空を見上げて
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2012年09月

木を知る人の名言


近頃は、有難い事に業務が順調なので毎日目をぐるぐる回しながらこなしているところですが、そんな中にもいろいろと悩み事というのは出てくるものです。
行き詰まるから悩み事になるわけですが、もがいて苦しんで、時間が経ってもなかなか解決ができない時、心落ち着くのはやはり先人や人生の先輩の言葉。

その中でも、木に関わった先人の言葉というのはずっしりと心に響きます。
先日読んでいた本から、かの有名な西岡棟梁のお言葉を拝借して溜飲を下げたいと思います。

「仕事は事に仕えると書く、労働とは違う」

これは、ただ働いた代償にお金を貰い、その金額の大小で一喜一憂する価値観とは違い、本来はその物事に仕えるということ、有難いと思うことが根底にある、と言われていました。
私が勝手に解釈している部分もあるかもしれませんが、今の働くことに対する考え方や意義を考えるには、大切な部分ではないかと思います。

お金の為に働く、稼ぎたいから仕事を選ぶ。
確かにお金は大切。
しかし、それだけを追っているうちに、物事の本質を見失う。
早い、安い、その事が持つよさは、心のよさとはまた違う。

いつか来た職業体験の中学生の残してくれた忘れられない一言に、「仕事は大変でしんどくて嫌なものかと思っていました。」というフレーズがあります。
やはり、日々のニュースや世間から感じる空気がそういうイメージを膨らませていたのかもしれません。
私たち大人の責任でもあります。

しかし、その言葉には続きがありました。

「でも、この会社に体験に来てみるとみんなニコニコとしていて、仕事というものに対する考えが変わりました。」

手前味噌で恐縮ですが、中学生が、イメージの悪かった仕事に関してその考えを変えるきっかけとしてくれた。
そのことが嬉しくてうれしくて、今でも頭から離れません。

いつも忘れそうになります。仕事という意味を。
しかしやはり、事に仕え、人の心を動かす事が出来るのもまた仕事。
特に、木という素晴らしい自然の産物を扱い仕事させてもらえる私は幸せもの。
その恩恵と有難さを感じつつ、また仕事に励みたいものです。
事に仕えていけるのも皆さんの応援あってこそ。
こんな変わった材木屋を支援してくださるお客様、募集中です!



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やるべきこと、やっていますか?!


なぜでしょう?秋は本当に勉強会や研修会、そして講習会が多い。
連日、という時もあるくらい。
やはり気候がよいせいでしょうか?!しかし、室内でおこなう講習会などは全く気候は関係なさそうですが・・・・

それらの関係もあり、どうしても時間が決められてしまう事が多いので、その日の残務が発生してしまいます。
お問い合わせの回答なども、できうる限り迅速に行ってはおりますが、なかなか思うようにいかないときもあり、申し訳なく思います。
しかし、前回の記事にしたためたように、できるのかできないのかは自分次第、「すべてはやるかやらないか」だということを再認識しました。

それは、連日講習の中の一つ木越和夫先生を招いての研修会にてでした。
木越先生はお箸屋さんです。
一膳あればいいお箸をいかにして売るか?!という切り口から、どんどん出てくる営業や会話のお話、成功の原則は、とても平易な言葉だけにいつでもできそうなのですが、かといって普段気をつけているかというとできていない様なこともあり、それはやはり、「すべてはやるかやらないか」と共通するところがあるのかなぁ・・・と思って聞いていました。

木越先生










それって、やはり私の扱う木材も同じ。
業界の通例に従って、こんなサイズ使えんで、とかこんなのなにに使うん?と言われるような物も、わからない人にとっては「こんなもの」であり、売れるはずがないという思考が働きますが、その木材の意味を知り価値がわかると売りたくもなりますし、売れるようになります。
また、それは商品だけでなくお客様への想いもそうです。
先日ショールームにご来店いただいたお客様からもお話をいただきましたが、売ろうとしていない、ところも私の特徴!?かもしれません。
いや、商売ですので販売はするのですが、木の事よりも商品を売ることが第一というようなやり方はできません。
それなら、弊社よりも大きな会社で、有名な会社で、ホームページの華やかな会社でお求めになる方がよっぽど良いでしょう。

それでも、弊社に来て下さる方がいらっしゃるのは、木の事を聞いて、その人に相談して購入したいというお客様がいらっしゃるから。
「無垢の欠点」と言われる部分やイメージだけによる思い違いの部分も、できる限り紹介し、欠点とされている部分も特徴としてとらえていただけるように努めています。

弊社は有難い事に、そんな私のお話を聞きにきてくださるかたばかりですので、販売規模は大きくはないでしょうが、お渡しする私も喜べるような出会いが得られるのが、何より大きな収穫です。
お金と引き換えに商品が行き来するだけではなく、気持ちの行き来も行えるような商売を心がけていきたいですね。




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「木を使ってもいいんですか?セミナー 第二回」終了


気がつけばあっという間に時間が過ぎています・・・まとめようまとめようと思いながら、有難い事に滝の様に入ってくる仕事を優先してしまい、今日に至る。
こればかりは「自分がやるかやらないか」の問題だとおもいますが(この事に関しては、後日また・・・)、やはり休憩時間を削り、睡眠を削り、食事中も何か並行して行い、風呂の中では今どこまで洗い終えたのかわからなくなりそうなくらいに考え事をしていると、どうしても「持ち越し」が出来てしまいます。
まだまだ甘いところが多いのか、いや、一日が短すぎるんだ!!という事にしておいてください。

言い訳はこの辺にして、先週末に、以前よりご案内していた「第2回 木を使ってもいいんですかセミナー(勝手な命名ですが・・・)」に行ってきました。

講座 1











昨年に引き続きの開催であったことと、以前よりも周知効果があったのかお越しの方は増えていましたし、「業界人」が多かった昨年に比べて、少しは一般の方もいらっしゃったように思いました。
そして、その大勢の方たちを楽しみながら学ばせてくださるのは、昨年に引き続き井上先生です。

井上先生のお話を耳にした方ならわかると思うのですが、難しい学者級のお話を、笑いを交えてスルスルとのみ込ませて下さるのは流石の一言。
木の事だけではなく、やはり伝える本人の資質も鍛えるべきだと再認識しました。
さて、講義の内容ですが期待通り材木屋がすぐにでも使いたくなる蘊蓄満載で、そこに木力検定でおなじみの4択クイズを交えながら進んでいきますので、蘊蓄知識の雨がどしゃ降り状態!受け止めるのに必死です。

講座 2












講座 3












集中すると時間はあっという間。
知識のシャワーにずぶぬれになりながら、会場を後にしたわけですが、やっぱり今回のお話も、町の材木屋が井上先生の様に平易に面白く、それでも納得できるように話できないと、木材のさらなる活用にはつながりにくいでしょう。
政治の方面でも様々な内容で木材を扱ってくれるでしょうが、制度では木の良さは伝わりません。
やはり良いものを買いたい人から納得して買ってこそ満足感があり、そこから愛着や本当の木の良さが伝わるのではないかと思います。
その為にはさらなるレベルアップは必須!!
皆さんに喜んでいただける材木屋になるために、今日も勉強しなければ!!!



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栂は栂でも、屋久栂です。


近頃、何故か屋久島が恋しい。
気分的なものなのか、屋久島やそれに関する物事を見聞きしたからなのか、理由ははっきりしませんが、気になる。
そんな状態で倉庫を片付けていた時に目についたのがこの屋久栂(やくつが)。

屋久栂 1
























私は比較的(?!)栂が好きな方ですので、以前から栂普請の家として化粧梁に使っていただいたり、無垢の階段に使っていただいたりしていますし、神代栂(じんだいつが)なども少量ですが、眠らせています。
おそらくほぼすべてが天然林であろう地栂の大径木からとれる細かな柾目や、年輪がつまっているからこそ協調される力強い木目は、製材したては純白に近いその木肌の印象とは全く異なり、白き美しさをもった樹種だと思っています。

屋久栂 2














栂については、国産栂(じつが・じとが)幅広無垢一枚物フローリングの記事にて触れていますが、そのとおりに、出てくる原木の量が少ないことと、現在、栂を指定で使われるところは大工さんが木をよく知っていらっしゃるか、旧家のお施主様の指定があるか、くらいでしか目にすることはないので、材木屋にとっても栂といえば米栂(べいつが。こめつがとは別。)という輸入材を想像することでしょう。
だからこそ扱いたくなるのは私の長所!!
どこへでも、というわけではなくやはりここぞ!!というところには贅沢に使っていただきたいと思うのです。

屋久栂 3














そんな私が以前に何気なく並んでいる木材を見ていた時、表面に傷がつきながらも私に訴えかけてくる(様に見えた。いや、そのはず!)一枚の板を発見。
他の賑やかな色合いや杢のある樹種にまぎれて、たった一枚清楚に立っている。
近寄ってみると「屋久栂」との表記。
屋久島は私の癒しの場であるとともに屋久杉の産地としてはあまりにも有名。
もう私に連れて帰ってほしいと言わんばかりの視線(?!)をひしひしと感じたため、屋久栂とのこの運命逃すまい!と弊社に連れてきたのが今回のこの屋久栂幅広板。


屋久島というと、どうしても屋久杉しかないように思うくらいに杉が有名ですが、実はかなり多様な植物が生息する島なのです。
その中に、栂もいきづいているわけです。
傷が付いていても、割れがあっても大切に使いたい。幅広一枚板で貴重な栂です。それも屋久栂。
屋久島が好きな人、栂が好きな人に使っていただきたいものです。

屋久栂 4














木が好きな私が衝動買いするときも、たまには理由があるもんです。
屋久栂に惚れた方の衝動買い、大歓迎です(笑)。

屋久栂幅広無垢一枚物板

・寸     法 :長さ1.87m×幅79cm×厚み3.5cm
          
・形     状 :無垢一枚板 割れあり

・価     格 :¥ 屋久栂を愛する方にお知らせします /枚

・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :天然乾燥材、仕上げ加工別途です。


*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


お問い合わせはこちらから




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日焼けとはこんなもの・・・


喜び勇んで揃えた在庫も、全てが全てすぐに手入れできる訳でもなく、しかも今年は殆ど手をかけられていない状態で、倉庫で休んでいる材料に申し訳ない位です。

少し時間が取れたので、整理整理!と精を出していたのですが、板をのけていくうちにあらまぁ、良い見本が出来ていました。

神代の影のリグナム 1











手前の板は神代樟。
ちょっと前にお客様がいらしたときにのけておいたものなのですが、さぁ、並べ変えようと横にのけたところ・・・・

神代の影のリグナム 2











あらまぁ、見事にくっきりと線引きされています。
日焼けですね?!これは。
まさか、違う木材じゃないかと言いたくなるくらいに異なる色合い。
しかし、まだそんなに日がたったわけではないのですが、ここまで変わるものですね。

以前からフローリングの日焼けなども含め、無垢の木材の日焼けについてはいろいろとお知らせしていますが、紫外線パワー恐るべし。
まぁ、その変化も木材のうちなのですが、知っていても見た瞬間はびっくりです。

これをみてもらって、こんなに違うんだ、変わるんだと再認識していただけると、無垢の木材は手元に来た時の状態を維持するものとは異なる事がよくわかっていただけるかもしれません。
しかし、ビキニの日焼けならともかく、ここまではっきりと上下に分かれると、こまったもんです(汗)・・・



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学校でよく見かけるブナフローリング


夏休みも過ぎて早2週間。
親御さんはホッとしているころ、子どもたちは学校などに体のリズムが戻り始めた頃でしょうか・・・

夏休みに限らず冬もそうですが、学校や施設の長期休暇の時などには、その時にしかできない工事などを行う事があります。
教室の改修であったり、体育館の内部の改装、耐震補強工事や、塗装工事などなど。
色々とあるようですが、今年も一部の教室の床を貼り替える工事がありました。

皆さんは小学校や中学校などの床がどんなだったか、覚えていますか?!
私はその時分はさすがにまだ「覚醒」していませんでした(笑)ので、樹種の事や木目や柄の様な表現は一切覚えていません。
ただ、学期末にかけるあのワックスの独特の匂いと乳白色の色合いは今でも鮮明に覚えています。
なにせ、もうすぐ長期休暇!という証ですからね!!

さて、大人になるとそんな楽しみも無くなるものですが、大人になっても夏休みや冬休みに仕事で学校に行く事があります。
それが今回のブナフローリングの貼り替え工事です。

ブナフローリング 2














ブナ、漢字で書くと橅。
木でない木と書いてぶな。
何ということでしょう。それくらい、使い道がないなどと例えられていたのがぶなの木であり、しかし広葉樹で最も蓄積の多い(今は多かった、となるのかもしれませんが・・・)樹種である事も事実です。
乾燥工程で狂いが出やすい事や腐朽菌に侵されやすいなどというところもありますが、薪炭材としては利用されていたそうですし、何よりあの優しい色合いと、ゴマを散らしたような綺麗な斑は、橅などとは呼ばせたくなくなるくらいに素晴らしいものです。

ブナフローリング 3














ということで、橅は当て字だそうで、正式には椈をつかうそうです。

もちろん、強度もありますし蓄積が多いということは有効利用しやすいということ。
しかし、建築材料としては今回の様な特殊な場合にしか見ることは少ないです。
輸入材を除いては・・・・

というのは、お子さんがいらっしゃる皆さんのところには一つや二つはヨーロッパ産のブナ「ビーチ」が原材料になっているおもちゃや遊具があるはずです。
ヨーロッパ産の木製商品では、かなりの割合でビーチ製のものを見かけます。
百貨店に置かれているものも、ほとんどがビーチです。(違う事もあるけど…)
おもちゃだけではありません、家具もそうです。
日本では人気の低いブナを、とても有効活用しているのがヨーロッパの様です。

ビーチの玩具











今から望むにはなかなか難しいですが、小学校の子どもたちが将来このブナのフローリングの色や木目を思い出し、懐かしい思い出の1ページを彩る事ができたら、このフローリング達もブナ自身も喜ぶことでしょう。
できれば、工事終了後に子どもさん達にブナのお話をしてあげたいところですが、今回はそこまではお預けです。
しかし、学校環境からも木に触れる機会をつくって、どんどん感覚で木を理解できるようにしていきたいものです。

ブナフローリング 1















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高槻市 出灰(いずりは)素盞嗚神社の桂


自重していたのですが、私にとってはもうすぐシーズンイン(?!)なので、ウズウズしてきてしまいます。

何の事か・・・巨樹めぐりです!

現在は事情があり、9月以降しか動く事が出来ないためどうしても毎年秋から冬にかけての巨樹めぐりが多い私。
皆さんはやめてくださいね。
特に山間部の場合は、清内路小黒川のミズナラの時の様に豪雪でしかも携帯圏外で夕暮れ時などという無謀な計画になる場合もあり(普通の人はないか・・・)、万が一を考えるとお勧めできません。

ですが、春から夏に我慢し続けた「木の虫」に羽がはえるこの季節(笑)。
ちょっとのぞきに行ってしまいました。

次の巨樹の紹介記事は決めていた樹種があったのですが、延期です。
今回会いに行ったのは、偶然現場の近くだったため所在地は我が町大阪府茨木市のお隣、高槻市です。

高槻市や茨木市と言っても、市街地から京都兵庫方面に抜ける山道があり、南北に広い印象を受けます。その山道を上がると、里山が広がりそれを抜けると亀岡や巨樹の多い能勢方面となるわけです。
その里山を抜けて行く道から少しそれて、小さな集落に入っていくとお宮さんの表示があり、すぐにその場所がわかるでしょう。
といっても、表示を前進で曲がると、帰りはバック!ですので後退に自身のない方は標識からは少しですので、邪魔にならないところに駐車し歩きましょう。

さて、入っていったその先に見えるのがお目当ての高槻市出灰地域の巨樹、出灰素盞嗚神社の桂です。

出灰の桂 2
























出灰の桂 7














桂という樹木は、彫刻に使われる方も多くまた、その柔らかで優しい木目から周りと調和することのできる材として使われる事が多いので、弊社にも材があるのですが、巨樹の桂となるとなかなかお目にかかれません。
というもの、樟や杉などの様に、人里や街中に巨樹があるのとは違い、ほとんどが深山幽谷(言い過ぎか・・・)にあるため、ちょっとやそっとでは会うことができません。

それに比べ、この出灰の桂は車でもすぐに会いに行ける点が大きく異なるところでしょう。
また、桂の巨樹と言うとイチョウの巨樹の様にひこばえがグングン伸びている事が多いのですが、この桂はそれが無く、幹がはっきりと見え地面を伝った根から新たな幹が立ちあがっているのを見る事が出来る事も大きな点ですね。

出灰の桂 5














鳥居の傍にはもちろん由緒書きがあります。

出灰の桂 9














由緒書きにあるとおり、ここは元は京都府だったところだそうです。
どうして京都府から大阪府に入った(合併になった)のかは定かではないですが、私が京都府民だと恋人を失ったような気になりそうです。

出灰の桂 4
























ひこばえが無いおかげで、異様な迫力というものには欠けますが幹の分かれている様子や苔むして風格をたたえながら天に向かって伸びる幹にはやはり存在感があります。

出灰の桂 10














その分かれた幹の根元部分はというと、根上がりの様な状態というか、まるで南洋の植物に見られる板根とよばれる形状を想い起すようにゴツゴツとしてて、周囲に根を伸ばしています。
というよりも、本当は、地中にある根はこれくらいは伸びていて当たり前なのでしょう。
広葉樹の場合は、その枝張りと同じかそれ以上の面積の根の張りがあると言われていますから、普段は見えていないものが気にならないだけかもしれません。

出灰の桂 6














大樹の宿命、朽ちていく姿も当然見られます。
しかし、そういった部分も併せ持ってこその風格というものもありますし、西岡常一棟梁など、立木と製材木の双方をよく知る方は、樹勢がつよくあおあおと葉を茂らせている物ほど内部が空洞化していたりするものだ、とおっしゃっていたように記憶しています。
反対に、今精一杯生きているという老木の方がしっかりとした木部を備えている場合が多いそうです。
巨樹を廻っていると、本当に「大丈夫か?!」というものもあれば「元気そうやなぁ・・・」というものもありますが、もし、彼らの内部を見られたとすれば、外観では判断できない部分が多い事を知る事になるかもしれません。

人間と一緒、外見では判断できないということでしょうね・・・

出灰の桂 3














やや、桂に近づく不審な人物が・・・・・・・・私です。

大きな幹が聳えているというものではないので、あまり太さなどを感じる事はできないかもしれませんが、普通に考えると十分に大木。
通例どおり、ご挨拶して力を授かります。

大阪には、薫蓋樟を始めとする街中にある巨樹や、峠は越えますが、平野に巨躯を誇る西のケヤキの横綱「野間の大けやき」があります。
この出灰地域も、峠越え道の最中を少し入ったところの集落ではありますが、木々をかき分けて行く様な山中ではなく、すぐ近くまで車で行く事が出来ます。とても不思議な感じがするなぁ・・・と思っていたのですが、よく考えると山中にあった巨樹や、ご神木以外の巨樹(いや、ご神木ももしや含まれたのかもしれませんが・・)は、第2次世界大戦までに伐りつくされたのでしょう。
もしかして、今残っている巨樹の近くにはそれこそ、樹齢数百年の木々が茂る森だったのかもしれません。

当然、人は殺生します。木も伐ります。
それらの糧を得て生きています。だから仕方ないのかもしれない。
しかし、だからこそ、現存するものを維持し、木材になったものは限りなく有効に長く使わせてもらう。
それらを感じるにも、やはり巨樹の存在というものは大きな意義があります。
車で訪れられるとはいえ、やはりその存在と姿にいろいろな想いを馳せる事が出来ると、巨樹も神様もきっと温かく迎えてくれるにちがいありません。
そんなことを考えながら眺めた、桂の青葉。
ハート型をしたその葉が、優しく微笑み返してくれているような、そんな感覚を覚えた訪問でした。

出灰の桂 1














出灰素盞嗚神社の桂所在地

大阪府高槻市出灰堂の前8

駐車場は、ありません。地域の方に邪魔にならないところに駐車しましょう。



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奇跡の一本松の保存作業


先日から2日連続で「奇跡の一本松」の記事が新聞に出ていました。
カラー写真とともに、保存作業に移る様子が掲載されていました。

小さな記事では少しずつ保存に向けての経緯を掲載されていましたが、今回はいよいよ決定された保存作業に写る様子が紹介されていました。

9月12日、午前8時半から神事が執り行われ、午前11時半過ぎにチェーンソーにて切断作業が始まった、とありました。
保存作業については、いろいろと話があったそうですが結局は幹を長さ方向に9分割して防腐処理し、中心をくりぬき筒状にし元あった場所に金属製の棒を立ててそこにはめ込み、複製した枝などをとりつけて津波に耐えた姿にする、ということでした。

頂部のみがクレーンでつりさげられている写真は、やはり淋しげです。

しかし、これだけ人々の想いを受けてきた松です。
生命活動は終わっても、また同じ場所で見る人々に「その日の事」を語り続け、それとともに、心の支えとなり続けるであろうと思います。
新聞にはこう見出しがついていました。


「また会おう 一本松」



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いつかこわれる椅子?!


「戸田さん、今年はあんまり来てくれへんねぇ・・・」


すみませぇ〜ん・・・近いうちに電話してうかがいます。
んん、伺ってなかったわけではないのですが、たしかにタイミングよくお顔が見られなかったのも事実。

連絡を下さったのは、お得意様の会長さまなのですが、アポをとって伺った先でまたいいもの見せてもらった。


不思議なイス 5














なにかわかるかな?!
オブジェ?!
確かに、それでもいいかもしれません。
材質は私が取りあげるくらいだから木材です。南洋桜(お!出た出た。南洋ホニャララ。念の為、桜ではありません。)と言われて、一時大量に使われていたモアビという材です。
堅牢で滑りが良い為、敷居に専ら使われていました。敷居滑りとして溝にはめ込まれる事もありました。
弊社も昔は数十丁と在庫していましたが、今はツワモノどもが夢の跡・・・倉庫の一番奥で1m材がちょろちょろしているくらいですから、モアビ一つにも時代の流れを感じます。

話がそれた。
木の話をするとこれだからいけません。
基、これは椅子です。
洒落てるでしょう。
ちゃんと座れるんですよ。そこがすごい。

座れるのがすごいとは、イスなのに?!と思うなかれ。
よく見てください。
この形で、この細い骨組で、しかも垂直の支えなしで座れるというのはとてもすごい事です。

不思議なイス 4














しかも、上の写真にある様に、一つ一つの部材を組み付ける方法で製作されているのですが、釘やビスは使われていません。
では、どうやってとめているのか?!
そう、そこが問題。で、すごいところ。
よく見てくださいよ。ここ。

不思議なイス 2














部材同士が接合されている部分に契が入れられていて、とめられています。
木工や家具、それから建築などでも使われるような方法ですが、これを製作された会長様、一味違うんです。
ただの契の木組みではなく、もうひとひねり加えておられます。
それがこれ。

不思議なイス 1














契の形状。見てください。
手前側が細く、奥が太く大きくなっています。
みれば確かにそうですが、じゃぁ、この契、どうやって入れたの?!
入口が狭くて大きな物がどうやって入るの?!
当然、無理矢理押し込むと割れてしまいます。

さてさて、いったいどうなっているのか?!
四方鎌継ぎをこしらえるくらいのツワモノ会長様です。
これくらいはできる?!のでしょうけど、どう考えてもワカリマセン。

結局、答えを聞いたのですが、聞いても頭に浮かばない!え!?ほんとに入るんですか?!、と正直聞きましたが、よくよくシュミレーションするとなるほど、入りそうな感じ・・・
結局取り外すことはできないため実演は出来ないのですが、何とか理屈は納得してかえったのです。
それにしても、すごい。伝わりにくいですが、この木組みを考えられるのも、さらに座る事ができることも。
やっぱり、先人の知恵に基づく物は違いますねぇ。

消化不良な感じになりそうな記事ですが、皆さんもどうやったのかかんがえてみてくださいね。
正解は・・・私も口では説明できません!木工していらっしゃる方はレッツチャレンジ!!(無責任な・・・)

不思議なイス 3















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濡れゾーキン厳禁!!


物事、固定観念で決めつけていると実は全く違った事である場合があります。
フローリングのお手入れは、綺麗にゾーキンがけ。
昔からテレビの縁側や、学校の廊下をドタバタと子どもがかがんで往来する場面が目に浮かびますが、さてさて、実際の無垢のフローリングだと雑巾がけはどうでしょう?!

本当のところ、あんまりよろしくありません。
特に、濡らした雑巾がけは避けた方がいいでしょう。
撥水性のあるオイル塗装などを施されている場合はすぐに吸い込むということは少ないかもしれませんが、それでも樹種によっては吸湿して、フローリング表面がケバ立ったような感じになる事があります。

お伝えしている様に、ロシアンバーチやノルデストウォールナットはもともと表面の肌目が粗い部分もあるので、目が起き上がりやすい所があります。

ノルデストウォールナット拡大 2














ノルデストウォールの材面の拡大です。
細かな目が立っているのが見えるでしょうか?
あんまりツルツルピカピカの表面仕上がりをイメージしていると、それこそなんじゃこりゃ、となりますが、これが本来の姿です。

ロシアンバーチ拡大 2














ロシアンバーチもそう。
決して、加工が粗いわけではありませんよ。
フローリングの仕上げはもちろん丁寧に施しています。
それでも樹種ごとの違いや特性があるので、フローリング選び、樹種選びの時はそういった部分まで見てもらいたいと思います。

奥深い木材の世界。
もっともっといろんな特徴をこれからもみていただきますよぉ!

でも、どちらにせよ、濡れゾーキンは気をつけてくださいね。
拭くときは硬く絞って絞ってお願いしますね。
また、ありえないとは思いますが、床下の湿気や雨などの水がたまることで、その湿気を受ける場合もありますので、やはり湿気には注意した頂きたいものです。

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桧だけではないけれど・・・


うわっ、なんじゃこりゃ・・・

開けてびっくり玉手箱、ならまだしもこりゃ困ったな、という場面になる事もあろうかと思います。
木材の場合は、それが自然の木の動きや性質によって起こる事で、また樹種ごとに違ったりしますので、一様に知ることができないのが「驚き」になって現れたりします。

といっても、一つ一つ違う無垢の木材。
それこそ人間と同じです。一人一人違うし、個性もある。
それを、画一的に説明しろと言っても無理な話で、いろいろな状況が生まれるわけです。
少しでもそれらを知っておいていただこうと思っているのですが、なかなか全てを伝えきるところまではいっていません。
だからこそ、どんどん発信していこう、どんどん情報を蓄えようという意欲にもつながる興味をかきたてられている事も事実ですが・・・

前置きが長くなりましたが、その「うわっ、なんじゃこりゃ」というのは「おいてあるだけで、こうなりますよ。」という一目瞭然の事例紹介です。
しっていれば、何のことはないんだけど、知らないと驚く事になるのです。

夏休みに、私の仕事の関係で訪れた木材の展示ブース。
材木屋の血をひく子どもだからか、それとも他のお子さんと同じ遊び感覚からなのかは不明ですが、早速木とともに戯れていました。
ブースのお兄さん方、すみませんでした(汗)。
そのブースで、一番喜んでゲットした物がコレ。

桧年輪 3
























桧の輪切り。
厚み6cm程ですが、綺麗に皮が残っていて表裏も綺麗に削っていただいているので、飾っておきたい位のものです。
大人でもそう思うのですから、子どもならなおさら?!で、帰宅してから早速輪切りの上にミニカーを並べたり、フィギュアを置いてみたりして飾ることを楽しんでいました。
少し時間が経って、そろそろかなぁ・・・・と一人ニヤニヤしながら輪切りに近づいた私。
何がそんなに面白かったかというと、こうなっているのではないかと想像していたからです。

桧年輪 1














わかりますか?!
といっても、最初を見ていないと何の事だか分りませんよね。
つまり、それくらいの違いなのですが、「最初の状態から変化する」という事が受け入れられない場合が多い現在。
最初の状態を知らなければ、驚かないのですが、こちらを見ていると、やはりなんじゃこりゃ、になるわけです。

桧年輪 2














これが最初の状態。
といっても、初めから撮影していたわけではないので、同じ面ではなく、先の写真の輪切りを表裏ひっくり返したところなのですが、裏はこんな感じです。

何が違うかは言うまでもありませんが、油の析出ですね。
桧の精油が木口から染み出している面と、出ていない面。
わずか数cmの表裏でこれだけ違います。

その違いがでたのは、「飾っていたため」です。

さきほど、早速台にしたり飾ったりと言いましたが、帰宅後すぐに机においてそのまま裏返すことなく時間が経っていました。約2週間。
その2週間の間に机に接している面からじわじわと精油が染み出してきたわけです。
普段見えている面ばかりを見ていて、さて掃除でもするか、と移動させると机にはまぁるい油じみが・・・・なんて事もあります。
そうなると、これはおかしい。どうしてこうなるのか?!
となる事もあるかと思います。

反対の面はなっていないのに、ただ置いているだけなのに・・・

それが木であり、生き物。工業製品ではなく常に時間や環境とともに変化し続けるものの特徴の一つです。
人間も日焼けします。木も同じ。
人間も怪我をして手当てします。木も同じ。
人間は食料が必要です。木も光合成します。

形は違えど同じ様な生き物です。
だからこそ、樹種の特徴や無垢の木の特徴を知ってもらって木と付き合っていただきたい。
今回の精油が、なんじゃこりゃ、ではなく、私の様に「そろそろでてきたかな?!」位の気持ちで見ていただけると嬉しく思います。
それに、このような事を知っていると、本当に油がついてはいけない場所に置いたりすることが無く、木に対する扱いが丁寧になります。
そういう意味でも、知っておいていただきたいポイントです。

精油は桧に限った事ではありません。
皮の部分に油をためるもの、油分の少ないもの、鉱物質の成分を多く含んでいる物、水に着色成分が染み出すものなどなど、いろいろなパターンがあります。
古くは、これらも有効に活用し、適材適所に木材を使ってきたわけです。

全てでなくてもいいです。
木は、いろいろな性質をもっている、時間とともに変化するのだという考えをもって、それを利点と捉えて接していけば、子どもの様に無邪気に純粋に木材の恩恵を受ける事が出来ると思います。
私たち人間も、一時歪んでもいい、成長が遅くてもいい、傷がついて治るまで時間がかかってもいい、そういった年輪とともにしっかりとしたアブラの乗った大人になれるように励みたいものですね。

桧年輪 4
















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ヨーロピアンメープル(欧州楓)幅広・ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広つなぎ目V溝の競演


無垢のフローリングを検討された、若しくは検討中の方なら一度は迷う「樹種」の選定。
弊社も、なるべくわかりやすく、と考えいろいろな情報と様々な角度からの写真などを掲載しているつもりですが、それでもやはり迷いますよね。
当然、質感なども含めて決めていただくためにショールームへ来ていただくわけですが、それでも一つに決まらない!!という方。
いや、決めきれない!!という方。

決めなくてもいいではないですか・・・
いろいろと使ってしまいましょう!!

そんな事で、今回は部屋毎、その階ごとに樹種を貼り分けられたお宅の様子です。
無垢のフローリングを色々とご覧になって、迷われて迷われて、やっと決めていただいても、部屋によって変更があって・・・というような末に施工していただいたのですが、やっぱり無垢のフローリングにおいては、「色目を統一しないと」とか「同じものでないと合わない」とかいったコーディネイトの通則というのは、あまり関係ないように感じます。

いつも言うように、きちんと決まりを守って樹種や木目などの使い方を定める美しさと、木の隅から隅まで味わうのとは、同じ無垢の木材を楽しむにしても方向性が違いますから、そのあたりは臨機応変に組み合わせていきたいものです。

さて、早速ですが、先日紹介したばかりのノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)の150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードが見えます。
さすがの存在感。

ノルデストウォールナット(胡桃) 1














とはいえ、これでもか!と主張するような木目や色合いではないので、幅広の迫力はありますが、むしろ幅が広い事によってその独特の柔らかな木目を十分に楽しむ事が出来、足の裏からの感触からしても落ち着く歩き心地を感じました。

ノルデストウォールナット(胡桃) 2























150幅広V溝は、1820mmの長さ方向につなぎ目のあるユニタイプの無垢フローリングですが、一般的なユニタイプの様に5枚から8枚位の身近なピースをつなぎ続けている物とは違い、多くても3枚までをつないでいますので、(つまりV溝が2本まで)木目がわけもわからずすぐに途切れたり、貼り上げてみるとまだら模様の様で、何かわからないというような事がなく、そういった意味でも選んだ樹種の存在感を存分に楽しめるフローリングといえますね。

ノルデストウォールナット(胡桃) 3














そして次には個性全開!欧州楓(ヨーロピアンメープル)の幅広ユニフローリングです。

ヨーロピアンメープル(欧州楓) 9














ヨーロピアンメープル(欧州楓) 8














こちらもネイキッドグレードなので、節や変色は多く含まれます。

ヨーロピアンメープル(欧州楓) 2



 こんな変色部分もあったりします。
 どうしてこんな色になったのかなぁ・・・と想像してみるのも楽しみの一つ。






もともと、欧州楓(ヨーロピアンメープル)は、板屋楓(ペインテッドメープル)などに比べて原木から製品にするまでに変色するリスクが高く、とても扱いの難しい樹種です。

ヨーロピアンメープル(欧州楓) 5














ヨーロピアンメープル(欧州楓) 4














細心の注意を払い仕上がったフローリングのプルミエグレードは、とても美しく黄白色がかった色目と、時折現れる輝く木目は水晶の様、と言いたいくらいに見事です。

ヨーロピアンメープル(欧州楓) 7



 成長の過程での傷か、幹分かれした跡なのか?!これもネイキッドグレードに見られる楽しみの一つ。







ヨーロピアンメープル(欧州楓) 6



 木も細胞組織をもっている生き物です。その組織の一部分を横切った時、このような独特の木目を見ることも出来ます。
 二つと無い、自然の模様。





ヨーロピアンメープル(欧州楓) 3



 根っこに近い部分でしょう。幹に力がかかったのか、斜面で踏ん張ったのか、水が沸き立つ泉の様な杢です。

















今回はプルミエグレードではなく、ネイキッドグレードですがヨーロピアンメープルの多彩な表情が隅から隅まで見られますし、こちらも幅広130ですから、その樹種の特徴が良く出ているとおもいます。

ヨーロピアンメープル(欧州楓) 1














そして最後は弊社の定番、板屋楓(ペインテッドメープル)の幅広一枚物(OPC)フローリングです。
こちらもネイキッドグレードですから、野趣あふれる部分がある一方、杢が出て綺麗に光っている部分もあり、「本物以外にありえない」という表情を見せます。

板屋楓(ペインテッドメープル) 1























1820mmに継ぎ目のない一枚物フローリングは、ネイキッドグレードといえど、やはりユニタイプとは違った存在感がありますね。
とくに、ネイキッドグレードは合板にはありえない表情で、一目で無垢を認識させてくれますから、味わい深いフローリングです。

板屋楓(ペインテッドメープル) 2





 中にはこのように、きれいな杢の出るものが含まれています。

 陽光を受けて光る杢の表情は、無垢ならではのものです。













といった感じに貼りわけておられます。
どうです?決めきれないときは全部貼ってみる。アリですねぇ。

もちろん、同一樹種のグレード違いでも可能ですし、一枚物とユニタイプを貼りわける事も可能です。
また、その際には実(さね。フローリング同士をはめ合わせて接合する部分)形状が共通ですので、境目に何か細工をしたり別の木をもってこなくとも、グレード違いやユニタイプと一枚物の貼りわけが、容易にできる事をお伝えしておきましょう。
普通は、樹種ごとや種類毎、いや、入港ごとのロットによっても実形状が異なるものもあります。
それは、コストの安い工場を転々として造っている場合や、同じ形状で加工できなかったり、設備の問題などです。
それをずっと同じ形状で安定出荷するのも、実は大変なことなんですよ。
因みに、今回のフローリングは樹種違いでも貼り続ける事ができるので違う樹種を同じ部屋で貼りわけという事も可能です。
デザイン貼りですね。

といったように、いろいろな楽しみ方が出来る無垢フローリングです。
一つに絞る事が出来ない場合は、部屋ごとや階ごと、または同一の部屋でのデザイン貼りなどもできることも判断の視野に入れて、もっともっと無垢の木材の良さを楽しんでくださいね。

その辺のご相談もどしどしお待ちしています!

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