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担当の一か月の出来事、総集編(汗) 

もう5月も終わりにさしかかってくるのに、一体いつまで出張してるんだ!と言われそうですが、実際は1泊2日の日程の繰り返しなのですが、ブログ上では遅々として進みませんが、もう少しお付き合いを・・・


記事上では4月も終盤、いよいよ超長期のゴールデンウィークの10連休に差しかかり、世の中がそわそわとしている時期に私はやはり、製材所と山なのであります。
前回の研修の山を離れ、また走ること200km。
最初に訪ねたのは、私がいつも材をお願いしている製材です。
今後の相談や乾燥原板の様子を確認するべく、寄らせてもらいました。


弊社にて定番の高樹齢杉柾無垢フローリングや同じく赤身勝ち浮造りフローリングなどの原板が積んであります。
これでも現在はかなり少ない方。
なんせ天然乾燥で、機械窯に入らないので乾燥時間と場所が必須で、たくさん置いておかないと乾燥が間に合わないので、お見せするのはごく一部。

驚きの視察 4

さらに、この中から再度選別して浮造りフローリングの基準に満たないものは、普及品の埋め節フローリングとして加工されるのだから、浮造り品がどれだけの手間と選別を経ているか、少しはお分かり頂けるでしょうか。
製材されてから乾燥機に入り、出て来るとすぐに商品にできるものと、山で寝転がしておく「葉枯らし」から始まり、製材してからの選別天然乾燥、そしてさらに選別をして養生乾燥、そしてやっと加工して製品になる。
この時間と場所は、如実に価格に反映しますが一生使うフローリングに対して、この差を追及できるのはある意味貴重で贅沢ですが、普及品とはさして驚くような価格差ではありません。

だから、私は「杉の割には高い!」というお言葉を受け止めながら、このスギ材を推しているのです!
もちろん、他のスギ製品とは原木からして違うんですけどね・・・(笑)。

驚きの視察 6


山の事を考えるときに、最初に立ちはだかるのがスギの利用方法でしょう。
写真のスギは、近年では「太いのに価格を高く買ってもらえない」部類のもの。
大きく太いものには価値があると思いたいのですが、市場の需要が求めていないのも一つの理由。

小さな丸太の製材が中心になっていると、大きな丸太は製材できません。小は大を兼ねませんね。
それに、小さな丸太は量を出荷すれば製材用木材にならなくてもお金になるシステムがありますから、なんなら大きな丸太もそちらに出荷した方がお金になることが多いので、本来は巷で言われる「間伐材利用」でイメージする小径木の活用を考えるべきですが、私はそちらを考える為に先ず、安定的に出荷されるも売れにくい貴重な大径木を、価値ある価格にて提供すべく上記の様な製品作りにこだわっています。 


その想いは、次に向かう山でさらに複雑に大きくなるのです・・・・


 
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