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今願うなら、早期終息を・・・ 〜那智大社参道大門坂の巨樹と、那智の樟 胎内くぐり  

最初にお伝えしておきます。
今月の巨樹の記事は、2回?3回?!シリーズになります。
というのは、それくらい見どころが多い上に多くの巨樹が立ち並ぶ並木道を通るから。

私の長々とした文章の変わりに、先に解説板をご覧頂いておきましょう。

夫婦杉6

石畳のことや、大門坂と呼ばれる旧参道の由来などの詳細が書かれています。


この参道の先に目指すのは、日本一の落差を誇る那智の滝を望む那智大社。

その名瀑布を有する那智山にも、当然のごとく巨樹は存在します。
多くの参詣者が訪れる那智大社。現在では大社のすぐそばまでバスで上がることもできるものの、その参道となる大門坂は巨樹好きではなくとも、石畳のグレーと木々の緑が非常にすがすがしく、大社までのみそぎ登りの様な雰囲気。
大門坂手前に駐車場が整備されているので、是非歩いて上ることをお勧めします。

そして登り始めていきなり現れる巨樹。
それが通称、大門坂の夫婦杉。

夫婦杉4


各地に夫婦杉というものは多く存在しますが、こんなに均整がとれたというか仲良し夫婦というか、良い環境にある夫婦も珍しいのではないかと思います。(私の背後が入り口側)
太さも立派、葉の青さもとっても気持ちが良いものです。
樹齢はおよそ800年。
威厳があるはずです。
これから神聖な場所に立ち入る、という心持ちにさせてくれる存在の様な気がします。


夫婦杉2

大門坂、といいますがまさしくこの夫婦杉が門であるような雰囲気。
登り口から見ると、下り枝などがあり大きさを少し覆い隠してしまうようですが、反対からみるとはっきりとその大きさを視認することが出来ます。
通常であれば、これで立派な一か所の巨樹訪問となることろですが、ここでは盛大なプロローグに過ぎないのです!!!
この立派な大杉の門をくぐると、少しづつ登り始めることになるのですが、とにかく参道が美しい。
そう思って登り始めると、遊園地のアトラクションの様にすぐに次の巨樹が目前に迫ります。

これもまた見事な存在感を示す、クスノキ。
通称、大門坂のクスノキ。


大門坂の樟2


こちらも、推定樹齢800年ということですが、こちらの方がより一層古老感があるというか、まさしく巨樹古木というお手本のような姿の様に見受けられます。
もちろんそれは先入観なんですが、人間が決して体験することのない数百年間という時間の流れを、視覚的に体感させてくれるかのような、ある種くたびれた感がたまりません。

大門坂の樟3


名木としてや単純な巨樹としてみると、過日の加茂のクスなどには到底かなわないのですが、大門坂参道に並ぶ荘厳な杉並木の中において、広葉樹の存在感は大きく、常緑広葉樹の緑が杉の緑と交わっている様子が非常に印象的に映りました。
それでも、巨さでいうとこんな感じ。

大門坂の樟8


地際で幹内部まで欠損している部分が、どこか蒲生の大クスを思わせますし、もしかするとこの先は巨樹の世界に通ずるトンネルになっているのでは?!と思わせるような「入口感」も、たまらなく興味をそそられてしまいます。
世界の巨樹のスケールに比べると、決して大きな部類ではないと思うものの、参道を登って参詣される方には外国の方も多くいらっしゃって、我々と同じように巨樹の迫力を愛でるような視線を感じました。

大門坂の樟5


本来ならば、一つ一つを丁寧にみていきたいのはやまやまで、記事文章も羅列したい気持ちがあるのですが、一向に進めないこと必至ですので、写真紹介が多くなることをご了承ください。
といっても、私がこの参道を登り切る迄にかけた時間はおよそ2時間強。
これでも結構急いで撮影をし、止まりたくなる気持ちを抑えて(もちろん、この日も他の予定掛け持ち・・・)の道中ですから、2回シリーズで納められるのかどうか・・・・


巨樹や木、そして山や森が好きな人にとってのこの大門坂は、のぼることもそうですがその空間にいること自体がとても特別で、道を急ぐことが非常にもったいなく、横にそれたり振り向いたり、時には日差しが変わった部分に戻ってみたり、もちろん立ち止まることもあり。
その一瞬一瞬がとても特別に感じるのです。

参道の杉並木3


それが大門坂であり、参道の杉並木全体として県の指定を受けている「大門坂のスギ」となるのです。
鬱蒼としているように見えて、当日も晴れてはいるものの時折パラッと雨が落ちるような曇天入り混じる天気でしたが、全く暗さは感じられず、どちらかというと少し湿気た荘厳な感じが心地よい位でした。

ところどころで、朽ちた枝が伐られているものがあったりするんです。
切り口をみても、内部が空洞になっていて普通は興味を持たないようなもんですが、そんな枝(といってもそこそこ太い)ですら感激するほど年輪が細かいんですよね・・・!

参道の杉並木4


こんなのを見ていると、本当に前に進めない・・・
でも、急いでいくのは勿体ないので、次の予定の時間を推し量りながら少しづつ進み、なんとか次回で本題の那智大社での巨樹対面となるのですが、これがまた珍しい「胎内くぐり」なるものがあるのです。

その様子は次回にお伝えしますね。


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