空を見上げて
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2013年04月

北海道産 シナ角材入荷


一つ物事が済むと、その時に広げたものを片付ける余裕なく出たり入ったり動かしたりするもんですから、何から手をつけたら良いやらわからなくなってしまいます。

少し前に入荷していたもので、早い事紹介しようと思いながらもなんやかんやとしているうちに後回しになってしまったりして・・・
お問い合わせやご連絡はもちろん優先する様にしているのですが・・・

さて、ご注文としてはそんなに大量ではないものの、その木材にこだわりたい!という場面は色々とあるんですよね。
こんなことが書いてあった、写真が載っていた、話を聞いた、などなどで色々と材を探すわけですが、いかんせん木は自然の産物。
人間の都合の良い様に出てくるわけでもなく、探している時に乾燥材があるわけでもない。
そう、基本的に材料としての流通量が少ないある種の木材は、希望サイズで揃えるということを前提にしているとなかなか揃える事が出来ない上に、木は乾燥していないと利用できない場合が殆どですので、サイズと樹種と乾燥と、と三拍子揃うと、そのままのご希望に沿うには本当に難しい場面が多いです。
ですから、代わりの材料であったり、近い寸法であったりというものを考え、人の勝手ではなく木の都合に合わせた考えで探さないと行けません。

今回の材も、そんなに多くはない・・・といいますかなかなかないものの中の一つでありながらも需要のあるものです。
それはこちら。

シナ角 3










北海道産シナ角材です。

シナについては、以前の記事にて詳しくお伝えしていますし、私の最近のお気に入りである「シナの名刺」を見てもわかるように、薄い黄色みがかった木材で、軟らかく加工しやすく、木目もとても大人しい木です。

シナ角 4










光を当ててみても、あんまり木目が確認出来ないと思います。

シナ角 7










それ位大人しいというかなんというか。
写真ではとてもお伝えしづらい樹種のひとつですね・・・

私の名刺、皆さんに好評いただいているのですが意外や意外。お渡しする方によっては、シナともう一つ用意しているブラックチェリーの方をたいそう気にいってくださるケースが多く、シナという木材があまり知られていないこととその大人しすぎる(!)木目が、小さな名刺の場合はブラックチェリーの迫力と色目に負けた感じになっていて、どちらも気にいって入るものの、ついついシナの名刺を応援したくなっているこの頃・・・

木の名刺 3










脱線しました。
そのシナ材ですが、以前から角材のお問い合わせが多くあります。
彫刻のお客様ですが、定番のものを製作されてから色々とご覧になっているうちに「シナ」という木を知ることになったのでしょう。
一位(いちい)などもそうですが、シナも含めてなかなか角材をとることのできないものに限って、これまたよくお問い合わせいただく・・・
ですが、建築材料にするわけでもなく、その他にはっきりとした継続的な需要(継続が肝です・・・)があるわけでもないシナは、そんなに大量に供給できるものでもない上に角材となると余計に供給が難しくなります。
そういった材は、代用材を提案するのも一つの方法ですが、その木を見たい・使いたい、という気持ちは私も同じ。だから出来る限り応えたい。

シナ角 1



 シナの代用材バスウッド
これはこれで、綺麗な柾目の幅広が魅力です。




しかし、そんなことばかりやっているから、倉庫にいろんなものがたまっていくんだ!とどこからか声が聞こえてきそうですが、これもお客様との喜び!邪魔はさせません(笑)。


さぁ、少量だけれども、お待たせしているシナ角材が入荷です。
お待たせしている彫刻のお客様、お早目のお問い合わせお待ちしています。

シナ角 2











北海道産 シナ無垢角材(芯去り)

・寸     法 :長さ0.8m〜1m×幅9cm〜10.5cm×厚み9cm〜10.5cm
          
・形     状 :無垢角物 芯去り材

・価     格 :¥ 少量ですのでお問い合わせください /本

・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :天然乾燥材、仕上げ加工別途です。


*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


お問い合わせはこちらから



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木材利用ポイント制度の経過状況


この4月から制度がスタートしている「木材利用ポイント制度」。

もう制度がスタートしているにもかかわらず、私たち材木屋向けの説明会が先日行われたところで、ゴールデンウィーク明けには施工業者様向けの説明会が予定されています。

え?いまから説明会?!、と思われるでしょうがそんな状況です。
まだまだ不明な点も多く、お客様にもはっきりといいきることのできる部分は限られているのですが、基本、指定樹種を用いた新築住宅には30万ポイント(東日本大震災の特定被災地域は50万ポイント)、内外装の木質化(リフォーム、新築含む)にも最大30万ポイントが発行される制度です。

1ポイント1円換算のポイントが付くこの制度、無垢の木材を使う事で地域の林産業を活性化して農林水産を活発に機能させる事を目的としていますので、以前の住宅エコポイントとは少し趣旨がことなりますので注意が必要ですが、30万ポイント分のエクストラを活用して、どんどん無垢の木材が住宅に採用されることを期待しています。
もちろん、内装も外装も含めて木がたくさん使われると良いのですが・・・・

良いのですが・・・としたところには、先にも申し上げた通り不明な部分がまだまだ多いので、無垢の木材を選ぶお客様にどこまで還元されるのかはまだはっきりとはお伝えできないのが悔しいところ。
実際、制度が動き出すのは7月頃からかと思いますが、現在無垢の木材を検討中の方や、4月以降に木の家の請負契約を締結された方は、もしかするとこの制度に当てはまるかもしれませんので、詳しい内容が順次掲示されますこちらのホームページにて、逐次ご確認いただければと思います。

もちろん、弊社からもどんどんポイントを発行できる商品をお届けしますので、ご相談お待ちしています。



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早いモノでもう連休


目を疑いたくなりますが、もうすぐそこに5月が来ています。
そりゃ桜の時期も過ぎたのだから、5月は納得できるのですが、このままいくとすぐにお盆の話をしないといけない様な気がして、物凄く時間の流れを感じますね。

さて、遅くなりましたが本年のゴールデンウィーク休業日は4月28(日)・29(月)と5月3(金)〜6(月)までです。
ショールームは受け付けさせていただいていますが、通常の木材の業務はお休みとなり、倉庫なども閉じていますので、無垢の木材をご覧いただくにはお早めにご希望を伺っておく必要がございます。
ショールームに関しても、遠方からのお客様が集中しますのでお早めにご予約いただけます様に、よろしくお願いいたします。

これから暑い時期に入ります。
フローリング施工中の汗の滴りなどにご注意いただく季節です。
そのあたりも含めてお話させていただきますので、ショールームにてお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

弊社へのご連絡はこちらから



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マグネシウムボディーのすごいヤツ


普通、木材に興味を持ち始めるというと、いったいどういう時でしょうか?
材の色が綺麗な時?その用途に驚いた時?その性質や利便性に共感した時?!素晴らしい木工品を発見した時?
素材に興味を持つ時は、何かしら理由があるのではないかと思うのですが、私の場合は結構数字の比較や優劣にとてもハマりやすい性格がありますので、今でも木材の質量を知る基準となる「比重」という数値にはワクワクすることがあります。

そんな私ですから、木材以外でも「すごい数字」に出会うと興味が湧いてくるわけで、趣味の一つである自動車などにも性能を現す数字がたくさん出てくるので、そのたびに一人興奮するのです!
幼少期がスーパーカーブームの波であった私にとっては、不必要とされるであろうそのスペック上に踊る数字を、各車ごとに見比べるだけで一人で鼻息を荒げていたものです。

夢の車













大人になってもそういったところは変わらず継承されるもので、変なところの性能比較などに燃える(萌える)事があったりします。

そんな私のハートに久々に火をつけるものが現れました。
それはコイツ。

優秀脚立 5














さぁ、一見して何かわかるでしょうか?
世界最速っていうコピーも気にいっていますが、実はコンパクトな三脚です。
知っている方は「あぁー、これか。」かもしれませんが、私にとってはたいそうな驚きでした。
それはそのサイズ。

全長240mm(足収納時)×厚み32mm×重さ390g

普通はピンと来ないでしょうか。私も実物あってこそのこの数字を実感しました。小さい!!
めっちゃ小さい。
今までも、某有名メーカーのコンパクト三脚を使っていた(といっても、有名だということは最近知った・・・)のですが、それでも出張などの際に手荷物検査で長さなどを指摘される事が目立つようになり、また、スーツケースに入れるにも結構なスペースをとるため、気になっていたところにコレです。

先日、用事で茨木のカメラ屋さんに行った時の事、撮影を終わり出来上がりを待っていると目につく「世界最速」の文字。
冒頭の様に、またはまるで戦隊物にはまる男の子の様に、「最速」とか「最強」とかには目を惹かれる習性によって惹きつけられたものが、このコンパクトデジカメ専用三脚でした。

優秀脚立 9














しかし小さい。新聞とくらべてこんな感じです。
しかも厚み32mmで、名前の通りキュービックな形ですので、通常の三脚の様に三角錐見たく場所をとらないので、ペッタンコな状態で鞄などに入れていけます。

優秀脚立 6


 足を延ばすとこれくらいになります。

 最大に伸ばしていますが、通常の使用を想定すると、問題なく使える長さですし、逆にここまで伸びるんか?!とそんなところにも驚いてしまいました。














念の為、新聞とサイズ比較です。

優秀脚立 8





 新聞見開きよりもまだ長い位です。

 十分ではないでしょうか。

 もしかしたら、冬のコートなどのポケットの深いものであれば、カメラとともにポケットに納めていくことも可能でありながら、いざとなれば足を延ばせる三脚として使用できるかもしれません。








因みに私が使うにはほぼ十分な長さです。
流石に足の部分は細く、大きなカメラや足場の不安定なところには向いていないでしょうが、何せ先程の様に、空港でいちいち不審がられるよりもよっぽど良いですし、全くカメラに対しての知識のない私がカメラマンっぽく三脚を持って歩くのもあんまり似合っていなかったので、そのあたりも考慮して丁度いいのかもしれません。

そうそう、カメラを装着してみましょう。

優秀脚立 1














もっとも背の低い状態です。
残念ながら、この状態と最大に伸ばした状態での2パターンしか足の長さを選べない(途中で固定できない)というポイントもあるのですが、とにかく「最速で軽量コンパクト」ならそれ位犠牲にしてもいいと思います!

因みに、私がどうしても欲しい機能がこれ。

優秀脚立 2














縦向き撮影です。これは専ら巨木撮影の時に使います。
どうしても巨樹達は高角レンズでも納まりきらない場合が多いですし、迫力を感じてもらう場合にも必須なアングルです。
この角度も途中での角度調整はできないものの、ボタンひとつでくるっと雲台が回転しますので楽ちんです。
クリクリネジを回す必要が無いんです。

そして雲台はボールジョイントになっていますから、下写真の私の指の部分のつまみを挟む事で洗濯バサミの様にある範囲の任意の場所で雲台の角度を固定できますから、そこそこの範囲までは対応することが出来ます。

優秀脚立 4














さて、「世界最速」よりも、そのサイズよりも私が気になったのはその素材。
なんとボディー部はマグネシウム、脚内部はアルミとあるではないですか!!
マグネシウムというと軽くて強靭な素材、しかし高価なハズのその素材が使われているぅ!?!

三脚はまだ今家にあるものが使えるぞ、勿体ないぞ、という心の声が聞こえた事で離れかけた足を、マグネシウムに引き留められました。

マグネシウムといえば、私の大好きな車にも多用される優れた金属。
もちろん、アルミも多く用いられていますがアルミより軽く振動吸収性にも優れるそうで、自動車には一部のホイールやステアリングなどに用いられているのが、マニアの方なら周知の事実。
もちろん、ホイールなどはアルミの鍛造ですら超高価で手が出ないのに、マグネシウムとなると・・・どんな乗り心地か一度はためしてみたいものですが・・・
いやいや、車でもそこまで活用されている金属マグネシウムが使われているというフレーズに、たまらず購入決断。

よわいんですねー、こういう性能アピールに。
多分、アルミで390gと言われてもそんなに食指は動かなかったのではないかと思うのですが、「マグネシウムで390g?!」と、まんまと喰いついてしまいました。
スペックに踊らされる悲しい性でしょうか(汗)。

いやいや、それだけではありません。
最後に驚いたのは価格。
店主さん曰く、次のモデルが出て少し違うだけなんだけど、たくさん残っちゃってて・・・・と、赤札が貼られている。
良く見ると、めっちゃ安い!!
三脚の予備知識なし(もちろん、撮影が目的で行ったのだから・・・)なので、妥当なのかどうかはわからなかったけども、サイズや素材や使い勝手などの蘊蓄を見てきていると、赤札が付いている以上もうそんな小さな価格の差は見ない事にしておきます。
という事で購入決定しまして、色々といじっております。

そしてこれも素人ならでは。
後で知ったのですが、こちらもなかなか有名な三脚メーカーさんの商品の様で、そのスペックに納得が出来ました。
この性能でこの値段?!飛びついたはいいけどすぐ潰れるんちゃうか?!と心配していましたが、どうやら活躍の場は広がりそうです。

子どもが新しいおもちゃで早く遊びたいように、新しい被写体の元へ向かう日が楽しみで仕方ありません。
たまには、数値やキャッチコピーに踊らされる「スペック買い」いいじゃぁありませんか、ねぇ?!

優秀脚立 10
















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荒波を耐えてしのんで珪化木(けいかぼく)


海といえば、穏やかで生き物を育む優しい場所の様なところもあれば、荒れ狂う大波が押し寄せる力強くも人間を凌駕する勢いを感じることもありますが、そんな波のなかを何千万年耐え続けてきたのだろう。

巨樹を追いかけたりしているとたまに、巨(おお)きくはないけれどもたしかに稀少な木であるものに出くわしたりします。
埋没林施設(魚津小豆原)や展示されている埋没材などもその一つですが、それらと同じように数千年、数万年いや数千万年というもういつの時代かわからないくらいの年代の木が出てくることがあります。
神代木をも超える、はるかかなたの時代から存在する木。
それは珪化木や木化石

火山活動の土石流に流されて形成される、というようなところは神代木と同じものですが、はっきりとした違いは両者木であるけれども、珪化木は「木の組織が石にかわったもの」であるというところでしょうか・・・
琥珀(こはく)という、木々の樹液が化石になったものが宝石と同じように扱われますが、どちらかというとそれにちかいのかもしれません。
木質部を失う代わりに石化していく・・・
そんな珪化木も神代木と同じ様に日本の様々な場所で発見されています。
なかでも岩手県の根反の大珪化木が有名な様です。(ほん近くまで行ったのですが、大雪で寸前にてあきらめたところ・・・もう一度行きたい。)

さて、そんな珪化木は海辺や川底から見つかる事が少なくありません。
押し流された影響でしょうか?
こんな形で残っていたりするものです。

島根県波根西の珪化木 10
























こんな海岸の、それもおそらく波が打ちつけるだろう所にまさしく「突き刺さる」かの如く海中から岩場に向けて聳え立っています。
これが島根県波根西の珪化木です。

島根県波根西の珪化木 4














このように根元(?!)は水中で、どこまで伸びているのか定かではなく、もう片方はどうしてこんなところに上手く残っているもんだと思わせる位置にはまっています。

島根県波根西の珪化木 7














覗きこんで一瞬、嘘やろぉ?!といいたくなるくらいにすっぽりはまっているんですが、人為的にすら感じるくらいに見事です。

この波根西の珪化木は、1800万年から2000万年前の火山活動の土石流により押し流されたものだそうで、長さは目視できる部分だけでも5m、埋没部も含めると10m以上といわれていますが、実はこのあたりにはこの一本だけではなく、海底には波にあらわれた珪化木がゴロゴロとしているそうで、大昔の豊かな森とそれを取り巻く自然活動のすさまじさを感じるというものです。

島根県波根西の珪化木 12














水中に近い部分はなんとなく木のものという感じを残している様に想いますが、なにせ周りがいわばだけに、石にも見えてきます。

この波根西の珪化木、島根県大田市の海岸にあるのですが何せ海岸だけに事前に正確な位置がわからず、迷うのでは?!と心配しましたが途中からは看板もあり、少し歩く事になりますが、間違うことなくたどり着きました。

島根県波根西の珪化木 1














海岸線沿いの集落にこのような看板があり、この裏手か?!と思わせるのですが、これよりももう少し奥まで車で進みそこからは徒歩です。

小さな案内板の通りに進むと墓地を横目にして綺麗な遊歩道が見えます。
それを行くと海岸にたどり着く事が出来ます。

島根県波根西の珪化木 2





 この下に珪化木ちゃんが・・








この景色を見て一瞬、もしかして足を海に突っ込んでいかないと行けないところ?!と少し心配になったのですが、満潮でなかったこともあってか、近くまでたどり着く事が出来ました。

階段途中には珪化木の案内石碑があります。

島根県波根西の珪化木 3














こんなんがあると、この近くにあるのか?ときょろきょろとしてしまいますが、お目当ての本体はこれよりもまだ下。階段を降り切った、水辺にあります。

島根県波根西の珪化木 14














洞窟の様に穿たれた部分の上部にもたれかかり、中央部が少し細くなってはいますが、その太さはなかなかのもの。
資料によると、この珪化木はブナの木らしく、日本海が形成されたころの火山活動によって運ばれたものだそうです。

島根県波根西の珪化木 9














島根県波根西の珪化木 7














所によっては木を感じさせ、その他はやはり木の形をした石ですね。
こういった部分が出てきたのも海の波による浸食で、少しづつ岩が削られるなかで、周囲の岩石よりも珪化木の方が硬かった為にこのような形で出現したとも言われています。

どちらにせよ、想像もつかない時間の流れの中での産物。
こうやって数千年前の木に対面できるだけで幸せです。

島根県波根西の珪化木 6














因みに、大きさを比較するとこんな感じ。
念の為、私ではありません。地元のおっちゃんです。
先の石碑のまわりを一所懸命探している私に、まだ下やで、と教えてくれたのでついでに人間スケールになってもらいまひょ。

島根県波根西の珪化木 11














上の写真は決死の覚悟(結構水際にビビってしまう私・・・)で腕を伸ばして珪化木の近くから撮ったもの。
水面の近くからのアングルです。

全てが同じ様な写真になってしまっているのは、撮影場所が限られることによるものです。
遊歩道を下りてくると珪化木の隣にでますが、反対に行くには遊歩道を乗り越えて崖地を降りるか海の岩場を移動するかですが、こんなところで万が一があって迷惑をかけてはいけません。
訪れる皆さんは無茶をしないようにしてくださいね。

ここ以外にも近くに仁摩の珪化木もあるのですが、そちらはなかなかの難所の様で、この時は行くことをあきらめました。
もし訪れる事が出来れば、そちらと小豆原埋没林公園を合わせてまわれば、ロマンあふれる樹木の世界を知ることが出来るのではないかと思います。

島根県波根西の珪化木 8















波根西の珪化木所在地:島根県大田市久手町波根西2137近辺の海岸
駐車場、基本的になし。路上駐車になるので、邪魔にならない場所を探しましょう。



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リフリーオーク(楢・ナラ)無垢フローリング


前回に紹介した低光沢塗装「リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング」はいかがでしたでしょうか?!
写真で上手く伝わったでしょうか?

質感というものは如何に画像が進化しても、実物にはかないません。
写真で見てもらっても、いや、実物の小さなサンプルをもってしても細部までは伝えきれません。
それは、人間が五感全てでそのものを感じるから、ではないかと思います。
木の床の不思議シリーズにて色々とお話しましたが、実物全体を目で見て手で触り、その匂いを嗅いでみる。
それらの情報が一つになった時、本当の意味でその木の良さを実感するんでしょう。

そういった意味では紹介したリフリーバーチも同じ。
刺激的な光ではなく、しっとりとした木目の見通せるような光の反射と不自然にツルツルしていない塗装面は、落ち着きがあります。
そう、オイル塗装のフローリングのそれの様に。

今回紹介するのは前回のバーチ(樺・カバ)につづいて、オーク(楢・ナラ)の低光沢塗装無垢フローリングである、リフリーオーク(楢・ナラ)無垢フローリングです。

リフリーオーク 9



プルミエグレード






オーク(楢・ナラ)の無垢フローリングというと、無垢フローリングのラインナップのなかでは定番中の定番。
もちろん、カスクオーク(楢・ナラ)幅広無垢一枚物フローリングのところやカスクオーク(楢・ナラ)幅広無垢V溝フローリングでもお伝えした通り、合板フローリングの表面化粧材としてもロングセラーの定番品ですし、外国では日本よりも「オーク」に対する接し方は多様ですし、逸話が多いことと多種多様に利用されています。

リフリーオーク ネイキッド 4

(ネイキッドグレード)

そんなオークですが、日本の建材市場において前出のバーチ(樺・かば)が登場した時には大きくその座を揺るがされたものです。
今はその波も落ち着き、以前の定番メニューに返り咲いていますが、だからこそ材木屋なら「どこでも扱ってる無垢フローリング」という印象も否めません。

針葉樹で言うところの杉のフローリングのようなものでしょうか。
杉も、無垢フローリングの中では「どこでも手に入る商品」の様に言われますが、これもまた同じ訳が無いのです。
樹齢も違えば製材も違う、選別も違えば乾燥は雲泥の差、加工精度も全く異なります。
ここまで違う点があるんです。一概に比較はできません。

さて、話を戻してオーク無垢フローリングですが、弊社はもちろん「普通の」オークフローリングはあえて薦めません。
ウレタン塗装を施しているとは信じがたい質感のある無垢フローリング、リフリーオークをお勧めします。

リフリーオーク 13



プルミエグレード







先のリフリーバーチの記事でも見てもらいましたが、こちらも屋外での直射日光照射試験を公開いたします(笑)。

リフリーオーク 3



右が通常のウレタン塗装。左が低光沢塗装のリフリーオークです。




これを太陽光のあたるところに出してみましょう。

リフリーオーク 1



ピカーン!






一目瞭然。
右側ははっきりと白くひかっていますが、左側は木目がはっきり確認できる上に、白い照り返しも見られませんね。(角度にもより、全くないということではありません。)

拡大しましょう。

リフリーオーク 2










リフリーオークにも光があたっているのがわかるでしょうか。
少し表面が明るくなっています。
それでも、蛍光灯を照射したかのような白色は感じられません。

皆さんはスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをされますか?!
私は子どもの頃、夏の日焼けは理解していましたが、冬に日焼けした人に「スキー行ってきたん?」(この時代はスノーボードはなかった・・・)と聞いているのが不思議でなりませんでした。
雪のあるところ、寒いのに何で焼けるの?!
そんな単純な子どもだったわけです。

それを考えると、「照り返し」というのが如何に強力かわかるかと思います。
白い雪は、肌を焼くほどに日光を反射するんですね。
そこまでではないにしろ、写真の様に反射した光をそのまま見つめるには眩しすぎると思いませんか?

リフリーオーク 4










角度を変えて、リフリーオークのみに光を当ててみても結果は同じ。

リフリーオーク 5










ウレタン塗装を施せば、吸放湿による伸縮を軽減しピカッと輝く艶が出て、水シミなどを防いでくれます。
でも、その上でさらに、木の風合いをもっと感じることのできる塗装だと、いうことないではないですか。
木目が際立つことで、フローリングを眺めるのが楽しくなるでしょう。

リフリーオーク 10



プルミエグレード






もちろん、眺めるだけの楽しみではなく、テカリを抑えた低光沢塗装は手触りも違います。
塗膜を触っているという印象は薄く、本当にウレタン塗装かと疑いたくなるくらいです。

リフリーオーク 12










写真ではお伝えしきれませんが、実際にオイル塗装のフローリングとリフリーオークを並べて触り比べても、わかりません。
私もわかりませんでした。
そりゃ、じっくりと穴があくまで見て触れば何とかわかりますが、貼りあげたフローリングはまず見分けられないと思います。
実際の数値で計る光沢度も、通常のウレタン塗装が30〜40%なのに対し、オイル塗装が5〜9%、そしてリフリーオークやリフリーバーチの低光沢塗装が7〜13%という結果で、測定値には±5%の誤差が認められるので、それをふまえると、オイル塗装と同じ光沢ということになります。

リフリーオーク 11



プルミエグレード






そりゃ分らないはずです。
それくらい普通のウレタン塗装とは違うということです。

これは本当に新しい選択肢ではないかと思います。
無塗装派の私も信じたくないくらいの塗装フローリングです。
樹種の木目をしっかり楽しみたいけど、無塗装やオイル塗装ではないものを探していた、どうも塗装の風合いがしっくりしなかった、という方にはおすすめの無垢フローリング。

リフリーオーク 14



プルミエグレード






是非ショールームにて実物に触れてみてください。
きっと既存の塗装フローリングの概念が崩されることと思います。
ショールームでお待ちしています。

*2018年、プルミエグレードに床暖房向け商品を追加しました!!
無垢フローリングにとっていつも不安視されがちな防汚性と、求められることの多い床暖房との併用というご希望への選択肢が広がりました。
是非、活用してくださいね。
施工例は下記のリンク参照してください。

(床暖房向けではありますが、急激な温度上昇その他によっての大幅な伸縮や割れが生じる場合もありますので、使用状況に注意して下さい。また、無垢材特有の性質は、他の商材とは変りません。床暖房使用における伸縮しないことを保証するものではありません。) 


プルミエグレード貼上りイメージ

リフリーオーク 6










ネイキッドグレード貼上りイメージ

リフリーオーク ネイキッド 1



・リフリーオークフローリング 床暖房向けと一般品貼り分けのI市での施工例はこちらから
・リフリーオークフローリング 床暖房向けと一般品貼り分けのT現場の施工例はこちらから
・弊社へのお問い合わせはこちらから。
・リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリングはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から

(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情がことなりますので、ご注意ください。)



低光沢ウレタン塗装 リフリーオーク(楢・ナラ)無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×90×1820
15×75×1818(*長さ注意)

・形状

UNI

・エンドマッチあり

・品番と価格

FO-21P UNI 低光沢ウレタン塗装 15×90×1820 プルミエ
¥14,040(税込)/10枚入り(1.63屐

FO-21N UNI 低光沢ウレタン塗装 15×90×1820 ネイキッド
¥10,800(税込)/10枚入り(1.63屐

FO-24UP UNI 低光沢ウレタン塗装床暖房向け 15×75×1818 プルミエ
¥18,360(税込)/12枚入り(1.63屐


・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考


リフリーオーク 7



プルミエグレードの軽微な変色部





プルミエグレードの節

リフリーオーク床暖房向け7

プルミエグレードの色差

リフリーオーク床暖房向け5


ネイキッドグレードの変色部

リフリーオーク ネイキッド 6

ネイキッドグレードの部分的な白太

リフリーオーク ネイキッド 7

ネイキッドグレードの節

リフリーオーク ネイキッド 9



木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muku_mokuzai/1611916

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp




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リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング


リフリーバーチ、それは柔らかく光をとりこむことのできる塗装済み無垢フローリング。

バーチ無垢フローリングというと、弊社ではロシアンバーチ(樺・かば幅広無垢一枚物フローリングをよく施工していただいているのはご存知のとおりですね。

バーチ150P














が、今回のバーチ無垢フローリングは少し趣が異なります。
異なる、といっても「これがバーチ?」という違いではなく、質感の違いです。

一般的に、無垢のフローリングといえば先日も書いたようにウレタン塗装(一般的に言うUV塗装)ですが、弊社では無塗装とウレタン塗装の双方扱ってはいるものの、木の質感を少しでも感じていただくために、無塗装のものを使っていただくか天然無公害塗料を塗装していただく方法をお勧めしています。

しかし今回紹介のバーチ無垢フローリングはその意向とはまた別のニーズの為の一品(逸品?!)です。

リフリーバーチ 14










なんだ?普通のバーチユニフローリングじゃないか。しかも90幅だから何も変わったところないじゃないの。グレードも特別なものではないし。
というお声がすぐに聞こえてきそうですので、耳をふさぎましょう(笑)。

リフリーバーチセレクション9


確かに、この写真での見た目は普通に一般流通しているバーチフローリングとなんら変わりない様に見えるかもしれません。
しかぁーーーし、全然違います。
なにが違うかというと、表面が違います。

リフリーバーチ 1










違い、わかりますか?!
樹種もサイズも同じためわかりにくいですが、上に乗っている白っぽいのもバーチの90幅無垢フローリング、そして下のものが今回紹介のリフリーバーチ無垢フローリングです。

実はこの2つ。表面の塗装が違うんです。
塗装?!ということは、リフリーバーチは天然塗料をつかっているんだな?!、という詮索をいただいた方、ありがとうございます。
思惑どおりです(笑)。
でも、そうではありません。もちろん、浸透性の塗料を使うのは理想的ですがそうではありません。
リフリーバーチの正体は、「低光沢ウレタン塗装」無垢フローリングです。

リフリーバーチ 10











低光沢?!どこが違うの?!何がいいの?!!(今回は疑問符が多いなぁ…)

リフリーバーチ無垢フローリング M様 6


光沢が増す、光沢のある輝き、ピカピカ・・・・
これらは如何にもすごいモノの形容詞の様に聞こえますが、殊更無垢フローリングにおいては必ずしも良いとは限りません。

ピカピカや光沢のあるものが良ければ、合板のフローリングで「鏡面塗装」とうたっておられる商品がありますからそれらを選べばよいし、無論それらを求めるのならば木である必要もなく、石や石目調のフローリングでいいでしょう。

無垢のフローリングにおいて、ピカピカに光っているということは光るほどの塗膜のできる塗料でコーティングされているということ。
元々木材は、木の床の不思議 〜視覚編〜にて書いている様に、自身が持つ細胞組織によって光の反射を和らげ、人の目に優しい光を届けるのが天然木の持つ素晴らしい性質の一つ。

リフリーバーチセレクション3


でもどこで間違えたか、床にはキズのつきにくさが重要、いつもピカピカでワックスフリーでお手入れ簡単、という事が床に求められピカピカなフローリングがエライような印象を受けるようになってしまいました。
普通に考えて、日中の太陽の光の反射は眩しくないですか?!目を細めますよね?!
お住まいのリビングでくつろいでいる時、大開口の窓から日の光が差し込んでゆっくりと過ごす、というのは理想的ですが、ピカピカに光を反射する床材ではとても眩しくて、カーテンを閉めたくなるはずです。

折角の日の光、おうちにとりこみたいですよね?
前置きが長くなりましたが、そこに登場するのがこのリフリーバーチ(樺・かば)無垢フローリングです。

リフリーバーチ 11










わざわざ、光沢云々というお話をしたのは、このリフリーバーチ(樺・かば)無垢フローリングもウレタン塗装を施されているので、ある程度の光沢はあります。
しかしながら、リフリーバーチはウレタン塗装フローリングでありながらもピカピカとした光沢を抑え、無垢の木材その物の様な優しい表情を見る事が出来ます。
先のシチュエーションの様に、日差しの気持ちのよいお昼間のダイニングにまぶしすぎない柔らかい日の光が届く、というイメージが私はふくらみます。

実際にどれくらい違うのか?!
直射日光の当たる屋外にて、通常のウレタン塗装無垢フローリングと、リフリーバーチ(樺・かば)無垢フローリングを比べてみましょう。

リフリーバーチ 2










向かって右が通常のウレタン塗装、左がリフリーバーチ。もちろんどちらも材質はバーチです。

リフリーバーチ 3










如何ですか?!
比較の為、屋外の直射日光の元で撮影していますが、太陽の当たる同じ角度で並べて撮影していますが、どう見ても右側のウレタン塗装は直射をかなり反射させているのがわかるはずです。
木目が光ってんのと違うやろな?!という声もありそうですが、角度を変えてみればどうですか?

リフリーバーチ 4










お分かり頂けると思います。
もともと木目のはっきりしない木材の部類に入るバーチでしかも塗装を施されているにもかかわらず、左側のリフリーバーチの方は、木目が確認できるほどに目視する事が出来ます。

リフリーバーチ 12
























室内に差し込む光では、影の部分に差し込む為少し光が立ちますが、通常のウレタン塗装に比較すれば、とても柔らかなものです。

リフリーバーチ 8










この違いは子ども部屋などにも現れるでしょう。ピカピカとした光が直接視界に入るよりも、木目の見えるくらいの柔らかさがある光の方が、目にも優しいであろうと思います。

また、光沢を強くしていないおかげで木そのものの表情がはっきりと感じられることと、その外観は一見すると浸透性のオイルを塗装しているかのような落ち着いたナチュラルな質感に仕上がっています。

リフリーバーチ 7
























ピカピカが当たり前のウレタン塗装だったものが、無塗装やオイル塗装程ではないにしろ、それに近い落ち着きの低光沢塗装という選択肢が出来ました。
いや、近いというか外観はオイル塗装と区別がつかない程の仕上がりですから、何も情報がなければ「オイル塗装のフローリングにしたの?!」と聞かれることと思います。

リフリーバーチ 5











塗装済み無垢フローリングの新しい選択肢、低光沢無垢フローリングリフリーバーチ。
太陽の光を当てて確かめてください。
塗装を通しても、木部が柔らかく光を透過してくれることを実感できることと思います。

是非ショールームにてその質感を体験してくださいね。


*2018年、プルミエグレードに床暖房向け商品を追加しました!!
無垢フローリングにとっていつも不安視されがちな防汚性と、求められることの多い床暖房との併用というご希望への選択肢が広がりました。
是非、活用してくださいね。

(床暖房向けではありますが、急激な温度上昇その他によっての大幅な伸縮や割れが生じる場合もありますので、使用状況に注意して下さい。また、無垢材特有の性質は、他の商材とは変りません。床暖房使用における伸縮しないことを保証するものではありません。) 


ネイキッドグレード貼上りイメージ

リフリーバーチ 6



 






プルミエグレード貼上りイメージ

リフリーバーチセレクション1



*リフリーバーチネイキッドグレードは心材部や変色部も含むグレードですので、写真よりも大きな節や変色部が多く含まれる場合もありますので、下記表情の違いを参照ください。


また、リフリーバーチの仲間にリフリーオークも準備しています。
後日紹介しますので、そちらもよろしくお願いいたします。

リフリーオーク 6



リフリーオークプルミエグレードイメージ







弊社へのお問い合わせはこちらから。

リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング子供部屋施工写真はこちらから
リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング居間施工写真はこちらから

(写真はフローリング現物ですが、時期や原木によって表情が異なりますので、ご注意ください。)


低光沢ウレタン塗装 リフリーバーチ(樺・カバ)無垢フローリング(寸法表記はすべてmm単位)

・寸法

15×90×1820
15×75×1818(*長さ注意)

・形状

UNI

・エンドマッチあり

・品番と価格

FB-21P UNI 低光沢ウレタン塗装 15×90×1820 プルミエ
¥12,420(税込)/10枚入り(1.63屐

FB-21N UNI 低光沢ウレタン塗装 15×90×1820 ネイキッド
¥9,612(税込)/10枚入り(1.63屐

FB-24UP UNI 低光沢ウレタン塗装床暖房向け 15×75×1818 プルミエ
¥18,360(税込)/12枚入り(1.63屐

・運賃

別途地域により、お問い合わせください。

・グレード

プルミエ:材の特色を活かしたトップグレード
ネイキッド:色むら、節、パテ補修、など強度に問題ないものは全て含みます。

・納期

無垢商品の為、該当年度の原材料が限られている都合いつでも生産するということができませんので、余裕を持って確認ください。


*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 

お問い合わせ・ショールームのご予約はこちらから

・表情の違い 参考

リフリーバーチ 9



皮の巻き込み部や立木の時のキズ後による変色 1






リフリーバーチ 13




同上2






リフリーバーチ施工 4


 節の部分








ネイキッドグレードの変色部

リフリーバーチ無垢フローリング M様 7


ネイキッドグレードの大節

リフリーバーチ無垢フローリング M様 5

セレクショングレードの入皮 1

リフリーバーチセレクション4

セレクショングレードの入皮 2

リフリーバーチ セレクション 6


セレクショングレードの変色

リフリーバーチ セレクション 7

セレクショングレードのバーチ特有の斑点

リフリーバーチセレクション2

セレクショングレードの色むら

リフリーバーチセレクション8


木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

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車と楽器


少し前の新聞コラムに興味深い記事が出ていました。

興味深いといっても、実際その物に興味がなければそれまでなんですが、思わず少し中身を覗きたくなるようなもの、しかもそれが自分の好きな分野ならなおさらです。

その記事というのはあの有名な楽器「ストラディバリウス ロマノフ(1731年製)」と、三つ又の槍のエンブレムが誇らしげなイタリアの高級車メーカー「マセラティ」に共通点がある、と言うものでした。

私にとっては、数百年前の木材が奏でる音色が今なお最高の音質を誇る楽器も、機械ではあるけれども自然のものからは感じることのない「迫力や高揚感」をもたらす自動車は、どちらも興味が尽きないもの同士です。
そういう意味では、自分の中ではある意味共通なのですが、一般的に何が共通なのかはその文面によります。

実はマセラティのエンジン音(正確には排気音でしょう。)とストラディバリウスの音色に以下の共通点があるというのです。

1.音響の迫力(迫力があり想像力をかきたてる)
2.脳の活性化効果
3.耳への心地よさ(類似したスペクトル)

この3点に明らかな関連があったそう。

確かに。迫力があり聞く人の脳を活性化し、聞こえてくるその音に心地よさを感じる。
車好きには頷けるところですね。
因みに私が好きなのは、ポルシェ カレラGT(V10)、同 911 GT3(H6)、フェラーリ F348(V8)、そしてLEXUS LF-A(V10)ですね。
()はエンジンの形式で、VはV型、Hは水平対向式を意味し後に続く数字はエンジンの気筒数ですが、もちろんV型12気筒を搭載するスーパーカーも素晴らしいものです。
いつぞやに間近で聞いたランボルギーニ ムルシエラゴSVの排気音と走り去る加速音は、それこそ管弦楽器のそれと称してもよいのではないかというくらいのものでした。
補足すると、LEXUS LF-Aは排気音にもこだわる事から、排気系統の開発に音響技術のあるヤマハ(エンジン自体もヤマハ発動機と共同開発)が参画しているのが大きな特徴です。

車 4














ヤマハとトヨタは様々な協力関係にある会社ですが、おそらく一自動車メーカーだけでは出せなかったであろう、楽器のなるような素晴らしい排気音を聞かせてくれます。たぶん、日本車では一番美しいと思います。

車 2













カレラGTは精密機械の完成されたV10サウンド、GT3はレーシンググローブの固定テープを引き締めたくなるような「やる気」になる乾いたサウンド、F348は粗さは残るものの迫力のあるV8サウンド。

車 3














主役のマセラティがはいってないけど、あえてあげるならこの4車種が私のお気に入りです。(もちろん旧車もすきですよ。)
何故かって?!
その理由こそが先の3カ条です。

私に訴えかけたのでしょう。揺さぶられたのでしょうね。

しかし、全てに言えることだと思いますがいくら良いとされるものでも、好きなものでないといけないだろうし、興味が無いと感じることはないだろうし、知識が無いと関心もしないでしょう。
それは宝石でも木材でも、車でも楽器でも同じ。

宝石は輝いていればいい、木は安くて寸法が安定していればいい、車は走ればいい、楽器は鳴ればいい、そして家は住めればいい・・・・・

あまりにも過剰に満たされるのはいかがなものかとは思いますが、求めるもののレベルが低すぎると良いものは生まれないと思います。
なかなか日本の住宅の質が上がらないのも、こういったところにも要因が隠れているはずです。


そういった点では、今回のマセラティもストラディバリウスも共通しているんだろうと感じます。
良いものをつくろうとするから良いモノが出来る。だからこそ、それを良いと感じる事が出来るのではなかろうか?!

宝石にも木にも車にも楽器にも、家にも興味がないと言われれば悩んでしまうところだけれども、それ以外のものでも良いところがあるから惚れこむんだ。
それは数字や価格では表せない魅力。
少しでも身の回りに惚れこめるもの、数字や価格では表せないもの、増やしてきたいですよね。それが心の豊かさにつながる、心揺さぶるものだと思っています。

車 1














興味のある方は、こちらからマセラティのページに入ると、記事に書いたエンジン音とストラディバリウスの聞き比べが出来ます。
一度耳を傾けてください。どちらがどっちかわかるでしょうか?!



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新・大阪木材仲買会館完成


遂に完成、大阪の木材のランドマーク!新・大阪木材仲買会館です。

ついに、とはいったものの正直なところはそんなに大きくは期待していませんでした。
というのは、建築中の見学もさせてもらっていたのですが、印象はコンクリート造の上にでっかい集成材がのっかっていく、という迫力はあるのですが、木造といわれてもなぁ・・・木やけども中にはモルタルはいってるしなぁ・・・・ってな具合で、自分の中ではそんなに「木」という部分を取り上げるような雰囲気ではなかったのですが、完成した建物を見学にいったところ・・・・・

木材会館 11














今年の桜は本当に早咲きで、咲き始めたかと思えばまだ肌寒い中散っていってしまいそうな勢いだった為、満開?!と疑問符は付きますが開いた桜の花が美しい正面玄関がはえるのが新・大阪木材仲買会館です。

大阪木材仲買会館 1










真ん中の電柱がどうしても視界に入ってしまうこのポジション。
関係者も道行く一般の方もこのアングルから写真に収めていらっしゃいましたが、どないかならんかったものか・・・
それでも、一見して木の雰囲気が伝わる建物になっているなぁと感じたのが正直な第一印象。

そして建て物内部へ・・・おっと、ちょっと待ってください。
皆さんはもしかしたらスルーしているの?!
殆どここから撮影している方はいません。いや、皆無です。こんなアングル興味ないのかな?ふと見上げた時に脳裏にその姿を連想させるこの姿。

大阪木材仲買会館 2




 正面玄関に向かって少し左に進むと建物の隅の部分の真下になり、そこから上を眺めるとこのように見えます。

 これを見て、何か感じるでしょうか?!

 私は、あ!?これ、もしかして狙って建ててるの?!と思わず感心してしまいました。

 









それは、この風景を思いだしたから。

大阪木材仲買会館 10




 そうです、「塔」です。五重塔や三重塔などという塔。

 この塔の屋根の墨の部分の下に入り上を眺めると、先の会館の下から眺めたような格好になるんです。














くうぅー、やられた。さすがは設計・施工 竹中工務店(敬称略)。
実は、後の説明用VTRにて知ったことですが、やはり最初からこの部分は塔を意識して造られたようです。
たまたま持っていた本と、解説ビデオを重ねると・・・

大阪木材会館 13



 ほらね。







私は外観の柔らかさと広がりを出すための曲線処理がもたらしたデザインだと、単純に理解していたつもりだったのですが、実際は狙っていたディーテールだったのです。
完全に一本取られてしまいました。
ここは、もしかすると隠れた見どころナンバーワンかもしれません。


さて、そんな事に驚きながら内部に侵入・・・いや、入館したのですが、内部も期待以上の木質感を感じます。
先に書いた様に、この建物は1階をRC造(鉄筋コンクリート)、2階と3階を「燃エンウッド」と呼ばれる耐火集成材を使った大断面木造となっていますが、建築中は1階は殺風景で冷たいイメージ、その上も集成材が目立つような印象だったのですが、そのイメージは内装仕上げによって見事に覆されました。

大阪木材仲買会館 4


2階から階下を望む。







床にはオークの塗装フローリングが敷き詰められていますが、白太や色むらなどを含む為、本物感を盛り上げ、吹き抜けの大空間を通して見る桧の天井板や細かい部分の木の仕上げなどは、全く押しつけを感じない仕上がりの様に思いました。

大阪木材仲買会館 8



 オークのフローリング。






大阪木材仲買会館 6



 すっきりした天井面の羽目板。





気になりそうであったRC部分の仕上げも、これは予想通りといえば失礼ですが、木目があしらわれているだけで、調和がとれている様にも感じます。
エレベーターホールの小さな部分にも木が使われています。

大阪木材仲買会館 3











流石に床や天井などの仕上げ材以外の部分(つまり構造材)はもちろん燃エンウッド集成材現しなので、工業製品的な部分も否めません。

大阪木材仲買会館 5











が、それでもこの燃エンウッドは中心部から、「荷重支持木部・燃えどまりモルタル層・燃え代木部層」からなる3層構造の耐火集成材という形式を用いて、都市部において課題とされる大規模木造建築を進めていく上で欠かせない部材になりそうな性能をもったものですから、無垢の木と建築物を守る耐火性との融合という意味で、大きな存在意義を持っていると感じます。

木材会館 12














木材の使用量としては相当なものですが、内部にいても食傷気味にならないのはやはりバランスでしょうか。
光の入る明るい空間と、そこから足を踏み出してももうひとつ木製デッキが広がり、内部とはまた違った展望が開け、涼しい空気を肌に感じながら談笑できるスペースがとられているのはとても有難いと思います。

大阪木材仲買会館 7










もちろん、仲買会館の案内資料にもあるのですが、このデッキは建物のひさしになっていて、木部を上手く見せると同時に太陽による木部の紫外線劣化を防ぎそれとともに、メンテナンスをしやすくし、また災害時の避難経路としても有効に使えるという段取りです。
流石ですね。
デザインと実用性を兼ねています。

期待の低さを大きく覆してくれた、新・大阪木材仲買会館。
これは、木材業界の方はもちろん、一般の方や見学などにも開放して木造の可能性とともに、その温かさを感じる場所にしていただければと思っています。
一時話題になった東京新木場の木材会館の木の使い方に負けていないのではないでしょうか?!?
私も実際、新木場の会館の内部には入った事がないので何ともコメントしようがありませんが、東京と大阪のこの両2大都市に「木材が見える」建て物があるというのは、どちらも素晴らしい事ですね。


ながながジロジロと見まわしているうちにいつの間にか日が落ちて、会館の昼に見せる顔とはまた一味違った顔を見ることもできました。
夜に薄着では少し肌寒い中、会館の木部に浮かび上がる光は、都市の中においてひと際柔らかく温かかった事を最後に報告して見学記を結びたいと思います。


大阪木材仲買会館 9











大阪木材仲買会館:大阪府大阪市西区南堀江4−18−10


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幅広無垢一枚物無塗装フローリング あります!


色々とお客様とお話していると、こちらが説明しているつもりが逆にお客様に気付かせていただくことがたまにあります。

そのうちの一つが無垢フローリングの塗装のこと。
お問い合わせいただくお客様は、無垢フローリングの中にはもちろん無塗装(塗装の施されていないもの)がラインナップされているもの、と思われています。
または、塗装と無塗装のどちらかが選べるものを考えていらっしゃる場合が多いです。
わざわざこう言うということは、そうではないということなんですが、これはお客様の思われることは当然、といいますか塗装仕上げがあればもちろん無塗装もあるものと思われると感じますが、そこが違うんですね。
その点について驚かれる事が非常ぉ〜に多いです。

「え?無塗装って普通はないものなんですか?!」
「木のフローリングは一枚物だとばかり思っていた!」
といった感想をいただくこともしばしば。
実は、材木屋サンやフローリング屋さんで通常に扱うものは、「ウレタン塗装フローリング」が殆どです。
ここに、ユニタイプという言葉が続くのが普通なのですが、ユニタイプ(たて継ぎ材)という言葉は次回にするとして、ウレタン塗装もしくはUV塗装(ユーブイ。紫外線硬化塗装。)という事に焦点を絞りましょう。

ウレタン塗装



 ウレタン塗装オークフローリング






ウレタン塗装、ウレタン樹脂を主成分とする塗装の事。
もちろんのことながら樹脂を硬化させて塗膜をつくる塗装なので、木材に塗装する場合には、木部をすっぽりと覆う事が出来るわけです。
その上ピカッとひかる仕上がりの美しさと、木材を覆った塗料が硬化するので、木材表面を保護できる!と「思われて」いるのです。


決して間違っているわけではありません。
が、もう少し理由があることも確かです。
皆さんは木材が水分を含んでいることはご存知ですね?!
樹が成長する仕組みを考えれば容易に判断できることですが、樹木は根から水分を吸い上げているわけなので、その樹体内には水があるわけです。
それは伐採されて木材になっても同じ。
製材され木材としてカットされても、木の細胞の中には水分が残っています。難しい話をすると、その中でも「自由水」と「結合水」なるものがあるので云々・・・となるのですが、とりあえず水分が残るわけです。
細胞の中に残っているこの水分があるから、木材が伸縮する吸放湿作用が顕著になり、その木材ならば含んでいて当たり前の水分による吸放湿による伸縮が、隙間や反りなどの原因になり、無垢材の「弊害・不具合」といわれるようになったのですね・・・

少し話が暗くなってきましたが、塗装とこの水分との間に何の関係があるのかといえば、塗装は「木材中の水分を閉じ込めるために行っている」ともいえる関係性があります。
もちろん、塗装による表面の美化や保護という目的もあるでしょうけれども、もうひとつは水分を閉じ込めて吸放湿による収縮を防ぐこと、が一般的に流通する木材製品においての造膜(木材を塗膜で覆う)塗装の大きな目的です。

それによって、吸放湿による動きをあまり気にすることなく(といっても完全ではありませんが・・・)無垢材を使う事が出来る、というわけです。
話だけ聞くと素晴らしいように感じますが、本来は吸放湿する事が木材のよさではないのかな?!と思うわけで、収縮はするかもしれないけれどそこまで木材を囲ってしまわなくてもいいのでは?!というのが正直なところ。


そのため、弊社では記事にて紹介している無垢フローリングはほぼ無塗装です。
一部床暖房用というものはウレタン塗装のものがありますが、それ以外はほぼ無塗装です。
また、先に書いたユニタイプというたて継ぎ材もありますが、主には一枚物のフローリングを紹介しています。もちろん、幅広タイプもご用意して。

一枚物






 ブラック(ブラックウォールナット)とホワイト(板屋楓・ペインテッドメープル)の一枚物無垢フローリングの対比がわかりやすいです。















お問い合わせいただく方の殆どは、無塗装の幅広フローリングでご連絡いただくのですが、弊社と以前ご覧になっていた他社を検討されている方の中には、他社には無塗装の一枚物というのがないのですが、何故でしょう?!と冒頭の様なご意見をいただくのです。

その答えは、もうお分かりですよね?!
無垢材を使うことに対する「弊害・不具合のリスク」を低くして販売できるようにするためです。

それでは、弊社の扱う無塗装の無垢フローリングに吸放湿の「弊害・不具合のリスク」はないのか?!というと、もちろんあります。
しかしそれは、弊害や不具合という「リスク」ではなく、当然備わっている自然のものですからあって当たりまえ。
そして、それは私自身がお客様にお伝えしますから、無垢のフローリングを使う上では起こりうる事であって、それは、湿度を調節したり、足触りを適度に保ってくれたりする木材が持つ本来の機能です。

私はこれらの機能を木材の持つ「リスク」だとは思いませんし、そう考えては木材を使う意味が無いとも思います。
だから、時間がかかっても、吸放湿や日焼けなどの現象を説明する過程が必要です。

いくらピカピカで工業製品の様に狂いが少なくても、木はかこわれてしまうと「困る」という字になってしまいます。
木は言っているかもしれません、「息ができないよぉー・・・」と。

塗装・無塗装を選ぶのはお客様次第。
しかし、折角の木の床です。
樹種ごとの質感や足触りを感じることのできる、無塗装(若しくは無公害浸透性塗料)のフローリングのおうちで、ゆっくりと時間を過ごしていただきたいものです。

無塗装の肌
























無塗装・幅広無垢・一枚物フローリング、たぁーくさんありますよーーー。
お声かけくださいね。


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三瓶小豆原埋没林公園


ずっと縁がないのかと思っていました。
こんなに想っているのに・・・・
片想いを続けて何年になるでしょう。
やっと出会う事が出来ました!
それはこれ!

三瓶埋没林公園 11










この景色だけで、木の好きな方はもちろんご存知の場所、そう「三瓶小豆原埋没林公園」です。

埋没林・・・読んで字のごとく「埋もれた林」ですが、埋もれたままだったものが発見され、それも数千年前の火山活動や洪水などで土砂や河川に埋もれてしまった木々や森が出現するのが埋没林ですね。
神代木が現れるのは、こうした埋没林からです。

この三瓶埋没林もその一つ。
この三瓶と双璧を成す日本の埋没林には、魚津埋没林博物館がありますが、各地で埋没林や珪化木などがみつかっていますので、ここだけという話ではない中で、どうして有名なのか?
それは、その双璧が素晴らしい展示内容と管理がされているからでしょう。
もちろん、その時代を知る上で貴重であるということ(これは後で出てきます、公園整備の発端となることです。)もありますが、相当な量の埋没樹木とその保存状態の良さが、人々に様々な影響を与えるからだとも推測します。

さて、その埋没林公園。
私が恋焦がれていたのは、ここを目当てに向かった一回目は休館日だったことと(現在は職員さんのご尽力で年末年始などのみになっていますが。)2回目の旅行では訪問を打診したものの、他のメンバーから「そんなん行きたいのは自分だけやで・・」といわれ、目と鼻の先まで生きながらも涙をのんだわけで・・・・
3度目の正直はもちろん単独での訪問!!よっしゃー、泊り込む位の勢いで乗り込んでやる!!と意気揚々。しかし半面、魚津の時の様に「エイリアンの襲来」にさらされたらどうしよう・・・と少しビビりながらの出発であったことも付け加えておきましょう。

さぁ、チケットセンターの女性ともウキウキで言葉を交わし、いざ地底の埋没林の世界へ!!

三瓶埋没林公園 12










このタイムトンネルの様な入り口をくぐると、少し空気が変わるような気がします。
地下へと伸びる階段に、どんな景色が待ち受けているのか期待は高まるばかり。そして前の景色が開けると・・・・・

三瓶埋没林公園 1










でたーっ!!いきなりの埋没樹木のお出迎え。
しかもビッグサイズがニョキッと立っています。
保存処理の影響でしょうか、照明を反射し黒光りするその木肌は、出土当時も泥水にまみれながらも永き眠りから揺さぶり起こされた「旧世界の巨人」を想像させます。
その根株の張り具合が、まるで自分の足で立っているかのようにも感じてきます。

三瓶埋没林公園 2










できる限り、発見当時のままの姿を維持してくださっているのでしょう。
覆いかぶさるように重なり合う樹木と、その隣で土砂や溶岩でも流され倒れることのなかった強靭な幹を持った巨体が立っている。
木々も自然のものですが、それらの景色をも一瞬で変えてしまったであろうもう一方の自然の力に驚きつつ、よくぞこんな状態でもう一度空気に触れる時代に現れてくれたものだと感謝したくもなります。

三瓶埋没林公園 3











展示の中には、出土した地層をそのまま見せてくれるところがあり、そこには地層の中からその姿を見せる流木となったかつての木々の姿がはっきりと確認できます。
助けを求めているのか、それとも時代の証言者としての言葉を投げかけているのか?!できることならば、その当時の様子を語って欲しいような気分です。

三瓶埋没林公園 4



(照明の加減で変色しています。すみません。)





回廊の様になった展望スペースは、まさに埋もれたままの感覚を味わうことが出来る内容で、中には自分のすぐ近くに直径1mを超える立木状の埋没材があったり、巨体でありながらもその体を引き裂かれなぎ倒された状態のものが、年輪を読むことも出来る状態で横たわっています。
間近に感じるその光景は、自然の力としか言いようがありません。

三瓶埋没林公園 5










左手にいる私と比較しても、木々の大きさはわかると思います。
ここが埋没した時代には、これらの巨樹が林立していたのかもしれません。
今の時代においても立派な大木だと感じるこのサイズ、やはり出雲大社の神殿などの巨大宇豆柱や社殿の御用材はこの地域で賄われていたのだろうか。
どちらにせよ、それだけ山が豊かだった証拠か・・・
出土材の多くは杉だったということなので、杉を中心とした森だったのだろうけれども、巨木の蓄積は多かったのでしょう。

ぐるぐると展示スペースを歩き、出たくないなぁ・・・とブツクサ言いながらも次の展示スペースがあるからには出ないわけにはいきません。

三瓶埋没林公園 10










次の世界への入り口はこちら。
合体木根株展示棟。
開かれたドアに吸い込まれるようにまた地底の世界へ・・・

三瓶埋没林公園 6










ドアをくぐると、グルグルと続く階段。
その下には根株があります。
一段一段おりるごとに、少しづつ「その時代」まで時間を逆回ししている様に木々が埋没した時代へと続く階段を踏みしめていきます。

何段下りただろう・・・いや、彼らが埋没した4000年前の時代へはまだまだ遠いはずですがずいぶん下りたような気がします。

三瓶埋没林公園 7










そこにあったのは、根上がり気味に寄り添って合体する切株。
発掘時にこの部分から伐採されたそうですが、10m以上の樹高を残したまま直立した状態で発掘された株は、切断当初も鮮やかな木の香りを放ったと当時の記録にあります。
4000年以上も埋もれていた樹木から香りがするというのは、自身の経験からわかってはいるものの、信じがたいものであるとも感じます。

三瓶埋没林公園 8










今すぐ手の届くところにある根株が、数10mの高さのまま埋もれ、外気に接していた部分のみが朽ち果てて、今の状態で残ったわけですが、目の前にしても保存状態も美しくまさかこれが地下に埋もれていた巨木の株だとは想像できません。

つまりは、やはり人知の及ばない自然の世界の出来事だということでしょう。その力には驚かされるばかりです。

三瓶埋没林公園 9











見事な展示内容は、その歴史を知る上でもまた、彼らの生きた時代から現在に生を受けている私たち自身を見る為にも、非常に貴重なものだと思います。
現存する巨樹もそうですが、やはりそれらよりも以前の地球を知っている彼らの記憶を覗いてみたい気持ちでいっぱいです。

ここ小豆原は「埋没林」というだけあって、これら以外にもたくさんの埋没樹が敷地内に存在するそうです。
もともとこのあたりからは、以前から倒木が出土していたようですがそんなに気にはされていなかったそうです。
そして水田の区画整備事業の最中にも、一本の立木で出現した埋没樹があったそうですが、その時も大きく取り上げられることなく時は過ぎ、ある時、その区画整備時に出土した立木の写真を見た一人の方によって、のちの埋没林公園の整備計画と発掘作業が始まるのです。

そんな背景から、敷地のあちこちに不思議な突起がたくさん。

三瓶埋没林公園 14


 正面と左奥(カラーコーン左)の円柱です。






これは「埋没林モニュメント」というらしく、敷地内に点在しているのですが、このモニュメントの下には同じ大きさの埋没樹が埋まっているそうです。
ということは、林立するモニュメントを見れば、どこにどんな大きさの埋没樹があるのかわかりますし、その数からやはり相当数の樹木が埋もれたこともわかります。

三瓶埋没林公園 13











これらを見ると、「埋没林」という存在を改めて認識することができますし、学術的にも貴重な埋没林は、埋め戻し保存されているそうで、展示されている以外にもこれらの樹木が再び眠りについているというのもいい話ですね。

これらの埋没材に会うと、歴史を感じることは当然ながらその時代のことや、その樹木の成長の事、動く事が出来ずに火山活動にのまれた樹木たちの事を想い、巨樹に出会った時とはまた違った気持ちにさせられます。

これからも人々に歴史と自然の力、そして木々の力を伝える場として活躍してくれることを祈って、惹かれる後ろ髪を引きずりながら埋没林公園を後にする私でした。


*ご注意
埋没林公園のホームページにもありますが、現地へ向かわれる出発場所によっては「ホンマに?ここいくの?!」という当然車の対向などできない林道を延々と通らないといけないルートになる場合があります。
特にカーナビを頼りにされる場合はホームページに記載されている「推奨できないルート」を参照のうえ出発されることをお勧めします。
因みに私もがっつりと「車一台分通行可」ルートを通りました(汗)。


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木材利用ポイント制度始まる


昨年に「でるか?!木材エコポイント!」としてお話していた正式名称「木材利用ポイント制度」がいよいよ始まりました。

始まりました、と過去形になってしまったのはつい数日前まで詳細が分かりづらかったことと、申請の手続きなどの事もはっきりとしていないからです。
それらについては現時点でもはっきりとはしていませんが、詳しくは林野庁告知ページの資料を参照していただくとしまして、この制度は、新築1棟につき30万ポイント、その他内装外装の木質化についても各面積によってポイントが付与され、1ポイント1円という換算で、地域農産物や商品券への交換や工事即時交換などに使うことが出来る制度です。

昨年からずっと追い続けてきた木材に関する制度です。
割と、林業や工場、加工機械などに関する助成などは多くある様に感じますが、一般消費者の手に届く木材製品の振興に国が予算をつけてくれるというのは、珍しい事だと思います。

制度については、まだまだ内容のはっきりしない部分が多く、正確に案内できる情報が少ないのですが、建て物なら4月1日からの請負契約物件から適用されますので、これから木材、木造住宅をお考えの方はこれを機にどんどん木材を活用していただけると嬉しく思います。

もちろん、使う材は杉や桧であるとなお一層良いと思いますが、国や地域にこだわらずに適切に利用できる木材である事が条件です。
しっかりとした材木屋さんから良い木材を納入してもらって下さいね。
どんどん活用していきましょう!



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