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木のお話の、ウソ・ホント 

前回まで、節あり材の強度についてのお話をしてきました。
一概には言えないことと、結果には理由があることをお伝えしましたが、本当にネットニュースなどと同じで「自分が信じたいこと」というのは、無意識のうちに正しい情報として記憶されるためか、様々な情報があります。

日本人がどこかにもっている「木材の中ではヒノキが一番!」というような気持ちを高めるような、ヒノキを使っているので丈夫です、というような宣伝や私も一部では引用しているスギが持つ効用なども、いかにその木材が優れているかをアピールするものです。

確かに、優れている部分をアピールするのがマーケティングだと思うのですが、それが何と比べた場合にその結果なのか、そしてその比較条件は何か。
その結果に反する欠点や弱点があるのかまでを含めてのすべてが情報だと思うのですが、どうしてもそこまでは言及されません。

節は強い?! 6


それは、無垢材というものが「ばらつきのある素材」だから。
いくつかの試験結果ですべてがわかるものではなく、平均値は出せても必ずその性能を木材製品となったものが100%その結果通りの性能を有しないことなども、理由です。
そのうえ、代表的な針葉樹であるスギやヒノキ以外はほとんどが、試験というものをされておらずデータがないというのも非常に大きな理由。

そのために、言い伝えやあたかもそうだと信じたくなる情報が流布されることになる。
ホワイトウッドが如何に腐るか、とか人工乾燥材がどれほどに木材として劣化しているか、などもよい例だと思います。
これらは片方と比較して、顕著に「優劣」をアピールするものですから、やはり自身の信じるほうが正しいと信じたい。
もちろん私もそうです。
しかしそのことについて触れるのならば、その比較要件や「公平な」試験結果などを踏まえて語る必要があると思います。
批判や優位性のみをアピールするのではなく。

木の芯は強い?! 1

私も昔は信じていました。
芯のある木材は強い!と。

信じたかったですし、異なる意見は信じませんでした。
感情論で、そこにはきちんとした情報がなかったから。


木材を「よしあし」で語るには樹種の違いはもちろんのこと、樹木としての性質やその成長戦略、そして環境によって受ける影響やそれがもたらす特徴など、かなり広範囲な知識と見解が必要。
私も木材に関しては貪欲に知見を広めているつもりですが、専門の先生にはまだまだ及びません。
しかし、できるだけ先生方からも知見を吸収した上で自身の経験も踏まえて、木のお話をしていきたいと思います。

有益なはずの木材の情報が、某国の分断論と同じく「こちらのみが正しい」といった極論信仰的になりつつあるところが、若干心配になっている今日この頃です。


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