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地松(赤松)長尺上小無節階段材 完成!!

季節のよい11月は、各イベントや講習会への出席に加え、自らのイベントや出張も重なって、非常にスケジュールがタイト。
会社にもほとんどいない日が多く、業務もたまるばかり・・・

さて、そんな中でも納品をした現場は進んでいるわけで、施工して頂いたところを見せて頂きに行ってきました。
今回は私のこだわり樹種の一つ、地松で、階段を作っていただいたところです。
それも、踏み板(階段板)の長さが4mという長ぁ〜いもの!!

地松階段材2

こんな特殊な階段を作られたのは、お寺さん。
本堂に上がる為の階段なので、非常に間口が広く必要。
それで、4mもの踏み板長さになるのです。

さて、ここで思い出してもらいたいポイントが一つ。
それは地松の原木の姿です。
弊社の記事を見てもらうと分かると思いますが、ほぼすべてがギューっと、またはクネクネと曲がっているのです。
普通、丸太と言えばスギやヒノキのまっすぐに伸びた姿を想像すると思います。そんなまっすぐな丸太であれば、4mの板を作ることは容易ですが、地松の曲がりくねった丸太から、まっすぐな板を作ることは、想像以上に難しいのです。
その上、地松は節が多く出る樹種でもあります。もちろん、ヒノキの様に枝打ちという作業をして節の無いものを育てているわけでもありません。
それなのに、今回使って頂いたものには4mの間に節が無い!いや、少〜しだけポツッと出ている位。

地松階段材4


石山赤松幅広無垢一枚物フローリングもそうですが、この階段板も地松では非常に貴重な節の無い部分を厳選しているから、このような仕上がりになるのです。
節の多い樹種からそのようなものを作り出すには、どのような原木が必要か・・・如何に貴重か・・・


地松階段材7


お寺さんなので、もちろんヒノキも候補ではあったのですが、工務店さんから「地松ではできんか?!」とのお言葉があり「もちろん、できますよ!!」のお返事で使って頂くことになった今回。
近年では非常に珍しい、地松の長尺階段を作ることができました。

地松は神様の拠り所となる木。
門松や松竹梅と形容されるように、とっても縁起の良い木でもあります。

その生育条件は、厳しい環境にこそ適応し後に育つ植物の生育環境を整える役割を果たしてくれます。
今回新調された階段によって、今後もお寺と檀家さんの発展が期待できることと思います。

見事な地松長尺階段に、すがすがしい気持ちでお参りできることと感じました。


地松階段材1



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