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ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング オイル塗装と、支えあう真壁のおうち

つい先日、#無垢フローリング後悔、#無垢フローリングのデメリットなどと投稿したところながら、既に2回目の無垢フローリングについての投稿になります(笑)。
仕事だからではなく、隙間があろうが傷が付こうが好きなんだから仕方ない。
あばたもえくぼ的な私ですからね・・・

でも、前回までに書いたように無垢材や木材を購入する場合、その情報は非常にあふれている様で正確な情報として知る事が出来るものは意外と少ない場合もあります。
それは説明が不十分な場合もあるでしょうし、思い違いもある。それ以上に、価格の優位性や販売手法の巧みさによって、自分にとって「良いものだ」と過信してしまう場合もある。

それらの情報の取捨選択は、建築に慣れている方でも難しい場合があります。
特に、小さなサンプルで選んだ場合や十分な説明がされなかった場合。
前者にしても後者にしても、どちらもお届けする側が十分に説明をする必要がある部分なのですが、そうすることなく販売されているケースをたくさん目に耳にします。

そんな中で、特に難しいのが広葉樹の表情。
スギヒノキはある程度想像ができるようですが、広葉樹になったとたんにそのイメージがつきにくくなる。
当然のことです。無垢材そのもので目にする機会が少ないですし、目にしたものがすべてだと限らないからです。

いや、スギにしたって弊社の古希杉埋め節フローリングのように、「節ありのはずなのに節がない!」や「赤白あるはずなのに、ほとんどが赤身!」と、いい意味で創造できなかった表情をみせるときがあるので、広葉樹に限ったことではありませんけども。

前置きがいつも通り長くなりましたが、こうやって少しでも多くの事前情報をお届けしなければ「ご満足いただけないのでは…」と不安なので、私はよいところばかりではなく印象の悪くなるかもしれないところも、可能なかぎりお伝えするように努めているつもりです。
が・・・このフローリングについてはそんな心配はほぼ無用!!

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 8


どうだ!!
と大きな声で言いたいほど、自慢のフローリングです。
色違いほぼなし!(自然な色さあり)、節なし!、幅広!、天然オイル塗装!という、アピールポイントしかないからです!!
しいて言えば美しすぎて、節や色違いのあるものを見慣れている方には反対に無表情に感じるかもしれないことが、注意点ではないかとさえ思えてきます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 2


違う部分を映した写真ですが、一瞬同じアングルに見えてしまう。
それくらいにばらつきがありません。
いや、正確に言うと一枚一枚まったく異なる無垢材の表情をきれいに見せてくれるといえます。
無垢の表情というと、専ら節や芯材と辺材の色違いや変色、ワイルドな木目のことをイメージされがちですが、本来はこのような端正な美しさが建築や環境、生活と調和して、そして調和するように見せる大工さんの仕事があってこその無垢材の表情だったのではないかと思います。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 1

このアングルも、写真左は金色がかった麦わら色に見えますが、右側は純白というような白のイメージが強くなります。
角度を変えるとその色目が逆転するほどに違いが見えます。

これこそが無垢材の表情であり、はっきりとした木目を持たないロシアンバーチの真骨頂である縮み杢の美しさなのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 7


木目の表情がなければ、離れたところだと木の質感が伝わらないのではないか?!と危惧される場合があります。
そう考えると、やはりオークは無難だよね!とどうしてもオークフローリングに人気が集まりがちですが、私はオークももちろん好きですが他の建築部材や色調を邪魔しない、このあっさりとした美しさのバーチがとっても好きです。
凝視するのではなく、視界のどこかにゆらゆらと優しい光の反射を感じさせる杢がある。
まるで薪ストーブの揺れる炎を見ているように・・・

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 5


本当のところをいうと、木目が無いわけではないんですよ。
当然ですけど。
接写すると案外はっきりとしていますよね。
実は、これが芯材と辺材が混ざるグレードだとこんな表情にはなりにくいのです。
ロシアンバーチフローリングは、プルミエ・セレクション・ネイキッドという3グレードで展開しています。
今回はトップグレードのプルミエグレード。
グレード基準として、辺材の白い部分のみを使用し節や変色のないもの、というものなのでこんなに均質で美しい表情なのです。

以前施工のセレクショングレードは、辺材に若干の芯材や軽微な節を含むものですし、ネイキッドグレードになると芯材と辺材の色差や節、変色などもすべて含むグレードとなるので、表情には大きな違いが出ます。

そうです、同じ樹種であるロシアンバーチだとしても、選ぶグレードによって表情もことなり印象も全く異なるということです。
そのうえ、同じバーチという樹種だとしても制作される会社によってもグレード基準がことなるので、余計に選びにくくもなるのです。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 4


節なしと聞いていた小さなカットサンプルは辺材の白い部分のみだったのに、実際の商品を見てみると節はないものの芯材部分を多く含み、赤白はっきりとしたものだったというパターンもあります。

自社の取り扱い商品であれば、そのような差はわかるものですがカットサンプルや写真の情報で判断しなければならないお施主様がそれに気づくには注意が必要だと思います。

それに比して、このプルミエグレードはすべてが辺材の白色部分。
そこにゆらゆらの木目があり、130mmという幅広材のおかげではっきりとした木目が見えづらいといわれるバーチにも、無垢の木であることをはっきりと印象付けられるのだと思います。

これを見ると、日本刀の美しい波紋や鍛流線を思い浮かべてしまいます。

ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 9


さて、今回のバーチフローリングはUNI(たて継ぎ)品ですが、そのつなぎ目が見えないことと思います。
もちろん、実際はつなぎ目がないのではなく目立たないのですが、その秘密はつなぎ目に施されたV溝。
本来はつなぎ目にラインが入って途切れてしまう木目の部分が、V目地になっている為に、ジョイントされたつなぎ目を目立たなくしているということ。
そう、弊社で一枚物と双璧を成す(笑)人気のつなぎ目V溝フローリングシリーズです。

詳しくは以前の記事を参照いただきたいのですが、このことによってフローリングの表情にとても不規則なリズムが生まれてくるのです。

UNIタイプのフローリングと一枚物のフローリングを比較したとき、どうしても気になるのが長さをつなぐUNI(たて継)のジョイント部分。
その部分で木目が途切れ、フローリングの嵌め合わせ部分の溝とは異なるうっすらとしたラインが入るために、無垢材ではあるものの少し不自然に感じる場合もあります。

しかし、つなぎ目V溝フローリングであればそのUNIジョイントされている部分に、フローリングの嵌め合わせ部分と同じようなV溝ができるために、フローリング表面にみえるジョイントのラインが気にならないことが、非常に貼り上がりの美しさを醸し出すのです!


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 11


その上、フローリング1枚のサイズである1820mm長さの中でつないでいるピースはおおむね3枚まで。
繋がれているピース一つ一つの長さが長い為に、木目がはっきりとしないロシアンバーチにおいても、控えめな木目をしっかりと見る事が出来るので、一枚物に負けない無垢材の質感をたっぷりと味わえるというわけです。

しかも幅広130mm幅ということで、一般的な無垢フローリングのサイズである90mm品とは全く異なる貼り上がり!!
もちろん、基本的にはUNIタイプですので気になる価格も、一枚物に比べてめちゃくちゃリーズナブル!!
というか、プルミエグレードを検討されているお施主様には、UNIタイプとの差額が無さ過ぎて通常のUNIタイプをおすすめする場面が殆どないくらいです。

実は今回は、カットサンプルと写真のみで採用いただいた御宅。
私の説明ももちろんプラスしていますが、信用を頂いて施工をしていただいたこと、非常にうれしく思います。
無垢材が沢山あるのはとても魅力的に感じますが、あまりにも主張しすぎるのも建築全体のバランスがとりにくくなると感じます。

その点、非常に美しくバランスされている建築に、本当に何気なくさらっと同化しているような印象を受けたロシアンバーチプルミエグレード。
バーチという樹種の特徴である辺材の美しさを最大限生かしたプルミエグレードが、おうちの雰囲気を「明るく照らす」存在になっているのは、バーチに古くから伝わる伝承そのもの!

お住いのお施主様も施工を頂いた工務店さんも、以降より一層明るく過ごされることと思う、ロシアンバーチの施工でした。


ロシアンバーチ(カバ・樺)幅広無垢つなぎ目V溝フローリング施工 3


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・ロシアンバーチ幅広無垢つなぎ目V溝フローリング プルミエグレードオイル塗装限定入荷はこちらから
・ロシアンバーチ150幅広無垢V溝フローリングネイキッドグレードO様着色塗装施工写真はこちらから
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ロシアンバーチの他にもつなぎ目V溝フローリングがございます。下記も是非ご覧ください。(樹種によっては、グレードの限られるものがございます。)

ホワイトアッシュ幅広無垢一枚物フローリング
カスクオーク(ナラ)幅広無垢V溝フローリング
・ブラックウォールナット幅広無垢V溝フローリング
ロックメープル(カエデ)幅広無垢V溝フローリング
ブラックチェリー幅広無垢V溝フローリング
ノルデストウォールナット(クルミ)幅広無垢V溝フローリング
欧州楓(ヨーロピアンメープル)幅広無垢一枚物フローリング


*ロシアンバーチ無垢フローリングを採用頂くにあたって

ロシアンバーチフローリングは、水分や油分などでケバの立ちやすい樹種です。
それが樹種の特徴ではあるのですが、無塗装でも楓などの樹種とは手触りの風合いが異なりますので、必ずご覧になっていただいてから検討頂くことをお勧めします。

また、施工当初の白っぽい色合いは日光により変化していきます。
色合いの変化については、こちらをご覧ください。


・弊社へのお問い合わせはこちらから
・その他の無垢フローリング・羽目板ラインナップはこちらの記事下段から
・無垢フローリング・羽目板の一覧はホームページからどうぞ

*2019年以前のリンク表示をクリックしても過去リンク記事が見られない場合は、こちらの手順でお願いをいたします。
*消費税10%への改定前、2019年9月以前の記事の価格は旧税込み価格となっています。お手数ですが、ご連絡の上正式なお見積の依頼をいただけますようにお願い致します。(ホームページ価格も改定が間に合っていない物もありますのであしからずご留意ください。)


 木のビブリオが、それぞれの木が持つストーリーとともに、こだわりの木材をお届けするブログと、稀少木材・無垢フローリングのホームページです。

・樹種別無垢フローリングのブログ記事一覧 
http://muku-mokuzai.livedoor.biz/archives/1611916.html

・戸田材木店・セルバのホームページ
http://selva-mukumokuzai.jp

・戸田材木店・セルバのフェイスブックページ:無垢の木材を愛し語る「木のビブリオ」がいる材木屋、合資会社戸田材木店 から!
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