

正直、私も山でのレジャーはとても良いと思うし、山登りもキャンプも未舗装林間を駆け抜けるマウンテンバイクなんかも爽快でとても好きですが、本当に見てほしいのは山からの恩恵の多くである水源や木材利用や森林浴いや、その他動植物をふくめた食料としての恵み、そして循環する環境としてのありがたさなど目に見えないが、とても身近に関係してくるものたちです。
現在、私的に山と木材と街をつなげる活動をしていますが、やはりそこで見えてくるのは山や林業と街では、見ているものも求めるものもずれているということです。
また、一部分の良い宣伝ばかりが浸透し、一部分以外で深刻である山側が抱える様々な問題点には触れられていません。

現状・・・


お盆休暇の直前の飛び石連休に設定された(恨めしい・・・わけじゃないけど)山の日、折角ですから山のレジャーの広告だけではなく、多面的な日本の森林の事を考える日にしたいなぁ、と思う休日です。

決してこれだけが必ずしなければならない、ということはありません。
いろんなアプローチや考え方があるので、レジャーの先でもちょっと山の環境に目を向けたり、木の事を考えたり、はたまた真剣に山に向き合う気持ちを再確認したり、みなさんなりのアプローチで、意義ある休日「山の日」にしてもらいたいものです。
業界団体や商業施設のみ盛り上がって、肝心の山が置いていかれるということのない様に・・・・・・・



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

またまた完成、カスクオークフローリング床暖房

なぜかしら、一つの樹種に注文が集中し、一定の時期は同じ樹種ばかり販売している、というのは同業者なら私だけではないはず。
一つの樹種に注文や相談の集中することも「材木屋あるある」だと思うのですが、最近は注文の追加や変更をいただいても、「さて、どの現場だっただろうか?!」と考えることもしばしばある位に集中。
間違えないようにしないといけないのですが、そう思えば思うほど間違いがおこりそうで・・・

最近集中したその樹種はといえば、カスクオークをはじめとするナラのフローリングと、オークの無垢加工材(枠やカウンターなど)。
少し前にも床暖房用をリビングに、床暖房なしを廊下にと種類の異なるものを「床見切りという部材なし」で、そのまま実と言われる加工部分をつなげて貼り伸ばして施工されたお宅を紹介しましたが、今回は廊下面積が少なかったこともあり、床暖房用にて仕上げてもらいました。

カスクオーク床暖S 2

そう言われても、写真では違いがわからないよ・・・

むむぅ・・・確かにその通りです。通常のウレタン塗装のフローリングと何が違うのかといわれても、貼り上りを見ただけではわかりません。
ですので、今回はセレクショングレードを採用頂いた点について触れてみましょう!!

前回施工頂いたのは、カスクオークフローリングのプルミエグレードだったのですが、今回はセレクショングレードですので、そのグレード差がどれくらい現れているのかに注目してもらいたいところなのですが・・・

カスクオーク床暖S 1

 さてさて、これくらいの面積を見ただけでは私でも判断できません。
イコール、それ位グレード差が小さいということも言えます。
とはいえ、きちんとグレード分けされている理由というものがあります。

それは、節の出方と変色を含む色違い、そして何よりつなぎ目のピースの数です。
これらのポイントは各工場などによって異なるので、全てに当てはまることではないことと、各社の違いがあるので共通して言えることではないですが、殊カスクオークに関しては、そのあたりの差がグレード基準に関係してくる部分ですので、見逃せないポイントです。
と、いいつつも、大工さんが上手にバランスを見て貼ってくれてるもんだから、それらしき部分がなかなか見当たらないんですけども・・・

カスクオーク床暖S 6

じっくりと探して見つかった・・・
こんな感じです。
私が手のひらを広げたより少し長いくらいですからおよそ250mm位の長さのピースがあります。
このピースは、特に節があるわけでもなく、白太が多いわけでもなく、変色しているわけでもないのですが、上記の様に「ピースの長さが短いため」にプルミエグレードに入れなかった部分なのです!
そう、UNIタイプのセレクショングレードの場合、プルミエグレードの様な色差も節も殆ど目立たない様な貼り上りになるケースもあるのです。(原木の性質によって・・・)
その際に、大きなグレード差として現れるのがこの「ピース長さ」です。

通常は、この様なサイズでも節や変色がないのだから、上級グレードの入れてしまった方が一枚のフローリングあたりの単価が高くなるので、高く販売できるわけですが、そこは「こだわり」の一つです。
基準としてはプルミエグレードにおいてももう少し短いピースを許容しているので、実際は写真位だとプルミエグレードに入ることもありますが、全体的なバランス上、小さなピースばかりが並ぶことの無いのがプルミエグレードですので、250mmでもセレクショングレード入りしたのでしょう。

カスクオーク床暖S 3

無垢フローリングにも多くの種類があり、同じ樹種でも工場や製造基準によって大きな違いがあるものです。
もちろん、そんなものわざわざ「箱に表記していない」ですけどね。

その差を知ってくると、各商品の違いや工場の姿勢が見えてくるわけです。
面白い・・・いや、実はこだわりの詰まったものなんですよ、無垢フローリングって。

カスクオーク床暖S 6

施工の方法でお願いしている「仮並べ」の重要性は、こういったところにも現れます。
その時の原木の状況により、同じグレードでも表情に差があったり材色に差が出たりしますが、今回のお宅の様に大工さんがバランスを見て貼りあげてもらえれば、そのバラつきがかたまり過ぎずに個性として現れるし、不規則なハズの木材が変に規則的になり過ぎるのを防ぐことができます。
(途中から急に赤身ばかりになるとか、ピースの短いものが並んでしまうとか・・・)

カスクオーク床暖S 5

無垢のフローリングを十分に味わうには、それなりの準備が必要。
大工さんにまかせっきりではなく、ご自身でも「施工のバランス」を見る、位の気持ちで施工やフローリングの仕上がりを味わってみてはいかがでしょうか?!

きっと貼り上りがひとしお嬉しく、楽しみに感じることと思いますよ!!
材木屋からの提案です。


・カスクオーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢V溝フローリングオイル塗装CO-32VOPの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプオイル塗装CO-21OSの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプ床暖房用プルミエグレードCO-24UPとCO-21UPの貼り伸ばし施工写真はこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングネイキッドグレード、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから


・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0) この記事をクリップ! 

お盆の休業日をお知らせします

ついこの前ラジオから、一年の半分が過ぎてしまったんですね〜!早いですねぇ・・・・、という言葉を聞いたのが7月1日。
その時にも、そう言ってるうちにお盆休みが来るともう秋ですね、といってるはず・・・とひねた考えをしていたのですが、やっぱりもうそこに迫っているお盆。

今年は「山の日」という、新たなお休みが新設されたことで変な感じではありますが、弊社の通常業務の休業期間は例年通り13日(土)〜16日(火)までです。

2016年お盆休み
(今年は青丸にしてみた・・・)

今のところ、13日と16日以外はショールームもあいている状況なので、たまった宿題をしないといけなくなりそうです・・・・

それに加えて今年は子供達と「ちょっとした木の遊び」をしようと思っているので、そちらに向いているかも・・・

暑い最中の一休み。
事故の無い様に皆様元気にすごしましょう。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

カッコいいの注意点

夢のマイホーム

ひと昔、いや、みつ昔(?)くらい前でしょうか・・・住宅取得を夢にしていて時代の言葉。
いや、今でももちろんマイホームは夢の塊ですが、その夢を実現させる過程で人とは違う外観やカッコいいデザイン、珍しい工法などで独自性や個性を出そうと想いを巡らせている方もいらっしゃることでしょう。

しかしながら、その過程では少し注意しなければいけないポイントもあるのです。
木材でも建築でも、昔から「理由があって続けられていること」というのがあります。
木材なら適材適所に樹種を使い分けることや、性質を活用して特殊用途に用いること。建築であれば、各部材の寸法や納まり(仕上げ方)、その部材が存在する意味などがあるものですが、時代の流れでいつしか双方ともに、大切な部分である理由が忘れられてきているようです。

それを象徴するように、一般紙にある記事が掲載されていたのが目にとまりました。

「デザイナーズ住宅の注意点」

そう囲まれた表題がありました。
建築に携わっている人間としては、もしかしてぇ〜・・・?!と思う節があるのですが、何のことかわかるでしょうか。
具体例として記載されていたのは、案の定「軒の出」の話。

軒


街で見かけませんか?!
かっこいいキュービックデザインの住宅。
四角くて窓も小さくまとまって、かたまり感があってクール。
日本の住宅に多く見られる斜めにかかる屋根がなかったり、軒(のき)と言われる屋根の張り出しがなく、非常にすっきりとした外観になるのが特徴で、鉄筋コンクリート造に多く見られるはずのデザイン。
「はず」としたのは、今回問題にされているのはおそらく木造住宅において、上記のデザインが採用されている住宅が多いから。

もともと屋根や軒は不必要ではありません。
雨や日射が季節によって多様にかわり、環境変化が激しい国において、それらから建物を守る意味を持つ部材がそれら。
しかし、「オリジナルな自宅」という思いが先行し、必要とされている部分まで削り取る「デザイン重視の住宅」に警鐘を鳴らしています。

もちろん、雨風や直射日光を遮ってくれる部材を取り除くのですから、建物は通常の住宅よりも厳しい環境になります。
つまりは劣化のスピードが早くなるということ。
そのために、修繕費がかさんだり転売しにくくなるということもあるということ。

もちろん、そんなことはお客様では想像しにくい話なので、できる限り建築側が話題として提供しなければいけないことなのですが、一般紙に記事がでるほど未だにこういったお話をお客様と交わさない人たちがいるということ。
古い大工さんや建築士さんは、そのような仕上げ方については、話が出た時点でできることとできないことを明確にされてきましたが、やはりカッコいいことが優先されて、カッコはできても機能性に劣るものを作ってしまっているのかもしれません。

記事


以前に聞いたことがあります。
「住宅で角ばったカタマリみたいな建物は好きやで。でも、木造ではやらんで。納まり考えたらせんほうがえぇとおもてる。」
建築に携わっている工務店の社長さんのお話しですが、家のことを考えている人はこんな意見なのです。
できるできないではなく、意味のある部材を犠牲にしたデザインがいいのかどうか。
夢のマイホーム、自由にさせてくれ!!と言われればそれまでですが、その気持ちが萎えて、折角のマイホームが・・・・・にならないように、お客様皆様が、こういったことも考えての建築にされることと祈っています。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp


続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!