空を見上げて
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2010年09月

紫檀・黒檀・白檀・・・・・・


植物、こと私にとっては木材になるんですが、やはり難解なところがまだまだ存在します。
わけわからんというか・・・
なんでなの?!どれはどういうこと?!というのがたまに出てきます。
木を扱う仕事の人間ですらそうなんですから、一般の方からすると本当に木材は謎の世界!なのかもしれません。
そのあたりが、様々な長所や優れた特性をもっている木材がなかなか使われていない一つの理由でしょうね・・・

何故割れるの?どうして反るの?表と裏、針葉樹と広葉樹って?!ちょっと知るだけで、様々な疑問がうまれてきます。
それらを解消するのも、私たち材木屋の仕事の一つだと思います。
疑問を納得できる解決に結びつければ、その物の持つ良さを更に実感できることになるはずです。
皆さんの疑問解決に役立つよう、これからも少しづついろんな不思議な話題に触れていきたいと思います。


さて、その不思議のうちで、今回は私が以前不思議に思っていた名前についてのお話です。

木材にはいわずもがな、多種多様なものがありそのすべてを網羅するのは困難なことだと思います。
そのなかでも、特に稀少なものや、珍しいものにはやはり注目が集中するものですね。
例えば、記事で詳しく書いたことのある「ローズウッド・紫檀」類。

これらも、その複雑な分類や名付けでちょっとやそっとでは理解が難しくなっているものの一つです。
だからこそ、皆さん文献やインターネットを通じて勉強されるわけですが、紫檀類とともにややこしい命名があります。
それが今回のテーマ「紫檀・黒檀・白檀・・・・」です。

もともと「檀」というのは、稀少で価値のあるものにつけられるものだったそうです。
赤紫の紫檀、黒い黒檀、白い白檀という具合でしょうか。

ここまでは良しです。

が、たまに緑檀とか、黄檀というものを目にします。

かなり前、中国の木材商の方が大切になさっている木があったので樹種をたずねてみると、「黄檀(こうだん)」とおっしゃっていました。
とても稀少で、ほとんどないんだよ、とおっしゃっていましたが、その木の素性までは伺うことができませんでしたので、真偽のほどは?わかりませんが、一部では黄檀は、白檀の芯材部分の色の比較的濃い部分、つまり黄色っぽく見える部分をさして用いるそうです。

わからなくもないです。

が、因みに白檀の学名はsantalum albumで、albumというのはもともと「白い」という意味があるそうなので、やはり、白檀は白を意味するのが正しいのかもしれませんね。


また、南米原産のパウアマレロ(またはアマレロ・アマリロ・ブラジリアンサテンウッド・イエローハートなどなど)という木材も時に黄檀と称される事があるようです。

アマレロ・アマリロというのは黄色を意味するそうで、その名の通り黄色っぽい(黄色といえば、誤解が生じます)色合いと、綺麗な木肌をもっていますが、紫檀や黒檀ほど個性が強いかというと、そうではありませんので、どちらにしても、通称名だと思いますが(黒檀も日本語ですから、ある意味通称名ですが・・・)、もしかすると、高級感を出すために命名したのかなぁ?と思わなくもないです。

追加すると、黄王檀(こうおうだん・きおうたん)又は黄金檀(おうごんたん)が上記のアマレロを指すこともあったり、または全く異なる縞の美しい木材であるココボロを指すこともあるので、ここでも要注意(汗)。


また、赤檀というものもあります。
これは「ローズウッド・紫檀とは」の記事で解説していますが、紅木紫檀の事を指して用いる言葉のようです。
これは木材の文献に掲載されていますから間違いなく用いられていたものでしょう。
確かに、紅色というか赤が美しい樹種ではあります。

他には先にあった緑檀。
こういった呼び方は木材業界ではしないのですが、一部で命名されているようです。
推測ですが、どうもリグナムバイタの事を指しているようです。
「生命の木」とか、「緑に輝く」その他、リグナムバイタであろう説明が添えてありましたので、おそらくそうでしょう。
ただ、リグナムバイタ自体は今ではそんなに大きな原木が入手できないであろうことや、ワシントン条約のからみから近縁の樹種を指しているのではないかということも推測できます。
ややこしいですが、どちらにせよ、木材業界のきちんとした呼称ではないであろうといことですね。


黒や赤や緑・・・・ホントに正しい呼称ではないものもあるようですが、どちらにせよ、大切な木材資源には変わりありませんので、有効に利用したいものです。
が、これらの呼称の紛らわしさに惑わされ、誤解を生んでいる商法は木材のややこしさを助長するので、出来るだけ正式に統一された呼称を使いたいものです。
そうすると、やはり言語の世界と同じように、英語名を覚えておかないといけないのでしょうが、その土地にしかないものもありますので、それも一つの方法でしかないですね。
わかりやすく、安心して使える木材が増えるようにそう努めていきたいと感じるややこしい呼称集でした。





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高樹齢杉板目浮造りフローリング 30mm幅広を杉の家に採用頂きました。


杉の家。
その形容通りに、杉ばかりを使って建てているお宅が完成しました。

杉板目30mm無垢フローリング7














平屋建てながら空間にゆとりのある住宅に、杉節あり板目浮造りフローリングの30mm厚の幅広180mm幅品を採用頂いていたところです。

通常の15mm厚140mm幅品を採用頂いた住宅を以前御紹介しましたが、今回は大引きといわれる床構造部材に直接床板を施工するために、30mmという厚さのものを使用していただきました。


杉板目30mm無垢フローリング2

























また工務店様の、価格の手ごろな白太(辺材)部分が多い製品ではなく、きっちりと赤身(芯材部分)の通った商品を選定してほしいという御希望から、弊社の杉板目節あり浮造りフローリングの原材料板を使って、今回専用の幅広フローリング180mmを製作させていただきました。


杉板目30mm無垢フローリング5



 赤身勝ち(赤身の部分を優先して選別したもの)なので、白太はごくわずか。










杉板目30mm無垢フローリング8



 180mmの広幅サイズ。










広々とし、杉の木の風合いたっぷりの屋内だからこそ、はっきりと存在しながらも目立ちすぎない赤身の風合いと、丁寧な浮造りによるなんとも気持ちの良い歩行感はやはり杉ならではでしょう。

また、工務店様よりのご希望がもう一点ありまして。

パテによる埋め木のない事!でした。

普通、樹齢の低い木から製材して板材にすると、どうしても抜け節といわれる「節が抜け落ちて、その部分が穴になってしまう」状態が多く生まれます。
床が穴だらけではいけないので、その部分を埋めて使用するのですが、その埋め方と埋め部分の数に各製品の違いがあります。

弊社の杉無垢フローリングに使用しているのは、全て高樹齢材ばかりです。
そのため、赤身が多いのはもちろん、選別作業を経ていることもあり、節はきっちりと「埋め木」とよばれる枝材を抜けた部分に埋め込むことでその部分をふさいでいます。
また、その埋め木の数も、「埋め木だらけ」にならないように高樹齢材の原板から選別しているため、同じ埋め木処理といっても、穴だらけを埋めているものではありません。


杉板目30mm無垢フローリング6














ですから、今回の御要望どおり赤身勝ちでパテ埋めのない、目の通ったフローリングとして弊社の杉浮造り無垢フローリングを採用頂きました。
当然無垢の木ですのでバラつきや色差他はあるのですが、その中でも一定のクオリティーを確保できるのは、原木丸太から製材、原板の乾燥、加工工程までの一貫としたこだわりから生まれるものです。

いくら写真でも、やはり実際に歩いてみて触って感じてみないとわからないものですが、こんな素晴らしいフローリングを作れる材料がまだ日本にはあるんですよ。
撮影しながら、浮造りの床の足しざわりの気持ちよかったこと。さすがにお客様の新築すぐに素足で・・・とはいかなかったのですが、靴下ごしでも感じる浮造りの気持ちよさ。


杉板目30mm無垢フローリング4














住宅内の杉の香りと柔らかくも心地の良い刺激を得られる床のお陰で、ゆったりとした気分になれそうです。(実際、のんびりと撮影しすぎて、意外と時間がかかってしまったのにはびっくり・・・)

杉板目30mm無垢フローリング3















杉板目30mm無垢フローリング1

























今回の幅広フローリング、原木の都合上現在は別注文という扱いとなっていますが、もうしばらくでレギュラー品として御案内する体制が整いそうです。
その時は又改めて御案内いたしますので、杉のフローリングをご検討の方は一度弊社ショールームにて常設展示の15mm品の歩き心地を体験して見てください。
杉のイメージが変わるかもしれませんよ。

お問い合わせをお待ちしております。


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国産地栂の化粧用無垢大梁材の刻みが始まります。 その続き「栂無垢階段加工」


弊社作業場にて加工に入っていた国産栂(つが)材ですが、ひき続き階段材の加工に入っています。

地栂階段4

























一口に階段の加工といいますが、現在の住宅の構造材の殆どがプレカットという工場加工になっているのと同じ様に、階段材もプレカットになっている為、多くの大工さんは階段の刻み加工(寸法付けから墨を打って切り欠いていく作業)など殆どすることがありません。
したことがない、という方もいらっしゃるくらいです・・・・

階段加工ですら途絶えていく技術なのか?!とたまに心配になったりしますが、今回の大工さんは昔から構造材以外に、和室の柱や廻りぶち(天井の周りにつける角材)や敷居・鴨居なども含め、全ての加工に携わってきた方なので、慣れたもんです。


地栂階段3














さて、加工のことばかりでなく、重要なのはこの階段が栂の無垢一枚物であるということです。
階段といえば通常は、集成材という小さい木片の寄木材で作った板になるのですが、そこをあえて栂の無垢材を使用しています。
もともと集成材を使用するのは、寸法安定性の良さによって階段の踏み鳴りを防止できたり、一枚物の木材の入手が難しいことによる安定供給の難しさによるもので、特に廻り踏み板という部材は巾が広い板でないと製作できないということがありますので、一般的には集成材が用いられます。

今回は、廻り踏み板部材に栂の幅広板を使用したのですが、その巾は尺九寸、つまり60cmに近いような巾の広さです。


地栂階段2














板材で60cmというと、丸太での大きさではまだまだ大きな寸法になるということです。

そんな貴重な無垢の栂板を贅沢に使用し、無垢集成材ではない、本物の無垢一枚物の階段材が誕生です。


地栂階段1


 栂無垢踏み板。塗装待ちです。











これは、先にご紹介した栂の大梁を使用する住宅に設置されるものです。
こんな稀少な無垢材で建築する住宅に入居されるお施主様がうらやましいですねぇ。

どんな出来映えになるか・・・

梁とともにまたお伝えできる日を楽しみにしていてくださいね。




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GIVE&GIVE


先日、ずっと前に録画していながらなかなか見る時間をとれなかった番組を、やっとみることができました。
某局の番組ですが、21Ladyの広野道子さんが、現在の女社長(言葉は悪いかもしれませんが、番組通りに・・)になるまでのお話です。

最初は私が子供のころから馴染みのある「ヒロタのシュークリーム」を再建した方、という見出しに惹かれて録画しておいたのですが、それだけではない、とても勉強になる内容でした。

広野さんがサラリーマンである時代から、豊富な人脈を持ち活動する才能を買われどんどんと重責をこなしていかれる人生ドラマ。

その中で、私に響く言葉がいくつも出てきました。
箇条書きにすると、

・走りながら考える
・人脈つくりは恋愛と一緒
・不況こそ起業のチャンス
・石橋は叩かず素早く渡る

などなど・・・

感心しきりでした。

中でも、この言葉「GIVE&GIVE」は実践しないといけないなぁ・・・・・としみじみ感じた言葉です。
そのまま読んで「ギブアンドギブ」ですが、人と人との人間関係において、一般的にいう「GIVE&TAKE」ではなく、相手の欲しているものを考え、自らが与え続けることをすすめておられました。
また、そうすることでお互いの信頼関係を築けるということと、長所を認め合えるということが利点であるということです。

そういえば、私が日々お世話になっている先輩方もそうです。
様々な情報や、知識などを公私問わず与えてくださいます。
当然、そうしたからといって、その方に有利に働くわけでもなく、私からは得るものはほとんどないような状態にも関わらず、です。

どうしてこんなに良くしてくださるのだろうと考えると、やはり言葉は違うかもしれませんが、この「GIVE&GIVE」の心で接していただいているんだろうなと感じています。

冒頭の広野さんも、とても広い人脈をお持ちだったことと共に、様々な業界を超えて仲良くすることで、違った情報を得られるとおっしゃっていました。

私にはまだ人脈と呼べるまでの広さはないかもしれませんが、それでもいままで出会い、「GIVE&GIVE」の精神で接してくださる方たちがいらっしゃいます。
これらの出会いと人間関係に感謝し、自分もこれからは「GIVE&GIVE」で人を虜にしていきたいな、と感じ満足のいくテレビ視聴となりました。

皆さんは奥さんに、ご主人に、同僚に、得意先に、友人に、「GIVE&GIVE」してますか??



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木は生きていない?!


建築雑誌のニュースレター(メール)を見ていると、めちゃくちゃ気になる見出しに出会いました。

9月14日付になっていましたが、弊社も日頃からお伝えしている「木は生き物です。」という表現に異論を唱えるような見出しでした。

詳しくは無料会員登録でご覧になれるこちらの記事を見ていただきたいと思いますが、その記事の後からいろんなコメントが寄せられています。
記事は「いまさら人には聞けない木の話」と題して出版されている、とても面白い本なのですが、幾分書籍だけに一方通行というか、著者の意見に異論を感じる方が読むと、少し違和感を覚えそうなところもある内容で、実際のニュースレターに掲載された記事の後も様々な方の様々な立場の御意見が掲載されていました。

この書籍です。

今さら人は聞けない木の話














私がとても面白い、と書いたのは著者はある意味挑戦的に、今までの木材に対する誤解や、根拠のない話をバッサリと解説しているからです。
何事にも賛否両論は生まれるものと思います。
それでこそ議論ができるのだと思いますが、実際大切なのは、著者が本の後書きにも記していますが、「まだまだ書きかけの未完成原稿はあるが、科学的結論が立証されていなかったり、現在研究が進みつつあったりすることから、掲載を見送った」(一部本文とは異なります。)ということです。

要するに、この本は一部で信じられている又は、使われている根拠の説明しがたい一般的な言葉や現象を立証しながら書いてくれている本だと、私は理解しながら今読み進めているところです。
私も「いち木材人」として読みながら、「んん?!」というところはありますが、その辺は完全に間違った情報ではないですし、本というのは著者の個人的な見解が入ってしかるべきものだと思っていますから、そのあたりも楽しみながら進めていっています。

さて、表題にもどり・・・・

では、実際は木は生きていないのか?!?!?!

皆さんはどうお考えでしょう。
私は今まで記事の中などでお伝えしてきましたが、「生き物」や「生きている」という表現は比喩です。
伐採されてからは生命活動は停止しているわけですし、先の本にもあるように、立木でさえ一部しか生命活動には寄与していません。
大きく言えば辺材部分や樹皮の内側などがそこで、芯材は活動の終わった辺材部分が堆積した着色部分であるということです。
これも、科学的な表現でいえば、完全に正解と言えるのかはわかりませんが、わかりやすくいうと、そうではないかと思います。

が、それでも木は「呼吸するかの如く」吸放湿しますし、「生きているかの如く」ヤニや樹脂を吹きます。
乾燥されていない木材は乾燥が進む段階で、本当に目に見えて動きます。
動くというのも間違いかもしれませんが、木材業界用語とするならば、本当に動いて動いて・・・・パシィィーッと割れが入ります。
倉庫内でたまに見ることができる光景です。

これらの表現を悪としてしまうのは簡単だと思いますが、日本人の日本語の、木に対する、物に対する表現の豊かさや疑似表現の妙は完全になくなり、無味乾燥な表現ばかりになってしまいませんか?!
現在の世の中の様です。

余裕もゆとりもなく、白黒はっきりとしている以外ない世の中。

確かに、誤解を生む表現に値する部分もあるでしょう。
しかし、それは木に対する理解が少なかったり、木材についての説明や理解の不足を招く「現在の建築の時間のなさ」がもたらすものではないかと考えています。

「木は生き物ですから、これくらいはしょうがないですよ」

建築業界はこの言葉を逃げ道にしている、とも記されていましたが、それもやはり扱う人全てに木に対する知識や経験がないから、逃げ道に使われるのだと感じます。
実際に「これくらいは・・・」という誤差や違いが生じます。
印刷物でもなく、人工物でもないものですから。

でも、これからは使う側が「これくらいは木にはつきものだね。」といえるくらい木を理解していただく為の時間をかけたコミュニケーションが必要だと感じます。
だからこそ、インターネット上だけでなく、店舗で木に触れながらお話できる弊社にお越しください。
上記の様な話や、当然建築材料としての木材のお話もたくさん交えてお話させていただきます。

一方通行のやり取りではなく、会話のできるショールームへのお越しをお待ちしています。
と、最後は宣伝みたいになりましたが、木材に対する関心が高まるのは良いのですが、もう少し、根本的に(飛躍せずに)皆が知識を得られる機会が必要なのかもしれませんね。






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来週は休業日が続きます。


9月は休日の多い月ですね。
まだまだ残暑が続く30度台の気温ですが、そう考えるとゆっくり体を休めるのも良いかもしれません。

弊社も勝手ながら、次週の20日(月)、23日(木)は休業日となっております。
御来店、ご予約のお客様はご注意くださいませ。



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国産地栂の化粧用無垢大梁材の刻みが始まります。


皆さんのおうちの構造材、つまり梁(はり)や桁(けた)などの部材は何の樹種であるか御存じでしょうか?!

御自身で構造材から全ての材料に携わらない限り、ほぼ米松材(ダグラスファー)であることは間違いないでしょう。
近年は少しづつ杉や桧の梁も復権してきてはいますが、たいていの場合は米松というアメリカ方面より輸入する、松ではない松の遠縁の樹種によって構成されています。

それらは安定的に大きな断面(材背・寸法)の木材を供給できるため、日本の木造住宅にはなくてはならない存在です。
一度、おうちの荷重に耐えているであろう梁材を眺めてみてください。意外と愛着がわいてくるかも知れませんよ。

さて、その通常ならば米松材で拵える梁を、今回は梁材を綺麗に加工して現し(あらわし。材料を覆い隠さず見せる仕上げ)とするためにこの樹種を選定いたしました。


じゃぁ~ん。

地栂盤 1














後に黄金色になる白く美しい木肌が特徴で、そのつんだ年輪でわかるとおり樹齢が高くレーザー彫りの加工機のレーザーすら受け付けない強靭な冬目を持つ、ほぼ天然林からしか産出されない日本の稀少樹種「国産栂・ツガ」です。

以前に無垢フローリングのラインナップとして御紹介しているこの栂。
現在でも、輸入材であるカナダツガや米栂(べいつが、べいとが。日本にある「こめつが」と漢字表記では混同しやすい。)は、薬剤注入された土台や柱、室内の窓枠やドア枠などとして広く利用されているのですが、国産の栂材は杉や桧などの様に植林木がなく、ほぼ純天然木しかない状態に加え蓄積量もそう多くないために、近年では、ほとんど見ることができない日本産樹種の一つになってしまいました。

今回は、現し梁の住宅用材ですので、その美しい材面と、永年育ってきた美しい木目を活用するチャンスとして採用することにしました。

地栂盤 2















地栂盤 3















地栂盤 4
























樹齢がかなり高い為、節は相応に大きなものとなるため避けて通れませんが、その大きな節が天然の大木であったことを物語るポイントとして存在感を発揮しています。


地栂盤 5














さて、この梁がかかる住宅はどんな仕上がりになるのか?!
栂の存在感は?!
今からワクワクしています。

また記事で仕上がりを公開しますので、ご期待くださいね。



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木も天然、石も天然


人間誰でも欠点の一つや二つ、あるもんです。
いや、それくらいなら優れた方なのかもしれません。

生き物は皆、全て完璧というわけではないと思います。
動物にしろ、植物にしろ。

元が天然植物である木材もそうです。
傷があったり、虫に食われたり、病気にかかった事があったり・・・・
いろんな変化が現れます。

中には、虫害や、病気がもとで出来る美しい「杢」もありますが、それでもその他は欠点とされることがほとんどですが、それこそが天然ものの証であり、人工物にはないものですよね。

今までも、いろいろと御紹介してきたと思うのですが、今回は木のことではありません。
同じ天然ものなんですが、生き物というより・・・・・なんでしょう。
鉱物です。


弊社の自慢のアイテム、「天然磨き石 上り框」です。
無垢のフローリングとともに、様々なお宅に採用頂きました。


板屋楓(メープル)施工写真 4

















天然ものだけに、独特の色調や、磨く際にどうしても欠けてしまう粒子の大きさの違いであったりと、いろんな特徴をもっていながら、その存在をフローリングとともに光輝かせる物だったのですが・・・・・・・・

今回も、新築のお宅に使っていただくために梱包の中から「よっこらっ・・・・・・・しょ!!!!」(こんな感じになるくらい、天然石ですから相当な重量です。)と出してきてびっくり!!

こんなになってました。


磨き石上がり框 1















わかりますか?!
きれ〜いに真ん中あたりで色が変わっている!!!!


なんじゃこりゃ!?です。

磨き石上がり框 2





 別の角度からひかりをあてて。
 明らかに左が赤い・・・







もともと若干の色変化はあるとは聞いていましたが、ここまでぱっくりと色分かれするとは予想外です。

日焼けか!!?
疑いましたが、日陰に完全梱包されていて、それはない・・・
灰汁?!違う・・・・


写真添付で専門家に聞いてみると、どうも地層の関係だそうです。
石ですから、土にあるわけです。
その地層がどうやら、框石本体のちょうど真ん中で分かれていた・・・というか、別れた地層の部分を丁度加工したわけで、やはり、空気に触れていくうちに色差が顕著になったようなのです。

いやぁ、びっくりです。

木は生き物です!!
なんて、偉そうに言ってますが、今度からはも少し控え目にしないといけませんね。生き物でなくともこんな変化があるんです。
天然の産物ですから当然といえば当然なんですが、お客様も多分驚かれると思うのです。

また一つ勉強になりました。
あ、今度からは、「石でも変色するんですよ!木も当然変色してきますよ。」にしてみるかな?!
というのは冗談ですが、木も石も自然の産物なんだなぁと実感した一件の出来事でした。



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屋久の巨木、翁杉たおれる


今朝の新聞並びにインターネットニュースにて写真付きでとりあげられていました、御存じの方が多くいらっしゃるであろう、世界自然遺産に登録されている屋久島は屋久杉の巨木の一つ「翁杉(おきなすぎ)」が10日、高さ3mのところから折れて倒れているのを、観光客(登山者?!ではないのか・・・)が発見したそうです。


02翁杉全望








 私が入山した当時の翁杉。
 手前の人でも幹から3〜4m離れてます。で、このサイズです。

 私も離れて撮影し、やっと上の方まで映るかなという感じです。









翁杉は幹回り12.6m、樹高23.7mで、樹齢は2000年といわれている巨木で、枯死していない屋久杉の中では幹回りは有名な「縄文杉」に次ぐ太さとして知られていました。

私も数年前に宮之浦岳をのぞみ、屋久の森へ入山し出会ったことのある、とても立派な木でした。

倒れた原因までは詳細に記されてはいませんが、いずれにせよ、樹齢2000年、西暦10年!!頃に芽を出し現在の2010年までずっと生き続けてきた命が倒れたと考えると、とても切ない思いがします。
が自然界、こと屋久島においては、巨木の倒れることは、必ずしも悪いこと、悲しい事ではないのです。

というのは、樹齢1000年以上や2000年以上といわれる巨木が今もかなりの数残るその島においては、巨木の下では、日の光も受けにくく若木の成長は難しいのです。
ですが、巨木が倒れ、日が差し込むことによって、土からや又はその倒木の株から次の世代の屋久杉候補たちが芽を出すのです。
これを「倒木更新」といいます。

自然界には様々な世代交代がありますが、屋久島でのこの倒木更新もかなり古くから続いてきたそうで、実際森の中には倒木更新によって次世代が育っている例が多々見られます。
写真の三大杉は、実に3世代に渡って倒木更新・切り株更新を続けて、今も生きているのです!!


69三代杉全望

























67三代杉解説















世界にはまだまだ長寿の木々が存在しますが、私にとっては屋久島の屋久杉はまたそれらとは違い特別に感じます。
森に入り、出会った経験から感じるものですが、出来ることならばもう少し永い間、その巨躯を見ていたかった様に感じるのは私だけではないと思います。

もし、次に入山する機会があれば、翁の子、若しくは孫?!が時代を担う芽を出しているか、見に行きたいと思います。

また近い将来、翁が倒木材として外界へ運び出されるならば、第二の樹生を大切にしてくれる方の元に届けられるように祈ることとしたいと思います。




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お待たせしました! ブラックチェリーにお求めやすいユニタイプの追加です。


近年は住宅様式の多様化や、デザインの多様化などにより、建築資材も様々な商品が販売されています。
木材についてもそおで、10年前まではそんなに普及していなかった通称「ホワイトウッド」もそのうちの一つですし、内装用木材も様々な樹種が使われる様になってきたと思います。

こと、床(ゆか・フローリング)に関しては流行というかデザインの変化が激しく、お客さまに常に新しいものを・・・という情熱から来るのか、若しくはすぐに飽きられるからなのかは定かではありませんが、新しいものが次々と出てきますし、技術の向上によって合板のフローリングでも、さらに無垢に近い質感を強調したものが多く販売されています。
最近ではオークやバーチは当然ながら、クルミやクリ、センの木などの表面化粧フローリングもありますから、選択肢は十分すぎるくらいになってきています。

が、それでも合板フローリングは合板で、無垢は無垢です。
似せる必要性はないとおもうのですが、環境に優しい合板(成長の早いものであったり、計画植林されたものであったり)を使用しているとはいわれていますが、私は枯渇するかも知れない(するであろう!)化石燃料を燃やして工場を稼働し、20年ほどすると美観を損なうか、その他の劣化等の不具合によって取り換えなければいけない(しかも正味廃材となる)ものをすすめることには疑問が残ります。

価格は安いかもしれないし、確かに計画的に育てた木をつかっているかもしれない。
でも、もうそろそろ永い目でみた住宅をたてるための資材選びをしてもらいたいものです。
当然、木の出番です。無垢の木です。
何が良い悪いという議論ではなく、無垢の木でないといけないと思います。


前置きが長すぎました。


つまり何を言いたいかというと、無垢調のものでなく無垢にしてください、ということです。
無垢は価格が高い・・・・・
たしかに、見かけは高価かもしれません。が、育ってきた年月とこれから加工されて育ってきた年月以上に使い込める材料であることを考えれば決して高くはないといつも考えています。
当然、少量しかできない稀少な木材もありますが、そればかりではなく、内容によってはお求めやすいものもたくさん存在します。


今回はそんな時に思い出していただきたい選択肢としての提案。
人気の樹種、ブラックチェリーに幅広のユニタイプのフローリングの追加を御紹介します。
ユニタイプとは、短尺(長さの短い材)を長さ方向につなぎ合わせて一枚のフローリングにする、縦継ぎタイプの事です。
つなぎ目なしの一枚物に比べて、材を有効に使え、また稀少な木材もフローリングなどとして採用することができる利点があります。


ブラックチェリーというと、その独特の色合いが変化することを楽しめることと、味わいのあるキャラクターで人気が高いですが、比較的高価な木材であることは事実です。
が、それでも、手の届く範囲のブラックチェリーです。

とはいえ、似たような樹種にすり替えているのではなく、また、表面だけがブラックチェリーというものでもなく、正真正銘の一枚物のブラックチェリー幅広無垢フローリングと同じ原木から生まれるユニフローリングです。


そのため、一枚物と同様、130mmの幅広をラインナップしていますので、そのキャラクターを存分に楽しんでいただくことが可能です。

BC 130-Nユニ 2
















BC 130-Nユニ 4






 ネイキッドグレードのイメージ拡大


















また、選別作業により、ブラックチェリーをグレードごとに選別していますので、キャラクターごとに様々な表情を見られますし、また選別作業のお陰で、お手頃価格で提供できるグレードを作ることができるのも、管理されている工場だからこそ可能なところも大きな特徴です。

幅広の130mmとともに、90mmもラインナップしていますので、さらに選択肢が広がります。


BC 90 ユニN− 4



 90幅ユニタイプ。縞黒檀木製名刺ケース(名刺入れ)は幅約70mm。









BC 90 ユニN− 2















価格の事だけで木をあきらめないで、これから毎日足が触れる部分に少しだけ奮発できる物を・・・・
また、奮発してもらった以上に喜んでもらえるものを・・・

その喜びの一つとなるであろう良材、ブラックチェリー無垢ユニフローリング。
あきらめる前に、少しの時間無垢を検討してみてはいかがでしょう・・・

さらに、一枚物ではなくてもユニの中でも特別なものがいい・・・という方の為に幅広V溝フローリングをご用意しています。
貼り上りで、ユニタイプ特有のつなぎ目のラインにV溝をつける事で、ラインを目立たなくし乱尺一枚物を貼りあげたかのような仕上がりになるブラックチェリーフローリングです。

ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリングから見てくださいね。

ブラックチェリーv溝 セレクション 1



補足を少し・・・

採用しやすい価格設定ではありますが、これらは無垢の木材です。
当初の色合いなどの見た目と価格比較だけで検討することには注意が必要です。
ユニタイプでも、乾燥はしっかりとしていても、無垢本来の「曲がり・反り・隙・色違い」などの特徴は現れます。
当初の外見だけで選ぶのではなく、住む人たちが時の流れで変化していくように、木も同じ様に変化するものとして見ていただきたいと思いますので、御案内しております「弊社からのメッセージ」を御一読頂き、採用をお願いしたいと思います。
価格等詳細は、下記ブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングのページをご覧ください。


BC 130-Nユニ 3















・弊社からのメッセージはこちらから

・ブラックチェリー幅広無垢一枚物フローリングはこちらから
・ブラックチェリー幅広無垢一枚物・UNIフローリングの施工写真はこちらから

BC 130-Nユニ




 ネイキッドグレードイメージ










BC 130-Sユニ





 セレクショングレードイメージ









BC 130-Pユニ




 プルミエグレードイメージ
 (ただし下記のような葉節含む。)








BC 130-Pユニ 小節



 プルミエグレードの葉節

 若干は入りますので完全無欠点ではありません。







その他、グレードごとの詳細は必ず、ブラックチェリーフローリングのページを参照ください。



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一般的になってきたのか・・・ナラ枯れの記事


美しい山々が連なり、初夏には新緑のすがすがしさを感じ、秋には紅葉を楽しむことのできる、日本の素晴らしい森林。
いつまでも、それらの情景を楽しむことができることを祈るのですが、実際は予想以上に森林荒廃が進んでいるところがあるのも現状です。

それは、杉や桧などの針葉樹と、ナラや欅などの広葉樹とのバランスだったり、植林地などの手入れが行き届かない現状だったり、だれの責任とは言い難い問題があり、悩ましいところです。

が、そこに一つ、「こいつの責任だ!」と言えるものが存在します。

それは、松の木を枯らしてしまう「松くい虫=マツノザイセンチュウ」と、ナラ系の木を枯らせてしまう「キクイムシ類」です。

松くい虫は昆虫ではなく、昆虫が媒介するものです(詳しくは国産黒松・雄松無垢フローリングの記事をご覧ください。)が、キクイムシは、昆虫その物ですから、彼らも生きていく為の食害なのでしょうが、あまりにも被害が広がってしまうと、森林などのバランスがくずれますし、キクイムシの数が増えることになるので、やはりどちらもあまりよいとは言えないことでしょう。


少し前には、有名な「京都五山送り火」において、大文字山にナラ枯れが増えて、送り火の火が燃え移る危険があるとして薪の本数を2割程減らすというような話もでていました。
皆さんの知らないところで季節の風物詩でもあり、大切な行事も影響を受けているのです。


また秋にはまだ早いのに紅葉!?と、新聞記事にも2日連続でナラ枯れを引き起こすキクイムシの記事が載っていました。
ナラ枯れは、キクイムシが食害するために木に穴を開けます。
その穴から入ったキクイムシのもっている菌が木の中で増えて、木の生命線である水を吸い上げる機能を持つ導管と呼ばれる組織を詰まらせてしまうことで、立ち枯れしてしまうというものです。

ナラ枯れをおこした木は、紅葉しているかのように葉が紅く染まることで感染が確認できるのですが、京都や奈良、そして我が茨木市の隣の高槻市にも被害が拡大し、高槻市では今夏も100本の被害木が出たそうです。

以前、茨木市の森林ボランティアの方に伺ったのは、松くい虫による松枯れがひどいのに、打つ手がない、ということでしたが、もしかするとナラ枯れも時間の問題なのかもしれません。

生活には直接関係のないことかもしれませんが、資源の少ない国日本の自給できる大切な資源です。
木材関係の人間だけでなく、一般の方の関心を高めてもらって、森林保護、保全等にもっと取り組んでいかないといけない時期に来ているようです。



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アンネの栗の木、ついに倒れる・・・


約1年ほど前でしょうか、気になる記事を見かけて覚えていたことがあります。
一本の木が衰弱により立ち枯れ状態になり、伐採されるかもしれない・・・というものでした。

それがなぜ記憶に残っているのか。

実は、その木というのはアムステルダムにおいて、あの「アンネ・フランク」が隠れ家から眺めるのを楽しみにしていたという大きな栗の木だったのです。
あまりにも有名な「アンネの日記」(邦題)ですが、その日記を記しながら眺めた時もあったのでしょう・・・

高さ22m、推定樹齢150〜170年の栗の木。
衰弱からくる立ち枯れで、倒木する危険があったため2年ほど前から鉄製の柵で囲われていたそうです。
一度は市が伐採を決定していたところを、住民の方の反対で保存されることになったのですが、この8月23日の強風により、その防護柵ごと木が倒れ地上1mくらいのところからポッキリと折れてしまったそうなのです。

隠れ家での生活の中で窓から眺める景色とその栗の木で、外の世界を想っていたであろうアンネ。
栗の実りに、生命の活動を感じた時もあったでしょう・・・

自然の摂理とはいえ、倒木は残念でなりません。

木はその人の思い出や人生と共に歩んでいく生き物です。
皆さんの生活の中に、何か一つそういったものがありますか?!
資源としての木ではなく、記憶に残るものとしての木もある。

そんなカタチもお手伝いできれば・・・・と思いながら、アンネの眺めたであろう栗の木の変遷をしばし想像している、この2・3日です。




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ノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)芯持ち幅広無垢フローリングを採用頂きました。


これぞ天然!!
という自然み溢れる表情を見せる無垢フローリングがあります。
数量限定ながら人気のノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広芯材フローリングです。
一枚物やユニタイプもラインナップしている胡桃(くるみ・ウォールナット)ですが、今回は数量限定の胡桃(くるみ・ウォールナット)幅広無垢フローリングの芯材グレードを採用頂いたお宅にお邪魔してきました。


胡桃芯材施工現場1

 和風の立派な佇まいの邸宅が今回の胡桃フローリングを採用してくださったおたくです。









胡桃芯材施工現場2






 南も北もよく開けているため、採光抜群!!
 さすが旧家です。
















胡桃芯材施工現場3




 ピアノがあっても狭さもなく、足部の黒と、床の落ち着いた茶の色調とがしっくりとあっている様に思います。

















数量限定というのは、無垢フローリングですから当然「つくれば出来る」というものではないので、全てが数量限定になるのですが、その中でも少量しかできず年間の供給量も安定的でないため、あえて「数量限定表示」しています。


胡桃といえば食べられる物を想像しますが、フローリングでもそのキャラクターを十分に感じることができます。
特に、この芯材フローリングはまさしく自然を感じさせてくれる仕上がりです。


胡桃芯材施工現場4















大きな節や・・・・


胡桃芯材施工現場9

























胡桃芯材施工現場8















木の中心、木が育つ原点である芯部分の空洞を埋めるパテ。


胡桃芯材施工現場10














また、原木には生じてしまうもの、青カビの跡や皮、変色も当然含まれます。

胡桃芯材施工現場11















胡桃芯材施工現場7

























胡桃芯材施工現場6

























木の中心部分芯材の濃い色合いと木の皮に近い部分である辺材の部分の色合いのコントラストも、いかにも天然の木材!!という雰囲気を出しています。


胡桃芯材施工現場13















胡桃芯材施工現場14















胡桃芯材施工現場12






 無垢の扉を採用されたシステムキッチンも、床が無垢ですので、風合いのバランスもとれていました。

 













前回、板屋楓(メープル)幅広無垢一枚物フローリング節ありグレードの記事でも触れましたが、これらの節や芯材部分などは、印刷ではその風合いは出ませんし、当然印刷でわざわざ節などを作るより無節で綺麗な方物しか造りませんから、一目で本物とわかりますし、一つ一つが個性の塊ですので同じ模様は当然なく、それらを見て楽しむのも無垢の木材の一つの楽しみ方ではないかと思います。

それに何よりお財布に優しい価格で提供出来るのも、これらのグレードの特徴です。
とはいっても、貴重な無垢の木材。
ただ単に安売りではなく、節などのないものに比べて安価だということです。
様々な事情で無垢の木材の採用に踏み出せない方にも、検討頂きやすいのではないかと思いますし、根拠無く「無垢は高い」という風潮だけはとりのぞきたいとおもっています。

高いというのは何と比べてか?!
基準は何なのかが重要です。

数十年、または数百年かけて育ってきた命を使うのです。
その対価としては、安い!!と思うんですが、どうもいつも比較対象があるようでいけません。

ただ単なるたたき売りは嫌いです。
木が泣きます。
でも、お施主さんに喜んでもらえるような商品と価格にしたいと思います。
物の対価とその価格の考え方。

難しいところですが、正しい対価として受け止めてもらえるようにこれからもいろんな商品を通じてお話していかなければなりません。
その一つとして、採用頂きやすい価格設定ながら仕上がりに喜んでいただける商品であるノルデストウォールナット(胡桃・くるみ)幅広無垢フローリング。

選択肢の一つとして覚えておいてくださいね。


胡桃芯材施工現場5















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