空を見上げて
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2009年02月

神代木 新入荷

本日、また新たな神代木が入荷しました。

神代木厚板







天板用あり、また細工用ありと多彩です。

木材は当然全て自然の産物ですから(一部の集成材を除いては)、条件としては同じなのですが、神代はやはり経てきた年月と、その風合い、朽ちてしまうことなく神代木となった偶然・・・それらがどうしても心を惹きつけます。

ここで神代木についておさらいしましょう。


「神代朴木製名刺ケース」「神代桧木製名刺ケース」のところでも紹介しましたが、それも踏まえてお話しましょう。


『神代・・・・』とても魅力的なフレーズだと思います。

神様の時代の・・・というくらいに永い永い年月を経て、今の時代に眠りから覚めて我々の前にある。

そんな木材です。

1000年、1500年・・・あるいはそれよりもっと前に生きていた木が、火山活動や河川の氾濫で、土中や水中に沈み、空気が遮断され、土中や水中の化学物質により変色し、化石となることなく姿を現す。

その材は何とも雅な緑茶色〜濃灰黒色を発します。

色合いで大きく分けて薄い色合いの茶神代と、黒い色合いの黒神代の二つに分けられます。

掘り出された丸太を製材すると、今まで断たれていた空気に触れ、みるみるうちに上述した色合いに変色する様は生命の神秘というのでしょうか。素晴らしいものです。


神代となって見られる樹種としては、杉、桧、タモ、ニレ、ケヤキ、樟(くす)、カヤ、楢(なら)、桂(かつら)、栗などでしょうか・・・・

それぞれ色合いも違えば、神代になってもなお芳香を放つものもあります。
特に神代桧や神代樟、神代楢のあの香りは何ともいえないマニアにはたまらない?!香りがするんです。


そんな神代の中で今回の入荷は「神代楢」と「神代朴」、「神代杉」です。



楢の方は黒い色合いでとてもシックです。上述のようにしっかり楢の香りを残しているところがまたたまりません。木口面に輝く虎斑もたまりません。


神代楢平面神代楢木口虎斑








杉のほうは年輪も細かくつんでいて、広い柾目が取れそうなのと、板目の部分も美しいです。

神代木1.1m板








朴は節が含まれますが、滑らかな木肌が期待できそうです。


楢以外はもうひとつ乾燥が不十分なので、乾燥材としては販売できる状態ではありませんが、少し寝かせてからマニアが購入に来られるのを待つとしましょうか・・・・

未乾燥をご承知いただけるのであればお譲り致しますので、ご一報くださいませ。



神代木無垢一枚物板

・寸     法 :長さ1.1m〜1.8m×30cm〜65cm×厚み4.5cm〜12.5cm
          
・形     状 :無垢一枚板 

・価     格 :未乾燥の為不掲載

          但し神代楢のみ販売いたしますのでお問い合わせ下さい。
               * (3月2日売り切れました。ありがとうございました。)


・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :半乾燥、仕上げ加工別途。

*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


・ご  注  意 :

1、それそれに神代木としての傷や穴、目の割れが入ったものがあります。
貴重な材ですので、そのあたりも有効活用できるようにご検討下さい。

神代木1.1m板割れ神代木1.1m割れ2








2、神代木は相当な年月、空気を遮断された状況におかれてきましたので、それが空気に触れて、動き出し曲がったり、ねじれたりする「くせ」を出すことがあります。
特に広葉樹の神代は顕著です。
ご検討前に材質と使い勝手を十分ご検討下さい。












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木曽桧一枚物耳付き板

桧といって思いつくのはどんなことでしょうか?

耐久性が高く腐れにくいので、住宅の土台や柱に使用したり、有名な社寺建築にもたくさん用いられていたり、はたまた「ヒノキチオール」成分が含まれるので、その効能を期待して使用されたり・・・・(ヒノキチオールについては後述します。)

日本人にとって、杉とともにとてもなじみの深い樹種であることは間違いありません。
名前の由来は、「火の木」からだといわれています。
昔は火を起こすのに桧を用いたことに由来します。

そんな桧のなかで、トップに立つのが「木曽桧」でしょう。

主に長野県から産出する、高樹齢で大径木がとれ、材が素直で美しく柔らかい、そんな特徴をもっています。

江戸時代には、「木一本、首一つ」と言われていたくらい伐採を厳しく規制し、守られてきた良材です。

材木屋の間ではこちらのほうがしっくりきますが、木曽桧は別名を「尾州」(びしゅう)といい、その昔、徳川家康が自身の子息と嫁との新婚費用を捻出するのに、高額な税金を納めることができるところを探した結果、自身の土地、遠方を除いては木曽以外に適地がなく、木曽が尾張藩ののものとなり「尾州の桧」という呼び名がついていることに由来するそうです。

今でも、材木屋はその名で取引しています。


材の用途として有名なのは伊勢神宮の遷宮に使用されるということですね。
その他には材が柔らかく素直なのと、年輪の詰まった柾目がきれいに取れることなどから彫刻用材としても人気があります。

材色は通常の桧よりも赤身のピンク色がやさしく、木目もつまっていてさわやかな印象です。
一方で、節の部分は成長を物語るがごとく大きく、そして真っ赤です。
これも一つの特徴です。

また、桧の中の桧ですので、まな板材としても一級品です。

弊社にも、割烹の方や、料理屋さんが木曽桧のまな板を求めてよくご来店いただきます。昔から割烹や、高級すし屋さんのカウンターやまな板には必ずと言っていいほど(例外もあります。朴の木だったり・・・)、木曽桧が使われてきました。

杢目がすっきりとしていて、色調も白く主張しすぎないという外観の要素もありますが、それよりも木曽桧のまな板は樹脂分が少ないので、拭いているだけで美しく保てますが、他産地の樹脂の多い桧を使うと、すぐに黒ずんでしまいます。

そういった理由からも、木曽桧は重用されてきました。

これらからわかるように、木曽桧はヒノキですが、扱いとしては特殊な材なので、価格も高価になります。
それだけ自然のなかで時間をかけ、200年、300年と育ってきたんですから当然ともいえます。
他の桧の板と比較にはなりません。


余談になりますが、日本の桧にはほとんどヒノキチオールはふくまれません。

ですので、冒頭に書いた効果はほとんど期待できないと思います。

以前、青森ヒバの記事で触れていますが、日本の木材では「青森ヒバ」に含まれている成分です。

では、どうして桧にないのにヒノキチオールなのか・・・・

答えは、台湾桧から発見されたため正式には「タイワンヒノキチオール」だったのですが、短縮が好きな日本人(だからかどうかは定かではないですが)、タイワンを取ってしまって、「ヒノキチオール」としたことが、間違いの始まりでした。

一時、しょっちゅう「日本の桧からとったヒノキチオール成分入り!!」といううたい文句の商品を目にしましたが、嘘ではないんですがほとんど含まれていないので、そんなに効果は期待できないことと思います。

材木屋さんでもこの事実を知らずに、いまだに桧を売る場合に、ヒノキチオールが含まれているので健康にいいです、などという話をしている方もいらっしゃるようですが、上記のようにあんまり期待できないので、不適切かもしれません。


脱線しましたが、ご紹介するのは木曽桧の耳付き板です。

木曽桧耳付き1.5m









自然の証、大きく赤い節も顔をのぞかせています。

ちょっとしたカウンターや、台、または節の入らないところで細工やまな板をとることも可能です。

乾燥で、節部分が少し板表面よりも盛り上がっているところもありますので、サンドペーパーなどで平滑に仕上げてください。

ぜひ桧の中の桧、木曽桧を生活の中の一つとして加えてください。



木曽桧無垢一枚物天板

・寸     法 :長さ1.5m×末口36cm×元口36cm×4.5cm
          (末口=木の先端に近い切口。根っこのほうは元口)

・形     状 :無垢一枚板 耳付き 節あり

・価     格 :¥14,600(税込15,768)/枚

・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :2003年製材後天然乾燥、仕上げ加工別途。

*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


お問い合わせはこちらから


・ご  注  意 :
                   
1、木曽桧節あり材には大きな節がはいります。

木曽桧耳付き1.5m節1木曽桧耳付き節2木曽桧耳付き1.5m節3






          
2、耳付き材のため、幅方向の反りがあります。厚みを落として、平滑に仕上げてください。(実際の仕上がり厚は若干表示より薄くなります。)
また、節が乾燥で板表面よりも盛り上がっている部分があります。サンドペーパーで平滑に仕上げてください。                                                                        
                    

このほかに仲間が存在します。

長さ5m×幅35cm〜40cm×厚み4.5cmの材です。

木曽桧耳付き   (平成21年7月現在4.5cm材売り切れ。6cm材になります。)







ちょっとしたカウンターにしてもいいし、水掛かりのある洗面の天板にしたりといろんな用途に活用してください。




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木が水に沈む?!  解説編

前回の動画をご覧になっていただいたとおり、必ずしも重い木が沈むのではないことがお分かりいただけたと思います。

ではなぜ重さが軽くても沈むのか・・・・・

そのからくりは少し難しい話、「比重」の話になります。

比重というのは、木材の木質部分と細胞の内側や隙間などを含んだ容積の重さが、同じ容積の水の重さと比べてどれくらいの割合なのかを示したものです。比重の低い木材は隙間部分が多く、反対に比重の大きい木材は木質部が多いので、隙間が少なく重たくなります。

簡単に言うと、重量はそのものの見かけの重さのことですが、比重はその物質の持つ、本質的な重さの比率です。

ですので、いくら重量が重くても、同じ条件で比較した場合に目安となる比重が低ければ、沈むことはありません。

木材は生き物なので水分を含んでいます。

伐採されてすぐのときは、その細胞の中にたくさんの水分をため込んでいますので、重量はその水分の目方が含まれるので当然重たくなりますが、乾燥して、水分が抜けると重量も軽くなります。これだけでも重量はかなりちがってきます。

比重について語る場合、水分による重さの条件を一定にした状態でないといけないので、通常は気乾比重(木材中の含水率が落ち着いて平衡状態にある状態の比重、だいたい含水率15%位)を目安にします。

木材は現在の乾燥状態を考慮せず、重量だけを語ることはできません。

また、木材は生き物であり水分との関係をきりはなして考えることはできないため、そのものの性質を知る一助として比重は重要な目安のひとつになります。

実験に使用した沈む材は、最も重いとされている「リグナムバイタ材」で、比重は1.23と言われています。比重1を超えると、極めて重く水に沈むようになります。
身近な材、桧で0.45位ですからその重さ推して知るべしです。

リグナムバイタ材質拡大



リグナムバイタ材拡大(実験材とは異なります。)




いかがでしたか。すこしわかりづらいかと思いますが、これも木材のもつ面白さと不思議な魅力だと思います。


では、木材と水分の関係はまたいつか別の機会に記事にしたいとおもいますので、今回はこのへんで。

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木が水に沈む?!  実験編


木材は水に浮く。

最近は少なくなりましたが、港の貯木場をイメージすれば想像できると思います。

ですが、木材の中にはなんと沈むものがあるんですねぇ。

重い木は沈むにきまってる!!

そう思いがちですが、必ずしもそうではないんです。

そこで実験してみました。


大きい方 量りにかける小さいほう 量りにかける


年代物の量りです。
見えづらいですがご勘弁を。



大きなほうの木材は重さ450g、小さいほうは220gの目方があります。ほぼ倍の重さの違いがあります。

さて、どっちがどうなることでしょう・・・


以下動画です。





いかがですか?

「コトン!」と沈んでいきましたよね。

このからくり?!は次回記事にて…



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ブログURLとメールアドレスの変更のお知らせ

本日ブログURLとメールアドレスを変更いたしました。

お手数おかけいたしますが、登録の変更をお願いいたします。

新URL:http://muku-mokuzai.livedoor.biz

新メールアドレス:selva-toda@lion.ocn.ne.jp

少しすっきりとした感じになりました。今後とも宜しくお願いいたします。



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上村愛子さんと板屋楓

木材の可能性・・・

工業製品にはできない繊細な質感。

板屋楓一枚物無垢フローリングでご紹介した木材用途のなかで、スキー板の芯材に使用するというのが、新聞記事でちょこっと紹介されていました。

その木材の芯材の板をはくのは・・・・続きを読む

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青森ひば 無垢一枚物フローリング・羽目板


独特な芳香とヒノキチオールと呼ばれるとても有用な成分を多く含有することで有名な青森ひば。
その天然林の美しさも、桧、杉林とともに「日本三大美林」と呼ばれるくらいよく知られています。
その材の約80%が青森県内に蓄積されているといいますから、まさしく「青森」ひばなのです。

弊社でもオリジナル木製名刺ケースの素材としてや、長尺幅広盤の在庫などのご紹介でたびたび登場している樹種ですが、今回は、無垢の一枚物フローリングと、壁材である羽目板のご紹介です。

青森ひば無垢一枚物フローリング 3


前回までで、ある程度の特性や特徴をご紹介してきましたがここで再度紹介したいと思います。

よく水質に耐え、シロアリの食害にもあいにくいことなどから、建築用途では専ら住宅の土台に良いとされる青森ひば。
現在森林大国とまで言われる日本ではありますが、その蓄積量の多くは人工林が支えています。先人が頑張って植えてくれた(杉に偏った植林などの事情は考えないとして)その人工林利用は大きなテーマですが、それとは違いこの青森ひばは、実際に利用できる天然生の樹木としては珍しく樹齢200年を超えるものも残っており、現在でも1300万㎥という、想像しにくいほどのボリュームの蓄積をもっているという、「利用できる天然林からの木材」としてもっと注目されてもいい材料です。
特に、大阪をはじめとする近畿エリアではほとんどその名前を聞くことはありませんし、先の天然美林の行で名前は聞いたことがあっても、その素晴らしい特徴的な材を見たことのある人が少ないのが現状です。
自宅の土台にも青森ひばを取り寄せるほどの、ひば(ひのきあすなろ)ラバーの私としては、近畿圏の多くの方に良さを伝えたい一番の樹種かもしれません。

青森ひば無垢一枚物フローリング 5


少々材質が暴れん坊なものもあるので、ねじれや曲がりに注意が必要なために、その素性を知る大工さんには「ひばかぁ・・・ひばなぁ・・・」と曇りがちなコメントをもらうこともしばしばですが、クローズアップされる上記の性格以上に優秀な材料です。
優秀だというのは、何も建築材として利用される長所があるからというだけではありません。
ヒノキチオールをはじめとする有効成分を多く含む精油がもたらす効能は、様々な試験でリラックス効果や抗菌作用などの有用性がはっきりと実証されていますし、ひば油を加工した抗菌繊維の利用によるアレルギー疾患の予防やせっけんなどのスキンケア用品としても使用されています。

丸太を加工して利用する「木材」という分野だけにとどまらず、加工中にでた木切れおがくずからも有能な精油である「ひば油」が抽出できるという、まさしく無駄にするところのない樹種である点が優秀である、といえるところであるでしょう。
もちろん、建築材としては土台のみにとどまらず言うまでもなく水気の多い浴室の壁や、浴槽本体にも用いられるほどの耐朽性を備えています。

ひば材建築にまつわる昔のいいつたえでは、「総ひば造りの住宅には蚊が寄り付かない!!」といわれてきました。
輸入材やベニヤ板の普及が進むまでの住宅では、総青森ひばつくりの住宅も建築されていたんでしょうから、そんな事実も証明されていたんでしょうか。
真贋は定かではありませんが、化学防虫剤を使用しなくてもそんな効果があるって、すごいとおもいませんか?

青森ひば無垢一枚物フローリング 11

そうです、木材としての利用で忘れてならないのが先に軽く触れた「天然林からの高樹齢木がある」ということです。
もちろん、出てくる木材のすべてがそうであるというわけではありませんが、ヒノキをはじめとする有用樹木は一部の天然記念物などの大木を除けば天然の豊富に使用できる高樹齢木の蓄積は決して多くはありませんが、その中でも青森ひばは天然林を木材として利用できる数少ない樹種のうちの一つであることは間違いないでしょう。

どうしてそんなに「天然林」と強調するかというと、育て方や環境にもよりますが、一般的には人工林の原木を木材に加工した場合よりも、天然林の原木の方が気味(木目や色合いなどの木の持つ味わい)が相対的に良いと材木屋目線で感じるからです。
それは、のちの記事に出てくる木曽桧についても言えることですが、ただおとなしく端正で無欠点な人工林の木材よりも節の雰囲気や色、香りなどが違うと感じられます。

そしてそういった個人の感覚的のみならず、高樹齢の天然林の原木から製材できるメリットの一つには「柾目材がとれる」という事があります。
柾目材は木材が持つ規則的である不規則なリズム「1/fゆらぎ」という、人が落ち着くリズム感を感じさせるスラッとした木目を見せてくれるものですが、柾目の木材を原木から切り出すのはそう簡単ではありません。

杉柾浮造り(うづくり)フローリングにてもお伝えしていますが、木材の丸太の中から柾目をとることのできる部分や取り方は限られています。タケノコのような模様の木目である「板目(いため)」は丸太の直径方向で製材すれば得られるので、小さな径の丸太からでも比較的幅の広い材が得られますが、柾目は半径方向でしかも丸太の中心を外して製材しないと得られませんから、丸太の直径の1/3よりももっと少ない幅のものしか得にくいことで、とても貴重です。
その柾目材も少量ながら含んでいることが青森ひばフローリングの大きな特徴です。(製材時の状況によりますので、必ず含むものではありません。)
丸太の歩留まり(ぶどまり。ロス率)の悪い柾目挽きはもちろん珍しいものですから、通常のヒノキフローリングなどではなかなか真似できない特徴といえるかもしれません。

高樹齢材とはいえ、赤身の中にも少し白太の入るところがありますので、若干の色目の違いがあることと、当然ながら同じ赤身でも若干の色合いの変化があるものの、端正でありながらも、その香りとともに天然林からやってきた存在感を感じる事ができるはずですよ。

青森ひば無垢一枚物フローリング 6


因みに、梱包されていた新品のフローリングの上に、弊社の事務所内にて展示中の青森ひば木製名刺ケースを置いてみると、その色の違いに驚きます。
フローリングも名刺ケースも無塗装なのですが、日中は冬以外は殆ど日光の当たらない場所にディスプレイしている名刺ケースにもかかわらず、こんなに黄身がかっています。
もちろん、初めはフローリングの様に涼やかな黄白色だったことはお伝えせねばなりませんが、ブラックチェリーの色合いの変化と同じように、初めの黄白色がずっと続くというわけではないのも特徴の一つ。
この色合いの変化も含めて楽しんでいただければ、嬉しいものです。


青森ひば無垢一枚物フローリング 12

新品当初の外観は優しく黄色がかった木肌は美しく、針葉樹フローリングの代表的に利用されるスギの様な大きな節のない木目もきつく主張しないので、柔らかい雰囲気のお部屋に仕上げることができるとおもいます。

フローリングにすれば、針葉樹なので足ざわりが温かく、足にかかる負担も少ないですし、ヒノキチオール成分を含んだヒバ油がダニや菌などの繁殖も防いでくれる効果も期待できると思われます。
また、羽目板と言われる壁材を使えば、室内の床面積に比べて青森ひばの表面積がより一層多くなるので、香りの好きな方にはたまらない空間になることと思います。
(ただし、多ければよい、というものでもありませんので、他部とのバランスを考慮して施工してくださいね。)

壁材である羽目板は、目透かし加工という処理をされています。

青森ひば無垢一枚物羽目板 目透かし4

羽目板同士をつなぎ合わせた時、写真のように透かしができるという加工です。
そんなに木目の個性が強く無い青森ひばですが、この目透かしが入る事によって板と板の連続性が生まれて、壁にリズム感が出ます。

壁の場合も、節のないやさしい木目のため他の家具や調度品ともバランスよく調和するでしょうし、湿気の多い洗面室や浴室の壁材などにも、その耐湿性を発揮するとともに芳香によるリラックス効果が期待できるのではないでしょうか。
一日の疲れをとる為の入浴の前に、脱衣場でヒノキチオール成分で癒される。
そんな毎日なら、翌日の仕事や、勉強もはかどるかも・・・・しれませんよ。

そんな素材のいいところを味わっていただきたいので、基本的に無塗装で販売いたします。そのため注意点として、硬い木材ではないので表面には使うにつれて傷が付いていきますし、その日の湿度などの状況で多少なりとも伸縮しますので、その点は十分にご理解いただきたいと思います。

青森ひば無垢一枚物フローリング 4


もう一点、上述しましたが他の針葉樹材に比べ少し材の暴れ(ねじれや反り、曲り)が多くみられます。これは青森ひばの性格なので、人間とおんなじで、こういうやつなんだ・・・とご理解ください。(当然ですが、すべてがそういったものばかりではありません。)

同じ日本の木材でも、桧や杉とは一味違った楽しみ方と効能をご自宅で実感してください。

青森ひば無垢一枚物フローリング 2


この様に、とても優秀な樹種であるひばについて更に詳しくのめり込みたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ややこしくも素晴らしい?!ひばの世界を知ってもらえますよ。
また、木材だけでなく、そこからとれる「ひば油」自体を楽しみたい!という方には抽出ひば油をご用意していますので、お問い合わせください。


無垢一枚物フローリング貼り上りイメージ

青森ひば無垢一枚物フローリング 1

無垢一枚物羽目板 貼り上りイメージ

青森ひば無垢一枚物羽目板 目透かし1



*青森ひば無垢フローリング・羽目板について

青森ひばは上記のとおり、多くの有用な精油成分を含んでいます。そのため、フローリング同士が長時間束に結束されたままなどで密着していると、下写真のように表面に析出したひばの油分が、別のフローリングに写ることがありますので、到着しましたらできるだけ早く開梱し、施工していただく事をお勧めします。
(また、写真ではわかりづらいですが、材面は若干黄色みを帯びています)


青森ひば無垢一枚物羽目板 目透かし5

*永く開梱して置きすぎることも寸法精度変化につながりますので注意してください。


・青森ひば一枚物無垢フローリング・羽目板 板目柾目込み(寸法表記は全てmm単位)

・寸    法 :15×90×1820(フローリング)  
          :10×90×1820(羽目板)
 
・形    状 :一枚物 無塗装

・入    数 :10枚入り(1.63屐法

・エンドマッチ :あり(但し、エンドマッチ部は面取り無し。羽目板は切りっぱなし)

・価    格 :一枚物床 ¥22600(税込¥24408)/1.63 
         :一枚物羽目板 ¥15000(税込¥16200)/1.63

・運    賃 :別途、地域によりお問い合わせ下さい。

・グ レー ド :プルミエ(多少の白太、微小な節を含みます。)
          
・納    期 :お問い合わせ下さい。

*ご検討の前に弊社からのメッセージを必ずご覧ください。 


・お問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から


フローリング・羽目板の表情参考

変色部分

青森ひば無垢一枚物フローリング 10

軽微な節

青森ひば無垢一枚物フローリング 9

葉節

青森ひば無垢一枚物フローリング 8

入り皮

青森ひば無垢一枚物フローリング 7

木目の色違い

青森ひば無垢一枚物羽目板 目透かし3




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北海道産 栓幅広無垢一枚物板 

栓の木、ご存知でしょうか?

ケヤキに似た杢目のため、着色してケヤキの代わりに様々なところに使われていながら、ケヤキとして販売されることが多いためその名を知る方は少ないと思います。
ニセケヤキとか言われたりするかわいそうな材です。

着色しない木肌は薄い灰褐色で、ケヤキと見違えるくらいに木目がはっきりとしていて、知名度は低いですが、ホントは美しい材木です。


ウコギ科の木材で、別名がたくさんあり、代表的なところではハリギリとか、ミヤコダラと呼ばれています。
栓というのはもともとは、東北地方の方言の呼び方だったらしいですね。
今は主に木材として流通しているものを栓と呼んでいるようです。

本州にも分布しますが、なによりも北海道材が最も良材です。
芯材と辺材の色の違いがはっきりとしていないため、極端な濃淡がなく控え目で均整な外観を持ちます。

材質的にも軽すぎず、重すぎずで加工性、仕上がりとも良好ですので、材の柔らかいものは細工や、彫り物にも使用します。

時折現れる杢も美しく、ケヤキやタモでも見られる「玉杢」がでたりするのも大きな特徴でしょうか。


今回ご紹介するのは、もちろん北海道材の、それもかなりの幅広です。

栓の直径は、特別な巨木を除けば大きいものでほぼ1mです。

ご紹介するのはそれを超える、幅1m10センチです。10センチ大きくなるのにどれだけかかるか・・・貴重な材です。

道材栓幅広板
(照明の加減で少し黄色くみえています。)







ほぼ正方形のような外観になってしまうくらい、幅広です。

後方に移っているのは、幅90センチのベニヤ板の山ですが、大きさの違いがおわかりになれますか・・・・


ちなみに、私のスリム携帯(スリムは関係ないか・・・)と比較してみましょう・・・
栓幅広 携帯と比較








なんかお豆さんみたいに、上に乗っかっているんですが、みえますか?

とにかく大きいです。

これを初めて見たとき思いついたのが、「パソコンスペースの天板にどうだろう・・・」ということでした。

書斎があったり、広いスペースを確保できている場合は別として、部屋の一角をパソコンスペースに・・・・と考えていらっしゃる方がおられるんではないか?!

実は私自身がそうだからです。
家では、これも幅広で、1m正方形のような寸法の「神代楡」を天板として使用しながら、ブログを作成したりしています。

もう一つは、最近は集成材(小さな材のつなぎ合わせの木材)の階段がほとんどですが、この栓の幅広板を使えば余裕で階段の踊り場を一枚板で仕上げることができます。
なんて贅沢な階段となることか・・・・・


昔に北海道から秋田に移り、大切に保管されていた良材です。

しっかり乾燥もしていますし、こんな幅広なかなかお目にかかれないと思います。

ただ、天然ものとして避けて通れないところもあります。

幅広の宿命、反りです。

どうしても、どうしても反ってしまいます。

ですので、現在の寸法よりも出来上がり(仕上がり)は厚みが薄くなってしまいます。(15ミリくらい削って、40ミリ仕上がり位でしょうか・・)

そして、もうひとつ。自然と格闘した痕跡、「虫穴」が点在します。

栓幅広 右下虫穴栓幅広 木裏右上虫穴







大きな虫に貫かれたものや、小さなピンホールまで、ところどころに穴があります。

これも長年生きてきた証拠。よくがんばった!!、とさすってやりたいようなもんです。


こんな欠点も理解して接してくださる方にお譲りしたいとおもいます。
大事にしてくださる方、ご一報ください。



北海道産 栓幅広無垢一枚物耳付き板

・寸     法 :長さ1m×幅110cm×厚み5.5cm
          
・形     状 :無垢一枚板 耳付き 節あり

・価     格 :¥70000(税込¥75600)/枚

・運     賃 :別途 地域によりお問い合わせ下さい

・状     態 :天然乾燥材、仕上げ加工別途です。


*ご検討前に、下記ご注意と弊社からのメッセージをご覧ください。


お問い合わせはこちらから


・ご  注  意 :
          
1、栓の木もケヤキやナラと同様に、出荷後キクイムシが飛来し食害をうける可能性があります。ご理解の上ご検討ください。
          
2、幅広盤のため、幅方向の反りが避けられません。厚みを落として、平滑に仕上げてください。(実際の仕上がり厚は若干表示より薄くなります。)                                      
                           
3、 木の中心に近いので表面に少なからず割れが入っています。確認後にご注文下さい。

4、木肌の白い栓は、他の材よりも顕著にまた、急速に日焼けします。これも材の特性ですのでご理解のほどお願いいたします。                                                              
                     


その他の栓在庫品(売り切り御免です。あしからず。)

杢の出たもの、1mとはいかずとも幅の広い材、あります。長さが短いので、ちょっとしたカウンターや式台にいかがでしょうか・・・
すべて北海道材の乾燥材です。

道材栓 杢板


栓 杢板  1.4m×42.5cm×4cm





栓杢板木表 杢

栓 杢板木表杢






道材栓幅広杢板 木裏

栓幅広杢板  1.2m×75.5cm×5cm










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木?!それとも石?!

先日、用があり茨木市役所に行ってまいりました。

期待以上に職員さんが丁寧に応対してくださり、すいすいと用件を済ませ、エントランスまで降りてきたときのことです。

「やゃ?!」

「なぁ〜んか気になるぞぉ・・・」

近づいてみると、見てびっくり。「木の化石」のテーブルと丸太イスでした!!!

珪化木テーブルウッドストーン解説








いつも駐車場から入り、目的の部署へ直行してまた駐車場、そして帰る、というパターンなので、正面玄関にでかでかとありながら全く気がつきませんでした。

情けない。

木の化石・・・「珪化木」、または「木化石」というのですが、字のとおり木ですが、化石ですので石です。
なんかややこしいです。

珪化木はどこか神代木の成り立ちににています。

溶岩石の影響であったり、火山灰の成分の影響で木の組織内の成分を、二酸化珪素に置き換えてられて、何万年、何十万年かけて化石化したものです。神代木よりもずっとご先祖様の樹種かもしれません。


そんな木の化石ですが、アメリカでは、珪化木(木化石)の集中して存在している国定公園まであります。さすがアメリカ・・・


珪化木の外観は、石の部分があるのですが木の部分もある、そんな印象です。

イス部アップ


木の組織がみえますか?!






イス部アップ 木の外観


ここだけ見ると丸太イス。
でも・・・




イス部アップ 石の外観

なんじゃ、やっぱり石。






イス部アップ 石の外観2

ピッカピッカに光っています。






私も2つほど所有していますが、こんなに大きなのは初めてです。

珪化木 床飾り拡大


床の飾りにしています。






今回市役所で遭遇したのは、長さ約1350×幅1200×厚さ120〜150というところでしょうか・・・・残念ながらメジャーを持ち合わせていなかったため正確に計測できませんでしたが、とにかくでかかった。

大きさ比較珪化木 天板拡大
A4サイズの手帳と比べてこんなです。(左)


表面拡大です。(右)
わずかに木の片鱗が・・・



テーブルと丸太イスになっているんですが、何せもとは木でも今は石。

こんな時期(2月初旬)に、私以外好き好んで冷たい石のイスに座る方も、寄り付く方もいらっしゃらず、ゆっくりと写真撮影できました。

といっても、館内の案内所の眼前の位置にあるため、舐めるように見廻していた私は完全に不審者扱い一歩手前なぐらいに怪しいまなざしをうけていたことはいうまでもありません・・・・・

ひんやりとした手触りと、直感的に石であると認識させるに十分な化石質な外観とは裏腹に、よく眺めると、年輪(性格には導管の環)がきちんと残っているために感じる木質感がかもし出すアンバランスな世界に、しばし目を奪われました。

樹種までは不明ですが、かなりの大木の珪化木でした。

自然の産物が、悠久の年月を経て形や性質までを変えて現れる・・・・

そんな神秘的なことまで含めたのが、木材の生き物たる証拠ではないかと思うのですが、いかがなもんでしょうか・・・・・

ぜひ茨木市にお越しの際は、ごらんになってください。




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

知ってください、キクイムシのこと

木を食う虫でキクイムシ。

その名の通りですが、木を食う虫でもいろんな種類がいます。

その中で、どうしても知っていていただきたいのがヒラタキクイムシやシバンムシを含む、広葉樹の主に白太(辺材。木の外側に近い部分)を食害するキクイムシの類です。

一昔前、ラワン材がよく使われていた時代に問題になった虫が、近年再度問題として浮上してきました。
直接の原因とは言いきれませんが、シックハウス問題を発端として、住宅に用いられる建材(ベニヤ板やドア類)の中に含まれる接着剤などの成分の一種である、ホルムアルデヒドなどの放散量(含有量)を少なくするよう規制したことで、人間に害が少なくなったと共に害虫にも忌避性が低くなったために、繁殖しやすくなったのではないかとも推測されます。


キクイムシは、おもに新しい材を好んで食害する傾向にあるため、新築住宅で見られることが多い状態です。(古い材が加害されないわけではありません。)
生態としては、前述のラワン類や、ナラ、桐、ケヤキ、また竹などのでんぷん質を多く含んだ白太(辺材)を食害します。
また、近年階段材やカウンター材として普及しているゴムの木からも出ることがあります。樹液を採取した後のゴムの木を活用するという観点からいえばよいことなんですが、現在でも被害が確認されていますのでご注意下さい。

羽があり、外部より飛来して広葉樹木材などの導管と呼ばれる養分を運ぶ管の部分に産卵し、幼虫はその木材の中のでんぷん質を含んだ部分を食害し、春から夏にかけての温かい時期に材の表面に穴をあけて、飛び立ち再び別の場所に産卵します。
産卵された木材でも、見た目では食害の有無はわからず、材の表面に穴をあけ成虫が出てきて初めて食害に気付きます。

急に家具や、板材から粉がでて気がつくので、対処しにくい害虫です。
塗装を施してあっても食い破っていくので安心できません。
現代の住宅はラワン材のベニヤ板なしでは成立しにくいような状況です。
壁面を左官仕上げ(ジュラクや珪藻土)などで工夫しても、フローリングがラワン合板基材なためそこに被害が及びます。


食害を少しでもすくなくするならば・・・・・

合板フローリングなら針葉樹の基材を使った製品を選ぶこと、無垢フローリングなら価格が安いからといって、ナラやタモなどの白太つきのグレードを選定するのではなく、白太のない(少ない)上級グレードを選ぶことと、食害されにくい樹種を選定すること。
もちろん、そうすることが完全なわけでもなく、白太(辺材)を使わないということは非常にロスが多い為に、現実的には選択肢が非常に狭まってしまいますが・・・

壁材の下地ベニヤなら、ホルムアルデヒドなどのシックハウス規制での揮発性有機成分の放散レベルで最上位(最も放散量が少ないの意。まったく放散しないわけではないので注意。)のF☆☆☆☆を取得している防虫合板が市販されていますので、そちらを使用する。
なるべく害の少ない薬剤を使用していますので、効果は永久ではありませんが、製造から一定期間は食害に対して保険対応できる場合があります。


無垢の自然の木材です。
注意していても、完全に防ぎきることはできないので、食害の可能性のある樹種が一般的に存在することをご理解お願いいたします。
万が一被害にあわれた場合は、シロアリ駆除業者様などにご相談ください。



・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

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http://selva-mukumokuzai.jp



木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:15コメント(0) この記事をクリップ! 

周知不足・・・

2月4日付けの読売新聞に掲載の記事より・・・・

「この森は崩壊寸前。衰退に向かっているのです。」とあります。

巨木のケヤキなどを擁する皇居の森としてしられるこの森が、どうしてそんなことになっているのか・・・

景観はとても緑が多く、ほんとに都会の中の森林!!という雰囲気なんですが、記事にも書かれていますが、巨木などの寿命が尽きるとそのあとに育つのは、他の樹木の生育を阻んでしまうほど自らが急激に成長する樹種である。
そのため、様々な樹種が繁茂する美しい森とは違い、同じ樹種のみが立ち並ぶヤブのようになってしまう。

ということです。

なるべく自然のままに・・・と、人の手が入らない状態で守られてきた森ですが、必ずしも自然のみが正しいとはやはり言えないのかもしれません。

私がこの記事から連想したのは、いまだに「木を伐採するのは悪だ!!」と考えておられる方がいらっしゃるということです。

というのは・・・



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木ぃクンmuku_mokuzai  at 14:53コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

知れば楽しい木の漢字 回答編

何問正解できたでしょうか?答え合わせです。

・四季を当てはめ…… 榎 楸 ど

 

・木でない木?…橅

 

・堅くて重い…Τ

 

・スーッとする樟脳の香り…Ь

 

・何か怖そう、でも縁起木です…槐

 

・神事でよく用いられる…榊

 

・木の仏?…梻

答え


.張丱 ▲┘離 キササゲ ぅ劵ぅ薀 ゥ屮

Εシ Дスノキ ┘┘鵐献 サカキ タモ



 

 




木ぃクンmuku_mokuzai  at 13:22コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

知れば楽しい木の漢字 問題編

さぁ、あなたはいくつ読めます?!
  
   

・四季を当てはめ…… 榎 楸 ど

 

・木でない木?…橅

 

・堅くて重い…Τ

 

・スーッとする樟脳の香り…Ь

 

・何か怖そう、でも縁起木です…槐

 

・神事でよく用いられる…榊

 

・木の仏?…梻

 

 

  回答は次回です。

よぉーく考えてくださいね。 

木ぃクンmuku_mokuzai  at 10:15コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!