空を見上げて
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2009年12月

本年もご愛顧ありがとうございました


本年も、昨日28日をもちまして通常営業を終了いたしました。
ありがとうございました。

新年は7日よりの営業となりますのでよろしくお願いいたします。


白馬村


 休暇中滞在の八方尾根から街を望む。




八方のエドヒガン


 八方のゲレンデ近くにあるエドヒガン桜の古木。
 樹齢数百年だそうです。
 いつも見守ってくれているような感じを受ける木です。







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金具不使用本鉄刀木(本タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ)


ご紹介に少し間があいてしまいました、金具不使用木製名刺ケース(名刺入れ)の新入荷樹種紹介。
今回はこれもまがい物の多く存在する銘木、「本鉄刀木(タガヤサン)」の名刺ケース(名刺入れ)をご紹介します。

金具不使用本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ) 拡大








紫檀黒檀・鉄刀木(シタン・コクタン・タガヤサン)。
とても語呂のよい気持ちいい響きです。
三大銘木として、昔から珍重されてきた「唐木」(からき)といわれる樹種たちですが、いつの時代にも珍しいもの、入手困難なもの、高価なものには偽物や、類似品が多く出てきます。

現在でも、紫檀と言われて購入したら、熱帯産の赤い他の木材だったとかいうのは現実にあることなので、安値で出ているものは注意が必要です。

それはこの鉄刀木(タガヤサン)にも言える事で、タガヤサン高級床柱として販売されている物の中の殆どが、マメ科の全く違う樹種です。
それくらい、本鉄刀木(タガヤサン)は稀少な樹種なんです。

そのマメ科の樹種というのは、熱帯アフリカ産の「ウェンジ」と「パンガパンガ」というものです。
木材店でも、よっぽどのところでない限り区別して販売していませんし、自分がタガヤサンとして購入したものが、実はウェンジであるということに気づいている材木屋は近年では殆どいません。

それくらい、本鉄刀木(タガヤサン)の稀少性を知らずに、名前だけで売っている(実際にウェンジやパンガパンガを知らずに取引している)んです。
確かに塗装をすれば、よほど木材に詳しい方にしか分かりませんし、雰囲気はそっくりなんですが、違う樹種を販売するのはやはりお客様にとってはよくないことだと思います。

さて、本鉄刀木(タガヤサン)に戻りますが、材は重硬で風格があり、黒褐色の材面に、少し淡い金色を帯びた筋が通ることによる縞模様は、何ともいえない自然の細工物のような美しさです。

金具不使用本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ) 2金具不使用本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ) 拡大













因みに、前述の類似樹種との見分けの最大のポイントはこの金色を帯びた黄色い筋です。
材の中からも出るこの物質が、最大のポイントです。
他の類似樹種は、木目こそ似ていますが、無塗装での色合いと柾目面での導管に加え、その黄色の筋が見出せませんから注意してみてください。


金具不使用本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ) 木口







本鉄刀木(タガヤサン)材の用途としては、床柱、象嵌、指物などですが、そんな特殊用途だけではなく、もっと手に触れて感じることの出来るものにしたいというところから、今回の木製名刺ケース(名刺入れ)のラインナップに加えることにしました。

既にラインナップしている縞黒檀ほどではないですが、磨くと光沢が出て味の出るものと思います。
一見、類似樹種の方が木目が大きく華々しく見えますが、自分は本物を所有しているんだと言う満足感と、肌理の細かい木目の美しさを楽しんでもらうにはこれ以上のものは無いと思います。

渋い大人のアイテムの一つとして加えていただきたい、そう思うところです。

金具不使用本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ)








本鉄刀木(タガヤサン)木製名刺ケース(名刺入れ) 無塗装

素材:本鉄刀木(タガヤサン)

価格:9450円(税込)  

好評頂き、在庫終了となりました。ありがとうございました。

*ご検討の前に、名刺ケースの特徴とご注意をご覧ください。


お問い合わせはこちらから



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カリン単板貼り合板フローリングの貼り替え


弊社は主に社長が担当して、住宅の新築や増改築を永年手がけてきました。
材木屋の建てる家ということで、仕上げると見えなくなる部分である構造材である梁の太さや、下地材の材質にこだわったり、内装化粧仕上げ木材にこだわったりするところが通常の工務店さんとは違うところで、お施主様から嬉しい声を頂いてきました。

本業が建築屋さんではないので、そればかりしているわけではないため、なかなかご紹介できませんが、今回一昨日まで弊社近くのお宅の床の貼り替え並びに、キッチンなどの水まわりの取替え工事をさせていただいていました。
お住まいになっておられる状態での工事の為、材料のほんの一部しかご覧いただけませんが、改造の度に思うことを、写真と共に今回お伝えしたいと思います。

住設機器も経年で劣化したり、使い勝手が悪くなったりで交換になりますが、
いつも思うのが、床がもったいないなぁ・・・ということです。
どこがもったいないのか。

まず、現在まで使われていたものを見てください。

カリン単板貼り合板フローリング 1カリン単板貼り合板フローリング 2








今では見ることが少ないでしょう、珍しい「カリン単板貼り小市松(組み木細工)」でした。
一時期は楢や桜の小市松・大市松も含め、時代の先端を行くモダンなフローリングとしてかなりの住宅に採用されていました。
しかし、材質がカリンのものは殆ど見た事が無かったので、当時のフローリングとしては非常に高価だったであろうことは容易に想像できます。

現在のものと単純比較はできませんが、因みに現在の楢の小市松単板貼り合板フローリングは一坪(たたみ2枚分)あたり約2万円くらいですし、カリンの単板貼りの合板フローリングは本物の無垢板でないにもかかわらず、一坪あたり3万円を超えようかというような価格ですから、昔のカリンの小市松の希少性というのも非常に高かったと思われます。

ここまではいいんです。
ですが、そんなに凝った造りのフローリングであるにもかかわらず、10年、永くても20年したら張り替えなくてはいけない、それが今回の例です。

基本的に、合板基材の表面に0コンマ数ミリ=1mmもない位の超薄の木材単板を貼り合わせたのが合板フローリングです。

カリン単板貼り合板フローリング








ですから、綺麗に使っていたとしても表面の艶は落ちますし、無垢の単層(ベニヤ板に貼り合わせていない)フローリングのような、味のある経年変化はしません。
経年変化で言うと、たとえ単層の無垢フローリングは傷がついても直すことも、削って綺麗にすることもできますし、芯まで一本の木なので、もし表面が傷ついても材質の違う基材がむき出しになって、質感が落ちるということがありません。

カリン単板貼り合板フローリング経年傷カリン単板貼り合板フローリング 汚れの沈着








無垢の単層フローリングの場合は、より味わい深いものになっていきます。

当然、合板フローリングのように施工時のぴかぴかの輝きはありません。
傷は付きやすいです。季節により隙間がすいたりついたりします。
木そのものなので、一枚ごとが全く色が違い隣の板と色が合わないのは当然です。
それに対して、本来バラバラが自然なはずなのに不自然なくらい色柄のバランスが取れていて、人間と同じように日焼けするはずが、コテコテの硬化塗料にコーティングされて、色も寸法も変化しない合板フローリング。
両者を比べて前者は欠点なのでしょうか・・・?!

いや、違います。

確かに、梱包を開け一目見ると美しい状態が見て取れる工場生産品がよさそうなのはよく分かります。
しかし、その一瞬の美しさを作るために、工場を造りたくさんの燃料を燃やし、接着剤と人工塗料でがっちりと固める作業が必要であります。
しかも、そうやって製造したにもかかわらず、冒頭に申し上げたように10数年したら張り替えないといけなくなるのは何故でしょう。

一部、下地の状態が悪くなるということでの取替えも発生しますが、殆どはその美観が維持できなくなるという理由からです。

キッチンでは油の跡がこびりついてどうしようもない、リビングでは家具での擦れや、物の落下による傷などで、基材合板が見えてきて見た目によくない状態になる・・・・
そして貼り替え、です。

少なくても、単層無垢フローリングなら、ラワンベニヤ基材が見え具合が悪い!というようなことは起こりえないですよね。
これだけでも結構な違いです。
カリンの単板に傷がつくと、下から白っぽいラワンベニヤが顔を出すんです。
感じがいいわけないですよね。
化粧が剥がれたような状態です。

それに、こんな短期間しか耐久性のないものは、これから後世に残していけるようなものでは決してありません。
財産としても、建築遺産としても残りません。

これからはそれではいけないんです。

熱帯雨林の大切な資源、ラワン合板にももう頼っていくことは出来ません。

家にいる時はずっと触れているであろうフローリング。
そこだけでも、無垢の木のフローリングにして見ませんか!?

ビーチ(ブナ)無垢フローリング塗装品表面拡大 2ビーチ(ぶな)無垢フローリング塗装品 表面拡大 1ビーチ(ブナ)無垢フローリング塗装品 木口拡大








今回はカリンの単板貼り合板フローリングから、無垢のビーチ(ぶな)のフローリングに張り替えをしました。
色柄もそれぞれで、胡麻のような「斑」がのぞく個性的なフローリングですが、木の質感あふれる暖かいものに仕上がります。

先を考えて住んでいける住宅にする為に、また、日々の生活の中で足が触れている木材のあたたかみを感じることの出来る住まいにする為に、選択肢に入れておいてください。

そんな住宅のお手伝いをする材料の準備ができますので、またご相談をお待ちしております。
住宅を壊していく過程が少しでもなくなるように願って。





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善き生産者との出会い


人と人が出会うとき、そこには何かあるんだとここ数年感じることが多くなってきました。

偶然といって片付けてしまいそうな、何か小さな共通点であったり、趣味であったり、または家族構成であったり、出身地だったり。
それぞれですが、これからの永いお付き合いになると思われる方とは、ほんと何かしらのものがあります。

昨日夕刻に、遠方の生産者の方が来店してくださいました。
今回、たまたま私が目にしたところから連絡をさせてもらったところ、丁度弊社近くへこられる用事があるということで、その用事の後に来店してもらいました。

初めての会社に来られるわけで、いろんな面で不安があるであろうにも関わらず、いつもはこちらから思いを伝えて分かっていただくパターンになる木材の話なんですが、今回私が考えていることをよく分かってくださり、また、それに呼応するような質疑への回答をしてくださって、とても有意義な面談をさせていただきました。

稀少材を扱う者としての心構えや、無垢の木材に対する思いの真剣さが伝わってきて「あぁ、こんな人が携わっているんだから、これを必要とする方たちにもっと知っていもらいたい。ぜひ使っていただきたい。」という思いがし、わくわくして一日を終えることが出来ました。
こんな出会いからお届けする商品が弊社にはあります。
お探しの商品についてご不明な点、その他お尋ね下さい。出来る限り対応いたします。

日本の中で、埋もれている素晴らしい材をもっともっと紹介できるよう、これからもよい出会いを持ち続けていこうと思います。



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休暇のお願い


個人的な連絡で申し訳ないのですが、年に一度の楽しみがやってまいりました。
スキーです。

大変申し訳ありませんが、一年の労を癒しに?!行ってまいりますので、12月28日の月曜日は担当者お休みさせていただきます。
その日で年内の通常業務は終了ですので、年始のお話を急がれるお客様はお早めにご予約をよろしくお願いいたします。

では、行ってまいります。



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年末年始の営業の御案内


毎年毎年早いものです。
もう12月も年末を除くと業務は7日ほどしかありません。

その年末年始の営業の御案内です。

年末の通常営業は12月28日まで、年始の通常営業は1月7日よりとなります。

本年もお客様のお陰で、何かと忙しい一年を過ごさせていただきました。
来年はより一層厳しい年になると予想されますが、本物を正しく販売できる店舗として邁進できる一年にするべく、努力しますのでご期待ください。

本年の残りわずかですが、よろしくお願いいたします。





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金具不使用縞黒檀木製名刺ケース(名刺入れ)在庫僅少です。


新入荷の樹種をご紹介していきたいところですが、有難いことに在庫商品のまとまったお買いあげを頂いている為、在庫が少なくなっている商品が出てきています。

昨日お買い上げいただいたことで、人気樹種の「縞黒檀」名刺ケース(名刺入れ)が在庫僅少となりました。

縞黒檀木製名刺ケース(名刺入れ)







黒と焦げ茶のストライプになり、その独特の光沢と、木材とは思えないくらいの艶のある手触り、またその重硬感あふれるずっしりとくる質感は、想像以上に好評を頂きました。

現在では貴重な本黒檀材。
木材資源の枯渇がさけばれる現代、縞黒檀を含む本黒檀もこれからは更に貴重になってくるでしょう。

いつもながらですが、永い年月をかけて育ってきた貴重な木材資源を大切にし、後世にも伝えていく為にも今からしっかりと保全と有効利用に取り組んでいかないといけないと思います。
正しい情報で、正しい知識を提供し、正しく使ってもらって後世に残していきたくなるものを扱いたいと日々感じます。

稀少木材を使用した名刺ケース。
金属のように頑丈でも安価でもありません。が古びていく良さ、古くなっていくから大切にする気持ちを持つ経験としても是非持っていただきたい物です。
皆様、稀少樹種使用木製名刺ケースを今後とも宜しくお願いいたします。

金具不使用木製名刺ケースはこちらから。

第三期木製名刺ケース製作樹種一覧














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金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)


「桧」。
ひのきです。とても一般的な樹種で、こと日本人にはなじみの深い樹木ですが、ただ桧だけでは、意味が広すぎてどれをさしているのか特定できません。

日本の桧だけでも産地により特色があり、吉野の桧や木曽桧などがあります。
それ以外に外国も含めると、高級建具材として有名なアメリカの米桧(べいひ)、木の浴槽などに使われるラオスからのラオス桧(ヒノキ科だが、ヒノキ属ではなくフォッキニア属)、そして台湾の優良木、台桧(たいひ)と同じく台湾の紅桧(べにひ)が有名なところでしょうか。

それぞれ特有の芳香と、高樹齢なものが多いので年輪幅が細かく美しいのが特徴です。

その中で今回御紹介するのは、今では伐採禁止、輸出禁止の超稀少材である「台湾桧」の金具不使用木製名刺ケース(名刺入れ)です。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)







木材業界では台湾桧といわず、「台桧」(たいひ)と読んでいます。
そういえば昔同業者で、「タイヒの育つタイは良い桧があるんですね。」なんて言っていた人がいたなぁ。
みなさんはお間違いなく、タイではなく台湾の桧です。

その台桧、日本から寺社建築用の桧の優良巨木が調達しづらくなってきたころに調査団が台湾へ出向き、山に生えている台湾桧の巨木の群生を発見してからというもの、専ら寺社建築や和風建築に使用されてきましたが、乱伐と現地の台風による倒木などで個体数が減少し、現在では屋久杉と同じように風倒木などからしか材を得ることのできない、本当に貴重な木材です。

桧の代用としてまだ日本に豊富に流通していたころは、「木曽桧の半値が米桧、その半値が台桧、で、台桧の半値がスプルース」なんて業界では言われていたもんですが、いまではとんでもない、木曽桧以上に入手困難です。
しかも材質としても、超一級の巨木があるくらいですので、標高が高く厳しい環境で育つことからくる年輪がつんでいて細かい木目は、とても美しいものです。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)表情拡大







さて、その名刺ケースですが、少し赤みを含んだきれいな柾目で、特徴的な芳香を放っています。

その芳香ですが、実は以前金具不使用青森ひば木製名刺ケースや、「木曽桧耳付き一枚物板」で御紹介した様に、ヒノキチオールといわれている抽出成分に由来するものです。

ヒノキチオールはヒノキ科特有の成分で、木材の耐久性や保存性を含め人への様々な好影響があることが分かっている貴重な成分。
そのヒノキチオール、本当はこの台湾桧から発見され「タイワンヒノキチオール」と命名されていたものであって、日本の桧には殆ど含まれていません。(微量だそうです。)青森ひばには含まれているこの成分も、もとは台湾桧から発見されたものですから、本家といいますか、本物の?!ヒノキチオールを含んだ抽出成分をもっている材からの名刺ケース(名刺入れ)製作ということになります。

日本のように巨木信仰のある台湾では、今でも山地に残っている台桧や紅桧(こちらは脂分がさらに多く、日本でいうところのサワラに該当する樹種です。)は神木といわれとても手あつく保護しています。

おそらく数千年を過ごしてきたであろう巨木から採取されたうちの、ほんの一部が30年ほど前に弊社にやってきて、住宅の部材としてさらに小さく製材された残りの部分からの材です。

今でも立木として残っている、樹齢2000年級の台湾の神木たちの兄弟であったであろうこの台桧。
いまではこの10数センチの木目しか見ることはできませんが、そこから神代桧神代朴などの神代木と同じようなロマンと夢を感じていただけたら・・・そう思います。

貴重な材、大切にしていただける方はお問い合わせください。

金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ)








金具不使用台湾桧木製名刺ケース(名刺入れ) 無塗装

素材:台湾桧柾目

価格:9720円(税込)

*ご検討の前に、名刺ケースの特徴とご注意をご覧ください。


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金具不使用一位木製名刺ケース(名刺入れ) 再入荷のお知らせ


お待たせしておりました、ないときに限っていつもお問い合わせが集中するものです。
先日お伝えしていました様に、弊社の金具不使用木製名刺ケースの人気樹種である「一位」が再入荷いたしました。

金具不使用一位木製名刺ケース








縁起木としての人気と、木材としての木目の美しさや色合いの良さがうまくあいまって、御紹介以来たくさんの方にお問い合わせいただき、しばらくの間完売状態となっていました。

やっと第二弾の入荷です。
弊社に到着しておりますので、またお問い合わせをお待ちしております。

次回より、同時入荷の他樹種をじっくりと御紹介していきたいと思いますので、そちらもよろしくお願いいたします。

一位木製名刺ケースはこちらから。
金具不使用木製名刺ケースはこちらから。



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食料品と木材の表示


一時食料品の偽装問題が報道に出ていましたが、一昨日の新聞にも気になる記事がでていました。
知らなかったのは、決して私だけではないと思うんですが、見えないところでいろんなことが行われているんだと、また少し不安になるようなものでした。

内容は、ふかひれスープのふかひれがゼラチンや海草に含まれる成分から造る人工品であることや、白身魚で造られたホタテ風味フライ、細かい肉片に凝固材のようなものを混ぜて整形したサイコロステーキまで・・・

人工品や模造品?のようなものが、人間の口に入る食品の中に多く含まれているということです。
当然、害があるものではないと信じてはいますが、それらがあたかも表示しているそのものの、本物の食材であるかのようにして販売しているところが普通に存在するというのが、何とも落ち着きません。

ですが、私たち木材業界の中でも昔から似たような風習が多くあることをきちんとお伝えしないといけません。
食品の表示方法の問題は対岸の火事ではないということです。

今回の食品の例のようなものを木材であげると、
・建築には欠かせない梁材の米松(べいまつ)材は正確には松ではない。
・ケヤキとして販売されているものに、栓の木や楡(にれ)の木の着色材が多く含まれる。
・家具材の桜とは、本物の桜材ではなく、カバノキであることが通常である。
・高級材ブラックウォールナットに色を似せて、●●ウォールナットという、全く関係の無い樹種が安価で流通している。
などなど・・・・です。

これらも、木材業界以外の方は知らないことですよね。
食品について、消費者が深く知ることが無いのと同じことですよね。

まったく関係のない樹種に、外観や色が似ているといって本物と似たような名前をつけることは今でも行われていますし、またそれが普通になりすぎて、本物と類似品の区別がつかずに販売している方がとても多いことに、同業ながら驚くことが多いです。

私の原点は、このようなところにあります。
二つのものの違いが知りたい。本物と類似品の見分けをつけて正確に情報を伝えたい。
そんな思いでした。

新聞やニュースで見る食品業界のことを、対岸の火事のようにみていると、いつか我々の木材業界も、その体質を正さないといけない日が来ることと思います。
そんな日が来るからということではなく、正直な商いをするために、お客様のために、日頃から気をつけていたいと思います。



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金具不使用 槐木製名刺ケース(名刺入れ) 完売いたしました。


御好評いただいております、弊社の金具不使用木製名刺ケース。

金具不使用木製名刺ケース、二期製作集合写真







先週より、続けてお問い合わせを頂いております。
中には、御贈答用にとまとめてお買い上げ頂く方もいらっしゃって、ほんと有難いです。

商談が続いているということは、その中には稀少樹種で在庫僅少のものも含まれるわけで・・・・・

今回御案内しないといけないのは、一位とともに縁起のよい木である「槐」(えんじゅ)の名刺ケースが完売となった事です。


DSCF0772DSCF0775








槐材自体、大木になることは少なく、とても稀少な樹種ですので製作数も限られていたのですが、それにしてもやはり材の価値やいわれを理解してくださってのご購入ですので、元の木材も喜んでいるものと思います。

いつも書いていますが、木材も生き物です。
生まれ育った年月以上に、きちんと大切にしていただけるお客様に巡り合っていくことは幸せですし、そうしていかなければいけないことだと思います。

名刺ケースを通して稀少樹種に触れ、少しでもそんなことを考えていただけたらと思います。
お問い合わせありがとうございます。


金具不使用木製名刺ケースはこちらから。
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杉 正赤身 デッキ材


近頃は住宅の内装材に天然素材が浸透し、木質の(当然無垢の!)仕上げ材も増えてきて、住宅の質としては良い方向に進んでいると思います。
それが一転、室内ではなく屋外となると、また話が変わってきます。

室内使用では主に、寸法安定性や表面仕上がりの良さ、意匠性が重要視されますが、屋外ではそれらよりも「耐久性」が重視されるのは当然と言えます。
そこが最も大きな違いであることは容易に想像していただけると思います。

屋内ではありえない、雨による多量の湿気による腐朽菌の繁殖、かと思えば照り返す日差しでの急激な乾燥による日割れや材の暴れが起こりますし、当然、紫外線を浴び続けるので、木質細胞の紫外線劣化が激しく、細胞が潰れていくことで木部の原型をとどめていくことができず、劣化が進みます。

木材の屋外使用で多いのが、「ウッドデッキ」でしょう。

ガーデニングと共に時代の潮流にのりかなり急速に普及しましたが、その材料の違いについては十分に吟味されていない場合もあったと思います。

まず、デッキ材というと大きく分けて3種類でしょうか。

手頃な価格の規格寸法販売の木材を表面を平滑に加工し使用する、杉や桧や米松などの針葉樹材の物。
または屋外使用でも高耐久が特徴の熱帯雨林からくる輸入木材の使用。
そして、メンテナンスが楽で、商品によるばらつきの少ない木の色柄をした合成木材。

こんな感じでしょうか。


1つ目の針葉樹材は、入手はかなり容易で価格もかなり手頃なため、予算の関係が懸念される場合はほとんどがこのタイプですね。
2×4材を使用される場合もよく見られますが、確かに手ごろで軟らかく加工しやすいですが、耐久性という面でみれば初期投資に見合うだけの性質があるかというと疑問が残ります。

それに、桧や杉、米松材を使用したとしても、やはり材自体が軽軟で、腐朽菌や、シロアリなどへの抵抗性も大きくないため目安として施工後永く見ても10年を目安に作り替える必要性が出てきます。

その点、2番目の熱帯雨林産の重硬な広葉樹材では、紫外線劣化は避けられず、表面は無塗装ですと劣化していきますが、腐朽菌による劣化には強いですし、シロアリに対する耐性を持つものもあります。(食いにくいというもので、食われないわけではありません。)
ですがなにぶん高価であり、それ以上に環境問題や違法伐採が問題になっている昨今、熱帯からの木材を切っていくというのは時代の流れに反していますし、一度品薄になってしまうと再入荷の目途が立ちにくいという輸入材特有の問題点もあります。

話はそれますが、熱帯の樹木の中では一度伐採してしまうと、同じ土地では再生できない天然の樹木林も珍しくありません。
そんな理由からも、熱帯雨林はむやみに伐採していくことのできない、生態系にとって貴重な資源です。
何も熱帯産広葉樹に限ったことではなく、寒冷地に生える針葉樹も同じです。
日本の建築業界の「縁の下の力持ち」的な存在の欧州赤松材。
これも、様々な地方から輸入されていますが、特にロシア産の非常に高樹齢の木目のつんだ(年輪の細かい材のこと)物は、永い年月をかけて氷の張るような厳寒地に適応し生えています。
それを無計画にどんどん伐採しているわけですが、そこも氷の張るような氷点下の土地柄、再度植林など到底できませんし、植えても育つような環境ではないところです。
そんな環境に永い昔から少しずつ適応してきたものを今じゃんじゃんと伐り出し使っています。
人の叡智の及ばないところに生きているものをむやみに、無知に使用するのはもういい加減やめにしないといけないところに来ています。

と言いながら、日々そんな貴重な赤松小割り材を販売していっている矛盾も十分感じているのですが・・・・
偉そうに講釈する資格はないかもしれませんが、現状は何とか打破していきたいと思っています。


えらい脱線しました。

戻って、3番目ですが、これは言うまでもなく合成木材という名前の、木材ではないものです。
接着剤と木粉の塊ですが、後処理の環境的にも、また材の価値としてもいかがなものかと疑問です。
紫外線劣化や、シロアリの心配もなくとにかく施工後の見た目が続くというものですが、土俵が違います。

みんな否定的で、一体どないすんねん!!

ですよね。

そこなんです。
どうしたらいいか・・・・
ただ耐久性を追求するのか、それとも環境共生で資源的なことを考えて選ぶのか、最終的にはそれともコストか・・・・

それぞれの事情があるでしょうが、私は提案したいです。


あえて杉を使いましょう!!



なんだ、今まで書いてきたことはどういうこと!?と思われるでしょう。
思ってください。

御説明します。

杉を使う意味、それは以下です。

・杉の赤身は耐久性が意外に高い

・杉は蓄積量が多く、十分持続的に供給可能な材料である。

ということです。

特にその耐久性です。
杉は軟らかく腐朽し易い材であると思われがちです。
確かに白太は虫害に弱いですし、腐れも早いものです。

そこで、杉の赤身の部分(木の芯に近い色の濃い部分)のみを使うのです。
白太は細胞が活発に活動している若い部分ですから栄養分が多いところですが、赤身は役割を終えた細胞が老朽化し、芯材成分といわれるものが堆積沈殿して色の濃くなった部分ですから、虫害や腐朽菌のえさになりえる部分が少なく、またその樹種特有の様々な成分を有している部分ですので耐久性が高いというのがカラクリです。
その赤身のみを使うことで、腐朽にも耐え、虫害を抑え、耐久性をもったまま環境にも優しい製品とすることが可能です。


御紹介する「杉 正赤身デッキ材」はその名の通り、杉の赤身の部分のみを厳選使用したデッキ材です。


施工現場拡大 2








杉の赤身にはタンニンという、緑茶などにも含まれる抗菌成分がたくさん含まれています。
日本という高温多湿の気候風土で育ってきた杉の赤身には、抗菌作用と共に日本ならではの気候変化に対する耐久性に優れたところがあるのです。
その為杉の赤身デッキ材は、屋外使用する場合の耐久性も高く、資源としても枯渇の心配もなく、なにより国産の手触りや香りのよい木材を使用できる安心感があります。


杉正赤身デッキ材 施工現場3








当然、材自体にはリラックス効果のある杉の香りが満載ですし、何よりデッキ材だからといいっていい加減な加工にはしていません。


施工状態拡大 1







きちんと美しく加工され、しかも針葉樹では避けられない節の部分にも、内装材でないにも関わらず丁寧な埋め木処理が施されています。


埋め木拡大 1木端埋め木拡大埋め木拡大 2







そのため、リビングからそのまま素足でデッキへと飛び出す子供たち・・・そんな光景が当たり前にみられることは確実です。(まったく怪我なくという意味ではありません。木材のケバや、めくれが起こる場合もございます。)

高耐久熱帯雨林材ではこうはいきません。

ハードウッドデッキ材割れ

 







施工後早いうちに割れや木口からソゲが立ってくる場合が多いので、おそらく靴やスリッパを使われることになるでしょう。

この素足かスリッパかが大きな違いです。

足の裏に木の温かみを感じながらの日光浴やバーベキューができるデッキと、足を気にしながら歩かなくてはいけないデッキ。

考えるまでもないですよね。

いろんな選択肢がある中で、国産材、それも日本の森林にとって大きなウェイトを占める杉がこんな形で使用できるんです。

そしてもう一つ、この杉赤身デッキ材の特徴は専用施工クリップ(別売り)で簡単施工できるということです。

デッキ専用クリップ専用クリップ施工イメージ







熱帯雨林由来の硬い木材を施工する場合、直接材同士をビス止めするにも錐で先穴をあけてからでないと、材の硬さからビスが入っていってくれませんから、手間がかかります。
しかもそのクリップで施工することで、もしデッキ材が劣化して交換することになっても、ビスを緩めるだけでデッキ材を交換できますし、デッキ材に直接ビス止めする必要が無い為、見た目にもよいですしクリップをはさむことで出来るすきまが、デッキ材同士の適度な間隔を保持してくれます。
こちらも、熱帯硬木広葉樹の場合はビスの保持力が強すぎて、ビスを抜くのが大変な上に、ビスをねじ切ってしまう場合も少なくありません。
経年後のビス部も目立ちます。

ハードウッドデッキ材 ビス固定部分







ただ杉というだけの偏見からでは使えなさそうなイメージの杉のデッキ材でも、こんな違いを生むことが出来るのです。


この杉正赤身デッキ材、ぜひご自宅に選んでください。

100年とは言いません。
が、持続可能な森林からの供給材で、もし朽ちてもまた新たに供給できる森林サイクルがあります。
使ってもまた育つサイクルを考えていける、貴重な材だと思います。

以上で杉正赤身のデッキ材を採用する理由は十分だと思います。
デッキをご検討のかたは、選択肢に入れていただきたい材ですので、お問い合わせをお待ちしています。

杉正赤身デッキ材 施工現場











杉正赤身 デッキ材 (表面リブ加工品とリブなしフラット品があります)

・寸     法 :長さ3m×幅11.5cm×厚み4.0cm
          :長さ4m×幅11.5cm×厚み4.0cm 

・形     状 :無垢一枚板 節あり埋め木加工済み、
           表面リブ(波状)加工又は加工なしフラット

・価     格 :3mリブ付き ¥4170/枚(税込¥4504/枚)
                 4mリブ付き ¥5213/枚(税込¥5630/枚)
          3mフラット  ¥3750/枚(税込¥4050/枚)
          4mフラット  ¥4690/枚(税込¥5065/枚)
          専用クリップ  ビス同梱 ¥4500/25個入り(税込¥4860)

・入  り  数 :各3枚で1梱包  3m=1.035崙り
                     4m=1.38崙り

・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :丸太乾燥後、製材して天然乾燥。

*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


お問い合わせはこちらから


  
・ご  注  意 :
                   
1、屋外使用の場合、どんな樹種を使用しようと必ず、表面が「銀灰色」に変色してきます。

ハードウッドデッキ材灰色化







これは木材の細胞組織が、紫外線によって破壊されていく為に起こる外見色の変化であり、塗装である程度は保護できますが、完全に変色をとめることは出来ません。
保護用塗料は、屋外木部の保護にも使用いただける無公害塗料はオスモカラーをお勧めします。屋外用クリヤー仕上げ用もあります。
銀灰色になった木部のメンテナンス、再塗装にはこちらをどうぞ。

2、材表面のリブ(波)加工は滑り止めの効果はありません。

リブ(波)加工形状寸法拡大







リブ加工することで材の表面積を増やし、雨などによる水分の残留を少しでも早く乾燥させ、材の水分による腐朽劣化を防ぐ目的のものです。ご注意下さい。                                                                       
         
3、材には埋め木加工を施していますが、一部生き節の部分には乾燥星割れ(節自体が中心からなどから割れている状態)があるものがございます。
素足歩行や靴下での歩行の際は十分ご留意下さい。
 生節の状態  
      

  






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木材業界注意報


初めに書きます。
今回は全く木に関係ない事ですので、お時間のない方は読み飛ばしてください。

個人的な想いですので、読んでいただける方のみ続きへどうぞ・・・・続きを読む

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集中する桜材のお問い合わせ


なぜか今年は桜のお問い合わせが多い一年です。

弊社への入荷も当然あったんですが、それ以外に「こんな寸法ないですか?」とか、「桜の板ほしいんです。」というもの。
他にも用途がはっきりしていて、化粧柱用とか、玄関の式台(床面から一段下げて取り付けている、腰かけ板のような材のこと)も、お問い合わせいただいていました。

ただ、桜材はなかなか流通していないのと、乾燥材が少ないというのと、必要な寸法に不足な場合が多いので、なかなか御希望に添えないことが多い木材です。

そしてもう一点。

たいてい、一般のお客さんの場合、「桜」とおっしゃるとそのほとんどが「樺の木」を想像していらっしゃるものです。
といいますか、私たちの業界人でも樺と桜を明確に区別して御案内しているところはまだまだ少なく、その中のほとんどはその違いすら理解していない場合がほとんどです。
(その違いはまた真桜の天板材の紹介の記事で記すとします。)

先日も、テーブル天板材として、「桜」指定でお問い合わせ頂きました。
そして、その時も「材色や見た目が樺と桜ではまったく違いますが、よろしいですか?!」と御説明しました。
そのお客様はしっかりとこだわっていらっしゃったので、きちんと説明を聞いていただき、後日、天板材をご覧いただく運びとなっています。

いつも思いますが、木材は工場生産の規格品とは違います。
カタログや品番は通用しません。
一つ一つに持って生まれた特性というものがあります。
それをきちんと説明して販売できるか?!・・・・
正しく伝えられるか・・・・

いつも心がけていることです。

私たちの業務は木の大切な命を扱わせてもらっています。
たくさん売れなくてもいい。
その木の命を大切にしてもらえる方に出会うために、木材と一緒に地道にコツコツとやっていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします。

近日、商談中の天板材も御紹介しようと思っています。
また、覗いてくださいね。
よろしくおねがいしまぁ〜す。




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