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美味しい季節は、業界のこれからを考える季節 

自然のものが人間にとって全て良いものとは限らない。
無垢の木材もいっしょのこと。

無垢材の健康的なイメージやおしゃれな空間のイメージなどが優先して、ソゲが立つかどうかや経年での無垢材の色合いの変化も気にかけられる場合があります。
説明で理解してもらえる時も多くあるものの、どうしても受け入れにくいと思われるケースもあります。
人間もけがをするし、年々歳をとって変わっていきます。
なのに、無垢材の変化は理解が進まない。

無垢材に触れる機会が少ないことも一因ですが、きちんと説明をされていないケースも多くあります。
ナチュラルワインの味わいや混入物と同じように・・・


ナチュラルワイン 3


事前に聞いていれば選択する為の準備ができ、そういったものだという理解が出来ます。
自然のものだけども漆にはかぶれる。
無垢材のクスノキは防虫効果があると言われるけども、人によっては刺激臭となる。
耐久性の高い栗材。でも、ものすごく灰汁がでて舗装を「汚す」。
アロマなどに利用される樹木精油も、過敏な刺激となる人だっている。
森林浴と言われているフィトンチッドだって、植物たちの間では刺激物。

木材には、割れや反りや曲がりやねじれがつきもの。
節は欠けたり抜けたりする。
一つ一つ色目が違えば変色もある。
自然の物だから。

全てを説明しきることはできないけれど、できるだけ「自然のもの」についてをお話しする。
それが、私がショールームや無垢材使用での打合せの場面で心がけていること。

健康的なところ、綺麗なところやかっこいいところ、環境配慮などのエモーショナルな背景だけをお伝えするのではありません。
それ以外の、宣伝文句にならない特徴の方に説明の時間をかける。


ピュアラーチ無垢一枚物フローリング プルミエグレード オイル15


私が紹介する無垢フローリングの記事でも、最後に表情の違いとして様々な特徴の写真を掲載しているのも、そういった理由からです。
説明本文には、どうしても優れた面ばかりをクローズアップさせがち。
もちろん、魅力であるところを伝えたいからですが、写真だけしか、一部分のことしか見られない人にとってはほんの一部の情報になってしまいます。

だから、全体をみて樹種のことがわかる私が、優れたところと同じくらいに気をつけないといけないところも紹介する。
自分がお客さんだと知りたいですしね。
ナチュラルワインも、知っているからこそ濁っていても飲める。
ちょっと頭をひねる香りでも、数日後に変化するかも?!と楽しみに置いておくことができる。
数週間かけて、最後には「あぁ、先週の方がよかったなぁ・・・」と学習もする(笑)。


ワインも木材も本来は自然のもの。
人の手をかける方法も様々ですが、そこから現れるものの特徴を知って楽しみたい。
ワインにソムリエがいるように、木材には木材コーディネーター・木のビブリオとしての私が必要!
そう信じています。

だから、もっと自然の産物である無垢の木材を知ってもらうために、いろいろな木を紹介していきます。
欠点、とされるかもしれないこともたくさん出てきますが、そんなことをわざわざ伝えて販売する人間はなかなかいませんよね。
自分が売りたい商品の欠点を伝えるなんて。

でもそうすると、木材は一生楽しめる。
香りや色目の印象が変わる。
味わいは深くなる。
ナチュラルワインの香りや色目、そして味わいが永く楽しめるように・・・

これが私のナチュラルな想い、です。


ナチュラルワイン 1



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