2023年01月19日
日本の広葉樹無垢フローリング 〜絹朴（きぬほお・ホオ）幅広無垢一枚物フローリング〜 その��
ホオ（朴）の木で特筆すべきは、その葉だけではありません。
私は樹木としてのホオではなく、もちろん木材としてのホオに接する方が先だったので、どうしてもその優しい木肌のイメージばかりが先行していて、その意外な姿を知った時のインパクトは今でも忘れられません。
それは、特異な果実。
山で初めて見た時は、「宇宙人の地球探査用機器」ではないか？！、と畏れおののいたこの姿。
中央に写るそれは、すでに黒く変色してしまっていますが、10cm〜20cmにもなる大型の果実は平成時代のチョイ悪仮面ライダーか！、と思ってしまうようななんともグロテスク（と思ってしまう）な螺旋状に並ぶ袋果（たいか）と呼ばれる部屋の中に、果実を納めているのです。
触る気も無くなる、というか写真に写すことも憚られるようなその姿は、後にホオのものであると分かるまでは見たくない存在なのでした。
木材はあんなに優しく柔らかく美しいのに、なんじゃこりゃー！ってなもんです。
しかし、対照的に花は非常に美しく白く目立つもの。
その大きな葉とともに山に彩を与える存在となっています。
その花の香りは、安息香酸メチルという成分をはじめとする30種ほどの成分を含むといわれます。
花言葉は、「誠意のある友情」といわれますから、男女問わずホオの花を受け取ったときは人間関係の深さを感じる瞬間になりそうですね！
あ、そんなの山の人くらいしかもらうことないかもしれませんけど・・・（汗）。
しかし、香りといえば材木屋的にはやはり材からの香りに期待するところですが、ホオは材に香りは感じません。
香りの成分は、以前の木まぐれコラムでも取り上げた通りにほとんどが精油成分によるところですから、針葉樹の方が顕著です。
とはいえ、ホオにも有用な成分が多量に含まれている部位があるのです。
それが樹皮！
樹木に注目するとき、樹皮は特徴的なものを覚えて樹種の違いを見る場合などには着目するものだと思いますが、木材にする場合は早急に取り去ってしまう部分ですし、特に有用だとみられることは無いでしょう。
しかし、ホオの樹皮は優れたパワーを有しているのです。
その秘密は、マグノールとホオノキオール！
・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ
＊2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
＊消費税10％への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。（ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。）
木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。
・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
私は樹木としてのホオではなく、もちろん木材としてのホオに接する方が先だったので、どうしてもその優しい木肌のイメージばかりが先行していて、その意外な姿を知った時のインパクトは今でも忘れられません。
それは、特異な果実。
山で初めて見た時は、「宇宙人の地球探査用機器」ではないか？！、と畏れおののいたこの姿。
中央に写るそれは、すでに黒く変色してしまっていますが、10cm〜20cmにもなる大型の果実は平成時代のチョイ悪仮面ライダーか！、と思ってしまうようななんともグロテスク（と思ってしまう）な螺旋状に並ぶ袋果（たいか）と呼ばれる部屋の中に、果実を納めているのです。
触る気も無くなる、というか写真に写すことも憚られるようなその姿は、後にホオのものであると分かるまでは見たくない存在なのでした。
木材はあんなに優しく柔らかく美しいのに、なんじゃこりゃー！ってなもんです。
しかし、対照的に花は非常に美しく白く目立つもの。
その大きな葉とともに山に彩を与える存在となっています。
その花の香りは、安息香酸メチルという成分をはじめとする30種ほどの成分を含むといわれます。
花言葉は、「誠意のある友情」といわれますから、男女問わずホオの花を受け取ったときは人間関係の深さを感じる瞬間になりそうですね！
あ、そんなの山の人くらいしかもらうことないかもしれませんけど・・・（汗）。
しかし、香りといえば材木屋的にはやはり材からの香りに期待するところですが、ホオは材に香りは感じません。
香りの成分は、以前の木まぐれコラムでも取り上げた通りにほとんどが精油成分によるところですから、針葉樹の方が顕著です。
とはいえ、ホオにも有用な成分が多量に含まれている部位があるのです。
それが樹皮！
樹木に注目するとき、樹皮は特徴的なものを覚えて樹種の違いを見る場合などには着目するものだと思いますが、木材にする場合は早急に取り去ってしまう部分ですし、特に有用だとみられることは無いでしょう。
しかし、ホオの樹皮は優れたパワーを有しているのです。
その秘密は、マグノールとホオノキオール！
・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ
＊2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
＊消費税10％への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。（ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。）
木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。
・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html
・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp
muku_mokuzai
