空を見上げて
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2013年07月

初発行! 木材利用ポイント


業界の鳴り物入りといいますか、うちわでもりあがって始まった制度「木材利用ポイント」も、スタートしてかれこれ4ヶ月になろうとしています。
申請が出来るようになってから1ヶ月ですが、静かだった申請についに第一号が出ました。

納品証明 2





















制度の内容などがイマイチわかりにくかったこともあり、申請するかどうか迷われていたのですが、ここにきて申請されることになり、弊社も納品証明書発行業務を行いました。

納品証明書 1





















ついこの前お伝えした通り、現在は無垢の木材のみならず合板フロアーや窯業系外装材の一部にもポイント対象になるものが出てきましたから、おそらくこの夏の間の工事分が秋にかけて申請になると見ていますので、9月は申請が集中しそうです。

窓口も兼務している弊社としては、どちらの業務もこなさないといけなくなってきますので、かなり煩雑になること必至・・・
できることならば、無垢フローリングの施工をもって申請受付したいものですが、大半はポイントをにらんで施工業者登録をなさった分譲ビルダーさんの受付になると予想しています。
今回の制度は、納入業者も施工業者も事前に登録しておかないとポイント発行できない仕組みになっています。
納入業者は合法的に生産される木材であることを証明する事業所である必要も求められる為、この制度への参加を見送ったところもあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、巨額の国費を投入しているこの制度。
本当の意味で、木材や森林、地域の振興に寄与してくれることを願ってやみません。
弊社もできる限り多くの対象地域認定無垢フローリングや即時交換による広葉樹無垢フローリングの販売に力を入れていきたいです。


木材利用ポイントの詳細はこちらのホームページから


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どんどん正確に測れる、木の樹齢と生い立ち


最近身近なところで発掘作業が多いからでしょうか、新聞記事の土が掘り返されている写真やニュースにおける「出土」という言葉に少し敏感になっているようです。

三瓶埋没林公園 3










特に考古学に興味を持っているわけではなく(多分、調べるとはまっていきそうだから・・・)、出土品といっても木材に関するもの以外はのめり込む事はないのですが、今回はそののめり込む方の話が新聞に出ていました。


名古屋大学の中塚武教授(地球化学)が、過去の気候変動を解明するために5年ほど前から樹木の年輪に含まれる「酸素同位体比」というものに着目した研究を行っておられるらしく、その研究の過程で、酸素同位体比が木の年代測定にも活用できることが分かったというものです。

私にはなんのこっちゃわからん、その酸素なんちゃら。
つまりは、木の年輪細胞のセルロースに含まれる酸素原子の同位体(重さが微妙に違う原子ということらしい)のうち、酸素16と酸素18の割合が夏季の降水量によって年ごとに異なる性質があり、酸素16は酸素18より軽く、酸素16を含む水の方が葉から蒸散し易い。
そのため、降水量が少なく乾燥していた年ほど、酸素18が年輪に含まれている割合が多くなる、ということ。
この比は環境的な要因だけで決まり、木の個体差に影響されない上に木が死んだとしても比率に影響はない、らしい。

わかったかな?!
なんとなくわかった。つまりは、その木が生育していた時の環境や降水量がわかるだけではなく、このデータを積み重ねていくと、年代を知りたい木材の指標となる物差しが出来、それにあてはめればその木の年輪が出来た年代やその年の降水量を知ることが出来る、というわけです。

研究ではヒノキを使い、中部地方から近畿地方にかけての現代から2000年前!までの分について、その「物差し」が完成したそうです。
データについては、現代に近いものは今生えている木の年輪を分析し、古い時代のものは古寺のものや古い井戸枠に使われた木材などを試料に、各時代のパターンを作成していったそうです。

小さい頃に、木の年輪をみて「この木は何歳かな?!」と一つ一つ年輪を読んでいったものですが、今回は年輪を読むよりも更に細かい、細胞レベルの「年輪」を読むことで、樹齢だけでなくその木の生い立ちや環境まで知ることが出来るのですね。

純粋に気候的要因のみで決まる酸素同位体比は、異なる樹種でもよく似た変動パターンを示すらしく、ヒノキでとったデータをスギなどの異なる樹種にもあてはめて年代を測る事ができるようになるといいます。
この点では、従来使われている「年輪年代法」では、樹木ごとに変動パターンが異なるため、ヒノキやスギなど適応できる樹種が限られていたそうです。
すごいですね。

しかしながらこの酸素同位体比による測定は、対象材の一部をサンプルとして切り取らないといけないので、非破壊で行える年輪年代法に比べると、文化財などへの応用は時と場合によるのかもしれません。
もちろん、出土材や文化材の解体材などから史実や環境、樹種を知るための手掛かりとするならば、一般的な樹種同定においても数mmであれ年輪(1細胞が含まれている)サンプルが必要ですから、どの方法が優れている、というよりも、その時その時に適した方法を用いるのがいいのでしょうね。

芯柱





















これも貴重な「サンプル」。改修工事にてとりだされた芯柱です。
ここまでくると、サンプルとは言い難いですが・・・

もちろん、色々な事がわかるのも素晴らしいことですが、わからない部分があるからこそ、新たに知りたい、どうしてだろう、知る方法がないか?!といった探究心が生まれるというもの。
わからないことにも夢がありますしね!

これも以前に記事にした「放射性炭素年代測定法」とはまた異なった、違う方法違う視点から見た研究で、とても興味深く感じます。

新聞にはでていませんでしたが、これは広葉樹でも使えるのか?
はたまた、年輪のない熱帯産などの散孔材などでも同じ様な事ができるのだろうか?という疑問が浮かびました。
年輪を一つづつかぞえるわけではない、細胞レベルの話なので該当地のデータさえとれれば可能なのかもしれませんね。
DNAなどの遺伝情報と同じように、樹木に記録されている情報を読み取るかの如く・・・

出土当時

























なににせよ、木に関することで様々な事がわかるのはワクワクしますし、それによって地球環境や現在過去未来のつながりが明らかになる、というような大きな夢も見られそうです。
みな意識はしていないかもしれませんがやはり、木は「モノ」ではなく、地球に生存している生き物だという事ですね。
ますます好きになりそうです!あぁ、どうしよう・・・・・



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お盆休暇のお知らせ


最近、懐かしい人に会う機会が幾度かありました。
中には、数十年弊社にて努めてくださった先輩もいらして、昔の話や今はどうだ、という話をさせてもらいました。
皆さん元気そうで、私の方が断然若いのに日々の仕事に追われて疲弊している様な感じで、逆に活力を貰ったような気になりました。

そんな状況で話しているとやはり「もうそんなになるかぁ・・・」というような、時が立つのは早いなぁ、という話題がどうしても多くなりがちです。
まぁ、久しぶりに会っているんだし当然の事なのですが、私も年甲斐もなく「はやいねー、あっという間やね・・・」と言ってしまったりします。
それは、私がまだ就学もしない頃から知っている方たちですから、それと現在を比べると年をとるはずです。
といっても、それは私もお互いなのですが・・・


そんな話とはスケールが少し違いますが、やっぱり早く感じるのは長期休暇のタイミング。
今年もお盆が近づいてきました。
ついこの前がゴールデンウィークだったはずなのに、おかしいなぁ・・・・

本年の弊社お盆休暇は8月13日から16日までです。

休暇





















ショールームは予約受付しておりますが、通常の会社業務としてはお休みをいただいておりますので、倉庫にて木材をご覧いただくことはできませんのでご注意ください。

お盆が開けるとお正月・・・そんなサイクル(気持ちだけ・・・)のここ数年。
小学生なら休みばかり想像できていいのでしょうけど、時間経つのが早すぎます!!
だれか、一日48時間くらいにしてくれないかなぁ・・・




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再度お知らせ 使おう木材利用ポイント


今までに何回か告知している「木材利用ポイント」をみなさん御存じだろうか?!
木材を使用した住宅建築やストーブの購入などで、ポイントがもらえて地域産品や環境体験旅行などに変えられるというもの。

木材利用ポイント





















4月に制度がスタートし、7月から申請受付開始しているのですが、うちだけだろうか?!お客様からの反応が薄い・・・
弊社は大阪府内の受付窓口も担当させてもらっていますが、身構えていた申請もまるで風の止んだ海の如く物凄く静かです。

凄い予算を組んで取り組まれているこの制度、業界新聞では何度も取り上げられ、一般紙でも報じられていたにも関わらず、とっても静かな滑り出し。
もちろん、駆け込んでこられても困るのですが、こんなに静かだと後々が駆け込みで大変なんじゃないかと心配しています。

もうひとつの心配である制度の方も、交換商品も充実してきましたし、新築についてポイントに換算できるベニヤ板も案内に入ってきましたので、いよいよお声がかかり出す頃かと思っています。

某大手住宅メーカーは、まだ少し肌寒いころから住宅展示場にデカデカと「木材利用ポイントが始まります!」と掲げられていたので、街の工務店さんのところまで予算が廻るのか心配していたのも取り越し苦労か・・・


弊社でももちろん、木材利用ポイントに対応する材料を揃えています。
新築材については、ヒノキやスギの柱材はもちろん、横架材につかう国産松(地松・内地松)の梁桁も乾燥材で対応可能ですし、フローリングも地松(黒松・赤松・カラマツ)やスギやひば材も揃えています。

BLOG5687





















ひば節あり幅広無垢一枚物フローリング


無垢フローリングや無垢の張りをお考えの方は、とっても大きなチャンスですから、申請を考えてみてはいかがでしょうか?
交換商品カタログを見ていると、「どれにしようかな・・・・」ともらえもしないのに皮算用してしまいます。

また、基本的にポイント対象の樹種には国産材であっても広葉樹は含まれていないのですが、ポイント対象となる針葉樹を使った工事や新築構造材で獲得したポイントは、広葉樹を含む木材を使った工事に対する代金に充当できる「即時交換」という制度もありますので、新築で広葉樹フローリングをお考えの方は、この制度を利用して見てはいかがですか?!
広葉樹フローリングも多々あります。かなり大きな援助額になりますから、色々な樹種が選択可能になることと思います。


木材の普及が目的のポイント制度。
本当に木材を活用したい、と思っている方にこそ利用していただきたいです。

弊社取扱フローリング(紹介している分以外にもありますので、お問い合わせくださいませ。)に関してはこちらの記事をご覧ください。

制度についての詳しくは木材利用ポイントのホームページまで。



*弊社にて申請いただくお客様は、必ず事前に御連絡の上お越しくださいませ。受付時間や窓口営業日、対応スタッグの関係上、お願いたします。



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確認しておくべきこと


日本語だけに限った話ではないとは思いますが、思いこみや文章の読み間違いで、失敗することがあります。
それが日常生活の中で笑って済ませられることなら構いませんが、仕事の場合は結構大事な問題である場合があるので、注意が必要です。


たとえば弊社の場合はこれ。

大事なところ
















特に目くじら立てるものではなく、「自分は気をつけないとなぁ・・・」と思うところですが、弊社正式には戸田「材木店」でありますので、巷にあります「●○木材」とは少し違っております。
これを見て、「社名が間違っている!!!」ということはないですが、もしかすると他の御会社では、指摘を受けると思います。

この間違いは昔からよくありますし、他には会社形式を確認せず全て株式会社で送ってこられるところや、ツワモノでは「木工所」となっていたところもありましたね・・・
ここまでいくと感心してしまいますが・・・

上の写真、営業さんが廻ってこられて「是非、戸田さんのところで使っていただきたく・・・」と営業のあと後日にもってきていただいたのですが、なんかその口上の効果も半減と感じてしまいます。

大切だ、と思っているんであれば相手の事を考えないといけないだろうし、考えているとこれくらいはわかる、かな?とも思ってしまいますし、間違っているのは構いませんが、やはりさっきの様に、「あの言葉は何だったの?」という事になりかねません。

急いでいる時や、中途半端に商売してしまうとこんな間違いもおきる事があるでしょう。
自身にも無きにしも非ず。
誰にでも間違いはあるけれども、やはり気持ちを込めている事をアピールするならば、最低限気を配って。おきたいです

自分が忙しい時は人の間違いはよく目につくもの・・・気をつけねいと・・・



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お互いを理解しなければ・・・


前からのことだけども、今でも困っている人が多い様子。

住宅建築を決めたはいいけれども、希望の材料や期待する形にできないというケース。もちろん、私がお話を聞くのは前者の材料の方が圧倒的だけれども、少し前までは当たり前だった材料の施主支給というものが、今もかたくなに拒まれるところがあって困っている、というお施主様もいらっしゃる。

んー、難しい。

お施主様のおっしゃることはそれはそれでよくわかり、理想があってどうしてもこうしてみたい、こんな家にしたいという想いが詰まっているのですが、請負業者がどうしても納得してくれない、どうしたらいいでしょうか・・・・と。
んー、難しい。

何度聞いても理解はできるのですが、なんとも言いにくいところも実際ありまして・・・

もちろん、中には快く材料支給を受けられる施工者の方もおられるけれど、普通はすんなり了解しにくい。
それは単純に納入材料が少なくなるから、という理由だけではなくて特に無垢の木材の場合は、「反る、曲がる、寸法変化する、色見が想っていたものと違う」などということで、工事後や工事中に問題になる事が多々あるために、そのような煩雑さを嫌って、また商品の品質に関わらず施工責任を追及される場合があるために、了解しにくいというのが施工する側の気持ちだと思います。
よく聞く話が、材料が到着したはいいけれども、まともに施工できるような状態ではなかった、というものですが、お施主様が「安い」と飛びついた材料が売りっぱなしの処分品だったようなケースですね。


私は職業柄両方の意見を聞く事が出来ますが、やっぱり双方の思っていることはわかります。
お客様は材料はあるのにどうして使えないの?とくるし、施工側は後でどうなるのかわからない物を施工するわけにはいかない、と拒否されるしで平行線になってしまいます。

いつもお客様からお問い合わせいただくのは、支給品を受け入れてもらえないんですがどうしたらいいか、施工者の方とともにお施主様に会うと、ネットでこんなんあるのにどうしてできないの?、となる。


じゃぁ、どうすればいいのか。

理解しあう、話をしてきっちりと決める時間を取ること。
これが一番。

お施主様は、自分の希望するものをきちんと伝え、支給の場合の材料に対しては自身が選んだものとして施工してもらうというスタンスを説明し、その材料の特徴や施工の注意、そして購入時に説明される起こりうることを想定して施工をお願いする旨を伝えること。
施工者は、施工の方法によって起こりうること、そして自社が進める材料との違いや施工その他にかかるコストの増額説明をし、納得していただきたい旨を伝える。

そのやり取りを入念に行えば、思っていたものと違うとか支給品をきっちり施工したはずなのに、クレームとして修繕しないといけないのでは、といった双方の心配ごとを消していけるはずです。

商品や施工に対しての注意事項や特徴を、お施主様も施工者も共に理解し共有することが大事です。
その為には時間が必要です。
大事な時間です。たくさん、十分にとってください。

私もお施主様により多くの理解を得られる為に時間を作ります。
木材難民を少しでも少なくするためにはその時間が必要です。
自宅建築の際には、建築ギリギリになって真夜中にインターネットをさまよって考えるのではなく、少しでも早く時間の余裕をもってあたられることをお願いします。
そうすることで、安心して施主支給品による自慢のおうちが出来ることと思います。


時間の余裕と心の余裕。
自分に言い聞かせているようで、落ち着きませんが・・・



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桜に忍び寄る白い影


直前に記事投稿の間隔に少し穴を開けてしまったところで完全に露呈してしまっていますが、有難いことに現在、仕事非常にパンク状態です。
といいますか、一人でヒーコラしているだけなのかもしれませんが、自分でもあんまりまわりが見えていないと思う事があるほど、余裕がなくなっています。

そんな時に限って変化はじわじわと押し寄せてくる物です。
知らない間に白い影がそこまで来ていたとは・・・


知らない間に成長するのは子どもばかりかと思いきや、自分も年をとりますし、感じていない様ですが、着実に時間は過ぎていて、春には視線を集めるその物にも、この季節はなかなか気が廻っていませんでした。

弊社は通り沿いに面した立地ではあるのですが、そんなにでかでかと看板を掲げてはいません。
だから初めてくる運送の運転手さんでも「通り過ぎてしもたわ」と言われることもしばしば。
商売っ気を出すには大きく宣伝が必要かとも思うのですが、あんまりイヤらしくなるのもどうかと思いますので、季節限定ではありますが、お越しになる方にはこれを目印に来てください、とお伝えしています。

さくら





















立派、とはいいませんが、弊社のシンボルツリーである桜です。
いつの間にか道路際の塀を覆うように大きくなった桜は、数株が空へと幹をのばしていますが、私も知らない「最初に植えた時」は一株(一本)だったそうです。
その頃の写真が見つからないのですが、祖母の話では一本だったのにいつの間にかどんどん塀沿いに広がってきて・・・ということでした。
そういわれれば、昔はこんなに茂っていなかった様に思うのですが、やはりまわりの変化には疎いのでしょう。確実に時間は流れているということを思い知らされます。

そんな状況ですから、少しづつ広がる変化に目がいかないのも当たり前で・・・
今日、たまたま桜の木の下で枝を見上げてみるとビックリ。

桜 1

















枝が白い!!

あれ?ウチのん白樺やったかな?!・・・とは思いませんでしたが、大型トラックや荷降ろしのリフトが接触し枝の折れた部分に「白さ」は集中しているようでした。

桜 2

















そのうちの一部分はなんとキノコが・・・・

桜 3

















こりゃいかん。
前の桜の記事に書いたと思うのですが、桜は(種類にもよるでしょうが)折れた枝から菌が入り枯れてしまうこともある、といいますからこのまま放置していてはいけない様な気がします。
私も木材の事は多少なりわかるのですが、立木の気持ちを汲み取る境地には残念ながら至らず、果たしてどの様に治療してやるものか、一気に心配になってきました。

とりあえずキノコのできた部分を切除し、傷口に塗るとよいという「墨」を塗布しようかと考えているところです。

もし大治療が必要であれば、樹木医さんにお願いしなければいけないかもしれません。
おぉ、桜ちゃん(一応、女の子設定で・・・)、できるだけ早く処置するからがんばってくれよ・・・
自分にも周りにも、やはり時々は目を配らないと「忍び寄る影」を見過ごしてしまうかもしれません。

一日も早く白い影ならぬ白いカビ?!除去にかかります。

桜 4




















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杉 埋め節フローリングを使っていただきました。


古い大きな梁が残る旧家の改装工事に、杉埋め節フローリング(厚物)を使っていただきました。

杉埋め節フローリング 5





















伺った時間帯が夕刻だったので、画像が鮮明ではありませんが、黒く光る現し梁に杉の赤白が良く映えていました。

杉埋め節フローリング 2





















杉埋め節フローリングにおいては「赤白」とはいっても、通常の杉フローリングの様に一枚一枚に真っ白があったり真っ赤があったり、というのではなく、できる限り赤身を多く含む赤身勝ちという部分を使っていますので、隣は真っ白で次は真っ赤という色違いは少なくなっています。

杉埋め節フローリング 6





















肝心の埋め節部分も綺麗に納まっています。

杉埋め節フローリング 3





















赤い節の部分が埋め節補修部分です。
それに丁度良い見本になる部分に埋め節が入っています。
3つ並びの節の左端、丁度板の端っこに抜け節があったのでしょう。フローリング同士の勘合部なのでパテでは補修が難しいところですが、見事に埋め節が納まっています。

杉埋め節フローリング 4





















やはり杉のフローリングはどこか温まるところがあります。
確かに貼り上り後すぐにへこみ傷がつき始め、最初のうちはとても気になるものです。
かくいう私もお客様には、キズはつきものです、というような事を言っているにも関わらず、自宅のフローリングが傷つき始めた時には若干ショックでした。
あぁ、お客様ってこんな気持ちなのかな・・・と反省(?!)したものです。
ですので、杉のフローリングはキズがつきやすいから・・・と言われると反論はいたしません。
が、その傷も、程度によってはふくらませてわかりにくくすることも可能ですし、また、その傷が気にならなくなるころには、家にも馴染み生活の中の一部分として親しみを感じられるようになるはずです。
無垢のフローリングを選ばれる位ですからきっとその「あばたもえくぼ」的な魅力にはまるはずですよ。

杉埋め節フローリング 1





















杉だからと言って決して安易にフローリング加工したものとは違います。
赤身勝ちで埋め節の杉はなかなかないと思います。
杉で迷われたら、一度選択肢として考えてみてくださいね。
天然乾燥の杉の香りが一杯です。


・杉埋め節フローリングはこちらから

同じ加工場からくる杉の逸品、古希杉浮造り(うづくり)フローリング百年杉柾浮造り(うづくり)フローリングもよろしくお願いします。


・弊社へのお問い合わせはこちらから

木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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虹の再来


虹というと、私は以前にハワイで見た「二重の虹」が忘れられません。
虹を見慣れた現地の知人に、「そんなに虹がいいかねぇー」とあきれられる位に喜んで見た覚えがありますが、空を刺すかのような建物のない広く開けた大地にかかる二重の虹は、明日への架け橋というか、本当に素晴らしいところにつながっている様な、そんな気持ちになったものです。

さて、空梅雨の筈が一転梅雨明け直前に雨模様の続く今日のこの頃。
そんな毎日で虹を見かける、という余裕はなかなかないものですが現在我が家には虹があります。
それは虹は虹でも昨年見た虹が我が家に戻ってきた、というものです。

DCIM0009

































なんとも美しい。
図鑑などで見ると、綺麗だねぇ、で済ましてしまいそうですが、実物をみると「これが自然に生きる生き物の持つ色合いか!」と驚いてしまいます。

彼は、昨年幼虫の段階で我が家にやってきたニジイロクワガタの「ニジ平(にじへい)」です。
昨年、成虫になった時にもたいそう感動したものですが、寒い日が続くようになってからは虫かごの土の中に潜っていたので、少しでも寒さを和らげるために周りを囲い、できるだけ温かい場所に移していたのですが、つい先日、土を湿らせてやろうとふたを開けてびっくり!
なんと出てきている!

DCIM0012





















実のところウチは外来種のカブトムシやクワガタはもちろん、国産種ですらその暑さと寒さに耐えきれずになくなっていってしまう環境ながら、よくぞ成虫で越年してくれたものだ、と初めてその姿を見た時と同じくらいの感動と驚きを覚えました。
冬の間は姿が見えないため、もう寒さにやられてるかな・・・と思ったこともありましたが、ニジ平は強かった!!

犬や猫などの動物と暮らしているわけではない我が家の大切な一員です。
私もあまり詳しくないのでわかりませんが、生き物ですからこの輝きとずっと一緒というわけにはいきません。

しかしながらこれからまた、その七色の輝きで我が家を照らしてくれると思うと、何か良い事ありそうです。
生命というものの素晴らしさに改めて感謝感激。

本当は、クヌギの木の蜜でも吸わしてやりたい(ニジ平はクヌギでいいのかな?!)んだけれども、ゼリーで勘弁してね。

それにしても、もうニジ平の成虫の姿を見てから一年がたとうとしていると思うと、改めて時間のスピードの速さを感じて一喜一憂。
ニジ平の様に輝いて生きられるように、頑張れ木の虫!!戸田昌志!

DCIM0011


































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切越の夫婦ヒノキ


前回の記事で、手作業による移行の悪戦苦闘をお伝えした「星印」ですが、その後も作業を続けるも、地図が固まったり、住所表示が出なかったりする上に、所在地の詳細を拡大しようとするとぼやけたまま拡大できなくなったりするので、まぁ、ほとんど上手く進みません。
夜中に目をこすりながらの作業なので、自分の目が見えていないのか画面がぼやけているのかもだんだんわからなくなってきます。

この「星印」の移行にこだわる理由は前回少し触れましたが、「星印=巨樹との想い出」であり、その星の場所を見ると頭に風景が浮かんでくる場合がほとんどであるとともに、それ以上に「住所で表示できない場所」を地図上に残したいからにほかなりません。

もちろん、樹齢数百・数千年という巨樹巨木が人間のあてはめた住所という表示に全て納まるわけがないのは当たり前のことなのですが、やはり出会った場所を残しておきたいことと、もし、他の方が向かわれる場合に説明できるように、と思う気持ちがあってのことです。


さて、そんな場所を残しておきたい巨樹のなかでも、説明がしにくく更にもう一度行けと言われても躊躇する様な場所にある巨樹を、ここに紹介しておきましょう。
こう言った巨樹達の所在地を残したい気持ちが大きいのが手作業に向かう原動力なのです。

切越の夫婦ヒノキ 3



































 で、でたぁーお化けぇ〜。(古いか・・・汗)

巨樹にはどれも独特の雰囲気や空気がありますが、この切越の夫婦ヒノキはまた違った意味での雰囲気に満ちています。

その理由の一つはその道中(あとでじっくり・・・)と所在地、そしてやはりその姿からでしょうか・・・・
巨樹に限らず、どうしてこのようになったのかと、無粋な質問をしたくなるものが多くありますが、この夫婦ヒノキもその筆頭。
よくもまぁ、ここまで見事に二本も仁王立ちしているもんです。それも社殿に通じる階段を挟んで枝ぶりまで左右に、計算された様に振り分けて・・・

しかしこの景色を見て、敬虔な弊社の読者(笑)ならピンとくるところがあるはずです。

そう、少し前に巖石神社と夫婦ヒノキとして紹介した宍粟市のヒノキと似ています。
もちろん、そのスケールや迫力は違いますが、少し重なるところがありますね。


切越の夫婦ヒノキ 5

































社殿への階段を上って眺めると、意思をもって触手を伸ばしている様にしか思えないような様相を見せています。

切越の夫婦ヒノキ 7

































おそらく、この枝の多く出ている方は現地にいた感覚からの方角で言うと南に向いていると推測するのですが、まさしく、木の南側には枝が多くなるという説を地で行く格好になっています。
とはいえ、その「南向きに節」説は完全ではないという話もあり、言いきることはできませんが、そんな理由をつけて納得したくなるくらいに見事に集中した枝は、夫婦ヒノキの巨樹の意思を伝える手段なのでしょうか・・・・

切越の夫婦ヒノキ 1













綺麗な案内板が据えられています。
岡崎市の指定文化財であり、天然記念物指定されているものです。
各地にある「須佐之男」の名を冠したお社の中の一つだと拝察しながら、頭上から降り注ぐ様な枝がやはり気になっています。

切越の夫婦ヒノキ 10


































近くで見ると、その太さにも驚かされます。
実際、私も杉の巨樹というのは多く見てはいますが、ヒノキは用材として利用されてきた事なども理由にあるのでしょうが、あまり巨樹として出会った経験がありません。
もちろん、このように(いや、これ以上の)山中には天然記念物指定を受けているヒノキがまだあるのですが、それでもヒノキを多く利用してきた風土から言うと圧倒的に数が少ないように思います。

切越の夫婦ヒノキ 6













上手くカメラを据える事が出来ず、大きさ比較はしづらいですが、この夫婦ヒノキに関しては、大きさとともに一対に揃っている事に大きな意味があると思われるので、私の記念写真程度にご覧ください。


しかし、この夫婦ヒノキ。その巨躯と枝ぶりもさることながら、もう一点凄いところがあります。
それは・・・・

切越の夫婦ヒノキ 4













ぎょえーーーー。
エイリアンに追いかけられたらこんな感じか?!!と思うような襲いかかるかのような根っこ。

切越の夫婦ヒノキ 2


































土が流れてしまったのか、はたまた自身の力で出てきたのか・・・
聞いてみましたが、答えは聞こえず・・・
しかし、もしかするとエイリアンなのは私たち人間なのかもしれません。
自然を侵す私たちからその社を、神仏を守る様に張り出した枝と根なのかもしれない。そんな気持ちにさせられます。

とはいえ、大阪の流谷八幡宮のイチョウが2本揃ったようで、まぁ、気持ちのいいものではないですね・・・・
というのは、冒頭にも書いている様にこの場所が大きなポイントです。

切越の夫婦ヒノキ 8


































しっかりとしたお社のある写真に見えますが、実はここ、相当な林道を結構な距離登らないと来られない場所にあります。
物凄い説明ですが、それこそ例の「星印」がないと途中で挫折してしまいそうな道のりを登ってこないといけません。

私もある程度の予備知識を入れていきますし、運転にはかなりの自身がある方ですが、それでも、何度戻ろうかと考えたことか・・・・
因みに古い地図ではこの先は行き止まり・・・民家の様なものが見えたりはするのですが・・・

そんな山中を登り続けること20分・・・
もちろん、対向車を交わすスペースなど皆無ですから前方を確認しながらなので、時速・・何キロかゆっくりとしたペースですが、もう40分ほど走っているかのような気持ちになりました。

切越の夫婦ヒノキ 9
















少し広いところでこれくらいです。
車の後方が夫婦ヒノキに通じる道(これは帰り)ですが、細くなっていっています。
落ち葉のせいで、側溝があるのかどうかも分からず、あまりよせ過ぎるのも怖ろしくなります。
もちろん、携帯など使い物になりません。
万が一のことを考えると・・・・・

という道中が、夫婦ヒノキに出会った時の畏怖の心を大きくするとともに、襲われそうな異形を更に増幅する仕掛けの様に感じてなりません。

しかしお話はこれで終わりではありません。
夫婦ヒノキに別れを告げて先の写真の道を下ること5分。
登る時にももちろん車には会いませんでしたし、行き止まりの道から帰るわけですから後方など気にしていなかった、いや、気にする必要が無かったはずなのですが・・・・・


ぎょえーーーーーー。
バックミラーに車の影がぁーーーーー。。

一瞬卒倒手前でした。
私もゆっくりとは走っていましたが、後方から車が来るなんて思いませんし、ましてや来ないと決めつけているところにいつの間にか現れた恐怖は、もう言葉がありませんでした。

念の為数度ミラーを確認しましたが、襲われるような気配も突然消えてしまうような気配もなかったので、安心しましたが心臓に悪い巨樹訪問となりました。


そんなこんなで、皆さんにも会っていただきたい巨樹ですが、それ相応の覚悟で向かって下さい。
車対向不能と、追われる恐怖!(これは無いか・・・)。

これが是非とも「星を残したい巨樹」であることをお伝えし、今日も星の移行に追われるのでした・・・・・


切越の夫婦ヒノキ所在地

愛知県岡崎市夏山町ソラ16という表示になります。
検索すると、少し東側の国道沿いが表示されますが、それよりも西に須佐之男神社の表示が出ると思います。
須佐之男神社が2社表示されますが、南の県道(?!)37号線を桜井寺方面に登る道の先にあるほうですのでお間違えなく。



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