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私が苦手な樹種、カバザクラ 〜さらに樺(カバ)を知る〜 

今日からはカバ桜改め、カバのお話(笑)。

サクラの名前を借りるのではなく、カバ本来の魅力をお伝えしたいと思います!

前回までのカバ桜はご理解いただけたでしょうか。

カバ桜7

独特な桃色(と見える!)〜薄ピンクと言われるような色合いを持つ「カバ桜」は、本家のサクラ(桜)よりもサクラっぽくて、私も何も知らなければこれを木材となった桜だと思うでしょう。
でも、これだけきれいな色合いなんだからわざわざ桜を名乗らなくてもいいと思うのですが、その辺は商売上のイメージ戦略。
私が一番苦手としているところですね(汗)。


どうしても、樹種そのものの個性や特徴的なストーリーをお伝えすることに集中してしまうので、イメージ戦略というものは後回しにしてしまう悪い癖・・・
しかし、今回からは桜の名前を冠せずとも、十分に魅力深い樺(カバ)の世界をお伝えしたいと思います。


樺(カバ)についての大まかなことは、ロシアンバーチ(カバ・樺)無垢一枚物フローリングの記事にて取り上げていますが、今でこそ様々なところで見られるうえ、カバ桜のような名称でも知られるようになりましたが、ほんのふた昔前までは「バーチって何やねん?!」と、殆どのひとが訝し気に感じていたものでした。


ロシアンバーチ幅広無垢一枚物フローリング 2


しかし北国での美しい白樺並木や、あの有名な鵜飼いにも関係していると知れば、おそらく一気にカバ材は身近なものと感じる事でしょう。
そうです、カバの生息地としては比較的冷涼な地が多いことと、古くから有名な産地が北海道を中心とした北国であることから、特に大阪ではなじみがなかったのかもしれませんね。
北海道の広葉樹を語る時、避けては通れない(と思っている)樹種であるカバ。
その理由は、カバ材を分かりにくくしている名称とも関係しています。

名称については、もうカバ桜だけで十分だ!と思われるかもしれませんが、北海道で使われてきたカバ材の名称が多岐にわたることは、やはりそれだけ材質や用途を考えられてきた証拠だと思いますし、取引や売買に関して重要なイメージを担っていたのではないかと思うのです。

その証拠に、北海道以外では一般的ではない「メジロ」という名称や、ただのカバではなくわざわざ「マカバ」という名称を用いることなど、意図的に区別していることを端的に表しています。

ウダイカンバ1


考え方によると、カバ桜と同じように古くから有用な木材であったカバを細分化した隠語としての名称だったのか、もしくは少しでも優良だというイメージを持たせるための、イメージ戦略と同じだったのか?!

おぉ・・・カバよ。お前もか・・・的な(笑)。


いや、もちろんカバが悪いわけではなくて人間のつごうなんだけど。
そんなことせずとも、私にとってはこの美しいさざ波の様な木目と少し荒っぽい芯材のコントラストだけで十分なのになぁ・・・・

カバ耳付き1


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