空を見上げて
トップページ » 2016年06月
2016年06月

ホームページを更新してます!!

偉そうにいえたことではないのですが、ちょっとずつやってます。
本当にちょっとずつですが、ホームページを更新しています。

ブログではなかなか一回で探し当てて見ていただけない場合が多いブログでのフローリング記事も、ホームページから入って行ってもらえるようにしました。
また、自分でもどうにかしたいと思っていた巨樹古木の記事の中の、肝心の所在地の表記が、ホームページにてさらに10数本追加になり、ちょっと充実してきました。

私自身も苦労していた巨樹古木探方における「正確な所在地」。
まれに地図をリンクされている方もいらっしゃるのですが、いまいち正確でなかったりリンク期限が切れていたりするし、特に山中や人里から少し離れて目印のない場所などの場合は「○○公民館を左に入って少し行くと小川があり、その小川を5分ほどのぼると・・・」というような説明で、正直見つけられなかったものもあって、毎回困っていました。

そのためにホームページにおいてどうしても導入したかったのが、地図上に所在地を表示して一見してみられるようにするとともに、正確な場所を座標表示するということ。
大体の場所を地図でつかみ、正確な場所は座標で確認できるのです。
例えば波根西の珪化木切越の夫婦ヒノキなどがいい例です。

波根西の珪化木


説明しようがないのですね。
座標はほぼ正確な場所を指しますので、巨樹に会いに行くことがとても楽になるはずです。

あぁ、肝心の仕事のほうの検索もしやすくなっていると思います(汗)ので、どんどんホームページご覧くださいませ(笑)

切越の夫婦ヒノキ


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

合板も木材だから・・・

みなさん、暑くなってきましたね!!

暑いのは人間だけではありません。

木材も暑いのです。いや、木材だけではなく合板も暑いのです。

合板も木材です3


ラワンベニヤと言われる合板ですが、たまに合板は反ったり曲がったりしないと考えておられる方もあるようで、合板フローリングなどでも隙間や反りは出ないものだと思われています。

しかし、この写真をみればわかる通りです。

ほんの1時間弱、おひさまの下にさらされていた合板です。
綺麗に反ってます。
これが反りだ!というお手本の様です。(撮影を待っているかのよう!!)
ほんの1時間弱の間、太陽を受けただけでまっすぐだった合板が反りあがってしまうのです。

合板も木材です1

合板のフローリングでも上のようになるのです。
床暖房の熱と無垢フローリング、強烈な西日熱と無垢フローリングなどの組み合わせでは、そりゃ反りや割れ、曲がりも出るというものです。

ちなみに、これはひっくり返しておけばすぐに元通りに戻るのですが、面で接着されている寸法安定性の高い合板ですらこのような感じですから、無垢の木材を使う場合に使用環境に配慮しなければいけないのは一目瞭然。


これで、無垢の木材の多少の伸縮などは問題視しなくなる免疫がつきましたネ!!

木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

100年続きぃますよぉにぃ〜

木は生きている。

そんなことを実感することはまずないでしょう。

材木屋さんもそんな言葉を木材の性質の例えとして便利に使うし、木を使ったおうちをアピールするときにも、お客様むけに使う説明語としてよく目にします。

しかぁーし、生きていることを実感できることはあるのでしょうか?!
まずもって、木材になったときには「生きている」という表現は本当は正しくないんですけども、しかしながら、これを見ればその表現もあながち間違っていないのかも・・・思わせてくれるのではないでしょうか?!

100年たっても 1


この写真、何を意味しているかお分かりですよね?!

とてもいい色になっているこの木材、住宅の梁材です。
その梁材の節の部分から滴のように落ちているのは「アブラ」。
そうです、マツヤニです。

一般的な木材の中でも、とくに油分の多い松。
その「体」に樹脂道というアブラ溜まりの細胞組織を持っている松は、伐採され木材となった後も永い年月、そのアブラを出し続けます。
たとえ、100年経とうとも・・・

そう、この写真の松の梁材は築およそ100年の住宅のもの。

100年たっても 2


現在は店舗兼作業場兼住宅として使われているところですが、100年経過した現在でもそのアブラをにじませているのです。
無機質なモノではこんなことは起きませんよね。

喋ることなく動きのないその存在ながら、やはり「生きている」のです。
生命活動ではないけれど、それでもそう例えたくなるのはこういった現象があるからです。

木材はこうあるべきだ、反りを抑制する、傷をつかないようにしたい、そんな人間の都合ではなく「彼ら」があるべき姿で100年生き続けられるように、そんな生活の中に木材があるといいなぁ。


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

今や夏の恒例行事、誰が日本の森を救うのか.開催

少し動けば汗ばむ季節になってきました。
兎に角暑がりの私は、冬はいいんですが夏は本当に難儀です。
そんな暑さの始まりを思うとき、もう恒例になった感のあるイベントを思いだします。

それは通称、「森すく」。

誰が日本の森を救うのか 1

誰が日本の森を救うのか 2

昨年まで参加の方はお分かりだと思いますが、毎年豪華ゲストを迎えての対談やシンポジウムが開催されています。
今年のゲストは、あの有名な速水亨さんです。(実は私もまだお会いしていない・・・)
面白い事になるに決まっているのですが、なんと、今年は参加できない。
週末は毎週必ず予定がつまっているのが9月まで続いているために、どうしてもダメなんです。

私はいけませんが、この機会に山や林業、そして街の建築へのつながりに興味のある方は是非、お話を聞きに行かれる事をお勧めします。
事前申し込みが必要ですので、できるだけお早めに・・・


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

お、俺の木材にぃ〜〜・・・・・・

今日は珍しいパターンで、知人の建築業者の方を介しての木材お見積もりの最終調整をしていました。
建築業者といっても木材とはほとんど関係のない、鋼製建材担当の方で、その方の顧客もまた、木材や建材のことをご存じない方。
そこへ提示する見積書と但し書きの内容にて、ちょこっと紛糾!

 

木材というのは、品番を指定すれば全て同じ品質で届くものではありません。
というよりも、むしろ違いがあって普通。いくら合板や仕上げ加工をされているといっても若干の誤差や個体差のあるもの。
また、内容によっては在庫がなくなると対応しづらいものや木材の質自体が変わる場合もある。
寸法も表記寸法の誤差もあり、各個人の名称や通称などが入り交じり、一言で万国共通の商品を導き出せない場合もある。

 

何を言ってるかわからないかもしれませんが、そんなことを日々やっているのが材木屋です。
無垢材の表情の違いを説明し、反りや割れを理解してもらい、規格に沿って作られているものでも誤差があることなどを知ってもらう。
その過程を経るのが木材。


ところがやはり、鋼製建材関係の方に説明している最中に飛んできたのがこの言葉。

「こんなもん、うれへんわ。やってられへんで・・・(吐き捨て調)」

私の、木材商品に対して誤解のないようにしてもらいたい一心の説明も、彼にはただ手間がかかり理解しにくく、うっとおしい言葉の羅列でしかなかったようです。
木材を「こんなもん」呼ばわりです。
これには温厚な私もさすがに煮えたぎる想い!!
どれだけかって?! これくらいですよ!!

木材を〜


・・・・・・・
はい、アニメをご覧の方はお分かりのシーンかと思いますが、自身の伴侶が手痛い仕打ちを受け、激昂する場面。(ちなみに、ブルマは人物名です)

俺の、、、木材をぉ〜!!!!!ってな雰囲気。

 

「こんなもん」と言われる木材、「やってられへん」まで言われる木材業。
それって何なの?!
木材に愛情のない人からすると、こんなもんなの?!
商売としてやってられへんものなの?!


一気にお手伝いできそうな雰囲気がなくなりました。
もちろん、上記のように金髪に変身することもなく、一通り説明させていただきましたよ。
しかし、現在の木材関係のある種の苦境は、ほかの業種からみると確かに「やってられへん」業種なのかもしれません。

悲観的な雰囲気やイメージではなく、喜んでもらえる木材業であるために日々活動していますが、相容れない部分もあるということだろうか・・・
たまにはこんな時くらい、心の中では激昂してもいいよね?!

お、俺の木材をぉ〜〜!!!!!!!!!!

 

木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

木育、その先には?!

前々から、なんかなぁ・・・、とすっきりしていなかったことについて問題提起(?!)されていたので、今回は思い切ってすっきりしなかった部分を整理してみようと思います。

いきなりながら、その問題提起(?!)をされていたのは有名な(はず・・・)森林ジャーナリストの田中淳夫氏。
個人的にも交流がある田中氏の投稿するYahoo!ニュースに、「形骸化してきた?食育に木育、これでいいのか」なる記事を見つけたのはつい2日前。
もう、その題名に自分が思うことを重ねながら読み進めていくと、「やっぱりそう見える部分もあるよなぁ」と納得してしまうと同時に、自分が普段行っている活動に照らし合わせて考える良い機会と捉え、田中氏の記事を引き合いに出させてもらって(汗)、自身の考えも自身の記事で書いてみることにしたのです。
(そんなことない!と否定されかねないお話になるかもしれませんが・・・)

そもそも、私が一人で食育や木育の正しい定義を議論するつもりはないのです。
じゃあ何かといえば、それらの活動が「イベント化、行事化」していることに「それだけでえぇのかな?!」と以前から疑問を持っているのです。
「行事化・イベント化」については田中氏も文中で書かれていますが、その日が楽しいだけでいいのかな?と・・・
いやいや、イベントや年中行事に木材(木育にかぎると)を取り入れるのは全く悪いことではありません。
そうではなくて、木育というという名前が先に立ち、とにかくその言葉の元で何かをすれば、木をPRした若しくは木材を啓発した、と満足してしまう「イベント」になってしまっているのではないか?!ということ。
もちろん、自分のことを差し置いているといわれるかもしれないのは承知の上ですが、木を使って工作をしたりアクセサリーを作ったり、木のおもちゃで遊んだり、イベントのお土産に木のものをもらったり・・・ということが木育であるかのようになってしまっているのではないかと思うのです。
というか、木育という名のイベントになっている様な感じです。
いろんな目的と定義があってもいいと思いますが、私の場合は単に木を使って工作をしたり、木のおもちゃで遊んでもらうだけ、ということは極力おさえています。

なぜかというと、工作は楽しく木に触れることができるのですが、大抵聞いてみると家に帰ると折角作った木製品も置きっぱなしで使わない、というケースが多い。
大人が明確な目的を持って日曜大工する、もしくはDIYで何かを作るのとは全く異なるので、作ったものの「用途」がはっきりとしない場合があるからです。
子供向けの「木育」の場合は大人が、特に木材関係者が期待しているほど工作の作品は、心に残っていないのかもしれない。
また、木くずや木の球を満たしたスペースで子供たちが戯れる姿を見たある奥様はおっしゃった。

「自分の子供は絶対に入れたくない」

どういうことか?!木が嫌いなのか!?!?あんな気持ちよさそうに木に囲まれているのに・・・

そうじゃないんです。
子供たちの中には、無邪気に木材を口に頬張ったり、かみついたりしています。
これも、木の性質で健康的!だし子供の本能だ!と受け取れればいいですが、見方を変えると涎がたくさんついている遊具で、自分の子供も同じようにするかと思うと、入らせる気にならない、ということでした。
恥ずかしながら、それを聞くまで私もまったくそんなこと思いもしませんでした。
よく見てみると、あぁ、確かにヒノキの球がいくつか濡れ色になりコテコテしてる・・・・

でも、集客人数が多く子供連れでにぎわうその様子を見ると「大成功」という気がしてくるのは、やはり「イベント」だからでしょう。
その日はとても楽しい一日かもしれません。しかし、その次の日に、木材の居場所はあるでしょうか?!
その次の日こそ、木材が心に残っていてほしいのです。私。

何も他人のイベントを否定しているわけではありません。
我が家の子供達もそうだからです。
私の同行で休日に参加する木材のイベントなどの工作で、小物を作ると必ず喜んで持って帰りますが、帰宅すると家の隅に置き、次の日からは置物と化しています。

だから、私は「あぁ、楽しかった」では終わらせたくないのです。
こんな状況ならばこうしたい、もう少し木材を知りたい、木材ではなくとも自分の生活と森の関係について学びたい、そしてその関係が社会とどうつながっているのかを考えるきっかけとしてもらいたい。
子供でもそうです。
木々の個性や触感の違いからくる特徴を持つ意味、それぞれの樹木の持つストーリーと自分の生活の関係、木の育つ環境などについてを少しでも考えるきっかけになるようにしたい。
そのために、考えてもらう仕掛けや投げかけをしたり忘れないような体験をしたりしてもらうようにしています。

連続企画3


要は、その日で終わりではなく、そこから何かが始まるようにしたいのです。
教育は義務家庭で「ある程度」うけることができますが、教養はそれを与えてもらえる場があり、教養を持つ人から教えてもらうことができ、自身がそれを身につけることができる環境が必要です。
社会との関わりやそれにつながる知識や見識を深め、正しく理解行動できる。
木育も、そろそろ「木養」が必要なのかもしれません。

大人になってから、あの木のおもちゃがよかったよなぁ、と思ってもらうようにするためには、大人がイベントに満足しているだけではいけません。
それに、子供たちが大人になるまで悠長にしていられるほど、日本の森林には時間が残されていません。
「木がなんとなく良いみたい」ではなく、木を通して山や林業や木と町のかかわりや、流通にかかわる人たちのことなんかをいろいろと考えられるような企画にしていきたいです。
じゃなきゃ、「木を使ってたらそれでいいんだろ?!」的な考えも出て来やしまいか・・・

なんでもそうですが、一時の楽しみで終わらせてはいけないと思うのです。
イベントのお土産を通して何かの拍子に思い出して行動したくなるような仕掛け、そこまでしたいものです。

戸田先生出張授業1


木育がたんなる行事やイベントの都合のよいお題目として広まるのではなく、「木養」をもった見識深い人間を生み、山や林業や製材、流通まで喜べる業界になることを望みます。
(なんや、最後は自分たちの都合か・・・むむぅー、どうもそうらしい・・・・汗)


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

気になるニュース 皆伐は破壊?!

少し時間が経ってしまってはいるけれども、一般ニュースにまぎれて報じられたこのニュースがすごく気になったので念の為記事にしておきたい。
というか、もしかするとめちゃくちゃ大変なことになるのかもしれない・・・・!とちょっと焦ったからだ。

そのニュースがこちら。

http://www.cnn.co.jp/world/35084028.html

実は、発表された当初(たしかこの9日)とは微妙にニュアンスがかわっている。
当初の見出しは、「ノルウェー国内の森林伐採禁止」だった。
だから焦った。
ふつうは、森林伐採禁止=環境に良い、森が維持されるなどの良いイメージにつながりやすいかと思うところである
しかし私が焦った理由はなぜかというと、ホワイトウッドの流通はどうなるのか?!!?ということが一瞬のうちに頭に浮かんだから。

ここ数年で、いろいろと話題になるかやり玉に挙げられる場面が多くあったホワイトウッド。

ホワイトウッド 1


弊社の記事も、ホワイトウッドというキーワードから見られることが多くあるのは、おそらく消費者の中でホワイトウッドに関する疑心暗鬼が続いているからだと思います。
疑心暗鬼の内容はまた別として、現在の建築業界でかなりのシェアを持っているホワイトウッドの産出国の一つであるノルウェー。
そのノルウェーが森林伐採禁止になると、流通はどうなるんや?!また品不足の異常事態が?!!?!?
特に建築業界に言えることかもしれませんが、供給量を調整して異様に価格を高騰させる(その意図は明らかにされていませんが・・・)ような手法がとられることが多いので、またいつもの「取り合い」が始まると思っていたからです。

えらいこっちゃとおもっていたものの、詳しく調べようと翌日以降見てみるとちょっと内容が変わっていました。
それは「森林伐採禁止」から「皆伐禁止」に変わっていたこと。

記事の見出しにあるように、世界初の森林皆伐禁止国に、なる様子。
皆伐とはその字の通り、みんな伐ってしまうこと、ですが何も木々をやみくもにどこまでも全てなくしてしまう、ということではありません。
言葉を変えていえば「収穫」でもあるのです。
成熟した森林から収穫を行う。
もちろん、破壊的にすべてをなくすことではないのです。
だって、所有者も様々、森林の内容もいろいろなのに皆伐=破壊というイメージを持つのは尚早です。
しかしながら記事の中の「世界の森林破壊を抑制する」という言葉にもあるように、どうしても皆伐は悪だ!と決められているのでしょうね。

だから、この記事事態も皆伐を禁止したから素晴らしい国だ!と手放しで称賛するのではなく、どうしてそのようになったのか、その国の森林の様子や林業の様子はどうなのか、利用の実態は如何になっているのか、ということに想いを巡らせてほしいのです。
というのは、わが国では間伐という名が定着し、イメージすらも良く受け取られているにもかかわらず、森林の整備の状態は決して良いとは言えません。
というか、良い状態に持っていかれている山でも、関係者の方たちは多大な苦労をされているところも多くあります。

日本では、皆伐をしても現状の山を変える必要があるところも多くあるはず。
それに、ノルウェーなどの北欧では当初から皆伐林業が主だったと記憶しているので、その流れを変えていく手順の一つなのではないかとも推察しています。
それが衝撃的な見出しで、しかもちょっと翻訳による意図の伝達の難しさが加わって、林業や森林、木材関係者にとっては耳目を集める結果になったのではないかと思っています。

他国の現状も知り、日本の現状も考える。

記事の最後の方に、熱帯雨林、温暖化や二酸化炭素などの言葉を出して、いかにも環境に配慮している取り組み、のように報告されているのが少し気になりますが・・・

なんでも一方的に否定するのではなく、方法や結果とその意図を様々な面から考えて取り組まなければいけないと思いますが、ノルウェーにおける今回の決定がどのような影響を与えるのか、木材業界人としても、林業や山に関心を持つ一個人としてもとても興味があり続報が気になるところです。
さすがに、ノルウェーに乗り込んだりするほど財力がないので、のちの報道続報があることを期待しつつ・・・

ホワイトウッド 2


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

人面・・・・木?!

私が木を見るとき、いろいろな視点で見ます。

いや、プロだから・・・
そんな格好いい理由づけではなくて、物事はそれを感じる立場によって考え方が異なる、ということ。

例えば、巨樹巨木に出逢うとその存在感や荘厳さで、木材としてみることは稀ですが、いかに立派な木でも丸太として並んでいれば「どんな木材にしたらいいか・・・」という目線になる。

今回も、どこに鋸を通そうか、どうやって使うほうがいいのか?!と考えながら目の前の丸太をみていたんですが、急になんだか「鋸を通す」のを躊躇してしまう気になってきた。


笑顔やっ・・・



むむぅ〜〜・・・・・・

こ、これはぁ・・・・

どう見ます?みなさん。



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

続きを読む

木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

カスクオークフローリング床暖房用と一般用、貼り伸ばし完成!


永遠のアイドル・・・
私にとって、ではなくて一般的にはそんな感じなのかな、と思うことあります。
フローリングにとってのオーク(なら)という樹種。

以前にもその、可もなく不可もなく(オークには失礼だけど)という、良い意味でいえばいつの時代も衰えない人気を得ているということをお伝えしましたが、やっぱりそれだけ魅力的だということの証明なんだとおもいますよ。
お客様のお話を聞いていても、チークアッシュを希望されている方も一度は「オーク」もその選択肢に入れておられた(または引き続き迷っている)場合が殆どです。
その気持ち、わかります。
だって、やっぱり貼り上りがいいんですもん。

リビング1

森の王様でもあり、フローリングの重鎮(笑)であるカスクオーク無垢フローリングです。

廊下5

そのカスクオークの貼り上りですが、今回使っていただいたのはカスクオークフローリングの床暖房塗装タイプ(プルミエグレード CO-24UP)ともうひとつ、床暖房タイプではない通常の塗装タイプ(CO-21UP)の2種類です。
写真からは少しわかりづらいかもしれませんが、双方ともウレタン塗装品です。
一般的には、床暖房に使用する無垢フローリングの場合はウレタン塗装をしてあるものです。
そうすることで、木材の急激な吸放湿による伸縮や反りを極力抑えられるからです。

廊下2


また塗装ともう一つ、床暖房に用いる無垢フローリングは75mm幅である場合が多いです。
今までもお話してきたとおり、木材で特に板状になったものは反り(お椀状に板の端が持ち上がる現象)がでますが、板の幅が大きくなればなるほどに反りの度合いは大きくなりやすいために、フローリングも極力幅寸法を狭くした方が、反りも伸縮も小さくてすむために、床暖房に使用するものは75mm以下という幅のものが多くなっています。

こちらが床暖房部分の75mm幅。

リビング4

示し合わせたかのように、スマホピッタリ・・・
そして下が床暖房以外のところに使われた90mm幅です。

リビング3

こうやって見るとわかりますよね?!

さて、床暖房には75mm幅が一般的という事情のため、続きの廊下や床暖房設備の無い部屋までフローリングを貼り伸ばす場合や、部屋の境目に「見切り」という部材を入れない場合は、床暖房設備無いところまで75mm幅のフローリングを続けて貼っていかなければなりません。
床暖房用のフローリングは製作過程も通常のフローリングとは異なるため(同じ工程のものや、通常品から塗装のみ変えたものを床暖房用として販売しているところもある・・・)、一般の無垢フローリングよりも価格が上がるにも関わらず、必要の無い部分まで、床暖房用を注文しないといけない。
しかも75mm幅で・・・
というのが普通なのです。

が、弊社のラインナップのうちで同一樹種の中で床暖房フローリングを設定しているものは、基本的に「幅が異なっていても、グレードが違っても、極端にいえば樹種が違っても」そのまま貼り伸ばすことができます。
つまり、床暖房のある部分のみ床暖房用を使い、それ以外の廻りの部分や廊下には、床暖房向けではない通常の無垢フローリングを使う、ということです。
それも、実(さね)という勘合部分が同一形状の為、75mm幅の床暖房用と90mm幅の通常品、勿論130や150mm幅とも貼り伸ばしていくことができるので、見切りという部材でフローリングの境目を作ることなく施工できるのは、実は大きなポイントなのです。

リビング2


予備知識がなければ、同じ樹種で同じお店から購入した無垢フローリングは、当然貼り伸ばしできるもの、と思われているかもしれませんが、普通はそんなことできません。
同じ、メーカーだとしても同じ樹種だとしても、加工形状が異なるのです。
だから、どこかで境目をもうけないといけないのですが、それをしなくてもいいのは実はすごい事、です。
大した違いが無い様に感じるのに、どうして一般的には貼り伸ばしできないのかというと、そのあたりに「製作コスト」に跳ね返ってくるからくり事情があるからなのです。

わざわざ貼り伸ばしができる=嵌合部分の実が合うということを強調するのは、建築現場にとってはそのあたりは結構重要だから。
それに、ただ「実が合う」だけのために、製作コストをかけているのではない事を知ってもらいたいのです。

ラインナップによって異なるものもありますが、一部のフローリングは常時同じ工場の同じラインで、同じ基準で製作されています。
当たり前の様に感じますが、通常は工場の場所が違ったりするだけで実が合わなかったり品質が異なることは、多くあります。
そのために、わざわざ実が合うように、いつでも同じ基準の同じ加工である様に統一してあるのです。(一部の樹種限定です。)

廊下1



口で言うのは簡単(文章も簡単)ですが、実は非常に難しいことなんですよ。
製作にも色々と事情がありましてね・・・

あ、貼り上りを見てもらうハズがてっきり内輪の話になってしまいました。
そういった大きな違いがあるオークの無垢フローリング。
その辺のオーク無垢フローリングとはちょっと違うんです。
永遠のアイドルは、変らない魅力があるからこそ。
カスクオーク無垢フローリングもグレードや幅寸法に関わらず、同じ品質同じ実でお届けします。
表示されない部分ですが、こんな違いがあるんですよ。

一味違うオーク無垢フローリングが映えるリビング。
いい感じに仕上がりました。

リビング5


・カスクオーク幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングはこちらから
・カスクオーク幅広無垢V溝フローリングオイル塗装CO-32VOPの施工写真はこちらから
・カスクオーク無垢UNIタイプオイル塗装CO-21OSの施工写真はこちらから
・カスクオーク幅広無垢つなぎ目V溝フローリングネイキッドグレード、アトリエFUDOさま施工写真はこちらから


・そのほかの無垢フローリングラインナップの記事はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0) この記事をクリップ!