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戸田先生の伐採授業、2019年度大阪研修  

戸田のフィールドである山での人工林と現在の木材利用の関係、そして山の立木での欠点が木材となった時にどのように現れるか、という事を見てもらいました。

そこから次に向かったのは、大阪の製材品が並ぶ市場です。

市場 3


前回まで、偉そうに山でお話をしていましたが、私の本業は材木屋ですので本来の自分のフィールドとしては、こちらなんですよね(笑)。
水を得た魚・・・と言いたいところですが、実情は複雑なところ。

学生さんたちにも最初に説明をするのですが、現在製品市場での取り扱いの多くは外国産木材。
もちろん、材木屋さんの主力商品の多くも外国産木材ですのであたり前のことなのですが、日本の山と日本の木材の事を勉強してもらう企画でありながらも、うず高く積まれている外国産木材の説明から入らないといけないのは、少し複雑なのであります。

市場 2


とはいうものの、日本の木材が無いわけではなく以前よりは少なくなったものの、立木か丸太しか目にすることの無い学生さんたちにとっては、四角くなっている製材品はすべてが新鮮に映るはずです。
もちろん、これだけ製材品が積まれていること自体が、普段目にすることの無い光景。
その中で、説明したいポイントをピックアップして伝えていきます。

中でも、木材製品のことを考える時、必ず話題になる「乾燥材」について。
少し勉強していると、天然乾燥と人工乾燥の違いが気になるところですので、しっかりと人工乾燥材も見てもらいます。

市場 4


未乾燥材と比べてどのような違いがあるか。
実際のところは、流通としての考え方はどのような判断なのか。
求められているものと、山として流通させたいものとの違いは何なのか・・・

乾燥材、と言う事を一つとってもいろいろと考えることが多くでてきます。

市場という場所にいる為に、話題にする製材品が梱包単位で揃っているので、例に挙げた乾燥材のそばに未乾燥材があり、行ったり来たりしながら双方の違いを見ることができる。
そして見るだけではなく香りをかいだり、手触りを感じてみたりする。

杉や桧は知っていても、製材された杉と桧を見る機会が少ない上に輸入材、そして日本の木材でも産地の違いや施業の仕方、そして製材所の考え方の違いによる材の違い、梱包を美しく見せて売りやすくする手法、などなど・・・

どれもこれも、比較することができるからわかる事ですが、それもガイドがあるからこそのこと。

そう、それも木材コーディネーターである私の仕事です。
山の木が木材になった時、形を変えた木のお話を如何にわかりやすく伝えるか・・・
ここで手腕が問われていると感じながら、市場見学も後半へ入ります。

市場 5

 
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